JP4917808B2 - 画像形成装置及びメッセージ表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)やプリンタ等の画像形成装置に関し、装置本体に着脱可能な消耗部品(ユニット)の寿命或いは交換時期をユーザに報知することができ、かつ報知のタイミングを選択可能にした画像形成装置及びメッセージ表示装置に関する。
従来、画像形成装置として幾つかの方式が知られている。例えばタンデム方式によるカラーレーザプリンタでは、レーザビームで感光体の表面を走査して露光するとともに、静電潜像を作成して現像し、トナー像を形成して用紙に転写するようにしている。感光体ドラムの周囲には帯電器、現像器、転写器等が配置され、現像器にはトナーカートリッジが取り付けられ、トナーが供給されるようになっている。
ところで、トナーカートリッジ等のユニットは、その交換時期を管理してトナー残量が残り少なくなり、カートリッジが使用不可能になる前にユーザに事前に報知する必要がある。例えばトナーの残量を測定し、残量が少なくなった時点でユーザに知らせることで、ユーザはカートリッジの交換を行ったり、在庫を確認し、不足があれば事前に購入を行うことができる。
このような事前表示機能を有する画像形成装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。特許文献1には、交換可能なカートリッジに対してメモリを取り付け、このメモリにカートリッジで作成可能な最大イメージ数を記憶しておき、実際のイメージ作成数をカウントし、予め決められたカウント値に達すると、カートリッジ交換のメッセージを表示し、さらに最大イメージ数に達した時点でプリンタの動作を停止するようにした監視保証方法が記載されている。
しかしながら、単純にイメージ作成数をカウントして寿命を表示するだけでは、ユーザに対して適切な表示を行うことはできない。例えばユーザのコピーボリュームが大きい場合は、事前の表示があった時点から使用不可能になるまでの時間が短く、在庫確認からカートリッジ購入までの余裕がない。逆にコピーボリュームが小さいユーザにおいては、非常に長い期間に渡って事前の表示がされるといった不具合が生じる。
米国特許第4,961,088号
従来の画像形成装置では、トナーカートリッジ等の消耗部品の交換時期を管理するため、例えばトナーの残量を測定したり、特許文献1のように、カートリッジで作成可能な最大イメージ数をメモリに記憶しておき、実際のイメージ作成数をカウントする事で、トナーカートリッジが使用できなくなる前にユーザに表示するようにしているが、ユーザの使用頻度、コピーボリューム等を考慮すると、必ずしも適切な表示手段とは言えず、さらなる改善が求められている。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、消耗部品(ユニット)が使用不可能となる前に、適切なタイミングでユーザに報知できるようにした画像形成装置及びメッセージ表示装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本願発明は、装置本体に着脱可能なユニットを含む画像形成装置であって、前記装置本体内に設けられた画像形成部と;前記ユニットに対応して設けられ、前記ユニットで規定される使用限界を事前に知らせるための複数のニアエンド情報を記憶した記憶媒体と;前記画像形成部の画像形成作業に伴って生成される前記ユニットの実際の使用状況を表す前記画像形成に使用した累積印刷枚数をカウントして得たリアル情報と、前記記憶媒体に記憶された複数のニアエンド情報のうちコピーボリュームを基に操作部によって選択されたニアエンド情報とを比較演算する演算部と;前記演算部による比較演算結果に基いて、前記ユニットの実際の使用状況が前記ニアエンド情報で表される所定の段階に達したときに、前記ユニットの使用限界が近づいている事を示すメッセージを表示可能な表示部と;を具備したことを特徴とする。
また、請求項12記載の本願発明は、装置本体内に画像形成部が設けられ、前記装置本体に着脱可能なユニットを含む画像形成装置のメッセージ表示装置であって、前記ユニットで規定される使用限界を事前に段階的に知らせるための複数のニアエンド情報を記憶媒体に記憶し;前記画像形成部の画像形成作業に伴って生成される前記ユニットの実際の使用状況を表す前記画像形成に使用した累積印刷枚数をカウントして得たリアル情報と、前記記憶媒体に記憶された複数のニアエンド情報のうちコピーボリュームを基に操作部によって選択されたニアエンド情報とを比較演算し;前記比較演算結果に基いて、前記ユニットの実際の使用状況が前記ニアエンド情報で表される所定の段階に達したときに、前記ユニットの使用限界が近づいている事を示すメッセージを表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは消耗部品(ユニット)が使用不可能となる前に、使用限界をユーザが希望した適切なタイミングで事前に知ることができる。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の画像形成装置の一実施形態を示す内部構成図、図2は本発明の画像形成装置の一実施形態を示す制御系を示すブロック図である。尚、以下の説明では、複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)を例に説明するが、プリンタ等、他の画像形成装置にも適用可能である。
図1は、画像形成装置100の機械的構成を主に説明する概略構成図であり、装置本体の中央部に画像形成部であるプリンタ部20を有し、上部に操作部11、表示部12、及びスキャナ部50、原稿送り装置(ADF)51、透明な原稿載置台52を有している。また、画像形成装置100の下部には、給紙部40を有し、さらに画像形成装置100に連結してフィニッシャ60が設けられ、ステイプル等の後処理を行う。
画像形成部を構成するプリンタ部20は、例えばタンデム方式によるカラーレーザプリンタであり、レーザ21からのレーザビームによって感光体を走査して画像を生成する。概略的には、レーザ21からのレーザビームを光学系を介して感光体22に照射し、その表面を走査して露光し、静電潜像を作成して現像し、トナー像を形成して用紙に転写するものである。
感光体ドラム22の周囲には帯電器23,現像器24、転写器25、クリーニング部品26、トナー回収部27等が配置されている。又、現像器24にはトナーカートリッジ28からトナーが供給され、トナーカートリッジ28にはトナーを補給するためのスクリュー29が設けられている。
給紙部40には、各種のサイズ用紙を収容する複数の給紙カセット41,42が備えられており、これら給紙カセット41,42から、用紙Pが搬送ベルト43に送られるようになっている。
フィニッシャ60は、プリンタ部20によってプリントされた用紙が排出された後の処理を行うもので、ステイプラやパンチといった処理を行って排紙トレイ61に排出する。
図2は、画像形成装置100の制御系の構成を示したもので、主制御部10と、プリンタ部20、スキャナ部50を備えている。
主制御部10は、画像形成装置100の全体の動作を制御するシステムコントローラ13を有し、システムコントローラ13には操作部11と表示部12が接続され、さらに演算部14、メモリ15、ハードディスク装置(HDD)16が接続されている。また、メンテナンス時などに開閉するフロントカバーの開閉を検出する検出部17、及び電源部18が設けられている。さらに、LANを介してPC(パーソナルコンピュータ)等の端末との接続を行うネットワークインターフェース19が設けられている。
操作部11は、ユーザによって操作可能であり、印刷部数や、印刷サイズ、片面又は両面印刷等の各種の指示をシステムコントローラ13に入力するものであり、さらにトナーカートリッジ28の使用限界が近づいたときの事前表示のタイミングを選択するものである。
表示部12は、液晶表示パネルやLED等で構成される。また、HDD16は、プリンタ部20によって印刷ファイルに加工されたデータを一時的に記憶可能にしている。
プリンタ部20は、プリンタ制御部31と、レーザ21を制御するレーザ制御部32と、給紙制御部33を有し、前記トナーカートリッジ28のスクリュー29を駆動する駆動部34、及びメモリ35を有している。
プリンタ制御部31は、システムコントローラ13とともにプリンタ部20の動作を制御する。また、レーザ制御部32は、レーザ21を制御するものであり、レーザ21からのレーザビームによって感光体22を走査し画像を生成する際に、レーザの出射をコントロールする。さらに、給紙制御部33は、片面印刷や両面印刷に適した給紙を行う。
スキャナ部50は、スキャナ制御部53と、CCD54を有し、スキャナ制御部53は、システムコントローラ13とともにスキャナ部50の動作を制御する。スキャナ部50は、原稿載置台52に置かれた原稿を露光ランプで照射し、その反射光をCCD54で受光して原稿の画像を読み取り、画像データに変換する。また、ADF51は、原稿台に順次原稿を搬送するものである。
次に、本発明の特徴部であるトナーカートリッジ等のユニットの使用状況を管理して、ユニットの使用限界を事前に報知する事前表示機能について説明する。
尚、上記ユニットは消耗した時点で交換・メンテナンスを要する消耗部品であり、最も交換頻度の高いトナーカートリッジ28を上記ユニットの代表例として説明するが、それ以外に、感光体ドラム22、現像器24、クリーニング部品26、トナー回収部27、定着ローラ等も、消耗期限がきたときにはサービスエンジニア等によって交換・メンテナンスが行われるものであり、これらについても本発明の事前表示機能を適用することができる。
即ち、本発明ではトナーカートリッジ28と主制御部10には、情報を記憶するためのメモリ35、15を備えており、以下の説明では、トナーカートリッジ28のメモリ35をメモリA、本体部のメモリ15をメモリBと呼ぶこともある。
メモリ35は、トナーカートリッジ28に取り付けられており、トナーカートリッジ28を画像形成装置本体に装填したときに、プリンタ制御部31及びシステムコントローラ13と接続され、主制御部10のメモリ15と情報の伝達を行うことができる。或いはメモリ35は、メモリ15と互いに無線通信により情報交換ができるように送受信機能を搭載した1チップのICで構成されている。
さらに主制御部10には、メモリAとメモリBの情報を比較演算する演算部14と、比較演算結果を基にユニットの使用限界が近づいたことを事前に知らせる表示部12と、事前表示のタイミングをユーザが選択するための操作部11が接続されている。
図3はメモリAとメモリBのメモリマップを示しており、メモリAには4つ以上のデータが入力できるように、例えば4つのアドレスA001,A002,A003,A004を有している。一方、メモリBには3つ以上のデータが入力できるように例えば3つのアドレスB001,B002,B003を有している。
メモリAには、トナーカートリッジ28の使用限界を事前に段階的に知らせるための複数のニアエンド情報が予め記憶されている。ニアエンド情報とは、ユニットの使用限界が近づいたときに、限界に近づいていること(ニアエンド)を知らせるための情報である。
例えばトナーカートリッジ28による保証印刷枚数が25k(25000枚)であると仮定した場合、アドレスA001には閾値コード“1”及びそのコードに対応した数値データ22kが書き込まれ、アドレスA002には閾値コード“2”と数値データ23kが書き込まれ、アドレスA003には閾値コード“3”と数値データ24kが書き込まれている。これら数値データがニアエンド情報である。また、アドレスA004には現在の使用枚数が記憶される。トナーカートリッジ28の交換時は使用枚数ゼロであるため、初期値としては0が記憶されている。
アドレスA001に記憶されたデータ22kは、保証印刷枚数25k(使用限界)に対して22k枚が使用されたとき、即ち、残りの使用枚数(トナー・ニアエンプティ)が3000枚になった時点でユーザに事前表示(ニアエンド表示)するためのデータである。同様にアドレスA002に記憶されたデータ23kは、残りの使用枚数が2000枚になった時、アドレスA003に記憶されたデータ24kは、残りの使用枚数が1000枚になった時に、それぞれユーザにニアエンド表示するためのニアエンド情報である。つまり各アドレスの数値をそのままA001,A002,A003としたとき、A001<A002<A003の関係を持たせている。
本発明では、トナーカートリッジ28及びメモリAが画像形成装置に装填されたとき、表示部12に上記した閾値コード1〜3のいずれかを選択するように表示し、ユーザは自己のコピーボューム・使用頻度を考慮していずれのタイミングで事前表示したいかを操作部11の操作によって選択できるようにしている。
一方、メモリBのアドレスB001には、上記した閾値コードの内、どのコードが選択されたかを入力する。例えばコード“1”が選択された場合は1、コード“2”が選択された場合は2、コード“3”が選択された場合は3を入力する。
また、アドレスB002には、選択されたコードに対応してアドレスA001〜A003に記憶された数値データのいずれかが入力される。例えばアドレスB001が“2”であればアドレスA002の数値データ23kがアドレスB002に入力される。上記コードは事前表示のタイミングを指定するニアエンドレベルを示すものであり、この数値は1〜3の範囲でユーザが選択可能である。
さらに、アドレスB003には、アドレスA004のデータが入力される。初期の段階では0が記憶される。このアドレスB003の数値データは使用した印刷枚数等が増加するにしたがって順次累積加算され、このアドレスB003の数値データは、順次アドレスA004に書き込まれる。このアドレスB003の数値データは、トナーカートリッジ28の実際の使用状況を表すリアル情報となる。
こうして、メモリBのアドレスB002とB003のデータを比較し、B003>B002となった時点で、トナーカートリッジ28の使用限界が近づいている事を示すメッセージを表示する。つまり、ここでは選択されたニアエンド情報と実際の使用状況を表すリアル情報が比較されることになる。
したがって、ユーザのコピーボューム・使用頻度を考慮してニアエンドレベルを選択することにより、希望したタイミングで事前表示することができる。さらに、事前表示の後、実際の消耗期限に達した時点(トナー・エンド)でトナーカートリッジ28の使用限界がきたことを表示するようにしている。
図4は、上記した事前表示のための動作フローチャートを示したものである。以下、フローに沿って説明する。
先ず、ステップS1において本体の電源18が投入されるか、又はフロントカバーが閉じられたことを検出部17で検出すると、次のステップS2ではメモリAの有無が確認される。メモリAが存在しない場合にはステップS3に移行しニアエンド表示機能をオフとし、存在が確認された場合のみステップS4に進んでニアエンド表示機能を有効(オン)にする。
ステップS4では、メモリAのアドレスA001〜A003の閾値コード1〜3を選択することにより、ニアエンドレベルが選択され、メモリBのアドレスB001に入力される。ここでは仮にコード“2”が入力されたと仮定する。例えば、画像形成装置の使用頻度が非常に高いユーザ、または消耗部品の入手までに時間がかかるユーザは“1”を選択し、使用頻度が低いユーザ、または消耗部品の入手までに時間がかからないユーザは“3”を選択できる。
次のステップS5では、B001のニアエンドレベルを基にニアエンド情報の数値データをアドレスB002に読み込む。今回は予めB001に“2”を入力しているため、メモリAのアドレスA002の数値データ23kがアドレスB002に読み込まれる。
ステップS6では、さらにメモリAのアドレスA004の数値がメモリBのアドレスB003に読み込まれる。初期の段階では使用枚数が0であるため、0が読み込まれる。その後、画像形成装置が使用される毎にリアル情報が変化し、アドレスB003には実際に使用した印刷枚数が積算される。これはステップS7,S8で示すようにプリントジョブの終了後に枚数が加算され、アドレスB003の数値に加算される。そしてステップS9ではメモリBのアドレスB003のデータがメモリAのアドレス004に書き込まれる。
ステップS10ではアドレスB003とB002のデータが比較され、アドレスB003のデータがB002のデータよりも大きくなった時点、即ち、実際の使用枚数(リアル情報)がB002の数値データ23k(ニアエンド情報)を超えた時点において、ステップS11でトナーカートリッジがニアエンド状態にあること、つまり使用限界が近づいている事を示すメッセージが表示部12になされる。
その後、装置は消耗部品の使用限界が来るまで通常のプリント動作が可能であり、ステップS12でトナーカートリッジ28が使用限界に達したこと、例えばB003の数値が25kに達すると、ステップS13ではトナーカートリッジの交換を要求するメッセージを表示する。或いは、印刷動作を停止しても良い。そしてトナーカートリッジ28の交換が行われる。
こうして、ユニットが使用不可能となる前に事前に表示することができ、しかも事前表示のタイミングをユーザが選択することができる。また、トナーカートリッジ28にメモリ35が設けられているため、ユーザ個人毎、または部門毎にトナーカートリッジ28を管理することが可能となる。
上記した第1の実施形態では、メモリAとメモリBの2つのメモリを使用し、メモリAをトナーカートリッジ28に搭載した例を説明したが、第2の実施形態は、より個人使用の比率が高い画像形成装置や、トナーカートリッジのコストを削減するため、メモリAを削除したものである。
図5は、主制御部10のメモリ15に上記したメモリAに上記メモリBの機能を含ませた例である。即ち、メモリ15には記憶領域aとbを有し、記憶領域aのアドレスa001〜a003には、前述した例と同様に、閾値コード1〜3に対応して数値データ22k、23k、24kがそれぞれ記憶される。これらの数値データは使用するトナーカートリッジ28によって予め設定するもので、アドレスa004には現在の使用枚数が記憶される。
また、この実施形態では、トナーカートリッジ28が画像形成装置に装填されたときに、上記したいずれかの閾値コード1〜3をユーザが選択できるようにしている。この閾値コードはニアエンドレベルを示すもので、操作部11のキー操作により、選択入力可能であり、ユーザは自己のコピーボューム・使用頻度を考慮してどのタイミングで事前表示して欲しいかを操作部11の操作によって選択できる。
一方、記憶領域bのアドレスb001には、上記した閾値コード1〜3の内、選択されたコードを表す数値が入力される。また、アドレスb002には、選択されたコードに対応するアドレスa001〜a003に記憶された数値データのいずれかが入力される。例えばアドレスb001の数値が“2”であればアドレスb002には、アドレスa002の数値データ23kが入力される。
さらに、アドレスb003には、アドレスa004のデータが読み込まれる。初期の段階では0が記憶される。このアドレスb003の数値データは使用した印刷枚数が増加するにしたがって順次累積加算され、このアドレスb003の数値データは、アドレスa004に書き込まれて順次変化する。
こうして、記憶領域bのアドレスb002とb003のデータを比較し、b003>b002となった時点で、ユーザに対してトナーカートリッジ28の使用限界が近づいている事を示すメッセージを表示する。さらに、事前表示の後、実際の消耗期限に達した時点でトナーカートリッジ28の使用限界に到達したことを表示するようにしている。したがって、トナーカートリッジ28にはメモリを設ける必要がないため、コスト削減の効果がある。
また本発明では、種々の変形例が考えられる。例えば、ニアエンドレベルは1〜3の3段階に限らず、適用するユニットに応じて適切な数を用意することができる。また、事前表示を行わないようにする閾値コードを設けても良い。
また、図4のステップS2ではメモリAの存在を判断してニアエンド表示機能をオン・オフさせる例を説明したが、メモリAに製造者や製造日等のID(識別情報)を書き込んでおき、そのIDの有無によって判断しても良い。
さらに、ユニットの使用限度に関連する数値データとして、トナーカートリッジ28を使用したときの印刷枚数を利用する例を説明したが、これに限らず、例えば印刷時のピクセル数のデータや、トナーカートリッジ28のトナー補給用スクリュー29の回転時間のデータを予めメモリAに記憶し、実際の印刷時のピクセル数やトナー補給の回転時間をカウントして比較するようにしても良い。
また、ユニットとしては、トナーカートリッジだけではなく、感光体、定着ローラ、クリーニング部品、現像剤などについても適用できることは言うまでもない。またカラーレーザプリンタの場合は、トナーカートリッジが黒以外に複数色分だけ設けられるため、各色毎にニアエンド表示するようにしても良い。さらに、ユーザ設定により、トナー・エンドに達した場合にネットワークI/F19を介して予め指定した宛先にメールなどで通知するようにしても良い。
上述したように本発明では、ユーザは消耗部品が使用不可能となる前に、それを適切なタイミングで知ることができ、消耗部品の在庫確認や、消耗部品の確保を余裕をもって行うことができる。また、必要以上の長期にわたり事前の表示が行なわれることもなくなる。
尚、以上の説明に限定されることなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内でさらに種々の変形が可能である。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す内部構成図。 同実施形態における制御系を示すブロック図。 同実施形態におけるメモリの動作を説明するためのメモリマップ。 同実施形態における動作説明用のフローチャート。 本発明の画像形成装置の他の実施形態におけるメモリの動作を説明するメモリマップ。
符号の説明
100…画像形成装置
10…主制御部
11…操作部
12…表示部
13…システムコントローラ
14…演算部
15…メモリB
17…フロントカバー開閉検出部
18…電源部
19…ネットワークインターフェース
20…プリンタ部
28…トナーカートリッジ
29…トナー補給用スクリュー
31…プリンタ制御部
35…メモリA
40…給紙部
50…スキャナ部
60…フィニッシャ

Claims (12)

  1. 装置本体に着脱可能なユニットを含む画像形成装置であって、
    前記装置本体内に設けられた画像形成部と、
    前記ユニットに対応して設けられ、前記ユニットで規定される使用限界を事前に知らせるための複数のニアエンド情報を記憶した記憶媒体と、
    前記画像形成部の画像形成作業に伴って生成される前記ユニットの実際の使用状況を表す前記画像形成に使用した累積印刷枚数をカウントして得たリアル情報と、前記記憶媒体に記憶された複数のニアエンド情報のうち印刷ボリュームを基に操作部によって選択されたニアエンド情報とを比較演算する演算部と、
    前記演算部による比較演算結果に基いて、前記ユニットの実際の使用状況が前記ニアエンド情報で表される所定の段階に達したときに、前記ユニットの使用限界が近づいている事を示すメッセージを表示可能な表示部と、
    を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数のニアエンド情報のいずれかをユーザが選択することにより、前記ユニットが使用限界に達する手前で前記メッセージを、表示タイミングを変えて表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記演算部はさらに前記ユニットで規定される使用限界の情報と、前記リアル情報を比較し、前記ユニットの実際の使用状況が使用限界に達したときに前記表示部にその旨を表示するメッセージを生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶媒体は、前記ユニットに設けられ前記複数のニアエンド情報を記憶した第1の記憶媒体と、
    前記装置本体内に設けられ、前記操作部によって選択されたニアエンド情報を取り込んで記憶し、かつ前記画像形成部の画像形成作業に伴って生成される前記ユニットの実際の使用状況を表すリアル情報を記憶可能な第2の記憶媒体と、を含み、
    前記演算部は、前記第2の記憶媒体に記憶した前記ニアエンド情報と前記リアル情報を比較演算し、前記ユニットの実際の使用状況が前記ニアエンド情報で表される所定の段階に達したときに、前記ユニットの使用限界が近づいている事を示すメッセージを前記表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記複数のニアエンド情報は、それぞれ異なるコード情報とともに前記第1の記憶媒体に記憶され、前記操作部によって前記コード情報を指定することにより、前記複数のニアエンド情報のいずれかを選択して前記第2の記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  6. 前記ユニットの使用限界が近づいている事を示すメッセージの表示を、前記第1の記憶媒体の有無によってオン・オフすることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の記憶媒体には、ID情報が記憶され、前記ユニットの使用限界が近づいている事を示すメッセージの表示を、前記ID情報の有無によってオン・オフすることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の記憶媒体は、前記ユニットが前記装置本体に装着されたときに前記第2の記憶媒体と有線または無線で情報の交換ができるようにした通信機能を有することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  9. 前記ユニットは、前記装置本体に着脱可能なトナーカートリッジであって、
    前記第1の記憶媒体に前記トナーカートリッジの使用限界を事前に段階的に知らせるための複数のニアエンド情報を記憶し、
    前記第2の記憶媒体に前記操作部によって選択されたニアエンド情報を取り込んで記憶し、かつ前記トナーカートリッジを使用した実際の画像形成数を表すリアル情報を記憶し、
    前記トナーカートリッジの実際の使用状況が前記ニアエンド情報で表される所定の段階に達したときに、前記トナーカートリッジの使用限界が近づいている事を示すメッセージを前記表示部に表示することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  10. 前記リアル情報は、前記トナーカートリッジの駆動量を基に算出された情報でなることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  11. 前記トナーカートリッジの駆動量は、前記トナーカートリッジに設けられたトナー補給用スクリューの回転数のデータで表されることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 装置本体内に画像形成部が設けられ、前記装置本体に着脱可能なユニットを含む画像形成装置のメッセージ表示装置であって、
    前記ユニットで規定される使用限界を事前に段階的に知らせるための複数のニアエンド情報を記憶媒体に記憶し、
    前記画像形成部の画像形成作業に伴って生成される前記ユニットの実際の使用状況を表す前記画像形成に使用した累積印刷枚数をカウントして得たリアル情報と、前記記憶媒体に記憶された複数のニアエンド情報のうち印刷ボリュームを基に操作部によって選択されたニアエンド情報とを比較演算し、
    前記比較演算結果に基いて、前記ユニットの実際の使用状況が前記ニアエンド情報で表される所定の段階に達したときに、前記ユニットの使用限界が近づいている事を示すメッセージを表示することを特徴とするメッセージ表示装置
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