JP4816129B2 - 画像処理装置及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子から出力された画像信号を処理する画像処理装置及び撮像装置に関する。
従来、デジタルカメラ等においては、図6(A)に示す画像処理部31が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。この画像処理部31は、ノイズ低減部32と、このノイズ低減部32の後段に順次設けられた、色補間部33、ホワイトバランス調整部34、ガンマ補正部(ガンマLUT)35、色変換部36、エッジ強調部37の各部で構成されている。前記画像処理部31には、DMA(direct memory access)コントローラによりRAM上のベイヤーデータが読み出されてに入力される。そして、画像処理部31において、ノイズ低減処理から輪郭強調処理までの一連の処理がなされ、処理結果としてのYUVデータがDMAコントローラによりDRAMに書き出される。
画像処理部31の処理は、DRAMを介することなく行われ、また、1画素/1のスループットにより処理される。この処理に際して、例えばノイズ低減部32が5×5ピクセルのベイヤーデータにフィルタをかけて1ピクセルを出力するものである場合、DMAコントローラにより水平走査で読み出されたベイヤーデータは、ノイズ低減部32の直前に配置された4本の、1水平ライン長のラインバッファ(図示せず)に順次入力される。そして、このラインバッファに貯められた4ライン分のベイヤーデータと現在ラインの入力データの垂直5ピクセル分のベイヤーデータをノイズ低減演算ロジックへ入力する。同様に、2次元フィルタからなる色補間部33とエッジ強調部37においてもリングピクセル数分のラインバッファを前段に配置する。
特開2004−363853号公報
ところで、このような画像処理装置においては、図6(B)に示すように、複数のノイズ低減部32を直列に設けて多段構成(図示では二段)にすることにより、低周波ノイズの低減性能を改善することができる。しかし、ノイズ低減部32を多段にすると、その分前記ラインバッファの数を増加させる必要があり、ハードウェアのコストが増大していまう。
これを回避する方法として、図6(C)に示すように、ノイズ低減部32とその後段部分とを分離し、ノイズ低減部32で複数回処理した後、この複数回処理したベイヤーデータを後段の色補間部33側に入力して、残りの画像処理を行うことが考えられる。しかし、この方法では、ノイズ低減部32によるノイズ低減処理を複数回行わずに1回行えば充分である場合であっても、ベイヤーデータを一旦DRAMに書き出さなくてはならない。このため、DRAMへの書き出しに起因して消費電力が増加し、あるいは処理時間が増大するという不利が生じてしまう。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、ハードウェアのコスト増大や消費電力の増加あるいは処理時間の増大を伴うことなく、低周波ノイズの低減性能を改善することのできる画像処理装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明に係る画像処理装置は、撮像素子から出力された画像信号を処理する画像処理装置であって、前記撮像素子から出力された画像信号に対してノイズ低減処理を実行するノイズ低減処理手段と、このノイズ低減処理手段によりノイズ低減された画像信号を当該ノイズ低減処理手段に帰還させる第1の経路と、前記ノイズ低減された画像信号を後段の信号処理手段に送出する第2の経路と、これら第1の経路と第2の経路とを選択的に切り替える切替手段とを備え、前記切替手段は、前記ノイズ低減された画像信号が所定回数前記ノイズ低減処理手段に帰還されるまで前記第1の経路を維持し、前記所定回数帰還されたならば、前記第2の経路に切り替える。
したがって、切替手段により第1の経路に切り替えた状態においては、撮像素子から出力された画像信号はノイズ低減処理手段により処理されてノイズ低減処理された後、帰還されてノイズ低減処理手段によって繰り返しノイズ低減処理される。よって、ノイズ低減処理手段を多段に設ける必要がなく、ノイズ低減処理手段を多段に設けることに起因するハードウェアのコスト増大を招くことはない。また、繰り返しノイズ低減処理手段によってノイズ低減処理されることにより、低周波ノイズの低減性能が改善されることから、ハードウェアのコスト増大を伴うことなく、ノイズ低減性能を改善することができる。
また、切替手段により第2の経路に切り替えられると、ノイズ低減処理手段によりノイズ低減処理された画像信号は、後段の信号処理手段に送出される。したがって、ノイズ低減処理手段を分離して設けた場合のように、後段の信号処理手段に送出する際に、ノイズ低減処理手段により処理された画像データを一旦RAMに記憶させるシーケンスは必要ない。よって、このシーケンスに起因する消費電力の増加や、処理時間の増大を未然に防止することができる。
また、前記切替手段は、前記ノイズ低減された画像信号が所定回数前記ノイズ低減処理手段に戻されるまで前記第1の経路を維持し、前記所定回数戻されたならば、前記第2の経路に切り替える。したがって、画像信号はノイズ低減処理手段により所定回数ノイズ低減処理された時点で、後段の信号処理手段に送出される。
また、請求項記載の発明に係る画像処理装置は、前記ノイズ低減処理手段を複数種備え、この複数種のノイズ低減処理手段からいずれかを選択する選択手段を更に備え、前記第1の経路は、前記選択手段により選択されたノイズ低減処理手段によりノイズ低減された画像信号を当該ノイズ低減処理手段に帰還させる経路である。したがって、複数種のノイズ低減処理手段からいずれかを選択して、この選択したノイズ低減処理手段により複数回のノイズ低減処理を行うことができ、より柔軟で効果的なノイズ低減が可能となる。
また、請求項記載の発明は、被写体を撮像して画像信号を出力する撮像素子と、この撮像素子から出力された画像信号を処理する画像処理手段とを備える撮像装置であって、前記画像処理手段は、前記撮像素子から出力された画像信号に対してノイズ低減処理を実行するノイズ低減処理手段と、このノイズ低減処理手段によりノイズ低減された画像信号を当該ノイズ低減処理手段に帰還させる第1の経路と、前記ノイズ低減された画像信号を後段の信号処理手段に送出する第2の経路と、これら第1の経路と第2の経路とを選択的
に切り替える切替手段とを備える。したがって、請求項に係る発明によれば、撮像装置において前記請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
以上説明したように本発明によれば、ノイズ低減処理手段を多段に設けることなく、繰り返しノイズ低減処理手段によってノイズ低減処理させることができる。よって、ノイズ低減処理手段を多段に設けることに起因するハードウェアのコスト増大を伴わずに、ノイズ低減性能を改善することができる。
また、切替手段により第2の経路に切り替えられると、ノイズ低減処理手段によりノイズ低減処理された画像信号は、後段の信号処理手段に送出される。したがって、ノイズ低減処理手段を分離して設けた場合のように、後段の信号処理手段に送出する際に、ノイズ低減処理手段により処理された画像データを一旦RAMに記憶させるシーケンスは必要ない。よって、このシーケンスに起因する消費電力の増加や、処理時間の増大を未然に防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本発明に係るデジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ1は、撮像素子であるCCD2により被写体を撮像し、撮像により取得した被写体画像をLCD(液晶表示装置)4に表示させるとともに、撮影操作に応じて、撮像した被写体画像を画像データに変換し画像メモリ5に記録する構成である。なお、画像メモリ5は、カメラ本体に内蔵又は着脱自在なフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。
CCD2は、感光部にベイヤー配列の原色フィルターが設けられたものであり、CCD2から出力されたアナログの撮像信号は、画像処理部3においてデジタルの画像信号(ベイヤーデータ)に変換されるとともに、各種の信号処理を施されて、最終的には輝度信号(Y信号)と色差信号(Cb信号、Cr信号)を含んだYUVデータ、すなわちデジタルの画像信号として出力される。
画像処理部3から出力された画像信号は、撮影待機状態にあるときLCD4に送られて被写体画像として表示される。また、撮影操作時には、CPU6によりJPEG等の所定フォーマットに従い圧縮され画像メモリ5に記録される。画像メモリ5に記録された圧縮後の画像データは、必要に応じCPU6により読み出され、一旦伸張された後LCD4において静止画像、或いは動画像として再生表示される。
また、デジタルカメラ1は、CPU6が前記画像データの圧縮・伸張、及び装置全体の制御に必要とする各種の制御プログラムが記録されたROM7と、CPU6の作業用メモリでありまた前記ベイヤーデータを一次記憶するRAM8、キー入力部9、及びDMAコントローラ10を有している。キー入力部9は、シャッターキーや、動作モードの切り替えに使用されるモード切替キー等からなり、キー操作に応じた操作信号をCPU6へ出力する。DMAコントローラ10は、前記RAM8上のベイヤーデータを読み出して画像処理部3にDMA転送する。
図2は、前述した画像処理部3の詳細を示すブロック図である。画像処理部3は、CCD2から入力したアナログの撮像信号が入力するアナログ処理部(図示せず)と、ノイズ低減部32、画素補間部33、色調整部34、ガンマ補正部35、YUV変換部36、輪郭強調部37及び切替スイッチ38の各部から構成されている。
アナログ処理部は、CCD2から出力された撮像信号に含まれるCCD2の駆動ノイズを減少させる相関二重サンプリング回路(CDS回路)と、ノイズ低減後における信号のゲインを調整する自動利得制御回路(AGC回路)、ゲイン調整後の信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を含み、CCD2から入力したアナログの撮像信号をデジタルの画像信号(ベイヤーデータ)に変換する。このベイヤーデータは、DMAコントローラ10によりDMA転送されて一旦RAM8に書き込まれる。
ノイズ低減部32には、RAM8から読み出されたベイヤーデータが転送される。ノイズ低減部32は、所謂ローパスフィルタであって、図示しないが、4ライン分のラインメモリ、5ピクセル分の遅延素子と、各遅延素子からの出力に対して減算器、絶対値算出回路、リミッタ等が接続された構成である。そして、所定の処理アルゴリズムに従ったノイズ低減処理を行うことにより、アナログ処理部31から入力したベイヤーデータにおけるノイズを低減させる。
画素補間部33は、前記ノイズが低減されたベイヤーデータからR,G,Bの色成分について色補間を行って全画素分のRGBデータを生成する。色調整部34は、画像を構成する全画素の色情報に基づきR,G,Bの色成分毎のゲイン調整を行うことによってホワイトバランスを調整する。ガンマ補正部35は画像信号に対するガンマ特性(階調特性)の補正を行う。
YUV変換部36は、R,G,Bの色成分データから輝度信号(Y信号)と色差信号(Cb信号、Cr信号)を含んだYUVデータを生成する。輪郭強調部37は、ハイパスフィルタ或いはマスクフィルタによりYUVデータにおけるY信号の振幅を調整することによりエッジ強調を行い、かつエッジ強調により生じたノイズをコアリング処理等により除去し、処理後の画像信号をCPU6やLCD4へ出力する。
切替スイッチ38は、可動接点38aと、この可動接点38aが選択的に接触する第1固定接点38b及び第2固定接点38cを有している。そして、可動接点38aが第1固定接点38bに接触することにより、ノイズ低減部32からのベイヤーデータがRAM8を介して当該ノイズ低減部32に帰還する第1の経路が形成される。また、可動接点38aが第2固定接点38cに接触することにより、ノイズ低減部32からのベイヤーデータが後段の画素補間部33に送出される第2の経路される。なお、可動接点38aの接触位置はCPU6により制御されるように構成されている。
以上の構成に係る本実施の形態において、CPU6は、ROMに格納されているプログラムに基づき、図3に示すフローチャートに従って切替スイッチ38を制御する。前述したノイズ低減部32の処理回数をカウントするカウンタCをリセットする(ステップS101)。引き続き、予め設定されたノイズ低減部32の処理回数Nが1回(帰還回数0回)、つまりN=1であるか否かを判断する(ステップS102)。N=1であって、予め設定されたノイズ低減部32の処理回数Nが1回である場合には、ステップS107に進み、可動接点38aを第2固定接点38cに接触させる。したがって、予め設定されたノイズ低減部32の処理回数Nが1回である場合には、ノイズ低減部32で処理されたベイヤーデータは、切替スイッチ38を介してそのまま画素補間部33に送出される。
しかし、N≠1である場合、予め設定されたノイズ低減部32の処理回数Nが2回以上(帰還回数1回以上)である場合には、可動接点38aを第1固定接点38bに接触させる(ステップS103)。次に、前述したノイズ低減部32による1回のノイズ低減処理が終了したか否かを判断し(ステップS104)、終了したならばカウンタCをインクリメントする(ステップS105)。次に、このインクリメントしたカウンタCの値が所定値Nとなったか否かを判断し(ステップS106)、C=Nとなるまで、ステップS104からの処理を繰り返す。そして、C=Nとなったならば、可動接点38aを第2固定接点38cに接触させる(ステップS106)。
したがって、C=Nとなるまでは、ノイズ低減部32で処理されたベイヤーデータは、DMAコントローラ10により、切替スイッチ38を介してRAM8に転送されて書き込まれた後、読み出されて再度ノイズ低減部32でノイズ低減処理される。そして、ノイズ低減部32によりN回のノイズ低減処理がなされると、可動接点38aが第2固定接点38cに切り替えられることにより、ノイズ低減部32からのベイヤーデータは、切替スイッチ38を介して画素補間部33に送出される。
この画素補間部33にて、このノイズが低減されたベイヤーデータからR,G,Bの色成分について色補間を行って全画素分のRGBデータを生成され、色調整部34にて、画像を構成する全画素の色情報に基づきR,G,Bの色成分毎のゲイン調整が行われて、ホワイトバランスが調整される。さらに、ガンマ補正部35にて、画像信号に対するガンマ特性(階調特性)の補正がなされ、YUV変換部36にて、R,G,Bの色成分データから輝度信号(Y信号)と色差信号(Cb信号、Cr信号)を含んだYUVデータが生成される。また、輪郭強調部37にて、ハイパスフィルタ或いはマスクフィルタによりYUVデータにおけるY信号の振幅を調整することによりエッジ強調され、かつエッジ強調により生じたノイズをコアリング処理等により除去され、これら処理後のYUVデータがCPU6やLCD4へ出力されることとなる。
図7は、本発明の他の実施の形態における画像処理部3の構成を示すブロック図である。本実施の形態においては、画像処理部3には、第1ノイズ低減部321と、第2ノイズ低減部322とが設けられている。ここで、第1ノイズ低減部321は、前述したノイズ低減部32と同一の構成であり、第2ノイズ低減部322は、例えばインパルス性ノイズに適したメディアンフィルタで構成されている。これら第1及び第2ノイズ低減部321、322の入力段と出力段には、選択スイッチ39、40が設けられている。この選択スイッチ39、40は同期して制御されるスイッチであって、第1及び第2ノイズ低減部321、322とのいずれかに選択的に接続し、また選択スイッチ40は切替スイッチ38に接続している。なお、画素補間部33から輪郭強調部37の構成、及び切替スイッチ38の構成は前述した実施の形態と同様である。
以上の構成に係る本実施の形態において、CPU6は、ROMに格納されているプログラムに基づき、図5に示すフローチャートに従って切替スイッチ38及び選択スイッチ39、40を制御する。予め第1ノイズ低減部321が選択されているか否かを判断し(ステップS201)、選択されている場合には選択スイッチ39、40を第1ノイズ低減部321に接続させる(ステップS202)。また、第1ノイズ低減部321が選択されていない場合には、選択スイッチ39、40を第2ノイズ低減部322に接続させ(ステップS203)、しかる後に、ステップS204〜S210の処理を行う。
このステップS204〜S210の処理は、前述した図3におけるステップS101〜S207の処理と同様である。すなわち、選択された第1又は第2ノイズ低減部321、322の処理回数をカウントするカウンタCをリセットする(ステップS204)。引き続き、予め設定された第1又は第2ノイズ低減部321、322の処理回数Nが1回、つまりN=1であるか否かを判断する(ステップS205)。N=1であって、予め設定された第1又は第2ノイズ低減部321、322の処理回数Nが1回である場合には、ステップS210に進み、可動接点38aを第2固定接点38cに接触させる。したがって、予め設定されたノイズ低減部32の処理回数Nが1回である場合には、第1又は第2ノイズ低減部321、322で処理されたベイヤーデータは、切替スイッチ38を介してそのまま画素補間部33に送出される。
しかし、N≠1である場合、予め設定された第1又は第2ノイズ低減部321、322の処理回数Nが2回以上である場合には、可動接点38aを第1固定接点38bに接触させる(ステップS206)。次に、選択された第1又は第2ノイズ低減部321、322による1回のノイズ低減処理が終了したか否かを判断し(ステップS207)、終了したならばカウンタCをインクリメントする(ステップS208)。次に、このインクリメントしたカウンタCの値が所定値Nとなったか否かを判断し(ステップS209)、C=Nとなるまで、ステップS207からの処理を繰り返す。そして、C=Nとなったならば、可動接点38aを第2固定接点38cに接触させる(ステップS209)。
したがって、C=Nとなるまでは、選択された第1又は第2ノイズ低減部321、322で処理されたベイヤーデータは、DMAコントローラ10により、切替スイッチ38を介してRAM8に転送されて書き込まれた後、読み出されて再度選択された第1又は第2ノイズ低減部321、322でノイズ低減処理される。そして、選択された第1又は第2ノイズ低減部321、322によりN回のノイズ低減処理がなされると、可動接点38aが第2固定接点38cに切り替えられることにより、ノイズ低減部32からのベイヤーデータは、切替スイッチ38を介して画素補間部33に送出されることとなる。
なお、各実施の形態のおいてNの値は、ユーザによりキー入力部9での操作により設定してもよいし、CCD2から取り込んだ画像信号等に基づくノイズ条件によりCPU6が決定する等、どのような方法により決定してもよい。また、前述した実施の形態においては2種類のノイズ低減部を用いるようにしたが、より多種類のノイズ低減部を用いるようにしてもよい。また、本実施の形態においては、本発明を主として静止画の撮影及び記録を行うデジタルカメラに適用した場合について説明したが、本発明はこれ以外にも、デジタルビデオカメラ等のように画像信号の処理を必要とする他の映像機器においても実施可能であり、その場合においても前述した効果を得ることができる。
本発明の一実施の形態を示すデジタルカメラのブロック図である。 本実施の形態における画像処理部の詳細を示すブロック図である。 本実施の形態におけるスイッチ処理手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態における画像処理部の詳細を示すブロック図である。 同他の実施の形態におけるスイッチ処理手順を示すフローチャートである。 背景技術を示すブロック図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 CCD
3 画像処理部
4 LCD
6 CPU
7 ROM
8 RAM
8 ROM
9 キー入力部
10 DMAコントローラ
32 ノイズ低減部
33 画素補間部
34 色調整部
35 ガンマ補正部
36 YUV変換部
37 輪郭強調部
38 切替スイッチ
38a 可動接点
38b 第1固定接点
38c 第2固定接点
39 選択スイッチ
40 選択スイッチ
321 第1ノイズ低減部
322 第2ノイズ低減部
N 所定値

Claims (3)

  1. 撮像素子から出力された画像信号を処理する画像処理装置であって、
    前記撮像素子から出力された画像信号に対してノイズ低減処理を実行するノイズ低減処理手段と、
    このノイズ低減処理手段によりノイズ低減された画像信号を当該ノイズ低減処理手段に帰還させる第1の経路と、前記ノイズ低減された画像信号を後段の信号処理手段に送出する第2の経路と、
    これら第1の経路と第2の経路とを選択的に切り替える切替手段とを備え、
    前記切替手段は、前記ノイズ低減された画像信号が所定回数前記ノイズ低減処理手段に帰還されるまで前記第1の経路を維持し、前記所定回数帰還されたならば、前記第2の経路に切り替えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ノイズ低減処理手段を複数種備え、
    この複数種のノイズ低減処理手段からいずれかを選択する選択手段を更に備え、
    前記第1の経路は、前記選択手段により選択されたノイズ低減処理手段によりノイズ低減された画像信号を当該ノイズ低減処理手段に帰還させる経路であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 被写体を撮像して画像信号を出力する撮像素子と、この撮像素子から出力された画像信号を処理する画像処理手段とを備える撮像装置であって、
    前記画像処理手段は、
    前記撮像素子から出力された画像信号に対してノイズ低減処理を実行するノイズ低減処理手段と、
    このノイズ低減処理手段によりノイズ低減された画像信号を当該ノイズ低減処理手段に帰還させる第1の経路と、前記ノイズ低減された画像信号を後段の信号処理手段に送出す
    る第2の経路と、
    これら第1の経路と第2の経路とを選択的に切り替える切替手段とを備え、
    前記切替手段は、前記ノイズ低減された画像信号が所定回数前記ノイズ低減処理手段に帰還されるまで前記第1の経路を維持し、前記所定回数帰還されたならば、前記第2の経路に切り替えることを特徴とする撮像装置。
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