JP4856572B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、プリンタ、複写機、及びファクシミリなどの画像形成装置に関する。
近年、マゼンダ、イエロー、シアン、ブラックの4つの画像形成部が別々に設けられたタンデム型の画像形成装置が用いられている。このようにトナー色毎に、画像形成部が別々に設けられた、タンデム型の画像形成装置(例えば、特許文献1参照)では、1ドラム方式の場合と比べて画像形成のスピードを早くすることが出来る。
図8は、このようなタンデム型のフルカラー複写機の部分構成図である。図8には、ブラック画像形成部301、イエロー画像形成部302、シアン画像形成部303及びマゼンダ画像形成部304が設けられている。各画像形成部は、感光体ドラム301a、302a、303a、304a、及び感光体ドラム301a、302a、303a、304aに各色のプラスに帯電したトナーを供給する現像ローラ301b、302b、303b、304bを有している。又、各感光体ドラムに対向して、一次転写時にマイナスの電荷に帯電する一次転写ローラ311、312、313、314が配置されている。
又、感光体ドラムと一次転写ローラの間に、中間転写ベルト315が設けられている。この中間転写ベルト315の回転方向(図中矢印参照)を基準として、ブラック画像形成部301の下流側近傍には、中間転写ベルト315を押圧するように二次転写ローラ316が設けられている。尚、二次転写ローラ316に対向して、中間転写ベルト315の内側に駆動ローラ317が設けられており、この駆動ローラ317が中間転写ベルト315を回転する。
又、マゼンダ画像形成部304の上流側近傍には、二次転写時に用紙に転写されず中間転写ベルト315上に残留したプラス帯電のトナーを除去するために、マイナスに帯電したファーブラシローラ318が設けられており、中間転写ベルト315の内側には、ファーブラシローラ318と対向して、従動ローラ319が設けられている。更に、中間転写ベルト315の内側には、従動ローラ319の上流側であって、駆動ローラ317の下流側には、中間転写ベルト315にテンションをかけるためのテンションローラ320が設けられている。
このような画像形成装置では、画像形成時には、現像ローラ301b、302b、303b、304bに担持されているトナーによって、感光体ドラム301a、302a、303a、304a上にトナー画像が形成される。
そして、各感光体ドラム上に形成されたトナー画像が、中間転写ベルト315上に一次転写されて重ね合わされ、重ね合わされた画像が二次転写ローラ316にて用紙に転写される。
このような画像形成装置において、現像ローラ301b、302b、303b、304b上のトナーはプラスに帯電されているため、用紙上にトナー画像を転写する際には、二次転写ローラ316に、表面がマイナスに帯電するように電圧が印加される。
一方、二次転写ローラ316を通過する用紙と接触せず、二次転写ローラ316と直接接触する予定の中間転写ベルト315上の領域には、トナー画像が形成されないため通常はトナーが吐出されないが、トナー画像形成時の影響等により極微量のトナー(以下、かぶりトナーという)が吐出される場合がある。この極微量のトナーはプラスに帯電しているため、画像形成時と同様に二次転写ローラ316の表面がマイナスに帯電している場合には、二次転写ローラ316に付着するおそれがある。
又、中間転写ベルト315の近傍の空間には、浮遊しているプラス帯電のトナーがあり、この浮遊トナーが二次転写ローラ316に付着するおそれがある。
そこで、かぶりトナーや浮遊トナーの付着を防ぐために用紙が二次転写ローラ316を通過しないとき(以下、紙間時という)には、トナーの極性と同極性であるプラスに表面が帯電するように、二次転写ローラ316に印加される電圧が切り替えられている。
上記二次転写ローラ316による二次転写後に、転写されずに中間転写ベルト315上に残留したトナーは、ファーブラシローラ318との物理的接触及び静電力によって取り除かれる。
特開2005―49413号公報
しかしながら、ファーブラシローラ318で完全に除去しきれずに残留したトナーは、ファーブラシローラ318を通過することによってマイナスに帯電することになる。
このマイナスに帯電したトナーが存在する中間転写ベルト315上の領域が、紙間時に二次転写ローラ316を通過する場合、上述のように二次転写ローラ316はプラスに帯電しているため、マイナスに帯電したトナーを引きつけることになり、二次転写ローラ316上にトナーが付着する場合がある。このように、トナーが二次転写部材としての二次転写ローラ316に付着した状態で、用紙が通過すると、用紙裏面がトナーによって汚れる場合がある。
本発明は、上記従来の画像形成装置の課題を考慮して、二次転写部材へのトナーの付着を抑制することが可能な画像形成装置、及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の本発明は、
表面にトナー画像が形成される複数の像担持体と、
表面にトナー画像が形成される複数の像担持体と、
各々の前記像担持体にトナーを供給するために、前記トナーを担持する複数の現像剤担持体と、
各々の前記像担持体に対向して配置されている複数の一次転写部材と、
前記複数の像担持体の表面の前記トナー画像を重ね合わせて転写するために、複数の前記像担持体と複数の前記一次転写部の間に配置される中間転写体と、
前記重ね合わされたトナー画像を前記中間転写体から記録媒体上に転写するための二次転写部材と、
前記記録媒体上への転写後の前記中間転写体上の残留トナーを取り除くために設けられ、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように電圧が印加される除去部材と、
前記中間転写体上の所定量以上のトナーを検知するために、前記中間転写体の移動方向を基準として、前記除去部材の下流側であって前記二次転写部材の上流側に配置されたトナー検知部と、
前記二次転写部材への印加電圧を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記中間転写体と前記二次転写部材が前記記録媒体を介さずに回転接触している場合であって、
前記トナー検知部が前記トナーを検知した前記中間転写体の領域が、前記記録媒体を介さず前記二次転写部材と接触する場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加し、それ以外の場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と同極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加する、画像形成装置である。
又、第2の本発明は、
前記二次転写部材を通過した前記記録媒体の除電を行うために、前記二次転写部材の下流側であって、前記中間転写体の近傍に設けられた除電部材を備え、
前記制御部は、
前記中間転写体と前記二次転写部材が前記記録媒体を介さずに回転接触している場合であって、前記二次転写部材に前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように電圧を印加した場合、前記除電部材に、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と同極性になるように電圧を印加する、第1の本発明の画像形成装置である。
又、第3の本発明は、
前記複数の画像形成部とは、ブラックのトナーの画像を形成するブラック画像形成部、イエローのトナーの画像を形成するイエロー画像形成部、シアンのトナーの画像を形成するシアン画像形成部、及びマゼンダのトナーの画像を形成するマゼンダ画像形成部であり、
前記中間転写体は、中間転写ベルトであり、
前記現像剤担持体上のトナーは、プラスの電荷を帯びている、第1の本発明の画像形成装置である。
又、第4の本発明は、
表面にトナー画像が形成される複数の像担持体と、各々の前記像担持体にトナーを供給するために、前記トナーを担持する複数の現像剤担持体と、各々の前記像担持体に対向して配置されている複数の一次転写部材と、前記複数の像担持体の表面の前記トナー画像を重ね合わせて転写するために、複数の前記像担持体と複数の前記一次転写部の間に配置される中間転写体と、前記重ね合わされたトナー画像を前記中間転写体から記録媒体上に転写するための二次転写部材と、前記記録媒体上への転写後の前記中間転写体上の残留トナーを取り除くために設けられ、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように電圧が印加される除去部材と、前記中間転写体上の所定量以上のトナーを検知するために、前記中間転写体の移動方向を基準として、前記除去部材の下流側であって前記二次転写部材の上流側に配置されたトナー検知部とを備えた画像形成装置の制御方法であって、
前記中間転写体と前記二次転写部材が前記記録媒体を介さずに回転接触している場合で、前記トナー検知部が前記トナーを検知した前記中間転写体の領域が、前記記録媒体を介さず前記二次転写部材と接触する場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加し、それ以外の場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と同極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加する、画像形成装置の制御方法である。
又、第5の本発明は、
第4の本発明の画像形成装置の制御方法の、前記中間転写体と前記二次転写部材が前記記録媒体を介さずに回転接触している場合で、前記トナー検知部が前記トナーを検知した前記中間転写体の領域が、前記記録媒体を介さず前記二次転写部材と接触する場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加し、それ以外の場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と同極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加する制御工程をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
又、第6の本発明は、
第5の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体である。
本発明によれば、二次転写部材へのトナーの付着を抑制することが可能な画像形成装置、及びその制御方法を提供することが出来る。
以下に、本発明にかかる画像形成装置の一実施例である複写機について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる実施の形態における複写機の正面の構成断面図である。図1に示すように、本実施の形態1の複写機1は、底部に画像形成される用紙を収納するための2つの給紙カセット2を備えている。又、複写機1は、その上部に、露光ランプ、レンズ、ミラー等により原稿の画像を読み取る原稿読み取り部3を備えている。
又、本実施の形態の複写機1は、タンデム方式を用いたカラー複写機であり、水平方向に順に配置されたブラック画像形成部4、イエロー画像形成部5,シアン画像形成部6、及びマゼンダ画像形成部7を備えている。これら画像形成部によって形成された画像を重ね合わせるための中間転写ベルト8が配置されている。
又、中間転写ベルト8上で重ね合わされたトナー画像を用紙に転写する二次転写部9と、転写されたトナー画像を用紙に定着させる定着部10が設けられている。更に、トナー画像が定着された用紙が排出される排出トレイ13が原稿読み取り部3の下側に設けられている。
次に、画像形成部について説明するが、4つの画像形成部4、5、6、7の基本的構成は同じであるため、マゼンダ画像形成部7を例に挙げて説明する。図1に示すように、マゼンダ画像形成部7は、感光体ドラム70、帯電器71、現像器72及びクリーニング部73等から構成されている。又、4つの画像形成部4、5、6、7の、各々の帯電器によって帯電された各々の感光体ドラムの表面を光走査することによって静電潜像を形成するレーザースキャナーユニット(以下、LSUと呼ぶ)12が、画像形成部の下方に設けられている。又、中間転写ベルト8を挟んで感光体ドラム70に対向するように一次転写ローラ17が配置されている。又、現像器72は、プラスの極性に帯電しトナーを感光体ドラム70の表面に供給するために、感光体ドラム70に当接して配置されている現像ローラ75を有している。
この感光体ドラム70と一次転写ローラ17の間、感光体ドラム60と一次転写ローラ16の間、感光体ドラム50と一次転写ローラ15の間、及び感光体ドラム40と一次転写ローラ14の間を通すように、中間転写ベルト8が一次転写ローラ14、15、16、17に捲き掛けられている。尚、プラスに帯電したトナーを中間転写ベルト8上に一次転写するために、一次転写ローラ14、15、16、17には、表面がマイナスに帯電するように電圧が印加されている。
上記二次転写部9は、中間転写ベルト8の回転方向を基準にしてブラック画像形成部4の下流側近傍に、中間転写ベルト8を押圧するように配置されている二次転写ローラ92を有している(後述する図2参照)。二次転写ローラ92に対向するように、中間転写ベルト8の内側にはローラ21が設けられている。尚、二次転写ローラ92としては、エピクロルヒドリンとニトリルの発砲合成ゴムであり、硬度が35±5°(Asker―C)、抵抗が7(logΩ)のものを用いることが出来る。
又、用紙の搬送方向を基準として、二次転写ローラ92の下流近傍には、用紙の搬送経路への貼り付き等を防止するために、用紙の帯電を除去するための除電部24が設けられている。又、マゼンダ画像形成部7の上流側近傍には中間転写ベルト8の表面の残留トナーを取り除くためのベルトクリーニング部11が配置されている。尚、このベルトクリーニング部11に対向するように、中間転写ベルト8の内側にはローラ22が設けられている。更に、ローラ21とローラ22の間には、中間転写ベルト8にテンションをかけるためのテンションローラ23が配置されている。
図2は、中間転写ベルト8近傍の拡大構成図である。
図2に示すように、除電部24は、除電部材241と、除電部材241に電圧を印加するための電圧印加部242を有している。又、二次転写部9は、二次転写ローラ92に電圧を印加するための電圧印加部91を有している。更に、ローラ21は接地されている。尚、除電部材241としては、材質がエッチングされたSUS板金で、形状が鋸歯形状のものを用いることが出来る。
次に、ベルトクリーニング部11の構成について説明する。
ベルトクリーニング部11は、中間転写ベルト8を挟んでローラ22に対向して配置されているファーブラシローラ111と、ファーブラシローラ111と当接して配置されている回収ローラ112と、回収ローラ112上のトナーを取り除くためのゴム製のブレード113とを備えている。回収ローラ112の軸受けは、片方が導電性であり、この軸受けを通して回収ローラ112に電圧を供給する電圧印加部114が設けられている。一方、ファーブラシローラ111の軸受けは非導電性となっており、回収ローラ112に印加した電圧はロス無くクリーニング電圧として作用できるようになっている。感光体ドラム40、50、60、70に供給されるトナーはプラスに帯電しているため、ファーブラシローラ111の表面がマイナスに帯電するように、回収ローラ112に電圧が印加されている。尚、回収ローラ112に対向して配置しているローラ22は接地されている。又、ファーブラシローラ111としては、材質がナイロン、外径が17mm、毛長さが4.5mm、繊度が6D(デニール)、原糸抵抗が11.5(logΩ)(東英産業株式会社製、型番UUN(6ナイロン、カーボンタイプ、均一分散タイプ)に相当する)、ブラシ密度が120KF/inch、バイアスが−3μAのものを用いることが出来る。又、ファーブラシローラ111は、中間転写ベルト8とのニップの長さが1mmとなるように配置される。
又、図1及び図2に示すように、ブラック画像形成部4と二次転写ローラ92及びローラ21により形成されるニップ部Nとの間には、中間転写ベルト8の表面の残留トナーを検知するためのセンサー30が設けられている。図3は、中間転写ベルト8を下方から見た斜視図である。図3に示すセンサー30は、センサー30はCIS(コンタクト イメージ センサー)であり、中間転写ベルト8表面に光を照射し、その反射光に基づいてトナーの濃度の検知を行うことが出来る。又、センサー30と対向する中間転写ベルト8の内側には、ローラ33が設けられている。
又、ローラ21とテンションローラ23の間であって、中間転写ベルト8の端に、センサー31が設けられている(図1参照)。図4は、センサー31近傍の拡大図である。図4に示すように、このセンサー31は、発光部と受光部を備えたフォトセンサーであり、中間転写ベルト8の端に突出するように設けられた板状部材であるマーカー32が、フォトセンサー31を遮ることにより、マーカー32を認識するものである。後述する制御部25は、マーカー32を認識した時点を基準として中間転写ベルト8の速度から、二次転写ローラ92を通過した中間転写ベルト8の部分が、二次転写ローラ92を通過する用紙と接触する予定の中間転写ベルト8上の領域(以下、用紙接触領域という)となるか、記録媒体と接触せず、二次転写ローラ92と直接接触する予定の領域(以下、用紙非接触領域という)となるか判断することが出来る。
尚、用紙接触領域の全ての領域にトナー画像が形成されるものではないため、用紙接触領域は、用紙に転写される予定のトナー画像が画像形成部4、5、6、7によって形成される領域を含む。又、用紙非接触領域は、転写予定のトナー画像が形成されない領域といえる。
又、センサー31からの信号等に基づいて、電圧印加部91、114、242を制御するために制御部25が設けられている(図2参照)。
尚、図2には図示されていないが、感光体ドラム40、50、60、70は接地されており、一次転写ローラ14、15、16、17には、それぞれに電圧印加部が設けられている。この電圧印加部及び画像形成部の各構成部は制御部25によって制御されている。
又、本発明の複数の像担持体の一例は、本実施の形態の感光体ドラム40、50、60、70に相当し、本発明の複数の現像剤担持体の一例は、本実施の形態の現像ローラ45、55、65、75に相当する。又、本発明の複数の一次転写部材の一例は、本実施の形態の一次転写ローラ14、15、16、17に相当し、本発明の中間転写体の一例は、本実施の形態の中間転写ベルト8に相当する。又、本発明の二次転写部材の一例は、本実施の形態の二次転写ローラ92に相当し、本発明の除電部材の一例は、本実施の形態の除電部材241に相当する。又、本発明の除去部材の一例は、本実施の形態のファーブラシローラ111に相当し、本発明のトナー検知部の一例は、本実施の形態のセンサー30に相当する。
以上の構成の、本実施の形態の複写機の動作について説明するとともに、本発明の画像形成装置の制御方法の一例についても述べる。
はじめに、用紙接触領域が二次転写ローラ92とローラ21の間を通過し、用紙にトナー画像が転写される際の複写機1の動作について説明する。
図5(a)は画像形成時の各構成部の帯電の状態を示す図であり、図2と同様の中間転写ベルト8近傍の構成図である。又、図5(b)は、二次転写ローラ92近傍の拡大構成図である。
原稿読み取り部3(図1参照)によって読み取られた画像データに基づいて、マゼンダ画像形成部7、シアン画像形成部6、イエロー画像形成部5及びブラック画像形成部4の感光体ドラム40、50、60、70の表面にトナー画像が形成される。この時感光体ドラム上のトナーはプラスに帯電しており、マイナスの電圧が印加された一次転写ローラ14、15、16、17によって、マゼンダ、シアン、イエロー、ブラックの順でトナー画像が中間転写ベルト8上に重ね合わされる。
同時に、給紙カセット2から用紙が給紙され、二次転写ローラ92によって中間転写ベルト8上の重ね合わされたトナー画像が用紙P上に転写される(図5(a)参照)。ここで、用紙Pが通過する前は、表面がプラスに帯電するように二次転写ローラ92に電圧が印加されており、用紙Pが通過している最中は、表面がマイナスに帯電するように二次転写ローラ92に電圧が印加される。このトナーのプラスの電荷と、二次転写ローラ92のマイナスの電荷によって生じる静電力及びローラによる圧力によって、トナー画像Wが用紙Pに転写される。この転写時の電流の値の一例としては、−34μAの電流を流すことが出来る。
尚、かぶりトナー及び浮遊トナーが付着することを防止するため、用紙Pが通過した後には、再び表面がプラスに帯電するように二次転写ローラ92の印加電圧が切り替えられる(以下、この状態を紙間状態という)。この切り替えた際の印加電圧の一例としては、+500Vとすることが出来る。すなわち、トナーの付着を防止するために、二次転写ローラ92の表面が出来るだけプラスに帯電するように制御が行われている。
又、二次転写ローラ92を用紙Pが通過している時には、除電部材241には、表面にプラスの電荷が生じるように電圧印加部242によって電圧が印加されている。この除電部材241に流れる電流値は例えば、+10μAと設定することが出来る。このため、二次転写ローラ92を通過し、マイナスに帯電している裏面(トナー画像が形成されていない面)側の除電が行われ、用紙Pがスムーズに搬送される。用紙Pが通過した後は、除電部材241への印加電圧が停止される。この状態が図5(c)に示されている。
そして、定着部10にてトナー画像が定着された用紙が、排出トレイ13に排出される(図1参照)。尚、用紙への二次転写の際に中間転写ベルト8上に残留した残留トナーS(図5(a)参照)は、回収ローラ112を介してマイナスに帯電したファーブラシローラ111によって取り除かれる。
ここで、残留トナーSがファーブラシローラ111によって取り除かれなかった場合、残留トナーSは、ファーブラシローラ111の電荷によりマイナスに帯電することになる。
次に、二次転写の際に残留した残留トナーSがファーブラシローラ111で取り除かれなかった場合について説明するとともに、本発明の制御工程の一例についても同時に述べる。
中間転写ベルト8のニップ部Nを通過した部分は、マゼンダ画像形成部7に到達するまでに、新たに用紙接触領域となるか用紙非接触領域となるかが決定される。例えば、用紙接触領域として、ニップ部Nを通過した中間転写ベルト8の領域が、次の周には、用紙非接触領域としてニップ部Nを通過する場合がある。このように、残留トナーSが存在する領域も、新たに用紙接触領域となるか用紙非接触領域となるかが決定される。
図3に示すセンサー30は、常に中間転写ベルト8上のトナー濃度の検知を行っており、検知されたトナー濃度は、制御部25によって所定の閾値以上であるか否か判定される。図6は、本実施の形態の複写機の制御フロー図である。尚、この所定の閾値が、本発明の所定量の一例に相当する。
二次転写の際に残留したトナーSは、ファーブラシローラ111で取り除かれなかった場合に、中間転写ベルト8の回転により、マゼンダ画像形成部7、シアン画像形成部6、イエロー画像形成部5及びブラック画像形成部4を順に通過し、センサー30によって濃度が検出される(S1)。
制御部25は、この濃度が所定閾値以上であるか否かを判定し、所定閾値以上の場合には、次の動作に進む(S2)。このS2は、詳しくは後述するが、かぶりトナー(背景技術の欄参照)と二次転写の際に残留したトナーとを区別するためのステップである。
一方、S2において、検出濃度が所定閾値よりも小さいと判定された場合には、検出された領域が二次転写ローラ92を通過する際に、二次転写ローラ92の表面がプラスに帯電するように制御が行われる(S6)。そして、検出された領域が二次転写ローラ92を通過した後も、二次転写ローラ92の表面がプラスに帯電するように制御が行われ、且つ除電部材241へ電圧が印加されてない状態(上述した紙間状態)となるように制御が行われる(S7)。
次に、センサー30によって検出されたトナーの中間転写ベルト8上の領域が、新たに決定された用紙接触領域に含まれているか、新たに決定された用紙非接触領域に含まれているか否かの判定が行われる(S3)。
この判定は、例えば次のように行われる。
センサー31がマーカー32を検出した時点をtとし、中間転写ベルト8の速度をV(mm/sec)、中間転写ベルト8の全長をLall(mm)とすると、中間転写ベルト8上の位置は、マーカー32からの距離として表すことが出来る。
例えば、中間転写ベルト8の回転方向を基準としてセンサー31からニップ部Nまでの距離をL(mm)とし、tからt(msec)経過後に用紙がニップ部Nを通過するとすると、マーカー32の箇所から(L―V×t)mmの位置が用紙接触領域の開始位置と算出される。この位置から、例えば、A4の用紙の場合には、(L―V×t―21)mmの距離の領域が用紙接触領域となる。
一方、センサー31からセンサー30までの距離をL(mm)とすると、トナーが時間tからt(msec)経過後にセンサー31によって検出された場合、検出されたトナーの領域は、マーカー32から(L―V×t)(mm)の位置であると計算される。この位置が、上記(L―V×t―21)mmの位置から(L―V×t)mmの間に入っている判断された場合には、検知されたトナーの領域が用紙接触領域内に含まれていると判定され、それ以外の場合には、用紙非接触領域に含まれていると判定される。
尚、中間転写ベルト8の長さにもよるが、連続して画像形成を行う場合には、2〜3枚の複数枚の用紙に対応した用紙接触領域が中間転写ベルト8上に形成されることになる。
以上のような判定により、残留トナーSの領域が、新たに決定された用紙接触領域に含まれると制御部25が判定した場合は、センサー30で検知された領域を含む用紙接触領域が二次転写ローラ92を通過する際は、図5(a)(b)に示したように二次転写動作が行われる(S5)。そして、用紙接触領域の通過後、二次転写ローラ92と除電部材241は紙間状態となるように制御が行われる(S7)。
次に、S3において、センサー30に検出された残留トナーSの領域が、新たに決定された用紙非接触領域に含まれると判定された場合には、ステップ4(S4)の制御が行われる。
図7(a)は残留トナーSの領域が用紙非接触領域に含まれている場合に、この領域が二次転写ローラ92を通過する際の各構成部の帯電の状態を示す図であり、図2と同様の中間転写ベルト8近傍の構成図である。又、図7(b)は、二次転写ローラ92近傍の拡大構成図である。
センサー30によって検知された残留トナーSがある領域が、新たに決定された用紙非接触領域に含まれていると制御部25が判定した場合には、残留トナーSがニップ部Nに侵入するタイミングで、二次転写ローラ92の表面がマイナスの電荷を帯びるように、電圧印加部91によって二次転写ローラ92に印加する電圧が切り替えられる(S4)。このタイミングとは、マイナスの電荷を帯びたトナーが二次転写ローラ92に引き寄せられる距離に到達する前のタイミングのことである。
同時に、制御部25は、除電部材241の表面がプラスの電荷を帯びるように、除電部材241に電圧印加部242によって電圧を印加する。
そして、残留トナーSが、二次転写ローラ92を通過したタイミングで二次転写ローラ92の表面が再びプラスの電荷を帯びるように、二次転写ローラ92に印加する電圧が切り替えられる。このタイミングは、マイナスの電荷を帯びたトナーが二次転写ローラ92に引き寄せられる距離よりも離れた後のタイミングのことである。
続いて、二次転写ローラ92を通過した残留トナーSの帯電は、プラスに帯電した除電部材241によって、マイナスからプラスに切り替えられる。尚、用紙Pが通過した後に、除電部材241への電圧の印加は停止される。この状態は、上述した図5(c)の状態となる。
そして、再び、プラスに帯電した残留トナーSは、ファーブラシローラ111の毛先による掻き乱しと、トナーとの静電力によって、中間転写ベルト8上から回収される。
残留トナーSの領域が通過した後、二次転写ローラ92の表面をプラスに帯電し、除電部材241への電圧の印加が停止され、紙間状態となるように制御が行われる(S7)。
以上のように、二次転写ローラ92の表面がマイナスの電荷になるように切り替えることによって、ファーブラシローラ111によってマイナスに帯電した残留トナーSがニップ部Nを通過する際に、二次転写ローラ92に付着することを防ぐことが出来る。
又、ファーブラシローラ111を通過した残留トナーは、マイナスに帯電しているため、この状態では再びファーブラシローラ111を通過したとしても、残留トナーを取り除くことは出来ないが、本実施の形態の複写機では、除電部材241によって再びプラスに帯電されるので、取り除くことが可能となる。
尚、本実施の形態では、図6に示すステップ2(S2)において、所定の濃度であるか否かについて判断していたが、このS2は、かぶりトナーと二次転写の際に残留したトナーとを区別するためである。
背景技術において述べたように、用紙非接触領域であるにもかかわらず極微量のトナー(かぶりトナー)が吐出されることがあり、このかぶりトナーは、ファーブラシローラ111を通過する前に、センサー30及び二次転写ローラ92を通過することになる。そのため、二次転写ローラ92を通過する時には、かぶりトナーはプラスに帯電していることになる。
従って、センサー30が、かぶりトナーを検知したことによって、上述のように二次転写ローラ92の表面がマイナスに帯電するように制御が行われると、プラスに帯電したかぶりトナーが二次転写ローラ92の表面に付着しやすくなる。
そのため、本実施の形態では、かぶりトナーが二次転写後の残留トナーよりも非常に濃度が薄いことを利用して、ステップ2においてトナー濃度に閾値を設けることによって、かぶりトナーと二次転写後の残留トナーが区別されている。すなわち、この閾値は、かぶりトナーの濃度よりも高い値に設定されている。そして、かぶりトナーの場合には、二次転写ローラ92の表面の電荷をプラスの状態に保つことによって、かぶりトナーの二次転写ローラ92への付着が防止されている。
又、センサー30として、複写機1に既存のセンサーを用いてもよく、例えば、色濃度補正のために中間転写ベルト8上に形成された補正用画像を読み取る濃度補正センサーを用いても良い。
尚、本実施の形態では、センサー30としてCISを用いて、トナー濃度を計測しているが、トナー濃度を検出できずトナーの有無のみを検出できるセンサーを用いても良い。かぶりトナーの濃度は極微量であるため、検出限界値が、かぶりトナーの濃度よりも高いセンサーを用いることによって、かぶりトナーと二次転写後の残留トナーを区別することが出来る。
又、本実施の形態では、センサー30は常に中間転写ベルト8上のトナーの検知しているが、用紙非接触領域が通過するときだけトナーの検知を行うようにしても良い。
又、本実施の形態では、センサー30がブラック画像形成部4と二次転写ローラ92の間に配置されているが、ファーブラシローラ111の下流側であって、二次転写ローラ92の上流側であれば、他の場所に配置されていても良い。
又、本実施の形態では、現像ローラ45、55、65、75上のトナーがプラスに帯電しているが、マイナスに帯電されていてもよい。この場合、各構成部材の帯電が逆極性になるように構成及び制御がされればよい。
又、本発明の記録媒体の一例として、上記実施の形態では紙を用いているが、OHPシート等であってもよい。
又、本実施の形態では、除電部材241によって残留トナーSがプラス帯電されているが、プラス帯電しなくてもよい。少なくとも二次転写ローラ92の印加電圧を切り替えさえすれば、二次転写ローラ92への残留トナーの付着を防止することが出来る。
又、本実施の形態では、二次転写部材として二次転写ローラ92が用いられているが、ローラでなくガイド形状の部材であってもよい。
又、本発明のプログラムは、上述した本発明の画像形成装置の制御方法の制御工程の動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
又、本発明の記録媒体は、上述した本発明の画像形成装置の制御方法の制御工程の全部又は一部動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記動作を実行する記録媒体である。
尚、本発明の上記「工程の動作」とは、前記工程の全部又は一部の動作を意味する。
又、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な、ROM等の記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
又、本発明のプログラムの一利用形態は、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
又、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
尚、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明の画像形成装置及び画像形成装置の制御方法は、二次転写部材へのトナーの付着を抑制することが可能な効果を有し、複写機、プリンタ、及びファクシミリ等として有用である。
本発明にかかる実施の形態1における複写機の正面構成図 本発明にかかる実施の形態1における複写機の中間転写ベルト近傍の構成図 本発明にかかる実施の形態1における複写機の中間転写ベルトを下方からみた斜視図 本発明にかかる実施の形態1における複写機の中間転写ベルト近傍の部分拡大図 本発明にかかる実施の形態1の複写機における画像形成時の動作を説明するための構成図 図5(a)の部分拡大図 用紙が通過した状態の図5(a)の部分拡大図 本発明にかかる実施の形態1における複写機の制御フロー図 (a)本発明にかかる実施の形態1の複写機における残留トナーが用紙非接触領域に含まれていると判定された場合の動作を説明するための構成図、(b)(a)の部分拡大図 従来の画像形成装置の中間転写ベルト近傍の構成図
符号の説明
1 複写機
2 給紙カセット
3 画像読み取り部
4 ブラック画像形成部
5 イエロー画像形成部
6 シアン画像形成部
7 マゼンダ画像形成部
8 中間転写ベルト
9 二次転写部
10 定着部
11 ベルトクリーニング部
12 LSU
13 排出トレイ
14、15、16、17 一次転写ローラ
21、22 ローラ
23 テンションローラ
24 除電部
25 制御部
30、31 センサー
32 マーカー

Claims (6)

  1. 表面にトナー画像が形成される複数の像担持体と、
    各々の前記像担持体にトナーを供給するために、前記トナーを担持する複数の現像剤担持体と、
    各々の前記像担持体に対向して配置されている複数の一次転写部材と、
    前記複数の像担持体の表面の前記トナー画像を重ね合わせて転写するために、複数の前記像担持体と複数の前記一次転写部の間に配置される中間転写体と、
    前記重ね合わされたトナー画像を前記中間転写体から記録媒体上に転写するための二次転写部材と、
    前記記録媒体上への転写後の前記中間転写体上の残留トナーを取り除くために設けられ、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように電圧が印加される除去部材と、
    前記中間転写体上の所定量以上のトナーを検知するために、前記中間転写体の移動方向を基準として、前記除去部材の下流側であって前記二次転写部材の上流側に配置されたトナー検知部と、
    前記二次転写部材への印加電圧を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記中間転写体と前記二次転写部材が前記記録媒体を介さずに回転接触している場合であって、
    前記トナー検知部が前記トナーを検知した前記中間転写体の領域が、前記記録媒体を介さず前記二次転写部材と接触する場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加し、それ以外の場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と同極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加する、画像形成装置。
  2. 前記二次転写部材を通過した前記記録媒体の除電を行うために、前記二次転写部材の下流側であって、前記中間転写体の近傍に設けられた除電部材を備え、
    前記制御部は、
    前記中間転写体と前記二次転写部材が前記記録媒体を介さずに回転接触している場合であって、前記二次転写部材に前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように電圧を印加した場合、前記除電部材に、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と同極性になるように電圧を印加する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の画像形成部とは、ブラックのトナーの画像を形成するブラック画像形成部、イエローのトナーの画像を形成するイエロー画像形成部、シアンのトナーの画像を形成するシアン画像形成部、及びマゼンダのトナーの画像を形成するマゼンダ画像形成部であり、
    前記中間転写体は、中間転写ベルトであり、
    前記現像剤担持体上のトナーは、プラスの電荷を帯びている、請求項1記載の画像形成装置。
  4. 表面にトナー画像が形成される複数の像担持体と、各々の前記像担持体にトナーを供給するために、前記トナーを担持する複数の現像剤担持体と、各々の前記像担持体に対向して配置されている複数の一次転写部材と、前記複数の像担持体の表面の前記トナー画像を重ね合わせて転写するために、複数の前記像担持体と複数の前記一次転写部の間に配置される中間転写体と、前記重ね合わされたトナー画像を前記中間転写体から記録媒体上に転写するための二次転写部材と、前記記録媒体上への転写後の前記中間転写体上の残留トナーを取り除くために設けられ、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように電圧が印加される除去部材と、前記中間転写体上の所定量以上のトナーを検知するために、前記中間転写体の移動方向を基準として、前記除去部材の下流側であって前記二次転写部材の上流側に配置されたトナー検知部とを備えた画像形成装置の制御方法であって、
    前記中間転写体と前記二次転写部材が前記記録媒体を介さずに回転接触している場合で、前記トナー検知部が前記トナーを検知した前記中間転写体の領域が、前記記録媒体を介さず前記二次転写部材と接触する場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加し、それ以外の場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と同極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加する、画像形成装置の制御方法。
  5. 請求項4記載の画像形成装置の制御方法の、前記中間転写体と前記二次転写部材が前記記録媒体を介さずに回転接触している場合で、前記トナー検知部が前記トナーを検知した前記中間転写体の領域が、前記記録媒体を介さず前記二次転写部材と接触する場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と逆極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加し、それ以外の場合は、前記現像剤担持体上のトナーの電荷と同極性になるように前記二次転写部材に電圧を印加する制御工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. 請求項5記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体。
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