JP4827152B2 - 電子機器、サーキュレータ及びアイソレータ並びにその収納器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓋を介して収納物に器の底部方向への押し圧力を加えて収納物を収納器内に固定する電子機器及びその収納器に関し、特には、例えば、携帯電話基地局等に使用されるサーキュレータ又はアイソレータ及びその収納器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の、蓋を介して収納物に器の底部方向への押し圧力を加えて収納物を収納器内に固定する電子機器及びその収納器の例として、サーキュレータの蓋、収納物及び器の組み立て手順を示す斜視図であり、図6はその組み立て後の断面図である。なお、後述のようにアイソレータはサーキュレータのひとつのポートに抵抗素子を取り付けたものであり、組み立て手順及び組み立て後の断面図は図5及び図6と同じである。
図6に示すように従来のサーキュレータ又はアイソレータは層状の構造であり、図の上から順に、蓋1、上鉄板2、永久磁石3、下鉄板4、シールド板5、フェライトディスク6、中心導体7、フェライトディスク6、シールド板5及び器8から構成される。この内、上鉄板2、永久磁石3、下鉄板4、シールド板5、フェライトディスク6、中心導体7、フェライトディスク6及びシールド板5を総称して収納物9と記すことにする。H1は前記収納物9の図の上端から下端までの寸法である。8bは前記器8の底部である。
図5に示すように中心導体7は板状であり、通常サーキュレータの場合、3個のポート(線路)を有する。また、器8は鍔8a及び底部8bを備えた円筒器状の容器であり、円筒器部には前記3個のポート(線路)を通すための切り欠きがある。
【0003】
図7は前記従来のサーキュレータ又はアイソレータの蓋1を示し、図7(a)は蓋1の平面図、図7(b)は図7(a)のA―A断面図、図7(c)は図7(b)のB―B矢視図である。蓋1は、例えばニッケルメッキされた厚さ0.2mmのSPCC材をプレス加工により図のように成形する。蓋1は側板1aにつながった平面状の外板1b、外板1bにつながって図7(b)の下方向に傾斜した斜板1c及び斜板1cにつながった平面状の天井1dから構成する。そして、側板1aは突き当て板1eを具備する。側板1aの内径寸法は前記鍔8aが挿入可能で突き当て板1eが後述するように組み立て後鍔8aに当接できるよう適切に設定する。
突き当て板1eは前記プレス加工により次のように成形する。まず、根元1e1を除く突き当て板1eの長方形の3辺の外側に図7(c)に示すコ字型捨て溝1a1を打ち抜き、側板1aと同一平面上に(すなわち根元1e1で後述のように折り曲げる前の)突き当て板1eを形成する。続いて図7(b)に示すように根元1e1で折り曲げて、先端1e2が側板1aのXi側に位置するように傾斜を付けて成形する。前記のようにコ字型捨て溝1a1を打ち抜くので、成形後は図7(c)に示すように側板1aの突き当て板1eの成形された場所には突き当て板1eより広い窓状の穴が明けられる。
【0004】
次に、従来のサーキュレータ又はアイソレータの組み立てについて、組み立て手順を示す部分断面図である図8を参照しながら、蓋1の取り付けを中心に説明する。
図8(a)は、収納物9を器8に収納した後、器8の鍔8aを蓋1の側板1aに挿入し、押し込んで突き当て板1eが鍔8aに接触した状態を示す。H2は外板1bの図の上面の最外周部1b1(側板1aに連なる折り曲げ部は除く)から天井1dの図の上面までの寸法である。この状態では後述のような、突き当て板1eの先端1e2のXo方向への移動は無いので、Xi方向ばね力も作用しない。
図8(b)は更に押し込んで突き当て板1eの内面(図のXi側の面)が鍔8aに接触しかつ、天井1dが収納物9に接触しない状態を示す。
図8(c)は更に押し込んで突き当て板1eの先端1e2が鍔8aに接触しかつ、天井1dが収納物9に接触した状態を示す。図8(c)のH2寸法は図8(a)及び図8(b)のH2寸法と同じなので、後述のような、H2寸法の縮小によるYd方向ばね力は働かない。そして、突き当て板1eの先端1e2が押されてXo方向に移動し、根元1e1には先端1e2をXi方向に戻そうとするXi方向ばね力が作用する。
なお、各構成部品の図の上下方向寸法の組み合わせによっては(例えばH1寸法が大きい場合等)図8(b)のように突き当て板1eの内面(図のXi側の面)が鍔8aに接触した状態で、図8(c)のように天井1dが収納物9に接触する場合もあるが、この場合も前記同様、Yd方向ばね力は働かず、Xi方向ばね力が作用する。
図8(d)は更に押し込んで突き当て板1eが鍔8aを通り超して、前記のXi方向ばね力により先端1e2がXi方向に戻り、先端1e2が鍔8aの下縁8a1に当接して係合した状態を示す。この状態で天井1dは収納物9に当接して図のYu方向の変位を生じるため、H2寸法の縮小によるYd方向ばね力が働き、収納物9が天井1dにより底部8b(図6に示す)方向に押圧力が加えられて固定される。H3は外板1bと斜板1cのつなぎ部1b2から外板1bの図の上面の最外周部1b1(側板1bに連なる折り曲げ部は除く)までの寸法である。図8(a)及び図8(b)の状態ではH3寸法は0であるが、図8(c)の状態では前記Yu方向の変位のため、H3寸法は正値となる。
【0005】
続いて、前記従来技術として例示した、サーキュレータの作用について説明する。なお、アイソレータは後述のようにサーキュレータのひとつのポートに抵抗素子を取り付けることによって構成されるので、作用についてはサーキュレータと同様である。
サーキュレータの作用は、フェライトディスク6と中心導体7とから成る回路に適切な外部磁界を加えると、フェライトディスク6の磁気共鳴現象の応用により非可逆特性となることを利用したものであり、詳細には次のようになる。
フェライトディスク6が永久磁石3の直流磁界により磁化されると、フェライトディスク6のテンソル透磁率によりサーキュレータに非可逆伝送特性が生じる。これは、フェライトディスク6の高周波磁界の右回りの円偏波透磁率と、左回りの円偏波透磁率とが異なった値を示すようになることに起因している。ここで、電波を中心導体7の一つのポートから挿入すると、二つの円偏波透磁率の差により、合成された偏波面が回転し、電波は循環して次のポートに伝搬される。この円偏波透磁率の差は、主にフェライトディスク6の内部磁界(外部磁界の印加に起因する)によって決定され、3ポートのサーキュレータならば、偏波面が30度回転するように調整される。
そして前記のように非可逆特性となることを生かして、2端子増幅器の入・出力の分離、アンテナ共用器の同一アンテナによる同時送・受信等に用いられる。
アイソレータはサーキュレータのひとつのポートに抵抗素子を取り付けることによって構成される。例えばポート3に取り付けた場合、ポート1からポート2には伝送されるが、ポート2から入った信号はポート3の、抵抗素子で減衰するためポート1に伝送されない。このような機能を生かして、アイソレータは増幅器のインピーダンス整合、合波器の混変調防止など、反射波による悪影響を除去するために使用される。
【0006】
そして、最近のマイクロ波通信事業の発展により、種々の通信装置が生産されるようになったが、これらの装置を小型化する要求が強く、例えば、前記の携帯電話基地局等に使用されるサーキュレータ又はアイソレータについても、小型化することが求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の、蓋を介して収納物に器の底部方向への押し圧力を加えて収納物を収納器内に固定する電子機器(特にサーキュレータ又はアイソレータ)及びその収納器、には下記のような問題点が有る。
1)前記H2寸法の縮小によるYd方向ばね力により収納物9を押し付けて固定するのであるが、H2寸法の縮小可能寸法は蓋1の可逆変形の範囲内であるため僅少であり、前記H1寸法の僅少な変動によって、次のような不具合が生じる。
▲1▼H1が小さ過ぎると、Yd方向ばね力が不足するか又は無くなり、収納物9の固定が不十分又は不可能になる。
▲2▼H1が大き過ぎると、前記蓋1の可逆変形の範囲をはみ出して、H2寸法の縮小可能な限度を超えてしまい、図8(c)の状態まで蓋1を押し込むことができず、蓋1の組み付けが不可能になる。
2)図8(d)のH2寸法とH3寸法の合計寸法の分、全体厚さ寸法が大きくなり、薄型化の障害になるので、前記小型化の要求に対応することが困難である。
【0008】
そこで本発明の目的は、H1寸法の僅少な変動による収納物9の固定の障害や蓋1の組み付けの障害の無い電子機器及びその収納器を提供することであり、
特には、H1寸法の僅少な変動による収納物9の固定の障害や蓋1の組み付けの障害の無いサーキュレータ又はアイソレータ及びその収納器を提供することである。
更に本発明の目的は、全体厚さ寸法が小さい薄型化された電子機器及びその収納器を提供することであり、
特には、全体厚さ寸法が小さい薄型化されたサーキュレータ又はアイソレータ及びその収納器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上部開口部の外側方向に鍔部を形成した器と、平面状の天井を有し前記天井の端部に側板を形成した蓋を有し、器内に収納物を収納して蓋で封する構成の電子機器であって、収容物として、サーキュレータ又はアイソレータを構成する永久磁石とフェライトディスクと中心導体と鉄板を含み、前記鉄板が器の鍔部よりも僅かに突出して蓋側に表れるように前記収容物を重ね、蓋には側板が延伸された1本または隙間をはさんで複数本の爪を有する爪部が設けられており、蓋の天井を前記鉄板と当接させ押し付けて、器の鍔と蓋の天井との間に空間を形成した状態とし、蓋により収納物に対して器の底部方向に押圧力が加わるように、前記蓋の爪を折り曲げて前記器の鍔部の下縁に係合させたことを特徴とする電子機器である。
【0010】
本発明においては、前記蓋がSPCC材を円形状にプレス加工してなるものであることが好ましい。
【0011】
また、前記中心導体の3個のポートを通すために、前記器には底部から上部開口部に至る切り欠きが3箇所形成されているのも好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の第一の形態であるサーキュレータ又はアイソレータを図面に基づいて説明する。なお、同一部分は前記図5乃至図8と同一の参照符号で示す。
図1は実施の第一の形態の組み立て後の断面図であり、蓋1以外は前記図5及び図6に示す従来のサーキュレータ又はアイソレータと同じ構成である。
図2は実施の第一の形態の蓋1の図面であり、図2(a)は前記蓋1の側面図、図2(b)は図2(a)のC―C矢視図である。蓋1は、例えばニッケルメッキされた厚さ0.2mmのSPCC材をプレス加工により図のように成形する。蓋1は平面状の天井1d、天井1dにつながった側板1a及び側板1aが延伸された3個所の爪部から構成され、前記3個所の爪部は各々1本の爪1fを有する。前記3個所の爪部同士の間隔はできるだけ等しくすることが好ましい。
【0015】
そして図1に示すように器8内に前記収納物9が収納された後、蓋1が取り付けられる。H1は前記収納物9の図の上端から下端までの寸法、H4は器8の図の上端から器8の底部8bまでの寸法(すなわち、器8の上端から収納物9の下端までの寸法)である。H1はH4より大きくなるように構成する。
また、鍔8aの外径寸法は前記側板1aの内径寸法より小さくし、かつ鍔8aを側板1aに挿入後、後述する図3のR1寸法ができるだけ小さくなるように設定することが好ましい。
【0016】
図3は実施の第一の形態の組み立て途中の部分断面図(ただし、側板1aおよび爪1fの一部は断面にはしない)であり、器8に収納物9を収納し、つぎに、鍔8aを側板1aに挿入し、収納物9を天井1dに当接させた状態を示す。これは後述の、収納物9を天井1dで押し付ける力を加えながら、前記爪1fを折り曲げる前の状態である。
この状態において、蓋1の側板端1gと 鍔8aの下縁8a1及び上縁8a2の(図の上下方向の)位置関係は、側板端1gが下縁8a1と上縁8a2の間に位置するように構成する。
H5は下縁8a1から爪1f先端までの寸法であり、R1は側板1a内周と鍔8a外周との隙間寸法である。R2は鍔8a外周から器8の円筒器部外周までの寸法である。H5寸法は、後述するように爪1fを内側に折り曲げて下縁8a1に係合させたとき、爪1f先端が下縁8a1に確実に係合し、かつ爪1f先端が器8の円筒器部外周に当たらないような適切な値に設定し、好ましくは、H5寸法を爪1f先端が下縁8a1の前記R2寸法の略中間に位置するように設定すると、H1寸法の増大及び減少の両方に対応でき、対応可能な増減値はR2寸法値よりは小さいがそれに近い値になるので、従来の蓋1のH2寸法の僅少な縮小可能寸法よりも大きい値となり、H1寸法の変動に対応するのが容易になる。
また、従来必要だった図8(c)のH2とH3の合計寸法が不要となるので、その分、薄型化が可能となる。
【0017】
続いて実施の第一の形態の組み立てについて図1及び図3に基づいて説明する。まず、器8に収納物9を収納する。つぎに、鍔8aを側板1aに挿入し、収納物9を天井1dに当接させる。更に、前記挿入する力を加え(すなわち、底部8bにより収納物9を天井1dに押し付ける力を加え)ながら、爪1fを内側に折り曲げて下縁8a1に係合させる。このようにして、収納物9が天井1dにより底部8b方向に押圧力が加えられて固定されるのである。
ここで仮に、爪部が2箇所だけ(すなわち爪1fが2本だけ)の場合は下縁8a1に係合する爪1fが少なすぎて、蓋1の固定が不完全になりやすいが、実施の第一の形態においては、前記のように爪部を3箇所(すなわち爪1fを3本)としたので、このような不都合を無くすことができる。
【0018】
次に、本発明の実施の第二の形態であるサーキュレータ又はアイソレータを図面に基づいて説明する。
図4は実施の第二の形態の蓋1の図面であり、図4(a)は前記蓋1の側面図、図4(b)は図4(a)のC―C矢視図であり、同一部分は前記図2と同一の参照符号で示す。この蓋1においては、隙間をはさんで形成された2個の爪1fから成る爪部が間隔をおいて3箇所配設される。前記3箇所の爪部同士の間隔はできるだけ等しくすることが好ましい。
そして上記以外は器8および収納物9も含め、実施の第一の形態と同じ構成である。続いて以下、実施の第一の形態と同様に組み立てる。
ここで、実施の第二の形態では前記のように一つの爪部に2個の爪1fが形成されているので、例えば振動のかかる環境で長期間使用したため、爪部の2個の爪1fの内の1個の係合がゆるくなっても、もう1個の爪1fで係合が保持できるので、実施の第一の形態に比べてさらに信頼性を高くすることができる。
【0019】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではく、機能、生産性等を勘案して最適の形態とすれば良い。
また、下記のような変形も可能である。
(1)実施の第一の形態および第二の形態では各部品の平面形状は円形としたが、四角形等の多角形の形状でも良い。
(2)実施の第一の形態および第二の形態では爪部を3箇所としたが4箇所以上でも良い。
(3)実施の第二の形態では爪部1箇所当たりの爪1fの数量を2本としたが3本以上でも良い。
そして、これら変形同士の組み合わせ或いは実施の形態と変形との組み合わせは任意に行える。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、H1寸法の僅少な変動による収納物9の固定の障害や蓋1の組み付けの障害の無い電子機器及びその収納器を提供することができ、
特には、H1寸法の僅少な変動による収納物9の固定の障害や蓋1の組み付けの障害の無いサーキュレータ又はアイソレータ及びその収納器を提供することができる。
更に本発明によれば、ばね部分がなくても確実に内容物を固定することができ、ばね部の寸法を省略することにより全体厚さ寸法が小さい薄型化された電子機器及びその収納器を提供することができ、
特には、ばね部分がなくても確実に内容物を固定することができ、ばね部の寸法を省略することにより全体厚さ寸法が小さい薄型化されたサーキュレータ又はアイソレータ及びその収納器を提供することができる。
更に本発明によれば、H1寸法のの変動によらず内容物を確実に固定することができるため、振動などの耐環境特性に優れた電子機器及びその収納器を提供することができ、
特には、 H1寸法のの変動によらず内容物を確実に固定することができるため、振動などの耐環境特性に優れたサーキュレータおよびアイソレータ及びその収納器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態であるサーキュレータ又はアイソレータの組み立て後の断面図である。
【図2】本発明の実施の第一の形態であるサーキュレータ又はアイソレータの蓋の図面である
【図3】本発明の実施の第一の形態であるサーキュレータ又はアイソレータの組み立て途中の部分断面図である。
【図4】本発明の実施の第二の形態であるサーキュレータ又はアイソレータの蓋の図面である
【図5】従来のサーキュレータ又はアイソレータの組み立て手順を示す斜視図である。
【図6】従来のサーキュレータ又はアイソレータの組み立て後の断面図である。
【図7】従来のサーキュレータ又はアイソレータの蓋の図面である。
【図8】従来のサーキュレータ又はアイソレータの組み立て手順を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 蓋、1a 側板、1a1 コ字型捨て溝、1b 外板、
1b1 最外周部、1b2 つなぎ部、1c 斜板、1d 天井、
1e 突き当て板、 1e1 根元、1e2 先端、1f 爪、1g 側板端、
2 上鉄板 、3 永久磁石、4 下鉄板、5シールド板、
6 フェライトディスク、7 心導体、8 器、8a 鍔、8a1 下縁、
8a2 上縁、8b 底部、9 収納物
Claims (3)
- 上部開口部の外側方向に鍔部を形成した器と、平面状の天井を有し前記天井の端部に側板を形成した蓋を有し、器内に収納物を収納して蓋で封する構成の電子機器であって、
収容物として、サーキュレータ又はアイソレータを構成する永久磁石とフェライトディスクと中心導体と鉄板を含み、前記鉄板が器の鍔部よりも僅かに突出して蓋側に表れるように前記収容物を重ね、
蓋には側板が延伸された1本または隙間をはさんで複数本の爪を有する爪部が設けられており、蓋の天井を前記鉄板と当接させ押し付けて、器の鍔と蓋の天井との間に空間を形成した状態とし、蓋により収納物に対して器の底部方向に押圧力が加わるように、前記蓋の爪を折り曲げて前記器の鍔部の下縁に係合させたことを特徴とする電子機器。 - 前記蓋がSPCC材を円形状にプレス加工してなるものであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記中心導体の3個のポートを通すために、前記器には底部から上部開口部に至る切り欠きが3箇所形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
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