JP4906694B2 - 実装基板の生産方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板上に部品を実装して実装基板を生産する実装基板の生産方法に関する。
従来より、製造業においては、個々の製品履歴の追跡を可能とする所謂トレーサビリティの確保が求められている。そのため、例えば電子機器製造分野では、基板上に電子部品を実装して回路基板を生産する生産ラインや、基板上に半導体チップを実装してパッケージを生産する生産ラインや、液晶基板上にドライバIC等を実装して液晶パネルを生産する生産ライン等の実装基板を生産する生産ラインにおいて、製造ロット番号等を基板に刻印することにより、個々の実装基板を識別・特定できるようにして、実装基板のトレーサビリティを確保している。
また近年、ICタグの普及に伴い、ICタグを基板に搭載して、生産ラインにおいて、実装基板に関する様々な情報をICタグの記憶部に記憶させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、ICタグはアンテナ部の面積が大きいため、ICタグを基板に搭載すると部品を実装できない面積が増加する。そのため、電子機器製造分野では、ICタグを用いて実装基板のトレーサビリティを確保する技術の実用化は進んでいない。
図10に一般的なICタグの回路構成を示す。図10に示すように、ICタグ50は、変調復調部51、ロジックメモリ52、電力生成部53およびアンテナ部54から構成されている。変調復調部51、ロジックメモリ52および電力生成部53はICチップで形成されており、そのチップ角は1mm〜0.4mm程度である。一方、アンテナ部54のサイズは、50mm×20mm程度である。このようにICタグは、変調復調部51、ロジックメモリ52および電力生成部53についてはチップ化することで小型化できたが、アンテナ部54についてはICチップに比べて小型化できていない。
特開2006−93349号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、アンテナ部を持たないデータキャリアを基板上に搭載し、データキャリアと通信を行うときに、データキャリアに分離可能にアンテナ部を設け、データをデータキャリアに記憶させた後は、データキャリアからアンテナ部を分離させることにより、部品の実装面積を狭くすることなく、基板上に搭載したデータキャリアの記憶部に無線で当該実装基板に関する様々な情報を記憶させることができる実装基板の生産方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の実装基板の生産方法は、記憶部と、アンテナ部が電気的に接続される端子部と、前記端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して受信した情報を前記記憶部に記憶させる受信処理、および前記記憶部に記憶されている情報を前記端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して送信する送信処理を実行する通信部と、からなるデータキャリアを搭載した基板上に部品を実装して実装基板を生産する実装基板の生産方法であって、前記端子部にアンテナ部を接触させて前記端子部とアンテナ部とを電気的に接続させる工程と、前記端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して前記記憶部に情報を記憶させる工程と、前記端子部からアンテナ部を分離させる工程と、を含み、前記基板は分割することにより得られる複数のサブ基板を含み、前記データキャリアは前記各サブ基板上に配置されており、前記基板上には前記データキャリア間を電気的に接続する配線が形成されており、前記記憶部に情報を記憶させるときに前記データキャリアのうちのいずれか1つの端子部にアンテナ部を接触させ、そのアンテナ部を介して、全ての前記データキャリアの記憶部に同一の情報を記憶させることを特徴とする。
本発明の好ましい形態によれば、部品の実装面積を狭くすることなく、基板上に搭載したデータキャリアの記憶部に無線で当該実装基板に関する様々な情報を記憶させることができる。
以下、本発明の実装基板の生産方法について、電子部品を基板に実装して回路基板を生産する生産ラインを例に、図面を交えて説明を行う。なお、本発明は回路基板の生産ラインに限定して実施されるものではなく、例えば実装基板として、基板に半導体チップを実装してパッケージを生産する生産ラインや、液晶基板にドライバICやフレキ基板を実装して液晶パネルを生産する生産ラインにおいても同様に実施可能である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における回路基板の生産システムおよび生産方法について、図面を交えて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における回路基板の生産システムの概略を示す図である。
本生産システムは、基板11上に電子部品を実装し、且つ基板11上に搭載したデータキャリア12に当該回路基板に関する様々な情報を記憶させるシステムであり、半田印刷ステーション1、電子部品実装ステーション2、リフローステーション3、第1ないし第3のアンテナ接続ステーション4a〜4c、各ステーションにおける処理を制御する制御部5a〜5cおよび当該生産システム全体の処理を制御する上位制御部6aを備える。
本実施の形態1では、基板製造メーカにおいてデータキャリア12が搭載された基板11が、図中の矢印の方向へ搬送されて順次処理が行われる。なお、回路基板製造メーカーにおいて基板11上にデータキャリア12を搭載してもよい。
図2に基板11の一部を拡大して示す。本実施の形態1では、データキャリア12は、ICチップ13と、ICチップ13の図示しない電極に接続する配線14と、配線14に接続する端子部15とからなり、配線14および端子部15は基板上に形成されている。また、後述するように、端子部15にはアンテナ部が電気的に接続される。また、ICチップ13は、一般的なICタグと同様に、記憶部であるロジックメモリと、通信部である変調復調部と、電力生成部とを含む。
なお、ICチップを基板上に搭載する方法としては、例えば接着剤により基板上に接着させる等すればよい。また、ラベル上にICチップを搭載するとともに、ICチップの電極に接続する配線と、その配線に接続する端子部とをラベル上に形成して、そのラベルを基板上に貼着させてもよい。
当該生産ラインに搬入された基板11は、まず半田印刷ステーション1に搬送される。半田印刷ステーション1には、制御部5aにより動作が制御される半田印刷機(図示せず)が設置されている。半田印刷機は、半田印刷ステーション1に搬送され位置決めされた基板11上にクリーム半田を印刷して配線パターンを形成する。
半田印刷ステーション1における半田印刷工程が終了すると、基板11は第1のアンテナ接続ステーション4aに搬送される。第1のアンテナ接続ステーション4aには、アンテナ搬送手段として、制御部5aにより動作が制御されるロボットが設置されている。また、データ書き込み手段として、制御部5aにより動作が制御されるICタグリーダ/ライタが設置されている。
アンテナ搬送手段であるロボットは、第1のアンテナ接続ステーション4aに搬送され位置決めされた基板11上のデータキャリア12の端子部にアンテナ部を接触させて、データキャリアの端子部とアンテナ部とを電気的に接続させる。また、データ書き込み手段であるICタグリーダ/ライタは、印刷されたクリーム半田に関する情報(半田情報)や半田印刷機に関する情報等を無線で送信し、データキャリア12の端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して、それらの情報をデータキャリア12の記憶部に記憶させる。
半田情報は、例えば半田の組成、熱特性(耐熱温度、温度加速度など)、メーカ名、製造年月日、製造場所、品番、ロット番号、製造シリアル番号等である。また、半田印刷機に関する情報は、例えば当該生産ラインにおける設備番号、半田印刷機のメーカ名、製造年月日、製造場所、品番、ロット番号、製造シリアル番号等である。また他の情報として、半田印刷後に検査した情報(例えば、塗布された半田の印刷ズレの情報など)等を記憶させてもよい。
ここで、第1ないし第3のアンテナ接続ステーション4a〜4cにおける処理について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるデータキャリアの端子部にアンテナ部を電気的に接続させる方法を説明するための図である。
図3において、16はアンテナ部、17はデータキャリア12の端子部15にアンテナ部16を接触させて端子部15とアンテナ部16とを電気的に接続させる動作、および端子部15からアンテナ部16を分離させる動作が可能なロボットの先端部である。
制御部により動作が制御されるロボット(アンテナ搬送手段)17は、3軸動作あるいは昇降動作が可能であり、図3に示すように、本実施の形態1では、ロボット17がアンテナ部16を吸着保持して、データキャリア12の端子部15に押し付けて接触させることにより、端子部15とアンテナ部16との電気的接続を確保する。
なお、ロボットによりアンテナ部を予め設定された位置へ搬送してもよいが、例えば制御部が、画像認識カメラにより撮影した画像からデータキャリアの端子部を認識して、端子部の現在位置を検知することにより、その検知した位置へアンテナ部を搬送してもよい。また、ロボットをユーザがマニュアル操作してもよい。
このようにロボット17がアンテナ部16をデータキャリア12の端子部15に接触させて、端子部15とアンテナ部16との電気的接続を確保している間に、図示しないICタグリーダ/ライタ(データ書き込み手段)が、制御部からの指令により、制御部から受信した情報を無線で送信する。データキャリア12は、端子部15に電気的に接続されたアンテナ部16を介して受信した情報を記憶する。その後、ロボット17が、端子部15からアンテナ部16を分離させる。なお、ICタグリーダ/ライタは、データキャリアの周辺に位置するように予め配置しておいてもよいし、ロボットによりデータキャリアの周囲へ搬送してもよい。
このように第1ないし第3のアンテナ接続ステーション4a〜4cでは、基板11上のデータキャリア12の端子部15にアンテナ部16を接触させて端子部15とアンテナ部16とを電気的に接続させ、そのアンテナ部16を介してデータキャリア12の記憶部に情報を記憶させた後、端子部15からアンテナ部16を分離させる。
図4にICタグリーダ/ライタの回路構成とデータキャリアの回路構成を示す。図4に示すように、アンテナ部16が設けられたデータキャリア12の回路構成は一般的なICタグと同様であり、本実施の形態1ではデータ書き込み手段として一般的なICタグリーダ/ライタ21を使用する。
ICタグリーダ/ライタ21は、交流電源22に接続された変調復調部23と、制御部24と、インタフェース部25と、アンテナ部26とを備える。変調復調部23は、アンテナ部26を介してデータキャリア12と通信を行なう回路であり、データキャリア12に書き込むべき情報を制御部24から受信すると、その情報を変調してアンテナ部26より送信する。また、データキャリア12から送信されてきた情報を受信して復調する。
また、変調復調部23は、データキャリア12に対して電力搬送電波を送信する。すなわち、変調復調部23は、制御部24からの制御コードを受信している間、無線周波数の電力搬送信号を生成し、その信号を電力搬送電波に変換しアンテナ部26より送信する。
制御部24は、変調復調部23による電力搬送電波の送信やその送信の停止を制御したり、インタフェース部25を介して入力した情報を変調復調部23へ送信したり、変調復調部23により受信した情報をインタフェース部25を介して外部に出力したりする。
データキャリア12は、ロジックメモリ(記憶部)18と、端子部(図示せず)に電気的に接続されたアンテナ部16を介して受信した情報をロジックメモリ18に記憶させる受信処理、およびロジックメモリ18に記憶されている情報を端子部に電気的に接続されたアンテナ部16を介して送信する送信処理を実行する変調復調部(通信部)19と、電力生成部20とを備える。
電力生成部20は、アンテナ部16を介して、ICタグリーダ/ライタ21から送信された電力搬送電波を電磁誘導方式または電磁結合方式によって受信し、高周波の誘起電力を生成する。電力生成部20は、さらに、誘起電力を整流するとともに、整流された誘起電力の電圧を一定の値に平滑化したり、直流電力を蓄積したりし、アンテナ部16が電力搬送電波を受信している間、変調復調部19およびロジックメモリ18に対し、生成した直流電力を供給し続ける。
通信部である変調復調部19は、ICタグリーダ/ライタ21から送信された情報を復調して、ロジックメモリ18に記憶させたり、ロジックメモリ18に記憶されている情報を電波に変換し、アンテナ部16を介して外部に出力する。なお、変調復調方式は、ICタグリーダ/ライタ21の変調復調部23における変調復調方式と合致していればよい。
第1のアンテナ接続ステーション4aにおけるデータ書き込み工程が終了すると、基板11は電子部品実装ステーション2に搬送される。電子部品実装ステーション2には、制御部5bにより動作が制御される電子部品実装機(図示せず)が設置されている。電子部品実装機は、電子部品実装ステーション2に搬送され位置決めされた基板11上に電子部品を実装する。
なお、前工程の半田印刷工程において印刷ズレを検査して、その印刷ズレ情報を上位制御部6aに記憶しておき、電子部品を実装する前に、制御部5bが印刷ズレ情報を上位制御部6aから受信して、その印刷ズレ情報を基に電子部品の実装位置を修正する構成としてもよい。
電子部品実装ステーション2における電子部品実装工程が終了すると、基板11は第2のアンテナ接続ステーション4bに搬送される。第2のアンテナ接続ステーション4bには、アンテナ搬送手段として、制御部5bにより動作が制御されるロボットが設置されている。また、データ書き込み手段として、制御部5bにより動作が制御されるICタグリーダ/ライタが設置されている。
アンテナ搬送手段であるロボットは、第2のアンテナ接続ステーション4bに搬送され位置決めされた基板11上のデータキャリア12の端子部にアンテナ部を接触させて、データキャリアの端子部とアンテナ部とを電気的に接続させる。また、データ書き込み手段であるICタグリーダ/ライタは、実装した電子部品に関する情報(部品情報)や電子部品実装機に関する情報等を無線で送信し、データキャリア12の端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して、それらの情報をデータキャリア12の記憶部に記憶させる。なお、アンテナ部は、基板上11に実装した電子部品に接触しないように載置する。例えば基板11の外方へ突出するように載置してもよいし、基板11の部品搭載面に直交する垂直方向に沿った姿勢にして載置してもよい。
部品情報は、例えば電子部品のメーカ名、製造年月日、製造場所、種類、サイズ、組成、熱特性(耐熱温度、温度加速度など)、品番、ロット番号、製造シリアル番号等である。また、電子部品実装機に関する情報は、例えば当該生産ラインにおける設備番号、電子部品実装機のメーカ名、製造年月日、製造場所、品番、ロット番号、製造シリアル番号等である。なお、さらに、電子部品実装機の稼働率や部品吸着率、部品実装率、各種エラー率、使用吸着ノズル情報(ノズルのタイプや番号等)、使用カメラ情報、使用ヘッド情報(ヘッドのタイプや番号等)、使用カセット情報(カセットのタイプや番号等)などを記憶させてもよい。
また他の情報として、部品実装に関する設定値または目標値、具体的には、例えば部品搭載時の加圧力の目標値(圧力の時間変化)や、ヘッドの温度の時間変化等を記憶させてもよい。
さらに、部品実装時の実測値、具体的には、例えば使用したヘッドのヘッド位置や、部品搭載時の加圧力(圧力の時間変化)、ヘッドの温度の時間変化、部品実装位置のオフセット値等の実測値を記憶させてもよい。また、部品実装後、実装された電子部品の装着ズレを検査して、その装着ズレ情報を記憶させてもよい。
第2のアンテナ接続ステーション4bにおけるデータ書き込み工程が終了すると、基板11はリフローステーション3に搬送される。リフローステーション3には、制御部5cにより温度等が制御されるリフロー炉(図示せず)が設置されている。リフロー炉は、半田印刷ステーション1で塗布された半田を一旦溶かして固め、電子部品を固定する。
以上のように電子部品を実装して回路基板を完成した後、基板11を第3のアンテナ接続ステーション4cへ搬送する。第3のアンテナ接続ステーション4cには、アンテナ搬送手段として、制御部5cにより動作が制御されるロボットが設置されている。また、データ書き込み手段として、制御部5cにより動作が制御されるICタグリーダ/ライタが設置されている。
アンテナ搬送手段であるロボットは、第3のアンテナ接続ステーション4cに搬送され位置決めされた基板11上のデータキャリア12の端子部にアンテナ部を接触させて、データキャリアの端子部とアンテナ部とを電気的に接続させる。また、データ書き込み手段であるICタグリーダ/ライタは、リフロー炉におけるプロセス情報(温度情報)やリフロー炉に関する情報等を無線で送信し、データキャリア12の端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して、それらの情報をデータキャリア12の記憶部に記憶させる。なお、アンテナ部は、基板上11に実装した電子部品に接触しないように載置する。例えば基板11の外方へ突出するように載置してもよいし、基板11の部品搭載面に直交する垂直方向に沿った姿勢にして配置してもよい。
リフロー炉に関する情報は、例えば当該生産ラインにおける設備番号、リフロー炉のメーカ名、製造年月日、製造場所、品番、ロット番号、製造シリアル番号等である。また、他の情報として、半田印刷機においてクリーム半田を印刷してからリフロー炉において固化するまでにかかった時間等を記憶させてもよい。
さらに、この第3のアンテナ接続ステーション4cでは、当該回路基板の品種名、メーカ名、製造年月日、製造場所、製造ライン番号、サイズ、部品実装位置(どの位置にどのような種類の部品を実装したかという情報)、品番、ロット番号、製造シリアル番号等を記憶させる。また、当該回路基板が組み込まれる製品名の情報や、製造担当者や製造責任者の情報を記憶させてもよい。
以上ように、本実施の形態1によれば、アンテナ部を持たないデータキャリアを基板上に搭載し、データキャリアの記憶部に情報を記憶させるときにのみ、データキャリアの端子部にアンテナ部を電気的に接続させるので、部品の実装面積を削減することなく、基板に搭載したデータキャリアの記憶部に無線で当該回路基板に関する様々な情報を記憶させることができる。
また、完成した回路基板は、色々な電子機器(例えばエアコンやカーナビ、携帯電話機等の製品)に組み込まれて市場へ出て行くが、市場で使用された結果、基板不良等が発生し、その回路基板が市場から工場やサービス拠点等に返送されたときに、データキャリアの端子部にアンテナ部を接触させて、データ読み取り手段としてのICタグリーダ/ライタを用いて、データキャリアに記憶されている情報を読み出し、トレーサビリティを追跡することができる。したがって、製造ロット番号等が刻印されていない場合や、市場に出て長い年月が経過し製造ロット番号等が消えてしまった場合でも、その基板の製造時の状況を容易に把握できる。
なお、本実施の形態1では、回路基板に関する様々な情報をデータキャリアに記憶させる場合について説明したが、基板製造メーカまたは回路基板製造メーカにおいて、基板に関する様々な情報(例えば基板の種類、素材の組成や特性、メーカ名、製造年月日、製造場所、品番、ロット番号、製造シリアル番号等)を記憶させることもできる。また、電子機器製造メーカにおいて、製品に関する様々な情報(例えば商品名、型番、メーカ名、製造年月日、製造場所、品番、ロット番号、製造シリアル番号等)を記憶させることもできる。
また、半田印刷ステーション1と第1のアンテナ接続ステーション4a、電子部品実装ステーション2と第2のアンテナ接続ステーション4cおよびリフローステーション3と第3のアンテナ接続ステーション4cの3つの組に対してそれぞれ制御部を設けたが、例えば全てのステーションに対して制御部を設けてよい。また、第1と第2のアンテナ接続ステーションを設けずに、半田印刷機や電子部品実装機上でデータキャリアの端子部にアンテナ部を接触させる動作や、データキャリアへ情報を書き込む動作が可能なように構成してもよい。
また、生産ラインの各工程ごとに、それぞれの工程において生ずる様々な情報をデータキャリアへ記憶させたが、リフローステーションの後工程にのみアンテナ接続ステーションを設け、それぞれの工程において生ずる様々な情報を上位制御部6aに記憶させておき、最後にまとめて記憶させる構成としてもよい。
また、ロボットがアンテナ部を吸着保持する場合について説明したが、これに限らず、例えばロボットがアンテナ部を把持する構成であってもよい。
また、1枚の基板に電子部品を実装する場合について説明したが、無論、分割することにより複数枚の基板(サブ基板)が得られる多面取り基板に電子部品を実装する生産ラインにおいても同様に実施可能である。
図5に、本発明の実施の形態1における多面取り基板を示す。図5(a)に示すように、多面取り基板30は分割することにより得られる4枚のサブ基板を含み、各サブ基板上にデータキャリア12aないし12dが配置されている。また、多面取り基板30上にはデータキャリア12aないし12d間を電気的に接続する配線31が形成されている。
なお、データキャリアを基板上に搭載する工程、およびデータキャリア間を接続する配線を形成する工程は、基板製造メーカで実施してもよいし、回路基板製造メーカで実施してもよい。また、無論、多面取り基板に含まれるサブ基板は4枚に限定されるものではない。
以上のように構成された多面取り基板30上の各データキャリア12aないし12dに情報を記憶するときには、データキャリア12aないし12dのうちのいずれか1つの端子部にアンテナ部を接触させる。例えば図5(b)に示すように、データキャリア12aの端子部にアンテナ部16を接触させた後、データ書き込み手段であるICタグリーダ/ライタから情報を無線で送信する。データキャリア12aは、アンテナ部16を介して受信した電力搬送電波から直流電力を生成し、データキャリア12aの変調復調部およびロジックメモリに供給するとともに、他のデータキャリア12b〜12dのロジックメモリにも直流電力を配線31を介して供給する。またデータキャリア12aは、アンテナ部16を介して受信した情報を復調して、データキャリア12aのロジックメモリに記憶させるとともに、他のデータキャリア12b〜12dのロジックメモリにも同一の情報を配線31を介して記憶させる。
以上のように、データキャリア12aないし12d間を電気的に接続する配線31を形成することで、1本のアンテナ部16を用いて、全てのデータキャリア12aないし12dに同時に同一の情報を記憶させることができる。なお、データキャリア12aないし12d間を電気的に接続する配線31は、例えばデータキャリア12aないし12dの端子部が並列接続されるように形成してもよい。
ここでは、データキャリア間を電気的に接続する配線を形成して全てのデータキャリアに同時に同一の情報を記憶させたが、例えば、データキャリア間を電気的に接続する配線を形成せずに、複数本のアンテナ部を用意して、各データキャリアの端子部に同時にアンテナ部を接触させてもよい。また、全てのデータキャリアに同時に情報を記憶させることはできないが、各データキャリアの端子部に順次アンテナ部を接触させて情報を記憶させてもよい。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における回路基板の生産システムおよび生産方法について、図面を交えて説明する。但し、前述の実施の形態1で説明した部材およびステーションと同一の部材およびステーションには同一符号を付して、説明を省略する。また、データキャリアに記憶させる情報についても、前述の実施の形態1で説明したので説明を省略する。
図6に、本発明の実施の形態2における回路基板の生産システムの概略を示す。本生産システムは、基板11上に電子部品を実装し、且つ基板11上に搭載したデータキャリア12に当該回路基板に関する様々な情報を記憶させるシステムであり、半田印刷ステーション1、電子部品実装ステーション2、リフローステーション3、アンテナ装着ステーション7、第1、第2のデータ書き込みステーション8a、8b、データ書き込み/アンテナ分離ステーション9、各ステーションにおける処理を制御する制御部5d〜5gおよび当該生産システム全体の処理を制御する上位制御部6bを備える。
当該生産ラインに搬入された基板11は、まずアンテナ装着ステーション7に搬送される。アンテナ装着ステーション7には、第1のアンテナ搬送手段として、制御部5dにより動作が制御されるロボットが設置されている。
第1のアンテナ搬送手段であるロボットは、アンテナ装着ステーション7に搬送され位置決めされた基板11上のデータキャリア12の端子部にアンテナ部を装着させて、データキャリアの端子部とアンテナ部とを電気的に接続させる。
アンテナ装着ステーション7における処理について、図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態2におけるデータキャリアの端子部にアンテナ部を電気的に接続させる方法を説明するための図である。
図7において、15aはデータキャリア12の端子部15に形成された接続孔、40はデータキャリア12の端子部15にアンテナ部16を接触させて端子部15とアンテナ部16とを電気的に接続させる動作が可能なロボットの先端部である。また、図示しないが、基板11の接続孔15aに対応する位置には、内周壁や底部が絶縁された接続孔が形成されている。なお、データキャリア12の端子部15および基板11に接続孔を形成する工程は、基板製造メーカで実施してもよいし、回路基板製造メーカで実施してもよい。
本実施の形態2では、データキャリア12の端子部15に接続孔15aが形成されており、また基板11の接続孔15aに対応する位置にも接続孔が形成されており、それらの接続孔にアンテナ部16を嵌合させることで、端子部15とアンテナ部16を接触させ、端子部15とアンテナ部16との電気的な接続を確保している。
具体的には、制御部5dにより動作が制御されるロボット(第1のアンテナ搬送手段)40は、3軸動作あるいは昇降動作が可能であり、図7に示すように、アンテナ部16を吸着保持して、データキャリア12の端子部15に形成された接続孔および基板11に形成された接続孔(図示せず)に嵌合させることで、端子部15にアンテナ部16を分離可能に装着して、端子部15とアンテナ部16とを接触させ、それらの間の電気的接続を確保する。またロボット40は、アンテナ部16を装着した後、アンテナ部16の吸着を解除して退避する。
なお、ロボット40によりアンテナ部16を予め設定された位置へ搬送してもよいが、例えば制御部5dが、画像認識カメラにより撮影した画像から接続孔15aを認識して、接続孔15aの現在位置を検知することにより、その検知した位置へアンテナ部16を搬送してもよい。また、ロボット40をユーザがマニュアル操作してもよい。
また、アンテナ部16は、半田印刷工程や電子部品実装工程における処理の障害とならないように装着する。例えば基板11の外方へ突出するように装着してもよいし、基板11の部品搭載面に直交する垂直方向に沿った姿勢にして装着してもよい。
このようにアンテナ部16が装着された基板11は、次に、半田印刷ステーション1に搬送される。半田印刷ステーション1には、制御部5eにより動作が制御される半田印刷機(図示せず)が設置されており、半田印刷機は、半田印刷ステーション1に搬送され位置決めされた基板11上にクリーム半田を印刷して配線パターンを形成する。
半田印刷ステーション1における半田印刷工程が終了すると、基板11は第1のデータ書き込みステーション8aに搬送される。第1のデータ書き込みステーション8aには、データ書き込み手段として、制御部5eにより動作が制御されるICタグリーダ/ライタが設置されている。ICタグリーダ/ライタは、印刷されたクリーム半田に関する情報(半田情報)や半田印刷機に関する情報等を無線で送信し、データキャリア12の端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して、それらの情報をデータキャリア12の記憶部に記憶させる。
ここで、第1、第2のデータ書き込みステーション8a、8bおよびデータ書き込み/アンテナ分離ステーション9におけるデータ書き込み処理について説明する。各ステーションにはICタグリーダ/ライタが設置されており、ICタグリーダ/ライタは、制御部からの指令により、制御部から受信した情報を無線で送信する。データキャリア12は、端子部15に電気的に接続されたアンテナ部16を介して受信した情報を記憶する。なお、ICタグリーダ/ライタは、データキャリアの周辺に位置するように予め配置しておいてもよいし、ロボットによりデータキャリアの周囲へ搬送してもよい。
第1のデータ書き込みステーション8aにおけるデータ書き込み工程が終了すると、基板11は電子部品実装ステーション2に搬送される。電子部品実装ステーション2には、制御部5fにより動作が制御される電子部品実装機(図示せず)が設置されている。電子部品実装機は、電子部品実装ステーション2に搬送され位置決めされた基板11上に電子部品を実装する。
電子部品実装ステーション2における電子部品実装工程が終了すると、基板11は第2のデータ書き込みステーション8bに搬送される。第2のデータ書き込みステーション8bには、データ書き込み手段として、制御部5fにより動作が制御されるICタグリーダ/ライタが設置されており、ICタグリーダ/ライタは、実装した電子部品に関する情報(部品情報)や電子部品実装機に関する情報等を無線で送信し、データキャリア12の端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して、それらの情報をデータキャリア12の記憶部に記憶させる。
第2のデータ書き込みステーション8bにおけるデータ書き込み工程が終了すると、基板11はリフローステーション3に搬送される。リフローステーション3には、制御部5gにより温度等が制御されるリフロー炉(図示せず)が設置されている。リフロー炉は、半田印刷ステーション1で塗布された半田を一旦溶かして固め、電子部品を固定する。
以上のように電子部品を実装して回路基板を完成した後、基板11をデータ書き込み/アンテナ分離ステーション9へ搬送する。データ書き込み/アンテナ分離ステーション9には、データ書き込み手段として、制御部5gにより動作が制御されるICタグリーダ/ライタが設置されている。また、第2のアンテナ搬送手段として、制御部5gにより動作が制御されるロボットが設置されている。
データ書き込み手段であるICタグリーダ/ライタは、リフロー炉におけるプロセス情報(温度情報)やリフロー炉に関する情報等を無線で送信し、データキャリア12の端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して、それらの情報をデータキャリア12の記憶部に記憶させる。
また、第2のアンテナ搬送手段であるロボットは、データキャリアの端子部からアンテナ部を分離させる。図8に、本発明の実施の形態2におけるデータキャリアの端子部からアンテナ部を分離させる方法を説明するための図を示す。図8において、41はデータキャリア12の端子部15からアンテナ部16を分離させる動作が可能なロボット(第2のアンテナ搬送手段)の先端部である。
制御部5gにより動作が制御されるロボット41は、3軸動作あるいは昇降動作が可能であり、図8に示すように、データキャリア12の端子部15に形成された接続孔および基板11に形成された接続孔(図示せず)に嵌合しているアンテナ部16を吸着保持して、端子部15から分離させる。
なお、ロボット41を予め設定された位置へ移動させてもよいが、例えば制御部5gが、画像認識カメラにより撮影した画像からアンテナ部16を認識して、アンテナ部16の現在位置を検知することにより、その検知した位置へロボット41を移動させてもよい。また、ロボット41をユーザがマニュアル操作してもよい。
以上のように、本実施の形態2によれば、アンテナ部を持たないデータキャリアを基板上に搭載し、当該回路基板の生産ラインにおいて情報を記憶させる前に、データキャリアの端子部にアンテナ部を分離可能に装着して端子部にアンテナ部を接触させ、当該回路基板の生産ラインにおいて記憶させる全ての情報をデータキャリアの記憶部に記憶させた後に、データキャリアの端子部からアンテナ部を分離させるので、前述した実施の形態1と同様に、部品の実装面積を削減することなく、基板に搭載したデータキャリアの記憶部に無線で当該回路基板に関する様々な情報を記憶させることができる。よって、前述した実施の形態1と同様に、回路基板のトレーサビリティ性を向上させることができる。
なお、本実施の形態2では、半田印刷ステーション1と第1のデータ書き込みステーション8a、電子部品実装ステーション2と第2のデータ書き込み接続ステーション8cおよびリフローステーション3とデータ書き込み/アンテナ分離ステーション9の3つの組に対してそれぞれ制御部を設けたが、例えば全てのステーションに対して制御部を設けてよい。また、第1と第2のデータ書き込みステーションを設けずに、半田印刷機や電子部品実装機上でデータキャリアへ情報を書き込む動作が可能なように構成してもよい。また、アンテナ装着ステーションを設けずに、半田印刷機上でアンテナ部を装着する動作が可能なように構成してもよい。
また、生産ラインの各工程ごとに、それぞれの工程において生ずる様々な情報をデータキャリアへ記憶させたが、それぞれの工程において生ずる様々な情報を上位制御部6bに記憶させておき、リフローステーションの後工程において、最後にまとめてデータキャリアへ記憶させる構成としてもよい。また、リフローステーションの後工程においてアンテナ部を装着させて、最後にまとめて記憶させる構成としてもよい。
また、当該回路基板の生産ラインにおいて情報を記憶させる前にアンテナ部を装着して、最後にアンテナ部を分離させたが、例えば前述の実施の形態1と同様に、データキャリアに情報を記憶させるごとに、アンテナ部の装着作業と分離作業を実行してもよい。
また、ロボットがアンテナ部を吸着保持する場合について説明したが、これに限らず、例えばロボットがアンテナ部を把持する構成であってもよい。
また、1枚の基板に電子部品を実装する場合について説明したが、無論、前述の実施の形態1で説明したように、分割することにより複数枚の基板(サブ基板)が得られる多面取り基板に電子部品を実装する生産ラインにおいても同様に実施可能である。
また、本実施の形態2ではアンテナ装着ステーションを設けたが、例えば基板製造メーカーにおいてアンテナ部が予め分離可能に装着されている場合には、アンテナ装着ステーションを省くことができる。
アンテナ部を予め分離可能に装着した基板について、多面取り基板を例に説明する。図9(a)に、アンテナ部を予め分離可能に装着した多面取り基板の一例を示す。この例では、多面取り基板30の外形を構成する4辺のうちの1辺に、アンテナ部16が配置されるアンテナ基板32が連結されている。アンテナ基板32上に配置されるアンテナ部16は、その一部が多面取り基板30上にも配置されて、多面取り基板30上のデータキャリア12aの端子部に接続している。アンテナ基板32は、データ書き込み/アンテナ分離ステーション9において、データの書き込みが完了した後、図9(b)に示すように多面取り基板30から分割する。
本発明にかかる実装基板の生産方法は、部品の実装面積を削減することなく、基板上に搭載したデータキャリアに無線で当該実装基板に関する情報を記憶させることができ、電子部品を実装した回路基板や、半導体チップを実装したパッケージ、液晶パネル等のトレーサビリティの確保に有用である。
本発明の実施の形態1における回路基板の生産システムの概略を示す図 本発明の実施の形態1における回路基板の生産システムで使用する基板の一部拡大図 本発明の実施の形態1におけるデータキャリアの端子部にアンテナ部を電気的に接続させる方法を説明するための図 本発明の実施の形態1および2におけるICタグリーダ/ライタの回路構成とデータキャリアの回路構成を示す図 本発明の実施の形態1における多面取り基板を示す平面図 本発明の実施の形態2における回路基板の生産システムの概略を示す図 本発明の実施の形態2におけるデータキャリアの端子部にアンテナ部を電気的に接続させる方法を説明するための図 本発明の実施の形態2におけるデータキャリアの端子部からアンテナ部を分離させる方法を説明するための図 本発明の実施の形態2におけるデータキャリアの端子部に電気的に接続するアンテナ部を予め分離可能に装着した多面取り基板の一例を示す図 一般的なICタグの回路構成を示す図
符号の説明
1 半田印刷ステーション
2 電子部品実装ステーション
3 リフローステーション
4a〜4c アンテナ接続ステーション
5a〜5g 制御部
6a、6b 上位制御部
7 アンテナ装着ステーション
8a、8b データ書き込みステーション
9 データ書き込み/アンテナ分離ステーション
11 基板
12、12a〜12d データキャリア
13 ICチップ
14 配線
15 端子部
15a 接続孔
16 アンテナ部
17、40、41 ロボット
18、52 ロジックメモリ
19、51 変調復調部
20、53 電力生成部
21 ICタグリーダ/ライタ
22 交流電源
23 変調復調部
24 制御部
25 インタフェース部
26 アンテナ部
30 多面取り基板
31 配線
32 アンテナ基板
50 ICタグ
54 アンテナ部

Claims (1)

  1. 記憶部と、アンテナ部が電気的に接続される端子部と、前記端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して受信した情報を前記記憶部に記憶させる受信処理、および前記記憶部に記憶されている情報を前記端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して送信する送信処理を実行する通信部と、からなるデータキャリアを搭載した基板上に部品を実装して実装基板を生産する実装基板の生産方法であって、
    前記端子部にアンテナ部を接触させて前記端子部とアンテナ部とを電気的に接続させる工程と、
    前記端子部に電気的に接続されたアンテナ部を介して前記記憶部に情報を記憶させる工程と、
    前記端子部からアンテナ部を分離させる工程と、
    を含み、
    前記基板は分割することにより得られる複数のサブ基板を含み、前記データキャリアは前記各サブ基板上に配置されており、
    前記基板上には前記データキャリア間を電気的に接続する配線が形成されており、前記記憶部に情報を記憶させるときに前記データキャリアのうちのいずれか1つの端子部にアンテナ部を接触させ、そのアンテナ部を介して、全ての前記データキャリアの記憶部に同一の情報を記憶させる
    ことを特徴とする実装基板の生産方法。
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