JP4830606B2 - 光出力制御回路、光通信装置、光出力制御方法及び光出力制御プログラム - Google Patents

光出力制御回路、光通信装置、光出力制御方法及び光出力制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4830606B2
JP4830606B2 JP2006113705A JP2006113705A JP4830606B2 JP 4830606 B2 JP4830606 B2 JP 4830606B2 JP 2006113705 A JP2006113705 A JP 2006113705A JP 2006113705 A JP2006113705 A JP 2006113705A JP 4830606 B2 JP4830606 B2 JP 4830606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light output
current
transistor
value
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006113705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007287936A (ja
Inventor
陽太 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006113705A priority Critical patent/JP4830606B2/ja
Publication of JP2007287936A publication Critical patent/JP2007287936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4830606B2 publication Critical patent/JP4830606B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、レーザダイオードの光出力を制御する光出力制御回路、光出力制御方法及び光出力制御プログラムに関し、特に、光信号を用いて通信を行う光通信装置に好適な光出力制御回路、光出力制御方法及び光出力制御プログラムに関するものである。
光信号を用いて通信を行う光通信装置に搭載される光出力制御回路として、例えば、図7に示す回路構成が挙げられる。光通信装置は、通信を行う際に使用する光信号を図7に示す光出力制御回路にて制御し、該制御した光信号を用いて通信を行うことになる。以下、図7を参照しながら、従来の光出力制御回路の回路構成について説明する。
従来の光出力制御回路は、図7に示すように、LD(Laser Diode)(1)と、モニタPD(Photo Diode)(2)と、I/V変換回路(9)と、比較増幅器(10)と、基準電圧(11)と、バイアス電流制御回路(8)と、パルス電流制御回路(7)と、切替制御部(6)と、第1のスイッチ(5)と、第2のスイッチ(19)と、温度センサ(12)と、A/D変換器(13)と、メモリ(14)と、複数のD/A変換器(15〜18)と、を有して構成される。
この上記構成からなる光出力制御回路は、LD(1)から出力される少なくとも1部分の光信号をモニタPD(2)が受光し、そのLD(1)から出力される光信号の光出力状態に応じた光検出電流をI/V変換回路(9)に出力する。I/V変換回路(9)は、モニタPD(2)から出力された光検出電流を基に、その光検出電流値に応じた電圧値に変換し、その変換した電圧値を比較増幅器(10)に出力する。
比較増幅器(10)は、I/V変換回路(9)から出力された出力電圧値と、基準電圧(11)から出力される基準電圧値と、を比較し、出力電圧値と、基準電圧値と、の差分値(|出力電圧値−基準電圧値|)を算出し、該算出した差分値を増幅した差分電圧値をバイアス電流制御回路(8)に出力する。
バイアス電流制御回路(8)は、比較増幅器(10)から出力された差分電圧値を基に、I/V変換回路(9)から出力される出力電圧値と、基準電圧(11)から出力される基準電圧値と、が等しい電圧値となるように、LD(1)に流れるバイアス電流を制御する。
このように、図7に示す光出力制御回路は、モニタPD(2)と、I/V変換回路(9)と、比較増幅器(10)と、基準電圧(11)と、バイアス電流制御回路(8)と、で負帰還制御回路を構成し、LD(1)は、基準電圧(11)から出力される基準電圧値に応じた光信号を出力することになる。
また、メモリ(14)には、LD(1)の温度補償制御を行うための管理テーブル(図8参照)が格納されている。
なお、管理テーブルは、図8(a)に示すように、パルス電流の設定データが周囲温度に対応したアドレス値と対応付けられて管理されており、また、図8(b)に示すように、バイアス電流の設定データが周囲温度に対応したアドレス値と対応付けられて管理されている。なお、パルス電流、バイアス電流の設定データは、周囲温度の変動に対してLD(1)の光出力状態と消光比とが一定になるように定められて管理される。これにより、温度センサ(12)により検出した周囲温度を示す温度信号をデジタル変換したデジタル値がデジタルA/D変換器(13)を介してメモリ(14)に入力された際に、メモリ(14)は、図8(a)に示す管理テーブルを用いて、そのデジタル値に応じたアドレス値に対応するパルス電流の設定データをD/A変換器(15、16)に出力し、また、図8(b)に示す管理テーブルを用いて、アドレス値に対応するバイアス電流の設定データをD/A変換器(17、18)に出力することになる。
そして、第1のスイッチ(5)は、切替制御部(6)から出力される制御信号を基に、D/A変換器(15、16)から出力されるパルス電流の設定データの何れかの設定データをパルス電流制御回路(7)に出力し、パルス電流制御回路(7)は、第1のスイッチ(5)から出力される設定データに応じたパルス電流をLD(1)に出力し、LD(1)から出力する光信号の光出力状態を制御する。
また、第2のスイッチ(19)は、切替制御部(6)から出力される制御信号を基に、D/A変換器(17、18)から出力されるバイアス電流の設定データの何れかの設定データを基準電圧(11)に出力し、基準電圧(11)は、第2のスイッチ(19)から出力された設定データに応じた基準電圧値に設定し、バイアス電流制御回路(8)は、その基準電圧(11)に設定された基準電圧値と、I/V変換回路(9)から出力される出力電圧値と、が等しい電圧値となるように、LD(1)に流れるバイアス電流を制御する。
なお、図7に示す光出力制御回路を構成するLD(1)から出力される光信号の第1の光出力状態をOUT1とし、第2の光出力状態をOUT2と仮定する。この場合、LD(1)から出力されるOUT1に応じた光検出電流I1と、LD(1)から出力されるOUT2に応じた光検出電流I2と、の電流値が異なることになる。
このため、LD(1)の温度補償制御を行うためには、OUT1に対するパルス電流の設定データと周囲温度に対応したアドレス値とが対応付けられて管理されている管理テーブルと、OUT2に対するパルス電流の設定データと周囲温度に対応したアドレス値とが対応づけられて管理されている管理テーブルと、OUT1に対するバイアス電流(基準電圧)の設定データと周囲温度に対応したアドレス値とが対応付けられて管理されている管理テーブルと、OUT2に対するバイアス電流(基準電圧)の設定データと周囲温度に対応したアドレス値とが対応付けられて管理されている管理テーブルと、をメモリ(14)内に格納することになる。即ち、パルス電流の温度補償制御を行うための図8(a)に示す管理テーブルを、OUT1とOUT2とのそれぞれの光出力状態毎に用意し、また、バイアス電流の温度補償制御を行うための図8(b)に示す管理テーブルを、OUT1とOUT2とのそれぞれの光出力状態毎に用意することになる。
そして、メモリ(14)は、4つの管理テーブルを基に、温度センサ(12)により検出した周囲温度のアドレス値に応じた設定データをそれぞれD/A変換器(15、16、17、18)に出力することになる。この場合、メモリ(14)は、D/A変換器(15)に対し、OUT1に対するパルス電流の設定データを出力し、D/A変換器(16)に対し、OUT2に対するパルス電流の設定データを出力し、D/A変換器(17)に対し、OUT1に対するバイアス電流の設定データを出力し、D/A変換器(18)に対し、OUT2に対するバイアス電流の設定データを出力することになる。
そして、第1のスイッチ(5)は、切替制御部(6)から出力される制御信号を基に、D/A変換器(15)から出力されるOUT1に対するパルス電流の設定データと、D/A変換器(16)から出力されるOUT2に対するパルス電流の設定データと、の何れかのパルス電流の設定データをパルス電流制御回路(7)に出力することになる。
また、第2のスイッチ(19)は、切替制御部(6)から出力される制御信号を基に、D/A変換器(17)から出力されるOUT1に対するバイアス電流の設定データと、D/A変換器(18)から出力されるOUT2に対するバイアス電流の設定データと、の何れかのバイアス電流の設定データを基準電圧(11)に出力することになる。
この第1のスイッチ(5)と第2のスイッチ(19)との切替制御により、D/A変換器(15、17)の組み合わせと、D/A変換器(16、18)の組み合わせと、を切り替え、LD(1)から出力する光信号の光出力状態をOUT1とOUT2とに切り替えることになる。
このように、従来の光出力制御回路は、LD(1)の温度補償制御を行うためのパルス電流を決定するための設定データと、周囲温度に応じたアドレス値と、を関連づけて管理する図8(a)に示す管理テーブルを、OUT1とOUT2とのそれぞれの光出力状態毎に用意し、また、LD(1)の温度補償性制御を行うためのバイアス電流を決定するための設定データと、周囲温度に応じたアドレス値と、を関連づけて管理する図8(b)に示す管理テーブルを、OUT1とOUT2とのそれぞれの光出力状態毎に用意し、その4つの管理テーブルをメモリ(14)内に格納し、そのメモリ(14)内に格納した4つの管理テーブルを用いて、OUT1とOUT2とのそれぞれの光出力状態時に使用するパルス電流とバイアス電流とを決定し、その決定したパルス電流とバイアス電流とを用いてLD(1)の温度補償制御を行うことになる。
このため、LD(1)の温度補償制御を行うための管理テーブル数が多くなり、温度補償制御が複雑となってしまうことになる。また、4つの管理テーブルをメモリ(14)内に格納することになるため、メモリ(14)内のメモリ空間を多く確保しなければならないことになる。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、レーザダイオードを、レーザダイオードの発光しきい電流値付近であるバイアス電流と発光させるためのパルス電流とを重畳した電流で駆動するレーザダイオード駆動回路において、バイアス電流とパルス電流を周囲温度に応じて調整し、光出力および消光比を一定に制御することで、レーザダイオードの経時劣化に対して光出力および消光比を一定に制御できるレーザダイオード駆動回路が開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、レーザダイオード6の光出力を検出するフォトダイオード2と、フォトダイオードの出力電流を利得切り替え可能に増幅する電流増幅回路7と増幅した電流を電圧に変換するI/V変換回路8とからなる光出力モニタ電圧生成部9と、基準電圧を出力する基準電圧源3と、光出力モニタ電圧生成部の出力と基準電圧との差をレーザ駆動源に負帰還する比較整流回路4と、比較整流回路4の出力を基にレーザダイオードの駆動電流を生成するレーザ駆動回路5とで半導体レーザの光出力制御回路を構成し、光出力のダイナミックレンジを広く確保し、光出力を低く設定した場合でも光出力設定値に対するばらつき量の割合を増大させずに安定した光出力を得られるようにした半導体レーザの光出力制御回路が開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
また、レーザ光を出射する半導体レーザ出力制御部110と、この出射されたレーザ光を検出するフォトディテクタ120と、サンプル処理を行うサンプル処理部140と、消去電流パルス、書き込み電流パルスおよび読み出し電流パルスを生成するパルス電流生成部160と、上記各部を制御する制御部180と、を有し、予め設定されたAPCタイミングに基づいてサンプル処理および各パルス電流を生成し、各パルス電流およびサンプル処理に基づいて半導体レーザ出力制御部を制御し、半導体レーザから出力されるレーザ光の強度レベルが変調される場合に、独立的にレーザ光の光強度を変更することができる光ピックアップ装置が開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−135871号公報 特開2003−8139号公報 特開2004−220663号公報
しかしながら、上記特許文献1には、バイアス電流とパルス電流を周囲温度に応じて調整し、光出力および消光比を一定に制御することで、レーザダイオードの経時劣化に対して光出力および消光比を一定に制御できるレーザダイオード駆動回路について開示されているが、温度補償制御の複雑さを緩和することについては何ら考慮されたものではない。
また、上記特許文献2には、光出力のダイナミックレンジを広く確保し、光出力を低く設定した場合でも光出力設定値に対するばらつき量の割合を増大させずに安定した光出力を得られるようにした半導体レーザの光出力制御回路について開示されているが、温度補償制御の複雑さを緩和することについては何ら考慮されたものではない。
また、上記特許文献3には、半導体レーザから出力されるレーザ光の強度レベルが変調される場合に、独立的にレーザ光の光強度を変更することができる光ピックアップ装置について開示されているが、温度補償制御の複雑さを緩和することについては何ら考慮されたものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、温度補償制御の複雑さを緩和することを可能とする光出力制御回路、光通信装置、光出力制御方法及び光出力制御プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる光出力制御回路は、
周囲温度に応じて調整したバイアス電流とパルス電流とを用いてレーザダイオードの温度補償制御を行う光出力制御回路であって、
前記レーザダイオードの光出力状態に応じた光出力電流を出力するモニタフォトダイオードを有し、
前記レーザダイオードの光出力状態を第1の光出力状態と第2の光出力状態とに切り替えて前記レーザダイオードの光出力状態を制御する際に、前記モニタフォトダイオードから出力される光出力電流を増幅し、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換し、該変換した光出力電流を用いて前記バイアス電流を決定し、該決定したバイアス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行うことを特徴とする。
本発明にかかる光通信装置は、
上記記載の光出力制御回路を搭載し、通信を行う際に使用する光信号を前記光出力制御回路にて制御し、該制御した光信号を用いて通信を行うことを特徴とする。
本発明にかかる光出力制御方法は、
周囲温度に応じて調整したバイアス電流とパルス電流とを用いてレーザダイオードの温度補償制御を行う光出力制御装置において行う光出力制御方法であって、
前記光出力制御装置は、
前記レーザダイオードの光出力状態に応じた光出力電流を出力するモニタフォトダイオードを有し、
前記レーザダイオードの光出力状態を第1の光出力状態と第2の光出力状態とに切り替えて前記レーザダイオードの光出力状態を制御する際に、前記モニタフォトダイオードから出力される光出力電流を増幅し、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換し、該変換した光出力電流を用いて前記バイアス電流を決定し、該決定したバイアス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行う工程を、前記光出力制御装置が行うことを特徴とする。
本発明にかかる光出力制御プログラムは、
周囲温度に応じて調整したバイアス電流とパルス電流とを用いてレーザダイオードの温度補償制御を行う光出力制御装置において実行させる光出力制御プログラムであって、
前記光出力制御装置は、
前記レーザダイオードの光出力状態に応じた光出力電流を出力するモニタフォトダイオードを有し、
前記レーザダイオードの光出力状態を第1の光出力状態と第2の光出力状態とに切り替えて前記レーザダイオードの光出力状態を制御する際に、前記モニタフォトダイオードから出力される光出力電流を増幅し、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換し、該変換した光出力電流を用いて前記バイアス電流を決定し、該決定したバイアス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行う処理を、前記光出力制御装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、温度補償制御を行う際に使用するバイアス電流を、第1の光出力状態時と第2の光出力状態時とで共通の基準電圧値を用いて決定することになるため、温度補償制御の複雑さを緩和することが可能となる。
まず、図1を参照しながら、本実施形態における光出力制御回路の特徴について説明する。
本実施形態における光出力制御回路は、周囲温度に応じて調整したバイアス電流(8)とパルス電流(7)とを用いてレーザダイオード(1)の温度補償制御を行う光出力制御回路であり、レーザダイオード(1)の光出力状態を第1の光出力状態(OUT1)と第2の光出力状態(OUT2)とに切り替えてレーザダイオード(1)の光出力状態を制御する際に、第1の光出力状態(OUT1)時と第2の光出力状態(OUT2)時とにおいて共通の基準電圧値(11)を用いてバイアス電流(8)を決定し、該決定したバイアス電流(8)を用いてレーザダイオード(1)の温度補償制御を行うことを特徴とするものである。これにより、温度補償制御を行う際に使用するバイアス電流(8)を、第1の光出力状態(OUT1)時と第2の光出力状態(OUT2)時とで共通の基準電圧値(11)を用いて決定することになるため、温度補償制御の複雑さを緩和することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態における光出力制御回路について詳細に説明する。
まず、図1を参照しながら、本実施形態における光出力制御回路の構成について説明する。
本実施形態における光出力制御回路は、図1に示すように、LD(Laser Diode)(1)と、モニタPD(Photo Diode)(2)と、I/V変換回路(9)と、比較増幅器(10)と、基準電圧(11)と、バイアス電流制御回路(8)と、パルス電流制御回路(7)と、切替制御部(6)と、第1のスイッチ(5)と、温度センサ(12)と、A/D変換器(13)と、メモリ(14)と、複数のD/A変換器(15〜17)と、電流切替回路(3)と、を有して構成される。
なお、本実施形態における光出力制御回路は、図1に示すように、電流切替回路(3)を有し、モニタPD(2)から出力された光出力電流を、LD(1)の光出力状態が第1の光出力状態(OUT1)時と第2の光出力状態(OUT2)時とにおいて共通の値の光出力電流となるように制御し、該制御した光出力電流をI/V変換回路(9)に出力することで、第1の光出力状態(OUT1)時と第2の光出力状態(OUT2)時とにおいて共通の基準電圧値(11)を用いてバイアス電流(8)を決定し、該決定したバイアス電流(8)を用いてLD(1)の温度補償制御を行うことになる。
なお、図1に示す電流切替回路(3)は、スイッチ(4)と、第1のトランジスタ(3A)と、第2のトランジスタ(3B)と、固定抵抗(3D)と、可変抵抗(3E)と、第2の固定抵抗(3C)と、を有して構成される。
なお、図1に示す電流切替回路(3)は、第1のトランジスタ(3A)と、第2のトランジスタ(3B)と、はカレント・ミラー回路を構成することになり、第1のトランジスタ(3A)のエミッタ端子側は、第2の固定抵抗(3C)を介して電源(Vcc)と接続し、コレクタ端子側は、モニタPD(2)のカソード側と接続する。
また、第2のトランジスタ(3B)のエミッタ端子側は、固定抵抗(3D)と可変抵抗(3E)と接続する。なお、可変抵抗(3E)は、第1の光出力状態(OUT1)時と第2の光出力状態(OUT2)時とにおける光出力比を決定することになる抵抗である。
スイッチ(4)は、固定抵抗(3D)と可変抵抗(3E)と接続しており、切替制御部(6)から出力される制御信号を基に、固定抵抗(3D)または可変抵抗(3E)を選択し、その選択した抵抗を電源(Vcc)と接続する。なお、切替制御部(6)がスイッチ(4)に出力する制御信号は、固定抵抗(3D)または可変抵抗(3E)の何れかの抵抗を電源(Vcc)と接続させるための信号であり、この制御信号は、ユーザからの操作等により設定される。
また、第2のトランジスタ(3B)のコレクタ端子側は、I/V変換回路(9)と接続する。なお、I/V変換回路(9)には、電流切替回路(3)により制御されたモニタPD(2)の光検出電流が出力され、I/V変換回路(9)は、その光検出電流値に応じた電圧値に変換し、その変換した電圧値を、比較増幅器(10)に出力する。
比較増幅器(10)は、I/V変換回路(9)から出力された出力電圧値と、基準電圧(11)から出力された基準電圧値と、の差分値(|出力電圧値−基準電圧値|)を算出し、その算出した差分値を増幅し、その増幅した差分電圧値をバイアス電流制御回路(8)に出力する。
バイアス電流制御回路(8)は比較増幅器(10)から出力された差分電圧値を基に、I/V変換回路(9)から出力される出力電圧値と、基準電圧(11)から出力される基準電圧値と、が等しい電圧値となるように、LD(1)に流れるバイアス電流を制御する。
温度センサ(12)は、周囲温度を検出し、該検出した周囲温度に応じた電圧値を発生し、その発生した電圧値に応じたアナログの温度信号をA/D変換器(13)に出力する。
A/D変換器(13)は、温度センサ(12)から出力されたアナログの温度信号をデジタル値に変換し、その変換したデジタル値をメモリ(14)に出力する。
メモリ(14)には、OUT1に対するパルス電流の設定データと周囲温度に対応したアドレス値とが対応付けられて管理されている管理テーブルと、OUT2に対するパルス電流の設定データと周囲温度に対応したアドレス値とが対応づけられて管理されている管理テーブルと、OUT1とOUT2とに対する共通のバイアス電流(基準電圧)の設定データと周囲温度に対応したアドレス値とが対応付けられて管理されている管理テーブルと、が格納されており、温度センサ(12)により検出した周囲温度を示す温度信号をデジタル変換したデジタル値がデジタルA/D変換器(13)を介してメモリ(14)に入力された際に、メモリ(14)は、そのデジタル値に応じたアドレス値に対応する設定データをそれぞれD/A変換器(15、16、17)に出力することになる。この場合、D/A変換器(15)に対し、OUT1に対するパルス電流の設定データを出力し、D/A変換器(16)に対し、OUT2に対するパルス電流の設定データを出力し、D/A変換器(17)に対し、OUT1とOUT2とに対する共通のバイアス電流の設定データを出力することになる。
なお、第1のスイッチ(5)は、切替制御部(6)からの制御信号を基に、D/A変換器(15)から出力されるOUT1に対するパルス電流の設定データと、D/A変換器(16)から出力されるOUT2に対するパルス電流の設定データと、の何れかのパルス電流の設定データをパルス電流制御回路(7)に出力することになる。これにより、パルス電流制御回路(7)は、第1のスイッチ(5)から出力される設定データに応じたパルス電流を基に、LD(1)の光出力を制御することになる。なお、切替制御部(6)が第1のスイッチ(5)に出力する制御信号は、D/A変換器(15)またはD/A変換器(16)の何れかのD/A変換器から出力されるパルス電流の設定データをパルス電流制御回路(7)に出力させるための信号であり、この制御信号は、ユーザからの操作等により設定される。
また、D/A変換器(17)から出力されるOUT1とOUT2とに対する共通のバイアス電流の設定データが基準電圧(11)に出力されることになる。これにより基準電圧(11)は、D/A変換器(17)から出力される設定データに応じた基準電圧値に設定し、バイアス電流制御回路(8)は、その基準電圧(11)に設定された基準電圧値と、I/V変換回路(9)から出力される出力電圧値と、が等しい電圧値となるように、LD(1)に流れるバイアス電流を調整し、その調整したバイアス電流を基に、LD(1)の光出力を制御することになる。
次に、図1を参照しながら、本実施形態における光出力制御回路における制御動作について説明する。
なお、以下の制御動作は、電流切替回路(3)を構成する第2の固定抵抗(3C)と、固定抵抗(3D)と、可変抵抗(3E)との抵抗比を、第2の固定抵抗(3C):固定抵抗(3D):可変抵抗(3E)=1:1:n(n>1)として説明する。
本実施形態における光出力制御回路は、LD(1)から出力される少なくとも1部分の光信号をモニタPD(2)が受光し、そのLD(1)から出力される光信号の光出力状態に応じた光検出電流を電流切替回路(3)に出力する。電流切替回路(3)は、モニタPD(2)から出力された光検出電流を制御し、その制御した光検出電流をI/V変換回路(9)に出力する。I/V変換回路(9)は、電流切替回路(3)から出力された光検出電流を基に、その光検出電流値に応じた電圧値に変換し、その変換した電圧値を比較増幅器(10)に出力する。
比較増幅器(10)は、I/V変換回路(9)から出力される出力電圧値と、基準電圧(11)から出力される基準電圧値と、を比較し、その出力電圧値と基準電圧値との差分となる差分電圧値(|出力電圧値−基準電圧値|)をバイアス電流制御回路(8)に出力する。
バイアス電流制御回路(8)は比較増幅器(10)から出力された差分電圧値を基に、I/V変換回路(9)から出力される出力電圧値と、基準電圧(11)から出力される基準電圧値と、が等しい電圧値となるように、LD(1)に流れるバイアス電流を制御することになる。
このように、本実施形態における光出力制御回路は、モニタPD(2)と、電流切替回路(3)と、I/V変換回路(9)と、比較増幅器(10)と、基準電圧(11)と、バイアス電流制御回路(8)と、で負帰還制御回路を構成し、LD(1)は、基準電圧(11)から出力される基準電圧値に応じた光信号を出力することになる。
<固定抵抗3Dが電源(Vcc)と接続している場合>
この上述した負帰還制御回路を構成する光出力制御回路において、まず、切替制御部(6)からの制御信号を基に、スイッチ(4)が固定抵抗(3D)を選択し、固定抵抗(3D)が電源(Vcc)と接続されている場合について説明する。
この場合、第1のトランジスタ(3A)に流れるエミッタ電流と第2のトランジスタ(3B)に流れるエミッタ電流との比は、第2の固定抵抗(3C)と固定抵抗(3D)との抵抗値の比で決定することになり、本実施形態の場合では、第2の固定抵抗(3C):固定抵抗(3D)=1:1であるため、モニタPD(2)の光検出電流とI/V変換回路(9)に流れる電流とが等しいことになる。
なお、負帰還制御により基準電圧(11)から出力される基準電圧値と、I/V変換回路(9)から出力される出力電圧値と、が等しくなっている状態時に、電流切替回路(3)からI/V変換回路(9)に流れる電流値をI1と仮定する。
<可変抵抗3Eが電源(Vcc)と接続している場合>
次に、切替制御部(6)からの制御信号を基に、スイッチ(4)が可変抵抗(3E)を選択し、可変抵抗(3E)が電源(Vcc)と接続されている場合について説明する。
この場合、第1のトランジスタ(3A)に流れるエミッタ電流と第2のトランジスタ(3B)に流れるエミッタ電流との比は、第2の固定抵抗(3C)と可変抵抗(3E)との抵抗値の比で決定することになり、本実施形態の場合では、第2の固定抵抗(3C):可変抵抗(3E)=1:nであるため、第1のトランジスタ(3A)に流れるエミッタ電流:第2のトランジスタ(3B)に流れるエミッタ電流=n:1となる。
なお、帰還制御により基準電圧(11)から出力される基準電圧値に対し、I/V変換回路(9)に流れる電流値をI1とするためには、第1のトランジスタ(3A)に流れるエミッタ電流、すなわち、モニタPD(2)の光検出電流がn×I1である必要があり、LD(1)の光出力状態は、スイッチ(4)により固定抵抗(3D)が選択されている場合のn倍となる。この光出力比は、可変抵抗(3E)の抵抗値により任意に設定することが可能となり、温度センサ(12)により検出される周囲温度によらず一定に保持されることになる。
即ち、モニタPD(2)から出力される光検出電流をスイッチ(4)を用いてn(nは、任意の正の実数)倍に変換し、LD(1)の光出力状態がOUT1とOUT2との光出力状態時で共通の値の光出力電流をI/V変換回路(9)に出力するように制御することで、温度補償制御を行うためのバイアス電流を決定するための設定データを、周囲温度に対応したアドレス値と対応づけて、OUT1とOUT2との光出力状態毎に管理テーブルにて管理することなく、温度補償制御を行うためのバイアス電流を決定するための設定データを、周囲温度に対応したアドレス値と対応づけて、OUT1とOUT2との光出力状態共通の1つの管理テーブルにて管理することが可能となる。そして、そのOUT1とOUT2との光出力状態共通の1つの管理テーブルをメモリ(14)に格納し、メモリ(14)は、温度センサ(12)により検出した周囲温度のアドレス値に応じたOUT1とOUT2とに対する共通のバイアス電流の設定データをD/A変換器(17)に出力し、そのD/A変換器(17)に出力された設定データが基準電圧(11)に出力されることになる。これにより基準電圧(11)は、D/A変換器(17)から出力される設定データに応じた基準電圧値を設定し、バイアス電流制御回路(8)は、その基準電圧(11)に設定された基準電圧値と、I/V変換回路(9)から出力される出力電圧値と、が等しい電圧値となるように、LD(1)に流れるバイアス電流を調整し、その調整したバイアス電流を基に、LD(1)の光出力を制御することになる。
また、LD(1)の光出力状態がOUT1とOUT2との光出力状態時において所望の消光比を実現するためのパルス電流の設定データは、周囲温度に対応したアドレス値と対応づけて、OUT1とOUT2との光出力状態毎に管理テーブルにて管理することになり、そのOUT1とOUT2との光出力状態毎の管理テーブルをメモリ(14)に格納し、メモリ(14)は、温度センサ(12)により検出した周囲温度のアドレス値に応じたOUT1のパルス電流の設定データをD/A変換器(15)に出力し、温度センサ(12)により検出した周囲温度のアドレス値に応じたOUT2のパルス電流の設定データをD/A変換器(16)に出力することになる。そして、第1のスイッチ(5)は、切替制御部(6)からの制御信号を基に、D/A変換器(15)から出力されるOUT1のパルス電流の設定データ、または、D/A変換器(16)から出力されるOUT2のパルス電流の設定データの何れかのパルス電流の設定データをパルス電流制御回路(7)に出力し、パルス電流制御回路(7)からLD(1)に出力するパルス電流を決定することになる。
このように、本実施形態における光出力制御回路は、モニタPD(2)から出力される光出力電流を電流切替回路(3)において変換し、LD(1)の光出力状態がOUT1とOUT2との光出力状態時において共通の光出力電流をI/V変換回路(9)に出力するように制御することで、LD(1)の光出力状態がOUT1とOUT2との光出力状態時において共通のバイアス電流の設定データを用いて、LD(1)から出力するOUT1とOUT2との光出力状態時の光出力パワーの温度補償制御を行うことが可能となる。従って、温度補償制御を行うためのバイアス電流の設定データを管理するための管理テーブルを1つ用意するだけで良く、従来の光出力制御回路のように、温度補償制御を行うためのバイアス電流の設定データを管理するための管理テーブルをOUT1とOUT2とのそれぞれの光出力状態毎に用意する必要がないため、温度補償制御の複雑さを緩和することが可能となる。また、従来の光出力制御回路よりも1つ少ない管理テーブルをメモリ(14)に格納するだけで、温度補償制御を行うことが可能となるため、メモリ空間の軽減を図ることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態における光出力制御回路は、電流切替回路(3)をモニタPD(2)のカソード側に接続し、モニタPD(2)から出力された光出力電流を変換し、OUT1とOUT2との光出力状態時において共通の値の光出力電流をI/V変換回路(9)に出力するように制御したが、第2の実施形態における光出力制御回路は、図2に示すように、電流切替回路(3)をモニタPD(2)のアノード側に接続し、モニタPD(2)から出力された光出力電流を変換し、OUT1とOUT2との光出力状態時において共通の値の光出力電流がI/V変換回路(9)に出力されるように制御することを特徴とするものである。これにより、第1の実施形態における光出力制御回路と同様に、温度補償制御の複雑さを緩和することが可能となると共に、メモリ空間の低減を図ることが可能となる。以下、図2を参照しながら、第2の実施形態における光出力制御回路について説明する。
第2の実施形態における光出力制御回路は、図2に示すように、電流切替回路(3)をモニタPD(2)のアノード側に接続して構成される。
なお、第2の実施形態における電流切替回路(3)は、図2に示すように、第1のトランジスタ(3A)と、第2のトランジスタ(3B)と、第3のトランジスタ(3F)と、第4のトランジスタ(3G)と、固定抵抗(3D)と、可変抵抗(3E)と、第2の固定抵抗(3C)と、第3の固定抵抗(3H)と、第4の固定抵抗(3I)と、固定抵抗(3D)または可変抵抗(3E)を選択するスイッチ(4)と、を有して構成される。
なお、第1のトランジスタ(3A)のコレクタ端子側は、モニタPD(2)のアノード側と接続し、第1のトランジスタ(3A)のエミッタ端子側は、第2の固定抵抗(3C)を介して接地(GND)に接続している。
また、第2のトランジスタ(3B)のコレクタ端子側は、第3のトランジスタ(3F)のコレクタ端子側と接続し、第2のトランジスタ(3B)のエミッタ端子側は、固定抵抗(3D)と、可変抵抗(3E)と、に接続し、スイッチ(4)により選択された固定抵抗(3D)または可変抵抗(3E)を接地(GND)に接続している。
また、第3のトランジスタ(3F)のコレクタ端子側は、第2のトランジスタ(3B)のコレクタ端子側と接続し、第3のトランジスタ(3F)のエミッタ端子側は、第3の固定抵抗(3H)を介して、モニタPD(2)のカソード側と、電源(Vcc)と、に接続している。
また、第4のトランジスタ(3G)のコレクタ端子側は、I/V変換回路(9)と接続し、第4のトランジスタ(3G)のエミッタ端子側は、第4の固定抵抗(3I)を介して、モニタPD(2)のカソード側と、電源(Vcc)と、に接続している。
このように、第2の実施形態における光出力制御回路は、電流切替回路(3)をモニタPD(2)のアノード側に接続して構成した場合でも、図2に示すような回路構成を設計することで、第1の実施形態と同様に、モニタPD(2)から出力された光出力電流を変換し、OUT1とOUT2との光出力状態時において共通の値の光出力電流をI/V変換回路(9)に出力することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態における光出力制御回路は、図3に示すように、第2の実施形態における光出力制御回路と同様に、電流切替回路(3)をモニタPD(2)のアノード側に接続して構成し、更に、電源切替回路(3)を構成する可変抵抗(3E)及びスイッチ(4)を電源(Vcc)側に接続するように構成したことを特徴とするものである。これにより、第1、第2の実施形態における光出力制御回路と同様に、温度補償制御の複雑さを緩和することが可能となると共に、メモリ空間の低減を図ることが可能となる。以下、図3を参照しながら、第3の実施形態における光出力制御回路について説明する。
第3の実施形態における光出力制御回路は、図3に示すように、電流切替回路(3)をモニタPD(2)のアノード側に接続して構成される。
なお、第3の実施形態における電流切替回路(3)は、図3に示すように、第1のトランジスタ(3A)と、第2のトランジスタ(3B)と、第3のトランジスタ(3F)と、第4のトランジスタ(3G)と、固定抵抗(3D)と、可変抵抗(3E)と、第2の固定抵抗(3C)と、第3の固定抵抗(3H)と、第4の固定抵抗(3I)と、固定抵抗(3D)または可変抵抗(3E)を選択するスイッチ(4)と、を有して構成される。
なお、第1のトランジスタ(3A)のコレクタ端子側は、モニタPD(2)のアノード側と接続し、第1のトランジスタ(3A)のエミッタ端子側は、第3の固定抵抗(3H)を介して接地(GND)に接続している。
また、第2のトランジスタ(3B)のコレクタ端子側は、第3のトランジスタ(3F)のコレクタ端子側と接続し、第2のトランジスタ(3B)のエミッタ端子側は、第4の固定抵抗(3I)を介して接地(GND)に接続している。
また、第3のトランジスタ(3F)のコレクタ端子側は、第2のトランジスタ(3B)のコレクタ端子側と接続し、第3のトランジスタ(3F)のエミッタ端子側は、第2の固定抵抗(3C)を介して、モニタPD(2)のカソード側と、電源(Vcc)と、に接続している。
また、第4のトランジスタ(3G)のコレクタ端子側は、I/V変換回路(9)と接続し、第4のトランジスタ(3G)のエミッタ端子側は、固定抵抗(3D)と、可変抵抗(3E)と、に接続し、スイッチ(4)により選択された固定抵抗(3D)または可変抵抗(3E)を、モニタPD(2)のカソード側と、電源(Vcc)と、に接続している。
このように、第3の実施形態における光出力制御回路は、電流切替回路(3)をモニタPD(2)のアノード側に接続して構成した場合でも、図3に示すような回路構成を設計することで、第1の実施形態と同様に、モニタPD(2)から出力された光出力電流を変換し、OUT1とOUT2との光出力状態時において共通の値の光出力電流をI/V変換回路(9)に出力することが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態における光出力制御回路は、図4〜図6に示すように、電流切替回路(3)から出力される光出力電流の平均値を検出し、その検出した平均値の光出力電流をI/V変換回路(9)に出力する平均値検出器(20)を有することを特徴とするものである。これにより、電流切替回路(3)から出力される光出力電流を平均化し、その平均化した光出力電流をI/V変換回路(9)に出力することが可能となる。
なお、図4は、第1の実施形態における光出力制御回路に対し、平均値検出器(20)を搭載した場合の構成を示し、図5は、第2の実施形態における光出力制御回路に対し、平均値検出器(20)を搭載した場合の構成を示し、図6は、第3の実施形態における光出力制御回路に対し、平均値検出器(20)を搭載した場合の構成を示すものである。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述した実施形態における光出力制御回路において、メモリ(14)内にて管理する管理テーブルのテーブル構成は、特に限定するものではなく、LD(1)の温度補償制御を行う際に使用するパルス電流、バイアス電流の設定データと、周囲温度に対応したアドレス値と、を対応付けて管理することが可能であれば、あらゆる管理方法を用いて、温度補償制御を行う際に使用するパルス電流、バイアス電流の設定データと、周囲温度に対応したアドレス値と、を対応付けて管理し、その管理した設定データを用いてLD(1)の温度補償制御を行うことは可能である。
また、上述した実施形態における光出力制御回路における制御動作は、ハード構成ではなく、コンピュータプログラム等のソフトウェアにより実行することも可能であり、また、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録し、その記録媒体から上記プログラムを、光出力制御を行う光出力制御装置に読み込ませることで、上述した制御動作を、光出力制御装置において実行させることも可能である。また、所定のネットワークを介して接続されている外部機器から上記プログラムを光出力制御装置に読み込ませることで、上述した制御動作を、光出力制御装置において実行させることも可能である。
本発明にかかる光出力制御回路、光出力制御方法及び光出力制御プログラムは、光信号を用いて通信を行う光通信装置に適用可能である。
第1の実施形態における光出力制御回路の構成を示す図である。 第2の実施形態における光出力制御回路の構成を示す図である。 第3の実施形態における光出力制御回路の構成を示す図である。 第4の実施形態における光出力制御回路の第1の構成を示す図であり、図1に示す第1の実施形態における光出力制御回路に対し、平均値検出器(20)を搭載した場合の構成を示す図である。 第4の実施形態における光出力制御回路の第2の構成を示す図であり、図2に示す第2の実施形態における光出力制御回路に対し、平均値検出器(20)を搭載した場合の構成を示す図である。 第4の実施形態における光出力制御回路の第3の構成を示す図であり、図3に示す第3の実施形態における光出力制御回路に対し、平均値検出器(20)を搭載した場合の構成を示す図である。 従来の光出力制御回路の構成を示す図である。 光出力制御回路を構成するメモリ(14)内に格納される管理テーブルのテーブル構成を示す図であり、(a)は、LD(1)の温度補償制御を行うためのパルス電流の設定データが周囲温度に対応したアドレス値と対応付けられて管理されている図であり、(b)は、LD(1)の温度補償制御を行うためのパルス電流の設定データが周囲温度に対応したアドレス値と対応付けられて管理されている図である。
符号の説明
1 LD(Laser Diode)
2 モニタPD(Photo Diode)
3 電流切替回路
4 スイッチ
5 第1のスイッチ
6 切替制御部
7 パルス電流制御回路
8 バイアス電流制御回路
9 I/V変換回路
10 比較増幅器
11 基準電圧
12 温度センサ
13 A/D変換器
14 メモリ
15、16、17、18 D/A変換器
19 第2のスイッチ
3A 第1のトランジスタ
3B 第2のトランジスタ
3F 第3のトランジスタ
3G 第4のトランジスタ
3C 第2の固定抵抗
3D 固定抵抗
3E 可変抵抗
3H 第3の固定抵抗
3I 第4の固定抵抗

Claims (17)

  1. 周囲温度に応じて調整したバイアス電流とパルス電流とを用いてレーザダイオードの温度補償制御を行う光出力制御回路であって、
    前記レーザダイオードの光出力状態に応じた光出力電流を出力するモニタフォトダイオードを有し、
    前記レーザダイオードの光出力状態を第1の光出力状態と第2の光出力状態とに切り替えて前記レーザダイオードの光出力状態を制御する際に、前記モニタフォトダイオードから出力される光出力電流を増幅し、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換し、該変換した光出力電流を用いて前記バイアス電流を決定し、該決定したバイアス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行うことを特徴とする光出力制御回路。
  2. 周囲温度を検出する温度センサと、
    前記第1の光出力状態時に使用する第1のパルス電流の値を周囲温度に対応付けて管理し、前記温度センサにて検出した周囲温度に応じた前記第1のパルス電流の値を出力する第1の管理手段と、
    前記第2の光出力状態時に使用する第2のパルス電流の値を周囲温度に対応付けて管理し、前記温度センサにて検出した周囲温度に応じた前記第2のパルス電流の値を出力する第2の管理手段と、
    前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通に使用するバイアス電流の値を周囲温度に対応付けて管理し、前記温度センサにて検出した周囲温度に応じた前記バイアス電流の値を出力する第3の管理手段と、
    前記第1のパルス電流の値と、前記第2のパルス電流の値と、の何れかのパルス電流の値を基に、前記パルス電流を決定し、該決定したパルス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行うパルス電流制御手段と、
    前記バイアス電流の値を前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とにおいて共通の基準電圧値とし、前記光出力電流に応じた出力電圧値と、前記基準電圧値と、が等しい電圧値となるように前記バイアス電流を決定し、該決定したバイアス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行うバイアス電流制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の光出力制御回路。
  3. 前記第1のパルス電流の値と、前記第2のパルス電流の値と、の何れかのパルス電流の値を選択する選択手段を有し、
    前記パルス電流制御手段は、
    前記選択手段により選択されたパルス電流の値を基に、前記パルス電流を決定することを特徴とする請求項2記載の光出力制御回路。
  4. 前記モニタフォトダイオードは、
    前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで異なる値の光出力電流を出力することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の光出力制御回路。
  5. 前記バイアス電流制御手段は、
    前記モニタフォトダイオードから出力される光出力電流を、n(nは、任意の正の実数)倍に増幅し、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換することを特徴とする請求項から4の何れか1項に記載の光出力制御回路。
  6. 前記モニタフォトダイオードから出力される光出力電流を、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換し、該変換した光出力電流を出力する電流切替手段と、
    前記電流切替手段から出力される光出力電流を基に、該光出力電流に応じた出力電圧値に変換する電流電圧変換手段と、
    前記電流電圧変換手段により変換した出力電圧値と、前記基準電圧値と、を比較し、前記出力電圧値と前記基準電圧値との差分となる差分値を算出し、該算出した差分値を増幅した差分電圧値を出力する比較増幅手段と、を有し、
    前記バイアス電流制御手段は、
    前記比較増幅手段にて増幅した差分電圧値を基に、前記出力電圧値と、前記基準電圧値と、が等しい電圧値となるように前記バイアス電流を決定し、該決定したバイアス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行うことを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載の光出力制御回路。
  7. 前記電流切替手段は、
    固定抵抗と、可変抵抗と、を有し、
    前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで、前記固定抵抗と、前記可変抵抗と、を切り替えて、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換し、該変換した光出力電流を出力することを特徴とする請求項6記載の光出力制御回路。
  8. 前記電流切替手段から出力される光出力電流の平均値を検出し、該検出した平均値の光出力電流を前記電流電圧変換手段に出力する平均値検出手段を有し、
    前記電流電圧変換手段は、
    前記平均値検出手段から出力される光出力電流に応じた出力電圧値に変換することを特徴とする請求項6または7記載の光出力制御回路。
  9. 前記電流切替手段は、前記モニタフォトダイオードのカソード側に接続されてなることを特徴とする請求項6または7記載の光出力制御回路。
  10. 前記電流切替手段は、
    第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、前記固定抵抗と、前記可変抵抗と、第2の固定抵抗と、前記固定抵抗または前記可変抵抗を選択するスイッチと、を有して構成し、
    前記第1のトランジスタのコレクタ端子側は、前記モニタフォトダイオードのカソード側と接続し、前記第1のトランジスタのエミッタ端子側は、前記第2の固定抵抗を介して電源に接続し、
    前記第2のトランジスタのコレクタ端子側は、前記電流電圧変換手段と接続し、前記第2のトランジスタのエミッタ端子側は、前記固定抵抗と、前記可変抵抗と、に接続し、前記スイッチにより選択された前記固定抵抗または前記可変抵抗を電源に接続して構成されてなることを特徴とする請求項9記載の光出力制御回路。
  11. 前記電流切替手段は、前記モニタフォトダイオードのアノード側に接続されてなることを特徴とする請求項6または7記載の光出力制御回路。
  12. 前記電流切替手段は、
    第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、第3のトランジスタと、第4のトランジスタと、前記固定抵抗と、前記可変抵抗と、第2の固定抵抗と、第3の固定抵抗と、第4の固定抵抗と、前記固定抵抗または前記可変抵抗を選択するスイッチと、を有して構成し、
    前記第1のトランジスタのコレクタ端子側は、前記モニタフォトダイオードのアノード側と接続し、前記第1のトランジスタのエミッタ端子側は、前記第2の固定抵抗を介して接地に接続し、
    前記第2のトランジスタのコレクタ端子側は、前記第3のトランジスタのコレクタ端子側と接続し、前記第2のトランジスタのエミッタ端子側は、前記固定抵抗と、前記可変抵抗と、に接続し、前記スイッチにより選択された前記固定抵抗または前記可変抵抗を接地に接続し、
    前記第3のトランジスタのコレクタ端子側は、前記第2のトランジスタのコレクタ端子側と接続し、前記第3のトランジスタのエミッタ端子側は、前記第3の固定抵抗を介して、前記モニタフォトダイオードのカソード側と、電源と、に接続し、
    前記第4のトランジスタのコレクタ端子側は、前記電流電圧変換手段と接続し、前記第4のトランジスタのエミッタ端子側は、前記第4の固定抵抗を介して、前記モニタフォトダイオードのカソード側と、電源と、に接続してなることを特徴とする請求項11記載の光出力制御回路。
  13. 前記電流切替手段は、
    第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、第3のトランジスタと、第4のトランジスタと、前記固定抵抗と、前記可変抵抗と、第2の固定抵抗と、第3の固定抵抗と、第4の固定抵抗と、前記固定抵抗または前記可変抵抗を選択するスイッチと、を有して構成し、
    前記第1のトランジスタのコレクタ端子側は、前記モニタフォトダイオードのアノード側と接続し、前記第1のトランジスタのエミッタ端子側は、前記第3の固定抵抗を介して接地に接続し、
    前記第2のトランジスタのコレクタ端子側は、前記第3のトランジスタのコレクタ端子側と接続し、前記第2のトランジスタのエミッタ端子側は、前記第4の固定抵抗を介して接地に接続し、
    前記第3のトランジスタのコレクタ端子側は、前記第2のトランジスタのコレクタ端子側と接続し、前記第3のトランジスタのエミッタ端子側は、前記第2の固定抵抗を介して、前記モニタフォトダイオードのカソード側と、電源と、に接続し、
    前記第4のトランジスタのコレクタ端子側は、前記電流電圧変換手段と接続し、前記第4のトランジスタのエミッタ端子側は、前記固定抵抗と、前記可変抵抗と、に接続し、前記スイッチにより選択された前記固定抵抗または前記可変抵抗を、前記モニタフォトダイオードのカソード側と、電源と、に接続してなることを特徴とする請求項11記載の光出力制御回路。
  14. 前記第1の管理手段と、前記第2の管理手段と、前記第3の管理手段と、は共通のメモリ空間で管理されてなることを特徴とする請求項2記載の光出力制御回路。
  15. 請求項1から14の何れか1項に記載の光出力制御回路を搭載し、通信を行う際に使用する光信号を前記光出力制御回路にて制御し、該制御した光信号を用いて通信を行うことを特徴とする光通信装置。
  16. 周囲温度に応じて調整したバイアス電流とパルス電流とを用いてレーザダイオードの温度補償制御を行う光出力制御装置において行う光出力制御方法であって、
    前記光出力制御装置は、
    前記レーザダイオードの光出力状態に応じた光出力電流を出力するモニタフォトダイオードを有し、
    前記レーザダイオードの光出力状態を第1の光出力状態と第2の光出力状態とに切り替えて前記レーザダイオードの光出力状態を制御する際に、前記モニタフォトダイオードから出力される光出力電流を増幅し、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換し、該変換した光出力電流を用いて前記バイアス電流を決定し、該決定したバイアス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行う工程を、前記光出力制御装置が行うことを特徴とする光出力制御方法。
  17. 周囲温度に応じて調整したバイアス電流とパルス電流とを用いてレーザダイオードの温度補償制御を行う光出力制御装置において実行させる光出力制御プログラムであって、
    前記光出力制御装置は、
    前記レーザダイオードの光出力状態に応じた光出力電流を出力するモニタフォトダイオードを有し、
    前記レーザダイオードの光出力状態を第1の光出力状態と第2の光出力状態とに切り替えて前記レーザダイオードの光出力状態を制御する際に、前記モニタフォトダイオードから出力される光出力電流を増幅し、前記第1の光出力状態時と前記第2の光出力状態時とで共通の値の光出力電流に変換し、該変換した光出力電流を用いて前記バイアス電流を決定し、該決定したバイアス電流を用いて前記レーザダイオードの温度補償制御を行う処理を、前記光出力制御装置に実行させることを特徴とする光出力制御プログラム。
JP2006113705A 2006-04-17 2006-04-17 光出力制御回路、光通信装置、光出力制御方法及び光出力制御プログラム Expired - Fee Related JP4830606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113705A JP4830606B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 光出力制御回路、光通信装置、光出力制御方法及び光出力制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113705A JP4830606B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 光出力制御回路、光通信装置、光出力制御方法及び光出力制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007287936A JP2007287936A (ja) 2007-11-01
JP4830606B2 true JP4830606B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=38759418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006113705A Expired - Fee Related JP4830606B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 光出力制御回路、光通信装置、光出力制御方法及び光出力制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4830606B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5357118B2 (ja) * 2010-08-09 2013-12-04 旭化成エレクトロニクス株式会社 半導体レーザ駆動制御回路
TWI511397B (zh) * 2013-08-08 2015-12-01 Via Tech Inc 具溫度補償之雷射驅動電路和雷射驅動方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62118588A (ja) * 1985-11-19 1987-05-29 Toshiba Corp レ−ザダイオ−ドの駆動回路
JPH11213428A (ja) * 1998-01-29 1999-08-06 Hitachi Ltd レーザダイオードの駆動制御装置及び光ディスク装置
JP2005019546A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体レーザの送信制御回路
JP2005229488A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光送受信モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007287936A (ja) 2007-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6292497B1 (en) Laser diode driving method and circuit
JP5011805B2 (ja) 光送信器
JP4200535B2 (ja) 発光素子の駆動回路
JP2008108409A (ja) 受光増幅回路、光ピックアップ装置および光ディスク装置
JP2006352360A (ja) 光受信器
JP2011035190A (ja) マルチビームレーザ光量制御回路および該マルチビームレーザ光量制御回路を具備する光走査装置
US7057423B2 (en) Current-voltage transforming circuit employing limiter circuit
JP2009016747A (ja) レーザダイオード駆動装置及び光走査装置
JP2007028372A (ja) 受光増幅回路およびそれを用いた光ピックアップ装置
JP4912283B2 (ja) 半導体装置、その半導体装置を使用した半導体レーザ駆動装置及び画像形成装置
JP4830606B2 (ja) 光出力制御回路、光通信装置、光出力制御方法及び光出力制御プログラム
JP2006179981A (ja) 光受信器
JP4581345B2 (ja) 発光素子駆動装置及び画像形成装置
JP4732243B2 (ja) レーザ駆動回路、光ピックアップおよび記録再生装置
JP2006229224A (ja) レーザダイオードのレーザ閾値を決定する方法
JP2008205614A (ja) 受光回路
JP2000244052A (ja) 半導体レーザ駆動装置
US20020093999A1 (en) Laser diode drive circuit and optical transmission system
JPH0817258B2 (ja) 半導体発光素子駆動回路
JP2006100555A (ja) 発光素子駆動回路および前置増幅回路
JPH08298337A (ja) 光出力モニタ回路
JP2005196877A (ja) 光集積素子
JP5255533B2 (ja) 受光回路
JP3275866B2 (ja) 半導体レーザ駆動装置及び半導体レーザ駆動方法
JP4733944B2 (ja) 光送信器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees