JP4874051B2 - 導電性ローラ及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、弾性層及び塗膜層を有する導電性ローラ並びに該導電性ローラを備えた画像形成装置に関し、特に弾性層と塗膜層との密着性が高い導電性ローラ及び該導電性ローラを備えた、良好な画像を形成することが可能な画像形成装置に関するものである。
一般に、複写機、ファクシミリ、レーザービームプリンタ(LBP)等の電子写真方式の画像形成装置においては、現像ローラ、帯電ローラ、トナー供給ローラ、転写ローラ、給紙ローラ、クリーニングローラ、定着用の加圧ローラ等として、ロール形状の導電性弾性部材、即ち、導電性ローラが多用されており、該導電性ローラは、通常、長さ方向両端部を軸支されて取り付けられるシャフト部材と、該シャフト部材の半径方向外側に配設された一層以上の弾性層とを備えている。また、該導電性ローラは、トナーに対する帯電性や付着性の制御、弾性層による感光ドラムの汚染防止等を目的として、上記弾性層の表面に、更に塗膜層を備える場合がある。
上記導電性ローラのシャフト部材には、鉄やステンレス等の金属の他、エンジニアリングプラスチック等の種々の樹脂が用いられる。また、上記導電性ローラの弾性層には、シリコーンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、エピクロロヒドリンゴム(ECO)、ポリウレタン等のエラストマーが用いられており、エラストマー原料を所望のキャビティー形状を有するモールドに注入し加熱して、エラストマー原料を加熱硬化させる等して、製造されている。更に、上記塗膜層は、シャフト部材と弾性層とからなるローラ本体を、樹脂を含有する溶剤系若しくは水系の塗工液中にディップ又は該塗工液をローラ本体にスプレーした後に、熱又は熱風で乾燥硬化して形成されている。ここで、塗膜層の形成には、長時間の乾燥が必要なため、量産には長い乾燥ラインが必要であり、また、塗膜層は、その用途から微妙な導電性及び表面状態が要求されるが、乾操ライン内の温度分布及び風量等のバラツキが塗膜層の性能に大きく影響するため、品質上の問題があった。
これに対し、長い乾燥ラインを必要とせず、安定した品質の塗膜層を形成する手法として、ローラの弾性層の表面に紫外線硬化性の樹脂原料を塗布し、該樹脂原料を硬化させて、弾性層の表面に紫外線硬化型樹脂からなる塗膜層を形成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−310136号公報
しかしながら、紫外線硬化性の樹脂原料を紫外線硬化させて形成された塗膜層は、紫外線照射時に硬化収縮するため、ローラの弾性層と塗膜層との間に歪が生じる。このため、紫外線硬化性の樹脂原料を紫外線硬化させて形成された塗膜層を備えるローラは、弾性層と塗膜層との密着性が悪く、ローラの耐久性に問題があった。ここで、弾性層と塗膜層との密着性が悪いローラを画像形成装置に使用した場合、使用中に塗膜層が弾性層から剥離し易く、画像不良を発生し易くなる。従って、導電性ローラの弾性層と塗膜層とは、十分に密着性が高い必要がある。
そこで、本発明の目的は、製造に長い乾燥ラインを必要とせず、安定した品質の塗膜層を有する上、弾性層と塗膜層との密着性が高い導電性ローラを提供することにある。また、本発明の他の目的は、かかる導電性ローラを用いた、良好な画像を安定して形成することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、弾性層の表面に塗膜層を配設した導電性ローラにおいて、該塗膜層に用いる紫外線硬化性の原料混合物に、重量平均分子量が一定値以上のウレタンアクリレートオリゴマーとアクリロイルモルホリンとを用いることで、製造に長い乾燥ラインが不要で、安定した品質の塗膜層を有する上、弾性層と塗膜層との密着性が高く、優れた耐久性を有する導電性ローラが得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の導電性ローラは、シャフト部材と、該シャフト部材の半径方向外側に配設された弾性層と、該弾性層の半径方向外側に配設された一層以上の塗膜層とを備え、
少なくとも前記弾性層に隣接する塗膜層が、紫外線硬化性の原料混合物を紫外線照射で硬化させた紫外線硬化型樹脂からなり、
前記弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物が、重量平均分子量が8100以上のウレタンアクリレートオリゴマー及びアクリロイルモルホリンを含むことを特徴とする。
本発明の導電性ローラにおいては、前記ウレタンアクリレートオリゴマー(オリゴマー)とアクリロイルモルホリン(モノマー)との質量比(オリゴマー/モノマー)が40/60〜75/25の範囲であることが好ましい。この場合、弾性層と塗膜層との密着性を十分に向上させることができる。
本発明の導電性ローラにおいて、前記紫外線硬化型樹脂は、破断伸びが200%以上であることが好ましい。この場合、紫外線硬化型樹脂に強靭性と共に伸び特性を付与することができるため、弾性層と塗膜層との密着性を十分に確保することができる。
本発明の導電性ローラの好適例においては、前記原料混合物が光重合開始剤を含む。この場合、原料混合物の紫外線硬化を確実に開始させることができる。
本発明の画像形成装置は、上記導電性ローラを備えることを特徴とする。
本発明によれば、弾性層の表面に塗膜層を配設した導電性ローラにおいて、該塗膜層に用いる紫外線硬化性の原料混合物に、重量平均分子量が一定値以上のウレタンアクリレートオリゴマーとアクリロイルモルホリンとを用いることで、製造に長い乾燥ラインが不要で、安定した品質の塗膜層を有する上、弾性層と塗膜層との密着性が高い導電性ローラを提供することができる。また、かかる導電性ローラを備え、良好な画像を安定して形成することが可能な画像形成装置を提供することができる。
<導電性ローラ>
以下に、本発明の導電性ローラを、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の導電性ローラの一例の断面図である。図示例の導電性ローラ1は、シャフト部材2と、該シャフト部材2の半径方向外側に配設された弾性層3と、該弾性層3の半径方向外側に配設された塗膜層4とを備える。なお、図1に示す導電性ローラ1は、塗膜層4を一層のみ有するが、本発明の導電性ローラは、塗膜層を二層以上有していてもよい。
本発明の導電性ローラは、少なくとも弾性層3に隣接する塗膜層4が、紫外線硬化性の原料混合物を紫外線照射で硬化させた紫外線硬化型樹脂からなり、該塗膜層の形成に用いる原料混合物が、重量平均分子量が6000以上のウレタンアクリレートオリゴマー及びアクリロイルモルホリンを含むことを特徴とする。ここで、アクリロイルモルホリンは、上記原料混合物の粘度を低減する他、分子中にモルホリノ基を有するため、紫外線硬化型樹脂に密着性と強靭性を付与することができる。更に、重量平均分子量が6000以上のウレタンアクリレートオリゴマーをアクリロイルモルホリンと組み合わせることで、紫外線硬化型樹脂に更なる強靭性と適度な伸び特性を付与することができ、その結果、かかる紫外線硬化型樹脂からなる塗膜層は、紫外線照射時に硬化収縮が生じても、塗膜層自体が強靭で且つ適度に伸びるため、弾性層と塗膜層との密着性を十分に確保することができる。
本発明の導電性ローラにおいて、弾性層に隣接する塗膜層用の原料混合物に用いるウレタンアクリレートオリゴマーは、重量平均分子量が6000以上であることを要する。ここで、重量平均分子量が6000未満では、塗膜層の伸びが損なわれ、塗膜形成における紫外線照射時に硬化収縮が生じ、塗膜が剥がれたり、印字中のローラの耐久性を悪化させる。なお、上記重量平均分子量は、例えば、ゲル浸透クロマトグラフィーを用いて、ポリスチレン換算の値として求めることができる。
上記弾性層に隣接する塗膜層用の原料混合物に用いるウレタンアクリレートオリゴマーは、分子中にウレタン結合を有し、また、紫外線で硬化するために、アクリロイルオキシ基を有することを要する。上記ウレタンアクリレートオリゴマーは、例えば、ポリオール、イソシアネート化合物と水酸基を有するアクリレート化合物とをウレタン化することによって得ることができる。
本発明の導電性ローラにおいては、弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物中の重量平均分子量が6000以上のウレタンアクリレートオリゴマー(オリゴマー)とアクリロイルモルホリン(モノマー)との質量比(オリゴマー/モノマー)が40/60〜75/25の範囲であることが好ましい。上記原料混合物におけるウレタンアクリレートオリゴマーとアクリロイルモルホリンとの質量比が上記特定範囲内であると、弾性層と塗膜層との密着性を十分に付与することができる。
本発明の導電性ローラにおいて、弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物は、上記ウレタンアクリレートオリゴマー及びアクリロイルモルホリンを含む他、光重合開始剤、導電剤、微粒子等を含有することが好ましく、また、ウレタンアクリレートオリゴマー以外のオリゴマー及びアクリロイルモルホリン以外のモノマー(反応性希釈剤)を含有してもよい。なお、本発明の導電性ローラにおいて、弾性層に隣接する塗膜層以外の塗膜層は、特に限定されず、弾性層に隣接する塗膜層と同様であっても、異なってもよい。
上記弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物は、光重合開始剤を含有することが好ましく、該光重合開始剤は、紫外線を照射されることによって、上述したウレタンアクリレートオリゴマー及びアクリロイルモルホリンの重合を開始させる作用を有する。該光重合開始剤としては、4-ジメチルアミノ安息香酸、4-ジメチルアミノ安息香酸エステル、2,2-ジメトキシ-2-フェニルアセトフェノン、アセトフェノンジエチルケタール、アルコキシアセトフェノン、ベンジルジメチルケタール、ベンゾフェノン及び3,3-ジメチル-4-メトキシベンゾフェノン、4,4-ジメトキシベンゾフェノン、4,4-ジアミノベンゾフェノン等のベンゾフェノン誘導体、ベンゾイル安息香酸アルキル、ビス(4-ジアルキルアミノフェニル)ケトン、ベンジル及びベンジルメチルケタール等のベンジル誘導体、ベンゾイン及びベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾイン誘導体、ベンゾインイソプロピルエーテル、2-ヒドロキシ-2-メチルプロピオフェノン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、キサントン、チオキサントン及びチオキサントン誘導体、フルオレン、2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6-ジメトキシベンゾイル)-2,4,4-トリメチルペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6-トリメチルベンゾイル)-フェニルホスフィンオキシド、2-メチル-1-[4-(メチルチオ)フェニル]-2-モルホリノプロパン-1,2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(モルホリノフェニル)-ブタノン-1等が挙げられる。これら光重合開始剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。上記原料混合物における光重合開始剤の配合量は、上記オリゴマー及びモノマーの合計100質量部に対して、0.2〜5.0質量部の範囲が好ましい。光重合開始剤の配合量が0.2質量部以下では、原料混合物の紫外線硬化を開始する効果が小さく、一方、5.0質量部を超えると、紫外線硬化を開始させる効果が飽和する一方、コストが高くなる。
上記原料混合物に光重合開始剤を配合する場合、光重合開始剤による重合反応を促進するために、トリエチルアミン、トリエタノールアミン等の第3級アミン系光重合促進剤、トリフェニルホスフィン等のホスフィン系光重合促進剤、チオジグリコール等のチオエーテル系光重合促進剤等を更に塗料に添加してもよい。これら光重合促進剤の添加量は、上記オリゴマー及びモノマーの合計100質量部に対して0.01〜10質量部の範囲が好ましい。
上記弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物には、導電性を付与するために、導電剤を添加してもよく、該導電剤としては、イオン導電剤、電子導電剤等が挙げられる。イオン導電剤としては、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウム、変性脂肪酸ジメチルエチルアンモニウム等の過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、エチル硫酸塩、カルボン酸塩、スルホン酸塩等のアンモニウム塩;リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、トリフルオロメチル硫酸塩、スルホン酸塩等が挙げられ、電子導電剤としては、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等の導電性カーボン、SAF、ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF、FT、MT等のゴム用カーボンブラック、酸化処理等を施したカラー用カーボンブラック、熱分解カーボンブラック、天然グラファイト、人造グラファイト、アンチモンドープ酸化スズ、ITO、酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化物、ニッケル、銅、銀、ゲルマニウム等の金属、ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレン等の導電性ポリマー、カーボンウィスカー、黒鉛ウィスカー、炭化チタンウィスカー、導電性チタン酸カリウムウィスカー、導電性チタン酸バリウムウィスカー、導電性酸化チタンウィスカー、導電性酸化亜鉛ウィスカー等の導電性ウィスカー等が挙げられる。これら導電剤の使用量は、塗膜層が所望の導電性を有するように適宜調整することができる。
上記弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物は、更に、微粒子を含有してもよい。塗膜層の形成に用いる原料混合物に微粒子を含ませることで、導電性ローラの表面に適度な微小凹凸を形成することができる。該微粒子としては、ゴム、ウレタン又は合成樹脂製の微粒子やカーボン製の微粒子およびシリカ系微粒子等の無機微粒子が好ましく、シリコーンゴム、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ウレタンアクリレート、メラミン樹脂、フェノール樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ガラス状カーボン製の微粒子およびシリカ微粒子が特に好ましい。これら微粒子は、一種単独で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。また、該微粒子の含有量は、上記オリゴマー及びモノマーの合計100質量部に対して、0.1〜100質量部の範囲が好ましい。
上記弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物は、上記ウレタンアクリレートオリゴマーの他、該ウレタンアクリレートオリゴマー以外のオリゴマーを含有してもよく、該オリゴマーとしては、エポキシ系(メタ)アクリレートオリゴマー、エーテル系(メタ)アクリレートオリゴマー、エステル系(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリカーボネート系(メタ)アクリレートオリゴマー、フッ素系(メタ)アクリレートオリゴマー、シリコーン系(メタ)アクリレートオリゴマー等が好適に挙げられる。上記オリゴマーは、ポリエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、多価アルコールとε-カプロラクトンの付加物等と、(メタ)アクリル酸との反応により合成することができる。
上記弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物は、アクリロイルモルホリンの他、反応性希釈剤としてアクリレートモノマーを含有してもよく、エチルアクリレート、イソブチルアクリレート、n-ブチルアクリレート、イソアミルアクリレート、メトキシトリエチレングリコールアクリレート、ラウリルアクリレート、イソミリスチルアクリレート、ステアリルアクリレート、ミリスチルアクリレート、パルミチルアクリレート等が好ましい。これらアクリレートモノマーは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の導電性ローラにおいて、弾性層に隣接する塗膜層を形成する紫外線硬化型樹脂は、破断伸びが200%以上であることが好ましい。紫外線硬化型樹脂の破断伸びが200%未満では、塗膜層の伸びが損なわれ、印字中に塗膜割れや塗膜剥れを生じ易く、ローラの表面が削れてしまう。
また、上記弾性層に隣接する塗膜層を形成する紫外線硬化型樹脂は、破断強度が15MPa以上であることが好ましい。紫外線硬化型樹脂の破断強度が15MPa未満では、破れを生じ易くなる。
上記塗膜層の厚さの合計は、5μm〜30μmの範囲が好ましい。塗膜層の厚さの合計が5μm未満では、樹脂被覆層を配設する効果が小さく、30μmを超えると、導電性ローラの表面が硬くなり、柔軟性が損なわれる。
一方、上記弾性層の厚さは、500μm〜3mmの範囲が好ましい。弾性層の厚さが500μm以上であれば、導電性ローラが十分な弾性を有し、トナーへのダメージが十分に小さく、一方、3mm以下であれば、紫外線照射において弾性層の深部まで紫外線が十分に到達し、原料混合物を確実に紫外線硬化させることができ、高価格の紫外線硬化樹脂原料の使用量を少なくできる。
本発明の導電性ローラの弾性層は、特に限定されるものではなく、例えば、エラストマー又は上述した原料混合物を紫外線照射で硬化させた紫外線硬化型樹脂から形成され、必要に応じて導電剤等の他の成分を含むことができる。該弾性層に用いるエラストマーとしては、ポリウレタン、シリコーンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、天然ゴム(NR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ポリノルボルネンゴム、ブチルゴム(IIR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム(ECO)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)及びこれらの混合物等が挙げられる。この場合、上記弾性層には、上記エラストマーを非発泡体として用いてもよいし、発泡体として用いてもよい。また、本発明の導電性ローラの弾性層が、上述した原料混合物を紫外線照射で硬化させた紫外線硬化型樹脂から形成される場合、該弾性層は、上述した弾性層に隣接する塗膜層と同様であっても、異なってもよい。なお、上記弾性層に用いることができる導電剤としては、上述した塗膜層に用いることができる導電剤と同様のものを例示することができる。
本発明の導電性ローラにおいて、弾性層の硬度は、特に限定されるものではないが、アスカーC硬度で90度以下であることが好ましく、20〜80度であることが更に好ましい。弾性層のアスカーC硬度が90度を超えると、導電性ローラと感光ドラム等との接触面積が小さくなり、良好な現像が行えなくなるおそれがあり、また、トナーに損傷を与え感光ドラムや成層ブレードヘのトナー固着等が発生して画像不良が起こり易い。一方、弾性層が低硬度過ぎると、感光ドラムや成層ブレードとの摩擦力が大きくなり、ジッター等の画像不良が発生するおそれがある。
本発明の導電性ローラのシャフト部材としては、良好な導電性を有する限り特に制限はなく、例えば、金属製の中実体からなる芯金や、内部を中空にくりぬいた金属製円筒体や高剛性樹脂製の円筒体、芯金の外周に高剛性樹脂を配置した複合体等が挙げられる。なお、シャフト部材に高剛性の樹脂を使用する場合、高剛性樹脂に導電剤を添加・分散させて、十分に導電性を確保することが好ましい。ここで、高剛性樹脂に分散させる導電剤としては、カーボンブラック粉末、グラファイト粉末、カーボンファイバー、アルミニウム、銅、ニッケル等の金属粉末、酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化物粉末、導電性ガラス粉末等の粉末状導電剤が好ましい。これら導電剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。該導電剤の配合量は、特に制限されるものではないが、高剛性樹脂の全体に対して5〜40質量%の範囲が好ましく、5〜20質量%の範囲が更に好ましい。
上記金属製芯金や金属製円筒体の材質としては、鉄、ステンレス、アルミニウム等が挙げられる。また、上記高剛性の樹脂基材の材質としては、ポリアセタール、ポリアミド6、ポリアミド6・6、ポリアミド12、ポリアミド4・6、ポリアミド6・10、ポリアミド6・12、ポリアミド11、ポリアミドMXD6、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアリレート、液晶ポリマー、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリスチレン、ポリエチレン、メラミン樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。これらの中でも、ポリアセタール、ポリアミド6・6、ポリアミドMXD6、ポリアミド6・12、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネートが好ましい。これら高剛性樹脂は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の導電性ローラは、例えば、シャフト部材の外表面に弾性層用の原料混合物(塗料)を塗布した後、紫外線照射して弾性層を形成し、次に、該弾性層の外表面に上記塗膜層用原料混合物(塗料)を塗布した後、紫外線照射して塗膜層を形成することで作製できる。また、塗膜層を二層以上有する導電性ローラにおいては、同様の手順を繰り返し行うことで作製できる。この場合、本発明の導電性ローラは、製造に長い乾燥ラインを必要とせず、また、安定した品質の塗膜層を有する。なお、各種原料混合物(塗料)をシャフト部材の外表面、並びに弾性層及び塗膜層の外表面に塗布する方法としては、スプレー法、ロールコーター法、ディッピング法、ダイコート法等が挙げられる。また、紫外線照射に用いる光源としては、水銀灯、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等が挙げられる。紫外線照射の条件は、各種原料混合物に含まれる成分及び塗布量等に応じて適宜選択され、照射強度や積算光量等を適宜調整すればよい。
上述した本発明の導電性ローラは、画像形成装置の現像ローラ、帯電ローラ、トナー供給ローラ、転写ローラ、給紙ローラ、クリーニングローラ、定着用の加圧ローラ等として用いることができる。
<画像形成装置>
本発明の画像形成装置は、上述した導電性ローラを備えることを特徴とする。本発明の画像形成装置は、上記導電性ローラを用いる以外、特に制限はなく、公知の方法で製造することができる。
以下に、図を参照して本発明の画像形成装置を詳細に説明する。図2は、本発明の画像形成装置の一例の部分断面図である。図示例の画像形成装置は、静電潜像を保持した感光ドラム5と、感光ドラム5の近傍(図では上方)に位置し感光ドラム5を帯電させるための帯電ローラ6と、トナー7を供給するためのトナー供給ローラ8と、トナー供給ローラ8と感光ドラム5との間に配置された現像ローラ9と、現像ローラ9の近傍(図では上方)に設けられた現像ブレード10と、感光ドラム5の近傍(図では下方)に位置する転写ローラ11と、感光ドラム5に隣接して配置されたクリーニングローラ12とを備える。なお、本発明の画像形成装置は、更に画像形成装置に通常用いられる公知の部品(図示せず)を備えることができる。
図示例の画像形成装置においては、感光ドラム5に帯電ローラ6を当接させて、感光ドラム5と帯電ローラ6との間に電圧を印加して、感光ドラム5を一定電位に帯電させた後、露光機(図示せず)により静電潜像を感光ドラム5上に形成する。次に、感光ドラム5と、トナー供給ローラ8と、現像ローラ9とが、図中の矢印方向に回転することで、トナー供給ローラ8上のトナー7が現像ローラ9を経て感光ドラム5に送られる。現像ローラ9上のトナー7は、現像ブレード10により、均一な薄層に整えられ、現像ローラ9と感光ドラム5とが接触しながら回転することにより、トナー7が現像ローラ9から感光ドラム5の静電潜像に付着し、該潜像が可視化する。潜像に付着したトナー7は、転写ローラ11で紙等の記録媒体に転写され、また、転写後に感光ドラム5上に残留するトナー7は、クリーニングローラ12によって除去される。ここで、本発明の画像形成装置においては、例えば、帯電ローラ6、トナー供給ローラ8、現像ローラ9、転写ローラ11及びクリーニングローラ12の少なくともいずれかに、例えば上述した弾性層3と塗膜層4との密着性が高く、優れた耐久性を有する導電性ローラ1を用いることで、優れた画像を安定的に形成することが可能となる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
まず、実施例1〜7及び比較例1〜3に共通した仕様で、シャフト部材の半径方向外側に弾性層を備えるローラ本体を下記の処方に基づき作製した。
(ローラ本体の作製)
外径6.0mmの金属シャフトを挿入した外径17.0mmのポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂製ローラ基材(シャフト部材)に、UA−334PZ[ウレタンアクリレートオリゴマー、新中村化学工業(株)製]70質量部、ライトアクリレートIM−A[イソミシリチルアクリレート、共栄社化学(株)製]30質量部、光重合開始剤IRGACURE651[2,2-ジメトキシ-1,2-ジフェニルエタン-1-オン、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製]1質量部、イオン導電剤MP100[過塩素酸ナトリウムのポリオール錯塩、昭島化学工業(株)製]2質量部からなる弾性層用塗料をダイコーターにより厚さ1500μmで塗布し、窒素雰囲気下で回転させながらUV照射強度700mW/cm2で5秒間UV照射し、UV樹脂を弾性層とするローラ本体を得た。
(実施例1〜7及び比較例1〜3)
次に、上記ローラ本体の表面に、表1及び表2に示す配合の塗膜層用塗料をロールコーターにて塗布し、UV照射強度700mW/cm2で5秒間UV照射して、表面にUV塗膜[厚さ:10μm]を有する導電性ローラを得た。得られた導電性ローラにおいて、塗膜層の破断強度及び破断伸び、弾性層と塗膜層との密着性、並びに印字耐久試験を下記の方法で測定・評価した。結果を表1及び表2に示す。
(1)塗膜層の破断強度及び破断伸び
JIS法プラスチックフィルム及びシートの引張試験方法(JIS K 7127−1989)で評価した。具体的には、樹脂塗料をガラスモールド中でUV硬化させ、樹脂プレートを作製し、全長20cm、幅1〜2.5cmの短冊状に切り、サンプルとした。このサンプルについて、チャック間距離10cmとし、引っ張り試験機[(株)オリエンテック製STA−1150]にて、破断時の伸び率及び強度を記録した。
(2)弾性層と塗膜層との密着性
JIS法碁盤目試験(JIS K 5600−5−6:1999)で評価した。具体的には、所定の治具を用い縦横5個、合計25個の碁盤目をカミソリ[ジレット製]で切り込み、セロテープ(登録商標)を貼り付けた後、一気にセロテープをはがし、セロテープにより碁盤目が剥がれるか否かを試験し、剥れなかった碁盤目の数を数えることにより、密着性を評価した。
(3)印字耐久試験
(a)塗膜剥れ
導電性ローラを画像形成装置に組み込み、10000枚印刷した後、導電性ローラの円周上における塗膜剥れの度合いを、目視にて下記基準で判断した。
塗膜剥れが発生しなかったものを「無し」、導電性ローラの一部で塗膜剥れが発生したものを「一部剥れ有り」、及び導電性ローラの全周にわたって塗膜剥れが発生したものを「全周剥れ」とした。
(b)ローラダメージ度合い
導電性ローラを画像形成装置に組み込み、10000枚印刷した後、導電性ローラの端部における塗膜の削れ度合いを、目視又は指触にて下記基準で評価した。
導電性ローラの端部の塗膜上に線が見えないものを「レベル1」、導電性ローラの端部の塗膜上に線が見えるが、線の上を指でなぞると引っ掛かりが無いものを「レベル2」、導電性ローラの端部の塗膜上に線が見えるが、線の上を指でなぞると引っかかるものを「レベル3」、塗膜が取れて、ローラ基材が見えるものを「レベル4」、及び塗膜が取れて、ローラ基材まで削れているものを「レベル5」とした。
Figure 0004874051
Figure 0004874051
*1 日本合成化学工業(株)製,重量平均分子量:18000.
*2 日本化薬(株)製,重量平均分子量:11500.
*3 日本化薬(株)製,重量平均分子量:8100.
*4 共栄社化学(株)製,重量平均分子量:4500.
*5 アクリロイルモルホリン,新中村化学工業(株)製.
*6 イソボルニルアクリレート,共栄社化学(株)製.
*7 2-ブチル-2-エチル-1,3-プロパンジオールジアクリレート,共栄社化学(株)製.
*8 1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン,チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製.
実施例の導電性ローラは、重量平均分子量が6000未満のウレタン系アクリレートオリゴマーを含む塗膜層用塗料から形成された比較例1,3の導電性ローラより塗膜層の伸び特性が高いことが分かる。また、実施例の導電性ローラは、比較例1〜3の導電性ローラより弾性層と塗膜層との密着性が良好で、更に、印字耐久試験の結果から、ローラの耐久性に優れることが分かる。一方、実施例6,7の導電性ローラは、ウレタンアクリレートオリゴマー(オリゴマー)とアクリロイルモルホリン(モノマー)との質量比(オリゴマー/モノマー)が好適な範囲から外れているため、実施例1〜5の導電性ローラより弾性層と塗膜層との密着性、及びローラの耐久性が低いことが分かる。
本発明の導電性ローラの一例の断面図である。 本発明の画像形成装置の一例の部分断面図である。
符号の説明
1 導電性ローラ
2 シャフト部材
3 弾性層
4 塗膜層
5 感光ドラム
6 帯電ローラ
7 トナー
8 トナー供給ローラ
9 現像ローラ
10 現像ブレード
11 転写ローラ
12 クリーニングローラ

Claims (5)

  1. シャフト部材と、該シャフト部材の半径方向外側に配設された弾性層と、該弾性層の半径方向外側に配設された一層以上の塗膜層とを備える導電性ローラにおいて、
    少なくとも前記弾性層に隣接する塗膜層が、紫外線硬化性の原料混合物を紫外線照射で硬化させた紫外線硬化型樹脂からなり、
    前記弾性層に隣接する塗膜層の形成に用いる原料混合物が、重量平均分子量が8100以上のウレタンアクリレートオリゴマー及びアクリロイルモルホリンを含むことを特徴とする導電性ローラ。
  2. 前記ウレタンアクリレートオリゴマー(オリゴマー)とアクリロイルモルホリン(モノマー)との質量比(オリゴマー/モノマー)が40/60〜75/25の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の導電性ローラ。
  3. 前記紫外線硬化型樹脂は、破断伸びが200%以上であることを特徴とする請求項1に記載の導電性ローラ。
  4. 前記原料混合物が光重合開始剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の導電性ローラ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の導電性ローラを備えた画像形成装置。
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