JP4924340B2 - 印刷装置、印刷方法および印刷プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法および印刷プログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、印刷方法および印刷プログラムに関し、特に印刷を実行させるための印刷データを印刷ソースに基づいて生成する印刷装置に関する。
写真画像データなどを印刷する場合、当該写真画像データが割り付けられた写真画像領域外に余白領域が生成される。この余白領域についても写真画像領域と同様に色変換処理とハーフトーン処理を行うと、当該余白領域についても理想的な白色となるようにインクによる着色がなされる場合がある。印刷用紙の紙地の色と、写真画像データに含まれる白色が真に意味する色が相違しており、その相違を解消するために白色の領域についてもインクによる着色をする場合があるからである。これにより、精度のよいカラーマッチングを実現することができる。しかしながら、余白領域についてもインクによる着色がなされると、インクを無駄に消費している印象をユーザーに与えるという問題が生じることとなる。
このような問題に対して、色変換処理の段階で、色変換対象の画素が余白領域のようなドローデータに由来するものであるか、写真画像領域のようなイメージデータに由来するものであるかを判別し、それぞれについて異なる色変換を実施するもが提案されている(特許文献1、参照。)。当該文献では、描画コマンドに基づいてレンダリングを行う際に、レンダリング後の各領域がドローデータに由来するものであるか、イメージデータに由来するものであるかを特定する管理画素データを予め作成している。そして、レンダリング後の色変換処理において、上記管理画素データを参照して各画素に適した色変換処理を行うようにしている。このようにすれば、余白領域のようなドローデータに由来する領域の白色についてはインクを使用させないような色変換処理を実施することも可能である。
特開2001−111814号公報
しかしながら、レンダリングを行うレンダラに対して管理画素データを生成するように手を加えることができない場合があり、上述した文献のような手法が適用でないという問題があった。具体的には、レンダラがオペレーティングシステム等のプリンタドライバ以外の機能によって提供される場合には、プリンタドライバがレンダリング処理に介入することができず、上述した管理画素データを作成させることができないという問題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、レンダラに特別な処理をさせることなく白色の由来を識別することができる印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムを提供しようとするものである。
本発明の印刷装置では、二重化手段は余白領域に所定の色で着色する指示を受けた場合に単一の印刷ソースから生成したスプールファイルを二重化する。例えば、上記スプールファイルを生成し、当該スプールファイルをコピーすることにより二重化することができる。レンダリング手段は、二重化された上記スプールファイルの一方を描画することにより印刷イメージを生成する。上記レンダリング手段は入力された上記スプールファイルを描画すればよいため、実質的には上記レンダリング手段が特別な処理を行う必要はない。ハーフトーン手段は、他方の上記スプールファイルを上記レンダリング手段とは異なる手法によって描画することにより、上記印刷イメージにおけるオブジェクトのうち白である領域についてもオブジェクトが存在する領域であると示す第1位置データを生成する。そして、上記印刷イメージの全領域のうち、上記第1位置データに基づいて特定したオブジェクト存在領域についてハーフトーン処理を行う。すなわち、ハーフトーン処理の対象を上記印刷イメージの全領域のうちのオブジェクト存在領域に限定し、それ以外の領域についてはハーフトーン処理を行わないようにする。従って、上記第1位置データが示す上記オブジェクト存在領域以外の領域については色材による着色を回避させることができる。印刷データ生成手段は、上記ハーフトーン手段が生成したハーフトーンデータに基づいて上記印刷データを生成する。
また、第1位置データを生成する具体的手法として、上記スプールファイルに基づいて黒キャンバス上に描画を行い、当該黒キャンバスを白黒反転させた反転画像に対して上記スプールファイルに基づく描画を透過モードで行うようにしてもよい。このようにすれば、上記第1位置データにおいてオブジェクトが存在する領域を白以外の色で表現しつつオブジェクトが存在しない領域を白で表現することができ、オブジェクトが存在するか否かを容易に判別することができる。
また、上記第1位置データは上記印刷イメージとは独立して描画を行うことにより生成されており、上記印刷イメージとの間でオブジェクトの位置に誤差が生じる可能性がある。これに対して、上記レンダリング手段が生成した上記印刷イメージに基づいて第2位置データを生成し、上記第1位置データと上記第2位置データの双方に基づいて特定したオブジェクト存在領域についてハーフトーン処理を行うようにしてもよい。上記第2位置データは上記印刷イメージから生成されているため、オブジェクトの位置に関して正確である。従って、上記第1位置データに基づく位置判定の不正確さを上記第2位置データによって解消することができる。
さらに、上記二重化手段が上記スプールファイルの二重化を行わず上記スプールファイルが単一である場合において、上記第2位置データのみを使用して、上記ハーフトーン手段が上記印刷イメージのうち白でない領域についてのみハーフトーン処理を行うようにしてもよい。このようにハーフトーン処理を切り換えることにより、印刷画像における白色の表現の仕方をユーザーの希望に沿わせることができる。
さらに本発明の技術的思想は、印刷装置において行われる印刷方法においても具現化されることはいうまでもない。また、当該印刷方法を実現するための印刷プログラムをコンピュータに読み込ませ、所定の機能を実行させることにより、コンピュータを用いて実現することも可能である。さらに、上述した印刷装置や印刷方法や印刷プログラムを一部に有する他の装置や方法やプログラムにおいても、本発明の技術的思想を具現化することができる。例えば、上述した印刷装置の各手段を含むスキャナ付きプリンタにおいても本発明の効果を得ることができる。また、上述した印刷装置や印刷方法や印刷プログラムが有する手段や工程や機能が複数の装置において分担されて実現されるものであってもよい。例えば、複数の機能がネットワークを介して接続された複数のコンピュータによって実現されてもよい。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)印刷装置の構成:
(2)印刷処理:
(2−1)白地へのかぶり効果をオン(全面)にするときの処理:
(2−2)白地へのかぶり効果をオンにするときの処理:
(2−3)白地へのかぶり効果をオフにするときの処理:
(3)変形例:
(1)印刷装置の構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷装置の一部を構成するコンピュータの構成を示している。同図において、コンピュータ10はCPUとRAMとROMとからなる制御部11とハードディスクドライブ(HDD)12とUSBインターフェース(I/F)13と入力インターフェース(I/F)14とビデオインターフェース(I/F)15とバス16とから構成されている。バス16によって、制御部11とHDD12とUSBI/F13と入力I/F14とビデオI/F15との間でデータが送受信可能となっている。USBI/F13にはプリンタ20が接続され、入力I/F14にはキーボード30aとマウス30bが接続されている。ビデオI/F15には、ディスプレイ40が接続されている。HDD12にはオペレーティングシステムOSやプリンタドライバPDやアプリケーションAPLを実行するためのプログラムデータ12aが記憶されており、制御部11のCPUがプログラムデータ12aを読み出してRAM上に展開しつつオペレーティングシステムOSやプリンタドライバPDやアプリケーションとしての一般プログラムGPに相当する演算を実行する。
制御部11においてはオペレーティングシステムOSが実行されており、オペレーティングシステムOS上でプリンタドライバPDと一般プログラムGPが実行されている。オペレーティングシステムOSは、各プログラムが共通して使用可能なAPIを有しており、そのひとつとしてプリントシステムPSを提供している。プリントシステムPSは、スプーラPS1とレンダラPS2とUI部PS3とから構成されている。スプーラPS1は、例えばワープロソフト等の一般プログラムGPから指示された印刷ソースISを、描画コマンドを含むスプールファイルSFに変換してスプールする機能を実行する。レンダラPS2はスプールファイルSFの描画コマンドに基づいて描画(レンダリング)を行うことにより印刷ソースISに対応したビットマップデータ(印刷イメージID)を生成する機能を実行する。プリンタドライバPDは、二重化部(手段)PD1と色変換部PD2とハーフトーン部(手段)PD3と印刷データ生成部(手段)PD4と指示受付部PD5から構成されている。
二重化部PD1は、スプーラPS1が生成したスプールファイルSFがレンダラPS2に受け渡される際に、当該スプールファイルSFをコピーして二重化する機能を実行する。色変換部PD2は、レンダラPS2が生成した印刷イメージIDをHDD12に記憶されたルックアップテーブル(LUT:Look Up Table)12bを参照して色変換する。本実施形態のプリンタ20は、シアン(C)マゼンタ(M)イエロー(Y)ブラック(K)のインクを使用して印刷を行うものであり、印刷イメージIDはCMYKインク量のビットマップデータに色変換されることとなる。ハーフトーン部PD3は、第1位置データ生成部PD3aと第2位置データ生成部PD3bとオブジェクト存在領域特定部PD3cとハーフトーン処理部PD3dとから構成されている。第1位置データ生成部PD3aはスプールファイルSFの描画コマンドに基づいて所定の方法で描画することにより第1位置データPOIを生成する機能を実行する。第2位置データ生成部PD3bは印刷イメージIDに基づいて第2位置データSOIを生成する機能を実行する。オブジェクト存在領域特定部PD3cは、第1位置データPOIと第2位置データSOIの各ラスタをスキャンすることにより、オブジェクト存在領域を特定する処理を行う。また、指示受付部PD5が所定の指示を受け付けた場合には第2位置データSOIのみに基づいてオブジェクト存在領域を特定する処理を行う。ハーフトーン処理部PD3dは、印刷イメージIDにおけるオブジェクト存在領域、または、印刷イメージIDの全体についてハーフトーン処理を行う。これによりハーフトーンデータが生成される。なお、ハーフトーン処理の手法として、ディザ法や誤差拡散法を適用することができる。印刷データ生成部PD4は、ハーフトーンデータに対してマイクロウィーブ処理等を実行することによりプリンタ20が解釈可能な印刷データに変換する機能を実行する。以上の各ソフトウェア構成が実行する処理の内容については、印刷処理の説明で詳述する。
図2は、プリンタ20の内部構成を概念的に示した説明図である。プリンタ20には、全体の動作を制御する制御回路21と、印刷用紙上に画像を印刷するための印刷キャリッジ22と、印刷キャリッジ22を主走査方向に移動させる機構と、印刷媒体の紙送りを行うための機構などが搭載されている。印刷キャリッジ22は、Kインクを収納するインクカートリッジ22a1と、Cインク、Mインク、Yインクの各種インクを収納するインクカートリッジ22a2と、底面側に設けられた印字ヘッド22bなどから構成されており、印字ヘッド22bには、インク滴を吐出するインク吐出ヘッド22b1〜22b4がインク毎に設けられている。印刷キャリッジ12にインクカートリッジ22a1,22a2を装着すると、カートリッジ内の各インクは図示しない導入管を通じて、各色のインク吐出ヘッド22b1〜22b4に供給される。
印刷キャリッジ22を主走査方向に移動させる機構は、印刷キャリッジ22を駆動するためのキャリッジベルト23aと、キャリッジベルト23aに動力を供給するキャリッジモータ23bと、キャリッジベルト23aに絶えず適度な張力を付与しておくための張力プーリ23cと、印刷キャリッジ22の動きをガイドするキャリッジガイド23dと、印刷キャリッジ22の原点位置を検出する原点位置センサ23eなどから構成されている。後述する制御回路21の制御の下でキャリッジモータ23bを回転させると、回転角度に応じた距離だけ印刷キャリッジ22を主走査方向に移動させることが可能である。また、キャリッジモータ23bを逆回転させれば、印刷キャリッジ22を逆方向に移動させることも可能となっている。印刷用紙の紙送りを行うための機構は、印刷用紙を裏面側から支えるプラテン24aと、プラテン24aを回転させて紙送りを行う紙送りモータ24bなどから構成されている。後述する制御回路21の制御の下で紙送りモータ24bを回転させることで、回転角度に応じた距離だけ印刷用紙を副走査方向に紙送りすることが可能となっている。
制御回路21は、CPUを中心として、ROMや、RAM、デジタルデータをアナログ信号に変換するD/A変換器、さらには、周辺機器との間でデータのやり取りを行うための周辺機器インターフェースPIFなどから構成されている。制御回路21は、キャリッジモータ23bおよび紙送りモータ24bを駆動して印刷キャリッジ22の主走査および副走査を行いながら、各色のインク吐出ヘッド22b1〜22b4に駆動信号を供給してインク滴を吐出させる制御も行っている。インク吐出ヘッド22b1〜22b4に供給する駆動信号は、コンピュータ10によって生成された印刷データに基づいて生成する。制御回路21の制御の下で、印刷キャリッジ22を主走査および副走査(紙送り方向。図2を参照のこと)させながら、インク吐出ヘッド22b1〜22b4からインク滴を吐出して印刷用紙上に各色のインクドットを形成することによって、印刷用紙上にカラー画像を印刷することが可能となっている。
(2)印刷処理
図3は、印刷処理の流れを示している。ステップS100において、コンピュータ10の制御部11が実行する一般プログラムGPがユーザーからの印刷要求を受ける。例えば、ワープロソフトにおいてプリントボタンを押した場合に印刷要求が受け付けられる。ステップS110においては、オペレーティングシステムOSが提供するプリントシステムPSのUI部PS3がディスプレイ40に印刷条件を設定するためのUI画面を表示させるとともに、キーボード30aとマウス30bを介してユーザーの操作を受け付ける。このUI画面は基本的にはプリントシステムPSのUI部PS3によって提供されるが、プリンタ20固有の設定項目についてはプリンタドライバPDの指示受付部PD5によって提供される。
図4は、ステップS110において表示されるUI画面を示している。同図において、印刷に使用するためのプリンタ20を指定するための項目等が設けられており、最下部に”白地にかぶり効果を与える”か否かの設定を受け付けるための項目が設けられている。この項目は、プリンタドライバPDの指示受付部PD5によって提供されており、具体的に”オフ”と”オン”と”オン(全面)”のいずれかを指示することが可能となっている。ステップS110にてプリントボタンのクリックが検出されると、ステップS120において、クリック検出時の設定内容をプリントシステムPSのUI部PS3およびプリンタドライバPDの指示受付部PD5が取得する。ステップS130においては、スプーラPS1が一般プログラムGPから例えば文書や写真画像データ等の印刷ソースISを取得し、ステップS120にて取得した各種設定に基づいてスプールファイルSFを生成する。次のステップS140においては、ステップS120にて取得した”白地にかぶり効果を与える”か否かの設定に基づいて以降の処理を分岐させ、ハーフトーン処理部PD3dにそれぞれ異なる3つのモードのハーフトーン処理を実行させる。
(2−1)白地へのかぶり効果をオン(全面)にするときの処理
図5は、白地へのかぶり効果をオン(全面)とするようユーザーによって指示された場合のデータの流れを模式的に示している。ステップS150においては、スプーラPS1が後段のレンダラPS2にスプールファイルSFを出力する。次のステップS160においては、レンダラPS2がスプールファイルSFに含まれる描画コマンドおよびステップS120にて取得した設定情報に基づいて描画を行うことにより各画素の色が所定の色空間で表現された印刷イメージIDを生成する。本実施形態においては256階調のRGB色空間で各画素の色が表現された印刷イメージが生成されるものとする。すなわち、レンダラPS2が行う描画においては、まず白色R=G=B=255のキャンバスを用意し、当該キャンバスに描画コマンドに基づき各オブジェクトを配置していく。ステップS170においては、印刷イメージIDをプリンタドライバPDの色変換部PD2に受け渡し、色変換部PD2がLUT12bを参照して印刷イメージIDを色変換する。これにより、プリンタ20のインク吐出ヘッド22b1〜22b4に吐出させるCMYKインク量で各画素の色が表現された印刷イメージIDを得ることができる。
図6は、本実施形態で色変換部PD2が参照するLUT12bを示している。同図において、LUT12bでは色空間を全体的に網羅する各グリッドについてRGB値とCMYK値の対応関係が規定されている。ここで、RGB色空間において白色を示すR=G=B=255に対応付けられたCMYK値はC=M=Y=K=0となっておらず、CMについて小さい値(C=M=1,Y=K=0)が対応付けられている。CMYK値は印刷段階においてインク吐出ヘッド22b1〜22b4が吐出させるCMYKインク量を意味しており、C=M=Y=K=0となる画素についてはいずれのインクも吐出されないことを意味する。すなわち、C=M=Y=K=0となる画素については、印刷用紙の紙地の白色がそのまま印刷結果として現れることとなる。これに対して、RGB色空間において白色を示すR=G=B=255には、CMについて小さい値(C=M=1,Y=K=0)を有するCMYK値が対応付けられているため、RGB色空間において白色を示す画素がわずかなCMインクを使用して表現されることとなる。つまり、RGB色空間における白色を、印刷用紙の紙地の色そのもので表現せず、わずかなCMインクを使用して表現することとしている。地色がわずかに黄みがかっている印刷用紙に対して印刷を行う場合には、地色にCMインクをわずかに混色させることにより、地色よりも真の白色に近い色を表現することができる。本実施形態のLUT12bは、地色がわずかに黄みがかっている印刷用紙に対して印刷を行う場合を想定して作成されたものであり、RGB色空間において白色を印刷用紙の地色よりも白色らしい色で表現することができる。これにより、色の正確性に優れた印刷を実現することができる。
ステップS180においては、印刷イメージIDをハーフトーン部PD3のハーフトーン処理部PD3dが取得し、ハーフトーン部PD3が印刷イメージIDの全体についてハーフトーン処理を実行する。これにより、各画素についてプリンタ20のインク吐出ヘッド22b1〜22b4がインクを吐出させるか否かを規定したハーフトーンデータHDを得ることができる。ステップS190においては、ハーフトーンデータHDを印刷データ生成部PD4に受け渡し、印刷データ生成部PD4がハーフトーンデータHDに対してマイクロウィーブ処理等を行うことにより印刷データPDを生成する。ステップS200においては、印刷データPDがプリンタ20に出力され、プリンタ20が印刷データPDに基づく印刷を実行させる。
図7は、白地へのかぶり効果をオン(全面)としたときの印刷結果の例を示している。同図において、オブジェクトとしてのCG[Computer Graphics]を中央に割り付けた印刷ソースISについての印刷結果を示している。なお、当該CGにおいては、白色(RGB色空間においてR=G=B=255)の背景の中央に赤色で塗りつぶされた円が描画されているものとする。また、当該CGの外側の領域は何らオブジェクトが存在しない余白領域となっている。ステップS160においてレンダラPS2がRGB色空間の印刷イメージIDを生成した段階では、CG内の背景およびCGの外側の余白領域に属する全画素がRGB色空間において白色を示すR=G=B=255で表されていることとなる。ステップS170において色変換部PD2がLUT12bを参照して印刷イメージIDを一様に色変換しているため、CG内の背景およびCGの外側の余白領域がいずれもC=M=1,Y=K=0のCMYK値を有する画素に色変換されることとなる。次のステップS180においては、ハーフトーン処理部PD3dが印刷イメージIDの全体について一様にハーフトーン処理を実行するため、CG内の白色背景およびCGの外側の余白領域においてCMインクを吐出する画素が0でない確率で発生することとなる。従って、図7において黒点で示すようにCG内の背景およびCGの外側の余白領域においてCMインクのドットが点在することとなる。すなわち、白色で表現されるべき領域に、わずかなインクがかぶった状態となる。このようなかぶり効果は、CGの内外(CG内の背景およびCGの外側の余白領域)を問わず全体に及ぶこととなり、余白領域を含めて白色の正確なカラーマッチングを実現することができる。なお、CG内の白色背景およびCGの外側の余白領域には同様のハーフトーン処理がなされるため、実際には破線で示す境界は視認できず、CG内の白色背景とCGの外側の余白領域との区別はつかない。
(2−2)白地へのかぶり効果をオンにするときの処理
図8は、白地へのかぶり効果をオンとするようユーザーによって指示された場合のデータの流れを模式的に示している。ステップS210においては、スプーラPS1が後段のレンダラPS2にスプールファイルSFを出力する。このとき、プリンタドライバPDの二重化部PD1がスプールファイルSFを取得し、スプールファイルSFをコピーする。もとのスプールファイルSFはそのままレンダラPS2に出力される。コピーされたスプールファイルSFには、コピーされたものである旨のフラグが添付されRAMに記憶される。レンダラPS2に出力されたスプールファイルSFについては、ステップS220において、上述したステップS160と同様にレンダリングが行われ、RGB色空間の印刷イメージIDが生成されることとなる。ステップS230においては、レンダリング後のRGB色空間の印刷イメージIDを第2位置データ生成部PD3bが取得し、当該印刷イメージIDに基づいて第2位置データSOIを生成する処理を実行する。
図9は、図7に示したものと同様の印刷ソースISについて第2位置データSOIを生成する処理の手順を模式的に示している。まず、印刷イメージIDのコピーを作成し、当該コピーした印刷イメージIDを256階調のグレースケールのビットマップデータに変換する。印刷イメージIDの各画素はRGB値で表されるため、当該RGB値を輝度Yに変換(Y=0.3×R+0.59×G+0.11×B)する。そして、変換した輝度Yが255(白であるか)か否かによって2値化することによって、2値階調の第2位置データSOIを生成する。ここで、印刷イメージIDにおいてオブジェクトが存在していない領域は白キャンバス(R=G=B=255)のままであるため、輝度Yも白を示す255となる。従って、基本的には、オブジェクトが存在する領域(黒で図示)と、オブジェクトが存在しない領域(白で図示)とが2値階調によって識別可能な2値階調の第2位置データSOIが生成されることとなる。しかし、オブジェクト中に存在するに白についても、オブジェクトが存在しない領域と同様に白い画素に2値化されるため、完全には識別することはできない。例えば、CG内の白色背景の部分については、オブジェクトとしてのCG内であるにもかかわらず白に2値化されており、CG外の領域との識別が不可能となっている。ステップS240においては、コピー元の印刷イメージIDをプリンタドライバPDの色変換部PD2に受け渡し、ステップS170と同様に色変換を実行する。
一方、ステップS210にてコピーされたスプールファイルSFは、ステップS250においてハーフトーン部PD3に出力される。ハーフトーン部PD3は、スプールファイルSFのフラグを解析し当該スプールファイルSFが二重化されたものであると認識する。コピーしたスプールファイルSFは第1位置データ生成部PD3aに受け渡され、ステップS250にて当該スプールファイルSFに基づいて第1位置データPOIを生成する第1位置データ生成処理が実行される。
図10は、図7に示したものと同様の印刷ソースISについて第1位置データPOIを生成する処理の手順を模式的に示している。第1位置データ生成処理においては、256階調のグレースケールのキャンバスを、すべて黒(輝度Y=0)の画素で塗りつぶした黒キャンバスを用意し、当該黒キャンバスに対してスプールファイルSFに含まれる描画コマンドに基づき描画を行う。オブジェクトは、RGB値で表されるため、当該RGB値を輝度Yに換算しながら描画を行っていく。なお、オブジェクトが有する輝度Yを輝度yと表記するものとする。黒キャンバス上に描画を行うことにより、オブジェクトが存在する領域はオブジェクトが有する輝度(Y=y)となり、オブジェクトが存在しない領域は黒(Y=0)のままとなる。次に、黒キャンバスに描画されたイメージを白黒反転させる。これにより、オブジェクトが存在する領域は、オブジェクトが有する輝度yを白黒反転した輝度(Y=255−y)となり、オブジェクトが存在しない領域は白(Y=255)となる。白黒反転した反転画像が得られると、さらに当該イメージに対してスプールファイルSFに含まれる描画コマンドに基づき、再度、描画を行う。このときの描画は透過モードとする。
これにより、オブジェクトが存在しない領域は白(Y=255)のままとなる。一方、オブジェクトが存在する領域の輝度Yは、描画前の輝度(Y=255−y)とオブジェクトの輝度(Y=y)とを透過率に応じた重みによって線形結合した値となる。ここで、描画前の輝度(Y=255−y)とオブジェクトの輝度(Y=y)が双方ともY=255となることはあり得ないため、透過モードで描画した後のオブジェクトが存在する領域の輝度Yは255よりも小さい(白でない)輝度Yを有することとなる。最後に、輝度Yが255(白であるか)か否かによって2値化することによって、オブジェクトが存在する領域(黒く図示)と、オブジェクトが存在しない領域(白く図示)とが2値階調によって識別可能な第1位置データPOIを生成する。第1位置データPOIにおいては、オブジェクト中の白(CG内の白色背景)についても、オブジェクトが存在する領域であると識別することができる。本実施形態においては、第2位置データSOIと第1位置データPOIを順次生成するようにしたが、第2位置データSOIと第1位置データPOIはそれぞれ二重化されたスプールファイルSFをもとに独立して生成されるため、第2位置データSOIと第1位置データPOIを生成する処理を並行して行うことができる。ステップS260においては、オブジェクト存在領域特定部PD3cが第1位置データPOIと第2位置データSOIとを取得し、これらに基づいてオブジェクト存在領域を特定する。
図11は、ステップS250においてオブジェクト存在領域を特定する様子を説明している。同図においては、第1位置データPOIと第2位置データSOIにおいて共通する位置(図9と図10においてCGの中央を貫通するX1の位置)のラスタが図示されている。ステップS260においては、第1位置データPOIと第2位置データSOIの少なくとも一方がオブジェクト存在すると示す領域を最終的なオブジェクト存在領域であると特定する。従って、第2位置データSOIではオブジェクトが存在しないと示されるCG内の白色領域も、第1位置データPOIがオブジェクトが存在すると示すことをもって、オブジェクト存在領域であると特定されることとなる。第1位置データPOIは、オブジェクト内の白色領域についてもオブジェクトが存在するということが識別できるため、基本的には第1位置データPOIが採用されることとなる。第2位置データSOIは実際に印刷を行う印刷イメージIDに基づいて生成されているのに対して、第1位置データPOIは独自にレンダリングを行って生成したものであるため、第1位置データPOIは位置精度に関して第2位置データSOIよりも劣ることとなる。従って、第2位置データSOIも使用してブジェクト存在領域の位置精度を確保するとともに、できるだけ漏れがなくオブジェクト存在領域が検出できるようにすることができる。
以上のようにして、オブジェクト存在領域の特定が完了すると、ステップS270においてハーフトーン処理部PD3dが印刷イメージIDに対してハーフトーン処理を実行する。なお、印刷イメージIDは、ステップS240においてCMYK色空間に色変換されたものである。ステップS270におけるハーフトーン処理においては、ステップS260にて特定されたオブジェクト存在領域についてのみハーフトーン処理を行い、それ以外の領域についてはCMYKの各インクについてインクを吐出させない階調を付与する。このようにすることにより、ハーフトーン処理の範囲を絞ることができ、処理の高速化を図ることができる。ハーフトーン処理が完了すると、ステップS190,S200において印刷データPDの生成を行い、プリンタ20が印刷データPDに基づく印刷を実行させる。
図12は、白地へのかぶり効果をオンとしたときの印刷結果の例を示している。ステップS240において色変換部PD2がLUT12bを参照して印刷イメージIDを一様に色変換した段階では、CG内の背景およびCGの外側の余白領域がいずれもC=M=1,Y=K=0のCMYK値を有する画素に色変換されることとなる。しかしながら、ステップS270でハーフトーン処理部PD3dがオブジェクト存在領域についてのみハーフトーン処理を行い、それ以外の領域については強制的にインクを吐出させない階調を付与しているため、CG内の背景にCMインクのドットを点在させ、CGの外側の余白領域において一切インクドットが形成させないようにすることができる。すなわち、オブジェクトの内部において白色で表現されるべき領域に限り、わずかなインクがかぶった状態とすることができる。従って、CGの内部については白色の正確なカラーマッチングを実現するとともに、CGの内部については紙地の白を活かし、インク消費量や粒状感を抑えることができる。
(2−3)白地へのかぶり効果をオフにするときの処理
図13は、白地へのかぶり効果をオフとするようユーザーによって指示された場合のデータの流れを模式的に示している。ステップS280においては、スプーラPS1が後段のレンダラPS2にスプールファイルSFを出力する。次のステップS290においては、ステップS160と同様に、レンダラPS2がスプールファイルSFに含まれる描画コマンドおよびステップS120にて取得した設定情報に基づいて描画を行うことにより各画素の色がRGB色空間で表現された印刷イメージIDを生成する。ステップS300においては、レンダリング後のRGB色空間の印刷イメージIDを第2位置データ生成部PD3bが取得し、当該印刷イメージIDのコピーに基づいて第2位置データSOIを生成する第2位置データ生成処理を実行する。なお、ここにおける第2位置データ生成処理も上述したステップS230と同様である。従って、図9に示したものと同様の第2位置データSOIが生成されることとなる。
ステップS310においては、コピー元の印刷イメージIDをプリンタドライバPDの色変換部PD2に受け渡し、ステップS170,S240と同様に色変換を実行する。ステップS320では、色変換によって得られたCMYK色空間の印刷イメージIDに対してハーフトーン処理部PD3dがハーフトーン処理を実行する。ステップS320におけるハーフトーン処理においては、第2位置データSOIがオブジェクトが存在すると示す領域(厳密には印刷イメージIDのうち白でない領域)についてのみハーフトーン処理を実行し、それ以外の領域についてはCMYKの各インクについてインクを吐出させない階調を付与する。ここでも、ハーフトーン処理の範囲を絞ることができ、処理の高速化を図ることができる。ハーフトーン処理が完了すると、ステップS190,S200において印刷データPDの生成を行い、プリンタ20が印刷データPDに基づく印刷を実行させる。
図14は、白地へのかぶり効果をオフとしたときの印刷結果の例を示している。ステップS320においては、第2位置データSOIがオブジェクトが存在すると示す領域(印刷イメージIDのうち白でない領域)についてのみハーフトーン処理部PD3dがハーフトーン処理を行い、それ以外の領域については強制的にインクを吐出させない階調を付与しているため、CG内の白色背景およびCG外の余白領域において一切インクドットが形成されないようにすることができる。すなわち、オブジェクトの内部において白色で表現されるべき領域およびオブジェクト外の余白領域の双方について、インクがかぶらない状態とすることができる。従って、紙地の白色を活かした印刷を実現することができる。
(3)まとめ
以上説明したように、本実施形態においては、白地へのかぶり効果をオン(全面)にするモードと、白地へのかぶり効果をオンにするモードと、白地へのかぶり効果をオフにするモードの3種類のハーフトーンをユーザーの指示に基づいて実行させることができる。白地へのかぶり効果をオンにするモードにおいては、レンダリング後の印刷イメージIDに含まれる白色がオブジェクト内のもの(オブジェクトに由来するもの)であるかオブジェクト外のもの(オブジェクトに由来しないもの)であるかを識別し、オブジェクト外の白色のみのかぶり効果をオフさせることができる。印刷イメージIDに含まれる白色がオブジェクト内のものであるかオブジェクト外のものであるかを識別するにあたっては、二重化されたスプールファイルSFに基づいてハーフトーン部PD3が独自に生成した第1位置データPOIを使用する。このとき、プリントシステムPSのレンダラPS2は、もとのスプールファイルSFに基づいてレンダリングを行えばよく、特別な処理を行う必要はない。従って、レンダラPS2に手を加えることなく、印刷イメージIDに含まれる白色がオブジェクト内のものであるかオブジェクト外のものであるかを識別することができる。ただし、第1位置データPOIは二重化されたスプールファイルSFに基づいて独自に生成されるため、レンダラPS2がレンダリングした印刷イメージIDとの間で位置のずれが生じる場合も考えられる。これに対して、印刷イメージIDに基づいて生成した第2位置データSOIも使用してオブジェクト存在領域を特定するようにしたため、オブジェクト存在領域の特定を正確に行うことができる。
コンピュータのブロック構成図である。 プリンタのブロック構成図である。 印刷処理のフローチャートである。 UI画面を示す図である。 白地へのかぶり効果をオン(全面)としたときの印刷処理を示す模式図である。 LUTを示す図である。 白地へのかぶり効果をオン(全面)としたときの印刷結果の例を示す図である。 白地へのかぶり効果をオンとしたときの印刷処理を示す模式図である。 第2位置データSOIを生成する処理の手順を示す模式図である。 第1位置データPOIを生成する処理の手順を示す模式図である。 オブジェクト存在領域を特定する処理を説明する模式図である。 白地へのかぶり効果をオンとしたときの印刷結果の例を示す図である。 白地へのかぶり効果をオフとしたときの印刷処理を示す模式図である。 白地へのかぶり効果をオフとしたときの印刷結果の例を示す図である。
符号の説明
10…コンピュータ,11…制御部,12…HDD,12b…LUT,13…USBI/F,14…入力I/F,15…ビデオI/F,16…バス,OS…オペレーティングシステム,PS…プリントシステム,PS1…スプーラ,PS2…レンダラ,PS3…UI部,PD…プリンタドライバ,PD1…二重化部(手段),PD2…色変換部,PD3…ハーフトーン部(手段),PD4…印刷データ生成部(手段),PD5…指示受付部,GP…一般プログラム,20…プリンタ,21…制御回路,22…印刷キャリッジ,22a1,22a2…インクカートリッジ,22b1〜22b4…インク吐出ヘッド,23a…キャリッジベルト,23b…キャリッジモータ,23c…張力プーリ,23d…キャリッジガイド,23e…原点位置センサ,24a…プラテン,24b…紙送りモータ

Claims (7)

  1. 印刷を実行させるための印刷データを印刷ソースに基づいて生成する印刷装置において、
    余白領域に所定の色で着色する指示を受けた場合に単一の印刷ソースから生成したスプールファイルを二重化する二重化手段と、
    上記スプールファイルの一方を描画することにより印刷イメージを生成するレンダリング手段と、
    他方の上記スプールファイルを上記レンダリング手段とは異なる手法にて描画することにより上記印刷イメージにおけるオブジェクトのうち白である領域についてもオブジェクトが存在する領域であると示す第1位置データを生成するとともに、
    上記印刷イメージの全領域のうち、上記第1位置データに基づいて特定したオブジェクト存在領域についてハーフトーン処理を行うハーフトーン手段と、
    上記ハーフトーン手段が生成したハーフトーンデータに基づいて上記印刷データを生成する印刷データ生成手段とを具備することを特徴とする印刷装置。
  2. 上記ハーフトーン手段は、上記スプールファイルに基づいて黒キャンバス上に描画を行い、当該黒キャンバスを白黒反転させた反転画像に対して上記スプールファイルに基づく描画を透過モードで行うことにより上記第1位置データを生成することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 上記ハーフトーン手段は、
    上記レンダリング手段が描画した上記印刷イメージに基づいて第2位置データを生成するとともに、
    上記印刷イメージの全領域のうち、上記第1位置データと上記第2位置データとに基づいて特定したオブジェクト存在領域についてハーフトーン処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の印刷装置。
  4. 上記ハーフトーン手段は、上記第1位置データと上記第2位置データの少なくともいずれかがオブジェクトの存在を示す領域を上記オブジェクト存在領域であると特定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 上記ハーフトーン手段は、上記二重化手段が上記スプールファイルの二重化を行わないとき、上記印刷イメージのうち白でない領域を上記第2位置データに基づいて特定し、同特定した領域についてハーフトーン処理を行うことを特徴とする請求項3または請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 印刷を実行させるための印刷データを印刷ソースに基づいて生成する印刷方法において、
    所定の場合に単一の印刷ソースから生成したスプールファイルを二重化し、
    上記スプールファイルの一方を描画することにより印刷イメージを生成し、
    他方の上記スプールファイルを上記印刷イメージの描画とは異なる手法にて描画することにより上記印刷イメージにおけるオブジェクトのうち白である領域についてもオブジェクトが存在する領域であると示す第1位置データを生成するとともに、
    上記印刷イメージの全領域のうち、上記第1位置データに基づいて特定したオブジェクト存在領域についてハーフトーン処理を行い、
    上記ハーフトーン処理で生成されたハーフトーンデータに基づいて上記印刷データを生成することを特徴とする印刷方法。
  7. 印刷を実行させるための印刷データを印刷ソースに基づいて生成する機能をコンピュータに実行させるためのコンピュータ読み取り可能な印刷プログラムにおいて、
    余白領域に所定の色で着色する指示を受けた場合に単一の印刷ソースから生成したスプールファイルを二重化する二重化機能と、
    上記スプールファイルの一方を描画することにより印刷イメージを生成するレンダリング機能と、
    他方の上記スプールファイルを上記レンダリング機能とは異なる手法にて描画することにより上記印刷イメージにおけるオブジェクトのうち白である領域についてもオブジェクトが存在する領域であると示す第1位置データを生成するとともに、
    上記印刷イメージの全領域のうち、上記第1位置データに基づいて特定したオブジェクト存在領域についてハーフトーン処理を行うハーフトーン機能と、
    上記ハーフトーン機能にて生成したハーフトーンデータに基づいて上記印刷データを生成する印刷データ生成機能とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な印刷プログラム
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