JP4909932B2 - サスペンションアッセンブリ取り付け方法 - Google Patents
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Description
サスペンションアッセンブリとは、フロント側あるいはリア側の左右一対のダンパの下端側をサブフレームで連結してアッセンブリ化したものである。また、ボディには、一対のダンパが収容される一対のダンパハウジングが形成されている。このようなサスペンションアッセンブリをボディに取り付けることで、一対のダンパの上端側が一対のダンパハウジングのそれぞれに収容されて支持される。
このようなサスペンションアッセンブリは、特許文献1に示されているように、例えば、専用のナットランナにより複数の箇所をボルト固定する。
図1は、サスペンションアッセンブリのマウントシステム1の構成を示すブロック図である。本発明の一実施形態に係るサスペンションアッセンブリ取り付け方法は、このマウントシステム1において行われる。
マウントシステム1は、ボディ10を搬送するボディ搬送装置2と、サスペンションアッセンブリ20を支持するアッセンブリ支持装置3と、ボディ10及びサスペンションアッセンブリ20の位置を検出する位置センサシステム40と、ボディ10とサスペンションアッセンブリ20をボルト固定する締付システム50と、これらを制御する制御装置90とを含んで構成される。
サスペンションアッセンブリ20は、車両の下回りを構成するものであり、一対の前輪が取り付けられるフロント側のサスペンションアッセンブリと、一対の後輪が取り付けられるリア側のサスペンションアッセンブリとを含んで構成される。図2では、このようなサスペンションアッセンブリ20の正面、すなわち、フロント側の構成のみを示す。
このボディ10は、ボディ搬送装置のハンガー(図示せず)に懸架された状態で、サスペンションアッセンブリ20の上方に搬送される。
アッセンブリ支持装置3は、略板状の親パレット33と、この親パレット33により下方から支持される2つの子パレット31,32とを含んで構成される。
図4は、締付ロボット60Lの構成を示す斜視図である。
図5は、固有箇所締付ユニット70Lの構成を示す斜視図である。なお、他の締付ロボット60R,61L,61R及び他の固有箇所締付ユニット70R,71L,71Rの構成は、締付ロボット60L及び固有箇所締付ユニット70Lとほぼ同じであり、図示及びその説明を省略する。
また、第6腕部636の先端側は、上述の先端フランジ面639となっており、ナットランナユニット64が軸支される。この第6腕部636は、図示しない駆動機構により、第6腕部636の延出方向に延びる軸を回転中心として、ナットランナユニット64を回転させる。
駆動ユニット68は、略直線状に延出するソケット駆動軸681と、このソケット駆動軸681を図示しない伝達機構を介して回転する駆動モータ682と、これらソケット駆動軸681及び駆動モータ682を収容する収容ケース683と、を含んで構成される。このソケット駆動軸681の先端側には、後述の3つの締付ツール661,662,663が連結可能となっている。
先ず、図示しない供給装置により、各ソケット667,668,669の先端部にボルトを供給する。
次に、締付ツール切換装置664を制御して、3つの締付ツール661,662,663の何れかを、ソケット駆動軸681に連結するとともに、センサユニット665からの入力に基づいて、ナットランナユニット64の位置及び姿勢を制御し、締付ユニット66を所定の締め付け箇所に対向させる。
次に、駆動モータ682を制御して、連結された締付ツールのソケットを回転駆動し、所定の締め付け箇所をボルト固定する。
また、複数の締め付け箇所を連続してボルト固定する場合には、締付ツール切換装置664を制御して、ソケット駆動軸681に連結する締付ツールを切り換えるとともに、締付ユニット66を所定の締め付け箇所に対向させて、この締め付け箇所をボルト固定する。
ナットランナ支持部722は、上下方向に延びる支持杆725と、この支持杆725に対し上下方向に沿って摺動可能に設けられた取付部726と、を備える。この取付部726の一端側には、ソケット711を上方に向けた状態で、ナットランナ71が取り付けられている。
ロックシリンダ752は、その両端側に、第1スライドレール742と垂直な方向に沿って進退可能な一対のピストンロッドを備える。これにより、挟持部753,754を互いに接近させて第1スライドレール742を挟持し、第1スライドレール742に沿った第2リニアガイド743の摺動をロックできる。このロックシリンダ752は、制御装置に接続されており、この制御装置からの制御信号に基づいて動作する。
ロックシリンダ756は、その両端側に、第2スライドレール744と垂直な方向に沿って進退可能な一対のピストンロッドを備える。これにより、挟持部757,758を互いに接近させて第2スライドレール744を挟持し、第2スライドレール744に沿ったテーブル721の摺動をロックできる。このロックシリンダ756は、制御装置に接続されており、この制御装置からの制御信号に基づいて動作する。
先ず、上述の締付ロボットのクランプユニット67のチャック部671,672により、図示しないボルト収容装置に収容された複数のボルトのうちの一つをピッキングし、このボルト79をナットランナ71のソケット711の先端部に供給する。また、第1ロック機構751及び第2ロック機構755のロックは解除しておく。
次に、締付ロボットのクランプユニット67のチャック部671,672により把持部724を操作することにより、テーブル721を水平面内に沿って移動させて、サスペンションアッセンブリの所定の締め付け箇所にナットランナ71を対向させ、第1ロック機構751及び第2ロック機構755を制御して、ナットランナ71を所定の締め付け箇所に対向した位置にロックする。
次に、エアシリンダ723を制御して、ナットランナ71を、所定の締め付け箇所側へ向けて接近させる。
次に、ナットランナ71を制御して、この締め付け箇所をボルト固定する。
つまり、ボディにサスペンションアッセンブリを固定する場合、複数の締め付け箇所をボルト固定するが、この複数の締め付け箇所は、複数の機種に共通する締め付け箇所と、複数の機種のそれぞれに固有の締め付け箇所とに分けられる。
サスペンションアッセンブリ20をボディ10に取り付ける手順は、サスペンションアッセンブリ20及びボディ10の中心位置を算出するセンター算出工程と、センターのずれを補正しながらサスペンションアッセンブリ20とボディ10とを位置合わせする位置合わせ工程と、サスペンションアッセンブリ20とボディ10とをボルト固定する締め付け工程と、を含んで構成される。
次に、ボディ10の中心位置BCとサスペンションアッセンブリ20の中心位置SCとのずれΔCを算出する。
より具体的には、締付システムを制御し、ダンパハウジング12Lのボルト挿入孔15L,16Lに挿入されたボルト部244L,245L、及び、ダンパハウジング12Rのボルト挿入孔15R,16Rに挿入されたボルト部244R,245Rを、ナットで締結し、ダンパアッセンブリ24L,24Rの上端側のダンパマウント243L,243Rと、ダンパハウジング12L,12Rとをボルト固定する。また、この際、ボディ10の下端側のロアフレーム14L,14Rとサブフレーム21とを、サブフレーム側締め付け箇所29L,29Rにおいてボルト固定する。
図9は、ボディ10の下面図である。
フロント側左方の締め付け箇所71FL,72FL,73FLは、それぞれ、中心軸に対して、フロント側右方の締め付け箇所71FR,72FR,73FRと対称になっている。
リア側左方の締め付け箇所71RL,72RL,73RLは、それぞれ、中心軸に対して、リア側右方の締め付け箇所71RR,72RR,73RRと対称になっている。
特にここで、フロント側とリア側は、略同時に締め付けることが好ましい。
以上のようにして、ボディ10にサスペンションアッセンブリが固定される。
(1)サスペンションアッセンブリ20の複数の締め付け箇所のうち、ボディ10の中心軸に対して対称に位置するものを一対ずつ締め付ける。その後、中心軸に対して非対称に位置するものを締め付ける。このように、ボディ10の中心軸に対して対称に位置する締め付け箇所を一対ずつ締め付けることで、サスペンションアッセンブリ20がボディ10に対して回転しまい、ボディ10に対する姿勢が左右対称な位置からずれてしまうのを防止できる。したがって、ボディ10にサスペンションアッセンブリ20を高い精度で取り付けることができる。
例えば、前記実施形態では、ボディ10にサスペンションアッセンブリ20を取り付ける際にはボディ10を下降したが、これに限らない。例えば、ボディにサスペンションアッセンブリを取り付ける際にはサスペンションアッセンブリを上昇してもよい。
2…ボディ搬送装置
10…ボディ
20…サスペンションアッセンブリ
3…アッセンブリ支持装置
50…締付システム
60L,60R,61L,61R…締付ロボット
71FL,72FL,73FL…フロント側左方締付箇所
71FR,72FR,73FR…フロント側右方締付箇所
71RL,72RL,73RL…リア側左方締付箇所
71RR,72RR,73RR…リア側右方締付箇所
Claims (1)
- 車両のボディのフロント側において当該ボディの中心軸に対して両側に設けられた一対のフロント側ロボットと、前記ボディのリヤ側において前記中心軸に対し両側に設けられた一対のリヤ側ロボットとにより、フロント側及びリヤ側サスペンションアッセンブリを車両のボディに複数の締め付け箇所でボルト固定するサスペンションアッセンブリ取り付け方法であって、
前記複数の締め付け箇所のうち、前記ボディの中心軸に対して対称に位置するものを、一対ずつかつ前記一対のフロント側ロボットと一対のリヤ側ロボットとで略同時に締め付ける第1の手順と、
前記第1の手順の後、前記複数の締め付け箇所のうち、前記ボディの中心軸に対して非対称に位置するものを締め付ける第2の手順と、を備えることを特徴とするサスペンションアッセンブリ取り付け方法。
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