JP4893428B2 - 後輪用サスペンション装置 - Google Patents
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Description
また、車輪支持部材及び車体側部材と各剛体アームの端部とは、弾性ブッシュによって揺動可能に連結されることで上下にストローク可能となっている。
しかし、サスペンションのジオメトリ的な制約もあり、上記対策では限界がある。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、サスペンションのリンク構成を変更することで、入力されるフロア前後振動を抑制して乗り心地の向上を図ることを課題としている。
次に、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の後輪用サスペンション装置を示す上面図であり、図2は車両前方からみたリンクの配置を説明する概要図である。
(構成)
車輪1を回転自在に支持するアクスル2の下部領域と車体側部材であるサスペンションメンバ3との間を連結する2本のロアリンク4、5と、アクスル2の上部領域とサスペンションメンバ3とを連結するアッパリンク8とを備える。
上記各弾性ブッシュ9〜14は、入れ子状に配置された外筒と内筒との間にゴム体からなる弾性体が介装されて構成される。本実施形態では、外筒側がリンク4、5、8の端部に固定されると共に、内筒側がボルトを介してサスペンションメンバ3若しくはアクスル2に取り付けられる場合を例示している。
また、後側ロアリンク5は、リンク軸線L2に沿って延びるリンク本体部6と、そのリンク本体部6と一体になっていると共に当該リンク本体部6から上記前側ロアリンク4に向けて車両前後方向前方に張り出した張出部7とから構成されている。なお、この実施形態では、上記張出部7は、板状の部材であって、上面視で略台形状の形状をしている。もっとも、張出部7は、板状の部材である必要はなく、リンク本体部6から前側ロアリンク4に向けて突設していれば、その構造は問わない。
ここで、前側ロアリンク4と張出部7とを揺動可能に連結する連結部を構成する弾性ブッシュ20、21を、コネクトブッシュ20、21と呼び、ロアリンク4、5と、アクスル2及びサスペンションメンバ3とを連結する弾性ブッシュ9〜12を取付けブッシュ9〜12と呼ぶ。
また、取付けブッシュ9〜12の剛性は、上記コネクトブッシュ20,21よりも剛性が高くなるように設定されている。
ここで、アクスル2が車輪支持部材を、サスペンションメンバ3が車体側部材を構成する。また、張出部7及びコネクトブッシュ20,21は、振動減衰機構を構成する。
(1)2本のロアリンク4、5同士を連結することで、車輪1への車両前後方向の入力を2本のロアリンク4、5で受けることが可能となる。このため、当該車両前後方向入力を受けるために、別のリンクを設けなくても良い。
また、このように2本のロアリンク4、5同士を連結しても、その連結部をコネクトブッシュ20、21によって所定の揺動範囲内でのみ揺動可能に構成することで、車輪1への車両前後方向の入力に対して、コネクトブッシュ20、21は少なくとも車幅方向へ所定揺動範囲だけ揺動可能な状態で連結される。
またこのように、前後方向の入力に対しコネクトブッシュ20、21が撓むことで吸収し、コネクトブッシュ20、21のゴムの特性により減衰も得られるため、前後方向入力に対する振動の収まりが良い。
なお、ロアリンク4、5は強度を満足するように設計しても、コネクトブッシュ20、21の剛性によって前後方向の剛性が決まるため、設計自由度を大きくすることが可能となる。
なお、車輪1への横方向入力は、2本のロアリンク4、5に対し略リンク軸線L1、L2方向に掛かるので、コネクトブッシュ20、21の剛性を低く設定してもアクスル2の横剛性を低くすることはない。この結果、前後方向の低剛性化と横方向の高剛性化の両立が可能で、乗り心地と操縦安定性をより高いレベルで両立することができる。
制動などによって、車輪1の接地面に対し車両前後方向後方向への入力があると、2本のロアリンク4、5の車輪側取付け点P2、P4はともに車両前後方向後方にほぼ同量だけ揺動変位するが、その2本におけるロアリンク4、5の車輪側取付け点P2、P4の車両横方向変位の差によってトーイン方向のトー変化がついて、制動時の安定性が向上する。
(5)以上のように、少なくとも、乗心地の改善と操縦安定性の向上の両立を図ることができる。
(1)上記実施形態は、コネクトブッシュ20,21の少なくとも一方に対し、その内筒を挟んだ上下方向にスグリを形成することで車幅方向に対する上下方向の剛性低減を実現しているがこれに限定されない。例えば、コネクトブッシュ20,21の弾性体として、取付けブッシュ9〜12の弾性体よりも剛性が低い材料を使用すると共に、内筒を挟んだ左右の弾性体部分に当該弾性体よりも剛性が高い金属板などの中間板を介挿することで、車幅方向の剛性よりも上下方向の剛性を小さい異方性を持たせても良い。
(5)また、図6のように、後側ロアリンク5のリンク軸線L2側でコネクトブッシュ20,21を介して両ロアリンク4,5を連結しても良い。
また、2つのロアリンク4、5を連結するコネクトブッシュ20,21は、ロアリンク4、5のリンク軸線L1、L2上に配置する必要はなく、例えば、2本のロアリンク4、5の中間位置に対して配置しても良い。
または、両ロアリンク4、5からそれぞれ他方のリンクに向けて個別に張出部7を張り出させて、各ロアリンク4、5の軸線上に1つずつ連結部を設定し、その2つの連結部にそれぞれ上記コネクトブッシュ20、21を配置しても良い。
(7)また、上記実施形態では、後側ロアリンク5のリンク軸線L2を車幅方向に配置し、前側ロアリンク4のリンク軸線L1を車両前後方向後方に傾けることで、2つのロアリンク4、5のリンク軸線L1、L2の交点P5を、アクスル2よりも車幅方向外方となるように設定しているが、これに限定されない。例えば前側ロアリンク4のリンク軸線L1を略車幅方向に配置すると共に、後側ロアリンク5のリンク軸線L2を、車体側取付け点P3よりも車輪側取付け点P4が車両前後方向前側にくるように、前側に傾斜させることで、2つのロアリンク4、5のリンク軸線L1、L2の交点P5を、アクスル2よりも車幅方向外方となるように設定しても良い。
(9)また、取付け点P1とP3の車両前後方向のスパンと取付け点P2とP4のスパンが等しくても、つまり2本のロアリンク4,5が平行に配置されていても良い。
2 アクスル
3 サスペンションメンバ
4 前側ロアリンク
5 後側ロアリンク
6 リンク本体部
7 張出部
8 アッパリンク
9〜12 取付けブッシュ
20,21 コネクトブッシュ
W/C ホイールセンタ
Claims (5)
- 車輪を回転自在に支持する車輪支持部材の下部領域と車体側部材とを連結する2本のロアリンクが車両前後方向に並んで配置される後輪用サスペンション装置において、
上記2本のロアリンク同士を1又は2以上の弾性ブッシュを介して連結し、
その2本のロアリンク同士を連結する弾性ブッシュは、上下方向の剛性が車幅方向の剛性よりも低いことを特徴とする後輪用サスペンション装置。 - 上記車輪支持部材の下部領域及び車体側部材と、2本のロアリンクは、それぞれ弾性ブッシュによって連結される後輪用サスペンション装置であって、
その車輪支持部材の下部領域及び車体側部材とロアリンクとを連結する弾性ブッシュの剛性は、上記2本のロアリンク同士を連結する弾性ブッシュよりも高いことを特徴とする請求項1に記載した後輪用サスペンション装置。 - 上記2本のロアリンク同士を複数の弾性ブッシュを介して連結し、
その2本のロアリンク同士を連結する複数の弾性ブッシュは、互いに車幅方向にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した後輪用サスペンション装置。 - 上記2本のロアリンクを第1ロアリンク及び第2ロアリンクと呼称したときに、
上記第1ロアリンクは、第2ロアリンクに向けて張り出す張出部を備え、
その張出部と第2ロアリンクとが、上記2本のロアリンク同士を連結する弾性ブッシュを介して連結され、
上記車輪支持部材の下部領域及び車体側部材と第1ロアリンクとを、それぞれ弾性ブッシュによって連結し、
上記2本のロアリンク同士を連結する弾性ブッシュの剛性、および上記車輪支持部材の下部領域及び車体側部材と第1ロアリンクを連結する弾性ブッシュの剛性を、上記張出部を備えた第1ロアリンクの車幅方向に延びる弾性主軸が、上記車輪の回転軸と平行となるように調整することを特徴とする請求項3に記載した後輪用サスペンション装置。 - 上記複数の弾性ブッシュのうち、当該複数の弾性ブッシュによる弾性中心よりも車輪支持部材側に位置する弾性ブッシュについてだけ、上下方向の剛性が車幅方向の剛性よりも低いことを特徴とする請求項3に記載した後輪用サスペンション装置。
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