JP4909943B2 - 固液分離装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る固液分離装置100aでは、懸濁物質を含む原水に複数の種類の吸着剤を供給する吸着剤供給装置2と、原水から、原水中の懸濁物質を吸着したそれぞれ異なる種類の吸着剤を分離する複数の分離槽4、10、16と、各分離槽4、10、16において分離して回収された吸着剤をそれぞれ貯留する複数の吸着剤回収槽6、12、18を備えている。また、各分離槽4、10、16には、それぞれ送水ポンプ1、8、14によって処理対象の原水が流入される流入管3、9、15や、処理された処理水を排出する排出管7、13、19が接続されている。
図3を用いて、本発明の第2の実施形態に係る固液分離装置100bについて説明する。第2の実施形態に係る固液分離装置100bは、図1を用いて上述した第1の実施形態に係る固液分離装置100aと比較して、吸着剤供給装置2に代えて、吸着剤供給装置2bを備え、第1分離槽4に代えて第1分離槽4bを備えている点で異なる。この吸着剤供給装置2bは、原水に吸着剤A、吸着剤B及び吸着剤Cに加えて吸着剤Dを供給する。この吸着剤Dは、吸着剤Cと比較して密度が極めて小さく、原水中で浮上する性質を有する。また、第1分離槽4bは、図4を用いて後述するように、図2に示した第1分離槽4と形状が異なる。
図5を用いて、本発明の第3の実施形態に係る固液分離装置100cについて説明する。第3の実施形態に係る固液分離装置100cは、図1を用いて上述した固液分離装置100aと比較して、第2送水ポンプ8及び第3送水ポンプ14を備えていない点で異なる。また、固液分離装置100cは、固液分離装置100aが備えていた第2流入管9及び第3流入管15を備えず、第1分離槽4から処理水として排出される原水を第1処理水排出管7から第2分離槽10に直接流入し、第2分離槽10から処理水として排出される原水を第2処理水排出管13から第3分離槽16に直接流入している。ここで、第1処理水排出管7の径は第1流入管3より小さく、第2処理水排出管13の径は第1処理水排出管3の径より小さくなっている。
図6を用いて、本発明の第4の実施形態に係る固液分離装置100dについて説明する。第4の実施形態に係る固液分離装置100dは、図1を用いて上述した固液分離装置100aと比較して、第2送水ポンプ8及び第3送水ポンプ14を備えていない点で異なる。また、固液分離装置100dは、第2流入管9及び第3流入管15を備えず、第1分離槽4から処理水として排出される原水を第1処理水排出管7から第2分離槽10に直接流入し、第2分離槽10から処理水として排出される原水を第2処理水排出管13から第3分離槽16に直接流入している。ここで、第2分離槽10の径(断面積)は第1分離槽4の径より小さく、第3分離槽16の径(断面積)は第2分離槽10の径より小さくなっている。
図7を用いて、本発明の第5の実施形態に係る固液分離装置100eについて説明する。第5の実施形態に係る固液分離装置100eは、図1を用いて上述した固液分離装置100aと比較して、第3分離槽16に代えて、磁気分離装置22を備えている点で異なる。
図8を用いて、本発明の第6の実施形態に係る固液分離装置100fについて説明する。第6の実施形態に係る固液分離装置100fは、図1を用いて上述した固液分離装置100aと比較して、第3分離槽16に代えて、膜分離装置23を備えている点で異なる。
図9を用いて、本発明の第7の実施形態に係る固液分離装置100gについて説明する。第7の実施形態に係る固液分離装置100gは、図1を用いて上述した固液分離装置100aのように第2分離槽10及び第3分離槽16は備えず、第1分離槽4のみを備えている。また、第7の実施形態に係る固液分離装置100gは、処理水貯留槽24及び循環ライン25を備えている。図9に示す固液分離装置100gでは、第1分離槽4から排出される処理水を処理水貯留槽24から循環ライン25を介して再び第1分離槽4に流入し、全ての物質が分離できるまで、同様の処理を繰り返す。
図11を用いて、本発明の第8の実施形態に係る固液分離装置100hについて説明する。第8の実施形態に係る固液分離装置100hは、図9を用いて上述した第7の実施形態に係る固液分離装置100gと比較して、吸着剤供給装置2に代えて吸着剤供給装置2bを備え、第1分離槽4に代えて第1分離槽4bを備えている点で異なる。また、この固液分離装置100hは、フロス排出管26及びフロス回収槽27を備えている。この吸着剤供給装置2bは、第2の実施形態で上述した装置であって、吸着剤A乃至吸着剤Cに加え、密度が極めて小さくて浮上性を有する吸着剤D原水に供給する。なお、吸着剤Dは浮上性を有していればいいため、粒径が極めて小さい場合でも同様である。また、この第1分離装置4bは、図4を用いて上述した浮上した吸着剤Dを回収しやすい上部が円錐形の分離装置である。
1…第1送水ポンプ
2,2b…吸着剤供給装置
3…第1流入管
4,4b…第1分離槽
5…第1スラッジ排出管
6…第1吸着剤回収槽
7…第1処理水排出管
8…第2送水ポンプ
9…第2流入管
10…第2分離槽
11…第2スラッジ排出管
12…第2吸着剤回収槽
13…第2処理水排出管
14…第3送水ポンプ
15…第3流入管
16…第3分離槽
17…第3スラッジ排出管
18…第3吸着剤回収槽
19…第3処理水排出管
20…フロス排出管
21…第4吸着剤回収槽
22…磁気分離装置
23…膜分離装置
24…処理水貯留槽
25…循環ライン
26…フロス排出管
27…フロス回収槽
Claims (8)
- 複数種類の懸濁物質が含まれる原水を流入して前記原水に含まれるいずれかの異なる懸濁物質をそれぞれ分離する複数の分離槽が直列に接続される固液分離装置であって、
前記複数種類の懸濁物質が含まれる原水に、異なる密度又は粒径で形成され、前記異なる懸濁物質をそれぞれ吸着する複数種類の吸着剤を供給する吸着剤供給装置を備え、
前記分離槽にはそれぞれ、
流入する前記原水が前記分離槽内で旋回するように、前記分離槽の中心より外側に設置される流入管と、
前記吸着剤供給装置によって供給されたいずれかの前記吸着剤に吸着されて前記分離槽内で沈澱した前記懸濁物質を、前記分離槽から排出するスラッジ排出管と、
前記原水から前記吸着剤に吸着された前記懸濁物質が排出された後の処理水を、前記分離槽から排出する処理水排出管とが接続され、
前記分離槽は、後段に分離槽があるとき、前記処理水排出管から排出する前記処理水を後段の前記分離槽に原水として流入させ、後段の前記分離槽は、流入する前記原水を前段の分離槽内での旋回速度より速い速度で旋回させることを特徴とする固液分離装置。 - 前記流入管はそれぞれ、前記流入管が接続される前記分離槽に前記原水を送水するポンプが接続され、
前記ポンプは、それぞれ前段のポンプよりも速い流速で前記原水を前記分離槽に送水することを特徴とする請求項1に記載の固液分離装置。 - 各分離槽は、それぞれ前段の分離槽の前記処理水排出管を前記流入管として接続され、前記処理水排出管の径は、原水を流入した流入管の径より小さいことを特徴とする請求項1に記載の固液分離装置。
- 各分離槽の断面積は、それぞれ前段の分離槽の断面積より小さいことを特徴とする請求項1に記載の固液分離装置。
- 原水を懸濁物質と処理水とに分離する分離槽と、
複数種類の懸濁物質が含まれる原水に、異なる密度又は粒径で形成され、異なる前記懸濁物質をそれぞれ吸着する複数種類の吸着剤を供給する吸着剤供給装置と、
前記分離槽に接続され、流入した原水が前記分離槽内で旋回するように、前記分離槽の中心より外側に設置される流入管と、
前記流入管に接続され、前記吸着剤供給装置によって供給された前記吸着剤を含む原水を、いずれかの前記懸濁物質を吸着した前記吸着剤が前記分離槽内で沈澱する速度で旋回するように前記分離槽に送水するポンプと、
前記分離槽に接続され、供給されたいずれかの前記吸着剤に吸着されて前記分離槽内で沈澱した前記懸濁物質を前記分離槽から排出するスラッジ排出管と、
前記分離槽に接続され、前記原水から前記吸着剤に吸着された前記懸濁物質が排出された後の処理水を前記分離槽から排出する処理水排出管と、
前記処理水排出管に接続され、前記処理水排出管から排出された前記処理水に他の懸濁物質が含まれているとき、前記処理水を原水として前記流入管を介して前記分離槽に循環させる循環ラインとを備え、
前記ポンプは前記処理水を原水として前記分離槽に循環させる際、前回よりも強い流速で送水することを特徴とする固液分離装置。 - 前記吸着剤供給装置は、前記吸着剤とともに、密度又は粒径の小さい磁力を帯びた材料で形成された磁気反応吸着剤を前記原水に供給し、
前記原水から、磁力によって前記磁気反応吸着剤を分離する磁気分離装置を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の固液分離装置。 - 前記吸着剤供給装置は、前記吸着剤とともに、密度又は粒径の小さい微少吸着剤を前記原水に供給し、
前記原水に含まれる前記微少吸着剤を膜を利用して分離する膜分離装置を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の固液分離装置。 - いずれかの前記分離槽に接続され、前記分離槽内で浮上した前記懸濁物質を吸着した水よりも比重が小さい前記吸着剤を吸着するスラッジ排出管を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の固液分離装置。
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