JP4908653B1 - うつ伏せエクササイズ支援器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のうつ伏せエクササイズ支援器具の底面は平面であるために床面と全面的に接触して不変である。回旋方向の運動又は片足上げ等の運動の範囲が狭く、効果的にインナーユニットを鍛えることが出来ず、特にうつ伏せ状態での回旋運動は不可能であった。
【解決手段】第1ボディー部1は、直方体部分1Aと、一体化した半円柱部分1Bとから成る。うつ伏せ状態でのエクササイズに於いて、本支援器具を使用する場合には、両側の上前腸骨棘腸及び恥骨部は各々第1、第2及び第3パッド4,5,8で保護され、腹部は溝部6内に嵌り込んだ状態となる。その状態で人が片側の足上げを行おうとすると、半円柱部分1Bの最上部1BTの床面との線接触支持に伴い、半円柱部分1Bは反対側へと転がろうとする。この転がりを防止して当該器具から体が投げ出されない様に身体を保持しようとする結果、インナーユニットに力が込められて同部分が鍛えられる。
【選択図】図1

Description

この発明は、うつ伏せ状態でのエクササイズを支援する器具に関する。
図7は、商品名「StretchPole Active」(登録商標)として一般発売されている、従来のうつ伏せ状態で使用するエクササイズ支援器具100を模式的に示す斜視図である。エクササイズ支援器具100は、全体的に弾性体のゴム部材より成り、エクササイズを行う際には、その平面部分が床面に対して全面的に面接触するので、不動状態を保ちつつ、3点支持状態の下での、うつ伏せ状態でのエクササイズを可能とする。即ち、同器具100の中央部より突出した第1部分100PAは、うつ伏せ状態でのエクササイズを行う人の身体の恥骨部分に接触する。又、第1部分100PAから約45度の角度で右上方向に延びた第2部分100PBは、身体の左側の骨盤の出っ張り(左上前腸骨棘)部分に接触する。更に、第1部分100PAから約45度の角度で左上方向に延びた第3部分100PCは、身体の右側の骨盤の出っ張り部分(右上前腸骨棘)に接触する。これらの身体との3箇所の接触により、エクササイズ支援器具100はうつ伏せ状態での身体を3点で支持することになる。その際に、エクササイズ支援器具100は、上述の通り、その平面部分が床面と全面的に面接触して、運動者がエクササイズの色々な運動を行っている際には常に固定状態にあって不動であるという点を、商品の利点としている。運動者は、上記の3点支持でのうつ伏せ状態の下で、手足を上げる運動を行うことにより、主に走る力を強めることが出来る。
実用新案登録第3166427号公報 特表2009−530044号公報(図42 段落番号0187)
図5のエクササイズ支援器具100は、うつ伏せでのエクササイズを行っている間は常に固定されて不動状態にあるので、却って、骨盤が固定され手足が限定的に動くために、身体の左右への回旋運動を行うことが容易に出来ないという問題点を有する。又、エクササイズ支援器具100の使用に於いては、腰の骨盤の運動がし辛いだけでなく、片方の足上げ運動あるいは片方の腕上げ運動の範囲が狭くなり、ぎこちなくて、し辛いという問題点がある。
しかも、エクササイズ支援器具100を用いて、うつ伏せでのエクササイズを行っている間に、左右の骨盤の出っ張り(左右上前腸骨棘)部分に痛みが生じ、この痛みが吸収されることは無いために、当該痛みが運動中に緩和されることがないと言う問題点がある。その上、うつ伏せでのエクササイズを行っている間、エクササイズ支援器具100では、床面との全面的面接触による固定状態が継続している。このために、恥骨の部分に押し圧が集中する状態が続くために、骨盤の出っ張り部分の痛みと比較して相対的により強い痛みが恥骨部分に生じ、恥骨部分に違和感が発生し続けるという問題点もある。
この発明は、上述の概して2つの問題点を克服し、さらにエクササイズ支援器具100では不可能であった骨盤を中心とする回旋運動を創造すべく成されたものであり、その主目的は、うつ伏せでのエクササイズを支援する器具を、エクササイズが行われている間中、常に不安定状態化することを可能にする点にある。
本発明の主題に係るうつ伏せエクササイズ支援器具は、(A)床面に平行な第1方向に延在し且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて人の恥骨の第1支点を成す直方体部分と、(B)前記第1方向に沿って前記直方体部分の底部と全体的に一体化しており且つ前記人がうつ伏せ状態でエクササイズを行う際には前記第1方向に関して前記床面と線接触の接触状態にある最上部を有する支持部分とを備える第1ボディー部と、前記第1ボディー部の前記直方体部分の内で、前記第1方向に延在した一方の側面部の一端側部に該当すると共にうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の頭側部分に該当する一方部分から所定の寸法まで隔てた他方部分までの前記一方の側面部の第1部分から、前記第1方向を含む前記床面に平行な面内に含まれる第2方向に沿って突出した第2ボディー部と、前記第1ボディー部の前記直方体部分の内で、前記第1方向に延在し且つ前記一方の側面部と対向する他方の側面部の前記一端側部に該当すると共にうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の前記頭側部分に該当する一方部分から前記所定の寸法まで隔てた他方部分までの前記他方の側面部の第2部分から、前記第2ボディー部から遠ざかる向きで前記床面に平行な前記面内に含まれる第3方向に沿って突出した第3ボディー部と、前記第2ボディー部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の腸骨の右側の上前腸骨棘腸の第2支点を成す弾性体の第1緩衝部と、前記第3ボディー部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の前記腸骨の左側の上前腸骨棘腸の第3支点を成す弾性体の第2緩衝部と
を備えることを特徴とする。
本発明の主題によれば、人がうつ伏せ状態でのエクササイズを本支援器具で行う場合には、当該人の骨盤の腰部分の左右の出っ張り部分(即ち、骨盤の腸骨の内の左右の上前腸骨棘の部分)は共に、それぞれ弾性体の第1緩衝部及び第2緩衝部に接触して支持されており、当該人の骨盤の恥骨は直方体部分により支持されている。更に、第1ボディー部の支持部分の最上部は床面と線接触状態にあり、腰の回転に応じて当該支持部分は床面との上記接触状態を保ったままで左右に傾いて回転運動(左右の回旋運動)を支持する。当該人の腰部から下の下半身、即ち、その人の骨盤は、両緩衝部の各々と骨盤の対応する側の腸骨の上前腸骨棘腸との2点の接触、及び、第1ボディー部の直方体部分の上面と骨盤の恥骨との1点の接触による3箇所の支点によって支持される。しかも、第1ボディー部は、その支持部分(例えば半円柱部分)の最上部と床面との線接触状態により、床面によって支持されている。斯かる骨盤の3点支持の下でのうつ伏せ状態で、当該人が腰部を捻り回す運動をすると、骨盤が上記の通り3点で支持されて安定となっているので、人は腰の回転運動をより激しくし易くなり、背筋をより鍛え易くなる。その場合に、骨盤の左右の上前腸骨棘の部分乃至は左右の腰の出っ張り部分の各々に加わる力は、それぞれ第2緩衝部及び第1緩衝部により吸収されるので、骨盤の左右の上前腸骨棘の部分乃至は腰部の出っ張り部分の痛みは各緩衝部で吸収されて格段に軽減される。
他方で、本発明の主題によれば、人が片方の腕を大きく上下動させて背筋を鍛えようとする場合、或いは、人が片方の足を大きく上下動させて背筋及び足の筋肉を鍛えようとする場合には、本支援器具は、従来の器具とは逆に、安定状態より不安定状態へと移ろうとする。体幹を動かす動作に於いても、同様である。というのは、足の上下動等により、例えば半円柱部分より成る支持部分の最上部は大きく左右の一方に傾いて床面との線接触状態を保てなくなり、支持部分はその方向へ転がり出すので、そのままの体勢では人は本支援器具から放り投げ出されてしまう。この不安定状態を解消してエクササイズを継続しようとするためには、人は、腹部の奥にある筋肉であるインナーユニット(横隔膜、骨盤底筋群、腹横筋、多裂筋などで構成される、骨盤から腹腔の深部に存在する筋群)に力を込めて腹筋力の強化によって、支持部分の転がりを抑止しなければならない。そのため、支持部分が転がろうとする本支援器具の不安定状態を逆に利用して、人は、一般には鍛え難いとされていた腹部のインナーユニットを容易く鍛えることが出来る。正に、うつ伏せ状態でのエクササイズでは安定状態の下で運動を行うという固定観念を排して、逆転の発想により創作された本支援器具の利用により、人はインナーユニットを鍛えることが出来るのである。
又、本発明の請求項2に係る主題によれば、第1方向に延在した、人の足側の直方体部分の他端部側部分の上面に配設されて腸骨の恥骨の第1支点を成す第3緩衝部の吸収作用により、身体からの押し圧によって恥骨部分に加わる痛みを、従来品と比較して格段に軽減化することが出来る。
以下、本発明の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本発明の実施の形態1に係る、うつ伏せエクササイズ支援器具の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る、うつ伏せエクササイズ支援器具の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る、うつ伏せエクササイズ支援器具の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る、うつ伏せエクササイズ支援器具の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る、うつ伏せエクササイズ支援器具の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態1の別の変形例に係る、うつ伏せエクササイズ支援器具の構成を示す斜視図である。 従来技術に係る、うつ伏せエクササイズ支援器具の構成を模式的に示す斜視図である。
(実施の形態1)
<うつ伏せエクササイズ支援器具の構成>
図1は、本実施の形態に係るうつ伏せエクササイズ支援器具(以下「本支援器具」という。)の構成を模式的に示す斜視図である。又、図2は、本支援器具を床面9上に静止配置した場合に於ける、人の足側から真正面に眺めた際の、図1に対する正面図に該当する。又、図3は、図1の本支援器具をその右側から眺めた際の側面図である。更に、図4は、図1の本支援器具を真上から眺めた場合の上面図である。
尚、図2、図3及び図4では、後述する各パッド4,5にハッチングが描かれているが、これらのハッチングは、構造の理解の便宜上、表記されているものであり、断面を示すものではない。
これらの図面に示される通り、第1ボディー部1の中心軸CAは、床面9に平行な第1方向D1に沿って延在している。そして、第1ボディー部1は、(A)第1方向D1に沿って延在した直方体部分1Aと、(B)第1方向D1に関する縦断面の形状が半円形である半円柱部分1Bとを備える。ここで、半円柱部分1Bは、第1方向D1に沿って、直方体部分1Aの底部1ABと全体的に一体化されている。例えば、図1に示される本支援器具の場合には、直方体部分1Aと半円柱部分1Bとが一つの部材より完全に一体化して製作されている。この場合、破線で描かれた直方体部分1Aの底部1ABは、記載上の便宜のために抽象的に認識される部分である。しかし、直方体部分1Aと半円柱部分1Bとを別々に製作した上で、両部1A,1Bを重ね合わせて接着することで(この状態をも「一体化」という。)、第1ボディー部1を構成することとしても良い。そして、本支援器具では、人(以下「運動者」と言う。)が、うつ伏せ状態で且つ後述する通り本支援器具により骨盤が3点支持された状態でエクササイズを行う際には、静止状態に於いて、半円柱部分1Bの最上部1BTは、第1方向D1に沿って、床面9と線接触状態にある。第1ボディー部1は、例えば、プラスティックより成る。
又、第2ボディー部2は、第1ボディー部1の直方体部分1Aの内で、一方の側面部1ASAの第1部分1ASAAから、第1方向D1に直交し且つ床面9に平行な第2方向D2に沿って右側の向きD2(+)へ突出している。尚、本実施の形態では、第2ボディー部2は、傾斜形状の底部を有しているが、これは一例にすぎず、同部2の形状は、斯かる形状に限定されるものではない。この点は、後述する第3ボディー部3の形状に関しても言えることである。ここで、直方体部分1Aの一方の側面部1ASAの第1部分1ASAAとは、一方の側面部1ASAの一方部分から、所定の寸法L4(図4参照。)まで隔てた他方部分までの部分に該当する。しかも、一方の側面部1ASAの一方部分とは、うつ伏せ状態でのエクササイズに於いては、第1ボディー部1乃至は直方体部分1Aの、運動者の頭側に位置する一端部1AE寄りの部分に該当する。そして、第1パッド4が、第2ボディー部2の上面2US上に全面的に配設されている。勿論、第1パッド4は、その第1方向に於ける長さが所定の寸法L4を有する側面4SSが実現されている限り、上面2US上に第2方向D2に関して部分的に配設されていても良い。この第1パッド(第1緩衝部に該当。)4は、運動者の骨盤の腸骨の右側部分から同部4に加わる押圧を吸収可能な弾性体(例えば、ウレタン又はゴム)から成る。
又、第3ボディー部3が、第1ボディー部1の直方体部分1Aの内で、第1方向D1に延在し且つ一方の側面部1ASAと第2方向D2に於いて対向する他方の側面部1ASBの第2部分から、第2ボディー部2から遠ざかる向きに、第2方向D2に沿って突出している。ここで、他方の側面部1ASBの第2部分とは、うつ伏せ状態でのエクササイズに於いては、第1ボディー部1乃至は直方体部分1Aの、運動者の頭側に位置する一端側部1AEに該当する一方部分から上記所定の寸法L4(図4参照。)まで隔てた他方部分までの部分に該当する。そして、第2パッド(第2緩衝部に該当。)5が、第3ボディー部3の上面3US上に全面的に配設されている。勿論、第2パッド5は、その第1方向に於ける長さが所定の寸法L4を有する側面5SSが実現されている限り、上面3US上に第2方向D2に関して部分的に配設されていても良い。この第2パッド5も、第1パッド4と同様に、第2パッド5に加わる押圧を吸収可能な弾性体(例えば、ウレタン又はゴム)から成る。
そして、特筆すべき点は、溝部6が、両パッド4,5の対向し合う側面4SS,5SSによって挟まれた態様で設けられていることである。即ち、溝部6は、第1パッド4の第2パッド5側に面した側面4SSと、第2パッド5の第1パッド4側に面した側面5SSと、第1パッド4の側面4SSと第2パッド5の側面5SSとで挟まれた第1ボディー部1の直方体部分1Aの上面1AUSの露出部1ESとで、構成される。この溝部6の存在意義は、後述する本支援器具の使用方法の記載でより一層明らかになる。概略的には、溝部6は、うつ伏せ状態でのエクササイズの下では、本支援器具により身体の骨盤が3点支持された人の腹部が嵌り込む部分であって、その腹部の嵌合状態により、人が腹部のインナーユニットに力を入れることを容易化し得る利点を有する。
尚、図3に示す参照符号1EA,1EBは、それぞれ、第1ボディー部1の第1方向D1に於ける一端部(頭側部分)及び他端部(足側部分)である。又、図1に示す参照符号1AE,1AEEは、それぞれ、直方体部分1Aの第1方向D1に於ける一端部(頭側部分)及び他端部(足側部分)である。
又、図2及び図3に示される様に、第1ボディー部1の直方体部分1Aは、段差部7を備えている。この段差部7は、直方体部分1Aの上面1AUSの内で、露出部1ES以外の部分1NESを露出部1ESの位置よりも低い位置に配設する部分である。そして、うつ伏せ状態でのエクササイズにおいて恥骨に印加される押圧を吸収し得る弾性体(ゴムまたはウレタン等より成る。)の第3パッド(第3緩衝部に該当。)8が、直方体部分1Aの上面1AUSの内で露出部1ES以外の部分1NES上に、本例では一例として、全面的に配設されている。
尚、図4に示す長さL1,L2,L3の寸法関係は、本実施の形態では、L1=L2=L3に設定されているが、この寸法関係とは異なる寸法設定でも良いことは、勿論である。
又、図1に示される第1ボディー部1の直方体部分1A、第2ボディー部2、及び第3ボディー部分3の各々が、例えばアルミニウムの様な、弾性変形が金等と比べて相対的に大きい金属から成り立っていても良い。この場合には、各金属性の直方体部分1A、第2ボディー部2、及び第3ボディー部分3の各々の上面1AUS,2US,3US上に、第3パッド8、第1パッド4、第2パッド5の各々が配設されることになる。ここで、金属性の第2ボディー部2と「第1緩衝部」を成す第1パッド4との結合状態を、「両部2,4の一体化状態」とも定義する。又、金属性の第3ボディー部3と「第2緩衝部」を成す第2パッド5との結合状態を、「両部3,5の一体化状態」とも定義する。
<うつ伏せエクササイズ支援器具の使用>
以下では、図1〜図4の各図面を適宜に参照しつつ、本支援器具を利用した、うつ伏せ状態でのエクササイズについて、記載する。
先ず、運動者は、図1の構造を備える本支援器具を、図2に示す様に、床面9に半円柱部分1Bの最上部1BTが全体的に線接触する様に、配置する。この場合、第1ボディー部1の一端部1EA(図3)が運動者の頭側に配置され、第1ボディー部1の他端部1EB(図3)が運動者の足側に配置される。
この状態に於いて、運動者は、その身体を、うつ伏せ状態とする。そのうつ伏せ状態を保ちつつ、運動者は、その身体の右側の腰部分の前面部分、即ち、骨盤の腸骨の右側の上前腸骨棘腸部分を第1パッド4の上面4USに面接触させる。同じく、運動者は、その身体の左側の腰部分の前面部分、即ち、骨盤の腸骨の左側の上前腸骨棘腸部分を第2パッド5の上面5USに面接触させる。更に、運動者は、その身体の骨盤の恥骨部分が第3パッド8の上面8USに当たる様に、下半身を身構える。この場合、運動者は、その両肘関節から遠位の前腕部分と、その両膝関節から遠位の下腿部分と、本支援器具とで、自己の体重を支える状態となっている。
そして、この状態に於いて、運動者の身体の骨盤及びその近傍部分は、当該身体の左右の腰部分前面と第2パッド5及び第1パッド4の各々との面接触による第3支点及び第2支点を通じて、本支援器具により、2点支持されている。加えて、運動者の身体の骨盤の恥骨部分の前面も、同部と本支援器具の第3パッド8との面接触による第1支点により支持されている。その結果、運動者の身体の骨盤は、本支援器具により3点で支持されている。
しかも、本支援器具の半円柱部分1Bの最上部1BTが、第1方向D1に沿って床面9と線接触状態にある(図2及び図3を参照。)。このため、運動者の身体のうつ伏せ状態の下でのエクササイズでは、本支援器具は、その左右方向AR(図2参照。)に対して揺らぎ易い不安定状態にある。この左右方向ARへの「不安定状態」が、上記骨盤の3点支持と相俟って、本支援器具の最大の特徴点であり、本支援器具では、意図的に、其の様な不安定状態が作り出されている。
そして、この3点支持状態に於いては、身体がうつ伏せ状態にあることの自然な結果として、運動者の腹部部分は、本支援器具の溝部6内に嵌め込まれる状態になる。この腹部の嵌合の点も、2点支持のために第1及び第2パッド4,5が配設されているだけではなく、本支援器具の既述の不安定状態と結び付いた本支援器具を使用する上での特徴点である。
(1) その様な姿勢の下において、運動者は、その骨盤を中心として、左右方向ARに対して腰部分を、自在に、従来品の場合(図5参照。)と比較して、より大きく揺り動かすことが出来る。この場合、静止状態では、本支援器具と床面9との支持は、半円柱部分1Bの最上部1BTと床面9との線接触状態により実現されている。そして、上記の運動者の骨盤を中心として左右に振る腰部分の運動に応じて、床面9と半円柱部分1Bの最上部1BT及び同部1BTの半円形な左右の近傍表面との線接触状態が、不安定な下で保たれながら、半円柱部分1Bは左右方向ARに可動し得る(図2参照。)。そのため、運動者は、その意図に応じて、骨盤を中心とした腰部分の振り回し運動(回旋方向)によって、色々なバリエーションの運動を行うことが出来、以って背筋力を鍛えることが可能となる。この点は、エクササイズ中においては、平坦部が床面に全面的に面接触して左右方向には不動な従来品(図5)では、実現され得ない点である。この点は、不安定状態の下でうつ伏せ状態にある身体の骨盤を3点支持する本支援器具に於いて、半円柱部分1Bの最上部1BTと同部1BTの半円形な左右の近傍表面とが、第1方向D1に沿った床面9との線接触状態を不安定ながらも保ちつつ左右方向ARへ自在に可動する本支援器具の可動性により、初めて実現されるのである。
しかも、この骨盤を中心とした左右に自在に振る腰部の運動中においては、運動者は、全体的に違和感なく、当該エクササイズに集中することが出来る。即ち、1)骨盤の腰部分の右側の出っ張り部分(腸骨の右側の腸骨稜部分)は第1パッド4の上面4USに当接しているので、当該腰部分の右側の出っ張り部分に加わる押圧は第1パッド4により吸収される。その結果、うつ伏せ状態でのエクササイズ中に運動者が感じる腰部分の右側の出っ張り部分の痛みは、第1パッド4により、単にゴムから成る従来品(図5参照。)と比較して格段に軽減される。2)同様に、骨盤の腰部分の左側の出っ張り部分(腸骨の左側の腸骨稜部分)は第2パッド5の上面5USに当接しているので、当該腰部分の左側の出っ張り部分に加わる押圧も、第2パッド5により効果的に吸収され、エクササイズ中の腰部分の左側の出っ張り部分の痛みも、第2パッド5により、従来品と比較して格段に軽減される。3)加えて、従来品(図5参照。)の使用時には最大の痛みが発生していた恥骨への痛みを、格段に軽減することが出来る。即ち、うつ伏せ状態でのエクササイズ中、骨盤の恥骨部分は、常に本支援器具の第3パッド8の上面8USに当接しているので、性別を問わず、エクササイズ中に当該恥骨部分に加わる押圧は第3パッド8により確実に吸収されるので、当該恥骨部分に生じる痛みを格段に軽減化することが出来る。従って、運動者は、そのうつ伏せ状態でのエクササイズ中において、従来品(図5参照。)では恥骨部分に感じていた痛みに伴う違和感を殆ど気にすることなく、上記の左右方向ARへの回旋運動に集中して、自己の意図するエクササイズを行うことが出来る。
(2) 又、本支援器具を用いた、うつ伏せ状態でのエクササイズに於ける第2の効果は、例えば腹筋運動等の通常のエクササイズでは中々効果が得られない腹部直下のインナーユニットを直接的に効果的に鍛えることが出来ることである。このインナーユニットを直接鍛え得る効果は、うつ伏せ状態で且つ3点で身体が支持されたエクササイズに於いて、本支援器具の第1方向D1に延在した半円柱部分1Bに対して、左右方向AR(図2参照。)への不安定状態を意図的に構造上実現可能としたことに依拠している。本支援器具の構造上の特徴点は、うつ伏せ状態でのエクササイズ中の器具を常に固定状態に保つという固定観念ないしは考え方を排した、逆転の発想に依拠している。身体のうつ伏せ状態且つ骨盤の3点支持状態でのエクササイズ中に、本支援器具の左右方向ARへの不安定状態を意図的に実現する点を、本支援器具の使用方法として詳述すれば、次の通りである。
例えば、運動者が、その片方の右腕を大きく上げて背筋を鍛えようとする際には、身体の重心が左側へ片寄るため、身体の左側の腰部分(腸骨の左側部分)が第2パッド5の上面5US側に重くのしかかることになる。そのため、本支援器具は、左側の方向へ大きく傾き、半円柱部分1Bの最上部1BTと床面9との線接触状態による支点によって第1ボディー部1を支えることが出来なくなる。その結果、半円柱部分1Bと床面9との支点が左側に向けて大きく移動し、半円柱部分1Bは左側の方向へ向けて転がり出す。同様に、運動者が、その片方の右足を大きく上げて身体を反ることで背筋力を鍛えようとする場合にも、身体の重心が中央部より左側へ片寄る結果、本支援器具は、左側の方向へ大きく傾き、半円柱部分1Bの最上部1BTと床面9との線接触状態による支点によって第1ボディー部1を支えることが出来なくなる。その結果、半円柱部分1Bは左側の方向へ向けて転がり出す。この左側の方向へ向けての半円柱部分1Bの転がり動作によって、運動者は、本支援器具から左側へ放り出されてしまう。この第1ボディー部1の不安定状態に起因した半円柱部分1Bの転がり動作は、反対の腕又は反対の足を大きく上げる際にも、或いは、体幹を動かす動作に於いても、同様に生じる。但し、反対の腕等の動作の場合には、半円柱部分1Bの転がり動作は、右側方向へ向けて発生し、運動者は本支援器具から右側方向へ放り投げ出される。
そこで、うつ伏せ状態で本支援器具により骨盤が3点支持されている運動者は、この左右の一方側方向へ向けて身体が放り出される状態を防止して背筋を鍛えるためのエクササイズを続行可能にしようとする。そのためには、運動者は、溝部6内に嵌り込んで固定されている腹部のインナーユニットに力を込めて、転がりかけている半円柱部分1Bの転がり動作を止めて、半円柱部分1Bの最上部1BTと床面9との線接触状態を維持する様に、元の状態を保つこととすれば良い。このうつ伏せ状態の下でのインナーユニットへの力を込める動作を持続することによって、運動者は、背筋力を鍛える足上げ等の動作を行う際に、インナーユニットをも同時に鍛えることが可能となる。この効果は、うつ伏せ状態にある身体の骨盤に対して3点支持を行っている本支援器具を意図的に第1方向D1に対して左右方向に不安定状態化させることにより達成される、本支援器具の最大の利点であると、言える。
<本支援器具の構成の特徴点のまとめ>
本支援器具の構成上の特徴点は、以下の3点に集約される。即ち、
1)上前腸骨棘及び恥骨を3点支持している点、
2)第1ボディー部の支持部分(例えば半円柱状部分)は左右方向に対して不安定である点(左右方向:不安定性=可動性)、及び、
3)第1〜第3緩衝部(例えばパッドより成る。)が明確に設けられている点、
である。
<上記特徴点1)の存在意義>
骨盤の構造的安定性が引き出される。この姿勢での3点支持は、仙骨のうなずき運動を引き出す。このことが、骨盤の構造的安定性を引き出す。この効能は、骨盤の荷重伝達性を引き出し、立位での運動の際、足の力を手に伝える様な運動(ゴルフ又はテニス等)のパフォーマンスアップをもたらす。
<上記特徴点2)の存在意義>
i)反円柱状等の支持部分が左右方向への本支援器具の不安定状態を作り出し、身体が不安定を安定させようとする際の反応を利用する点、
ii)身体の歪み又は運動の仕方の偏りが著明化される(運動者は右足を上げれるが、左足を上げると、転がり落ちる等)点、
iii)新しい運動が創造される点、即ち、うつ伏せ状態のエクササイズに於いて、骨盤の構造的安定性を保ちつつ、身体を左右に回旋させるという、従来品では不可能だった運動が創造される点、
である。
<上記特徴点3)の存在意義>
従来品では恥骨に発生する痛みが、本支援器具の利用により緩和される。この作用は、半円柱形状等の支持部の存在により本支援器具自体が不安定物であり、床よりの反力の分散という効果と相俟って可能となる。
以上の特徴点によって、以下に列挙する効能が得られる。即ち、
1)骨盤〜腹腔に存在するインナーユニットの活性化(骨盤の機能的安定性の促通)、
2)仙骨のうなずき運動を促すことによる骨盤の構造的安定性の促通、
3)ハムストリングス、大殿筋、背筋等の、身体後面に存在する筋群の活性化、
4)回旋運動による、臀部、腰部、背部筋等の筋群のリラクゼーションとストレッチ、
である。
上記の様な身体機能を向上させることにより、以下の運動効果が期待される。即ち、
1)ゴルフ、テニス、野球等の回旋運動を必要とする運動パフォーマンスの向上、
2)歩く、立つ等の基本的動作能力の向上、
3)ハムストリングス、大殿筋、背部筋の促通や腰部筋群のリラクゼーションによる、大腿部(ふともも)から臀部及び背部のシェイプアップ、
4)腰痛症等のリハビリテーションへの応用、
である。
(変形例1)
本支援器具の段差部7を直方体部分1Aに設けずに、直方体部分1Aの上面を平坦部のみとして、第3パッド8を設けないこととしても良い。この場合には、運動者の骨盤の恥骨部分への痛みが緩和されないけれども、腹部のインナーユニットを鍛えることは可能である。
(変形例2)
実施の形態1では、弾性体の第1パッド4は、第2ボディー部2の上面2USに配設されているが、第1パッド4の配設に代えて、例えばゴム又はウレタンから成る緩衝体を同じ部材(例えばゴム又はウレタン。)の緩衝体から成る第2ボディー部2と一体化する様に構成しても良い。本発明では、実施の形態1の第1パッド4及び本変形例における第1パッド4に代わる緩衝体を、共に「第2ボディー部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて運動者の腸骨の右側の上前腸骨棘腸の第2支点を成す弾性体の第1緩衝部」と定義するものとする。
同様に、弾性体の第2パッド5は、第3ボディー部3の上面3USに配設されているが、第2パッド5の配設に代えて、例えばゴム又はウレタンから成る緩衝体を同じ部材の緩衝体から成る第3ボディー部3と一体化する様に構成しても良い。本発明では、実施の形態1の第2パッド5及び本変形例における第2パッド5に代わる緩衝体を、共に「第3ボディー部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて運動者の腸骨の右側の上前腸骨棘腸の第3支点を成す弾性体の第2緩衝部」と定義するものとする。
(変形例3)
実施の形態1に於ける図1の第1ボディー部1の半円柱部分1Bの変わりに、半円球部分としても良い(側面図である図5を参照。)。この場合には、本支援器具を用いて、うつ伏せ状態でのエクササイズを行う場合に、同部の最上部1BTは床面9と点接触する。この場合でも、第1ボディー部1の半円球部分は、左右方向(第2方向D2(+)及びD2(−))に対して不安定状態であり、本支援器具は左右の回旋方向への可動性を備えている(不安定性=可動性)。
或いは、図1の第1ボディー部1の半円柱部分1Bを、第1方向D1に於ける縦断面形状が三角形となる三角錘部分に置き換えても良い(正面図である図6を参照。)。この場合には、うつ伏せ状態でのエクササイズを行う場合に、三角錘部分の最上部1BTは、床面9と線接触した状態となる。同じく、第1ボディー部1の三角錘部分は、左右方向(第2方向D2(+)及びD2(−))に対して不安定状態であり、本支援器具は左右の回旋方向への可動性を備えている(不安定性=可動性)。
(変形例4)
実施の形態1では、第2方向D2は、第1方向D1と直交する、床面9に含まれる方向であって、本支援器具を上方から眺めた場合には、図4に示される通り、本支援器具はT字型構造を有している。この構造に代えて、上面図に於ける本支援器具の構造がみつまたに分岐した状態の構造、典型的には例えばY字型構造となる様に、第2ボディー部2及び第3ボディー部3の配置、即ち、第1方向D1に対する第2方向の延在方向及び第3方向の延在方向を変形しても良い。この場合には、第2方向D2は、第1方向D1との間で90度以外の交差角度で交差しつつ、床面9に平行な面内に延在する方向となる。この第2方向へと、第2ボディー部2は延在することとなる。同様に、第2方向と線対称に、或いは、第3ボディー部3が第2ボディー部2から遠ざかる向きで同一面内を延在する第3方向に沿って、第3ボディー部2は延在することとなる。本変形例に於いても、得られる効果は、実施の形態1で記載した通りである。この変形例の場合には、本支援器具は、運動者の腹部に支持部分が存在しない構造となる。
本変形例に於いても、実施の形態1で記載した作用・効果が得られる。
(変形例5)
実施の形態1で記載した3点支持に代えて、骨盤及び腹部を全体的に(トータルに)支持することとしても良い。この場合には、本支援器具は、(1)骨盤の上前腸骨棘及び恥骨を3点支持し且つ骨盤及び下腹部周辺の部位を支持する支持部と、(2)上記支持部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いては床面と線接触又は点接触の何れかの接触状態にあって身体の左右の回旋方向に可動な不安定部分とを備える。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正及び/又は変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
本発明は、家屋内で又はフィットネスクラブ乃至はスポーツクラブ等に於いて、うつ伏せ状態の下でのエクササイズを3点支持で以って行うためのエクササイズ支援器具に適用して好適である。
1 第1ボディー部
1A 直方体部分
1B 半円柱部分
1BT 半円柱部分の最上部
1AB 直方体部分の底部
1AE 直方体部分の一端側部
1ASA 直方体部分の一方の側面部
1ASB 直方体部分の他方の側面部
1AUS 直方体部分の上面
1ES 直方体部分の上面の露出部
1NES 直方体部分の上面の露出部以外の部分
2 第2ボディー部
2US 第2ボディー部の上面
3 第3ボディー部
3US 第3ボディー部の上面
4 弾性体の第1パッド
5 弾性体の第2パッド
4SS 第1パッドの第2パッド側に面した側面
5SS 第2パッドの第1パッド側に面した側面
6 溝部
7 段差部
8 弾性体の第3パッド(第3緩衝
D1 第1方向
D2 第2方向

Claims (3)

  1. (A)床面に平行な第1方向に延在し且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて人の恥骨の第1支点を成す直方体部分と、(B)前記第1方向に沿って前記直方体部分の底部と全体的に一体化しており且つ前記人がうつ伏せ状態でエクササイズを行う際には前記第1方向に関して前記床面と線接触の接触状態にある最上部を有する支持部分とを備える第1ボディー部と、
    前記第1ボディー部の前記直方体部分の内で、前記第1方向に延在した一方の側面部の一端側部に該当すると共にうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の頭側部分に該当する一方部分から所定の寸法まで隔てた他方部分までの前記一方の側面部の第1部分から、前記第1方向を含む前記床面に平行な面内に含まれる第2方向に沿って突出した第2ボディー部と、
    前記第1ボディー部の前記直方体部分の内で、前記第1方向に延在し且つ前記一方の側面部と対向する他方の側面部の前記一端側部に該当すると共にうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の前記頭側部分に該当する一方部分から前記所定の寸法まで隔てた他方部分までの前記他方の側面部の第2部分から、前記第2ボディー部から遠ざかる向きで前記床面に平行な前記面内に含まれる第3方向に沿って突出した第3ボディー部と、
    前記第2ボディー部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の腸骨の右側の上前腸骨棘腸の第2支点を成す弾性体の第1緩衝部と、
    前記第3ボディー部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の前記腸骨の左側の上前腸骨棘腸の第3支点を成す弾性体の第2緩衝部と
    を備えることを特徴とする、
    うつ伏せエクササイズ支援器具。
  2. うつ伏せエクササイズ支援器具であって、
    A)床面に平行な第1方向に延在し且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて人の恥骨の第1支点を成す直方体部分と、(B)前記第1方向に沿って前記直方体部分の底部と全体的に一体化しており且つ前記人がうつ伏せ状態でエクササイズを行う際には前記第1方向に関して前記床面と線接触又は点接触の何れかの接触状態にある最上部を有する支持部分とを備える第1ボディー部と、
    前記第1ボディー部の前記直方体部分の内で、前記第1方向に延在した一方の側面部の一端側部に該当すると共にうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の頭側部分に該当する一方部分から所定の寸法まで隔てた他方部分までの前記一方の側面部の第1部分から、前記第1方向を含む前記床面に平行な面内に含まれる第2方向に沿って突出した第2ボディー部と、
    前記第1ボディー部の前記直方体部分の内で、前記第1方向に延在し且つ前記一方の側面部と対向する他方の側面部の前記一端側部に該当すると共にうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の前記頭側部分に該当する一方部分から前記所定の寸法まで隔てた他方部分までの前記他方の側面部の第2部分から、前記第2ボディー部から遠ざかる向きで前記床面に平行な前記面内に含まれる第3方向に沿って突出した第3ボディー部と、
    前記第2ボディー部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の腸骨の右側の上前腸骨棘腸の第2支点を成す弾性体の第1緩衝部と、
    前記第3ボディー部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記人の前記腸骨の左側の上前腸骨棘腸の第3支点を成す弾性体の第2緩衝部と
    を備え、
    前記第1ボディー部の前記直方体部分は、
    前記直方体部分の前記上面の内で段差部を備えており、
    前記うつ伏せエクササイズ支援器具は、
    前記直方体部分の前記上面の内で前記段差部により相対的に低くなった部分上に配設され且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いて前記第1支点を成す弾性体の第3緩衝部
    を更に備えることを特徴とする、
    うつ伏せエクササイズ支援器具。
  3. 骨盤の上前腸骨棘及び恥骨を3点支持し且つ前記骨盤及び下腹部周辺の部位を支持する弾性体の第1乃至第3の緩衝部の各々を有する支持部と、
    前記支持部と一体化されており且つうつ伏せ状態でのエクササイズに於いては床面と線接触又は点接触の何れかの接触状態にあって身体の左右の回旋方向に可動な不安定部分と
    を備えることを特徴とする、
    うつ伏せエクササイズ支援器具。
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