JP4822768B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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本発明は不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、メモリセルを高密度に配置できるとともに高速動作が可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
一般的に半導体記憶装置は大容量や低価格、高速動作可能であることなどが求められる。このため半導体記憶装置においては素子や配線のサイズ、配線間のサイズ等が微細化されることによりメモリセルが高密度に配置されている。メモリセルの高密度配置が可能なROM(Read Only Memory)の1つとして、1セル/ビットのメモリセルを用いたシングルエンド型ROMがある。
シングルエンド型ROMでは高速動作を実現するため、差動型センスアンプが用いられる。センスアンプはインバータ回路により構成することも可能であるが、この場合にはROMの容量が大きくなるにつれて速度劣化が著しくなる。差動型センスアンプではレファレンス電位(参照電位)とデータ出力線の電位との微小な電位差を増幅してデータの論理レベルを決定することにより高速動作を実現できる。
微細化に伴い、ビット線間の結合容量に起因して生じるカップリングノイズが無視できなくなっている。ノイズによる影響を回避するため、たとえばビット線間にシールド線を設けてビット線間の結合容量を小さくするという方法がある。しかしシールド線を設けるとメモリセル間のサイズが大きくなる。このため、半導体記憶装置の最大のメリットである、メモリセルの高密度配置という特徴が活かせなくなる。
たとえば特開平11−232891号公報(特許文献1)には、メモリセルアレイが複数のブロックに分割され、各ブロックのビット線のいずれかをカラムアドレスデコーダに選択的に接続する選択スイッチと所定電位線に接続する選択スイッチとが設けられたことを特徴とする不揮発性半導体メモリが開示される。この不揮発性半導体メモリによれば各動作モードにおける印加電圧条件を低容量負荷によって達成できるので、高速動作が実現できる。
特開平11−232891号公報
1セル/ビット型の半導体記憶装置においてビット線間にシールド配線を設けない場合、メモリセルを高密度に配置したレイアウトを設計しようとすれば、ビット線の間隔は必然的に狭くなる。しかしビット線の間隔が狭くなるほどビット線間のカップリングノイズの問題が顕著に生じる。
カップリングノイズの影響が特に深刻になるのは、メモリセルからデータを読出すためワード線を活性化した際に、そのメモリセルに接続される選択ビット線の電位レベルがH(論理ハイ)レベルとなり、かつ、選択ビット線の両隣にある非選択ビット線のメモリセルに記憶されるデータによって、非選択ビット線の電位レベルがHレベルからL(論理ロー)レベルに変化する場合である。この場合、選択ビット線の電位は両隣の非選択ビット線の電位変化に伴って引き下げられるので、リファレンス電位とデータ出力線の電位との電位差が減少する。よって、センスアンプにおいて動作上のマージンを確保することが困難になる。また、差動型センスアンプが用いられているにも関わらず高速動作を実現することが困難になる。
なお選択ビット線の電位レベルがLレベルの場合にも選択ビット線の電位が引き下げられる。しかしこの場合には差動センスアンプの動作上、特に問題は生じない。
ビット線間隔を広げたりビット線間にシールド配線を設けたりすれば、カップリングノイズを小さくしたり、カップリングノイズの影響をほとんど無くすことが可能になる。しかしながら、いずれの場合にもメモリセルアレイの面積が増加する。
本発明の目的は、メモリセルを高密度に配置することが可能になるとともに高速動作が可能になる不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
本発明は要約すれば、不揮発性半導体記憶装置であって、第1および第2のメモリバンクを備える。第1および第2のメモリバンクの各々は、行列状に配列され、各々がデータを不揮発的に記憶する複数のメモリセルを含む。不揮発性半導体記憶装置は、第1のメモリバンクに含まれる複数のメモリセルの各列に対応して設けられる複数の第1のビット線と、第2のメモリバンクに含まれる複数のメモリセルの各列に対応して設けられる複数の第2のビット線と、複数の第1のビット線に対応してそれぞれ設けられ、各複数の第1のビット線と複数の第2のビット線のうちの対応する第2のビット線とを電気的に接続可能な複数の接続部と、データ読出時に、複数の第1および第2のビット線のうちのいずれか1つのビット線を対象のビット線として選択し、対象のビット線に対応して設けられる接続部を非導通状態に設定し、複数の接続部のうち、対象のビット線に対応して設けられる接続部以外の接続部を導通状態に設定する列選択回路とをさらに備える。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、メモリセルを高密度に配置することが可能になるとともに高速動作が可能になる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の適用例を示す図である。
図1を参照して、半導体集積回路100は、たとえばマイクロコンピュータやシステムLSI(Large Scale Integration)などである。半導体集積回路100はROM1と、RAM(Random Access Memory)2と、CPU(Central Processing Unit)3と、外部とのデータの入出力を行なう周辺回路4とを含む。ROM1は本発明の不揮発性半導体記憶装置に相当する。ROM1は、たとえば製造工程にてデータが書き込まれた以後はデータの書換えが不可能なマスクROMである。ROM1はフラッシュメモリでもよいが以下ではマスクROMであるとして説明する。
図2は、図1のROM1の概略構成図である。
図2を参照して、ROM1は、クロック端子14と、アドレス端子16と、データ出力端子18とを備える。また、ROM1は、クロックバッファ22と、アドレスバッファ24と、出力バッファ26と、制御回路28とを備える。さらに、ROM1は、行アドレスデコーダ30と、列アドレスデコーダ32と、センスアンプ/出力制御回路ブロック34と、メモリセルアレイ36とを備える。
クロック端子14はクロック信号CLK,CKEを受ける。クロックバッファ22はクロック信号CLK,CKEに応じて各ブロックの動作の基準となる内部クロック信号を生成する。内部クロック信号はアドレスバッファ24、出力バッファ26、制御回路28に入力される。
アドレス端子16は、外部アドレス信号A0〜An(nは自然数)を受ける。アドレスバッファ24は、外部アドレス信号A0〜Anを取込み、内部アドレス信号を生成する。内部アドレス信号は行アドレスデコーダ30および列アドレスデコーダ32に送られる。
データ出力端子18は、データを外部に出力する端子であって、データQ0〜Qi(iは自然数)を外部へ出力する。出力バッファ26は、読出時にセンスアンプ/出力制御回路ブロック34から受ける内部データ(IQと示す)をデータ出力端子18に出力する。
行アドレスデコーダ30は、内部アドレス信号に応じ、メモリセルアレイ36に含まれる複数のワード線の中から対象のワード線を選択する。また、列アドレスデコーダ32は、メモリセルアレイ36に含まれる複数のビット線から対象のビット線を選択する。
センスアンプ/出力制御回路ブロック34は、読出されたデータに対応してデータ出力線(コモン出力線)に発生する微小の電位変化を検出/増幅し、データの論理レベルを判定して内部データを出力バッファ26に出力する。
メモリセルアレイ36は、データを不揮発的に記憶するメモリセルが行列状に複数配置される。複数のメモリセルの各行に対応して複数のワード線が配置され、各列に対応して複数のビット線が配置される。メモリセルアレイ36の構成は後に詳細に説明する。
制御回路28はROM1の全体動作を制御する。具体的には制御回路28は行アドレスデコーダ30、列アドレスデコーダ32、センスアンプ/出力制御回路ブロック34、および出力バッファ26を制御する。
メモリセルからのデータ読出時には、メモリセルアレイ36中のビット線が電源電位VDDにプリチャージされた後、列アドレスデコーダ32によって選択されたビット線がデータ出力線と接続される。そして、行アドレスデコーダ30によってワード線が選択されて活性化されると、選択されたメモリセルからビット線およびデータ出力線にデータが出力される。センスアンプ/出力制御回路ブロック34は、読出されたデータに対応してデータ出力線に発生した微小の電位変化を検出/増幅し、出力バッファ26にデータを出力する。これによって、選択されたメモリセルから内部データIQが読出される。
図3は、図2のメモリセルアレイ36およびメモリセルアレイ36の周辺の構成を説明する図である。
図3を参照して、メモリセルアレイ36はバンクBK0,BK1に分割されて配置される。バンクBK0,BK1の各々は行列状に配置された複数のメモリセルを含む。各バンクにおいては複数のメモリセルの各列に対応して複数のビット線が設けられ、複数のメモリセルの各行に対応して複数のワード線が設けられる。
図3ではバンクBK0に含まれる複数のメモリセルとしてメモリセルM00〜M03を代表的に示し、バンクBK1に含まれる複数のメモリセルとしてメモリセルM10〜M13を代表的に示す。メモリセルM00〜M03のそれぞれに対応してビット線BL0<0>〜BL0<3>が設けられ、メモリセルM10〜M13のそれぞれに対応してビット線BL1<0>〜BL1<3>が設けられる。
また、メモリセルM00〜M03に対応してワード線WL0<A>が設けられ、メモリセルM10〜M13に対応してワード線WL1<A>が設けられる。なおワード線WL0<A>,WL1<A>は行アドレスデコーダ30によって活性化される。
バンクBK0にはビット線BL0<0>〜BL0<3>に対応してリファレンスビット線RBL0およびメモリセルM0Rが設けられ、バンクBK1にはビット線BL1<0>〜BL1<3>に対応してリファレンスビット線RBL1およびメモリセルM1Rが設けられる。これらのリファレンスビット線およびメモリセルは、対象のメモリセルのデータ読出時に読出されたデータが「1」、「0」のいずれであるかを判別するために用いられる。メモリセルM0R,M1Rには「0」のデータが記憶される。
列選択回路32AはNAND回路NA0〜NA3およびPチャネルMOSトランジスタT0〜T3を含む。NAND回路NA0〜NA3の各々は一方に信号BS0を受ける。また、NAND回路NA0〜NA3は信号CS0〜CS3をそれぞれの他方に受ける。
PチャネルMOSトランジスタT0〜T3は、NAND回路NA0〜NA3のそれぞれの出力をゲートに受けて、ビット線とコモン出力線CR0とを電気的に接続する。
列選択回路32BはNAND回路NA0〜NA3に代えてNAND回路NA4〜NA7を含み、PチャネルMOSトランジスタT0〜T3に代えてPチャネルMOSトランジスタT4〜T7を含む点で列選択回路32Aと異なる。NAND回路NA4〜NA7の各々は一方に信号BS0を受ける。またNAND回路NA0〜NA3は信号CS0〜CS3をそれぞれの他方に受ける。PチャネルMOSトランジスタT4〜T7のそれぞれはビット線BL1<0>〜BL1<3>に対応して設けられ、ビット線とコモン出力線CR1とを電気的に接続する。列選択回路32Bの他の部分の構成は列選択回路32Aと同様であるので以後の説明は繰り返さない。
ここで信号BS0,BS1はバンクBK0,BK1をそれぞれ選択することを示す信号であり、信号CS0〜CS3はビット線BL0<0>〜BL0<3>のそれぞれを選択することを示す信号である。
なお、リファレンスビット線RBL0はPチャネルMOSトランジスタT0Rによってコモン出力線CR0に接続され、リファレンスビット線RBL1はPチャネルMOSトランジスタT1Rによってコモン出力線CR1に接続される。PチャネルMOSトランジスタT0R,T1Rのそれぞれは信号BS0,BS1に応じて導通する。
選択信号発生回路32Cは内部アドレス信号(図示せず)に応じて信号CS0〜CS3を出力する。また、バンク選択回路32Dは内部アドレス信号に応じて信号BS0,BS1を出力する。
列選択回路32A,32B、選択信号発生回路32Cおよびバンク選択回路32Dは図2に示す列アドレスデコーダ32に含まれる。図3に示すように列アドレスデコーダ32のうち、列選択回路32A,32BはバンクBK0,BK1のそれぞれに隣接して設けられてもよいし、選択信号発生回路32Cおよびバンク選択回路32Dとともに1つの回路ブロックとして設けられてもよい。列アドレスデコーダ32はビット線BL0<0>〜BL0<3>,BL1<0>〜BL1<3>のうちのいずれか1つのビット線を選択する。
センスアンプSAは制御回路28からセンス動作を可能にするための信号SEを受けるとセンス動作を行なう。データ読出時にはリファレンスビット線RBL0,RBL1にリファレンス電位が与えられる。バンクBK0に含まれるメモリセルからデータを読出す際には、リファレンスビット線RBL1がコモン出力線CR1に接続され、バンクBK1に含まれるメモリセルからデータを読出す際には、リファレンスビット線RBL0がコモン出力線CR0に接続される。リファレンス電位が与えられる一方のコモン出力線と読出されたデータに応じた電位が与えられる他方のコモン出力線との電位差がセンスアンプSAにより増幅され、メモリセルから読出されたデータが「1」か「0」かのいずれであるかが確定する。
以後、コモン出力線の電位レベルについて、たとえば電源電位VDDのようにリファレンス電位よりも高い場合には「Hレベル」と称し、たとえば接地電位のようにリファレンス電位よりも低い場合には「Lレベル」と称する。コモン出力線の電位レベルがHレベルの場合にはデータは「1」であり、Lレベルの場合にはデータは「0」である。
スイッチSW0〜SW3はビット線BL0<0>〜BL0<3>のそれぞれに対して設けられ、ビット線BL0<0>〜BL0<3>とビット線BL1<0>〜BL1<3>とをそれぞれ電気的接続することができる。スイッチSW0〜SW3はたとえばPチャネルMOSトランジスタにより構成される。スイッチSW0〜SW3は信号CS0〜CS3をそれぞれ受け、導通状態と非導通状態とを切り換える。
コモン出力線CR0,CR1に共通に容量CPが設けられる。図3に示すように、容量CPはたとえばゲートに電源電位が与えられ、一方端がコモン出力線CR0,CR1に共通に接続され、他方端が接地されるPチャネルMOSトランジスタにより構成される。このPチャネルMOSトランジスタのサイズはPチャネルMOSトランジスタT0〜T7、スイッチSW0〜SW3の各々のサイズと等しい。また、この容量CPには、上述のPチャネルMOSトランジスタが6個含まれる。なお、これら6個のPチャネルMOSトランジスタの配置は特に限定されるものではない。
バンクBK0内のメモリセルからデータが読出される場合には、コモン出力線CR0にはPチャネルMOSトランジスタT0〜T3,T0R,およびスイッチSW0が負荷容量として接続される。一方、コモン出力線CR1におけるリファレンス電位は、Hレベル時のコモン出力線CR0の電位とLレベル時のコモン出力線CR0の電位とのほぼ中間に設定される必要がある。
このようにリファレンス電位を設定するため、コモン出力線CR1に接続される負荷容量の大きさはコモン出力線CR0の2倍の大きさとなる必要がある。コモン出力線CR1には既に6個の負荷容量(PチャネルMOSトランジスタT4〜T7,T1R,およびスイッチSW0)が接続される。よって容量CPとして6個のPチャネルMOSトランジスタが設けられる。
なお列選択回路32A,32BおよびスイッチSW0〜SW7においては、PチャネルMOSトランジスタに代えてNチャネルMOSトランジスタやフルCMOS回路が用いられてもよい。
実施の形態1における動作を要約すると以下のとおりである。バンクBK0,BK1のいずれかの選択バンクにおいて、あるビット線が選択された場合、そのビット線に対応して設けられるスイッチ(スイッチSW0〜SW3のいずれかのスイッチ)がオフすることで、非選択バンクの相対するビット線との電気的な接続が切断される。一方、選択バンク中の非選択ビット線は非選択バンク中の相対するビット線と電気的に接続される。これにより非選択ビット線の負荷容量が大きくなるので、ワード線が活性化されてもビット線の電位変化の速度を遅くすることができる。よって選択ビット線へのカップリングノイズの影響を低減させることができる。
プリチャージ回路40,41はバンクBK0,BK1のそれぞれに対応して設けられる。プリチャージ回路40はワード線WL0<A>が不活性化されている期間に、信号PCに応じてビット線BL0<0>〜BL0<3>およびリファレンスビット線RBL0を電源電位VDDにプリチャージする。同様に、プリチャージ回路41はワード線WL1<A>が不活性化されている期間に、信号PCに応じてビット線BL1<0>〜BL1<3>およびリファレンスビット線RBL1を電源電位VDDにプリチャージする。
図4は、図3のプリチャージ回路40の構成例を説明する図である。
図4を参照して、プリチャージ回路40はPチャネルMOSトランジスタ40A〜40Eを含む。PチャネルMOSトランジスタ40A〜40Eの各ソースは電源ノードW1に接続され、各ゲートは信号PCを受ける。PチャネルMOSトランジスタ40A〜40Eのドレインはビット線BL0<0>〜BL3<0>およびリファレンスビット線RBL0にそれぞれ接続される。なお、プリチャージ回路41の構成はプリチャージ回路40と同様であり、ビット線BL0<0>〜BL3<0>およびリファレンスビット線RBL0をビット線BL1<0>〜BL1<3>およびリファレンスビット線RBL1にそれぞれ置き換えた構成である。よってプリチャージ回路41の構成については以後の説明を繰り返さない。
図5は、図3のメモリセルの構成例およびメモリセルへのプログラムを説明する図である。
図5を参照して、メモリセルM00,M01は、たとえばNチャネルMOSトランジスタNM0,NM1によってそれぞれ構成される。NチャネルMOSトランジスタNM0,NM1のドレインはビット線BL0<0>,BL0<1>にそれぞれ接続される。NチャネルMOSトランジスタNM0,NM1のゲートはワード線WL0<A>に接続される。
プログラムはNチャネルMOSトランジスタのソースを接地ノードに接続するか否かにより行なう。NチャネルMOSトランジスタNM0のソースが接地ノードに接続されることによりメモリセルM00には「0」のデータがプログラムされる。一方、NチャネルMOSトランジスタNM1のソースは接地ノードに接続されない。これによってメモリセルM01には「1」のデータがプログラムされる。
データ読出時にワード線WL0<A>が活性化されると、NチャネルMOSトランジスタNM0はビット線BL0<0>の電位を電源電位VDDから低下させる。一方、NチャネルMOSトランジスタNM1はビット線BL0<1>の電位を電源電位VDDからほとんど変化させない(あるいはわずかに低下させる)。なお、データ「1」をメモリセルから読出す場合にビット線の電位が電源電位VDDから低下してもよい。
図6は、実施の形態1でのビット線およびリファレンスビット線の配置例を示す平面図である。
図6を参照して、リファレンスビット線RBLを両脇から挟むようにシールド配線SH1,SH2が設けられる。メモリセルを高密度に配置するため、ビット線の間にはシールド配線は設けられていない。シールド配線SH1,SH2によりビット線BL<0>〜BL<3>のいずれかのビット線とリファレンスビット線RBLとの間でカップリングノイズが生じるのを防ぐことができる。図6に示す配置はバンクBK0,バンクBK1の両方に適用される。
次に、ROM1の動作の概略を説明する。以下ではバンクBK0のメモリセルM00からデータを読出すものとして説明する。
図7は、ROM1の動作を示すタイミングチャートである。
図7を参照して、時刻t1以前において信号BS0,BS1,CS0〜CS3はいずれもLレベルである。このとき各ビット線、各リファレンスビット線および各ローカル線の電位はプリチャージによって電源電位VDDに設定されている。
時刻t1では信号BS0がHレベルに変化する。これによりバンクBK0が選択される。なお信号BS1がHレベルに変化した場合にはバンクBK1が選択される。
また、時刻t1では信号PCがLレベルからHレベルに変化し、プリチャージが終了する。さらに、信号CS0がHレベルに変化してビット線BL0<0>が選択される。さらにワード線WL0<A>の電位(電位VWLA)のレベルがHレベルに変化し、メモリセルM00からデータが読出される。なお時刻t1以後においても、信号BS1,CS1〜CS3および電位VWL(ワード線WL0<A>以外のワード線の電位)はLレベルのまま変化しない。
データの読出しに応じてビット線BL0<0>の電位VBL0<0>は電源電位VDDから低下する。さらに、メモリセルM0Rに「0」のデータがプログラムされているので、リファレンスビット線RBL1の電位VR1(およびリファレンスビット線RBL0の電位)が電源電位VDDから低下する。電位VBL0<0>が電位VR1よりも高いか低いかによって、電位VBL0<0>のレベルはHレベルかLレベルかのいずれかとなる。また電位VR1はHレベル時の電位VBL0<0>とLレベル時の電位VBL0<0>の中間の電位となる。
ワード線WL0<A>の活性化により、ビット線BL0<1>〜ビット線BL0<3>(非選択ビット線)の各々に接続されるメモリセル(NチャネルMOSトランジスタ)によって、非選択ビット線の電位も電源電位VDDから低下する。電位VB0<1>〜VB0<3>はビット線BL0<1>〜ビット線BL0<3>の電位をそれぞれ示す。
たとえば信号CS1がLレベルであるのでスイッチSW1は導通状態である。よってビット線BL0<1>はビット線BL1<1>に電気的に接続される。ビット線BL0<1>の容量値がビット線BL0<1>の容量値よりも大きいため、電位VBL0<1>の変化は、電位VBL0<1>がHレベル、Lレベルのいずれの場合にも電位VB0<0>の変化よりも小さい。よって、電位VB0<0>は電位VBL0<1>の変化の影響を受けにくくなる。
このように、非選択バンク(バンクBK1)側の非選択ビット線を選択バンク(バンクBK0)側の非選択ビット線と結合することにより、選択バンク側の非選択ビット線の電位変化の速度が遅くなる。非選択バンク側の非選択ビット線は、いわばデカップル容量と同じ役割を果たす。これにより、実施の形態1では非選択ビット線が選択ビット線に及ぼすカップリングノイズの影響を緩和することができる。
なお、電位VBL0<2>,電位VBL0<3>の各々の変化は電位VBL0<1>の変化と同様であるので以後の説明は繰り返さない。
電位VL0,VLCはそれぞれ図3のローカル線L0,LCの電位を示す。ローカル線L0はコモン出力線CR0とPチャネルMOSトランジスタT0とを接続する線であり、ローカル線LCはコモン出力線CR0とPチャネルMOSトランジスタT0Rとを接続する線である。電位VL0は電位VBL0<1>と同様に変化し、電位VLCは電位VR1と同様に変化する。
時刻t2以後、信号PCがLレベルに変化するのでプリチャージが行なわれる。よって各ビット線、各リファレンスビット線および各ローカル線の電位は電源電位VDDに復帰する。
続いて、実施の形態1の不揮発性半導体記憶装置の効果を説明するため比較例を示す。
図8は、実施の形態1の比較例の構成を示す図である。
図8を参照して、メモリセルアレイ36AはバンクBK0,BK1が1つの出力回路ブロックとして構成されている。バンクBK0はメモリセルM00〜M03を含み、バンクBK1はメモリセルM04〜M07を含む。メモリセルM00〜M07に対応してビット線BL0<0>〜BL0<7>がそれぞれ設けられる。またメモリセルM00〜M07に対応してワード線WL<A>が設けられる。
列選択回路32Eは図3に示す列選択回路32A,32Bを含む回路である。なお、図8には示さないが、実施の形態1と同様に選択信号発生回路32Cから信号CS0〜CS3が出力され、バンク選択回路32Dから信号BS0,BS1が出力される。
ビット線BL0<0>〜BL0<7>は列選択回路32Eを介してコモン出力線COに電気的に接続される。コモン出力線COおよびリファレンス出力線ROはセンスアンプSAに接続される。コモン出力線COおよびリファレンス出力線ROはそれぞれ図3のコモン出力線CR0,CR1のいずれか一方および他方に相当する。
リファレンス出力線ROにはPチャネルMOSトランジスタT10を介してリファレンスビット線RBL0が接続されるとともに、PチャネルMOSトランジスタT11を介してリファレンスビット線RBL1が接続される。また、実施の形態1と同様にリファレンス出力線ROには容量CPが接続される。
リファレンスビット線RBL0,RBL1のそれぞれにはメモリセルM0R,M1Rが接続される。メモリセルM0R,M1Rにはそれぞれ「0」,「1」のデータが記憶される。
実施の形態1と同様にリファレンス出力線ROの電位、すなわちリファレンス電位は、Hレベル時のコモン出力線COの電位とLレベル時のコモン出力線COの電位のほぼ中間の電位に設定される必要がある。このため、同様にリファレンス出力線ROの負荷容量はコモン出力線COに接続される負荷容量のほぼ2倍となる必要がある。コモン出力線COにはPチャネルMOSトランジスタT0〜T7が負荷容量として接続される。よってリファレンス出力線ROには容量CPとして、PチャネルMOSトランジスタT0〜T7と同サイズのPチャネルMOSトランジスタが16個接続される。
図9は、図8のビット線およびリファレンスビット線の配置例を示す図である。
図9を参照して、ビット線BL0<0>〜BL7<0>、リファレンスビット線RBL0,RBL1およびシールド配線SH1〜SH3が設けられる。実施の形態1と同様にカップリングノイズの影響を防ぐため、シールド配線SH1とシールド配線SH2との間にリファレンスビット線RBL0が設けられ、シールド配線SH2とシールド配線SH3との間にリファレンスビット線RBL1が設けられる。
実施の形態1ではリファレンス出力線に接続される寄生容量素子の数が減ることによってリファレンス出力線部のレイアウトオーバーヘッドを抑えることができる。上述のように比較例の場合には、リファレンス出力線ROにコラム選択スイッチと同サイズのPチャネルMOSトランジスタ(負荷容量)が16個必要である。これに対し、実施の形態1では非選択バンク側のコモン出力線をリファレンス出力線として利用することによりリファレンス出力線における容量素子の数は6個に削減される。容量素子の数を減らすことによりメモリセルアレイの面積を縮小することができる。
たとえば要求ワード数に応じてたとえば4行単位に構成を変えることが可能なROM(コンパイラ型ROM)においては、ビット線の長さに依存してビット線の寄生容量の大きさが変化する。この場合にも、リファレンスビット線の負荷容量はビット線の負荷容量の2倍となり、リファレンスコモン出力線の負荷容量も、コモン出力線の負荷容量の2倍の大きさが必要となる。実施の形態1ではリファレンス出力線に接続される負荷容量の数を比較例よりも減らすことができるため、特にコンパイラ型ROMのようにビット線の寄生容量が変化する場合には比較例よりも有利である。
また、実施の形態1では、センスアンプSAに対してバンクBK0,BK1やコモン出力線CR0,CR1、リファレンスビット線RBL0,RBL1等が対称に設けられている。これによりセンスアンプSAでの差動動作において必要となる対称性を容易に確保することができる。
次に実施の形態1において高速動作が可能な理由を以下に説明する。
図10は、比較例での動作を示すタイミングチャートである。
図10を参照して、時刻t1,t2は図7の時刻t1,t2にそれぞれ対応する。時刻t1以前には信号PC、ワード線WL<A>の電位VWLAがともにLレベルであるので全ビットのプリチャージが行なわれている。時刻t1においてワード線WL<A>の電位VWLAがHレベルに変化するとともに信号PCがHレベルに変化する。上述のように選択ビット線の電位は電源電位VDDより低下する。
電位VH1は、隣接する非選択ビット線の電位変化の影響を受けないと仮定したときの選択ビット線の電位(Hレベル時の電位)である。電位VH2は、隣接する非選択ビット線の電位がLレベルのときの選択ビット線の電位である。電圧V1は、電源電位VDDと電位VH2との電位差を示す。電圧V1は選択ビット線の電位がHレベルの場合における選択ビット線の電位の最大変化幅を示す。
電位VL1は、隣接する非選択ビット線の電位変化の影響を受けないと仮定したときの選択ビット線の電位(Lレベル時の電位)である。電位VL2,VL3は、隣接する非選択ビット線の電位がそれぞれHレベル、Lレベルのときの選択ビット線の電位である。電圧V2は、電位VL2と電位VL3との電位差を示す。電圧V2は選択ビット線の電位がLレベルの場合における選択ビット線の電位の最大変化幅を示す。
電位VRはリファレンス出力線ROの電位を示す。ΔVHは電位VH2と電位VRとの電位差であり、Hレベルの選択ビット線の電位と電位VRとの最小の電位差を示す。ΔVLは電位VL2と電位VRとの電位差であり、Lレベルの選択ビット線の電位と電位VRとの最小の電位差を示す。
電位差ΔVHまたは電位差ΔVLが所定の大きさ以上になればセンスアンプSAによって、データが「1」か「0」かのいずれであるかを確定できる。信号SEがHレベルに立ち上がる時刻t3が、センスアンプSAがデータを確定できる時刻である。
なお時刻t2において信号PCがLレベルに変化するとともに電位VWLAがLレベルに変化すると全ビットのプリチャージが行なわれ、電位VRおよび選択ビット線の電位VBLは電源電位VDDに戻る。
図11は、図7のタイミングチャートにおける電位VBL0<0>の変化をより詳細に説明する図である。なお図11は図10と対比される図である。
図11を参照して、電位VH1,VH2,VL1〜VL3は図7の電位VBL0<0>を示す。電位VRは図7に示す電位VR1に対応する。実施の形態1の場合には電位VH1,VH2の変化量は図10に示す電位VH1,VH2の変化量よりも小さく、電位VL1〜VL3の変化量は図10に示す電位VL1〜VL3の変化量よりも小さい。その理由は、実施の形態1の場合にはカップリングノイズの影響を低減することができるためである。
データ「1」の読出し時には、センスアンプSAに入力される電位VH1を図10の電位VH1よりも大きく設定することができる。これにより電位差ΔVHは図10の電位差ΔVHよりも大きくなる。また、データ「0」の読出し時には、電位差ΔVHが改善されたことにより差動検出に必要な電位VRを比較例の場合よりも高く設定できる。よって、電位差ΔVLを実質的に大きくすることができる。
以上の点から、電位差ΔVHの値と電位差ΔVLの値との和は実施の形態1のほうが比較例よりも高くなるので、信号SEの立ち上がりの時刻t3Aを時刻t3よりも早く設定することができる。このように実施の形態1では比較例よりも高速動作が可能になる。
以上のように実施の形態1によれば、選択バンク中の非選択ビット線が非選択バンク中の相対するビット線と電気的に接続されることにより負荷容量が大きくなるので、ビット線間にシールド配線を設けたり、ビット線間の距離を広げたりしなくてもカップリングノイズの影響を低減することができる。よって、実施の形態1によれば動作に影響を生じさせることなくメモリセルを高密度に配置できる。
また、実施の形態1によれば、従来よりも短時間でビット線の電位とリファレンスビット線の電位との差が大きくなるのでセンスアンプを動作させるタイミングを早めることができる。よってアクセスタイムが短くなる。
また、実施の形態1によればマイクロコンピュータ等の半導体集積回路にこのような不揮発性半導体記憶装置を搭載することによって、半導体集積回路の面積を縮小させてコスト低減を図ることができるとともに、半導体集積回路を高速に動作させることが可能になる。
[実施の形態2]
実施の形態2の不揮発性半導体装置の全体構成は図2に示すROM1の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。実施の形態2ではメモリセルアレイを2バンクよりも多い多バンク構成とすることによって、カップリング容量の影響をさらに低減することが可能になる。
図12は、実施の形態2におけるメモリセルアレイの構成を示す図である。
図12を参照して、メモリセルアレイ36はバンクBK0〜BK3を含む。バンクBK0〜BK3の各々の構成は、図3に示すバンクBK0(またはバンクBK1)と同様であるので以後の説明は繰り返さない。バンクBK0〜BK3のそれぞれを選択するため、バンク選択回路32D(図12には示さず)から信号BS0〜BS3が送られる。
バンクBK0〜BK3のそれぞれに対応してプリチャージ回路40〜43、列選択回路32A,32B,32F,32G、およびコモン出力線CR0〜CR3が設けられる。
プリチャージ回路40〜43の各々の構成は図4に示すプリチャージ回路40の構成と同様である。また、列選択回路32A,32B,32F,32Gの各々の構成は、図3に示す列選択回路32A(または列選択回路32B)と同様である。よって、プリチャージ回路40〜43および列選択回路32A,32B,32F,32Gの構成の説明は以後繰り返さない。
コモン出力線CR0,CR1はセンスアンプSA1に接続される。コモン出力線CR2,CR3はセンスアンプSA2に接続される。実施の形態1と同様に、実施の形態2では、選択バンクのコモン出力線の電位がHレベルかLレベルかのいずれであるかを、非選択バンクのコモン出力線の電位との比較によって検出できる。
実施の形態2では、さらに、信号CS0〜CS3に応じて複数のバンク間で非選択ビット線を接続するためのスイッチSW0〜SW11が設けられる。スイッチSW0〜SW3はバンクBK0に設けられる非選択ビット線とバンクBK1に設けられる非選択ビット線とを接続する。スイッチSW4〜SW7はバンクBK1に設けられる非選択ビット線とバンクBK2に設けられる非選択ビット線とを接続する。スイッチSW8〜SW11はバンクBK2に設けられる非選択ビット線とバンクBK3に設けられる非選択ビット線とを接続する。
このように実施の形態2では、非選択バンクに含まれる非選択ビット線を、バンク間に設けられたスイッチによりすべて接続する。これによって、非選択ビット線の電位変化の速度が実施の形態1よりも遅くなる。よって、実施の形態1に比較してカップリング容量の影響をさらに低減することができる。
なお、実施の形態2のように多バンク構成の場合には、2バンクを1セットとして複数セット(複数バンク)を活性化してもよい。
以上のように実施の形態2によれば、メモリセルアレイを多バンク構成とし、非選択バンクに含まれる非選択ビット線同士を結合するスイッチを設けることにより、カップリング容量の影響をさらに低減することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の適用例を示す図である。 図1のROM1の概略構成図である。 図2のメモリセルアレイ36およびメモリセルアレイ36の周辺の構成を説明する図である。 図3のプリチャージ回路40の構成例を説明する図である。 図3のメモリセルの構成例およびメモリセルへのプログラムを説明する図である。 実施の形態1でのビット線およびリファレンスビット線の配置例を示す平面図である。 ROM1の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1の比較例の構成を示す図である。 図8のビット線およびリファレンスビット線の配置例を示す図である。 比較例での動作を示すタイミングチャートである。 図7のタイミングチャートにおける電位VBL0<0>の変化をより詳細に説明する図である。 実施の形態2におけるメモリセルアレイの構成を示す図である。
符号の説明
1 ROM、2 RAM、3 CPU、4 周辺回路、14 クロック端子、16 アドレス端子、18 データ出力端子、22 クロックバッファ、24 アドレスバッファ、26 出力バッファ、28 制御回路、30 行アドレスデコーダ、32 列アドレスデコーダ、32A,32B,32E〜32G 列選択回路、32C 選択信号発生回路、32D バンク選択回路、34 センスアンプ/出力制御回路ブロック、36,36A メモリセルアレイ、40〜43 プリチャージ回路、40A〜40E,T0〜T11,T0R,T1R PチャネルMOSトランジスタ、100 半導体集積回路、BK0〜BK3 バンク、BL0<0>〜BL0<3>,BL1<0>〜BL1<3>,BL<0>〜BL<3> ビット線、CO,CR0〜CR3 コモン出力線、CP 容量、L0,LC ローカル線、M00〜M13,M0R,M1R メモリセル、NA0〜NA7 NAND回路、NM0,NM1 NチャネルMOSトランジスタ、RBL,RBL0,RBL1 リファレンスビット線、RO リファレンス出力線、SA,SA1,SA2 センスアンプ、SH1〜SH3 シールド配線、SW0〜SW11 スイッチ、W1 電源ノード、WL0<A>,WL1<A>,WL<A> ワード線。

Claims (4)

  1. 第1および第2のメモリバンクを備え、
    前記第1および第2のメモリバンクの各々は、
    行列状に配列され、各々がデータを不揮発的に記憶する複数のメモリセルを含み、
    前記第1のメモリバンクに含まれる前記複数のメモリセルの各列に対応して設けられる複数の第1のビット線と、
    前記第2のメモリバンクに含まれる前記複数のメモリセルの各列に対応して設けられる複数の第2のビット線と、
    前記複数の第1のビット線に対応してそれぞれ設けられ、各前記複数の第1のビット線と前記複数の第2のビット線のうちの対応する第2のビット線とを電気的に接続可能な複数の接続部と、
    データ読出時に、前記複数の第1および第2のビット線のうちのいずれか1つのビット線を読み出し対象のビット線として選択し、前記読み出し対象のビット線に対応して設けられる接続部を非導通状態に設定し、前記複数の接続部のうち、前記読み出し対象のビット線に対応して設けられる接続部以外の接続部を導通状態に設定する列選択回路とをさらに備え
    前記複数の接続部の各々は、前記列選択回路からの選択的な制御信号により非導通状態とされる単一のトランジスタにより構成され、
    前記列選択回路は、前記データ読出時に、前記複数の接続部のうちの前記読み出し対象のビット線に対応して設けられる接続部を選択的に非導通状態に設定するための前記制御信号を、当該接続部に与えるように構成される、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記不揮発性半導体記憶装置は、
    前記複数の第1のビット線に対応して設けられる第1のデータ線と、
    前記複数の第2のビット線に対応して設けられる第2のデータ線と、
    前記複数の第1のビット線に対応して設けられ、前記第1のメモリバンクに含まれる前記複数のメモリセルからの前記データ読出時に、読出されるデータを判別するための参照電位が与えられる第1の参照電位線と、
    前記複数の第2のビット線に対応して設けられ、前記第2のメモリバンクに含まれる前記複数のメモリセルからの前記データ読出時に、前記参照電位が与えられる第2の参照電位線と、
    前記第1のデータ線の電位と前記第2のデータ線の電位との電位差を増幅するセンスアンプとをさらに備え、
    前記列選択回路は、前記対象ビット線が前記複数の第1のビット線のうちのいずれかである場合には、前記読み出し対象のビット線と前記第1のデータ線とを電気的に接続するとともに前記第2の参照電位線と前記第2のデータ線とを電気的に接続し、前記対象ビット線が前記複数の第2のビット線のうちのいずれかである場合には、前記読み出し対象のビット線と前記第2のデータ線とを電気的に接続するとともに前記第1の参照電位線と前記第1のデータ線とを電気的に接続する、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 一方端が前記第1の参照電位線と前記第2の参照電位線とに共通に接続され、他方端が接地ノードに接続される容量素子をさらに備える、請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記不揮発性半導体記憶装置は、前記データの書換えが不可能な読出専用メモリである、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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