JP4896937B2 - 直流電源システムおよびその充電方法 - Google Patents

直流電源システムおよびその充電方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4896937B2
JP4896937B2 JP2008219513A JP2008219513A JP4896937B2 JP 4896937 B2 JP4896937 B2 JP 4896937B2 JP 2008219513 A JP2008219513 A JP 2008219513A JP 2008219513 A JP2008219513 A JP 2008219513A JP 4896937 B2 JP4896937 B2 JP 4896937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
battery
charging
assembled
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008219513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010057267A (ja
Inventor
利一 北野
尊久 正代
明宏 宮坂
明 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2008219513A priority Critical patent/JP4896937B2/ja
Publication of JP2010057267A publication Critical patent/JP2010057267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4896937B2 publication Critical patent/JP4896937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は直流電源システムおよびその充電方法に関する。
一般に、直流負荷装置へ電力を供給する直流電源システムでは、商用交流電力を受け、直流48Vなどの直流電力を出力する整流器が用いられている。さらに、商用電力が停電した場合でも負荷装置への給電を継続するために、整流器の出力に蓄電池と、蓄電池を充電するための充電器を備え、バックアップ電源システムとする。蓄電池を直流電源システムに適用する場合には、通常、単セルと呼ばれる1本の蓄電池を複数個直列にしたものを1つ以上並列接続した組電池を用いる。
下記特許文献1、2には、複数の組電池が出力する電力を、放電器を介して負荷に供給する電池システムが記載され、特許文献1には、組電池と放電器中のコンバータとの間の電路が共通導線によって互いに電気的に接続されていることが記載され、特許文献2には、放電器の各動作を、制御部が発信する同一の動作信号に基づいて行わせることが記載されている。
特開2007−143266号公報 特開2007−143291号公報
整流装置、蓄電池、充電器および放電器を組み合わせた直流電源システムを図1に示す。図において、交流電源1の交流電力は整流器2に供給され、整流器2は交流電力を所定の直流電力に変換して負荷3へ供給している。組電池4は、複数の蓄電池を組み合わせてなる組電池であり、6組を搭載している。各組電池4は、交流電源1が有効であるときは充電器5を介して充電され、交流電源1の停電時に放電器6を介して負荷3への放電を行う。
各充電器5は、接続されている組電池4の残容量が低下したとき該組電池4の充電を開始し、満充電となったとき組電池4の充電を停止する、いわゆる間欠充電を行っている。組電池4は、交流電源1の停電による放電のほか、蓄電池自身の自己放電によっても残容量が低下する。ここでは、組電池4の残容量が、満充電状態に対して10%低下したとき、該組電池4に接続されている充電器5により充電が開始されるものとする。
ここで、6組の組電池4が、同時に残容量が90%まで低下する場合がある。この場合、合計の残容量も90%まで低下するため、この低下分を補うための余分な蓄電池を設置する必要があり、コストや設置スペースを増加させる結果となる。また、90%までの残容量低下を回避するため、例えば95%まで残容量低下があったときに充電を開始するとした場合、充電頻度が増加することにより蓄電池の劣化が促進されるという別の問題が生じる。
以上のように、複数の組電池で構成される蓄電池システムにおいては、同時に全ての組電池の残容量が低下した場合に合計の残容量が低下するため余分に蓄電池を搭載する必要が生じてコストと設置スペースが増加するという問題と、この問題を回避するために充電頻度を増やすと蓄電池の劣化が促進されるという問題がある。
前記の問題は、直流電源システムだけではなく、複数の蓄電池を並列接続した蓄電池を持つシステムにおいて生じる問題である。
本発明は前記の、同時に全ての組電池の残容量が低下した場合に合計の残容量が低下するため余分に蓄電池を搭載する必要が生じてコストと設置スペースが増加するという問題と、この問題を回避するために充電頻度を増やすと蓄電池の劣化が促進されるという問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、合計の残容量の低下を防ぎつつ蓄電池の劣化を抑制する直流電源システムおよびその充電方法を提供することにある。
本発明においては、上記課題を解決するために、請求項1に記載のように、
1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、各前記組電池が並列接続して出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムにおいて、前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとし、kを1からnまでの自然数とするとき、全ての前記組電池が満充電まで充電された後、k番目の前記組電池が(k/n)T後に満充電まで充電され、以降は各前記組電池がT経過毎に満充電まで充電されることを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項2に記載のように、
請求項1に記載の直流電源システムにおいて、交流電力を直流電力に変換する整流器を具備し、前記交流電力が有効であるときは前記整流器が出力する電力が負荷へ供給され、前記交流電力が停電のときは各前記組電池が並列接続して出力する電力が負荷へ供給されることを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項3に記載のように、
交流電力を直流電力に変換する整流器と、1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、前記組電池にはそれぞれ充電器が接続され、前記交流電力が有効であるときは前記整流器が出力する電力が負荷へ供給され、前記交流電力が停電のときは前記組電池が出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムにおいて、前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとし、各前記充電器に1からnまで順に自然数kを予め割り当て、前記充電器はそれぞれ、予め定めた外部現象を感知したとき、該充電器に接続する組電池を満充電まで充電した後、(k/n)T後に満充電までの充電を行い、以降はT経過毎に満充電までの充電を行うことを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項4に記載のように、
交流電力を直流電力に変換する整流器と、1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、前記組電池にはそれぞれ充電器が接続され、前記交流電力が有効であるときは前記整流器が出力する電力が負荷へ供給され、前記交流電力が停電のときは前記組電池が出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムにおいて、前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとするとき、前記充電器はそれぞれ、予め定めた外部現象を感知したとき、該充電器に接続する組電池を満充電まで充電した後、1からnまでの自然数の中から無作為に選んだ自然数をkとし、(k/n)T後に満充電までの充電を行い、以降はT経過毎に満充電までの充電を行うことを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項5に記載のように、
請求項3ないし4に記載の直流電源システムにおいて、前記予め定めた外部現象は、前記交流電力の停電からの復帰であることを特徴とする直流電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項6に記載のように、
1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、各前記組電池が並列接続して出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムの充電方法であって、前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとし、kを1からnまでの自然数とするとき、全ての前記組電池を満充電まで充電した後、k番目の前記組電池を(k/n)T後に満充電まで充電し、以降は各前記組電池をT経過毎に満充電まで充電することを特徴とする直流電源システムの充電方法を構成する。
本発明の直流電源システムによれば、各組電池の補充電時期を分散することによって、システム全体の残容量低下を減らすことができ、余分に設置する蓄電池を減らすことができるため、コストとスペースを節約することが可能となり、また個別の組電池においては充電頻度が増加しないため蓄電池の劣化が抑制される。
本発明においては、例えば、1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、各前記組電池が並列接続して出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムにおいて、前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとし、kを1からnまでの自然数とするとき、全ての前記組電池が満充電まで充電された後、k番目の前記組電池が(k/n)T後に満充電まで充電され、以降は各前記組電池がT経過毎に満充電まで充電される。
以下に、本発明の実施の形態について、ニッケル水素蓄電池を用いた直流電源システムを例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
図1を用いて、本発明の実施の形態例を説明する。図の直流電源システムにおいて、交流電源1の交流電力は整流器2に供給され、整流器2は交流電力を所定の直流電力に変換して56Vを出力し、負荷3へ供給している。
組電池4は、ニッケル水素蓄電池セル(定格電圧1.2V、定格容量100Ah)を40セル直列接続した組電池(定格電圧48V、定格容量100Ah)であり、6組(1系、2系、3系、4系、5系、6系)を搭載している。それぞれの組電池4に対して、交流電源1を入力とする充電器5が接続されている。充電器5は、接続する組電池4を20A一定電流により充電するが、満充電時の組電池4の電圧は64Vに達する。
放電器6は、組電池4を入力とし、最高出力電圧は55Vに設定され、入力電圧が高いときは降圧動作を行う。放電器6の最高出力電圧(55V)は整流器2の出力電圧(56V)より低いため、交流電源1が有効であるときは整流器2の出力が負荷3へ供給され、整流器2が交流電源1の停電などにより停止した場合、各組電池4が出力する電力がそれぞれ放電器6を介して、放電器6の出力において並列接続されて負荷3へ供給される。
組電池4は一定電流により充電され、満充電になると充電電流が零となる。このため、交流電源1が有効であっても、自己放電により組電池4の容量は低下する。組電池4は、30日で10%(c%)の容量低下があり、30日毎に充電(補充電)を行うべきものと定める。
よって、各々の充電器5は、充電完了から30日後に接続先の組電池4を補充電すればよいが、全ての組電池4が同じ時期に補充電される場合、全体の残容量が90%まで低下してしまい、余計に蓄電池を搭載する必要が生じる。
そこで、補充電が行われるタイミングを、組電池間でずらすことにより、全体の残容量低下を抑制する。すなわち、補充電周期(T)を組電池4の組数6で割って得た5日毎に、組電池4を1組ずつ補充電する。つまり、5日毎に順番に充電器5が接続先の組電池4を補充電する。
この充電方法を、各組電池4の残容量の推移である図2を使って説明する。各組電池4が30日毎に補充電され、かつ補充電時期をずらすために、全ての組電池4を満充電とした(A時点)後、1系の組電池4を5日後、2系の組電池4を10日後、3系の組電池4を15日後、4系の組電池4を20日後、5系の組電池4を25日後、6系の組電池4を30日後に補充電し、その後各組電池4は30日毎に補充電される。ここで、補充電にかかる時間は数時間であり補充電周期(T)より十分短いため、充電時間の表示は省略している。
全体の最低残容量は、或る組電池の補充電が実施される直前であって、(98.3%+96.7%+95%+93.3%+91.7%+90%)/6=94.17%となり、容量低下が抑制される。
この充電方法を実現するには、最初に全ての組電池4を満充電とする操作と、その後の補充電時期の分散が必要であり、例えば、別に制御部(図示せず)を備え、全ての充電器5へ充電信号を同時送信し、その後の時間経過に従い順に充電信号を送信する方法が可能である。なお、全ての組電池を満充電とした(図2のA時点)後に、初回の補充電の後は各組電池4が30日毎に補充電されればよいから、充電器5が個別に30日の経過を判断して補充電を行うようにし、2回目以降の充電信号を不要とすることも可能である。
このように充電を行うことで、各組電池の補充電周期を短縮することなくシステム全体の残容量低下を抑制することができる。
この充電方法は、整流器を持たず、組電池と充電器により構成される直流電源システムにおいても適用可能である。
次に、充電器5へ充電を指令する制御部を必要としない、コストや信頼性の点でより有利な構成を示す。制御部からの充電信号の替わりに、予め定めた外部現象の一例である、停電からの復電を各充電器5が検知することで充電開始の指示とする。各充電器5は共通して交流電源1を入力としているため、停電発生は全ての充電器5の知るところとなり、その後の復電も同時に全ての充電器5が検知することができる。充電器5はそれぞれ、交流電源1の復電を検知したとき満充電までの充電(図2のA時点)を行った後、1系の組電池4から5日ずらしながら補充電を行い、その後30日毎に補充電を行えばよい。ただし、各充電器5において、最初の充電(図2のA時点)後、何日後に最初の補充電を行うかを予め設定しておく(1系の組電池4は5日後、2系の組電池4は10日後、…、6系の組電池4は30日後)。
さらに、最初の充電(図2のA時点)から最初の補充電までの日数の設定を必要としない、誤設定による全体残容量の低下を防ぎ、保守稼動も削減することができる構成を示す。最初の充電(図2のA時点)を行った後、充電器5が1から6の中から無作為に自然数kを選び、(k×5)日後に最初の補充電を行うようにする。各充電器5に対して、等確率で補充電時期を分散させることができるため、全体の残容量の最低値は補充電時期を予め設定した場合と大きな差は無い。すなわち、6台の充電器5が1から6の中から無作為に自然数kを選んで、6台のすべてが1つの自然数を選び、分散が0となる確率は、6×6−6すなわち約0.013%に過ぎず、このようなことは、ほとんど起こらないと考えてよい。
上記の、6台の充電器5のすべてが1つの自然数を選ぶ場合を完全に排除するには、例えば、2組の充電器5、例えば、1系と2系を選び、2系を1系に従属させ、1系の充電器5が、1から6の中から無作為に2つの異なる自然数k、jを選び、1系の充電器5は(k×5)日後に最初の補充電を行い、2系の充電器5は(j×5)日後に最初の補充電を行うようにすればよい。
さらに、各充電器5が、各自の次回補充電までの残り日数を算出していて、停電時に、その残り日数を各自記憶しておき、最初の充電(図2のA時点)後、それぞれが記憶している残り日数に応じて次回補充電を行うようにすれば、補充電時期の分散は停電前と変わらない。
このように、各組電池4の補充電時期を分散して全体の残容量低下を抑制する充電方法を、最初の充電と補充電時期を指定するための制御部を必要とせず、さらに充電器5に補充電時期を予め設定せずに実現することができる。
上記の説明においては、組電池4(充電器5)の組数を6としたが、組数は何組でも可能である。組数をn、1組の組電池4に対して補充電間隔として定められた時間をTとし、停電後に復電を検知したとき、各充電器5が接続先の組電池4を満充電まで充電した後、T/n経過毎に、充電器5の1つずつが、それに付けられた順番に従って、接続先の組電池4を満充電まで充電し、以降は、各充電器5がそれに接続する組電池4をT経過毎に満充電まで充電する場合の全体の最低残容量Qminは、満充電からT経過後の容量低下をc[%]とすると、式(1)により表される。
Figure 0004896937
また、停電後に復電を検知したとき、各充電器5が接続先の組電池4を満充電まで充電した後、自然数1からnの中から無作為に選んだ自然数をkとし、(k/n)T後に満充電までの充電を行い、以降はT経過毎に満充電までの充電を行うようにしても、最低残容量Qminの値は大きくは変らない。
また、上記の説明においては、予め定めた外部現象である、最初の充電(図2のA時点)を行う指示とする現象を停電後の復電としているが、これに限らず、全ての充電器5が同時に検知できる現象であればよい。例えば、予め定めた外部現象を、台風の接近とし、この台風の接近を、例えば、手操作によって発生させた信号によって各充電器5が検知し、一斉に充電を開始して、すべての組電池を満充電とし、台風による停電に備えるようにするとよい。
さらに、本実施の形態例においては、ニッケル水素蓄電池を用いた直流電源システムを例として説明したが、鉛蓄電池やリチウムイオン蓄電池といった二次電池を搭載した直流電源システムにおいても適用することができる。
以上、本発明の実施形態について、ニッケル水素蓄電池を用いた直流電源システムを例として説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
以下に、本発明によって生じる効果について説明する。
(1)複数の組電池で構成される蓄電池システムにおいては、同時に全ての組電池の残容量が低下した場合に全体の残容量が低下するため余分に蓄電池を搭載する必要が生じてコストと設置スペースが増加するという問題と、この問題を回避するために充電頻度を増やすと蓄電池の劣化が促進されるという問題がある。
本発明により、システムの全体残容量の低下を減らすことができ、余分に設置する蓄電池を減らすことができるため、コストとスペースを節約することが可能となり、また個別の組電池においては充電頻度が増加しないため蓄電池の劣化が抑制される。
(2)各組電池の補充電時期を分散させる充電方法を実現するため、制御部が各充電器に充電を指令する構成が可能であるが、制御部搭載によるコスト増加や制御部の故障による信頼性低下の問題がある。本発明により、全ての充電器が同時に検知できる現象を利用して上記の充電方法が実行されるため、充電を指令する制御部を必要とせず、コストや信頼性の点でより有利なシステムとすることができる。
(3)各組電池の補充電時期の分散にあたって、各充電器に最初の補充電までの期間を予め定める場合、使用する前に充電器に値を設定する手間が生じるため、誤設定や保守稼動増加の問題がある。本発明により、必要な数値は無作為に選ばれ等確率で補充電時期が分散するため、充電器の設定を必要とせず、誤設定を回避し保守稼動も削減することができる。
整流器と複数の組電池、充電器および放電器からなる直流電源システムの構成図である。 本発明に係る充電方法における各組電池の残容量の推移を説明する図である。
符号の説明
1:交流電源、2:整流器、3:負荷、4:組電池、5:充電器、6:放電器。

Claims (6)

  1. 1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、各前記組電池が並列接続して出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムにおいて、
    前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとし、kを1からnまでの自然数とするとき、
    全ての前記組電池が満充電まで充電された後、k番目の前記組電池が(k/n)T後に満充電まで充電され、以降は各前記組電池がT経過毎に満充電まで充電されることを特徴とする直流電源システム。
  2. 請求項1に記載の直流電源システムにおいて、
    交流電力を直流電力に変換する整流器を具備し、前記交流電力が有効であるときは前記整流器が出力する電力が負荷へ供給され、前記交流電力が停電のときは各前記組電池が並列接続して出力する電力が負荷へ供給されることを特徴とする直流電源システム。
  3. 交流電力を直流電力に変換する整流器と、1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、前記組電池にはそれぞれ充電器が接続され、前記交流電力が有効であるときは前記整流器が出力する電力が負荷へ供給され、前記交流電力が停電のときは前記組電池が出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムにおいて、
    前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとし、各前記充電器に1からnまで順に自然数kを予め割り当て、
    前記充電器はそれぞれ、予め定めた外部現象を感知したとき、該充電器に接続する組電池を満充電まで充電した後、(k/n)T後に満充電までの充電を行い、以降はT経過毎に満充電までの充電を行うことを特徴とする直流電源システム。
  4. 交流電力を直流電力に変換する整流器と、1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、前記組電池にはそれぞれ充電器が接続され、前記交流電力が有効であるときは前記整流器が出力する電力が負荷へ供給され、前記交流電力が停電のときは前記組電池が出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムにおいて、
    前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとするとき、
    前記充電器はそれぞれ、予め定めた外部現象を感知したとき、該充電器に接続する組電池を満充電まで充電した後、1からnまでの自然数の中から無作為に選んだ自然数をkとし、(k/n)T後に満充電までの充電を行い、以降はT経過毎に満充電までの充電を行うことを特徴とする直流電源システム。
  5. 請求項3ないし4に記載の直流電源システムにおいて、前記予め定めた外部現象は、前記交流電力の停電からの復帰であることを特徴とする直流電源システム。
  6. 1つ以上の蓄電池を接続してなる組電池を複数組有し、各前記組電池が並列接続して出力する電力が負荷へ供給される直流電源システムの充電方法であって、
    前記組電池の組数をnとし、前記組電池に対して補充電間隔として予め定められた時間をTとし、kを1からnまでの自然数とするとき、
    全ての前記組電池を満充電まで充電した後、k番目の前記組電池を(k/n)T後に満充電まで充電し、以降は各前記組電池をT経過毎に満充電まで充電することを特徴とする直流電源システムの充電方法。
JP2008219513A 2008-08-28 2008-08-28 直流電源システムおよびその充電方法 Expired - Fee Related JP4896937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008219513A JP4896937B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 直流電源システムおよびその充電方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008219513A JP4896937B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 直流電源システムおよびその充電方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010057267A JP2010057267A (ja) 2010-03-11
JP4896937B2 true JP4896937B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=42072603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008219513A Expired - Fee Related JP4896937B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 直流電源システムおよびその充電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4896937B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5809934B2 (ja) * 2011-11-07 2015-11-11 三洋電機株式会社 蓄電装置及び電源システム
CN107820658B (zh) 2015-06-30 2021-05-11 株式会社杰士汤浅国际 控制装置和方法、蓄电装置和系统、移动体及备用电源

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62244235A (ja) * 1986-04-17 1987-10-24 株式会社日立製作所 電源装置
JPH01227636A (ja) * 1988-03-03 1989-09-11 Kyocera Corp 複数台のバッテリィーの運転制御方式
JP2000324709A (ja) * 1999-05-06 2000-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 充電装置
JP3545972B2 (ja) * 1999-08-02 2004-07-21 日本電信電話株式会社 バックアップ用二次電池パックの充電方法
JP2001157384A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Nissin Electric Co Ltd 電力貯蔵装置
JP3549191B2 (ja) * 2000-11-29 2004-08-04 オリジン電気株式会社 蓄電池の充電方法及び電源装置
JP2004120857A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010057267A (ja) 2010-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5767873B2 (ja) 蓄電装置および蓄電システム
JP4967162B2 (ja) 二次電池パック
EP2629388A1 (en) Power management system
US20140021925A1 (en) Battery power supply apparatus and battery power supply system
US20120086269A1 (en) Power conversion system and uninterruptible power supply system
US20130020997A1 (en) Battery System
EP2996217B1 (en) Power supply apparatus
US9269989B2 (en) Electric power supply system
JP2015195674A (ja) 蓄電池集合体制御システム
EP2477305A1 (en) Preference circuit and electric power supply system
JP4485489B2 (ja) 直流電源システムとその試験方法ならびに直流電源システムの試験方法を実行するためのプログラム
JP4724726B2 (ja) 直流電源システムおよびその充電方法
JP4896937B2 (ja) 直流電源システムおよびその充電方法
KR101906384B1 (ko) 배터리 셀 밸런싱 장치
JP2009071922A (ja) 直流バックアップ電源装置およびその制御方法
CN102810698B (zh) 蓄电池组、蓄电池组充放电管理的方法和系统
JP4933465B2 (ja) 直流電源システムおよびその充電制御方法
CN111937269A (zh) 蓄电系统以及充电控制方法
JP5295801B2 (ja) 直流電源システムおよび放電方法
JP4654262B2 (ja) 直流電源システムおよびその充電方法
JP2011010448A (ja) 制御ユニット
JP2014222982A (ja) 無停電電源装置
KR101572923B1 (ko) 배터리 시스템
US20160276850A1 (en) Charging Bus
WO2019102565A1 (ja) 直流給電システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees