JP4843814B2 - 食肉スライサーにおける丸刃のスクレーパー - Google Patents

食肉スライサーにおける丸刃のスクレーパー Download PDF

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本発明は、食肉スライサーにおける丸刃のスクレーパーに関する。より詳しくは、機台の左側前端に備えられた刃物台に支持されて垂直に回転する丸刃によって切り出されるスライス肉片が接する側である丸刃の表面の刃先近辺に接して、丸刃の表面に付着した脂肪などの付着物を除去するスクレーパーの改良に関する。
従来のこの種スクレーパーには、例えば、特許文献1の実開昭51−38087号公報や特許文献2の実開昭61−151890号公報に開示されたものがある。
実開昭51−38087号公報 実開昭61−151890号公報
従来の食肉スライサーにおける丸刃のスクレーパーは、特許文献1および2のいずれにおいても、丸刃の表裏両面に接する一対のスクレーパーで構成され、かつ、一対のスクレーパーは、常に丸刃面内に位置していて、丸刃外方位置の機体の一部に備えられたスクレーパーの丸刃面への接離手段でもって、丸刃から離れた状態と丸刃に接した状態とに切り替え可能とされている。
上述の構成においては、次のような問題があった。即ち、前記一対のスクレーパーの内、丸刃裏面(肉箱側)に対応するスクレーパーが、常に丸刃面内に位置していているので、肉箱の移動の障害となりスライス作業が制限を受ける。
また、一対のスクレーパーが対向した構成では、それぞれのスクレーパーを丸刃に対しての接離手段は複雑となり、その切り替え操作も煩雑である。
さらにスクレーパーで掻き取られた脂肪など付着物が、スクレーパーや接離手段に堆積した際に、清掃が困難である。
加えて、スクレーパーの接離手段は、丸刃外方位置の機体から延設された取付けアームや丸刃カバーの上部に備えられるが、いずれも操作ハンドルなどが突出した状態となるので作業する上での支障となるばかりでなく、誤って接蝕するおそれもある。
上述した従来技術に付随する問題に鑑み、本発明の目的は、スライス作業が制限されること無く、スライス作業中においても、簡単な操作で、切り出されるスライス肉片が接する側である丸刃の表面の刃先近辺に接して、丸刃の表面に付着した脂肪などの付着物を除去するこができる食肉スライサーにおける丸刃のスクレーパーを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、機台の左側前端に備えられた刃物台に支持されて垂直に回転する丸刃の表面と、刃物台の左側壁とで形成された隅角部の空間に設けられ、丸刃の表面の刃先近辺に接して、丸刃の表面に付着した脂肪などの付着物を除去するスクレーパーであって、該スクレーパーは、先端が尖った弾性板で形成されて、支持板に着脱可能に取着され、該支持板は、刃物台の左側壁に固定板を介して取付けられた支持軸によって回動可能に支持されたボスから延設された取付板に、取付位置が調節可能に取付けられ、さらに前記ボスには、ハンドルが突設されていて、該ハンドルは、スクレーパーと共に支持軸を中心として揺動可能であり、かつ、スクレーパーは、前記固定板とハンドルの基部付近との間に張設されたスプリングの張力によって、スクレーパーの先端部が、丸刃から離れた位置に保持されているが、前記ハンドルをスプリングの張力に抗して丸刃側に揺動させると、スクレーパーの先端部が、丸刃の表面の刃先近辺に接するように構成されたことを特徴とする食肉スライサーにおける丸刃のスクレーパーとした。
本発明によれば、スライス作業がスクレーパーによって制限されること無く、スライス作業中においても、簡単な操作で、切り出されるスライス肉片が接する側である丸刃の表面の刃先近辺に接して、丸刃の表面に付着した脂肪などの付着物を除去するこができる。
また、スクレーパーを丸刃の表面と、刃物台の左側壁とで形成される隅角部の空間に設けたので、機体のまとまりがよく、作業の支障にもならない。
以下、本発明の実施例を図示した添付図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。図1が本発明に係る丸刃のスクレーパーが組み込まれている食肉スライサーの正面図で要部のみが示されている。
前記食肉スライサーにおいては、機台1の左側前端に備えられた刃物台2に支持されて垂直に回転する丸刃3に対して公知の機構(図示しない)により丸刃3の刃面に平行に往復移動する肉箱(図示しない)を備えている。
前記刃物台2は、公知技術で知られている通り、外端に丸刃3が固着された刃物軸4が上部に軸受けされていて、下部に取付けられている刃物駆動用のモーター(図示しない)から動力を伝達する無端帯伝導装置5が内蔵された断面形状が矩形の箱状に形成されている。
本発明に係る丸刃3のスクレーパー6は、丸刃3によって切り出されるスライス肉片が接する側である丸刃3の表面と、刃物台2の左側壁2aとで形成される隅角部の空間に設けられる。
図2は、図1に示すA矢視の拡大図で、丸刃3を参考的に表示している。図3は、図2に示すB矢視図で要部が断面表示されている。
スクレーパー6は、図3に示すように先端部が尖った形状で、丸刃3の回転方向に対して適宜な掬い角が与えられ、断面形状がくの字状をした所定の幅寸法を有するポリウレタン樹脂などの弾性体で板状に成型されている。スクレーパー6は、平面視(図1に示す状態)においては、丸刃3の表面に接する先端部が、丸刃3の回転方向に対し、刃先側が前進した傾斜状に配置される。
スクレーパー6は、簡単に脱着できるように支持板7に小ねじ8で複数箇所を締結されて支持される。支持板7は取付板9に数個のボルト10によって締結される。支持板7のボルト10の挿入穴11は長穴状に形成され、スクレーパー6の先端部と丸刃3の表面との接触加減が調整可能に構成されている。
取付板9は、適宜長さ寸法を有する管状のボス12に、端部が固着された状態て延設されている。ボス12は、支持軸13に回動可能な状態で嵌通され、支持軸13は、基板14にて支持される。基板14には、刃物台2の左側壁2aにボルト15にて取付けられた固定板16に取付位置が調節可能に締め付けられる。
ボス12からは、バー状のハンドル18が突設されていて、ハンドル18は、スクレーパー6と共に支持軸13を中心として揺動可能であり、かつ、スクレーパー6は、固定板16とハンドル18の基部付近との間に張設されたスプリング19の張力によって、スクレーパー6の先端部が、丸刃3から離れた位置に保持されている。
即ち、スクレーパー6を支持板7及び取付板9を介して支持するボス12と一体構成とされたハンドル18の基部に設けられた突起18aと、刃物台2の左側壁2aに締付けられた固定板16に設けられた突起16aとの間に所定の張力を有してスプリング19が引掛られた構成である。
尚、スプリング19の一端は、ハンドル18の基部に限らずボス12と共に揺動する部分であればいずれの場所に止着してもよい。また、スプリング19の他端を止着する突起16aは固定板16以外の左側壁2aに設けてもよい。
上述のように構成されたスクレーパー6は、通常は、図2に実線で示す非作用位置に保持されている。即ち、スクレーパー6は、その先端部が丸刃3から離れた位置を保持するようスプリング19の張力によって、反丸刃3側に向けて引きつけられている状態である。
上述のようなスクレーパー6を装備した食肉スライサーにおいて、スライス作業中に、丸刃3の表面の刃先近辺に、切り出されるスライス肉片が接することで脂肪などの付着が認められた場合には、図2に示す仮想線の状態のように、ハンドル18をスプリング19の張力に抗して、適当量だけ丸刃3側に揺動させて、スクレーパー6の先端部を、丸刃3の表面の刃先近辺に当接させて脂肪などの付着物を掻き取る。
ハンドル18から手を離せばスプリング19の張力によって元のスクレーパー6の先端部が丸刃3の表面から離れた状態(図2に示す実線の状態)に復帰する。
前述のように本発明に係る技術は、既に広く知られている丸刃を使用した食肉スライサーに容易に実施可能である。
本発明に係る丸刃のスクレーパーが組み込まれている食肉スライサーの正面図で要部のみが示されている。 図1に示すA矢視の拡大図。 図2に示すB矢視図。
符号の説明
1 機台
2 刃物台
3 丸刃
6 スクレーパー
7 支持板
9 取付板
12 ボス
13 支持軸
18 ハンドル
19 スプリング

Claims (1)

  1. 機台の左側前端に備えられた刃物台に支持されて垂直に回転する丸刃の表面と、刃物台の左側壁とで形成された隅角部の空間に設けられ、丸刃の表面の刃先近辺に接して、丸刃の表面に付着した脂肪などの付着物を除去するスクレーパーであって、該スクレーパーは、先端が尖った弾性板で形成されて、支持板に着脱可能に取着され、該支持板は、刃物台の左側壁に固定板を介して取付けられた支持軸によって回動可能に支持されたボスから延設された取付板に、取付位置が調節可能に取付けられ、さらに前記ボスには、ハンドルが突設されていて、該ハンドルは、スクレーパーと共に支持軸を中心として揺動可能であり、かつ、スクレーパーは、前記固定板とハンドルの基部付近との間に張設されたスプリングの張力によって、スクレーパーの先端部が、丸刃から離れた位置に保持されているが、前記ハンドルをスプリングの張力に抗して丸刃側に揺動させると、スクレーパーの先端部が、丸刃の表面の刃先近辺に接するように構成されたことを特徴とする食肉スライサーにおける丸刃のスクレーパー。
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