JP4835385B2 - コネクタの嵌合検査方法と装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気コネクタの嵌合検査方法と装置に関する。
一般に、電気コネクタは、一対のメス、オスのコネクタハウジングに設けられたロック機構により嵌合し、ハウジング内に収容されたメス、オスのターミナルを電気的に接続する構造となっている。
ロック機構は、一方のハウジングに設けられた片持ち梁状のロッキングアームを、他方のハウジングに設けられたアーム係止部に係合することにより、両ハウジング連結する構成となっているが、通常、オスターミナルをメスターミナルに挿入するときに要する挿入力がロッキングアームとアーム係止部とのロックに要する力よりも小さいことから、ロック機構におけるロックピーク時の力がそのままターミナル挿入力となる、いわゆる慣性ロック方式で、オス、メスのコネクタハウジングを一段で嵌合ロックすることができる。
ところが、例えば、メスコネクタハウジングに対するオスコネクタハウジングの挿入方向が、本来の挿入すべき真っ直ぐな方向からずれ、ハウジングの嵌合が途中で停止する、いわゆる半嵌合状態になると、メス、オスのターミナルの接続も不完全となる。
このようなターミナルの不完全接続やコネクタハウジングの不完全嵌合を防止する方法として、従来、オスメスのターミナルよりも短い嵌合検知端子を各コネクタハウジングに設け、正常な嵌合時には嵌合検知端子が導通するようにし、嵌合検知端子が導通しているか否かを検出することにより両コネクタハウジングの嵌合の良否を判断するものがある。
しかし、このような嵌合検査方法では、嵌合検知端子を各コネクタハウジングに設ける必要があり、コスト的に好ましくない。また、このコネクタを車両用のコネクタとして使用する場合には、嵌合検知端子が導通し両コネクタハウジングの嵌合が良好であると判断したものでも、実際上コネクタハウジングが完全に嵌合していなければ、車両の振動などにより両コネクタハウジングの嵌合が外れる虞もある。
他の方法としては、下記特許文献1に記載されているように、各コネクタハウジングに設けられたメス、オスのターミナルの近傍に、センサー端子をそれぞれ設け、メス、オスのターミナルが接続した後に、両センサー端子が接続するようにし、両センサー端子の導通により両コネクタハウジングの嵌合の良否を判断するものもある。しかし、この場合も、コスト的に好ましくない。
そこで、規定挿入力、すなわちロックピーク荷重を越える力で、オスのコネクタハウジングをメスコネクタハウジングに押し込み、確実に電気的に接続する作業を行っている。例えば、電気自動車やハイブリッドカーなどでは、リチウムイオン電池などの高出力型電池の集合体からの電圧検出線をモジュールにコネクタ接続しているが、このコネクタの接続後の嵌合確認をするため、規定挿入力で、再度、オスコネクタハウジングをメスコネクタハウジングに押し込む作業を行っている。
しかしながら、再度の押し込み作業は面倒で、しかも、コネクタハウジングが不完全嵌合であれば、規定挿入力又はこれを越える力で押圧しただけでは、完全嵌合状態にならないこともある。
特開平9−306593号公報(段落番号「0055」〜「0060」、要約及び図1参照)。
本発明は、従来技術に伴う問題を解決するためになされたもので、コネクタハウジングが不完全嵌合であっても、これを簡単に検知することが可能なコネクタの嵌合検査方法と装置を提供することを目的とする。
本発明に係るコネクタの嵌合検査方法は、メスコネクタハウジングとオスコネクタハウジングの嵌合により、当該コネクタハウジングに収容されたメスターミナルとオスターミナルを接続するコネクタにおける嵌合状態を検査するコネクタの嵌合検査方法であって、前記メスコネクタハウジング又はオスコネクタハウジングのいずれか一方を位置固定し、このコネクタハウジングに嵌合されている状態の他方のコネクタハウジングを、両コネクタハウジング不完全嵌合時の嵌合解除可能な力以上であってかつ両コネクタハウジング完全嵌合時の嵌合解除可能な力よりも小さな力で、前記他方のコネクタハウジングと係合されるプローブ部材により、前記両コネクタハウジング不完全嵌合時嵌合解除可能な力以上で、前記他方のコネクタハウジングを嵌合解除方向に引き、両コネクタハウジングの嵌合状態の良否を検査することを特徴とする。
本発明に係るコネクタの嵌合検査装置は、メスコネクタハウジングとオスコネクタハウジングの嵌合により、当該コネクタハウジングに収容されたメスターミナルとオスターミナルを接続するコネクタにおける嵌合状態を検査するコネクタの嵌合検査装置であって、位置固定された前記メスコネクタハウジング又はオスコネクタハウジングのいずれか一方に対し嵌合される他方のコネクタハウジングに設けられた係合部と、前記係合部に対し係合離脱可能な係止手段を有するプローブ部材と、当該プローブ部材の基端を保持し、該プローブ部材を前記コネクタハウジングの嵌合方向に進退させる駆動部と、を有し、前記係止手段は、両コネクタハウジング不完全嵌合時嵌合解除可能な力以上であってかつ両コネクタハウジング完全嵌合時嵌合解除可能な力よりも小さな力(以下所定の引張り力)で他方のコネクタハウジングと係合状態となるようにしたことを特徴とする。
本発明は、位置固定されたコネクタハウジングに嵌合される他のコネクタハウジングにプローブ部材を係合し、このプローブ部材を所定の引張り力でコネクタハウジングの嵌合解除方向に引くと、不完全嵌合のコネクタハウジングでは嵌合が解除され、完全嵌合のコネクタハウジングは嵌合状態が維持されることになる。したがって、コネクタハウジングが不完全嵌合なものは、簡単に検知できる。また、プローブ部材をロボットあるいは種々のチャッキング装置などに把持し、これにコネクタハウジングの一方を保持した状態でコネクタハウジングを嵌合し、この後、所定の引張り力で嵌合解除方向に引くと、検査の自動化のみでなく、嵌合作業の自動化も可能になる。
以下、本発明に係るコネクタの嵌合検査装置と検査方法について、詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るコネクタの嵌合検査装置の一例を示す概略分解斜視図、図2(A)(B)はそれぞれ図1の2A−2A線、2B−2B線に沿う断面に相当する概略断面図、図3〜図5は検査の一例を工程順に示す要部拡大断面図である。なお、図2(A)と図2(B)の縮尺は、理解を容易にするため多少相違する。
本実施形態に係るコネクタの嵌合検査装置は、図1に示すように、例えば、電池モジュール3に位置固定的に設けられたメスコネクタハウジング1に嵌合するオスコネクタハウジング2の嵌合状態を検査するものである。なお、以下では、電池モジュール側をメスコネクタハウジング1、このメスコネクタハウジング1に嵌合する側をオスコネクタハウジング2として説明するが、コネクタハウジングのオス、メス関係は逆であってもよい。
この嵌合検査装置は、オスコネクタハウジング2に形成された凹穴部からなる係合部10と、係合部10に係合する棒状のプローブ部材20と、プローブ部材20の先端部位に設けられ所定の力でプローブ部材20を係合部10に係合離脱可能に係止する係止手段30と、を有している。
なお、コネクタハウジング1,2内には、メスターミナルとオスターミナル(いずれも不図示)が設けられ、オスコネクタハウジング2の本体2aの上部に設けられた片持ち梁状のロッキングアーム5(図2A参照)と、メスコネクタハウジング1に設けられた開口部6(図1参照)を有するアーム係止部7とを係合することにより、両ハウジング1,2が完全嵌合され、内部の各ターミナルが電気的に接続される。
さらに詳述する。本実施形態の嵌合検査装置では、オスコネクタハウジング2に関しては、後端側(メスコネクタハウジング1と嵌合する側を先端側、その反対側を後端側とする)に係合部10が形成されたものを使用する。係合部10は、図2Aに示すように、穴部11と、穴部11の入口部分で内方突出された係合壁12が形成されている。
棒状のプローブ部材20は、図2Bに示すように、有底角筒状の本体21と、本体21の先端部位に設けられ係合部10に対し係合離脱可能な係止手段30と、本体21の基端側に設けられ係止手段30に作用する力を検知する検知手段40と、本体21の基端を保持しプローブ部材20をコネクタハウジングに対し進退させる駆動部50と、を有している。
係止手段30は、本体21の先端部位に支軸22を中心に回動し本体21の通孔23より出没可能に設けられた一対の係合片24と、係合片24を本体21より外方に突出させるように付勢するねじりコイルばねにより構成された第1バネ手段25と、係合片24からの力を受ける軸状の押圧部材26と、押圧部材26のフランジ部26aに当接して押圧部材26を加圧するコイルばねにより構成された第2バネ手段27と、を有している。なお、第2バネ手段27の弾発力は、調整つまみ28を軸方向に摺動することにより調製可能となっているが、この調整手段は、図上詳示していないが、ねじ式あるいはラチェット式など種々の手段が使用できる。
各係合片24は、押圧部材26の先端が係合する切欠段部24a、押圧部材26の先端面に当接する加圧面部24b、図4に示す開状態時に移動するとき係合壁12に当接する係合面部24cを有している。
第1バネ手段25は、一対の係合片24に何らの力も加わっていない場合(図4参照)には、係合片24を本体21の軸線に対し直交状態、つまり開き状態に保持する。
特に、本実施形態では、各係合片24が、プローブ部材20をオスコネクタハウジング2の嵌合解除方向に移動するとき、両コネクタハウジング1,2の不完全嵌合時に嵌合解除可能な力以上であってかつ両コネクタハウジング1,2の完全嵌合時に嵌合解除可能な力より小さな力(以下、所定の引張り力)で、プローブ部材20を係合部10に係合するように、第2バネ手段27によって押圧部材26をプローブ部材20の挿入方向先端方向に向けて付勢している。
この結果、両コネクタハウジング1,2が不完全嵌合な状態であれば、プローブ部材20の係合片24がオスコネクタハウジング2に係合してオスコネクタハウジング2をメスコネクタハウジング1から引き離すことができ、両コネクタハウジング1,2が完全嵌合な状態であれば、プローブ部材20のみが係合部10から抜け出ることになる。
検知手段40は、図2Bに示すように、本体21の後端側(基端側)に設けられ、プローブ部材20がオスコネクタハウジング2をメスコネクタハウジング1に対し嵌合する方向に押圧するとき、本体21を介して伝達される押圧力を検知する。なお、検知手段40は、力を検知するものであればどのようなものであってもよいが、例えば、ロードセルなどが使用される。
駆動部50は、本体21の基端を検知手段40を介して保持し、プローブ部材20をオスコネクタハウジング2に対し進退させるものであれば、どのようなものであってもよいが、例えば、ロボットあるいはシリンダ装置、場合によっては電動モータと減速機などが使用される。
次に本実施形態の嵌合検査方法を説明する。
位置固定のメスコネクタハウジング1に対しオスコネクタハウジング2を挿入する。通常、メスコネクタハウジング1の開口部6に、オスコネクタハウジング2のロッキングアーム5が係合するまで挿入すると、両ハウジング1,2が嵌合し、各ターミナルが電気的に接続された状態となる。両ハウジング1,2の嵌合作業が完了すると、嵌合状態の検査を開始する。
この検査は、まず、図3に示すように、メスコネクタハウジング1に嵌合しているオスコネクタハウジング2の係合部10にプローブ部材20を挿入する。係止手段30の一対の係合片24は、係合部10の係合壁12に当接しつつ、第1バネ手段25の弾発力に抗して本体21内に没するように回動する。係合部10の穴部11内に入ると、図4に示すように、第1バネ手段25により開き状態となる。
そして、図4に示すように、プローブ部材20を穴部11の底壁11aに押付ける。これによりプローブ部材20自体によりオスコネクタハウジング2をメスコネクタハウジング1に押込むことになるので、両コネクタハウジングの嵌合状態をより完全なものにすることができる。この係合片24が底壁11aを加圧する力F1は、本体21を介して伝達され、検知手段40により検知され、加圧力F1が設定値以上の不必要に大きな値にならないように駆動部50により制御される。
次に、プローブ部材20を後退し、図5に示すように、開き状態の係合片24の加圧面部24bを係合壁12に当接させ、所定の引張り力でオスコネクタハウジング2を嵌合解除方向に引く。これにより両コネクタハウジング1,2の嵌合が不完全な場合には、係合片24を開き状態に保持しようとする力、つまり第1バネ手段25の弾発力F3と第2バネ手段27の弾発力F4による開状態保持力が、係合部10の係合壁12から受ける力F2に打ち勝ち、開き状態を保持するので、オスコネクタハウジング2をメスコネクタハウジング1から引き抜くことができる。この係合片24が係合壁12から受ける力F2は、係合片24の加圧面部24b、押圧部材26及び第2バネ手段27を介して伝達され、検知手段40により検知され、設定値と比較することにより嵌合の良否が判断される。したがって、個々のコネクタの嵌合状態を目視しなくても嵌合状態の良否をチェックできる。なお、第2バネ手段27の弾発力F2は、図2Bに示す調子つまみ28により予め調整されている。
一方、両コネクタハウジング1,2の嵌合が完全な場合には、図6に示すように、開き状態の係合片24が係合部10の係合壁12から受ける力F2に負け、支軸22を中心に回動し、押圧部材26を加圧後退させると共にオスコネクタハウジング2の係合部10から抜ける。この場合、係合壁12から受ける力F2は、前記同様に検知手段40により検知され、嵌合状態の良否がチェックできる。
このように、本実施形態では、プローブ部材20をオスコネクタハウジング2の係合部10に対し前進したり、あるいは、後退させるとき、開き状態とされた係合片24をオスコネクタハウジング2の係合部10に係合し所定の力で引っ張るので、両コネクタハウジングの嵌合状態の良否を簡単に検査することができ、嵌合不良のものは簡単に修正することができる。
図7は本発明の他の実施形態に係るコネクタの嵌合検査方法を示す斜視図で、(A)はプローブ部材と係合部との係合直前状態を、(B)はプローブ部材と係合部との係合状態を、(C)は両コネクタの嵌合状態を、(D)はプローブ部材の引っ張り状態を示している。なお、図1〜図6に示す部材と共通する部材には同一符号を付している。
上述した実施形態は、単一のプローブ部材20をオスコネクタハウジング2の係合部10に係合させて行う嵌合検査であるが、図7(A)〜(D)に示すように、複数のオスコネクタハウジング2に対しそれぞれプローブ部材20を取り付け、これら複数のプローブ部材20を一括して前進あるいは後退させて嵌合状態の検査を行なってもよい。
このようにすれば、複数のコネクタの嵌合状態の良否を一括して検査することができ、検査作業を迅速に行うことができる。
しかも、検査用のプローブ部材20に対しオスコネクタハウジング2を取り付けた状態で、プローブ部材20を前進し、オスコネクタハウジング2にプローブ部材20を押付けつつメスコネクタハウジング1に嵌合させると、両コネクタの嵌合作業を自動的に行うことができ、多数のコネクタの嵌合作業を迅速に行うことができる。そして、この嵌合後、プローブ部材20を、前述の所定の引張り力で嵌合解除方向に順次引くと、複数のコネクタの嵌合状態を順々に検査することができ、複数のプローブ部材20を一括して引くと、複数のコネクタの嵌合検査を一括して行こともできる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。例えば、上述した実施形態では、メスコネクタハウジング1にオスコネクタハウジング2を嵌合させるものであるが、オスコネクタハウジング2にメスコネクタハウジング1を嵌合させてもよい。この場合には、係合部10は、メスコネクタハウジング1に形成する必要がある。
また、前記実施形態のプローブ部材20には係合片24を本体21の対向する位置に一対設けたものであるが、これのみでなく、1つあるいはさらに多数の係合片24を有するものであってもよい。
本発明は、電池モジュールに設けられるコネクタハウジングの嵌合状態の良否を簡単に検査することができる。
本発明の実施形態に係るコネクタの嵌合検査装置の一例を示す概略分解斜視図である。 (A)(B)はそれぞれ図1の2A−2A線、2B−2B線に沿う断面に相当する概略断面図である。 本発明のコネクタの嵌合検査方法の一例を示す、プローブ部材の係合状態を示す断面図である。 プローブ部材により押圧している状態を示す断面図である。 プローブ部材により引っ張っている状態を示す断面図である。 プローブ部材を引き抜いている状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るコネクタの嵌合検査方法を示す斜視図で、(A)はプローブ部材と係合部との係合直前状態を、(B)はプローブ部材と係合部との係合状態を、(C)は両コネクタの嵌合状態を、(D)はプローブ部材の引っ張り状態を示している。
符号の説明
1…メスコネクタハウジング、
2…オスコネクタハウジング、
10…係合部、
20…プローブ部材、
21…本体、
24…係合片、
25…第1バネ手段、
27…第2バネ手段、
30…係止手段、
40…検知手段、
50…駆動部。

Claims (5)

  1. メスコネクタハウジングとオスコネクタハウジングの嵌合により、当該コネクタハウジングに収容されたメスターミナルとオスターミナルを接続するコネクタにおける嵌合状態を検査するコネクタの嵌合検査方法であって、
    前記メスコネクタハウジング又はオスコネクタハウジングのいずれか一方を位置固定し、このコネクタハウジングに嵌合されている状態の他方のコネクタハウジングを、
    両コネクタハウジング不完全嵌合時の嵌合解除可能な力以上であってかつ両コネクタハウジング完全嵌合時の嵌合解除可能な力よりも小さな力で、前記他方のコネクタハウジングと係合されるプローブ部材により、
    前記両コネクタハウジング不完全嵌合時嵌合解除可能な力以上で、前記他方のコネクタハウジングを嵌合解除方向に引き、両コネクタハウジングの嵌合状態の良否を検査することを特徴とするコネクタの嵌合検査方法。
  2. 前記プローブ部材は、前記両コネクタハウジングを嵌合した後、前記他方のコネクタハウジングに係合し、一旦前記両コネクタハウジングの嵌合方向に押し前記他方のコネクタハウジングを押圧した後、前記嵌合解除可能な方向に引くことを特徴とする請求項1に記載のコネクタの嵌合検査方法。
  3. 前記プローブ部材に前記他方のコネクタハウジングを取り付けた状態で、前記プローブ部材を前進し、前記他方のコネクタハウジングを前記一方のコネクタハウジングに嵌合した後、前記プローブ部材を、前記嵌合解除可能な方向に引くことを特徴とする求項1に記載のコネクタの嵌合検査方法。
  4. メスコネクタハウジングとオスコネクタハウジングの嵌合により、当該コネクタハウジングに収容されたメスターミナルとオスターミナルを接続するコネクタにおける嵌合状態を検査するコネクタの嵌合検査装置であって、
    位置固定された前記メスコネクタハウジング又はオスコネクタハウジングのいずれか一方に対し嵌合される他方のコネクタハウジングに設けられた係合部と、
    前記係合部に対し係合離脱可能な係止手段を有するプローブ部材と、
    当該プローブ部材の基端を保持し、該プローブ部材を前記コネクタハウジングの嵌合方向に進退させる駆動部と、を有し、
    前記係止手段は、両コネクタハウジング不完全嵌合時嵌合解除可能な力以上であってかつ両コネクタハウジング完全嵌合時嵌合解除可能な力よりも小さな力(以下所定の引張り力)で他方のコネクタハウジングと係合状態となるようにしたことを特徴とするコネクタの嵌合検査装置。
  5. 前記プローブ部材は、
    筒状の本体、当該本体の先端部位に回動可能でかつ出没可能に設けられた係合片、当該係合片を前記本体より外方に突出させ常開状態になるように付勢する第1バネ手段、及び、当該第1バネ手段に対抗し前記係合片を常開位置に保持する第2バネ手段、を有する前記係止手段と、
    前記本体の基端側に設けられ、前記プローブ部材が前記他方のコネクタハウジングを前記一方のコネクタハウジングと嵌合する方向に押圧するとき、前記本体を介して伝達される前記押圧力を検知する第1検知部材、及び、前記プローブ部材が前記他方のコネクタハウジングを前記一方のコネクタハウジングから嵌合解除する方向に前記所定の引張り力で引くとき、前記係合片が第2バネ手段を介して伝達される前記所定の引張り力を検知する第2検知部材、を有する検知手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載のコネクタの嵌合検査装置。
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