JP4909524B2 - 機械式自動変速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の機械式自動変速装置に関し、さらに詳しくは、機械式自動変速装置のどのギヤ段にシフトされたか判断するためのギヤ位置情報の学習機能を有する機械式自動変速装置に関する。
近年、自動車の変速機として、マニュアル車と同様の変速ギヤ機構およびクラッチ機構にそれぞれアクチュエータを付設して自動変速を行えるようにした機械式自動変速機が開発、実用化され、主に、トラックやバス等の大型車を中心に実用化されている。
このような車両では、機械式自動変速機に付設されたアクチュエータを車両に搭載されたコントローラ(ECU)により稼動し、このアクチュエータの動きにより機械式自動変速機が変速段のシフトを実現する。すなわち、運転者がチェンジレバーの操作により変速段のシフトを要求した場合や、アクセル開度、車速、エンジン出力トルク等の走行状態からECUが変速段のシフトを必要と判断した場合には、ECUがアクチュエータに対して目標のギヤ位置を示すシフト方向のストローク目標値とセレクト方向のストローク目標値を与え、アクチュエータがこの値に従ってギヤ位置を変更することにより、機械式自動変速機のギヤが実際に動き、変速段のシフトが実行される。
この場合、アクチュエータに対して設定するシフト方向ストローク目標値とセレクト方向ストローク目標値が適切な値でないと、適切なギヤシフトが実現できない。このため、車両を出荷する前に、適切なギヤ位置を各変速段について学習する手法が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−236962号公報 この手法は、学習時のシフト動作が誤ってフルストローク位置まで行われなかった場合でも、予め基準範囲をECU内に格納しておくことにより、フルストロークでないことを検出し、フルストローク位置までシフトされたと判断された場合のみ学習を行ない、ハーフストロークでのストローク値をフルストロークとして認識し学習しないようにするものである。
しかしながら、上記の手法による学習は、実際にシフトレバーを各変速段にマニュアルで入れることにより学習を行う手法であり、学習が全自動化されていないという問題がある。
また、ハーフストロークによる誤学習を回避する手段はあるが、フルストローク位置までシフトした後の反発力による跳ね返りを考慮していないという問題がある。
図6は、この跳ね返りによる誤学習を説明する図である。
ある変速段のギヤ位置学習において、アクチュエータをフルストロークで押し付けるように駆動する場合、アクチュエータに最大電圧である24Vを印加する。アクチュエータに取り付けられたアクチュエータの位置情報センサは、この最大電圧24Vの印加により稼動し、アクチュエータが押し付けられている位置(深い検出位置)で一定になる。ここが突き当たり位置と判断して印加電圧を瞬時に0に戻すと、アクチュエータは押し付けられていた反発力で跳ね返され、反発力がなくなった後も惰性により戻り、浅い検出位置まで戻ってしまう。
学習時に、この浅い検出位置をギヤ位置センサにより検出してこの変速段のギヤ入れ完了位置として学習すると、正確な突き当たり位置よりも手前の位置をギヤ入れ完了位置としてしまい、実際にこの位置にギヤを入れると、ギヤ抜けしてしまうという問題が生じる。
また、押し付けられている位置(深い検出位置)をギヤ位置センサにより検出してギヤ入れ完了位置として学習すると、ギヤ入れ完了位置が深すぎるため、変速機への負荷が増大するという問題が生じる。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたもので、その目的は、各変速段の適正なギヤ入れ完了位置を学習する手段を有する機械式自動変速装置を提供することである。
前述する課題を解決するための本発明は、車両の目標変速段を、予め設定されたシフトマップに基づいて、前記車両の運転状況に応じて自動的に変更しうる機械式自動変速装置であって、前記機械式自動変速装置を駆動するギヤシフト用アクチュエータと、前記ギヤシフト用アクチュエータの動きを制御するギヤシフト制御手段を有し、前記ギヤシフト制御手段は、前記ギヤシフト用アクチュエータを稼動するための各変速段のギヤ入れ完了位置の目標値として適正値を学習する制御目標学習手段を有し、前記制御目標学習手段は、各変速段のギヤ入れ完了位置目標値学習時に、前記ギヤシフト用アクチュエータに対し、各変速段の最大ストロークが得られる駆動出力を与え、当該変速段が最大ストロークした後、所定時間をかけて駆動出力を0とし、前記ギヤシフト用アクチュエータの実際のギヤ位置を、当該変速段のギヤ位置として学習することを特徴とする機械式自動変速装置である。
記制御目標学習手段は、各変速段の最大ストロークが得られる駆動出力を与えた後、0.5秒から1秒の時間をかけて駆動出力を0にすることが望ましい。
制御目標学習手段は、最大ストロークが得られる駆動出力をアクチュエータに与えることにより、アクチュエータが最も深い位置で押し付けられた状態になり、この後、駆動出力を瞬時に0にするのではなく、例えば0.5秒かけて0に戻すことにより、押し付けられた状態から反発することなく、徐々に適正なアクチュエータ位置に収束する。この値をギヤ位置センサにより読み出してギヤ入れ完了位置とすることにより、ギヤ抜けがなく、変速機への負荷がかからないギヤ入れ完了位置学習が可能となる。
本発明の機械式自動変速装置の変速ギヤ位置学習により、ギヤ入れ完了位置が正確に学習でき、深めの値を学習したときに起こる変速への負荷増大や、浅めに学習した場合に起こるギヤ抜けの発生等を防止することが可能になる。
以下、図面に基づいて本発明の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる機械式自動変速機の構成を示す構成図、図2は、機械式自動変速機の機能構成図、図3は、変速ギヤ位置学習の処理の流れを示すフローチャート、図4は、適正な学習の説明図、図5は、シフト方向セレクト方向のギヤ位置を説明する図、図6は、従来の学習手法によるギヤ入れ完了位置を説明する図である。
図1に示すように、エンジン1から突出したエンジン出力軸7は、自動クラッチ装置3を介して機械式自動変速装置5に接続されている。これにより、エンジン1の出力が機械式自動変速装置5に伝達され、変速が実施される。機械式自動変速装置5は、後退段(R)と複数の前進段(例えば6段)の変速段を有した自動変速式の変速機構であり、これに加えて、手動変速も可能である。
自動クラッチ装置3は、機械式自動変速装置5が変速される際、自動的に断接制御される。
一方、エンジン1には、エンジン1のエンジン出力軸7の回転数、すなわち、エンジン回転数を検出するエンジン回転センサ11が付設されている。
機械式自動変速機構5は、ギヤシフト用アクチュエータ51によって駆動され、変速操作が行われる。このギヤシフト用アクチュエータ51は、機械式変速機構5内にあるセレクト方向およびシフト方向の各ギヤシフト部材を駆動するためのもので、例えば、2組の電動モータからなり、各組の電動モータが、それぞれセレクト方向とシフト方向のギヤシフト部材を駆動し、機械式自動変速機構5の噛合状態を切り替えることにより、変速段を所望の状態にシフトする。
ギヤシフト用アクチュエータ51の近傍にはギヤ位置センサ53が設けられ、ギヤシフト用アクチュエータ51のシフト方向およびセレクト方向の移動量であるシフトストローク値とセレクトストローク値がシフトセレクトストローク信号531として出力される。
ギヤシフト用アクチュエータ51としては、電動モータを利用したもののほか、エアシリンダーを利用した空気圧アクチュエータ、油圧シリンダーを利用した油圧アクチュエータ等の流体圧アクチュエータを用いることもできる。
自動クラッチ装置3は、フライホイール31にクラッチディスク(摩擦クラッチ、単に、クラッチともいう)33を圧接させることで接続状態とする一方、フライホイール31からクラッチディスク33を離間させることで切断状態とする通常の機械摩擦式クラッチの操作を自動で行うものである。
クラッチディスク33にはクラッチ断接用アクチュエータ35が接続されており、このアクチュエータ35に電圧を印加し非作動状態から作動状態に移行するとクラッチディスク33が離間方向に移動し、これにより、自動クラッチ装置3は接続状態から切断状態に変化する。一方、アクチュエータ35に電圧が印加されていない非作動状態では、クラッチディスク33はフライホイール31に圧接状態であり、この場合、自動クラッチ3は接続状態に保持される。
このような自動クラッチ装置3には、クラッチディスク33の移動量、すなわちクラッチストロークを検出するクラッチストロークセンサ39が取り付けられている。また、クラッチディスク33の近傍には、クラッチディスク33の回転数を検出するクラッチ回転センサ37が設けられている。
ギヤシフト用アクチュエータ51およびクラッチ断接用アクチュエータ35、エンジン1は、それぞれ、電子コントロールユニット(ECU)40が出力するギヤシフト用アクチュエータ駆動信号511、クラッチアクチュエータ駆動信号351、エンジン制御信号113により制御される。
ECU40は、制御プログラムに従って演算処理を実行する中央処理装置CPU401、後述する変速ギヤ段の制御目標学習手段439のプログラムを含む機械式自動変速装置の制御プログラムや、エンジン1、自動クラッチ装置3の制御プログラム、および、必要なデータを格納するリードオンリーメモリ(ROM)403、演算結果等を格納するランダムアクセスメモリ(RAM)405、入出力インタフェース407、タイマ409等を有する。
ECU40には、入出力インタフェース407を介して、チェンジレバーユニット15の操作信号であるチェンジレバー操作信号151、アクセルペダル13に取り付けられたアクセル踏込み量センサによるアクセル開度信号131、クラッチ断接用アクチュエータ35に取り付けられたクラッチストロークセンサ39によるクラッチストローク信号391、ギヤシフト用アクチュエータ51に取り付けられたギヤ位置センサ53が出力するシフトセレクトストローク信号531、自動クラッチ装置3に取り付けられているクラッチ回転センサ37により得られるクラッチ回転数信号371、機械式自動変速機構5の出力側に備えられた車速センサ55により得られる車速信号551、エンジン1に備えられたエンジン回転センサ11により得られるエンジン回転数信号111等が入力される。
ECU40は、これらの入力信号を処理することにより、エンジン1、ギヤシフト用アクチュエータ51、クラッチ断接用アクチュエータ35を駆動するための信号であるエンジン制御信号113、ギヤシフト用アクチュエータ駆動信号511、クラッチアクチュエータ駆動信号351を入出力インタフェース407を介して出力する。
ECU40から出力されたギヤシフト用アクチュエータ駆動信号511およびクラッチアクチュエータ駆動信号351により、適切な電圧が、それぞれ、ギヤシフト用アクチュエータ51およびクラッチ断接用アクチュエータ35に印加され、それらを駆動する。これにより、機械式自動変速装置5のギヤシフトと自動クラッチ装置3のクラッチ断接が実現される。
運転者は、チェンジレバーユニット15により、自動シフトモードと手動シフトモードを切り替えて運転することができる。すなわち、運転者がチェンジレバーユニット13のレバーをドライブ“D”に入れている状態では、種々のセンサ出力である走行状態の信号(車速信号551やエンジン回転数信号111、エンジン負荷等)を元に、最適変速段へギヤシフトを行うよう、ECU40がクラッチ断接用アクチュエータ35、ギヤシフト用アクチュエータ51、およびエンジン1を制御する(自動シフトモード)。
一方、運転者が手動操作で変速段のシフト指令を行うことも可能で、運転者がチェンジレバーユニット15のレバーを“+”あるいは“−”に入れると、現在の変速段を1段上げる、あるいは1段下げるためのチェンジレバー操作信号151がECU40に入力される。この信号に基づいてECU40がクラッチ断接用アクチュエータ35およびギヤシフト用アクチュエータ51、エンジン1を制御する(手動シフトモード)。
すなわち、ECU40は、自動シフトモードの場合、車速やエンジン負荷などの走行状態の情報を元に変速段の切り替えの必要性を判断し、また、手動シフトモードの場合、運転者のシフト指令に基づき、シフト信号を出力し、クラッチ切断−ギヤシフト−クラッチ接続の制御を行うとともに、エンジン1の出力を適切に制御する。
図2は、機械式自動変速機の機能構成図である。
同図に示すように、ECU40は、シフト信号生成手段415、ギヤシフト制御手段419、クラッチ制御手段421、および同図には図示されていないエンジン出力制御手段を備え、これらの手段は、プログラムとして、ECU40のROM403等の記憶装置に格納されている。これらのプログラムをCPU401が実行することにより、ECU40は自動変速を制御し、車両を走行させる。
すなわち、シフト信号生成手段415が変速ギヤ段を設定し、変速が必要な場合には、シフト信号生成手段415が変速要求をギヤシフト制御手段419およびクラッチ制御手段421に送り、クラッチ制御手段421はギヤシフトに先立ち、クラッチ断接用アクチュエータ35を制御して自動クラッチ装置3を作動させ、クラッチを切断する。
一方、シフト信号生成手段415からの変速要求により、ギヤシフト制御手段419は、ギヤシフト用アクチュエータ51を制御して、機械式自動変速装置5を選択された変速ギヤ段へシフトさせる。シフトが完了すると、クラッチ制御手段421は、クラッチ断接用アクチュエータ35を駆動して再び自動クラッチ装置3を繋ぐ。また、この間、シフト信号生成手段415からの変速要求により、エンジン出力制御手段423は、変速時のエンジン1の出力を、クラッチ制御手段421と連動して制御する。
ギヤシフト用アクチュエータ51は、シフト用電動モータ501およびセレクト用電動モータ502を備え、それぞれ、機械式自動変速装置5のシフト方向のギヤシフト部材およびセレクト方向のギヤシフト部材を作動させる。
これらの電動モータ501および502は、ギヤシフト制御手段419が生成するシフト用電動モータ駆動信号5111およびセレクト用電動モータ駆動信号5112により駆動されるが、これについては後述する。
図2を更に詳しく説明する。
車両の走行時に、運転者がチェンジレバーユニット15の操作により手動あるいは自動変速を選択することにより、手動/自動変速指令411がシフト信号生成手段415に入力される。手動シフトモードの場合には、運転者のチェンジレバーユニット15の操作により生成されるシフトアップあるいはシフトダウン要求により、シフト段が決定される。
一方、手動/自動変速指令411で自動シフトモードが選択されている場合、シフト信号生成手段415は、通常、ECU40の入出力インタフェース407を介して入力される車速信号551、アクセル開度信号131等の信号を走行状態情報413として受け取り、これらの情報を元に変速ギヤ段を決定する。
すなわち、ECU40のROM403にシフトマップ417が格納されており、車速およびアクセル開度をキーにこのシフトマップ417を参照することにより、その時点の走行状態に即した変速ギヤ段が選択される。
変速ギヤ段が選択されると、シフト信号生成手段415は、ギヤシフト制御手段419、クラッチ制御手段421、および、エンジン出力制御手段423に信号を送り、それぞれ、機械式自動変速装置5、自動クラッチ装置3、エンジン1を制御して、ギヤ段の変速を実行する。
次に、ギヤシフト制御手段419について説明する。
シフト信号生成手段415は、ギヤシフトを要求する信号をギヤシフト生成手段419の制御目標設定手段431に送る。このとき、自動シフトモードの場合は、走行状態情報413のアクセル開度情報と車速を元にシフトマップ417を参照して得た変速段へのシフト要求を出す。また、手動シフトモードの場合は、シフト信号生成手段415は、運転者によるチェンジレバーユニット15の操作により、現在の変速段を1段上げ下げする(+または−)、または、ギヤをバック(R)あるいはニュートラル(N)に入れるシフト要求を判断し、ギヤシフト制御手段419の制御目標設定手段431にシフト要求を出す。
制御目標設定手段431は、シフト信号生成手段415より受け取ったシフト要求により、これからシフトする変速段へ制御するための目標値を設定する。
図5は、制御目標値を説明する図である。
例えば、3速に入れる場合には、シフトストローク目標値を3.13V、セレクトストローク目標値を1.75Vに設定する。同様に、1速ならば、シフトストローク目標値を3.13V、セレクトストローク目標値を0.68Vとする。 1速から6速およびバック(R)についてのシフトストローク目標値とセレクトストローク目標値、ニュートラルのシフトストローク目標値は、制御目標値格納手段439に格納されており、制御目標設定手段431は、制御目標値格納手段439を参照して、シフト信号生成手段415が生成したシフト要求の変速段についてシフト方向およびセレクト方向の制御目標値を設定する。尚、制御目標値格納手段439は、ECU40内のEEPROM等のROM403に設けられる。
また、制御目標値格納手段439に格納されている各変速段の制御目標値は、個々の機械式自動変速装置5によりばらつきがあるため、車両の出荷前あるいはオーバーホール時に後述する制御目標学習手段437により学習され、制御目標値格納手段439に格納される。
制御目標設定手段431が、シフト信号生成手段415が要求した変速段へのシフトストローク目標値とセレクトストローク目標値の設定を完了すると、次に、それぞれの値が現在のシフトストローク値(シフトストローク信号5311)とセレクトストローク値(セレクトストローク信号5313)と比較される(4411、4412)。これにより、現在のシフトストローク位置およびセレクトストローク位置からどれだけ変位させればよいか計算され、これらの値がそれぞれPID制御4331および4332に入力される。ここで、PID制御4331および4332は制御目標値に実際のシフトストローク値およびセレクトストローク値が収斂するよう制御する公知の手法である。
PID制御4331および4332の出力値は、それぞれ、シフト用電動モータ駆動制御手段4351およびセレクト用電動モータ駆動制御手段4352に入力される。
シフト用電動モータ駆動制御手段4351は、PID制御4331の出力値であるシフトストローク目標値への変位を実現するのに必要なシフト用電動モータ501への印加電圧を算出し、シフト用電動モータ駆動信号5111としてパワー回路71を駆動し、シフト用電動モータ501に電圧を印加する。
一方、セレクト用電動モータ駆動制御手段4352も同様に、PID制御4332の出力値であるセレクトストローク目標値への変位を実現するのに必要なセレクト用電動モータ502への印加電圧を算出し、セレクト用電動モータ駆動信号5112としてパワー回路71を駆動し、セレクト用電動モータ502に電圧を印加する。
これにより、シフト用電動モータ501とセレクト用電動モータ502が作動し、機械式自動変速装置5のシフト方向の部材とセレクト方向の部材を駆動し、シフト信号生成手段415が指定した変速段へのシフトが実行される。
尚、シフト用電動モータ501およびセレクト用電動モータ502のそれぞれにギヤ位置センサ53が設けられており、それぞれ、シフトストローク信号5311およびセレクトストローク5312がギヤシフト制御手段419に入力される。
次に、各変速段についての制御目標学習手段437について説明する。
図3は、制御目標学習手段437の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御目標のデフォルト値を読み込む(s4311)。
制御目標のデフォルト値は、図3右上に示すように、例えば、1速およびバックのセレクとストローク目標値0.6、3速および2速のセレクとストローク目標値1.7、5速と4速のセレクとストローク目標値3.0、6速のセレクとストローク目標値4.2、1速、3速、5速のシフトストローク目標値3、バック(R)、2速、4速、6速のシフトストローク目標値1.5、ニュートラルのシフトストローク目標値2.3というように予め設定し、制御目標格納手段439に格納されている。
次に、学習する制御項目Mを便宜的に1に設定する(s4312)。
図3左上に示すように、ここでは、M=1をニュートラルのシフト値学習、M=2を6速のセレクト値学習、M=3を1速とバック(R)のセレクト値学習、M=4を1速のシフト値学習、M=5をRのシフト値学習、M=6を2速および3速のセレクト値学習、M=7を2速のシフト値学習、M=8を3速のシフト値学習、M=9を4速と5速のセレクト値学習、M=10を4速のシフト値学習、M=11を5速のシフト値学習、M=12を6速のシフト値学習とし、M=1から順に学習処理を実行する。
まず、Mの値により処理の方法を選択する(s4313およびs4319)。
M=1、6、9の場合は(s4313のyes)、ニュートラルのシフト値、および2速、3速、4速、5速のセレクト値の学習であり、どの値も、ストロークの範囲0〜5の中間に位置する値の学習である。この場合、s4314〜s4318の処理によりストローク目標値を学習する。
一方、M=3、5、7、10、12の場合は(s4319)、1速とバック(R)のセレクト値、およびバック(R)、2速、4速、6速のシフト値の学習であり、目標ストローク値を最小の0に設定することにより学習を行う。この場合、s4320〜s4323の処理によりストローク目標値を学習する。
さらに、M=2、4、8、11の場合は(s4319)、6速のセレクト値、1速、3速、5速のシフト値の学習であり、目標ストローク値を最大の5に設定することにより学習を行う。この場合、s4324〜s4327の処理によりストローク目標値を学習する。
以下、それぞれの場合によるストローク目標値の学習の処理の流れを説明する。
M=1、6、9の場合は(s4313のyes)、学習するギヤ位置のデフォルト値を制御目標記憶部(制御目標格納手段439)により参照し、ストローク目標値し、該当する電動モータへの印加電圧を算出する(s4314)。
例えば、M=1の場合、ニュートラルのシフトストロークのデフォルト値である2.3を読み出し、制御目標として設定し、現在のシフトストローク値5311と比較し(4411)、PID制御4331を介してシフト用電動モータ駆動制御手段4351に入力する。これにより、シフト用電動モータ駆動制御手段4351は、シフト用電動モータを501への印加電圧を算出する。
次に、学習するギヤ位置がシフト値であればセレクト値、学習するギヤ位置がセレクト値であればシフト値の値を、ストロークの範囲0〜5で時間的に変化させるよう制御目標を設定し、該当する電動モータへの印加電圧を算出し、s4314で算出したもう一方の印加電圧とともにパワー回路71に出力し、ギヤシフト用アクチュエータ51のシフト用電動モータ501とセレクト用電動モータ502を駆動する(s4315)。
例えば、M=1の場合、ニュートラルのセレクト値を時間的に0〜5の間で変化させるよう制御目標を設定し、現在のセレクトストローク値5312と比較し、PID制御4332を介してセレクト用電動モータ駆動制御手段4352に入力する。これにより、セレクト用電動モータ駆動制御手段4352が時間的に変化するセレクト用電動モータ502への印加電圧を算出する。
以上の処理により、ギヤシフト用アクチュエータ51が作動する。このとき、セレクトストローク信号5312およびシフトストローク信号5311が設定目標に向かって適正に変化するか否かを判定する(s4316)。
すなわち、M=1の場合ならば、ニュートラルのシフト値2.3において、セレクト値を0〜5に時間的に変化させたときに、セレクトストローク信号5312が追随して変化すれば適性に変化したと判断し、追随しない場合には適正でないと判断する。
適正に変化しない場合(s4316のno)には、先にs4314で設定したデフォルト値を微小変化させて(s4317)、s4314〜s4316の処理を繰り返す。
適正に変化した場合(s4316のyes)には、その時点のデフォルト値を学習済みマトリクス(例えば、同図左下)に格納する(s4318)。
M=1の場合、ニュートラルのシフト値が2.4にしたとき、セレクト値を可変にして適正にセレクトストローク信号5312が追随したならば、このニュートラルのシフト値2.4を適正な値として学習済みマトリクスに格納する。
尚、学習済みマトリクスは、例えば、ECU40内のRAM405内に設けられる。
以上の処理により、s4314〜s4318の処理が完了すると、Mの値を1インクリメントして(s4328)、Mの値が12以下であれば(s4329の
no)、s4313に戻り、学習処理を継続する。
今、M=1の学習処理が完了し、M=2になったとすると、s4319においてM=2であり、s4324〜s4327の学習処理が実行される。
M=2の他、M=4(1速のシフト値)、M=8(3速のシフト値)、M=11(5速のシフト値)の場合、s4324〜s4327の学習処理を実行する。 s4324〜s4327の学習処理では、まず、学習するギヤ位置でない方の学習済み値を読み出して設定する(s4324)。例えば、M=2の場合には、6速のセレクト値を学習するので、既に学習済みで学習済みマトリクスに格納されているニュートラルのシフト値2.4をシフトストロークの目標値として設定する。
次に、学習するギヤ位置(M=2の場合6速のセレクト値)のストローク目標値を最大の5Vに設定する(s4325)。これにより、対応するシフト方向あるいはセレクト方向のギヤシフト用アクチュエータ51が最大限の方向に押し付けられることになる。
次に、s4324およびs4325で設定したシフトおよびセレクトストロークの目標値を現在のシフトストローク信号5311およびセレクトストローク信号5312と比較し(s4411およびs4412)、PID制御4331およびPID制御4332にそれぞれ入力し、それぞれのPID制御値をそれぞれシフト用電動モータ駆動制御手段4351およびセレクト用電動モータ駆動制御手段4352に入力し、シフト用電動モータ501およびセレクト用電動モータ502の印加電圧を算出し、パワー回路71を介して電圧を印加し、ギヤシフト用アクチュエータ51を作動させる。
ここで、ギヤシフト用アクチュエータ51の実際のストローク値(シフトストローク信号5311およびセレクトストローク信号5312)を継続的に計測し、s4325で設定した最大5Vに対応するストローク信号(5311または5312)が最大の一定値に収束したら、図4に示すように、電動モータ(501または502)への印加電圧を時間Tの間に徐々に0に戻す(s4326)。このとき、時間Tは予め定めておき、例えば、0.5秒程度に設定する。
そして、学習するギヤ位置に対応するストローク信号(5311または5312)の値をギヤ入れ完了位置として読み取り、学習済みマトリクスに格納する(s4327)。
M=2の場合、シフトストローク目標値2.4、セレクトストローク目標値5
が設定され、シフト用電動モータ501およびセレクト用電動モータ502を稼動し、ギヤシフト用アクチュエータ51を作動させる。
セレクトストローク信号5312の値が最大限の値で飽和したら、時間Tをかけてセレクト用電動モータ502の印加電圧を0に戻し、時間T以降のセレクトストローク信号5312の値を6速のセレクト方向のギヤ入れ完了位置として読み取り(例えば4.34)、学習済みマトリクスに格納する。
以上の処理により、図4に示すように、最大のストローク目標値5を設定して電動モータに電圧を印加して得られる深い検出位置から、徐々に印加電圧を減少させることにより、図6に示したようなアクチュエータの反発力による跳ね返りのない、適正な検出位置の値を得ることができる。
以上、s4324〜s4327の処理が完了したら、先ほどと同様にMの値を1インクリメントし(s4328)、Mが12以下ならば、s4313に戻って学習処理を継続する。
今、M=2の処理が完了し、Mの値が3にインクリメントされたとすると、s4319においてM=3であり、s4320〜s4323の学習処理が実行される。M=3の他、M=5(バック(R)のシフト値)、M=7(2速のシフト値)、M=10(4速のシフト値)、M=12(6速のシフト値)の場合にs4320〜s4323の学習処理が実行される。
s4320〜s4323の学習処理では、まず、学習するギヤ位置(M=3ならば1速およびバック(R)のセレクト値)でない方の学習済み値を学習済みマトリクスから読み出し設定する。M=3の場合、既に設定してあるニュートラルのシフト値2.4をシフトストロークの目標値として設定する(s4320)。

次に、学習するギヤ位置(M=3の場合1速とバック(R)のセレクト値)のストローク目標値を最小の0Vに設定する(s4321)。これにより、対応するシフト方向あるいはセレクト方向のギヤシフト用アクチュエータ51が最小の方向に押し付けられることになる。
次に、s4320およびs4321で設定したシフトおよびセレクトストロークの目標値を現在のシフトストローク信号5311およびセレクトストローク信号5312と比較し(s4411およびs4412)、PID制御4331およびPID制御4332にそれぞれ入力し、それぞれのPID制御値をそれぞれシフト用電動モータ駆動制御手段4351およびセレクト用電動モータ駆動制御手段4352に入力し、シフト用電動モータ501およびセレクト用電動モータ502の印加電圧を算出し、パワー回路71を介して電圧を印加し、ギヤシフト用アクチュエータ51を作動させる。
ここで、ギヤシフト用アクチュエータ51の実際のストローク値(シフトストローク信号5311およびセレクトストローク信号5312)を継続的に計測し、s4321で設定した最小0Vに対応するストローク信号(5311または5312)が最小の値に収束したら、s4324〜s4327の場合と同様に、電動モータ(501または502)への印加電圧を時間Tの間に徐々に0に戻す(s4322)。このとき、時間Tは予め定めておき、例えば、0.5秒程度に設定する。
そして、学習するギヤ位置に対応するストローク信号(5311または5312)の値をギヤ入れ完了位置として読み取り、学習済みマトリクスに格納する(s4323)。
M=3の場合、シフトストローク目標値2.4、セレクトストローク目標値0
が設定され、シフト用電動モータ501およびセレクト用電動モータ502を稼動し、ギヤシフト用アクチュエータ51を作動させる。
セレクトストローク信号5312の値が最小の値で飽和したら、時間Tをかけてセレクト用電動モータ502の印加電圧を0に戻し、時間T以降のセレクトストローク信号5312の値を1速およびバック(R)のセレクト方向のギヤ入れ完了位置として読み取り(例えば0.68)、学習済みマトリクスに格納する。
以上、s4324〜s4327の処理が完了したら、先ほどと同様にMの値を1インクリメントし(s4328)、Mが12以下ならば、s4313に戻ってM=4〜12についても学習処理を継続する。
例えば、M=4の場合は、1速のシフト値の学習であり、s4324〜s4327の処理により学習を行う。セレクトストロークの目標値を既に学習済みの0.68に設定し(s4324)、シフト値を最大値5(V)に設定し(s4325)、シフトストローク信号5311が最大の値に収束したら、時間Tをかけて印加電圧を0に戻し(s4326)、時間T以降のシフトストローク信号5311の収束値を1速のシフト方向のギヤ入れ完了位置として学習済みマトリクスに格納する(例えば3.15)。
同様に、M=5の場合は、バック(R)のシフト値学習であり、s4320〜s4323により学習処理が実行される。また、M=7(2速のシフト値)、M=10(4速のシフト値)、M=12(6速のシフト値)も同様にs4320〜s4323により学習処理が実行される。
一方、M=8(3速のシフト値)およびM=11(5速のシフト値)の場合は、シフトストローク目標値を最大の5Vに設定する前述したs4324〜s4327の処理により学習処理が実行される。
さらに、M=6(2速、3速のセレクト値)およびM=9(4速、5速のセレクト値)の場合は、前述のs4314〜s4318の学習処理が実行される。
以上の処理により、例えば、1速から6速、およびバック(R)のセレクト値とシフト値、および、ニュートラルのシフト値が学習可能である。
以上の学習処理を、車両の出荷前やオーバーホール時に実行し、適正なシフトストローク値、セレクトストローク値をEEPROM等のROM403に格納しておくことにより、シフト信号生成手段415が変速ギヤ段のシフトを要求した場合に、ギヤ抜けや変速機への負荷増大のない、適正な変速動作が可能になる。
尚、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能であり、それらも、本発明の技術範囲に含まれる。例えば、本実施の形態では、時間Tの値を0.5秒としたが、この値はこれに限るものではなく、例えば1秒でもよい。
また、本実施の形態の説明では、各変速段のシフト値およびセレクト値の学習値を学習済みマトリクスに格納したが、実際の変速時には、この学習済みマトリクスの値を使用してもよいし、それらの値の代表値を変速時のストローク目標として使用してもよい。例えば、1速、3速、5速のシフト値としてそれぞれの学習値を用いてもよいし、そのなかの最大値である3.16を用いてもよい。最大値をもちいることにより、ギヤ入れが浅すぎることによるギヤ抜けをどの変速段でも回避できる。逆に、バック(R)、2速、4速、6速のシフト値として、それぞれの学習値を用いてもよいし、ギヤ抜けの問題のない最小値である1.64を用いてもよい。
本発明の実施の形態にかかる機械式自動変速機の構成を示す構成図 機械式自動変速機の機能構成図 変速段のストローク制御目標学習手段の処理の流れを示すフローチャート 適正な検出位置の学習方法の説明図 各変速段のシフト値、セレクト値の説明図 反発力によるアクチュエータの跳ね返りを考慮しない学習の説明図
符号の説明
1………エンジン
3………自動クラッチ装置
5………機械式自動変速装置
51………ギヤシフト用アクチュエータ
53………ギヤ位置センサ
419………ギヤシフト制御手段
421………クラッチ制御手段
431………制御目標設定手段
437………制御目標学習手段
439………制御目標格納手段
501………シフト用電動モータ
502………セレクト用電動モータ
4351………シフト用電動モータ駆動制御手段
4352………セレクト用電動モータ駆動制御手段
511………ギヤシフト用アクチュエータ駆動信号
5311………シフトストローク信号
5312………セレクトストローク信号

Claims (2)

  1. 車両の目標変速段を、予め設定されたシフトマップに基づいて、前記車両の運転状況に応じて自動的に変更しうる機械式自動変速装置であって、
    前記機械式自動変速装置を駆動するギヤシフト用アクチュエータと、
    前記ギヤシフト用アクチュエータの動きを制御するギヤシフト制御手段を有し、
    前記ギヤシフト制御手段は、前記ギヤシフト用アクチュエータを稼動するための各変速段のギヤ入れ完了位置の目標値として適正値を学習する制御目標学習手段を有し、
    前記制御目標学習手段は、各変速段のギヤ入れ完了位置目標値学習時に、前記ギヤシフト用アクチュエータに対し、各変速段の最大ストロークが得られる駆動出力を与え、当該変速段が最大ストロークした後、所定時間をかけて駆動出力を0とし、前記ギヤシフト用アクチュエータの実際のギヤ位置を、当該変速段のギヤ位置として学習することを特徴とする機械式自動変速装置。
  2. 前記制御目標学習手段は、各変速段の最大ストロークが得られる駆動出力を与えた後、0.5秒から1秒の時間をかけて駆動出力を0にすることを特徴とする請求項1記載の機械式自動変速装置。
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