JP4812566B2 - 画像形成装置、紙種管理方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、紙種管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷コマンドとともに入力された印刷データに基づいて紙種ID で指定された紙種の記録用紙に画像を形成するプリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置に関し、より詳細には、ユーザが設定時にユーザI/F(インターフェース)で扱う用紙の名称と機器側で管理情報として扱う紙種IDとの関係を管理することにより、適正な紙種による出力を可能にした画像形成装置、紙種管理方法及びプログラムに関する。
今日、プリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置では、記録用紙として使用する紙種は、サイズ、厚み、材質等を異にするバリエーションが増大し、選択の幅が広がっている。
紙種の選択は、ユーザI/Fを通じてユーザが行う入力操作によって設定が可能である。ユーザI/Fは、画像形成装置の操作パネル、或いはPC等のホスト機に備わるプリンタドライバやWebブラウザの機能を用いる。ユーザがユーザI/Fを通じて入力する紙種は、通常、普通紙、再生紙、OHPフィルム、・・・等の、用紙の名称で入力画面に表示し、この画面表示を見て、ユーザがキー等の操作で設定する紙種を選択し、指定する、といった方法を用いている。
ユーザI/Fの入力画面で指定された紙種に対して、機器側で管理情報として扱う情報は、紙種IDである。装置の制御部は、紙種IDをもとに、この紙種を格納したトレイを選んで給紙動作を行い、また、紙種に対応して必要な各種の調整を行う。従って、ユーザI/Fを通じて入力する紙種と紙種IDとを対応付けて管理し、ユーザの設定に従う適正な動作を指示することを可能にする。
ところで、ユーザ設定により使用可能な紙種をカスタム化する機能が従来から提案されている。下記特許文献1、特許文献2は、この提案を例示するものである。
特許文献1記載の用紙サイズ設定装置は、ユーザ操作によって各給紙カセットに用紙サイズを設定しておき、印刷時に要求されたサイズの用紙を給紙する際に、設定した用紙サイズの給紙カセットを選択できるようにしたものである。また、ここでは、用紙サイズとして、A4,B4といった定型のサイズ以外に任意の幅と長さの用紙を設定することによってカスタム化をすることが示されている。
また、特許文献2記載の画像形成装置は、予め画像形成装置に用意されている紙種以外の新たな紙種の登録と印刷特性の設定登録をユーザが任意の設定で行うことを可能にしたものである。登録後に、新たに登録した紙種を操作部に表示した入力画面から指定可能とし、この紙種を指定した印刷要求が行われた場合に、登録した当該紙種の印刷特性を適用できるようにしている。この機能を備えることによって、ユーザの意図する紙種の用紙にユーザの意図する画質で印刷することが可能になる。
特開2004−210443号公報 特開2002−29120号公報
上記特許文献1,2におけるような機能を用いることによって、ユーザ設定により使用可能な紙種をカスタム化することが可能になる。ただ、紙種の管理という観点から、上記した、ユーザI/Fを通じて入力する紙種と対応する紙種IDとの関係を考えると、カスタム化にともなって、次に示すような問題が生じる。
即ち、サイズ、厚み、材質等を異にするバリエーションに、さらに印刷処理条件等の属性を加えてカスタム化することにより、新たに設定可能な紙種が増大すると、現在取り扱っている紙種だけでは、ユーザの使用用途に応じた最適な紙種の名称をサポートしきれなくなる。
この点に関しては、先の出願で、紙種設定の際にユーザが紙種に独自の名前を付けられるようにし、紙種の情報(紙厚、既定紙種、制限機能)を選択可能とすることで、ユーザの使用用途に応じた適切な紙種をサポートできるようにするための構成を開示した。
しかし、この先願では、ユーザが任意の紙種名称を自由に設定できるため、既定紙種や登録済みのカスタム紙種と名称が重複して登録されてしまい、印刷設定時等に紙種を選択するためにユーザI/Fに表示した際に、同じ名称の紙種が複数表示され、希望の紙種が分からず、選択ができなくなり、場合によっては、重複して登録されたうちの一方しか表示されなくなり、紙種の選択を誤る結果につながる、といった問題を生じる。
紙種の選択を誤ると、デフォルトをユーザがカスタマイズした設定に変更する場合があり、また、紙種によって印刷プロセス等の印刷処理条件の設定が変更される場合もあるので、最良の印刷結果が得られない。
なお、上記特許文献1は、各給紙カセットが使用可能な紙種情報を発生させる手段を要旨としているので、印刷設定時のユーザ入力については、触れていない。また、上記特許文献2においても、ユーザI/Fを通じて入力する紙種と紙種IDとを対応付けて管理することについては、課題としていない。
本発明の目的は、ユーザI/Fを通じて入力する紙種の名称と機器側で管理情報として扱う紙種IDとの関係を適正に管理することにより、ユーザが入力する紙種の名称の重複により生じ得る、上記従来技術及び先願の問題を解消し、ユーザ設定により使用可能な紙種をカスタム化する際のユーザの操作性を高め、紙種の設定性能の向上を図ることにある。
請求項1の発明は、印刷コマンドとともに入力された印刷データに基づいて、紙種IDで指定された紙種の記録用紙に画像を形成する画像形成装置であって、印刷コマンドに指示し得る紙種名称と紙種IDとを対応付けて記憶させた紙種管理データベースと、前記紙種管理データベースに記憶させる紙種名称を入力する紙種入力手段と、前記紙種入力手段によって入力された紙種名称と紙種IDとを対応付けて前記紙種管理データベースに記憶させ、該データベースの参照に応じて記憶データを読み出し、データベースのデータを管理するデータベース管理手段と、前記紙種管理データベースに記憶させた紙種名称を、給紙設定を行う画面又は印刷要求時のプリンタドライバの設定画面に選択指定可能に表示する表示部と、前記紙種入力手段によって入力された紙種名称を前記紙種管理データベースへ記憶させる前に、入力された紙種名称に対し、既に該データベースに記憶されている紙種名称との重複の有無をチェックする紙種名称チェック手段と、を有したことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記表示部を持つユーザI/Fを備えた請求項1に記載された画像形成装置において、前記ユーザI/Fは、前記紙種名称チェック手段によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、前記表示部を介してこの旨を通知することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された画像形成装置において、前記データベース管理手段は、前記紙種名称チェック手段によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、入力された紙種名称を前記紙種管理データベースへ記憶させないことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載された画像形成装置において、前記データベース管理手段は、前記紙種名称チェック手段によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、入力された紙種名称を変更して前記紙種管理データベースへ記憶させることを特徴とする。
請求項5の発明は、識別子情報を保持する識別子保持手段を有する請求項4に記載された画像形成装置において、前記データベース管理手段は、入力された紙種名称の変更を該紙種名称に前記識別子保持手段に保持された識別子情報を付加することによって、自動で行うことを特徴とする。
請求項6の発明は、前記表示部を持つユーザI/Fを備えた請求項5に記載された画像形成装置において、前記データベース管理手段は、前記ユーザI/Fを介し、入力された紙種名称の変更案を前記表示部に提示し、ユーザ操作による変更案の選択を条件に、前記紙種管理データベースへの記憶を実行することを特徴とする。
請求項7の発明は、前記表示部を持つユーザI/Fを備えた請求項4に記載された画像形成装置において、前記データベース管理手段は、入力された紙種名称の変更を、前記ユーザI/Fからの任意の名称による紙種の再入力により行うことを特徴とする。
請求項8の発明は、印刷コマンドとともに入力された印刷データに基づいて、紙種IDで指定された紙種の記録用紙に画像を形成する画像形成装置における紙種管理方法であって、印刷コマンドに指示し得る紙種名称と紙種IDとを対応付けて記憶させた紙種管理データベースに記憶させる紙種名称を入力する紙種入力工程と、前記紙種入力工程によって入力された紙種名称と紙種IDとを対応付けて前記紙種管理データベースに記憶させ、該データベースの参照に応じて記憶データを読み出し、データベースのデータを管理するデータベース管理工程と、前記紙種管理データベースに記憶させた紙種名称を、表示部の給紙設定を行う画面又は印刷要求時のプリンタドライバの設定画面に選択指定可能に表示させる表示工程と、前記紙種入力工程において入力された紙種名称を前記紙種管理データベースへ記憶させる前に、入力された紙種名称に対し、既に該データベースに記憶されている紙種名称との重複の有無をチェックする紙種名称チェック工程と、を有したことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8に記載された紙種管理方法において、前記紙種名称チェック工程によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、ユーザI/Fの前記表示部を介してこの旨を通知する工程を有することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項8又は9に記載された紙種管理方法において、前記データベース管理工程は、前記紙種名称チェック工程によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、入力された当該紙種名称を前記紙種管理データベースへ記憶させないようにすることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8又は9に記載された紙種管理方法において、前記データベース管理工程は、前記紙種名称チェック工程によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、入力された紙種名称を変更して前記紙種管理データベースへ記憶させるようにすることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11に記載された紙種管理方法において、前記データベース管理工程は、入力された紙種名称の変更を該紙種名称に識別子情報を保持する手段に保持された識別子情報を付加することによって、自動で行うようにすることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12に記載された紙種管理方法において、前記データベース管理工程は、ユーザI/Fの前記表示部を介し、入力された紙種名称の変更案を提示し、ユーザ操作による変更案の選択を条件に、前記紙種管理データベースへの記憶を実行することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項11に記載された紙種管理方法において、前記データベース管理工程は、入力された紙種名称の変更を、ユーザI/Fからの任意の名称による紙種の再入力により行うようにすることを特徴とする。
請求項15の発明は、コンピュータに請求項8乃至14のいずれかに記載された紙種管理方法が有する前記データベース管理工程、前記表示工程、前記紙種名称チェック工程の各工程を実行させるためのプログラムである
本発明によると、ユーザI/Fから入力された紙種名称に対し、既にデータベースに記憶されている紙種名称との重複の有無をチェックすることにより、重複してデータベースに記憶することを防止し、1つの紙種の名称に対応して1つの紙種情報が存在するように、データベースを管理することが可能になる。よって、印刷要求時にデータベースを参照することによって得られる紙種情報を表示した設定画面から紙種を選択する際に、従来技術で想定される同一紙種の名称が複数表示され、紙種の選択を誤るといった問題を生じることはなく、適正な設定に従って処理された印刷結果が得られる。
また、データベースに記憶されている紙種名称との重複があった場合に、単にエラーとして、記憶を止めるようにするだけでなく、自動で或いはユーザの入力で名称を変更して記憶を可能にすることや、ユーザに代案を提示して再入力させることを可能にし、設定操作における操作性を向上することができる。
以下に、本発明の画像形成装置に係わる実施形態を示す。
以下に示す実施形態には、LAN( Local Area Network )に接続されたプリンタをLAN経由でホストPCから利用可能とした印刷システムを例に、本発明に係わる画像形成装置の実施装置を示す。なお、本実施形態においては、ユーザが印刷要求を行う際や本案に係わるカスタム紙種の登録、機器情報へのアクセスを行う際に、装置と情報をやり取りするためのユーザI/F(インターフェース)として、LAN経由で行うリモート操作と装置に設けた操作パネルで行う操作とを併用できる例を示すが、例えば、ネットワークへの接続手段を持たない複写機、複合機等の場合、装置に設けた操作パネルのみによって実施する形態となる。
図1は、本実施形態に係わる印刷システムの概略構成を示す。
図1に示すように、本実施形態の印刷システムは、本案の実施装置としてのプリンタ10と、LAN 30を介してプリンタ10に接続し、印刷要求等のコマンドが送信可能な複数のホスト機としてのPC 20より印刷システムを構成する。このシステムを構成するホスト機は、PC 20に限らず、印刷要求等のコマンドを送信する機能を備えたものであれば良く、PC 20のほか、管理サーバ、或いは、複合機等が含まれる。
なお、ホスト機としてのPC 20は、図1では5台としている。これは、後記で詳述する本案に係わる紙種情報の管理機能を動作させる可能性が、1台のプリンタを利用し得るPCが多いほど高まるので、5台を例示しているが、基本的には、1台のPCでも、この管理機能を利用する条件がありさえすれば良い。
図2は、プリンタ10のモジュール構成を概略図として示す。
図2に示すように、本実施形態にかかわるプリンタ10は、LAN 30経由でPC 20からの印刷要求等のコマンドを受信し、又コマンドに応答してデータを送信する通信制御部104と、入力されたコマンド等のデータを解釈し、描画データ等の処理を行なう印刷制御部101と、描画データにより記録用紙に画像を形成するプリンタエンジンを制御する画像形成制御部102と、機器の動作に必要となる各種の設定情報及び機器の状態を示す情報を管理する機器情報管理部103と、GUI(Graphical User Interface)によってユーザと対話方式で情報の入出力を行う操作パネル106と、操作パネルを通じて入出力される情報を印刷制御部101,機器情報管理部103等との間で転送するユーザインターフェース制御部105を備えている。なお、上記各制御部101,102,104,105及び機器情報管理部103は、制御に必要なプログラムを駆動することにより、それぞれの動作を実行し、このためにコンピュータを内蔵する。
また、記憶装置107は、大容量の記憶部を有し、データの蓄積やプログラムを格納するために用いる。各制御部101〜105、記憶装置107は、それぞれの間でバスを介してデータを転送することが可能である。
図1及び図2に示した印刷システムにおいて、PC 20を操作するユーザは、印刷要求時に、印刷対象とするPC 内の文書を指定し、プリンタドライバを起動し、指定した文書の印刷コマンドを作成し、これをプリンタ10にLAN 30経由で送信する。このときに用いるプリンタドライバは、プリンタ10を駆動するので、プリンタ10が処理可能なPDL (Page Description Language)データのコマンドが作成できるものを搭載しておく必要がある。
プリンタ10が受取るPDLデータの印刷コマンドには、印刷出力を行う際の処理条件が設定されている。この処理条件の中には、描画データ処理、画像形成プロセス、後処理等の印刷処理の条件を設定する様々な条件があり、その中に記録用紙の紙種に関するものが含まれている(図6、参照)。
上記処理条件の設定は、ユーザが印刷要求時に起動するプリンタドライバによる印刷コマンドの発行手続きの一環として、GUI設定画面を表示し、その画面における処理条件の選択操作により行われる。紙種の設定の場合、プリンタ10で出力処理が可能な紙種として用意されている紙種の名称を画面表示し、その中からユーザが希望の紙種の名称を選択する操作を行うことによって、指定された紙種を用紙として設定できる。
上記設定操作を受け、発行された印刷コマンドを受け取るプリンタ10では、印刷処理の際、このコマンドに従って指定された紙種の給紙や紙種に適応する処理を施すことによって、ユーザの要求に適う紙種の用紙で印刷出力を得ることが可能になる。
本案では、プリンタ10で出力処理が可能な紙種としてユーザI/Fの設定画面に表示される紙種の名称は、後記で実施例を示し詳述するように、既定の紙種以外にユーザによるカスタム化を可能にする。よって、既定の紙種、或いはカスタム化した紙種が設定されたときに、それぞれの紙種に対応した給紙動作や処理を行う。
こうした動作を可能にするために、ユーザI/Fで扱う紙種の名称、紙厚・・・等と、機器側で管理情報として扱う紙種IDを関係付け、また、紙種IDを介して処理条件等の紙種属性を関係付けるデータベースを作り、これらを紙種情報として管理する。
この紙種情報を管理するデータベースは、例えばテーブル形式を採用することができる。
図3は、カスタム紙種を管理するテーブルを示す。この管理テーブルでは、『紙種ID』と『紙種名称文字列』を紐付けして記憶することにより、紙種情報としての管理をする。なお、図3のテーブルにおいて、『紙種名称文字列』は、ユーザI/Fを通じてユーザが任意に入力したカスタム紙種名称で、図3に示す例では、“請求書” “カスタム2” “カスタム3”が記載され、それぞれのカスタム紙種名称に『紙種ID』として“ID101”“ID102”“ID103”を対応付けて、記載している。
このテーブルで管理するカスタム紙種には、さらに属性として『文字コード』、『引用紙種』、『紙厚』、『機能制限』が紐付けして記憶できるようにしている。
『文字コード』は、紙種名称文字列の文字コードを特定する。ただし、この文字コードは言語IDとして言語毎に分ける設定に置き換えても良い。
『引用紙種』は、カスタム紙種の印刷条件を定めるために従来から用いている機器に固定された、例えば、普通紙や再生紙等の既定紙種を示すものである。
『紙厚』は印刷条件を設定するために設けられており、『引用紙種』で設定している普通紙や再生紙等により設定の可否が変わる。
また、『機能制限』により、紙種に対して使用禁止の条件を定めている。例えば、裏紙の場合に両面印刷ができないような設定やステープルを禁止する設定などができる。
このカスタム紙種管理テーブルは、図2に例示した構成では、機器情報管理部103で保持される。また、ここでは、テーブルとして記載しているが、テーブル以外のリスト等の形式で実施してもよい。
図4は、既定紙種を管理するテーブルを示す。この管理テーブルでは、『紙種ID』と『紙種名称文字列』を紐付けして記憶しており、この点では、上記カスタム紙種を管理するテーブルと同じであるが、『紙種名称文字列』に普通紙や再生紙等の既定紙種を載せている。
既定紙種は機器固定で提供する紙種であるため、この名称文字列は、ユーザによって任意に変更されることはない。なお、ここでは日本語(漢字)の例を示してあるが、他の言語(文字コード)での名称を記憶したテーブルも同時に保持させることにより、他の言語により対応することが可能となる。
また、カスタム紙種、既定紙種それぞれに異なる紙種IDを付与しているので、ユーザがユーザI/Fを通じて、紙種を名称文字列から選択する場合には、紙種IDに対応する一意の紙種情報を引くことができる。なお、紙種の名称文字列を重複させないようにするための記憶(登録)時の処理については、後記で詳細に説明する。
この既定紙種の管理テーブルもカスタム紙種管理テーブルと同様に、機器情報管理部で保持する。ただ、これらカスタム・既定の紙種管理テーブルは、紙種の名称文字列を紙種IDと1対1に対応させれば、ユーザI/F に個別に保持して、ユーザI/F毎に名称を変えることも可能である。
次に、カスタム紙種を管理テーブルへ登録する処理について、説明する。
カスタム紙種として管理テーブル(図3)に登録すると、印刷要求時にユーザI/Fの設定画面からこの紙種を選択することが可能になるので、予めユーザが望む設定内容でカスタム紙種の登録をする。
登録の手続きは、ユーザI/Fを通じて登録用の画面を呼び出し、表示された画面への入力操作により、登録に必要な情報を入力する。
図5は、カスタム紙種の登録用の設定画面を例示するものである。図5(A)は、装置に備わる操作パネルによる形態を示し、同図(B)は、ホストPC20のWebブラウザによる形態を示す。なお、Webブラウザによる画面表示については、プリンタ10にWebサーバ機能を備えており、ホストPC20より一般のブラウザでLAN30を介してプリンタにアクセスすることを可能としている。このWebサーバ機能は、既存の技術を適用することにより実施し得る。
図5(A)、(B)のいずれの形態でも、画面は、登録するカスタム紙種に名称(名前)を入力し、また、設定可能な当該紙種の属性として示された各項目について、提示される選択肢の中から適当な設定条件を選択する操作を行うための画面を構成する。
図5(A)の操作パネルの例では、呼び出したカスタム紙種設定画面110に、カスタム紙種に名前を入力するボックス111を設ける。ここに、例えば、デフォルトで“カスタム1”を入れ、この名前を変更したい場合には、名前変更キー112を操作し、その後、新たにボックス111に文字列を入力する。名前を変更するときの入力は、文字列の入力ができるキーボード118へのキー操作により行う。
カスタム設定する紙種の属性として、この例では3項目を設定する。1つは、既定紙種のどれに該当するかを普通紙、再生紙、・・・等の5種類の既定紙種キー113から選択する。2つ目は、紙厚が厚い、普通、薄い、を示す厚さキー114から該当する厚さを設定する。3つ目は、当該紙種への適用を制限する機能として、ステープル処理、両面印刷、パンチ処理、を示す機能制限キー115から該当する機能を設定する。
また、図5(A)で、「前へ」、「次へ」のキー116の操作によって、別の紙種の設定画面を開くことができ、そこに図5(A)の“カスタム紙種1設定”と同様にカスタム紙種の設定操作を行うことによって、複数の登録要求を同時に入力することも可能である。
図5(B)のWebブラウザの例では、Webブラウザによりプリンタ10から取得したカスタム紙種設定画面210に、カスタム紙種の名称を入力するボックス211を設ける。ここに、ホストPC20のキーボードの操作で、例えば、“請求伝票1”のように任意の文字列で名称を入れる。
カスタム設定する紙種の属性として、この例では2項目を設定する。1つは、既定紙種のどれに該当するかを普通紙、再生紙、・・・等の既定紙種を選択肢として示し、その中から選択した紙種をボックス212に入れる。2つ目は、紙厚が厚い、普通、薄い等の厚さの違いを表す言葉を選択肢として示し、その中から選択した紙厚をボックス213に入れる。
また、図5(B)で、“請求伝票2”の設定を行っている例に示すように、カスタム紙種の登録は複数の登録要求を同時に入力することも可能である。
上記のようにして、カスタム紙種の登録をすると、登録したカスタム紙種名称は、既定紙種と同様に、給紙トレイの設定を行う画面や、印刷要求時のプリンタドライバの設定画面で用紙種類として表示され、選択指定が可能となる。
図6は、プリンタドライバでの印刷要求時の設定画面における紙種名称の表示例を示している。
図6に示すプリンタドライバの設定画面220には、ユーザの操作により設定可能な各種の印刷条件の入力を行うためのボックスが用意されている。その1つに用紙種類を設定するためのボックス221がある。
用紙種類を設定するボックス221には、図示のように、選択肢として提示される用紙種類の一覧が表示される。これは、管理テーブルに登録されている紙種名称を一覧表示するものである。従って、上記のように、カスタム1、カスタム2と称して、登録を行ったカスタム紙種は、既定紙種とともに一覧表示の対象になって表示される。ユーザは、印刷要求を発行する際、選択肢として表示された紙種の中から、任意の紙種を選んで、印刷条件として設定し、印刷実行を指示する。
上記したカスタム紙種設定(図5、参照)を経て、カスタム紙種管理テーブル(図3、参照)に登録する紙種には、管理テーブルに登録された他の紙種と同様に、それぞれ異なる紙種IDを付与し、管理する。
ただ、紙種IDはそれぞれ異なっても、カスタム紙種の名称は、ユーザが自由に付与するので、同一の名称で重複して登録される可能性がある。同一の名称で重複して登録されると、上記[発明が解決しようとする課題]の項で問題として示したように、ユーザが選択を誤る結果となる。
そこで、本案では、カスタム紙種を含め、プリンタ10で出力処理が可能な紙種として設定画面に表示される紙種に重複が生じないように、カスタム紙種の設定時にユーザが付与する紙種の名称が、既に該データベースに記憶されている紙種名称と重複するか、否かをチェックし、重複が生じる場合には、重複を回避するための手段を講じることを可能にし、上記の問題が生じないように、管理テーブルに登録するカスタム紙種の名称を管理する。
下記「実施形態1」〜「実施形態4」には、紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理に係わる実施形態を示す。
「実施形態1」は、紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理プロセスの基本形態を示す。
「実施形態2」は、「実施形態1」をベースに、カスタム紙種登録の同時複数要求に対応する処理プロセスを示す。
「実施形態3」は、「実施形態1」をベースに、重複する紙種名称を自動で変更することにより重複をなくし、登録を可能にする処理プロセスを示す。
「実施形態4」は、「実施形態1」をベースに、重複する紙種名称をユーザの意に従って変更することにより重複をなくし、登録を可能にする処理プロセスを示す。
「実施形態1」
本実施形態は、紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理プロセスの基本形態を示す。
図7は、紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理のフロー図を示す。また、図8は、図7の登録処理に対応するプリンタモジュール(図2、参照)の動作をモジュール間の制御シーケンスにて示す。なお、図8の制御シーケンスは、操作パネルを通じて登録処理が行われた場合の例を示す。
以下、図7に示すステップS101からS107までの処理ステップの順に図8のシーケンス図を参照して説明を進める。
ステップS101: カスタム紙種の登録時に、まず、ユーザは、操作パネル106を操作し、図5(A)に示すカスタム紙種設定画面の表示を行わせる。このとき、ユーザI/F制御部105が操作パネル106のカスタム紙種設定を要求するキー入力イベントに応じて、カスタム紙種設定画面を表示する制御を行うことによって、この動作が実行される(EV 101)。
ステップS102: 次に、ユーザは、表示された設定画面のカスタム紙種名称入力ボックス111に希望の名称文字列を、各種属性とともに、入力し、OKキーの入力操作で登録実行を指示する。このとき、操作パネル106は、キー入力イベントをチェックすることにより入力の確認をし(EV 102)、登録実行のキー入力イベントに応じて、ユーザI/F制御部105に登録要求を行う(EV 103)。また、ユーザI/F制御部105は、受取った名称文字列、文字列の文字コード、各種紙種属性及び指定の紙種IDを登録要求として、機器情報管理部103に伝える(EV 104)。
ステップS103: このステップで登録要求紙種と既登録紙種の間における紙種名称の重複をチェックする。機器情報管理部103では、内部に保持する既定紙種、カスタム紙種それぞれの紙種管理テーブル(図3、図4)より登録されている文字コードの一致する紙種の名称を一つずつ抽出する(EV 105)。また、紙種管理テーブルより抽出した紙種の名称を示す文字列と登録を要求して入力された文字列とを比較して、重複の有無をチェックする(EV 106)。
ステップS104: 重複の有無をチェックした結果により、それぞれに対応した処理を行う。
ステップS105: 重複が無い場合には、テーブルに記載された文字列を全部チェックしたかを確認し、未チェックの文字列があれば、ステップS103に戻す。他方、全文字列との重複が無い場合には、登録するための処理に移行させる。
ステップS106: 紙種管理テーブルの全文字列との重複が無いことが確認されたことを条件に、登録を要求して入力された文字列を紙種管理テーブルに登録する処理を行う。この処理により、要求された紙種の名称文字列及び各種属性よりなる紙種管理情報が、機器情報管理部103内に保持するカスタム紙種管理テーブルに書き込まれ、登録処理を終了する(EV 109)。
ステップS107: 重複チェックの結果、紙種管理テーブルの既登録紙種の文字列と一致した場合、紙種管理テーブルへの登録処理は行わない。ただ、このときに、操作パネル106にエラーメッセージとして、例えば“紙種名称が重複する”旨を通知するメッセージを表示する。このエラーメッセージを通知する処理は、機器情報管理部103が重複のエラー通知をユーザI/F制御部105に指示し(EV 107)、この指示を受け、ユーザI/F制御部105が、操作パネル106にエラーメッセージの表示を行わせる(EV 108)。
上記のように、カスタム紙種の登録処理プロセスで紙種名称の重複チェックを可能としたので、ユーザが入力する紙種の名称の重複により生じ得る、上記従来技術及び先願の問題を解消し、性能の向上を図ることが可能になる。
なお、上記処理フローでは、重複する場合、登録要求を拒否するようにしたが、例えば、特にエラーメッセージを出さず、そのまま上書きして登録をするような方法を採用してもよい。
また、重複のチェックで紙種の名称文字列を比較する際、文字列のデータを全角と半角を同じに扱っても別に扱っても良く、又比較条件として全角/半角の扱いをユーザ選択が可能にしても良い。
また、ここで登録された紙種名称が、プリンタドライバなどで表示されることになるが、表示時にはさらにカスタム紙種と既定紙種の違いを明示する文字列を付加して表示してもかまわない。
また、上記の登録処理プロセスは操作パネルへの入力操作で行う例を示したが、PC20からWebブラウザにより行うことも可能である。PC 20からWebブラウザで設定、登録をする場合は、通信制御部104を介して、PC 20とのデータのやり取りを行う既存のユーザI/Fを適用する必要がある。
「実施形態2」
本実施形態は、上記「実施形態1」をベースに、カスタム紙種登録の同時複数要求に対応する処理プロセスを示す。
先に、図5,(A)、(B)のカスタム紙種設定画面例で説明したように、カスタム紙種を登録する際に、複数の登録要求を一括して入力することを可能にする機能が提供されている。本実施形態は、この機能が用いられる場合に対応して、紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理プロセスを行うようにするものである。
図9は、紙種名称の重複チェックを可能とした本実施形態のカスタム紙種の登録処理のフロー図を示す。
図9のフローによると、まず、カスタム紙種の登録時にユーザが行う操作パネル106への操作に応じ、複数の登録要求を一括して入力することが可能なカスタム紙種設定画面を表示する(ステップS201)。
次に、ユーザによって、表示された設定画面のカスタム紙種名称入力ボックス111に名称文字列が、各種属性とともに入力され、OKキーの入力操作で登録処理を開始する(ステップS202)。このとき、操作パネル106は、ユーザI/F制御部105を介して、ユーザの操作によって、複数の登録要求について入力された、名称文字列、文字列の文字コード、各種紙種属性及び指定の紙種IDを登録要求として、機器情報管理部103に送る。
登録要求を受取る機器情報管理部103は、登録要求紙種と既登録紙種の間における紙種名称の重複を、複数の登録要求について、一つずつ抽出し(ステップS203)チェックをしていく(ステップS204)。この重複チェックの手順は、機器情報管理部103内に保持する既定紙種、カスタム紙種それぞれの紙種管理テーブル(図3、図4)から、登録されている文字コードの一致する紙種の名称を一つずつ抽出し、この紙種の名称を示す文字列と登録を要求して入力された文字列とを比較して、重複の有無をチェックする。
重複の有無をチェックした結果により、それぞれに対応した処理を行う。重複が無い場合には(ステップS205-NO)、テーブルに記載された文字列を全部チェックしたかを確認し(ステップS206)、未チェックの文字列があれば、ステップS204に戻す。
紙種管理テーブルの全文字列との重複が無いことが確認された場合(ステップS206-NO)、登録を要求して入力された文字列を紙種管理テーブルに登録する処理を行う(ステップS207)。この処理により、登録要求された紙種の名称文字列及び各種属性よりなる紙種管理情報が、機器情報管理部103内に保持するカスタム紙種管理テーブルに書き込まれ、複数の登録要求の一つの登録処理を終了する。
次いで、複数の登録要求の全部の登録処理が終了できたかをチェックする(ステップS209)。
ここで、未処理の登録要求があれば、ステップS203に戻し、残りの登録要求から一つを処理の対象として再び抽出し、前と同様の処理手順を踏んで処理する。
ステップS205で、重複の有無をチェックした結果、紙種管理テーブルの既登録紙種の文字列と一致した場合、この登録要求については、紙種管理テーブルへの登録はしない。
登録処理を行わない場合に、操作パネル106にエラーメッセージとして、例えば“紙種名称が重複する”旨を通知するメッセージを表示する。ただ、このエラーメッセージを通知する処理は、複数の登録要求がある場合、全部の処理を終えたときに通知するので、それまで、このエラー情報を保持しておく(ステップS208)。
エラー情報を保持した後、複数の登録要求の全部の登録処理が終了できたかをチェックする(ステップS209)。このチェックで未処理の登録要求があれば、上記と同様にステップS203に戻し、残りの登録要求に対する処理を行う。
他方、ステップS209で未処理の登録要求がなくなり、処理が終了できる状態になったところで、複数の登録要求の中に、紙種名称に重複があったために登録ができなかった要求について、保持しておいたエラー情報をまとめて、操作パネル106にエラーメッセージの表示を行わせ(ステップS210)、処理を終了する。
上記のように、カスタム紙種登録の要求が同時に複数あっても、複数の要求に対応して一括して登録処理を行うことを可能にしたので、さらに性能の向上を図ることが可能になる。
「実施形態3」
本実施形態は、上記「実施形態1」をベースに、重複する紙種名称を変更することにより重複をなくし、登録を可能にする処理プロセスを示す。
上記「実施形態1」では、紙種名称の重複チェックの結果が重複有りの場合には、登録要求を拒否するようにしたが、本案では、要求時に入力された紙種名称を重複しないように変更することで、登録要求を受け入れるようにする。
また、本実施形態では、自動で重複を回避し、登録できるようにするために、予め識別子情報を用意しておき、要求時に入力された重複する文字列に用意しておいた識別子情報を付加することによって、実施するものである。
上記の識別子情報は、例えば、図10に例示するような、識別子管理テーブルの形式で機器情報管理部103に保持することにより、予め用意しておくことができる。
識別子の文字列は、図10に示す識別子管理テーブルの例に示すように、『+』『−』『*』といったような、ユーザが入力した紙種名称に付加しても、意味を損なわない文字をあてる。こうした識別子を複数、それぞれ対応するIDをつけて管理する。
図11には、ユーザがカスタム紙種の登録を行った後のカスタム紙種管理テーブルを示している。図11のテーブルのID101には、再生紙を引用紙種として『請求書』が登録されている。また、ID102には、色紙を引用紙種として上記した『+』識別子を付加した『+再生紙』が登録されている。
この場合、ユーザは『+』識別子が付加される前の『再生紙』を登録要求時に入力したが、『再生紙』はID101で再生紙を引用紙種としているように、既定紙種(図4、参照)であり、名称が重複する紙種である。従って、『+』識別子が付加され、ID102のように『+再生紙』として登録する。
以下に、名称が重複する紙種の登録要求に対し、自動で識別子情報を付加し、重複を回避する登録処理プロセスに係わる実施形態について説明する。
図12は、紙種名称の重複チェックを可能とした本実施形態のカスタム紙種の登録処理のフロー図を示す。
図12のフローによると、まず、カスタム紙種の登録時にユーザが行う操作パネル106への操作に応じ、登録要求の入力用のカスタム紙種設定画面を表示する(ステップS301)。
次に、ユーザによって、表示された設定画面のカスタム紙種名称入力ボックス111に名称文字列が、各種属性とともに入力され、OKキーの入力操作で登録処理を開始する(ステップS302)。このとき、操作パネル106は、ユーザI/F制御部105を介して、ユーザの操作によって入力された、名称文字列、文字列の文字コード、各種紙種属性及び指定の紙種IDを登録要求として、機器情報管理部103に送る。
登録要求を受取る機器情報管理部103は、登録要求紙種と既登録紙種の間における紙種名称の重複をチェックしていく(ステップS303)。この重複チェックの手順は、機器情報管理部103内に保持する既定紙種、カスタム紙種それぞれの紙種管理テーブル(図3、図4)から、登録されている文字コードの一致する紙種の名称を一つずつ抽出し、この紙種の名称を示す文字列と登録を要求して入力された文字列とを比較して、重複の有無をチェックする。
重複の有無をチェックした結果により、それぞれに対応した処理を行う。重複が無い場合には(ステップS304-NO)、テーブルに記載された文字列を全部チェックしたかを確認し(ステップS305)、未チェックの文字列があれば、ステップS303に戻す。
紙種管理テーブルの全文字列との重複が無いことが確認された場合(ステップS305-NO)、登録を要求して入力された文字列を紙種管理テーブルに登録する処理を行う(ステップS307)。この処理により、登録要求された紙種の名称文字列及び各種属性よりなる紙種管理情報が、機器情報管理部103内に保持するカスタム紙種管理テーブルに書き込まれ、登録要求の処理を終了する。
ステップS304で、重複の有無をチェックした結果、紙種管理テーブルの既登録紙種の文字列と一致した場合、この登録要求については、要求された名称のまま紙種管理テーブルへ登録することはしない。
登録処理を行わない場合に、本実施形態では、予め識別子管理テーブルに用意した識別子を該テーブルから取得し、登録要求時の文字列に付加する紙種名称の変更処理を自動で行うことによって、登録を可能にする文字列へと変更し、重複を回避する(ステップS306)。
識別子を付加し、名称を変更した文字列は、再度はじめから紙種管理テーブルと文字列比較を行い、重複チェックを行うステップS303に戻す。重複チェックを繰り返し、紙種管理テーブルに記憶されている全ての名称文字列と比較して一致しなければ、識別子を付加した名称文字列をカスタム紙種管理テーブルに記憶し、登録処理を終了する。なお、『+』を付加した上でも重複チェックでさらに名称が一致した場合には、例えば『++』の識別子の付加をして、ループ処理を繰り返す。
上記のように、カスタム紙種の登録処理プロセスで紙種名称の重複チェックを可能とし、かつ、重複チェックによって重複する名称がある、という結果を得ても、自動で重複を回避する名称の変更を、ユーザが入力した紙種名称の意味を損なわない、識別子の付加という形で行うようにしたので、新たに登録画面の最初からユーザが入力操作を行うことなく、必要な登録が可能になり、設定操作における操作性を向上することができる。
なお、識別子はテーブルより取得としているが、これに変わる付加情報として、ユーザ名などを付加し、識別性を与えるようにしても良い。
また、識別子を付加する際、操作パネルの画面に識別子付加後の文字列を案として表示して、ユーザに確認を得ることも可能である(実施形態4の図13、参照)。このとき、名称文字列の案提示は複数案の提示が可能であり、例えば、複数保持している識別子を組み合わせて文字列を作成する、といった方法で実施し得る。
上記実施形態では、識別子は、識別子管理テーブルに用意し、機器にデフォルトで文字列を保持するとしているが、ユーザによって任意の値を登録することも可能である。また、識別子を付加する位置は、名称文字列の先頭や最後など複数パターンで使用するように設定することが可能である。
「実施形態4」
本実施形態は、上記「実施形態1」をベースに、重複する紙種名称をユーザの意に従って変更することにより重複をなくし、登録を可能にする処理プロセスを示す。
上記「実施形態1」では、紙種名称の重複チェックの結果が重複有りの場合には、登録要求を拒否するようにしたが、本案では、要求時に入力された紙種名称を重複しないように変更することで、登録要求を受け入れるようにする。
また、本実施形態では、紙種名称を変更する際に、ユーザの意に従って、機器側から提案した紙種名称を受入れる方法と、ユーザ自身で新たに名称を入力する方法とを選択することによって、登録を実施できるようにするものである。
上記のように、登録する紙種の名称をユーザ選択に委ねるので、登録の処理プロセスにそのための手順を設けるとともに、ユーザI/Fにユーザの選択に従い紙種の名称を再入力する操作画面を用意する。
図13は、紙種の名称が重複した場合に、ユーザに変更案を提示して再入力を求める画面例を示す。
図13に示す入力画面120には、紙種の名称ボックス121には、まず、図示の例では“+再生紙”として、紙種の名称が重複した場合に機器側から提案する変更した紙種名称が表示される。ユーザは、この変更案で問題がなければ、そのまま登録実行キー123を選択して登録する。この変更案に問題があれば、名前変更キー122を押下し、新たに名称ボックス121に文字列を再入力した後、登録実行キー123を押して、変更後の名称によって登録することも可能である。
なお、ここでの変更案は1つのみ表示されているが、複数案を提示してユーザはその中から選択して登録するようにしても良い。
以下に、紙種の名称が重複した場合に、ユーザの選択により名称を変更し、登録を可能とする本実施形態の登録処理プロセスに係わる実施形態について説明する。
図14は、紙種名称の重複チェックを可能とした本実施形態のカスタム紙種の登録処理のフロー図を示す。
図14のフローによると、まず、カスタム紙種の登録時にユーザが行う操作パネル106への操作に応じ、登録要求の入力用のカスタム紙種設定画面を表示する(ステップS401)。
次に、ユーザによって、表示された設定画面のカスタム紙種名称入力ボックス111に名称文字列が、各種属性とともに入力され、OKキーの入力操作で登録処理を開始する(ステップS402)。このとき、操作パネル106は、ユーザI/F制御部105を介して、ユーザの操作によって入力された、名称文字列、文字列の文字コード、各種紙種属性及び指定の紙種IDを登録要求として、機器情報管理部103に送る。
登録要求を受取る機器情報管理部103は、登録要求紙種と既登録紙種の間における紙種名称の重複をチェックしていく(ステップS403)。この重複チェックの手順は、機器情報管理部103内に保持する既定紙種、カスタム紙種それぞれの紙種管理テーブル(図3、図4)から、登録されている文字コードの一致する紙種の名称を一つずつ抽出し、この紙種の名称を示す文字列と登録を要求して入力された文字列とを比較して、重複の有無をチェックする。
重複の有無をチェックした結果により、それぞれに対応した処理を行う。重複が無い場合には(ステップS404-NO)、テーブルに記載された文字列を全部チェックしたかを確認し(ステップS405)、未チェックの文字列があれば、ステップS403に戻す。
紙種管理テーブルの全文字列との重複が無いことが確認された場合(ステップS405-NO)、登録を要求して入力された文字列を紙種管理テーブルに登録する処理を行う(ステップS408)。この処理により、登録要求された紙種の名称文字列及び各種属性よりなる紙種管理情報が、機器情報管理部103内に保持するカスタム紙種管理テーブルに書き込まれ、登録要求の処理を終了する。
ステップS404で、重複の有無をチェックした結果、紙種管理テーブルの既登録紙種の文字列と一致した場合、この登録要求については、要求された名称のまま紙種管理テーブルへ登録することはしない。
登録処理を行わない場合に、本実施形態では、予め識別子管理テーブルに用意した識別子を該テーブルから取得し、登録要求時の文字列に付加する紙種名称の変更処理を自動で行うことによって、登録を可能にする文字列へと変更し、重複を回避することを可能にする。本実施形態では、ここで図13に示した画面を操作パネル106で表示し、変更した紙種の名称を案として、ユーザに提示する(ステップS406)。
次いで、図13に示した画面に対する操作がユーザによって行われ、機器側からの変更案か、ユーザが再入力した名称かが選択され、登録実行が指示される(ステップS406)。なお、機器側で変更し、提示する紙種の名称については、実施形態3で示した名称変更の各種のバリエーションの中からユーザが選択できるようにする方法で実施することができる。
この登録実行の指示により、名称を変更した文字列は、再度はじめから紙種管理テーブルと文字列比較を行い、重複チェックを行うステップS403に戻す。重複チェックを繰り返し、紙種管理テーブルに記憶されているすべての名称文字列と比較して一致しなければ、ステップS407で変更した名称文字列をカスタム紙種管理テーブルに記憶し、登録処理を終了する。
上記のように、カスタム紙種の登録処理プロセスで紙種名称の重複チェックを可能とし、かつ、重複チェックによって重複する名称がある、という結果を得ても、ユーザに対し、重複を回避するために機器側で作成した名称の変更案を提示し、この案が受け入れない場合に再入力により名称変更を可能とする、2通りの選択肢を与えるようにしたので、新たに登録画面の最初からユーザが入力操作を行うことなく、ユーザが望ましいと考える名称による紙種登録の設定操作における操作性を向上することができる。
本発明の実施形態に係わる印刷システムの概略構成を示す。 印刷システム(図1)を構成するプリンタのモジュール構成を概略図として示す。 カスタム紙種の管理テーブルを例示する。 既定紙種の管理テーブルを例示する。 カスタム紙種の登録画面を例示するもので、(A)は操作パネルによる形態を示し、(B)はホストPC のWebブラウザによる形態を示す。 プリンタドライバでの印刷要求時の設定画面における紙種名称の表示例を示す。 紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理のフロー(実施形態1)を示す。 図7の登録処理に対応する図2のプリンタモジュールの動作をモジュール間の制御シーケンスにて示す。 紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理のフロー(実施形態2)を示す。 カスタム紙種の名称に用いる識別子の管理テーブルを例示する。 図10の識別子を適用したカスタム紙種の管理テーブルを例示する。 紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理のフロー(実施形態3)を示す。 カスタム紙種の登録処理プロセス(実施形態4)において、表示される設定画面を例示する。 紙種名称の重複チェックを可能としたカスタム紙種の登録処理のフロー(実施形態4)を示す。
符号の説明
10・・プリンタ、20・・ホストPC 、30・・LAN( Local Area Network )、101・・印刷制御部、102・・画像形成制御部、103・・機器情報管理部、104・・通信制御部、105・・ユーザインターフェース制御部、106・・操作パネル、107・・記憶装置。

Claims (15)

  1. 印刷コマンドとともに入力された印刷データに基づいて、紙種IDで指定された紙種の記録用紙に画像を形成する画像形成装置であって、
    印刷コマンドに指示し得る紙種名称と紙種IDとを対応付けて記憶させた紙種管理データベースと、
    前記紙種管理データベースに記憶させる紙種名称を入力する紙種入力手段と、
    前記紙種入力手段によって入力された紙種名称と紙種IDとを対応付けて前記紙種管理データベースに記憶させ、該データベースの参照に応じて記憶データを読み出し、データベースのデータを管理するデータベース管理手段と、
    前記紙種管理データベースに記憶させた紙種名称を、給紙設定を行う画面又は印刷要求時のプリンタドライバの設定画面に選択指定可能に表示する表示部と、
    前記紙種入力手段によって入力された紙種名称を前記紙種管理データベースへ記憶させる前に、入力された紙種名称に対し、既に該データベースに記憶されている紙種名称との重複の有無をチェックする紙種名称チェック手段と、
    を有したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示部を持つユーザI/Fを備えた請求項1に記載された画像形成装置において、
    前記ユーザI/Fは、前記紙種名称チェック手段によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、前記表示部を介してこの旨を通知することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載された画像形成装置において、
    前記データベース管理手段は、前記紙種名称チェック手段によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、入力された紙種名称を前記紙種管理データベースへ記憶させないことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2に記載された画像形成装置において、
    前記データベース管理手段は、前記紙種名称チェック手段によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、入力された紙種名称を変更して前記紙種管理データベースへ記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 識別子情報を保持する識別子保持手段を有する請求項4に記載された画像形成装置において、
    前記データベース管理手段は、入力された紙種名称の変更を該紙種名称に前記識別子保持手段に保持された識別子情報を付加することによって、自動で行うことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記表示部を持つユーザI/Fを備えた請求項5に記載された画像形成装置において、
    前記データベース管理手段は、前記ユーザI/Fを介し、入力された紙種名称の変更案を前記表示部に提示し、ユーザ操作による変更案の選択を条件に、前記紙種管理データベースへの記憶を実行することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記表示部を持つユーザI/Fを備えた請求項4に記載された画像形成装置において、
    前記データベース管理手段は、入力された紙種名称の変更を、前記ユーザI/Fからの任意の名称による紙種の再入力により行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 印刷コマンドとともに入力された印刷データに基づいて、紙種IDで指定された紙種の記録用紙に画像を形成する画像形成装置における紙種管理方法であって、
    印刷コマンドに指示し得る紙種名称と紙種IDとを対応付けて記憶させた紙種管理データベースに記憶させる紙種名称を入力する紙種入力工程と、
    前記紙種入力工程によって入力された紙種名称と紙種IDとを対応付けて前記紙種管理データベースに記憶させ、該データベースの参照に応じて記憶データを読み出し、データベースのデータを管理するデータベース管理工程と、
    前記紙種管理データベースに記憶させた紙種名称を、表示部の給紙設定を行う画面又は印刷要求時のプリンタドライバの設定画面に選択指定可能に表示させる表示工程と、
    前記紙種入力工程において入力された紙種名称を前記紙種管理データベースへ記憶させる前に、入力された紙種名称に対し、既に該データベースに記憶されている紙種名称との重複の有無をチェックする紙種名称チェック工程と、
    を有したことを特徴とする紙種管理方法。
  9. 請求項8に記載された紙種管理方法において、
    前記紙種名称チェック工程によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、ユーザI/Fの前記表示部を介してこの旨を通知する工程を有することを特徴とする紙種管理方法。
  10. 請求項8又は9に記載された紙種管理方法において、
    前記データベース管理工程は、前記紙種名称チェック工程によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、入力された当該紙種名称を前記紙種管理データベースへ記憶させないようにすることを特徴とする紙種管理方法。
  11. 請求項8又は9に記載された紙種管理方法において、
    前記データベース管理工程は、前記紙種名称チェック工程によるチェック結果が、紙種名称との重複有であるときに、入力された紙種名称を変更して前記紙種管理データベースへ記憶させるようにすることを特徴とする紙種管理方法。
  12. 請求項11に記載された紙種管理方法において、
    前記データベース管理工程は、入力された紙種名称の変更を該紙種名称に識別子情報を保持する手段に保持された識別子情報を付加することによって、自動で行うようにすることを特徴とする紙種管理方法。
  13. 請求項12に記載された紙種管理方法において、
    前記データベース管理工程は、ユーザI/Fの前記表示部を介し、入力された紙種名称の変更案を提示し、ユーザ操作による変更案の選択を条件に、前記紙種管理データベースへの記憶を実行することを特徴とする紙種管理方法。
  14. 請求項11に記載された紙種管理方法において、
    前記データベース管理工程は、入力された紙種名称の変更を、ユーザI/Fからの任意の名称による紙種の再入力により行うようにすることを特徴とする紙種管理方法。
  15. コンピュータに請求項8乃至14のいずれかに記載された紙種管理方法が有する前記データベース管理工程、前記表示工程、前記紙種名称チェック工程の各工程を実行させるためのプログラム。
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