JP4842302B2 - 遊技媒体計数システム - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技店において遊技客が獲得したパチンコ玉等の遊技媒体の計数処理を行うと共に、この計数処理により得られた計数値を含むデータを記録した記録媒体を発行する遊技媒体計数システムに関する。
従来、複数のパチンコ台等で構成された遊技島やその近くに設置される遊技媒体計数装置は、いつでも誰でも遊技媒体を投入して計数を行うことができるようになっていた。しかし、最近では、計数装置の不正操作等に対する対策として、遊技媒体の投入口にシャッタを設け、店員による解錠操作を行わなければシャッタが開かないようにしたものも知られている(特許文献1)。
特開2001−87526号公報
このような遊技媒体計数装置では、遊技客が遊技媒体を計数する際、常に店員を呼び出して解錠操作をしてもらう必要があるため、次のような問題が生じる。
まず、遊技客にとっては、係員が来るまで待たされるという不満がある。また、店員にとっては、計数の度に呼び出されることで、他の業務の妨げともなる。さらに、遊技店にとっては、遊技客に対するサービスや店員の業務効率の低下に加えて、計数時の遊技客の待ち時間が遊技台の稼働率低下につながることで、売上・利益の低下を招くことにもなる。
特に、比較的大量の遊技媒体を計数する場合であれば、不正操作等への対応に鑑みて、上記のような問題もある程度許容できるが、タバコやジュース等の交換に用いる程度の少量の遊技媒体を計数する場合には、上記のような問題の影響が無視できないものとなる。
そこで、少量の遊技媒体の計数は遊技客自身が行い、大量の遊技媒体の計数は店員の操作に基づいて行うようにできれば便利である。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、少量の遊技媒体の計数は遊技客自身が行い、大量の遊技媒体の計数は店員の操作に基づいて行うようにすることができるような遊技媒体計数装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、遊技媒体の計数処理を行うと共に、この計数処理により得られた計数値を含むデータを記録した記録媒体を発行する遊技媒体計数システムにおいて、店員の操作に基づく計数処理であるなら、当該計数値を含むデータを記録した記録媒体を発行し、店員の操作に基づく計数処理でないなら、前記計数値が所定の基準値以下である場合には当該計数値を含むデータを記録した記録媒体を発行し、前記計数値が前記基準値を超える場合には店員が所定の操作を行うことを条件に当該計数値を救済措置に利用させることを特徴とする遊技媒体計数システムである。
この第1の発明によれば、遊技媒体の計数処理により得られた計数値が所定の基準値(例えば、100個)を超える場合には、店員の操作(例えば、鍵カードの挿入)に基づく計数処理であることを条件に、当該計数値を含むデータを記録した記録媒体(例えば、計数値を含むデータを記載したレシート)を発行する
第2の発明は、第1の発明において、前記基準値を任意に設定するための基準値設定手段を備えたものである。
この第2の発明によれば、遊技店の運営方針や各種の条件等に応じて基準値を任意に設定することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明のいずれかにおいて、店員の操作に基づく計数処理でなく、前記計数値が前記基準値を超える場合に、前記計数値が前記基準値を超えた旨を外部へ報知する報知手段を更に備えたものである。
この第3の発明によれば、(基準値を超えるような)大量の遊技媒体の計数は店員の操作に基づいて行うという前提を、より確実に担保することが可能となる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、店員の操作に基づく計数処理でなく、前記計数値が前記基準値を超える場合に、当該計数値が内部に記憶されるものである。
この第4の発明によれば、内部に記憶された計数値を、例えば駆け付けた店員が所定の操作を行うことによって呼び出すことで、誤って基準値を超えるような計数処理を行ってしてしまった遊技客の救済措置をとるときに利用することができる。
第5の発明は、第1乃至第4の発明のいずれかにおいて、手動で店員を呼び出すための店員呼出手段を備えたものである。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図7は本発明による遊技媒体計数システムをパチンコ玉計数装置を含む計数システムとして構成した場合の実施形態を示す図である。
[第1の実施形態]
次に、図1乃至図4により本発明の第1の実施形態について説明する。
〈構 成〉
図1および図2には、パチンコ玉計数装置としての計数装置本体Cと、これに連結された店員呼出ランプL、景品管理端末装置Pおよび管理コンピュータMが示されている。計数装置本体Cおよび店員呼出ランプLは、複数のパチンコ台等で構成された遊技島の島端等に設置される。景品管理端末装置Pは、遊技店内の景品交換コーナー等に配置され、店員によって操作されて、主に景品交換業務の管理に利用される。また、管理コンピュータMは、(一般的には複数の)遊技島や景品交換コーナーに設置される各種機器を管理するためのものである。
図1に示す計数装置本体Cは、遊技媒体としてのパチンコ玉を受け入れるための矩形の主投入口1と、同じくパチンコ玉を受け入れるための、主投入口1に隣接して設けられた円形の補助投入口2とを備えている。補助投入口2は、主投入口1よりも開口面積が相当に小さくなるように形成されている。例えば、主投入口1は幅40cm×奥行き25cmとして1000cmの開口面積を有し、補助投入口2は直径7cmとして約40cmの開口面積を有する。
主投入口1に対応して、スライド式のシャッタ(閉鎖部材)3が設けられている。このシャッタ3は、主投入口1を閉鎖する閉鎖状態と、主投入口1の全体を開放する開放(全開)状態(図1)との間で(奥行き方向のスライドにより)変位可能となっている。また、計数装置本体Cは、その前面右側に開口した鍵カードリーダ4を備えている。この鍵カードリーダ4は、シャッタ3を閉鎖状態から開放状態に変位させる切換手段としての店員用鍵カードKの挿入により、当該カードKに記録されたデータを読み取るためのものである。
図1に示す計数装置本体Cは、その他、店員呼出ボタン5、レシート発行ボタン6、表示部7、レシート発行部8および端数玉返却部9を備えている。店員呼出ボタン5は、例えば手動で店員呼出ランプLを点灯ないし点滅させることで、店員を呼び出すためのものである。レシート発行ボタン6は、計数した玉数等のデータを記載したレシートをレシート発行部8から発行させるためのものである。また、表示部7は、各種の操作ガイダンスや計数した玉数のデータ等を表示するためのものである。そして、端数玉返却部9は、計数処理後に端数分に相当するパチンコ玉を遊技客に返却するためのものである。
次に、図3に示すように、計数装置本体Cは、主投入口1に対応したホッパ11と、補助投入口2に対応した通路12とを備えている。そして、これらのホッパ11および通路12は、主投入口1から受け入れたパチンコ玉と、補助投入口2から受け入れたパチンコ玉とがホッパ11の底部に合流するように構成されている。そして、パチンコ玉の合流箇所であるホッパ11の底部(それより下流側であってもよい)に、各投入口1,2から受け入れたパチンコ玉を計数する計数手段10が設けられている。この計数手段10としては、例えば複数のレーンに導いたパチンコ玉をそれぞれ遮光センサ等の計数センサによって計数するような構成の公知のものを用いることができる。
次に、図2に示すように、計数装置本体Cは、上記の鍵カードリーダ4、店員呼出ボタン5、レシート発行ボタン6および表示部7が接続された制御ユニットUを備えている。この制御ユニットUには、その他、シャッタ駆動機構3m、シャッタ開閉センサ3s、計数センサ10s、インターフェース部13、レシート発行機構8m、端数玉返却機構9m、内部記憶部14および基準値設定手段15が接続されている。
シャッタ駆動機構3mは、シャッタ3を閉鎖状態と開放状態との間でスライド駆動するためのものであり、シャッタ開閉センサ3sは、シャッタ3の変位を検出して閉鎖状態や開放状態にあることを確認するためのものである。また、計数センサ10sは、上述したように計数手段10を構成するものである。そして、インターフェース部13は、店員呼出ランプLおよび島コントローラIと制御ユニットUとの間の通信インターフェースとして機能する。
レシート発行機構8mは、印字機構や紙送り機構等からなり、上記レシートを印字してレシート発行部8から発行するための機構である。端数玉返却機構9mは、端数玉返却部9に端数玉を投出するための機構である。また、内部記憶部14は、下記「基準値」を含む各種のデータを計数装置ごとに記憶するためのものである。
ここで、制御ユニットUは、シャッタ3が閉鎖状態にあるとき、補助投入口2から受け入れたパチンコ玉の計数値が所定の基準値(例えば100個)を超えると、その旨を報知手段により外部に報知するように構成されている。その報知手段としては、インターフェース部13を介して、店員呼出ランプLを点灯ないし点滅させると共に、管理コンピュータMへ報知信号を送信する手段が用いられる。その「基準値」は、基準値設定手段15によって任意に設定可能となっている。基準値設定手段15としては、例えば基準値を段階的に選択可能な切換スイッチなどを用いることができる。
次に、本実施形態における計数処理動作について、図4のフローチャートに沿って説明する。図4において、まず待機状態(ステップS1)では、主投入口1のシャッタ3が閉鎖状態とされている。次に、少量(例えば100個以下)のパチンコ玉を計数する場合は、補助投入口2から玉が投入され、計数センサ10s(または独立した通過センサ)によって最初の玉が検出されると(ステップS2)、計数部10による計数が開始される(ステップS3)。
そして、計数値が基準値(例えば100個)以下であった場合は(ステップS4→否定)、計数後にレシート発行ボタン6を押下すると(ステップS5)、レシート発行部8から玉数等のデータを記載したレシートが発行され(ステップS6)、待機状態に戻る(ステップS1)。一方、計数値が基準値を超える場合は(ステップS4→肯定)、店員呼出ランプL等による外部報知が行われ(ステップS7)、エラーダウン状態となる(ステップS8)。そして、駆け付けた店員によってエラーダウン状態の解除操作が行われると(ステップS9)、待機状態に戻る(ステップS1)。
尚、エラーダウンする場合であっても、投入された玉は全て計数され、その計数値は内部に記憶される。この計数値は、駆け付けた店員が所定の操作を行うことによって呼び出され、誤って補助投入口2に大量の玉を投入してしまった遊技客の救済措置をとるときに利用される。
次に、大量(例えば101個以上)のパチンコ玉を計数する場合は、待機状態(ステップS1)から玉検知のないまま(ステップS2)、(遊技客から呼ばれた)店員が鍵カードリーダ4に鍵カードKを挿入すると(ステップS10→肯定)、主投入口1のシャッタ3が開放(全開)状態となる(ステップS11)。これにより、開放された主投入口1からホッパ11へパチンコ玉を投入して計数を行うことができる(ステップS12)。計数後にレシート発行ボタン6を押下すると(ステップS5)、レシート発行部8から玉数等のデータを記載したレシートが発行され(ステップS6)、待機状態に戻る(ステップS1)。
〈作用効果〉
次に、以上のような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、通常はシャッタ3を閉鎖状態にしておき、少量の玉を計数する場合は補助投入口2から玉を受け入れて計数を行うことができる。また、大量の玉を計数する場合は、店員の鍵カードKを鍵カードリーダ4に挿入してシャッタ3を開放状態にすることで、主投入口1から玉を受け入れて計数を行うことができる。このため、少量の玉の計数は補助投入口2を使用して遊技客自身が行い、大量の玉の計数は、店員による鍵カードKの操作に基づいて主投入口1を使用して行うようにすることができる。
また、シャッタ3が閉鎖状態にあるとき、補助投入口2から受け入れたパチンコ玉の計数値が所定の基準値を超えると、その旨を外部に報知することで、店員が立ち会わないまま遊技客が補助投入口2を使用して大量の玉を計数する行為を防止できる。従って、(基準値を超えるような)大量の玉の計数は店員による操作に基づいて行うという前提を、より確実に担保することが可能となる。この場合、基準値設定手段15により、遊技店の運営方針や各種の条件等に応じて、報知を行うための基準値を任意に設定することができる。
また、主投入口1から受け入れたパチンコ玉と、補助投入口2から受け入れたパチンコ玉とが合流するホッパ11の底部に計数手段10を設けたことで、両投入口1,2から受け入れた玉の計数を共通の計数手段10で行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、図5により本発明の第2の実施形態について説明する。
〈構 成〉
本実施形態は、図5に示すように、上記の補助投入口2(図1)に代えてシャッタ3の中央部に補助投入口2’を設けた点で上記第1の実施形態と異なり、その他の構成は図1乃至図4に示す上記第1の実施形態と同様である。
〈作用効果〉
本実施形態によれば、通常はシャッタ3を閉鎖状態にしておき、少量の玉を計数する場合は、シャッタ3に設けた補助投入口2’から玉を受け入れて計数を行うことができる。また、大量の玉を計数する場合は、上記第1の実施形態の場合と同様、店員の鍵カードKでシャッタ3を開放状態にすることで、主投入口1から玉を受け入れて計数を行うことができる。そして、シャッタ3に補助投入口2’を設けることで、上記第1の実施形態のように補助投入口2からの通路12(図2)を別途設ける必要がなくなり、装置本体の構造の簡素化や小型化を図ることができる。
なお、計数値が所定の基準値を超えた場合の外部報知や、基準値設定手段15による基準値の設定に関する作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態]
次に、図6および図7により本発明の第3の実施形態について説明する。
〈構 成〉
本実施形態は、まず図6に示すように、上記補助投入口2(図1)を省略して、少数玉計数ボタン16を設けた点で上記第1の実施形態と異なる。なお、本実施形態では、補助投入口を省略したことに対応して、図1に示す主投入口1と同様の投入口を単に「投入口1」と称する。
本実施形態の少数玉計数ボタン16は、シャッタ3を閉鎖状態から一部開放状態に変位させる切換手段(第1の切換手段)を構成する。シャッタ3の一部開放状態とは、図6に示すように、投入口1の一部(例えば奥行き方向の手前側から2cm〜数cm)を開放して残りを閉鎖する状態をいう。また、本実施形態は、図4に示す計数処理動作に代えて図7に示すような計数処理動作を行う点でも、上記第1の実施形態と異なる。なお、その他の構成は図3等に示す上記第1の実施形態と同様である。
以下、本実施形態における計数処理動作について、図7のフローチャートに沿って説明する。なお、図7において、図4に示すのと実質的に同様の処理には同一のステップ符号を付して説明を一部省略する。
図7において、まず待機状態(ステップS1)では、投入口1のシャッタ3が閉鎖状態とされている。次に、少量(例えば100個以下)のパチンコ玉を計数する場合は、少数玉計数ボタン16を押下することで(ステップS15→肯定)、投入口1のシャッタ3が一部開放状態となる(ステップS16)。そして、一部開放された投入口1から玉が投入され、計数部10による計数が開始される(ステップS3)。
計数値が基準値(例えば100個)以下である場合は(ステップS4→否定)、計数後にレシート発行ボタン6を押下すると(ステップS5)、レシート発行部8からレシートが発行される(ステップS6)。その後、所定時間が経過した後(ステップS17→肯定)、シャッタ3が閉鎖状態にされ(ステップS18)、待機状態に戻る(ステップS1)。一方、計数値が基準値を超える場合は(ステップS4→肯定)、店員呼出ランプL等による外部報知が行われ(ステップS7)、エラーダウン状態となり(ステップS8)、シャッタ3が閉鎖される(ステップS19)。そして、駆け付けた店員によってエラーダウン状態の解除操作が行われると(ステップS9)、待機状態に戻る(ステップS1)。
次に、大量(例えば101個以上)のパチンコ玉を計数する場合は、待機状態(ステップS1)から少数玉計数ボタン16の押下がないまま(ステップS15→否定)、店員が鍵カードリーダ4に鍵カード(第2の切換手段)Kを挿入すると(ステップS10→肯定)、投入口1のシャッタ3が全開状態となる(ステップS11)。これにより、全開にされた投入口1からホッパ11へパチンコ玉を投入して計数を行うことができる(ステップS12)。計数後にレシート発行ボタン6を押下するとレシートが発行され(ステップS5〜S6)、所定時間経過後にシャッタ3が閉鎖状態にされ(ステップS17〜S18)、待機状態に戻る(ステップS1)。
〈作用効果〉
次に、このような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、通常はシャッタ3を閉鎖状態にしておき、少量の玉を計数する場合は、少数玉計数ボタン(第1の切換手段)16でシャッタ3を一部開放状態にすることで、一部開放された投入口1から玉を受け入れて計数を行うことができる。また、大量の玉を計数する場合は、鍵カード(第2の切換手段)Kでシャッタ3を全開状態にすることで、ほぼ全体が開放された投入口1から玉を受け入れて計数を行うことができる。このため、少量の玉の計数は、遊技客自身による少数玉計数ボタン16の操作に基づいて一部開放された投入口1を使用して行い、大量の玉の計数は、店員による鍵カードKの操作に基づいてほぼ全体が開放された投入口1を使用して行うようにすることができる。
また、シャッタ3が一部開放状態にあるとき、投入口1から受け入れたパチンコ玉の計数値が所定の基準値を超えると、その旨を外部に報知することで、店員が立ち会わないまま遊技客が一部開放状態の投入口1を使用して大量の玉を計数する行為を防止できる。従って、(基準値を超えるような)大量の玉の計数は店員による操作に基づいて行うという前提を、より確実に担保することが可能となる。なお、基準値設定手段15による基準値の設定に関する作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
〈変形例〉
本実施形態は、次のように簡略化した構成にすることもできる。すなわち、少数玉計数ボタン16を省略して、図7に代えて図4に示した計数処理動作を行うようにすると共に、図4の待機状態(ステップS1)においてシャッタ3を閉鎖状態ではなく一部開放状態(図6)とするように構成してもよい。
その場合、通常はシャッタ3を一部開放状態にしておき、少量の玉を計数する場合は一部開放された投入口1から玉を受け入れて計数を行うことができる。また、大量の玉を計数する場合は、店員の鍵カードKでシャッタ3を全開状態にすることで、ほぼ全体が開放された投入口1から玉を受け入れて計数を行うことができる。
[その他の実施形態]
(1)主投入口1および補助投入口2,2’の形状や位置は図示したものに限定されない。例えば、補助投入口2,2’の形状は楕円形や矩形などであってもよい。
(2)計数の対象はパチンコ玉に限らず、メダル等の他の遊技媒体であってもよい。但し、他の遊技媒体を対象とする場合は、その形状・寸法に合わせて各投入口(特に補助投入口2,2’)の寸法・形状や一部開放状態での投入口1の開口寸法を適宜変更することが好ましい。
(3)閉鎖部材としてのシャッタ3は、図示したような片側スライド式のものに限らず、例えば2枚のシャッタによる両側スライド式の他、揺動式や折畳み式など任意の形態を採用することができる。
(4)計数装置本体Cにレシート発行部8が組み込まれている構成について説明したが、計数装置本体とは別体のレシート発行装置を設けるようにしてもよい。また、上記のようなレシートに代えて磁気カード等の他の記録媒体を発行するように構成してもよい。
(5)上記のような鍵カードKによる電子的な切換手段に代えて、機械的な鍵などの他の切換手段を用いるように構成してもよい。例えば、計数装置本体に鍵穴を設け、店員が持つ鍵をその鍵穴に挿入して回すとシャッタが全開される構成としてもよい。
(6)鍵カードとしては、予め会員登録された特定の遊技客に配布する遊技用会員カードを利用してもよい。この方式は、予め住所等を登録されている会員は不正行為を働く可能性が低いという判断に基づき、会員カードが鍵カードリーダ4に挿入された場合は、店員が立ち会うことなく大量の遊技媒体の計数を許容するものである。この場合も、会員登録していない一般の遊技客が大量の遊技媒体を計数する際には、鍵カードリーダ4に店員の鍵カードを挿入する必要があるので、店員が立ち会うことになる。
(7)計数値が基準値を超えた旨を外部に報知する報知手段としては、店員呼出ランプLや管理コンピュータMへの信号送信に代えて、或いはそれらに加えて、店員用インカムによる通報などの他の報知手段を用いることができる。
(8)基準値の設定手段は、上記のような計数装置本体Cに設けられる切換スイッチには限定されない。例えば、管理コンピュータMや景品管理端末装置Pにおいて設定された基準値が、計数装置本体Cに送信されて記憶されるような構成としてもよい。このような構成によれば、管理コンピュータMや景品管理端末装置Pに一般的に設けられるテンキー等の操作手段を用いて基準値を入力できるので、計数装置本体Cに専用の切換スイッチ等を設ける必要がなくなる。
本発明による遊技媒体計数システムの第1の実施形態を一部模式的に示す斜視図。 図1に示す遊技媒体計数システムにおける制御系の構成を示すブロック図。 図1に示す遊技媒体計数システム計数装置本体を示す模式的断面図。 図1に示す遊技媒体計数システムの計数処理動作を示すフローチャート。 本発明による遊技媒体計数システムの第2の実施形態を示す、計数装置本体の斜視図。 本発明による遊技媒体計数システムの第3の実施形態におけるシャッタの一部開放状態を示す斜視図。 本発明による遊技媒体計数システムの第3の実施形態における計数処理動作を示すフローチャート。
符号の説明
C 計数装置本体
1 主投入口(投入口)
2 補助投入口
2’ 補助投入口
3 シャッタ(閉鎖部材)
4 鍵カードリーダ
5 店員呼出ボタン(店員呼出手段)
6 レシート発行ボタン
8 レシート発行部
10 計数部(計数手段)
11 ホッパ
12 通路
15 基準値設定手段
16 少数玉計数ボタン(第1の切換手段)
K 鍵カード((第2の)切換手段)
L 店員呼出ランプ(報知手段)
U 制御部

Claims (5)

  1. 遊技媒体の計数処理を行うと共に、この計数処理により得られた計数値を含むデータを記録した記録媒体を発行する遊技媒体計数システムにおいて、
    店員の操作に基づく計数処理であるなら、当該計数値を含むデータを記録した記録媒体を発行し、
    店員の操作に基づく計数処理でないなら、前記計数値が所定の基準値以下である場合には当該計数値を含むデータを記録した記録媒体を発行し、前記計数値が前記基準値を超える場合には店員が所定の操作を行うことを条件に当該計数値を救済措置に利用させることを特徴とする遊技媒体計数システム。
  2. 前記基準値を任意に設定するための基準値設定手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項記載の遊技媒体計数システム。
  3. 店員の操作に基づく計数処理でなく、前記計数値が前記基準値を超える場合に、前記計数値が前記基準値を超えた旨を外部へ報知する報知手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技媒体計数システム。
  4. 店員の操作に基づく計数処理でなく、前記計数値が前記基準値を超える場合に、当該計数値が内部に記憶される、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技媒体計数システム。
  5. 手動で店員を呼び出すための店員呼出手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の遊技媒体計数システム。
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