JP4812441B2 - 屋根構造およびその施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、屋根構造およびその施工方法に関する。さらに詳しくは、施工および解体後の再利用が容易であり、かつ構造を簡素化することが可能な屋根構造およびその施工方法に関する。
従来より、屋根構造の一種として鋼製構造材を用いた鋼製屋根構造が知られており、そしてかかる屋根構造には、在来工法の母屋組屋根と、屋根パネルを用いた屋根構造とがある。
図15に、在来工法の母屋組屋根による屋根構造の一例を示す。この屋根構造100は、鋼製屋根トラス101の上に鋼製母屋材102を固定部材103により取り付け、鋼製母屋材102の上に鋼製垂木材104を取り付け、さらにその上に、野地板105や下地材106等を取り付けるようにして構成されている。
図16に、屋根パネルを用いた鋼製屋根構造の一例を示す。この屋根構造200は、縦枠や横枠、中桟および横桟により構成されるパネルフレーム201を構造材として有し、そのパネルフレーム201に合板等の下地材が組み合わされてなる屋根パネル202を、鋼製屋根トラス203の上に設置するようにして構成されている。
ところが、前記在来工法の母屋組屋根は、母屋材の取付けおよび下地材の取付けといった各種工程毎に職種が異なるため、人件費が嵩むとともに、工期の短縮が困難であるといった問題がある。
また、前記屋根パネルを用いた屋根構造においては、工期の短縮は比較的容易であるものの、屋根パネル202が在来工法においては必要とされないパネルフレーム201を含んでいるため、材料コストが高くなる。また、屋根パネルを運搬する際に、りん木や緩衝材、パレットなどの運搬補助部材が必要となり、運搬に手間が掛かるとともに重量・体積の増大により運搬効率が悪く、コストアップを招来するといった問題がある。
特開2002−201765号公報 特開平10−30300号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、施工の職種を減少させることができて工期を短縮することができるとともに、屋根下地を軽量化してその取り扱いを容易にし、コストダウンを図ることが可能な屋根構造およびその施工方法を提供することを目的としている。
本発明の屋根構造は、屋根梁により対向配置された屋根パネルを支持してなる屋根構造であって、前記屋根パネルが、デッキプレートと、該デッキプレートのデッキ方向と直交させて所定間隔で配設された母屋材と、断熱材とを備え、対向配置された屋根パネルの一方の母屋材端部が、前記屋根梁に設けられた取付部材にボルト・ナット留めにて固定され、他方の母屋材端部が前記取付部材に設けられた押さえ部材により押さえられてなることを特徴とする。
本発明の屋根構造においては、断熱材の幅が、デッキプレートの幅より狭くされてなるのが好ましい。
さらに、本発明の屋根構造においては、母屋材端部に吊り上げ用の透孔が設けられているのが好ましい。
さらに、本発明の屋根構造においては、隣接する屋根パネル間の隙間が閉塞部材により閉塞されてなるのが好ましい。
一方、本発明の屋根構造の施工方法は、屋根梁により対向配置された屋根パネルを支持してなる屋根構造の施工方法であって、前記屋根パネルが、デッキプレートと、該デッキプレートのデッキ方向と直交させて所定間隔で配設された母屋材と、断熱材とを備え、屋根梁に取付部材を配設する手順と、屋根パネルの母屋材端部を前記取付部材に取り付ける手順とを含んでいることを特徴とする。
本発明の屋根構造の施工方法においては、隣接する屋根パネル間の隙間を閉塞部材により閉塞する手順が付加されているのが好ましい。
本発明によれば、屋根パネルにパネルフレームが設けられていないので、屋根パネルの構成の簡素化および軽量化が図られそのコスト低減が図られるという優れた効果が得られる。
また、屋根パネルは、屋根梁に設けられた取付部材に取り付けられるようにされているので、施工が容易となり作業効率が向上して工期の短縮が図られるという優れた効果が得られる。
さらに、屋根パネルの取り付けは上方からの作業のみであるので、足場が不用となり施工性がよいという優れた効果が得られる。
その上、屋根上部の防水層のパネル間を切断して屋根パネル単位で移設できるので、再利用が容易であるという優れた効果が得られる。
また、運搬に際してりん木やパレットなどを必要としないので、運搬効率がよく輸送コストの低減が図られるという優れた効果が得られる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
図1〜図4に、本発明の一実施形態に係る鋼製屋根構造の概略構成を示す。図1は、屋根梁の交叉箇所における屋根パネルの取付状態を示す断面図である。図2は、図1の箇所における屋根梁の平面図である。図3は、屋根梁の交叉箇所以外における屋根パネルの取付状態を示す断面図である。図4は、図3の箇所における屋根梁の平面図である。
図1に示すように、屋根構造Uは、屋根梁1(大梁2、小梁3)と、屋根梁1の上に取付けられた長方形の所定数の屋根パネル4と、屋根パネル4を屋根梁1に接合するように屋根梁1に予め設けられた接合部材5と、接合部材5に屋根パネル4を取り付ける取付部材6とを主要構成要素として備えてなるものとされる。
ここで、屋根梁1は、H形鋼からなる大梁2および小梁3を含んでいる。大梁2は、図示しない軒桁と直交するように配設された比較的強度の高い屋根主要梁である。小梁3は大梁2と直交するように配設された比較的強度の小さい屋根補助梁である。
図5に屋根パネル4の詳細を示す。屋根パネル4は、図5に示すように、長方形のデッキプレート11と、デッキプレート11の片面(下面)に所定間隔で互いに平行に取り付けられたリップ溝形鋼からなる横桟フレーム(母屋材)12と、デッキプレート11の別の片面(上面)を覆うように取付けられた断熱材13とを主要部として備えてなる。屋根パネル4は、図示しない軒桁とその長手方向が直交するように、すなわち大梁2と屋根パネル4の長手方向とが平行となるように、屋根梁1の上に敷き詰めて取付けられるものとされる。
ここで、横桟フレーム12は軒桁と平行な母屋材としての機能を有するものであり、デッキプレート11のデッキ11aと直交するように例えばビスによりデッキプレート11に締結されている。この結果、屋根パネル4は、その長手方向がデッキ11aの剛性、幅方向が横桟フレーム12の剛性により、吊り上げや運搬時に必要とされる強度が確保されている。
また、横桟フレーム12の端部には、図1に示すように、吊り上げの際に使用する吊り孔12aが設けられている。
また、図1および図3に示すように、屋根パネル4は幅方向端部において接合部材5を介して大梁2または小梁3に支持されるものとされており、これに対応して接合部材5は、図2および図4に示すように、大梁2と小梁3の交叉部分(図2参照)または小梁3の中間部分(図4参照)のいずれかに予め取付けられるものとされる。
また、図5に示すように、断熱材13は、その幅がデッキプレート11の幅よりも若干狭くされており、この結果、隣接する各屋根パネル4、4の間には断熱材13に覆われない断熱材不装着部V(図7参照)が生じるものとされる。この、断熱材不装着部Vを設けることにより、後述するように屋根パネル4の取り付けおよび解体が容易となる。
次に、接合部材5を説明する。
図1および図2に示すように、接合部材5は、所定長さにカットされた溝形鋼からなり、屋根梁1の上面に溶接により接合される板状の梁接着部5aと、梁接着部5aの両端から直角に上方向に延びる2つの板状の屋根パネル取付部5b、5bとを含む。
図6に、取付部材6の詳細を示す。取付部材6は、図6に示すように、溝形鋼からなる横桟フレーム取付部6aと、横桟フレーム取付部6aの底板6bの下面に垂直に設けられた板状の取付部6c、6cとを有する。
横桟フレーム取付部6aは、図1および図3に示すように、溝形開口を上に向けて配設されており、隣接する2つの屋根パネル4、4の横桟フレーム12の対向する端部が、1つの取付部材6の横桟フレーム取付部6aに上方から嵌合して、前記底板6bにより支持されるものとされる。
また、前記底板6bには、横桟フレーム固定用のボルト挿通孔6dおよび後述する押えプレート21取付用のボルト挿通孔6eが設けられるものとされ、これに対応して、底板6bの下面には、前記両ボルト挿通孔6d、6eを通して差し込まれる図示しないボルトと螺合するナット6f、6gが例えば溶接により取り付けられるものとされる。
接合部材取付部6cは、接合部材5にボルトおよびナットを用いて取り付けられるものとされる。なお、符号6h、6hはボルト挿通孔を示す。
図7に、隣接する屋根パネル4、4の接続部の詳細を示す。同接続部においては、各屋根パネル4、4のデッキプレート11、11および横桟フレーム12、12の間の空隙23を上から塞ぐように、各屋根パネル4、4のデッキプレート11、11の間を渡して例えば亜鉛鋼板からなる蓋板(閉塞部材)7をピン留めするとともに、各屋根パネル4の間の断熱材不装着部分Vを塞ぐように断熱材板片8を装着するものとされる。
このように、隣接する各屋根パネル4の間に空隙23を空けているのは、解体の際に屋根パネル4を傷つけることなく、断熱材板片8および蓋板7を切断することができるようにして、その解体を容易にするためである。
また、屋根構造Uにおいては、断熱材13および断熱材板片8の上を覆うように防水シート9が設けられるものとされている。
以下、図8を参照して、屋根パネル4の取付手順を説明する。なお、ここでは図の簡略化のために断熱材13は省略している。また、図8は小梁3に屋根パネル4の一端を支持させる場合を示している。
手順1:図8(a)に示すように、接合部材5に取付部材6を取付けた状態で、上方から一方の屋根パネル4(4A)を吊り下ろし、取付部材6の横桟フレーム取付部6aに横桟フレーム12を上方から嵌合させて、屋根パネル4(4A)の一側端(図の右側端)を小梁3に支承させる。このとき、屋根パネル4(4A)の他側端(左側端)は、図示はされていないが、図の左方向にて別の取付部材6により、小梁3または大梁2に接合部材5を介して支持されている。
手順2:図8(a)に示すように、横桟フレーム12を取付部材6にボルト止めして、屋根パネル4(4A)の一側端を取付部材6に固定する。
手順3:図8(b)に示すように、隣接する他方の屋根パネル4(4B)の横桟フレーム12を取付部材6の母屋取付部6aに嵌合させて、前記他方の屋根パネル4(4B)の他側端を小梁3に支承させる。
手順4:図8(c)に示すように、前記他方の屋根パネル4(4B)の横桟フレーム12を押えプレート21により横桟フレーム取付部6aに押さえつけて、前記他方の屋根パネル4(4B)の他側端を取付部材6に固定する。
手順5:手順1〜手順4を繰り返して、全ての屋根パネル4の一側端をボルト止めにより取付部材6に固定する一方、他側端を押えプレート21を用いて取付部材6に固定する。
手順6:図8(d)に示すように、亜鉛鋼板からなる蓋板(閉塞部材)7を隣接する各屋根パネル4、4のデッキプレート11のデッキ11aの間に渡すようにビス止めして、前記空隙23を上方から閉塞する。
手順7:図7にて示したように、各屋根パネル4の間の断熱材不装着部分Vを塞ぐように断熱材板片8を装着する。
次に、図9〜図11を参照して、屋根端部における屋根パネルの取付手順を説明する。図9は、小梁3と屋根端部の構造躯体10との接合部における取付例である。図10は、小梁3と屋根端部に耐風梁兼用梁2Aが設けられている場合の接合部における取付例である。図11は、屋根端部の仕上げ途中の状態を示す図である。なお、図10において、屋根パネル4のデッキプレート11よりも上層の取付状態は図9におけると同様であるので省略している。
図9および図10に示すように、屋根端部においては、1つの屋根パネル4の側端部のみが取付部材6Aにより、接合部材5Aを介して小梁3または耐風梁2Aに支持されている。ここで、前記1つの屋根パネル4の横桟フレーム12は、取付部材6Aにボルトおよびナットを用いて固定されている。
また、図11に示すように、屋根パネル4と構造躯体10との隙間は、構造躯体10に設けられたリップ溝形鋼からなる横材10aに内壁下地合板10bを取付け、横断面L字形の亜鉛鋼板からなるカバープレート7Aを屋根パネル4のデッキプレート11と内壁下地合板10bとに取り付け、カバープレート7Aの上から断熱材不装着部分V1を塞ぐように断熱材片8Aを装着するものとされる。
図12に、屋根端部における取付部材6Aの詳細を示す。この取付部材6Aは、溝形鋼からなる横桟フレーム取付部6aと、取付部材6を接合部材5に取り付けるため、横桟フレーム取付部6aの底板6bの下面に垂直に設けられた板状の取付部6cとを有する。
横桟フレーム取付部6aは、図9および図10に示すように、溝形開口を上に向けて配設されており、屋根パネル4の横桟フレーム12の端部が取付部材6の横桟フレーム取付部6aに上方から嵌合して、前記底板6bにより支持されるものとされる。
また、前記底板6bには、横桟フレーム固定用のボルト挿通孔6dが設けられるものとされ、これに対応して、底板6bの下面には、前記ボルト挿通孔6dを通して差し込まれる図示しないボルトと螺合するナット6fが例えば溶接により設けられるものとされる。
接合部材取付部6cは、接合部材5にボルトおよびナットを用いて取り付けられるものとされる。なお、符号6hはボルト挿通孔、6iはシノ孔を示す。
このように、実施形態の鋼製屋根構造Uにおいては、背景技術で述べたように、いわゆるパネルフレームと板材とを組み合わせた従来の屋根パネルではなく、母屋材としての機能を有する横桟フレーム12とデッキプレート11とを組み合わせた軽量な屋根パネル4を用いて屋根下地を形成するので、その取り扱いが容易であり、作業性が良い。したがって、施工が容易となる。
すなわち、従来の屋根パネルのパネルフレームが、縦枠、横枠、中桟、横桟等の各種構造材により構成されていたのに対して、実施形態の屋根パネル4では独立した構造材は横桟フレーム12のみであり、縦方向はデッキプレート11自体で剛性を確保している。したがって、軽量化が可能となる。また、横桟フレーム12は在来工法においては母屋材として必要とされるものであるのに対して、従来の屋根パネルのパネルフレームは在来工法においては不要なものであり、そのパネルフレームを省略することができるため、低コスト化が図られる。
また、在来工法では、母屋の取付けおよび下地材の取付けという各工程毎の職種が必要であったものが、屋根パネル4の設置という1つの工程で前記各工程を済ますことができるために、職種を減少させることが可能となる。したがって、工期の短縮および低コスト化が容易となる。
また、屋根パネル4は、取付部材6の横桟フレーム取付部6aに上方から横桟フレーム12を嵌合させて、取付部材6に屋根パネル4を預けた形で施工できるために、作業効率を向上させることができる。そして、屋根パネル4の施工は、上方からの例えばボルト締めのみにより行うことが可能であるため、下方から作業を行うための作業台等の設置が不要であり、作業効率をさらに向上させることができる。
さらに、解体の際には、屋根パネル4の上層に設けられる防水シート9、断熱材板片8および蓋板(閉塞部材)7等を切断することで、屋根パネル4単位での移設が可能となり、その再利用が容易である。
その上、屋根パネル4は軽量であるために、りん木やパレット等の運搬補助部材を削減でき、運搬の手間が軽減されるとともに、余分な重量・体積の増大を抑制して運搬効率を向上させることができるとともに、輸送コストの低減が図られる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明かかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。
例えば、取付部材6は図6および図12に示すものに限定されるものではなく、例えば図13に示すような構成とすることもできる。
すなわち、図13(a)に示すように、固定ボルトで固定される屋根パネル側を所定長さ伸ばすとともに、伸ばされた横桟フレーム12端部および取付部材6Bにシノ孔(図示省略)を設けるようにしてもよく、図13(b)に示すように、押さえプレート21により押さえられている屋根パネル4も隣接する屋根パネル4側に所定長さ伸ばしてその個所および取付部材6Cにシノ孔(図示省略)を設けるとともに、固定ボルト・ナットで固定するようにしてもよく、図13(c)に示すように、隣接する屋根パネル4、4双方を相手方に所定長さ伸ばしてその個所および取付部材6Dにシノ孔(図示省略)を設けるとともに、隣接する屋根パネル4、4双方を押さえプレート21Aにより押さえるようにしてもよい。
図14に、前記取付部材6Cの詳細を示す。この取付部材6Cは、溝形鋼からなる横桟フレーム取付部6aと、取付部材6を接合部材5に取り付けるため、横桟フレーム取付部6aの底板6bの下面に垂直に設けられた板状の取付部6cとを有する。
底板6bには、横桟フレーム固定用のボルト挿通孔6d、6dが設けられるものとされ、これに対応して、底板6bの下面には、前記ボルト挿通孔6d、6dを通して差し込まれる図示しないボルトと螺合するナット6f、6fが例えば溶接により設けられるものとされる。
接合部材取付部6cは、接合部材5にボルトおよびナットを用いて取り付けられるものとされる。なお、符号6hはボルト挿通孔、6iはシノ孔を示す。
本発明は、建物の屋根およびその施工に適用できる。
本発明の一実施形態に係る鋼製屋根構造の要部詳細図であり、屋根大梁との接合部を示す。 図1の接合部における屋根梁の平面図である。 屋根小梁との接合部の図1相当図である。 図3の接合部における屋根梁の平面図である。 屋根パネルの詳細を断熱材を一部切欠いて示す斜視図である。 屋根パネルを屋根梁に取り付ける取付部材の3面図であり、同(a)に正面図を示し、同(b)に側面図を示し、同(c)に平面図を示す。 鋼製屋根構造における屋根パネル間の詳細図である。 屋根パネルを屋根梁に取り付ける手順を示す説明図である。 鋼製屋根構造における屋根端部の構造躯体との接合部の詳細図である。 耐風梁兼用梁が設けられた鋼製屋根構造における屋根端部の要部詳細図である。 屋根パネルの屋根端部の詳細図である。 別の取付部材の3面図であり、同(a)に正面図を示し、同(b)に側面図を示し、同(c)に平面図を示す。 取付部材の他の例の正面図である。 さらに別の取付部材の3面図であり、同(a)に正面図を示し、同(b)に側面図を示し、同(c)に平面図を示す。 従来の鋼製屋根構造の一例の要部詳細図である。 従来の鋼製屋根構造の他例の要部詳細図である。
符号の説明
U 鋼製屋根構造
1 屋根梁
2 大梁
3 小梁
4 屋根パネル
5 接合部材
6 取付部材
7 蓋板(閉塞部材)
8 断熱材板片
11 デッキプレート
12 横桟フレーム(母屋材)
13 断熱材

Claims (6)

  1. 屋根梁により対向配置された屋根パネルを支持してなる屋根構造であって、
    前記屋根パネルが、デッキプレートと、該デッキプレートのデッキ方向と直交させて所定間隔で配設された母屋材と、断熱材とを備え、
    対向配置された屋根パネルの一方の母屋材端部が、前記屋根梁に設けられた取付部材にボルト・ナット留めにて固定され、他方の母屋材端部が前記取付部材に設けられた押さえ部材により押さえられてなる
    ことを特徴とする屋根構造。
  2. 断熱材の幅が、デッキプレートの幅より狭くされてなることを特徴とする請求項1記載の屋根構造。
  3. 母屋材端部に吊り上げ用の透孔が設けられてなることを特徴とする請求項1記載の屋根構造。
  4. 隣接する屋根パネル間の隙間が閉塞部材により閉塞されてなることを特徴とする請求項1記載の屋根構造。
  5. 屋根梁により対向配置された屋根パネルを支持してなる屋根構造の施工方法であって、
    前記屋根パネルが、デッキプレートと、該デッキプレートのデッキ方向と直交させて所定間隔で配設された母屋材と、断熱材とを備え、
    屋根梁に取付部材を配設する手順と、
    屋根パネルの母屋材端部を前記取付部材に取り付ける手順
    とを含んでいることを特徴とする屋根構造の施工方法。
  6. 隣接する屋根パネル間の隙間を閉塞部材により閉塞する手順が付加されていることを特徴とする請求項記載の屋根構造の施工方法。
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