JP4899466B2 - チタン有機化合物を含有する印刷インキ組成物、該組成物を用いてなるプラスチックシート被覆物およびラミネート積層物 - Google Patents

チタン有機化合物を含有する印刷インキ組成物、該組成物を用いてなるプラスチックシート被覆物およびラミネート積層物 Download PDF

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Description

本発明は、溶剤型印刷インキ用樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、各種プラスチックフィルム、プラスチックシートまたは合成樹脂成形品の被覆用として特に有用な印刷インキ用樹脂組成物に関する。
被包装物の多様化、包装技術の高度化に伴い、各種プラスチックフィルムを包装材料に使用するにあたっては、プラスチックフィルムの装飾または表面保護のために印刷が施されている(特許文献1参照)。一般にこれらプラスチックフィルムの印刷は、グラビア印刷、フレキソ印刷にて行われることが多い。
グラビア印刷においては、インキの供給方式上、印刷終了後に少なくともインキパンを満たすのに必要な量のインキが残ってしまう。この残ったインキは残肉インキと呼ばれる。残肉インキは、廃棄されることもあるが、コスト面からは回収し繰返し使用できることが望ましい。
しかしながら、通常、印刷時のインキは専用希釈溶剤をインキに対して30〜100重量%程度添加、撹拌して印刷に使用するため、粘度が下がり比重の大きい粒子が沈降しやすくなる。更に、印刷時のインキへの水分の混入、基材への密着性、耐水性、耐内容物性などの向上を目的としたイソシアネート系硬化剤の添加が顔料分散系を破壊し、沈降を促進する原因となる。この沈降は、有機顔料と比較して比重の大きい白色系無機顔料では特に顕著に現れる。
また、分散剤を使用することが提案されているが、白色系顔料においては水分が混入した残肉、イソシアネート系硬化剤を添加した残肉の分散安定性の確保は難しく、顔料の沈降、印刷適性の低下のため、残肉インキを使用することができない場合が多かった。
特公平7−113100号公報
本発明の目的は、従来技術に基づく既存の印刷インキでは解決し得なかった前記の欠点を解決することである。即ち、優れたインキ安定性および印刷適性を有する溶剤型印刷インキを提供することにある。
本発明者らは、前記の実状を鑑み鋭意検討を重ねた結果、特定の化合物を含む印刷インキが、従来のインキと比較して優れたインキ安定性および印刷適性を有することを見出し、本発明に至った。
本発明は、チタン有機化合物を含有し、かつ、少なくとも1種類の白色系無機顔料を含有することを特徴とする溶剤型印刷インキ組成物であって、
チタン有機化合物が、
チタンオクチレングリコレートおよびチタントリエタノールアミネート
から選ばれる少なくとも1種類の化合物
であり、かつ
溶剤型印刷インキ組成物全量に対して0.05〜10重量%
含有され、さらに、
白色系無機顔料が、
白色系無機顔料全量を基準として酸化チタンを80重量%以上
含むことを特徴とする溶剤型印刷インキ組成物が好ましい。
次に、本発明は上記の溶剤型印刷インキ組成物をプラスッチクフィルムに印刷し、被覆してなるプラスチックシート被覆物に関する。
次に、本発明は上記のプラスッチクシート被覆物を、さらに複数の塗工、積層または圧着工程を経て得ることができるラミネート積層物に関する。
本発明が提供する印刷インキは、従来のインキと比較して優れた残肉インキ安定性および残肉印刷適性を示す。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物は、水酸基(以下、OH基という)、カルボニル基およびアミノ基の群から選ばれる少なくとも1つの官能基を有し炭素数3〜10である配位子を含むチタン有機化合物を含有し、かつ、少なくとも1種類の白色系無機顔料を含有することを特徴とする。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物に用いられるOH基、カルボニル基、アミノ基のうち少なくとも1つの官能基を有し、炭素数3〜10の配位子を含むチタン有機化合物としては、本条件を満たす公知の化合物を使用できる。本発明のチタン有機化合物は、チタンオクチレングリコレート、チタントリエタノールアミネート、チタンジアセチルアセトネートジプロピレートが好ましく、特に優れた残肉インキ安定性、印刷適性、ラミネート強度を得ることができる。さらにコスト面を考慮すると、チタンオクチレングリコレート、チタントリエタノールアミネートを用いることが好ましい。
チタン有機化合物の含有量は、印刷インキ中0.05〜10重量%の範囲とするのが好ましいが、 0.1〜5重量%とするのがより好ましい。含有量が0.1重量%未満であると残肉インキ安定性、印刷適性、ラミネート強度向上に効果が少なく、10重量%を越えると残留溶剤量が増えるため、好ましくない。
溶剤型印刷インキにチタン有機化合物を含有させる方法としては、添加剤を溶剤型印刷インキに含有させる一般的な方法でよく、特に限定されるものではない。例えば、(1) 予め顔料に乾式または湿式法にてチタン有機化合物を処理する、(2)顔料を練肉する際にチタン有機化合物を一括に添加する、(3)練肉後にチタン有機化合物を添加する、(4)印刷直前にインキに添加する等の方法がある。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物に用いることができる白色系無機顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、シリカなどが挙げられる。白インキの顔料には酸化チタンを用いることが着色力、隠ぺい力、耐薬品性、耐候性の点から好ましい。さらに着色力および隠ぺい力の点から、白色系無機顔料全量を基準として酸化チタンを80重量%以上用いることが好ましい。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物を含んだ印刷インキの色相としては、使用する着色剤の種類に応じて、プロセス基本色として白の他に、黄、紅、藍、墨の合計5色があり、プロセスガマット外色として赤(橙)、草(緑)、紫の3色がある。更に透明黄、牡丹、朱、茶、金、銀、パール、色濃度調整用のほぼ透明なメジウム(必要に応じて体質顔料を含む)などがベース色として準備される。
印刷インキでは、特色として複数の色相を混合して目的の色相を得る手法があり、特に白インキにはトーニングという所作、例えば少量の藍インキを混合する場合がある。本発明における白色系無機顔料を用いたインキも、他のインキと混合することができる。さらにインキを混合する以外に、本発明における白色系無機顔料を用いたインキに、必要に応じて有機顔料、無機顔料、染料を混合することができる。
白色系以外の無機顔料としては、カーボンブラック、アルミニウム、マイカ(雲母)などの顔料が挙げられる。アルミニウムは粉末またはペースト状であるが、取扱い性および安全性の面からペースト状で使用するのが好ましく、リーフィングまたはノンリーフィングを使用するかは輝度感および濃度の点から適宜選択される。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物に併用することのできる着色剤としては、一般のインキ、塗料、および記録剤などに使用されている有機、無機顔料や染料を挙げることができる。併用できる有機顔料としては、アゾ系、フタロシアニン系、アントラキノン系、ペリレン系、ペリノン系、キナクリドン系、チオインジゴ系、ジオキサジン系、イソインドリノン系、キノフタロン系、アゾメチンアゾ系、ジクトピロロピロール系、イソインドリン系などの顔料が挙げられる。藍インキには銅フタロシアニン、透明黄インキにはコスト・耐光性の点からC. I. Pigment No Yellow83を用いることが好ましい。
着色剤は、印刷インキの濃度・着色力を確保するのに充分な量、すなわち印刷インキの総重量に対して1〜50重量%の割合で含まれることが好ましい。また、これらの着色剤は単独で、または2種以上を併用して用いることができる。
顔料を有機溶剤に安定に分散させるには、前記樹脂単独でも分散可能であるが、さらに顔料を安定に分散するため分散剤を併用することもできる。分散剤としては、アニオン性、ノニオン性、カチオン性、両イオン性などの界面活性剤を使用することができる。分散剤は、インキの保存安定性の観点からインキの総重量に対して0.05重量%以上、かつ、ラミネート適性の観点から5重量%以下でインキ中に含まれることが好ましい。さらに、0.1〜2重量%の範囲で含まれることがより好ましい。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物を含んだ印刷インキに用いられる樹脂の例としては、ポリウレタン樹脂、ポリウレタン/ウレア樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ニトロセルロース樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ロジン系樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ケトン樹脂、環化ゴム、塩化ゴム、ブチラール、石油樹脂などを挙げることができる。これらの樹脂は、単独で、または2種以上を混合して用いることができ、その含有量は、インキの総重量に対して5〜25重量%が好ましい。
上記の印刷インキは、樹脂、着色剤などを有機溶剤中に溶解および/または分散することにより製造することができる。具体的には、顔料を前記併用樹脂、および前記分散剤により有機溶剤に分散させた顔料分散体を製造し、得られた顔料分散体に、必要に応じて他の化合物などを配合することによりインキを製造することができる。
顔料分散体における顔料の粒度分布は、分散機の粉砕メディアのサイズ、粉砕メディアの充填率、分散処理時間、顔料分散体の吐出速度、顔料分散体の粘度などを適宜調節することにより、調整することができる。分散機としては一般に使用される、例えばローラーミル、ボールミル、ペブルミル、アトライター、サンドミルなどを用いることができる。
インキ中に気泡や予期せずに粗大粒子などが含まれる場合は、印刷物品質を低下させるため、濾過などにより取り除くことが好ましい。濾過器は従来公知のものを使用することができる。
前記方法で製造されたインキ粘度は、顔料の沈降を防ぎ、適度に分散させる観点から10mPa・s以上、インキ製造時や印刷時の作業性効率の観点から1000mPa・s以下の範囲であることが好ましい。なお、上記粘度はトキメック社製B型粘度計で25℃において測定された粘度である。
インキの粘度は、使用される原材料の種類や量、例えば樹脂、着色剤、有機溶剤などを適宜選択することにより調整することができる。また、インキ中の顔料の粒度および粒度分布を調節することによりインキの粘度を調整することもできる。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物を含んだ印刷インキは、グラビア印刷の他、フレキソ印刷などの既知の印刷方式に用いることができる。例えば、グラビア印刷の場合、グラビア印刷に適した粘度及び濃度にまで希釈溶剤で希釈され、単独でまたは混合されて各印刷ユニットに供給される。
更に、この印刷物の印刷面にイミン系、イソシアネート系、ポリブタジエン系、チタン系等の各種アンカーコート剤を介して、溶融ポリエチレン樹脂を積層する通常のエクストルージョンラミネート(押し出しラミネート)法、印刷面にウレタン系等の接着剤を塗工し、プラスチックフィルムを積層するドライラミネート法、印刷面に直接溶融ポリプロピレンを圧着して積層するダイレクトラミネート法等、公知のラミネート工程により、本発明のラミネート積層物が得られる。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、実施例および比較例中の部および%は、重量部および重量%を表わす。なお、水酸基は、樹脂1g中に含有する水酸基を中和するのに必要とする水酸化カリウムのmg数で、JIS K0070に従って行った値である。アミン価は、樹脂1g中に含有するアミノ基を中和するのに必要とする塩酸の当量と同量の水酸化カリウムのmg数である。アミン価の測定方法については、後述の通り行なった。分子量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)装置を用いて分子量分布を測定し、ポリスチレン換算分子量として求めた。アミン価の測定方法は、下記の通りである。
[アミン価の測定方法]
試料を0.5〜2g精秤する。(試料量:Sg)精秤した試料に中性エタノール(BDG中性)30mLを加え溶解させる。得られた溶液を0.2mol/Lエタノール性塩酸溶液(力価:f)で滴定を行なう。溶液の色が緑から黄に変化した点を終点とし、この時の滴定量(AmL)を用い次の(式1)によりアミン価を求めた。
(式1) アミン価=(A×f×0.2×56.108)/S
粘度はトキメック社製B型粘度計で25℃において測定した。
[合成例1]
アジピン酸とプロピレングリコールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール(PPA2000)259.76部、イソホロンジイソシアネート28.81部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.03部および酢酸エチル40.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸エチル50.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液328.60部を得た。次いでイソホロンジアミン11.26部、ジ−n−ブチルアミン0.17部、酢酸エチル279.0部およびイソプロピルアルコール246.0部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液328.60部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分25%、重量平均分子量75000、アミン価1.9 mgKOH/樹脂1g、25℃における粘度1000mPa・sのポリウレタン樹脂溶液Aを得た。
[実施例1]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスTC−200(マツモト交商社製:チタンオクチレングリコレート)1部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤9部を混合し印刷インキ(A)を得た。
[実施例2]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスTC−400(マツモト交商社製:チタントリエタノールアミネート)0.77部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤9.23部を混合し印刷インキ(B)を得た。このときのTC−400量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[参考実施例3]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスTC−100(マツモト交商社製:チタンジアセチルアセトネートジプロピレート)0.61部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤9.39部を混合し印刷インキ(C)を得た。このときのTC−100量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[参考実施例4]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスTC−401(マツモト交商社製:チタンテトラアセチルアセトネート)0.74部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤9.26部を混合し印刷インキ(D)を得た。このときのTC−401量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[参考実施例5]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスTA−25(マツモト交商社製:テトラn−ブトキシチタネート)0.01部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤9.99部を混合し印刷インキ(E)を得た。
[実施例6]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスTC−200(マツモト交商社製:チタンオクチレングリコレート)0.01部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤9.99部を混合し印刷インキ(F)を得た。
[実施例7]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスTC−200(マツモト交商社製:チタンオクチレングリコレート)5.00部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤5.00部を混合し印刷インキ(G)を得た。
[比較例1]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤10部を混合し印刷インキ(H)を得た。
[比較例2]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスZC−540(マツモト交商社製:ジルコニウムアセチルアセトネートトリブチレート)0・57部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤9.43部を混合し印刷インキ(I)を得た。このときのKBM−903量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[比較例3]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、オルガチックスZA−60(マツモト交商社製:テトラn−ブトキシジルコニウム)0.48部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤8.52部を混合し印刷インキ(J)を得た。このときのTSL8113量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[比較例4]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、アルミキレートM(川研ファインケミカル社製:アルミニウムアルキルアセトネートジイソプロピレート)0.57部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤8.43部を混合し印刷インキ(K)を得た。このときのアルミキレートM量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[比較例5]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、TSL−8241(GE東芝シリコーン社製:n−ヘキシルトリメトキシシラン)0.35部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤8.65部を混合し印刷インキ(L)を得た。このときのアルミキレートM量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[比較例6]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、KBM−403(信越シリコーン社製:γ−グリシドキシプロピルメトキシシラン)0.40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤8.60部を混合し印刷インキ(M)を得た。このときのアルミキレートM量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[比較例7]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、KBM−503(信越シリコーン社製:γ−メタクリロキシプロピルメトキシシラン)0.42部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤8.58部を混合し印刷インキ(N)を得た。このときのアルミキレートM量は、実施例1におけるTC−200:1部と同じMol数とした。
[比較例8]
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、合成例1で得たポリウレタン樹脂ワニスA10部、Disperbyk−111(ビックケミー・ジャパン社製:溶剤型湿潤分散剤)1部(←顔料に対する標準添加量1−3%)、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤(重量比1/1)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶剤9部を混合し印刷インキ(O)を得た。
[実施例1、2、参考実施例3−4、実施例5−7および比較例1−8]
実施例1、2、参考実施例3−4、実施例5−7および比較例1−8で得られた印刷インキ(A)〜(O)は、印刷時の粘度に調整するため、メチルエチルケトン40%、イソプロピルアルコール30%、酢酸n−プロピル20%、酢酸エチル10%からなる混合溶剤を用いて、25℃においてザーンカップNo.3で測定した粘度が15秒となるようにそれぞれ希釈し、さらに硬化剤LPスーパー硬化剤(東洋インキ製造社製)を印刷インキに対して3%添加し、希釈印刷インキ(A’)〜(O’)を得た。
該希釈印刷インキを、版深35〜10μmのグラビア版を備えたグラビア印刷機により、印刷速度150m/分で、厚さ12μmのコロナ放電処理ポリエチレンテレクタレートフィルム「E5100」(東洋紡績社製)のコロナ放電処理面に1時間印刷し、残肉印刷インキ(A”)〜(O”)を得た。
得られた残肉印刷インキ(A”)〜(O”)を下記の条件で性能評価した。評価結果を表1に示す。
Figure 0004899466
[残肉安定性]
残肉印刷インキ(A”)〜(O”)をそれぞれ70gのガラス壜に50g量り取り、40℃の恒温室で1週間静置した後に、状態を観察した。
<分離>
○:分離なく良好。
○△:1-2mm上澄み分離あり。上澄みは白く着色。
△:1-2mm上澄み分離あり。上澄みは透明。
△×:3-5mm上澄み分離あり。上澄みは透明。
×:分離大、状態不良
<沈殿>
○:沈殿なく良好。
○△:ごく微量の沈殿あり。
△: 1mm沈殿あり。
△×:1-2mm沈殿あり。
×:沈殿大、状態不良
<粘度>
ザーンカップNo.3により15秒からの落下時間を測定した。
[残肉印刷適性]
残肉印刷インキ(A”)〜(O”)を、先述のメチルエチルケトン40%、イソプロピルアルコール30%、酢酸n−プロピル20%、酢酸エチル10%からなる混合溶剤で、25℃においてザーンカップNo.3で測定した粘度が15秒となるように再びそれぞれ希釈し、版深35〜10μmのグラビアグラデーション版を備えたグラビア印刷機により、印刷速度150m/分、乾燥機温度50℃にて、厚さ12μmのコロナ放電処理ポリエチレンテレクタレートフィルム「E5100」(東洋紡績社製)のコロナ放電処理面に印刷し、2液残肉の印刷効果、特にレベリング性(泳ぎ、ベタ形成)について、印刷物の泳ぎ、塗布ムラの程度を目視にて判定、評価した。
<レベリング性>
○: 泳ぎ、塗布ムラが認められないもの。
○△: ほとんど泳ぎ、塗布ムラが認められないもの。
△: 僅かに泳ぎ、塗布ムラが認められるもの。
△×: 泳ぎ、塗布ムラが認められるもの。
×:泳ぎ、塗布ムラが著しいもの
[耐ブロッキング性]
希釈印刷インキ(A’)〜(L’)を版深35μmのグラビア版を備えたグラビア印刷機により、印刷速度150m/分、乾燥機温度50℃にて、厚さ12μmのコロナ放電処理ポリエチレンテレクタレートフィルム「E5100」(東洋紡績社製)のコロナ放電処理面に印刷し、印刷物の印刷面と同じ大きさに切った「E5100」の非処理面とを重ね合わせて、10kg/cmの荷重をかけ、40℃80%RHの雰囲気下で24時間放置後、印刷面と「E5100」の非処理面を引き剥がし、インキの剥離の程度から耐ブロッキング性を評価した。
5:インキが全く剥離しなかったもの。
4:インキがフィルムから剥離した面積が20〜30%のもの。
3:インキがフィルムから剥離した面積が50%を超えるもの。
2:インキがフィルムから剥離した面積が70〜80%のもの。
1:インキがフィルムから全て剥離したもの。
[残留溶剤量]
印刷物0.2mを500mlの三角フラスコに入れ栓をし、80℃で30分加熱して印刷物中の残留溶剤を三角フラスコ中に揮発させ、ガスクロマトグラフィーにて計測し、残留溶剤量とした。


Claims (3)

  1. タン有機化合物を含有し、かつ、少なくとも1種類の白色系無機顔料を含有することを特徴とする溶剤型印刷インキ組成物であって、
    チタン有機化合物が、
    チタンオクチレングリコレートおよびチタントリエタノールアミネート
    から選ばれる少なくとも1種類の化合物であり、かつ
    溶剤型印刷インキ組成物全量に対して0.05〜10重量%
    含有され、さらに、
    白色系無機顔料が、
    白色系無機顔料全量を基準として酸化チタンを80重量%以上
    含むことを特徴とする溶剤型印刷インキ組成物
  2. 請求項に記載の溶剤型印刷インキ組成物をプラスッチクフィルムに印刷し、被覆してなるプラスチックシート被覆物。
  3. 請求項に記載のプラスッチクシート被覆物を、さらに複数の塗工、積層または圧着工程を経て得ることができるラミネート積層物。
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