JP4848411B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機、スロットマシン等の遊技機においては、例えば遊技者を遊技の進行により深く関与させて興趣の向上を図るべく、例えば遊技球発射用の操作ハンドル等とは別に演出用の入力手段を設け、遊技者がこの入力手段により何らかの入力を行った場合にその入力結果に基づく演出を行うようにしたものが知られている。この入力手段としては、押しボタン等の接触式入力装置が最も一般的であるが、中には特許文献1に記載されているように特定の検出エリア内における物体の有無を非接触で検出可能な非接触センサを用いたものもある。
この特許文献1に記載された弾球遊技機は、画像表示装置の表示画面の前側の一定範囲が検出エリアとなるように非接触センサが配置され、表示画面に表示された内容に基づいて遊技者が表示画面の前側に手をかざした場合にこれを非接触センサが検出して、その検出結果に応じた演出を行うように構成されている。
特開2003−236149号公報
非接触センサは、その検出エリア内における物体の有無しか検出できないため、特許文献1に記載された弾球遊技機のようにこれを演出用の入力手段として用いる場合、遊技者の手の移動などの連続的な動作を検出しようとすれば、非接触センサを多数配置する必要があり、コスト高になるなどの問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、できるだけ少数の非接触センサを用いて遊技者の手の移動などの連続的な動作を検出してこれに基づく演出を行うことが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、固有の検出エリアを有し且つその検出エリア内における物体の有無を非接触で検出可能な非接触センサ31を備え、該非接触センサ31による検出結果に応じて演出を行うように構成された遊技機において、前記検出エリアが移動するように前記非接触センサ31を移動させるセンサ駆動手段35,36,52と、前記非接触センサ31の移動パターンを複数種類の中から選択する移動パターン選択手段44と、前記移動パターン選択手段44によって選択された前記移動パターンに従って前記センサ駆動手段35,36,52の駆動制御を行う駆動制御手段45とを備え、前記複数種類の移動パターンは、夫々2以上の停止位置間を順次移動するように構成されると共に、前記各停止位置に対応して夫々1以上の検出タイミングが設定されており、前記移動パターンに従った前記非接触センサ31の移動時における前記各検出タイミングでの前記非接触センサ31による検出結果に応じて演出を行うように構成されているものである。
本発明によれば、できるだけ少数の非接触センサを用いて遊技者の手の移動などの連続的な動作を検出してこれに基づく演出を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側には、ガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支されている。
前面板5には、その前側に、発射手段(図示省略)に供給するための遊技球を貯留する貯留皿6、発射手段を作動させるための発射ハンドル7等が設けられている。
ガラス扉4に設けられた窓孔8には例えば2枚のガラス板9が嵌め込まれ、その後側には図2に示す遊技盤11が前枠3に対して着脱自在に装着されている。遊技盤11の前面側には、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール12の内側の遊技領域13に、センターケース14、普通図柄始動手段15、特別図柄始動手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が配置されている。
センターケース14は、図2に示すように、液晶式その他の画像表示手段19に対応する表示窓20が形成された表示枠体21を備え、この表示枠体21上に、普通図柄表示手段22、特別図柄表示手段23、普通保留個数表示手段24、演出用の可動手段25等が設けられている。また、画像表示手段19は、演出図柄表示手段26、特別保留個数表示手段27等を構成している。
普通図柄表示手段22は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段15による遊技球検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合には外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で、点滅が終了するようになっている。
また、普通図柄表示手段22の変動表示中、又は後述する普通利益状態中に普通図柄始動手段15が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光体よりなる普通保留個数表示手段24がその発光個数により当たり判定乱数値の記憶個数(以下、普通保留個数という)を表示して、その時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
特別図柄始動手段16は、特別図柄表示手段23による図柄変動を開始させるためのもので、例えば上下2つの特別始動口27a,27bを備え、センターケース14の下側等に配置されている。上特別始動口27aは開閉手段等を有しない非作動式入賞口、下特別始動口27bは開閉手段28により開閉可能な作動式入賞口で、普通図柄表示手段22の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、開閉手段28が所定時間、所定回数だけ閉状態から開状態に変化するように構成されている。
特別図柄表示手段23は、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段16の特別始動口27a,27bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、特別始動口27a,27bへの入賞時に取得された大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。
特別図柄には、例えば大当たり態様及び外れ態様が夫々1又は複数種類ずつ設けられている。なお、それら各態様には夫々数字図柄等を割り当ててもよいし、遊技者がその特別図柄の種類を容易に区別できないように、任意の線や点の組み合わせのような特別な意味を持たない図柄を割り当ててもよい。
また、特別図柄の変動表示中、又は後述する特別利益状態中に特別始動口27a,27bに遊技球が入賞した場合には、その入賞時に取得された大当たり判定乱数値等が夫々所定の上限保留個数、例えば各4個を限度として記憶されると共に、特別保留個数表示手段27が大当たり判定乱数値の記憶個数(以下、特別保留個数という)を表示して、その時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
演出図柄表示手段26は、例えば特別図柄表示手段23による特別図柄の変動表示と並行して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出図柄を例えば各種の演出画像と共に画像表示手段19の表示画面19aに変動表示可能に構成されており、特別図柄始動手段16の特別始動口27a,27bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄の変動開始と同時に所定の変動パターンに従って演出図柄の変動を開始すると共に、特別図柄の変動停止と同時に最終停止するように、演出図柄を左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。
特別保留個数表示手段27は、特別保留個数を報知するもので、表示画面19a上の所定部分、例えば下部側に特別保留個数分のシンボルを表示するようになっている。
大入賞手段17は、遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉板29を備えた作動式入賞手段で、特別図柄表示手段23の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態が発生したときに、開閉板29が所定の開放パターンに従って前側に開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
可動手段25は、図3、図4等に示すように、非接触センサ31が装着された可動体32と、この可動体32を横軸33a廻りに揺動自在に支持する揺動支持体33と、例えばこの揺動支持体33を介して可動体32を縦軸34a廻りに揺動自在に支持する支持ベース34と、例えば揺動支持体33に装着され且つ可動体32を横軸33a廻りに揺動駆動するステッピングモータ等よりなる上下揺動駆動手段(センサ駆動手段)35と、例えば支持ベース34に装着され且つ揺動支持体33を介して可動体32を縦軸34a廻りに揺動駆動するステッピングモータ等よりなる左右揺動駆動手段(センサ駆動手段)36とを備え、支持ベース34が例えばセンターケース14の表示枠体21の上部側等に固定されている。
可動体32は、可動本体部32aと、この可動本体部32aを前側から被うように可動本体部32aに着脱自在に固定される装飾カバー32bとを備えており、例えば可動本体部32aが揺動支持体33により横軸33a廻りに揺動自在に支持されると共に上下揺動駆動手段35により上下方向に揺動駆動されるようになっている。
装飾カバー32bは、例えば図2に示すようなキャラクターの顔を表す立体形状に形成され、その裏側に非接触センサ31が配置されている。この非接触センサ31は、例えば所定方向に照射した光の反射光を受光することにより所定の検出エリアA内に物体が存在するか否かを検出可能な反射型のモーションセンサにより構成されており、図3に示すように、その検出エリアAの中心軸が可動体32の略正面に向くように、センサ部31aを例えば装飾カバー32bの略中央に設けられたセンサ窓37の後側に一致させた状態で例えば可動本体部32aに固定されている。
ここで、本実施形態では可動体32の前側にガラス扉4のガラス板9が存在するため、非接触センサ31によりガラス板9の前側の物体(遊技者の手指等)を検出可能となるように検出エリアAを調整する。また、ガラス板9による光の屈折や反射の影響による誤作動を最小限に抑えるように非接触センサ31の感度等を調整する必要がある。なお、非接触センサ31として、ガラス板9等による影響を受けにくいマイクロ波等を利用したモーションセンサを用いてもよい。
可動体32は、揺動支持体33上に固定された上下揺動駆動手段35の駆動により、図4(a)に示すように例えば略水平前向きの中立位置P0に対して所定角度上向きの上位置PUと所定角度下向きの下位置PDとの間で揺動移動可能となっている。なお、可動体32が揺動支持体33に対して所定の基準位置にあることを検出する基準位置検出手段を設けることが望ましい。
また、揺動支持体33は、支持ベース34により縦軸34a廻りに揺動自在に支持されると共に、例えば支持ベース34上に固定された左右揺動駆動手段36の駆動により左右方向に揺動可能となっている。即ち、この揺動支持体33に装着されている可動体32は、左右揺動駆動手段36の駆動により、図4(b)に示すように例えば中立位置P0に対して所定角度左向きの左位置PLと所定角度右向きの右位置PRとの間で揺動移動可能となっている。なお、例えば揺動支持体33が支持ベース34に対して所定の基準位置にあることを検出する基準位置検出手段を設けることが望ましい。
このように、可動体32は、中立位置P0に対して上下左右の4方向に揺動移動可能であるため、その可動体32の揺動移動に伴って非接触センサ31及びその検出エリアAも当然に揺動移動し、中立位置P0のときの非接触センサ31の検出エリアA0に対して、上位置PU,下位置PD,左位置PL,右位置PRにおける各検出エリアAU,AD,AL,ARは図4(a),(b)に示すようになっている。各揺動位置P0,PU,PD,PL,PRにおける各検出エリアA0,AU,AD,AL,ARは、なるべく重複部分がないように調整することが望ましい。
なお、上下揺動駆動手段35と左右揺動駆動手段36との作動を組み合わせることにより、可動体32を上下左右の4位置PU,PD,PL,PR以外の中間位置に揺動移動させることも可能であるが、本実施形態では、1演出につき、上下揺動駆動手段35と左右揺動駆動手段36との何れか一方のみを1方向に作動させて、中立位置P0から上下左右の4方向への揺動移動の何れか1つのみを行うものとする。
図5は可動手段25に関する制御系のブロック図である。センサ移動演出制御手段41は、非接触センサ31を移動させてその移動に伴う検出状況に応じて特定演出を実行するセンサ移動演出を制御するもので、遊技に関する制御を行う遊技制御手段42からのセンサ移動演出実行指令に基づいて後述するセンサ移動演出制御処理(図6)を実行するように構成されており、移動パターン記憶手段43、移動パターン選択手段44、駆動制御手段45、音声・表示制御手段46、検出判定手段47、検出カウンタ48、特定演出実行手段49等を備えている。
ここで、遊技制御手段42からのセンサ移動演出実行指令は、特別図柄表示手段23の変動表示中、大当たり中等の所定のタイミングで、例えばセンサ移動演出を行うか否かの抽選結果等に基づいて送出されるようになっている。なお、遊技制御手段42とセンサ移動演出制御手段41とは別基板上に設けてもよいし同一基板上に設けてもよい。
センサ移動演出制御手段41によるセンサ移動演出制御処理では、例えば図6に示すように、まず移動パターン選択手段44により、可動体32の移動パターン、即ちこの可動体32と一体に移動する非接触センサ31の移動パターンを選択する(S1)。非接触センサ31の移動パターンは、非接触センサ31の移動経路を時間軸に沿って規定するもので、移動パターン記憶手段43に予め複数種類記憶されている。
本実施形態のセンサ移動演出は、遊技者に対していわゆる「あっち向いてホイ」ゲームを行うもので、図7に示すように、非接触センサ31の移動パターンとして、中立位置P0から上位置PUまで上向きに揺動移動する上移動パターンX1、中立位置P0から下位置PDまで下向きに揺動移動する下移動パターンX2、中立位置P0から左位置PLまで左向きに揺動移動する左移動パターンX3、中立位置P0から右位置PRまで右向きに揺動移動する右移動パターンX4の4種類の移動パターンが設けられているものとする。
また、各移動パターンX1〜X4には、非接触センサ31の移動開始から移動終了までを含む所定期間内に複数の検出タイミングが設定されており、その検出タイミングの情報は各移動パターンの情報と共に移動パターン記憶手段43に予め記憶されているものとする。本実施形態では、全ての移動パターンX1〜X4に対しT1,T2の2つの検出タイミングが設けられており、移動前検出タイミングT1は非接触センサ31の移動開始時又はそれ以前に、移動後検出タイミングT2は非接触センサ31の移動終了時又はそれ以降に夫々設定されている。
更に、移動パターン記憶手段43には、各移動パターンに対応して、非接触センサ31の動作と同期して実行される音声、画像による演出情報が記憶されているものとする。本実施形態では、移動パターンX1〜X4に対応して「あっち向いてホイ」に対応する音声情報及び画像情報が記憶されているものとする。
非接触センサ31の移動パターンが選択されると(S1)、続いて検出判定手段47により検出カウンタ48の値が0クリアされる(S2)と共に、駆動制御手段45の制御により、選択された移動パターンに従って上下揺動駆動手段35及び左右揺動駆動手段36の作動が開始される(S3)。これにより、例えば左移動パターンX3が選択されている場合には、上下揺動駆動手段35が作動して、キャラクタの顔にあたる可動体32が非接触センサ31と共に中立位置P0から左位置PLまで左向きに揺動移動する(図8参照)。
また、上下揺動駆動手段35及び左右揺動駆動手段36の作動による可動体32及び非接触センサ31の移動に合わせて、音声・表示制御手段46の制御により、音声出力手段50から「あっち向いてホイ」の音声が出力されると共に、画像表示手段19にはその音声出力に合わせて「あっち向いてホイ」の文字が表示される。
移動パターンに従った制御が開始されてから終了するまでの間(S3→S7:Yes)は、検出タイミングに到達する都度(S4:Yes)、検出判定手段47により非接触センサ31がON(物体を検出した状態)であるか否かが判定され(S5)、非接触センサ31がONであると判定された場合には検出カウンタ48の値に1が加算される(S6)という一連の処理が繰り返し行われる。
移動パターンに従った処理が終了すると(S7:Yes)、検出判定手段47により検出カウンタ48の値が所定の判定値以上であるか否かが判定され(S8)、検出カウンタ48の値が判定値以上であると判定されることを条件に(S8:Yes)、特定演出実行手段49により特定演出が実行される(S9)ようになっている。
本実施形態では、全ての移動パターンX1〜X4に対応する判定値として“2”が設定されており、2回の検出タイミングT1,T2で共に非接触センサ31がONであった場合、即ち非接触センサ31が移動前の中立位置P0にある状態と、左位置PL等に移動した状態との何れにおいても、図8に示すように非接触センサ31の検出エリア内に例えば遊技者の手指が存在した場合にのみ、特定演出が実行される。
ここで、特定演出は、例えば特別保留個数が1以上の場合にその各保留記憶の内容、即ち大当たり態様に対応するものであるか否か等を報知する演出、保留記憶中に大当たり態様に対応するものが存在するか否かを複数回の特別図柄変動にわたる連続予告により報知する演出、特別なリーチ演出を出現させる演出等、どのようなものでもよい。
例えば図柄変動表示中の所定のタイミングでセンサ移動演出を行う場合、特定演出は当該変動の停止後の図柄が大当たりとなる場合と外れとなる場合とで異なる内容としてもよい。また、大当たり中の所定のタイミングでセンサ移動演出を行う場合、大当たり終了後に移行する遊技状態に応じて特定演出の内容を決定するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、検出エリアが移動するように非接触センサ31を移動させる上下揺動駆動手段35及び左右揺動駆動手段36を備え、検出エリアの移動に伴う非接触センサ31による検出状況に応じて演出を行うように構成されているため、非接触センサ31を複数配置することなく一つの非接触センサ31のみを用いて遊技者の手の移動などの連続的な動作を検出してこれに基づく演出を行うことが可能となる。
また、非接触センサ31の移動開始から移動終了までを含む所定期間内に、移動開始時又はそれ以前の移動前検出タイミングT1と、移動終了時又はそれ以降の移動後検出タイミングT2とを設定し、それらの両方において非接触センサ31がONであった場合に特定演出を行うように構成されているため、遊技者の手の動きが非接触センサ31の移動に追従できているか否かを容易に判定し、追従できている場合にのみ特定演出を実行することが可能である。
図9〜図12は本発明の第2の実施形態を例示し、検出エリアが画像表示手段19の表示画面19aの前側に位置するように非接触センサ31を配置し、非接触センサ31の検出エリアの移動に対応して画像表示手段19の表示画面19aに所定の画像を表示するように構成した例を示している。
図9及び図10に示すように、本実施形態の可動手段25は、画像表示手段19の縁部、例えば上縁部近傍に、検出エリアが画像表示手段19の前側で且つガラス板9よりも前側に届くようにセンサ部31aを例えば前斜め下向きにした状態で配置された非接触センサ31と、この非接触センサ31を例えば駆動ベルト51を介して画像表示手段19の縁部、例えば上縁部に沿って移動させるステッピングモータ等よりなるセンサ駆動手段52とを備えている。なお、表示枠体21の前面側を構成する化粧カバー等で非接触センサ31の前側を被うことにより、非接触センサ31の位置が遊技者からは分からないようにすることが望ましい。
非接触センサ31の移動経路上には複数の停止位置が設定されており、本実施形態では、画像表示手段19の左端側から右端側までの範囲に5箇所の停止位置P1〜P5が等間隔で設定されているものとする。なお、各停止位置P1〜P5に対応する検出エリアA1〜A5が互いに重複部分がないように調整することが望ましい。
本実施形態のセンサ移動演出制御手段41の構成、及びセンサ移動演出制御処理の内容については基本的に第1の実施形態と同じ図5,図6を用いることができる。
本実施形態におけるセンサ移動演出制御手段41(図5)によるセンサ移動演出制御処理(図6)では、まず移動パターン選択手段44により、非接触センサ31の移動パターンを選択する(S1)。
本実施形態のセンサ移動演出は、いわゆるモグラたたきゲームに似た「パネル早押しゲーム」を行うもので、図11に示すように、非接触センサ31の移動パターンとして、停止位置P1〜P5のうちの複数箇所を所定の順序で移動するように設定された複数種類の移動パターンY1〜が設けられ、移動パターン記憶手段43に予め記憶されている。なお、非接触センサ31の初期位置は例えば中央の停止位置P3に設定されており、全ての移動パターンY1〜はこの停止位置P3から移動を開始するものとする。
また、各移動パターンY1〜には、各停止位置P1〜P5での停止時に対応して複数の検出タイミングT1〜が設定されており、各移動パターンY1〜の情報と共に移動パターン記憶手段43に予め記憶されている。
更に、移動パターン記憶手段43には、非接触センサ31の動作と同期して実行される音声、画像による演出情報が記憶されている。本実施形態では、図9に示すように、非接触センサ31の各停止位置P1〜P5における検出エリアA1〜A5に対応する画像表示手段19上に、「1」〜「5」の数字が付されたボタン画像G1〜G5が、全ての移動パターンに対してその開始から終了まで継続的に表示されると共に、各移動パターンY1〜における各停止位置P1〜P5での停止時に対応して、その停止位置に対応するボタン画像G1〜G5が順次ハイライト表示されるものとする。また、そのボタン画像G1〜G5のハイライト表示に対応して所定の効果音が出力されるようになっている。
非接触センサ31の移動パターンが選択されると(S1)、続いて検出判定手段47により検出カウンタ48の値が0クリアされる(S2)と共に、駆動制御手段45の制御により、選択された移動パターンに従ってセンサ駆動手段52の作動が開始される(S3)。これにより、例えば第1移動パターンY1が選択されている場合には、センサ駆動手段52が作動して、図12に示すように非接触センサ31が初期位置である停止位置P3からP1→P5→P3→P2→P4の順に移動する。
また、移動パターンに従ってセンサ駆動手段52の作動が開始されると、音声・表示制御手段46の制御により、検出エリアA1〜A5に対応するボタン画像G1〜G5が画像表示手段19上に継続的に表示されると共に、非接触センサ31が各停止位置P1〜P5で停止するタイミングに合わせてボタン画像G1〜G5が順次ハイライト表示されると共に音声出力手段50により所定の効果音が出力される。
これにより、画像表示手段19上でのボタン画像G1〜G5のハイライト表示と、非接触センサ31の移動・停止動作とが同期し、図12に示すように、順次ハイライト表示されるボタン画像G1〜G5を追いかけるように非接触センサ31の検出エリアが移動する。従って、ハイライト表示されたボタン画像の前側のガラス面を指でタッチするなどしてその時点の検出エリア内に遊技者の手指等が存在すれば非接触センサ31がONとなる。
移動パターンに従った制御が開始されてから終了するまでの間(S3→S7:Yes)は、検出タイミングに到達する都度(S4:Yes)、検出判定手段47により非接触センサ31がON(物体を検出した状態)であるか否かが判定され(S5)、非接触センサ31がONであると判定された場合には検出カウンタ48の値に1が加算される(S6)という一連の処理が繰り返し行われる。第1移動パターンY1が選択された図12の例では、ボタン画像のハイライト表示に対応して検出エリアがA1→A5→A3→A2→A4と移動する毎に夫々検出タイミングが設定されており、その5回の検出タイミングのうち、非接触センサ31がONであると判定された回数、即ち例えばハイライト表示中のボタン画像に対応するガラス面を遊技者が指でタッチできた回数が検出カウンタ48によりカウントされる。
移動パターンに従った処理が終了すると(S7:Yes)、検出判定手段47により検出カウンタ48の値が所定の判定値以上であるか否かが判定され(S8)、検出カウンタ48の値が判定値以上であると判定されることを条件に(S8:Yes)、特定演出実行手段49により特定演出が実行される(S9)。
本実施形態では、各移動パターンY1〜に対して、例えば検出タイミングの回数以下の値、例えば検出タイミングの回数5回に対して“4”が判定値に設定されており、ハイライト表示の切り替え(非接触センサ31の移動)に遊技者の動作が8割以上追従できた場合に特定演出が実行されるようになっている。なお、判定値は図柄変動停止後の大当たり/外れに応じて適宜変更してもよい。
以上のように、検出エリアが画像表示手段19の表示画面の前側に位置するように非接触センサ31を配置し、非接触センサ31の検出エリアの移動に対応して画像表示手段19の表示画面19aに所定の画像を表示するように構成すれば、1つの非接触センサ31のみでタッチパネルと同様の入力操作を実現できる。
図13は本発明の第3の実施形態を例示し、第2の実施形態に非接触センサ31を1つ追加することにより、2つの非接触センサ31の検出エリアを互いに交差させ、その検出エリアの交差部が移動するように2つの非接触センサ31を同時に移動させるように構成した例を示している。
本実施形態では、画像表示手段19の上縁部近傍だけでなく下縁部近傍にも非接触センサ31を配置し、それらの検出エリアを画像表示手段19の前側で且つガラス板9の前側近傍で互いに交差させると共に、例えば共通のセンサ駆動手段52により左右方向に同じパターンで移動させるように構成されている。
各非接触センサ31の移動パターン(図11)、画像表示手段19への表示画像、センサ移動演出制御手段41の構成、及びセンサ移動演出制御処理の内容については基本的に第2の実施形態と同じ図5,図6を用いることができるが、センサ移動演出制御処理(図6)のS5,S6においては、両方の非接触センサ31が共にONである場合にのみ、検出カウンタに1を加算するように構成する。
以上のように、2つの非接触センサ31の検出エリアを互いに交差させ、その検出エリアの交差部が移動するように2つの非接触センサ31を同時に移動させるように構成すれば、非接触センサ31を1つしか設けない場合と比べて検出エリアを狭い範囲に絞ることができ、誤検出を少なくできる利点がある。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、非接触センサは固有の検出エリア内における物体の有無を非接触で検出可能なものであればよく、各種形式のモーションセンサ等を適宜使用できる。また、センサ駆動手段についても、ステッピングモータの他、電磁ソレノイド等を用いてもよい。
移動パターンには、停止回数や移動速度、検出タイミングの回数等が異なるものを含んでいてもよい。また、非接触センサ31の1回の停止等に対して検出タイミングを複数回設定してもよい。これにより誤検出をより少なくすることが可能である。
第2の実施形態の場合、画像表示手段19がガラス扉4の後側に配置されているため、検出エリアがガラス板9の前側に届くように非接触センサ31を前斜め下向きに配置したが、画像表示手段19の表示画面19aの前面側に遊技者が直接触れられるような場合 (例えば同じ弾球遊技機であっても画像表示手段19を前枠3の前側に配置する場合など)には、検出エリアが画像表示手段19の表示画面19aに略沿うように非接触センサ31を配置することが望ましい。
非接触センサ31を、互いの検出エリアが1箇所で交差するように3つ以上設けてもよい。この場合、複数の検出タイミングにおいて夫々複数の非接触センサ31が全てONであった回数に応じて演出を行うようにすればよい。
また本発明は、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機はもちろん、スロットマシン等、弾球遊技機以外の遊技機においても同様に実施することが可能である。
本発明の第1の実施形態におけるパチンコ機の全体斜視図である。 遊技盤の正面図である。 可動手段及びその近傍の側面断面図及び平面断面図である。 非接触センサ及びその検出エリアの可動範囲を示す説明図である。 制御系のブロック図である。 センサ移動演出制御処理のフローチャートである。 非接触センサの移動パターンの一例を示す図である。 非接触センサが左移動パターンに従って移動した場合の説明図である。 本発明の第2の実施形態におけるセンターケースの正面図である。 可動手段及びその近傍の側面断面図である。 非接触センサの移動パターンの一例を示す図である。 非接触センサが第1移動パターンに従って移動した場合の説明図である。 本発明の第3の実施形態における可動手段及びその近傍の側面断面図である。
符号の説明
19 画像表示手段
19a 表示画面
31 非接触センサ
35 上下揺動駆動手段(センサ駆動手段)
36 左右揺動駆動手段(センサ駆動手段)
52 センサ駆動手段

Claims (5)

  1. 固有の検出エリアを有し且つその検出エリア内における物体の有無を非接触で検出可能な非接触センサ(31)を備え、該非接触センサ(31)による検出結果に応じて演出を行うように構成された遊技機において、前記検出エリアが移動するように前記非接触センサ(31)を移動させるセンサ駆動手段(35,36,52)と、前記非接触センサ(31)の移動パターンを複数種類の中から選択する移動パターン選択手段(44)と、前記移動パターン選択手段(44)によって選択された前記移動パターンに従って前記センサ駆動手段(35,36,52)の駆動制御を行う駆動制御手段(45)とを備え、前記複数種類の移動パターンは、夫々2以上の停止位置間を順次移動するように構成されると共に、前記各停止位置に対応して夫々1以上の検出タイミングが設定されており、前記移動パターンに従った前記非接触センサ(31)の移動時における前記各検出タイミングでの前記非接触センサ(31)による検出結果に応じて演出を行うように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記複数の検出タイミングにおいて前記非接触センサ(31)がONであった回数に応じて演出を行うように構成されていることを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  3. 前記複数の検出タイミングの全てにおいて前記非接触センサ(31)がONであった場合に特定演出を行うように構成されていることを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  4. 互いの前記検出エリアが1箇所で交差するように配置された複数の前記非接触センサ(31)を備え、その検出エリアの交差部が移動するように複数の前記非接触センサ(31)の少なくとも1つを移動させるように構成され、前記複数の検出タイミングにおいて夫々前記複数の非接触センサ(31)が全てONであった回数に応じて演出を行うように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
  5. 前記検出エリアが画像表示手段(19)の表示画面(19a)の前側に位置するように前記非接触センサ(31)が配置され、前記センサ駆動手段(35,36,52)の作動による前記検出エリアの移動に対応して前記画像表示手段(19)の前記表示画面(19a)に所定の画像を表示するように構成されていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の遊技機。
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