JP4883737B2 - X線画像処理装置、x線画像処理方法および記憶媒体 - Google Patents

X線画像処理装置、x線画像処理方法および記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線画像処理システムに係り、特に、X線診断装置で取得した画像情報を、標準規格に基づく複数の装置ヘデータ転送する際に、データ変換するX線画像処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療診断を目的とするX線撮影として、増感紙とX線写真フィルムとを組み合わせたフィルムスクリーンシステムがよく知られているが、最近のセンサ技術によってフラットパネル検出器で、フィルムスクリーンシステムと同様のデジタル画像を撮影することができる。
【0003】
ある撮影装置で撮影した画像データを、医師が診断するためには、プリンタ、画像サーバ等の他の装置に、上記撮影された画像データを転送する必要がある。この転送時に必要な接続手段として、従来は、特殊なプロトコルが使用されることが多く、上記接続手段は、他の機器と独立している。
【0004】
一方、デジタル画像を扱う利点として、画像処理が可能である点、検索、保存性が優れている点等が挙げられ、病院内の複数装置間でデータを共有することが求められている。
【0005】
図10は、従来のX線撮影システム110の構成を示す図である。
【0006】
従来のX線撮影システム110において、画像処理装置32で画像処理された画像データを画像診断に利用する場合、画像処理された画像データが、画像処理装置32から、外部の機器である医用プリンタ35に転送され、制御線33、データ線34のような専用のインタフェースを介して、画像転送される。
【0007】
また、上記従来例において、画像表示装置37を使用して画像診断を行う場合、上記撮影画像データを、ネットワーク上の画像サーバ36にも転送し、LAN38を介して、機器を接続することが要求され、FTP等のファイル転送プロトコルによって転送される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例において、画像表示装置37において診断用の画像処理を再度行った場合、この画像処理が行われた画像データをプリンタ35へ出力することができず、ユーザにとっては甚だ不便である。
【0009】
この不便を解消するために、機器間でデータ交換するプロトコル(たとえば、DICOM規格)が提案され、運用されている。これを背景に、医用データ交換のためのプロトコルである標準規格(たとえばDICOM規格)が整備されている。
【0010】
上記DICOM規格を使用して画像データを転送する場合、規格で定義してある標準のヘッダ情報を使用し、データ転送する必要がある。
【0011】
すなわち、上記従来例においては、撮影画像の独自の画像付帯情報である撮影装置の内部フォーマットを、DICOM規格のヘッダ情報へ変換し、この後に、データ転送を行う必要がある。
【0012】
ところで、もともと標準プロトコル(たとえばDICOM規格)には明確に定義されてない部分があり、実装したベンダによって、規格の解釈が異なり、また、利用者が増加するにつれて、規格の追加が大規模になり、共通の規格でありながら、互換性を確保することができない場合が、多々生じている。
【0013】
そもそも、撮影時に決定する画像に付帯する情報のうちで、必ず転送しなければならない必須の付帯情報は、そのうちの一部である。
【0014】
また、サーバ装置に転送する情報と、プリンタに転送する画像情報とが同一であることが、従来はほとんどであったが、フラットパネル検出器を用いたDR装置の場合、CT等に比較して画像のサイズが大きいので、トリミングを行ってからデータ転送しないと、転送エラーになる場合が生じるという問題があり、また、プリンタに出力できない場合が生じるという問題がある。
【0015】
つまり、上記従来例においては、病院に設置されている機器同士の間で撮影画像データを転送する場合、上記撮影画像データを転送する直前に再処理し、この再処理を行ってから転送する必要があり、撮影画像データを転送する直前に撮影画像データを再処理することが煩雑であるという問題がある。
【0016】
本発明は、病院に設置されている機器同士の間で、X線撮影画像データを転送する場合、上記X線撮影画像データを転送する直前に行う再処理が容易であるX線画像処理装置、X線画像処理システムおよび記憶媒体を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明のX線画像処理装置は、X線画像撮影装置で撮影した画像データを、他の医用画像装置に転送するX線画像処理装置において、上記X線画像撮影装置が撮影したときに取得した付帯情報と、上記撮影による画像データとを記憶する記憶手段と、上記画像データを転送すべき転送先の画像再生装置に対して転送しなければならない必須情報以外の設定情報を、カスタム設定もしくはすべての情報から、ユーザが予め設定する設定手段と、上記設定情報に従って、上記画像データを変換する画像データ変換手段と、上記変換された画像データを、上記転送先の画像再生装置に転送する転送手段とを有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の第1の実施例である平面センサユニットを備えた医療用デジタルX線撮影システム100を示すブロック図である。
【0019】
このX線撮影システム100は、大画面光電変換装置を含む立位センサユニット1と、X線発生装置3と、画像処理装置4と、LAN9と、LAN9を介して取得画像を転送する転送先の機器である画像サーバ5と、画像表示装置6と、医用プリンタ7、8とによって構成されている。画像サーバ5と、画像表示装置6と、医用プリンタ7、8は、転送先における画像再生装置の例である。
【0020】
画像処理装置4は、CPU11とRAM12と磁気ディスク13とを有し、撮影した画像データを取得し、画像処理を行う装置であり、つまり、センサユニット1とX線発生装置3との曝射の同期と、画像取得と、撮影画像の画像処理とを行う装置である。
【0021】
電源、画像転送、制御信号用のデータ線10を介して、立位センサユニット1と画像処理装置4とが接続され、被験者2を透過するX線を、センサユニット1でデジタル化し、画像処理装置4のRAM12へ記憶する。
【0022】
CPU11によって画像処理された画像データが、磁気ディスク13へ保存され、LAN9を介して、予め設定されている外部機器へ転送される。
【0023】
図2は、上記実施例において、画像処理装置4で処理された画像データの構成例を示す図である。
【0024】
画像データ16と、この画像を撮影したときの付帯情報15とを合わせて、同一のファイル内部に保存し、この場合、付帯情報15をヘッダ情報として保存する。
【0025】
付帯情報15は、具体的には、画像ID、撮影日時、撮影部位、管電圧、管電流、曝射時間等のX線撮影条件、撮影に使用したセンサユニットのシリアルナンバー、グリッド種別等のセンサに関する情報、患者ID、患者名、生年月日、性別等の患者情報、画像の横方向の画素数、縦方向の画素数、画像のビット数、画素ピッチ等の画像に関する情報である。
【0026】
なお、付帯情報部15と画像データ部16とを別々のファイルに分割して保存するようにしてもよく、この場合、ヘッダ情報の1つに画像ファイル名等を格納し、付帯情報部15と画像データ部16とを関連付けして保存する。
【0027】
図3は、上記実施例において使用される転送データの構成を示す図である。
【0028】
上記実施例において、画像処理装置4から他の機器(画像サーバ5と、画像表示装置6と、医用プリンタ7、8等)に転送される転送データは、標準ヘッダ部41と、画像付帯情報部15と、画像データ部16とによって構成されている。
【0029】
画像付帯情報15は、撮影によって画像データ16が生成されたときの付帯情報である。転送先のための変換情報45を記憶しておき、上記付帯情報15をフォーマット変換部44によって、DICOM規格に合わせて変換し、標準ヘッダ部41に保存する。なお、フォーマット変換部44は、画像処理装置4に設けられている。標準ヘッダ部41は、図2に示す画像付帯情報部15のサブセットである。
【0030】
ここで、上記実施例における特徴的な点は、ベンダユニーク情報部48である。標準規格の中には、ベンダユニーク情報部48が設けられ、機器を製造するベンダが所望の情報を、上記ベンダユニーク情報部48に、自由に保存することができる旨が規定されている。
【0031】
上記実施例では、このベンダユニーク情報部48に、転送先の画像再生装置に応じたオリジナルの画像付帯情報をそのまま保存する。また、このオリジナルの画像付帯情報部15を解析することによって、標準データとして開示できない情報、たとえば、画像処理パラメータや、画像処理の工程等を、後日参照したり、再画像処理の際に利用することができる。
【0032】
DICOM規格を用いて転送する場合、画像データを受信した装置において、上記受信した画像データは、DICOMプロトコルから、上記装置の内部フォーマットに変換する変換部44を通る。この変換部44は、ベンダがそれぞれDICOMプロトコルを実装したものであるので、解釈に違いがあることが一般的である。
【0033】
たとえば、画像表示装置6は、立位センサユニット1の画素ピッチ情報を取得すれば、拡大倍率を自動的に決定し、表示することが可能である。しかし、プリンタ7に、上記同様に、立位センサユニット1の画素ピッチ情報を転送すると、たとえば拡大倍率が自動的に決定されることがなく、無視されるだけであることがあり、この場合には、立位センサユニット1の画素ピッチ情報を転送することに特別の意味を持たない。
【0034】
また、プリンタ8に、上記同様に、立位センサユニット1の画素ピッチ情報を転送すると、たとえば、画素ピッチ情報を読み込んだ瞬間に、誤動作し、転送が中断されることがあるという障害がある。
【0035】
またプリンタ7は、たとえば患者名を日本語データで受信し、出力可能であるが、画像表示装置6は、日本語データを転送すると、たとえば、プログラムが日本語データの処理に対応していない原因で、ハングアップするという障害がある。
【0036】
他にも、解釈に違いのある場合があり、たとえば、ベンダユニーク情報のサイズが4KB以上のデータであり、このデータを転送すると、プリンタ7は、DICOMプロトコル解釈部がハングアップすることがあるという障害がある。
【0037】
上記解釈の違いによる不具合は、基本的には、共通のプロトコルに対して、プログラムが正しく実装されていないという種類の障害であるが、共通プロトコルを用いる場合、導入段階で接続情報が開示されるので、接続性に関して十分なテストが行われずに設置され、運用開始後に不具合が生じると、プログラムをバージョンアップすることで解決されることがある。
【0038】
ところが、撮影装置側のプログラムをバージョンアップすると、新しく追加したパラメータが原因で、プリンタヘ転送できなくなる場合があり、または、正常運用中でも、転送先のプリンタがバージョンアップすると、従来は無視していたパラメータを解釈するようになり、プリント出力できなくなることがある。
【0039】
しかし、トラブル発生から対処が完了するまでの間、たとえば1ヶ月間、回避方法がなければ、システム全体の運用に影響を与え、ユーザに対して多大の迷惑をかける。
【0040】
図4は、上記実施例において、機器間のプロトコルミスマッチを解決する画像処理装置4を示す図である。
【0041】
画像処理装置4において、X線発生装置3、立位センサユニット1によって構成されている撮影部51で撮影された画像データを、RAM12に記憶し、CPU11で画像処理した後に、この画像処理された画像データと付帯情報とを一括してオリジナルデータ52とし、磁気ディスク13に保存する。画像処理装置4の内部に、磁気ディスク13に格納されているデータベース54を持ち、転送先別に転送情報を設定し、記憶する。
【0042】
CPU11と、変換処理プログラム用RAM12で構成する変換部53とにおいて、転送する機器毎に、たとえばプリンタ7に転送する場合、データベース54から、プリンタ7専用の設定情報55を読み出し、オリジナルデータ52から転送用データ56を変換生成し、プリンタ7へ転送する。
【0043】
これと同様に、プリンタ8へ転送する場合は、プリンタ8専用の設定情報57を用い、転送用データ58を生成し、プリンタ8へ転送し、画像サーバ5へ転送する場合は、画像サーバ5専用の設定情報59を用い、転送用データ60を生成し、画像サーバ5へ転送する。つまり、共通のプロトコルを使用してデータ転送を行っているが、転送用データ56、58、60は、それぞれ別のデータである。
【0044】
図5は、上記実施例において、プリンタ7へ転送情報を設定する画面を示す図である。
【0045】
図6は、上記実施例において、転送先情報設定画面を示す図である。
【0046】
転送先情報設定画面を表示する場合、設定プログラムを記憶するRAM12上で、CPU11が、転送先情報設定画面を展開し、所定のディスプレイに表示させるものである。
【0047】
図5において、ユーザが定義した「プリンタ1」というプリンタを示す釦61が表示されている。プリンタに対して最低限の情報しか転送を必要としない場合には、「必須情報のみ」釦62を選択し、記憶させる。標準ヘッダ情報の全てを転送する場合には、「全ての情報」釦63を選択し、記憶させる。特殊な設定をしたい場合には、「カスタム設定」釦64を押し、図6に示すように、パラメータ個々に、転送するか否かを設定し、記憶させる。
【0048】
たとえば、図6に示す場合は、各設定項目について、ON/OFFを設定することができ、たとえば、患者ID、患者名、画素ピッチ情報68を転送し、生年月日、シリアルナンバー、撮影時刻の情報は、規格情報としては転送しない設定が行われている。また、スクロールバー69を上下に操作することによって、図示していない規格化可能な全ての撮影情報を表示することができ、それぞれに対して、転送の可否を設定することができる。
【0049】
設定プログラムに応じてユーザが画面を操作することによって、これらの転送を設定する項目について、そのON/OFFを切り替える。また、「日本語データ」を許可し、画像データを圧縮して転送しないので、「圧縮」許可のチェック65を外す。「ベンダ情報」許可のチェックを外しておくと、ベンダユニーク情報部48を、転送用データに含まないように変換する。以上の全ての設定を、設定情報55として、データベース54に記憶する。
【0050】
図7は、上記実施例において、プリンタ8へ転送情報を設定するための画面を示す図である。
【0051】
図8は、上記実施例において、転送先情報設定画面を示す図である。
【0052】
図7には、ユーザの定義した「DRY2」というプリンタを示す釦81が表示されている。プリンタ8の場合、日本語データを転送すると、誤動作をするので、「日本語データ」を許可するチェック83を外す。
【0053】
また、「カスタム設定」釦82を選択し、カスタム設定ウインドウ86を開き、患者ID、患者名、シリアルナンバー87を選択し、生年月日、撮影時刻、画素ピッチを非選択にし、図4に示す設定情報57に記憶する。
【0054】
以上の操作は、サービスマンが設置時に行うことを想定しているが、場合によっては、ユーザが設定するようにしてもよい。
【0055】
以上の設定情報に従い、変換部53は、保存したオリジナルデータを、転送先毎に、データベース54に登録してあるDICOM標準データヘ変換し、この変換完了後に、データ転送を開始する。
【0056】
また、上記実施例では、カスタム設定において、転送必須情報と全ての情報とを表示しているが、転送しなければならない必須情報を、表示しないようにしてもよく、また、転送しなければならない必須情報を、選択不可能な状態として表示するようにしてもよい。
【0057】
図9は、上記実施例において、転送先毎に行う変換処理を示すフローチャートである。
【0058】
撮影が完了し、オリジナルの画像データと付帯情報とを保存した後に、転送処理を開始する。ステップS1では、設定しておいた転送先のリストを取得し、転送フラグをセットする。ステップS2では、まだ未転送の装置が存在するか否かについて、転送フラグを調べる。未転送の装置がある場合、ステップS3へ進み、転送先のDICOMプロトコルの設置情報をデータベースから読み込む。
【0059】
ステップS4では、転送先の装置に合わせて、画像トリミングを行ったり、強調処理等の診断用の画像処理を行う。ステップS5において、上記処理工程の結果を含めて、転送先の情報に従い、オリジナルの画像データをDICOMプロトコルへ変換し、ステップS6では、DICOMデータ転送を行う。この転送が完了した後に、ステップS7で、転送フラグをリセットし、ステップS2へ進み、未転送の装置が存在するか否かについて再び調べる。
【0060】
設定した転送先リストを全て転送し、すなわち、転送フラグが全てリセットされるまで繰り返し、全て転送完了すると、転送処理を完了する。
【0061】
ステップS4において、撮影した画像データを、たとえば画像サーバ5へ転送し、2688×2688画素の全てのデータを転送する。画像表示装置6で画像処理を行い、画像診断する場合、ステップS4の画像処理工程を省略するように設定してもよい。
【0062】
しかし、プリンタ7は、2048×2560画素にトリミングすると、最適な画像サイズで出力できるので、上記サイズを転送先情報に設定し、トリミング後に、診断用の画像処理を実行し、その後に、転送する。また、同一のステップS4において、プリンタ8へ転送する画像を処理する場合、プリンタ8の最適なサイズである2200×2600画素にトリミングし、拡大率を示すパラメータを与える。
【0063】
診断用の画像処理に加えて、濃度調整のための階調処理を、プリンタ7と異なるカーブに設定して処理させるようにしてもよい。つまり、転送する画像データとヘッダ情報との切替えを、転送先の装置毎に行い、それぞれに最適な出力を得ることが可能になる。
【0064】
また、上記実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のCPU11が、記憶媒体に格納されているプログラムコードを読み出し、実行するようにしてもよい。
【0065】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、本発明を構成することになる。
【0066】
すなわち、上記実施例は、X線画像撮影装置が撮影したときに取得した付帯情報と、上記撮影による画像データとを記憶する記憶手順と、上記画像データを転送すべき転送先の画像再生装置における設定情報を、ユーザが予め設定する設定手順と、上記設定情報に従って、上記画像データを変換する画像データ変換手順と、上記変換された画像データを、上記転送先の画像生成装置に転送する転送手順とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体の例である。
【0067】
なお、上記制御プログラムを供給する記憶媒体としては、制御プログラムRAM12の他に、たとえば、ROMに記憶したり、また、別体として、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、不揮発性のメモリカード等の記憶媒体が考えられる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、上記実施例の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によっても、上記実施例がの機能が実現される。
【0068】
また、上記実施例は、X線画像撮影装置で撮影した画像データを、他の医用画像装置に転送するX線画像処理装置において、上記X線画像撮影装置が撮影したときに取得した付帯情報と上記撮影による画像データとを記憶する記憶手段と、上記画像データを転送すべき転送先の画像再生装置における設定情報を、ユーザが予め設定する設定手段と、上記設定情報に従って、上記画像データを変換する画像データ変換手段と、上記変換された画像データを、上記転送先の画像生成装置に転送する転送手段とを有するX線画像処理装置の例である。
【0069】
また、上記実施例は、画像データの付帯情報を、上記転送先の設定情報に応じて変換し、転送する手段を有する装置である。
【0070】
さらに、上記実施例は、画像データのサイズを、上記転送先の設定情報に応じてトリミングし、転送する手段を有する装置である。
【0071】
また、上記実施例は、画像データの画像処理方法を、上記転送先の設定情報に応じて決定し、転送先毎に画像処理を実行した後に、データ転送する手段を有する装置である。
【0072】
さらに、上記実施例は、画像データに付帯する情報のうちで、日本語で表記された情報を、上記転送先の設定情報に応じて選択的に決定し、データ転送する手段を有する装置である。
【0073】
ここで、画像処理装置の画像データの変換手段として、DICOMプロトコルへの変換手段を有し、撮影情報から取捨選択し転送するものである。
【0074】
また、上記実施例は、X線画像撮影装置で撮影した画像データを、他の医用画像装置に転送するX線画像処理方法において、上記X線画像撮影装置が撮影したときに取得した付帯情報と、上記撮影による画像データとを記憶する記憶段階と、上記画像データを転送すべき転送先の画像再生装置における設定情報を、ユーザが予め設定する設定段階と、上記設定情報に従って、上記画像データを変換する画像データ変換段階と、上記変換された画像データを、上記転送先の画像生成装置に転送する転送段階とを有するX線画像処理方法である。
【0075】
なお、上記実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムをインターネット等の通信ラインを介して、要求者に、そのプログラムを配信する場合にも適用することができる。
【0076】
上記実施例によれば、複数のDICOM対応機器間でデータを共有する場合に、転送先の画像再生装置に適した設定条件で、画像データを変換し、転送するので、画像データと、制御情報とを同時に切り替えることができ、また、複数の装置間でデータを転送する場合、単一のコピーを転送するのではなく、制御情報または画像データをカスタマイズして転送し、転送先の装置で最適な出力を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】
本発明によれば、複数のDICOM対応機器間でデータを共有する場合に、転送先の画像再生装置に適した設定条件で、画像データを変換し、転送するので、病院に設置されている機器同士の間で、X線撮影画像データを転送する場合、上記X線撮影画像データを転送する直前に行う再処理が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である平面センサユニットを備えた医療用デジタルX線撮影システム100を示すブロック図である。
【図2】上記実施例において、画像処理装置4で処理された画像データの構成例を示す図である。
【図3】上記実施例において使用される転送データの構成を示す図である。
【図4】上記実施例において、機器間のプロトコルミスマッチを解決する画像処理装置4を示す図である。
【図5】上記実施例において、プリンタ7へ転送情報を設定する画面を示す図である。
【図6】上記実施例において、転送先情報設定画面を示す図である。
【図7】上記実施例において、プリンタ8へ転送情報を設定するための画面を示す図である。
【図8】上記実施例において、転送先情報設定画面を示す図である。
【図9】上記実施例において、転送先毎に行う変換処理を示すフローチャートである。
【図10】従来のX線撮影システム110の構成を示す図である。
【符号の説明】
100…X線撮影システム、
1…立位センサユニット、
2…被験者、
3…X線発生装置、
4…画像処理装置、
5…画像サーバ、
6…画像表示装置、
7、8…医用プリンタ、
9…LAN、
10…データ線、
11…CPU、
12…RAM、
13…磁気ディスク、
15…画像付帯情報部、
16…画像データ部、
44…フォーマット変換部、
45…変換情報部、
48…ベンダユニーク情報部、
53…変換部、
54…データベース。

Claims (8)

  1. X線画像撮影装置で撮影した画像データを、他の医用画像装置に転送するX線画像処理装置において、
    上記X線画像撮影装置が撮影したときに取得した付帯情報と、上記撮影による画像データとを記憶する記憶手段と;
    上記画像データを転送すべき転送先の画像再生装置に対して転送しなければならない必須情報以外の設定情報を、カスタム設定もしくはすべての情報から、ユーザが予め設定する設定手段と;
    上記設定情報に従って、上記画像データを変換する画像データ変換手段と;
    上記変換された画像データを、上記転送先の画像再生装置に転送する転送手段と;
    を有することを特徴とするX線画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    上記記憶手段に記憶されている上記付帯情報を、異なるヘッダ情報に変換し、異なる転送先の装置に転送する制御手段を有することを特徴とするX線画像処理装置。
  3. 請求項1において、
    上記記憶手段に記憶されている上記転送先画像再生装置の設定情報に基づいて、任意の画像サイズに切り出し、異なる転送先の装置に転送する制御手段を有することを特徴とするX線画像処理装置。
  4. 請求項1において、
    上記記憶手段に記憶されている上記転送先画像再生装置の設定情報に基づいて、異なる画像処理を施し、異なる転送先の装置に転送する制御手段を有することを特徴とするX線画像処理装置。
  5. 請求項1において、
    上記記憶手段に記憶されている上記転送先画像再生装置の設定情報に基づいて、日本語の情報を、異なる転送先の装置に、選択的に転送する制御手段を有することを特徴とするX線画像処理装置。
  6. 請求項1において、
    上記転送プロトコルは、DICOMプロトコルであることを特徴とするX線画像処理装置。
  7. X線画像撮影装置で撮影した画像データを、他の医用画像装置に転送するX線画像処理方法において、
    上記X線画像撮影装置が撮影したときに取得した付帯情報と、上記撮影による画像データとを記憶する記憶段階と;
    上記画像データを転送すべき転送先の画像再生装置に対して転送しなければならない必須情報以外の設定情報を、カスタム設定もしくはすべての情報から、ユーザが予め設定する設定段階と;
    上記設定情報に従って、上記画像データを変換する画像データ変換段階と;
    上記変換された画像データを、上記転送先の画像再生装置に転送する転送段階と;
    を有することを特徴とするX線画像処理方法。
  8. X線画像撮影装置が撮影したときに取得した付帯情報と、上記撮影による画像データとを記憶する記憶手順と;
    上記画像データを転送すべき転送先の画像再生装置に対して転送しなければならない必須情報以外の設定情報を、カスタム設定もしくはすべての情報から、ユーザが予め設定する設定手順と;
    上記設定情報に従って、上記画像データを変換する画像データ変換手順と;
    上記変換された画像データを、上記転送先の画像再生装置に転送する転送手順と;
    をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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