JP4809864B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、メダル、コイン等を遊技媒体とするスロットマシン等の遊技機に関し、補助タンクの遊技媒体の貯留状態を検出する検出手段の取り付け作業を簡素化するようにしたものである。
メダル、コイン等を遊技媒体とするスロットマシン等の遊技機では、遊技毎に前面パネルの投入口から投入されたメダル等の遊技媒体を筐体内の底壁上に配置された主タンク内に貯留しておき、大当たり等の入賞があればその入賞判定を主制御基板側で行った後、この主制御基板からの払い出しコマンドにより払い出し手段が入賞に応じて主タンク内の遊技媒体を規定数ずつ払い出すようになっている。
そして、遊技中に主タンク内の遊技媒体が満杯状態になれば、その後に投入された遊技媒体を主タンクのオーバーフロー口から補助タンクへとオーバーフローさせて、筐体内に出し入れ自在に配置された補助タンクへと移し、また補助タンク内に所定量の遊技媒体が貯留すれば、補助タンクの裏側で筐体の後壁に設けられた検出手段により検出してスピーカ等の報知手段により管理者に報知するようにしている(特許文献1)。
主制御基板は通常筐体の上部に配置されており、この主制御基板と筐体の底壁上の払い出し手段とを電気的に接続するに当たっては払い出し手段の裏側近傍に中継基板を配置して、この中継基板を経由して主制御基板と払い出し手段とをハーネスを介して接続している。
特開2001−299994号公報
一般に検出手段には支持部材に一対の導電性プローブを突設したものが使用されている。そして、従来は検出手段を中継基板の比較的近傍で筐体の後壁に取り付けている。このため中継基板とは別に検出手段を後壁に取り付ける作業が必要になり、検出手段の取り付けを含む筐体側の組み立て作業が煩雑化する欠点がある。
また検出手段を中継基板を介して主制御基板、報知手段等に接続する場合には、検出手段を中継基板に接続するハーネスも必要になり、筐体の後壁の内面側に他のハーネスがある場合には、ハーネス同士が錯綜する惧れもある。更に検出手段と中継基板とが別部品になっているため、部品点数が増加してその管理も複雑になる欠点がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、補助タンクの遊技媒体の貯留状態を検出する検出手段の取り付け作業の簡素化を促進できると共に、ハーネスの錯綜を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、筐体内に、投入口から投入された遊技媒体を貯留する主タンクと、入賞に応じて前記主タンクの遊技媒体を規定数ずつ払い出す払い出し手段と、前記主タンクの遊技媒体の満杯時に該主タンクからオーバーフローした遊技媒体を貯留する補助タンクと、前記補助タンクの裏側に配置され且つ電気的手段相互を中継する中継基板と、前記中継基板から前記補助タンク内に突出し且つ該補助タンク内の遊技媒体が接触したときに導通して遊技媒体を検出する一対の導電性プローブを有する検出手段とを備え、前記中継基板を前側から覆う基板ケースを前記筐体の後壁に固定し、前記導電性プローブを前記中継基板の裏側から前記基板ケースの取り付けボスに挿通し、前記導電性プローブに、前記取り付けボスに螺合して前記中継基板と前記基板ケースとを固定するためのネジ部を設けたものである。
本発明によれば、補助タンクの遊技媒体の貯留状態を検出する検出手段の取り付け作業を簡素化を促進できると共に、ハーネスの錯綜を防止できる利点がある。
以下、本発明の各実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図7は本発明をスロットマシンとして具現化した第1の実施例を例示する。図1及び図2において、1は遊技機本体で、筐体2と、この筐体2の前側に開閉自在に配置された矩形状の前面パネル3とを備えている。
筐体2は左右一対の側壁4と、この側壁4の上下両端を左右に連結する天壁5及び底壁6と、これらの裏側を塞ぐ後壁7とを備えて前側が開放する箱形に構成されており、この筐体2の前側を閉鎖するように、前面パネル3がヒンジ(図示省略)を介して一方の側壁4に開閉自在に装着されている。なお、他方の側壁4の内側には、前面パネル3の開閉を検出する開閉スイッチ8が設けられている。
筐体2内には図2に示すように、複数の図柄表示リール9a〜9cを左右方向に配列した表示リールユニット10、メダル等の遊技媒体を貯留する主タンク11、主タンク11内の遊技媒体を払い出す払い出し手段12、主タンク11からオーバーフローした遊技媒体を貯留する補助タンク13、補助タンク13内の遊技媒体の貯留状態を検出する検出手段14を含む中継基板ユニット15、主制御基板16が収容された主制御基板ケース17等が配置されている。
表示リールユニット10は筐体2の上下方向の略中央で左右の側壁4間に支架された支持板18上に着脱自在に装着されており、その支持板18の下側で底壁6上に主タンク11、払い出し手段12、補助タンク13が配置され、また表示リールユニット10の上側に主制御基板ケース17が配置されている。
主タンク11は上側が開口するホッパー状で、遊技毎に投入された遊技媒体を受け入れて貯留すると共に、内部の遊技媒体が満杯状態のときには、投入された後続の遊技媒体をオーバーフロー口19から補助タンク13へとオーバーフローさせるようになっており、払い出し手段12上に着脱自在に結合されている。
払い出し手段12は大当たり等の入賞時に主タンク11内の遊技媒体を規定数ずつ払い出すためのもので、筐体2の底壁6上に配置されている。補助タンク13は上側が開口する箱状であって、絶縁性の材料により構成されている。そして、この補助タンク13は前面パネル3を枢着するヒンジと反対側に配置された側壁4と主タンク11との間で底壁6上に着脱自在に載置され、必要に応じて出し入れ自在である。補助タンク13の裏側に対応して筐体2の後壁7の内面に検出手段14を含む中継基板ユニット15が装着されている。
前面パネル3の上部には図1に示すように、その上部側に第1表示窓21と第2表示窓22とが上下に配置されている。第1表示窓21は前面パネル3の裏側に装着された液晶式等の画像表示手段23に対応して形成され、遊技者はこの第1表示窓21を介して画像表示手段23の演出画像を前側から視認可能となっている。第2表示窓22は筐体2側の図柄表示リール9a〜9cに対応して矩形状に形成され、遊技者はこの第2表示窓22を介して図柄表示リール9a〜9c上の遊技図柄を前側から視認可能となっている。
前面パネル3の前側下部には、払い出し手段12から払い出された遊技媒体や返却された遊技媒体を前側に排出するための排出口24が設けられ、その前側に排出口24から排出された遊技媒体を受ける受け皿25が横長状に配置されている。
また前面パネル3の上下方向の略中央部には、第1表示窓21の下側に沿って横長状に操作パネル26部が設けられ、この操作パネル26部には遊技に供する遊技媒体を投入可能な投入口27、投入口27内に詰まったメダルを返却させるための返却ボタン28の他、投入口27への遊技媒体の投入に代えてクレジットから遊技媒体をベットするための1ベットボタン29及びマックスベットボタン30、ベットをキャンセルするためのキャンセルボタン31、図柄表示リール9a〜9cの回転を開始させるためのスタートレバー32、回転中の図柄表示リール9a〜9cを夫々個別に停止させるためのストップボタン33a〜33c等が設けられている。なお、投入口27から投入された遊技媒体は、前面パネル3の裏側の選別手段、シュート(何れも図示省略)等を経て主タンク11内に落下するようになっている。
検出手段14は図3〜図6に示すように中継基板35、基板ケース36を有する中継基板ユニット15に一体に組み込まれており、その基板ケース36は外周の複数の取り付け部37がネジ38等で筐体2の後壁7の内面に固定されている。即ち、中継基板ユニット15は合成樹脂材等の絶縁材により形成された基板ケース36と、この基板ケース36の裏側に固定され且つ基板ケース36により前側から覆われた中継基板35と、基板ケース36及び中継基板35に固定され且つ筐体2の底壁6上に配置された補助タンク13内に突出する左右一対の導電性プローブ39とを備えている。
中継基板35の裏側には一対の導電性プローブ39を短絡するための短絡部材40が設けられ、また筐体2には短絡部材40に対応する位置に、筐体2の外側から短絡部材40を短絡操作するための開口部41が設けられている。
検出手段14は中継基板35から突出する一対の導電性プローブ39により構成され、補助タンク13内に貯留された遊技媒体が両導電性プローブ39に接触したときに、遊技媒体を介して導電性プローブ39間が電気的に導通して遊技媒体の貯留状態を検出するようになっている。従って、検出手段14は中継基板35に設けられている。なお、導電性プローブ39は補助タンク13の後壁部42に形成された通孔43から補助タンク13内に突出している。
中継基板35は補助タンク13の裏側方部分に配置された第1基板部44aと、この第1基板部44aから上下方向の補助タンク13の裏側へと横方向に延びる第2基板部44bとを一体に備えている。第1基板部44aの前面にはその補助タンク13側を除く周縁部分に複数の中継コネクタ45〜47が装着され、第2基板部44bには左右一対の導電性プローブ39を取り付ける取り付け孔48が形成されている。中継コネクタ45〜47は例えば主制御基板16との間で信号の授受を行う中継コネクタ、払い出し手段12の制御信号用の中継コネクタ、開閉スイッチ8用の中継コネクタ等である。
中継基板35の裏面には、中継コネクタ45と中継コネクタ46、中継コネクタ45と中継コネクタ47、中継コネクタ45と導電性プローブ39等を電気的に接続するプリントパターン49,50が形成されると共に、各導電性プローブ39の取り付け孔48の周辺に、各導電性プローブ39に対応するプリントパターン50に接続された導電部51が形成されている。なお、導電部51は取り付け孔48の内周面及び/又は取り付け孔48の周辺に設けてもよい。
各中継コネクタ45〜47は雌形又は雄形等であって、図7に示すようにその中継コネクタ45には主制御基板16からのハーネス52が、中継コネクタ46には払い出し手段12からのハーネス53が、中継コネクタ47には開閉スイッチ8からの払い出し手段12からのハーネス54が夫々着脱自在に接続されている。
検出手段14は例えば中継基板35、中継コネクタ45、ハーネス52等を介して主制御基板16に送信され、検出手段14が補助タンク13の遊技媒体を検出したときに主制御遊技媒体を介してスピーカ等の報知手段55に報知信号を送信して、管理者に対して補助タンク13の遊技媒体の貯留を報知するようになっている。
なお、第1基板部44aは略正方形等の矩形状であって、その外周の三辺に中継コネクタ45〜47が配置されており、また第2基板部44bは第1基板部44aの上部、下部、中間部等の適当箇所から横方向に帯状に延びているが、第1基板部44a、第2基板部44bの全体を略同幅に形成してもよいし、第1基板部44aと第2基板部44bとをL字状に屈曲して形成してもよい。従って、中継基板35は中継コネクタ45〜47の配置、導電性プローブ39の取り付けに適したものであれば、他の形状を選択することも可能である。
基板ケース36は中継基板35の前面側に対応する支持壁部57と、この支持壁部57の外周から後方に屈曲して中継基板35の略全周を取り囲む周壁部58と、周壁部58の外周に形成された複数の取り付け部37とを有し、周壁部58の後端が後壁7に当接した状態で各取り付け部37がネジ38等により後壁7に固定されている。
基板ケース36にはその支持壁部57の第1基板部44aの外周側に対応する部分に複数の取り付けボス59が、支持壁部57の第2基板部44bに取り付け孔48に対応する取り付けボス60が夫々形成されると共に、第1基板部44aの各中継コネクタ45〜47に対応して支持壁部57の第1基板部44aの外周側から周壁部58に跨がって開口61〜63が形成されている。
取り付けボス59は支持壁部57から裏側に突出しており、この取り付けボス59の裏側に中継基板35が当接して裏側からのネジ64により固定されている。取り付けボス60は導電性プローブ39の取り付け用であって、支持壁部57から前後両側に突出すると共に、導電性プローブ39を裏側から挿通するための挿通孔65が形成されている。なお、取り付けボス60の裏側への突出量は取り付けボス59と略同じである。
導電性プローブ39は軸部67の後端側に頭部68が設けられると共に、少なくとも頭部68の近傍部分に取り付けボス60の挿通孔65に対応してネジ部69が設けられたネジ式となっている。そして、この導電性プローブ39は軸部67が中継基板35の裏側から取り付け孔48、支持壁部57の取り付けボス60の挿通孔65に挿通して、そのネジ部69が取り付けボス60の内周に螺合することにより、中継基板35、基板ケース36の三者を互いに固定し結合するようになっている。各導電性プローブ39は頭部68と取り付けボス60との間で中継基板35を挟持しており、頭部68を介して中継基板35の裏面の導電部51に電気的に接続されている。
短絡部材40は導電性を有する弾性体、例えば弾性を有するステンレス板、その他の帯板を屈曲状に折り曲げて構成されている。この短絡部材40はその一端側が取り付け孔71に挿通された一方の導電性プローブ39で共締めにより中継基板35、基板ケース36に固定され、他端側が他方の導電性プローブ39に対して所定の間隔をおいて対向しており、他端側の被操作部72を裏側から前側へと短絡方向に押圧したときに、その弾性変形により他端側が他方の導電性プローブ39に対して頭部68に接触して導電性プローブ39を短絡するようになっている。
なお、短絡部材40は第2基板部44bの二つのパターンを短絡しないように中継コネクタ45〜47から遠い側で導電性プローブ39により固定されている。また短絡部材40には導電性プローブ39廻りに廻らないように中継基板35の端縁等に係合する廻り止め部を設けてもよい。
操作用の開口部41は手指等を挿入して短絡部材40を裏側から押圧するためのものであり、少なくとも短絡部材40の他端側に対向するように筐体2の後壁7に前後に貫通して形成されている。なお、開口部41は短絡部材40に沿って左右方向に長い長孔状に形成されているが、短絡部材40の被操作部72にのみ対応して設けてもよい。また短絡部材40の長手方向の中間部を被操作部72とし、その被操作部72に対応して開口部41を設けてもよい。更に短絡部材40の被操作部72が開口部41の前部側に入るようにしてもよい。
上記構成のスロットマシンにおいて、主タンク11内の遊技媒体が満杯状態になれば、投入口27から投入された後続の遊技媒体は主タンク11のオーバーフロー口19からオーバーフローして補助タンク13へと落下する。そして、補助タンク13内の遊技媒体が導電性プローブ39の位置まで貯留すれば、その遊技媒体を介して一対の導電性プローブ39が電気的に導通するため、検出手段14がそれを検出して外部の報知手段が管理者に対して報知する。
従って、管理者は補助タンク13内の導電性プローブ39の貯留状態を把握でき、前面パネル3を開放して筐体2内の補助タンク13を取り出した後、その補助タンク13内の遊技媒体を他に移す等の所定の措置を講じることができる。
検出手段14の動作状態を検査する場合には、筐体2の裏側から後壁7の開口部41内に手指又は他の部材を挿入して短絡部材40の他端側の被操作部72を前側へと押圧する。すると短絡部材40が弾性変形して他端側が他方の導電性プローブ39の頭部68に当接する。そして、検出手段14を含む検出系統に断線、接触不良等の異常がなければ、短絡部材40を介して一対の導電性プローブ39が電気的に導通して短絡されるため、検出手段14の動作状態が正常であることが判る。また検出手段14等に異常があれば検出信号が出力されないので、異常であることが判る。
このため検出手段14が筐体2の内部に装着されているにも拘わらず、その検出手段14の動作状態を筐体2の裏側からの簡単な操作で検査することができ、従来に比較してその検査を容易にできる利点がある。特に前面パネル3を開閉する必要がなく、島設備に対するスロットマシンの設置の前後を問わず、検出手段14の動作状態の異常の有無を容易に検査することが可能である。
中継基板35に検出手段14を設け、その一対の導電性プローブ39を中継基板35に固定しているため、中継基板35、検出手段14を筐体2の後壁7に取り付ける場合にも、中継基板35の取り付けにより検出手段14の取り付けが完了し、両者を別々に取り付けていた従来に比較して作業が非常に容易であり、中継基板35、検出手段14の取り付けを含む筐体2側の組み立て作業を簡素化することができる。
また中継基板35に検出手段14を設けることにより、その導電性プローブ39を中継基板35のプリントパターンを介して中継コネクタ45〜47に接続できるので、検出手段14と中継基板35とを接続するハーネスが不要になり、筐体2の後壁7の内側でのハーネス同士の錯綜も未然に防止することができる。しかも、検出手段14と中継基板35とが別部品になっている場合に比較して部品点数も減少し、その管理も容易になる。
中継基板35を前側から覆う基板ケース36の裏側に中継基板35を固定し、基板ケース36に中継コネクタ45〜47が露出する開口61〜63と、導電性プローブ39が貫通する挿通孔65とを設けることにより、基板ケース36を介して中継基板35、検出手段14を筐体2に取り付けることができると共に、中継基板35を基板ケース36により前側から保護することができる。
基板ケース36の挿通孔65を有する取り付けボス60に中継基板35を裏側から当接して、中継基板35の裏側から取り付けボス60の挿通孔65に螺合するネジ式の導電性プローブ39により中継基板35を基板ケース36に固定することにより、導電性プローブ39側で中継基板35を基板ケース36に固定するためのネジ等が不要になると共に、導電性プローブ39を中継基板35及び基板ケース36に対して強固に固定でき、検出手段14を中継基板35に設けているにも拘わらず、導電性プローブ39の不安定な揺れ等を容易に防止することができる。特に中継基板35の導電性プローブ39の取り付け孔48の内周又は取り付け孔48の周辺に形成され且つ該各導電性プローブ39の対応するプリントパターン50に接続された導電部51を設けることにより、導電性プローブ39とプリントパターン50との接続も容易に行うことができる。
図8は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例では、一対の導電性プローブ39は中継基板35に直接固定され、導電性プローブ39は頭部68近傍の軸部67にネジ部69を備えたネジ式であり、そのネジ部69に螺合するナット74と頭部68とが中継基板35を前後両側から挟むことにより、中継基板35に固定されている。そして、導電性プローブ39の軸部67が基板ケース36の挿通孔65を貫通して補助タンク13内に突出している。他の構成は第1の実施例と同様である。
この検出手段14を中継基板35に設けるに当たっては、ネジ式の一対の導電性プローブ39をナット74により中継基板35に直接取り付けるようにしてもよい。
図9は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、一対の導電性プローブ39が中継基板35にナット74等で直接固定され、この中継基板35がスペーサ75を介してネジ76により筐体2の後壁7に固定されている。
このように中継基板35を筐体2の後壁7に取り付けるようにすれば、第1の実施例の基板ケース36等を省略することができる。従って、基板ケース36、カバー等で覆う必要のない箇所に中継基板35を設ける場合には、構造の簡素化を図ることができる。
以上、本発明の各実施例について詳述したが、本発明はこの各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では、検出手段14の一対の導電性プローブ39を略同一高さで左右に配置しているが、高低差を持たせて配置してもよい。なお、導電性プローブ39を略同一高さに設ける場合には、一対の導電性プローブ39は1個の遊技媒体で短絡しない程度の間隔(1個の遊技媒体よりも大きい間隔)をおいて設けることが望ましい。また導電性プローブ39は前後方向に長いピン状が望ましいが、前後方向に長い帯板状にして、その板面が左右に相対向するように略平行に配置してもよい。
中継基板35に一対の導電性プローブ39を取り付ける場合、導電性プローブ39を中継基板35に直接的に取り付けてもよいし、基板ケース36等を介して間接的に取り付けてもよい。また一対の導電性プローブ39と、この導電性プローブ39の基部を支持する合成樹脂製等の支持部材とにより検出手段14を構成しておき、この支持部材を中継基板35にネジ等で固定したときに各導電性プローブ39が中継基板35側に電気的に接続するようにしてもよい。
短絡部材40は筐体2の外部から短絡操作可能であれば良く、その操作部の構造としては、筐体2の後壁7に開口部41を形成する他、後壁7に前後方向に操作部材を挿通しておき、その操作部材を筐体2の外側から操作すれば短絡部材40が導電性プローブ39を短絡するようにしてもよい。また短絡部材40は検出手段14から分離して筐体2側の操作部材に設けてもよい。短絡部材40は省略してもよい。
更に実施例では、中継基板35により中継すべき電気的手段として、主制御基板16、払い出し手段12、開閉スイッチ8等を例示しているが、中継基板35は他の電気的手段相互を接続を中継するものでもよい。また実施例ではメダル等を遊技媒体とするスロットマシンについて例示したが、遊技球を遊技媒体とするパチンコ機等の弾球遊技機でもよい。
本発明の第1の実施例を示すスロットマシンの全体斜視図である。 同筐体側の正面図である。 同中継基板ユニット等の拡大正面図である。 同中継基板ユニット等の平面断面図である。 同中継基板ユニット等の一部破断斜視図である。 同中継基板ユニットの分解斜視図である。 同配線図である。 本発明の第2の実施例を示す中継基板ユニット等の平面断面図である。 本発明の第3の実施例を示す中継基板ユニット等の平面断面図である。
符号の説明
27 投入口
11 主タンク
12 払い出し手段
13 補助タンク
35 中継基板
14 検出手段
42 筐体
2 筐体
7 後壁
39 導電性プローブ
44 第1基板部
45 第2基板部
52〜54 ハーネス
36 基板ケース
61〜63 開口
65 挿通孔
49,50 プリントパターン
51 導電部

Claims (4)

  1. 筐体内に、投入口から投入された遊技媒体を貯留する主タンクと、入賞に応じて前記主タンクの遊技媒体を規定数ずつ払い出す払い出し手段と、前記主タンクの遊技媒体の満杯時に該主タンクからオーバーフローした遊技媒体を貯留する補助タンクと、前記補助タンクの裏側に配置され且つ電気的手段相互を中継する中継基板と、前記中継基板から前記補助タンク内に突出し且つ該補助タンク内の遊技媒体が接触したときに導通して遊技媒体を検出する一対の導電性プローブを有する検出手段とを備え、前記中継基板を前側から覆う基板ケースを前記筐体の後壁に固定し、前記導電性プローブを前記中継基板の裏側から前記基板ケースの取り付けボスに挿通し、前記導電性プローブに、前記取り付けボスに螺合して前記中継基板と前記基板ケースとを固定するためのネジ部を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記補助タンクは前記筐体に前側から出し入れ自在であり、前記筐体内で前記基板ケースに前側から当接することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記基板ケースに中継コネクタが露出する開口と、前記導電性プローブが貫通する挿通孔とを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記中継基板はプリントパターンと、前記各導電性プローブの取り付け孔の内周又は取り付け孔の周辺に形成され且つ該各導電性プローブに対応する前記プリントパターンに接続された導電部とを有することを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の遊技機。
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