JP4809246B2 - 選択的に活性化される接着剤を有するシート - Google Patents

選択的に活性化される接着剤を有するシート Download PDF

Info

Publication number
JP4809246B2
JP4809246B2 JP2006552274A JP2006552274A JP4809246B2 JP 4809246 B2 JP4809246 B2 JP 4809246B2 JP 2006552274 A JP2006552274 A JP 2006552274A JP 2006552274 A JP2006552274 A JP 2006552274A JP 4809246 B2 JP4809246 B2 JP 4809246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
pressure
card
layer
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006552274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007520382A (ja
JP2007520382A5 (ja
Inventor
シー. ウィンドルスキー,デイビッド
ジェイ. ハンリー,ケネス
ダブリュ. モスト,ロナルド
エル. ガムラッド,スティーブン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
Publication of JP2007520382A publication Critical patent/JP2007520382A/ja
Publication of JP2007520382A5 publication Critical patent/JP2007520382A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4809246B2 publication Critical patent/JP4809246B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42FSHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
    • B42F15/00Suspended filing appliances
    • B42F15/06Suspended filing appliances for hanging large drawings or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42DBOOKS; BOOK COVERS; LOOSE LEAVES; PRINTED MATTER CHARACTERISED BY IDENTIFICATION OR SECURITY FEATURES; PRINTED MATTER OF SPECIAL FORMAT OR STYLE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DEVICES FOR USE THEREWITH AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; MOVABLE-STRIP WRITING OR READING APPARATUS
    • B42D5/00Sheets united without binding to form pads or blocks
    • B42D5/003Note-pads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42FSHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
    • B42F15/00Suspended filing appliances
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42FSHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
    • B42F5/00Sheets and objects temporarily attached together; Means therefor; Albums
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/14Layer or component removable to expose adhesive
    • Y10T428/149Sectional layer removable
    • Y10T428/1495Adhesive is on removable layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24777Edge feature
    • Y10T428/24793Comprising discontinuous or differential impregnation or bond
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/28Web or sheet containing structurally defined element or component and having an adhesive outermost layer

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、感圧接着剤によって取付基体に対して選択的に固定できる物品に関する。特に、本発明は、片側に書き込み可能な面があり、反対側の第2の側に取付面があって、第1の支持体の取り付け側に選択的に暴露される圧力閾値接着機構によって固定機構が動作し得るインデックスカードなどの、シート状の支持体に関する。固定機構に印加される閾値圧力のレベル次第で、露出した感圧接着剤が取付基体から離れているか、感圧接着剤を取付基体に物品を固定係合させるべく物品が変形できるかのいずれかになる。
記憶は不完全である。このため、我々は後日まで覚えておきたい物事を書き留めることが多い。これは、日用品のリスト、「すべきこと」のリスト、スピーチ、学習時のメモ、あるいは我々が忘れてしまいたくない他の情報であり得る。たとえば、学生であれば試験の準備をする際に何も書かれていない一組のインデックスカードを手に入れ、各カードの片(または両)面に情報を書き入れて「フラッシュカード」にすることがあろう。また、スピーチをする人であれば、束にして簡単に持ち運んだり、さらにはポケットに入れることができる一組のインデックスカードに、そのスピーチのためのメモを取ることがあろう。3M社(3M Corporation)から入手可能な、どこにでもあるポストイット(Post−it)(登録商標)ブランドのメモ用紙も、後から思い出したい情報を書いておくのに極めて有用であることが分かっている。ポストイット(登録商標)ブランドのメモ用紙は、裏側に再位置決め可能な感圧接着剤が帯状に塗られた枚葉紙である。ポストイット(登録商標)ブランドのメモ用紙は、たとえば、別の枚葉紙、壁、鏡、コンピュータの画面、冷蔵庫のドアなど、どのような表面にでも付けることが可能なものである。ポストイット(登録商標)ブランドのメモ用紙は、今までずっと、隣り合ったメモ用紙同士が再位置決め可能な感圧接着剤で互いに貼り付いたパッドの形で流通している。このメモ用紙は、互いに隣り合う状態でおかれればいつでもくっつくため、その間にある接着剤を剥離して分けないと束にして入れ換えたり並べ替えたりが容易にはできない。
インデックスカードは、今までずっと、7.6cm(×12.7cm(5インチまたは10.2cm(×15.2cm(6インチの形態できており、一般にメモ用紙よりも丈夫で耐久性のある紙で作られている。インデックスカードには接着剤は塗布されておらず、インデックスカードの束で簡単に入れ換えできる。インデックスカードを壁または他の表面にくっつけるには、別にテープ片を足して用いればよい。しかしながら、表面(壁、枚葉紙など)にインデックスカードを選択的に貼り付け、なおかつ、各々のインデックスカードからテープ片を取り除く手間を取らずに、このようなインデックスカードの束を入れ換える機能を保てる(すなわち隣り合うインデックスカードが常に貼り付いているのではない)ことが望ましい。
取付面に選択的に固定できるシートが、片側に書き込み可能な面があり、これに対向する第2の側に取付面がある第1の支持体を少なくとも含む。また、このシートには、第1の支持体の第2の側に感圧接着剤が露出した圧力閾値接着機構を含む固定機構も含まれる。閾値レベルの圧力が固定機構に加わらないうちは、感圧接着剤は取付基体から離間している。このシートは、固定機構に加わる閾値レベルの圧力によって、取付基体に感圧接着剤がシート固定係合するように変形可能である。
添付の図面は本発明のいくつかの実施形態を示しているが、明細書中にて記載のとおり他の実施形態も考えられる。いずれの場合も、この開示内容は本発明について説明するためのものであり、限定するものではない。当業者であれば、本発明の趣旨および範囲に包含される他のさまざまな改変および実施形態を考案できることは理解されたい。図面はいずれも原寸とは限らない。すべての図について、同様の構成要素には同様の参照符号を付してある。
シートの状態で、支持体にはほぼ平坦な2つの主面がある。図1および図2に、表側22とこれに対向する裏側24がある素材からなる基材層21で画定されるインデックスカード20としてのシートを示す。一般に、どちらの側にも筆記が可能すなわち、鉛筆、ペン、ハイライトペン、クレヨンで書いた内容や他の図柄、あるいはプリンタなどの他の図柄印刷用品で印字された内容や図柄を記録できるようになっている。インデックスカードでは一般に、片側(表側22など)に複数の罫線26があらかじめ印刷されている。基材層21には、上縁28と、下縁30と、左右の横縁32および34とがある。
本発明は、枚葉紙などシート形態のものであればどのような物品にも適用可能であるが、本願明細書にはインデックスカードやノートカードの実施形態と実施例を示してある。代表的なインデックスカードは、秤量40,8kg(90ポンド、厚さ0.19mm(0.0075インチの紙などの紙製である。インデックスカードには、7.6cm(×12.7cm(5インチまたは10.2cm(×15.2cm(6インチの2つの代表的な大きさがある。インデックスカードの端は(図1および図2に示すような具合で)丸くてもよいし、(図30および図35に示すような具合で)角が直角になっていてもよい。
基材層21については、紙、カード用紙、厚紙、プラスチックフィルムなどのシート材か、このような素材の組み合わせやラミネートで構成されたものであればよい。層21には、その上縁28に隣接して部分40が設けられ、この部分を取り除くと紙のないゾーン42となる開口部が画定されるようになっている。この紙のないゾーン42は、本願で図示するようにさまざまな形態を取り得るものである。一実施形態において、紙のないゾーン42は、深さがDで上縁28に沿って細長く、長さLのエッジギャップ44を含む。図1および図2に示す実施形態では、紙のないゾーン42は基材層21の上縁28を分断して中央に配置されている。
インデックスカード20の基材層21の表側22にはカバー層50が貼り付けられ、紙のないゾーン42を覆って延在している。カバー層50には、図3および図4から明らかなように、外側の受圧面52と内側の接着面54があり、感圧接着剤56の層が内面54に設けられている。感圧接着剤56は、紙のないゾーン42を覆う形でその端から端までノートカード20の基材層21の表側22にカバー層50を貼り付ける役目を果たす(これについては、図1のカバー層50の裏に点線58で輪郭の形を示してある)。カバー層50には、左右の縁64および66に沿ってそれぞれ天縁60と底縁62がある。図1、図2、図4、図5に示すように、カバー層50の天縁60は紙のないゾーン42のエッジギャップ44の端から端まで延在する形で配置されている。
基材層21の厚さT(図4)は、紙のないゾーン42で、カバー層50の内面54側に露出した接着剤56が基材層21の裏側24に接する別の表面に付かないように離しておくのに十分な厚さである。このため、本発明のインデックスカード20は、露出した接着剤56がゆえに何かが貼り付いてしまうことなく、枚葉紙、机の上、カウンターの上、あるいは他の似たようなインデックスカードなどの表面で取り扱い、動かすことが可能なものである。また、このように粘着性がないのは、いくらかは、カバー層50が紙のないゾーン42と基材層21の上縁28の端から端までのエッジギャップ44を横切る方向に何ら支えられていないにもかかわらず紙のないゾーン42や基材層21の裏側24の方に(仮に多少はたるむにしても)目に見えて分かるほどはたるまないことによるものでもある。一実施形態では、基材層21の上縁28とカバー層50の天縁60とが同一直線上にある。
先に開示した層状の構成は、取付基体に対するインデックスカード20の選択的な貼り付けを可能にする固定機構を含むインデックスカードアセンブリを定義するものである。図6および図7から明らかなように、支持体70には取付面72がある。基材層21には厚さTがあるため、紙のないゾーン42で画定されるエリア内でカバー層50の外面52に閾値レベルの圧力が印加されなければ、紙のないゾーン42に露出した接着剤56が取付面72に貼り付くことはない。しかしながら、こうした閾値レベルの圧力が上記のように加わったときに、露出した接着剤56の少なくとも一部が取付面72と当接係合してそこに貼り付くよう、カバー層50は十分に可撓性かつ変形可能である。この関係を図6および図7に示す。ここで加わる圧力は一般に、使用者の指や親指でカバー層の外面52を押したときの圧力など、手によるものである。このように外から加えられる圧縮力は一般に、カバー層50に対して実質的に垂直な方向にかかり、当然ながら、使用者が接着剤56を作用させた後で、使用者によって作用させる前の粘着剥離力(0である)よりも大きくかつ対象となる取付面にインデックスカードを貼り付けるのに十分な粘着剥離力を生むためのものである。この閾値レベルの圧力は、特に、カバー層50の素材の性質(弾力性など)、紙のないゾーン42での基材層21の厚さT、接着剤56の凝集性、支持体70の取付面72の性質に応じて可変である。一実施形態では、閾値レベルの圧力は、枚葉紙、壁あるいはカウンターの上などのほぼ滑らかな表面に、スコッチ(Scotch)(登録商標)ブランドの接着テープ片などの感圧接着剤をコーティングしたフィルムを貼り付けるのに、平均的な使用者が指または手で普通に加える程度の圧力としてある。対象表面は必ずしも平坦でなければならないわけではない。たとえば、管、テレビ画面、コーヒーカップなどの局面であってもよい。
カバー層50の変形する部分を部分50aとして示すが、この部分は縁部分75で変形すなわち弓なりになり、その表面にある接着剤56を取付面72と粘着係合させる。このように、接着剤56によって、インデックスカード20を壁や窓、あるいは他の垂直面に固定し、そこに保つことができる。このため、勉強や何かを覚えておく目的でインデックスカードを貼り付けておくことができる。インデックスカード20を支持体70から剥がすと、カバー層50は図4および図5に示す形に戻るため、接着剤56はまた基材層21の裏側24から離れた状態になる。さらには、図8に示すように、インデックスカードが互いに貼り付いたり、束80を置くことのできる水平面82に貼り付いたりすることなく、インデックスカード20をノートカード20の束80のような形で置くことができる(あるいは、他の似たようなインデックスカードと入れ換えることすら可能である)。図8では、インデックスカード20を上から下に配置し、インデックスカード20の天縁から見た形にすることで、それぞれのインデックスカード20の紙のないゾーン42とエッジギャップ44を示してある。この向きで、(図8に圧力Pで示すような具合に)強い圧力が束80に加わると、露出した接着剤56によって、束80のインデックスカード20がすべて隣り合うカバー層50と粘着的に貼り付くことになり得る。
一実施形態では、カバー層50を、閾値レベルの圧力の印加時に変形して(図6および図7から明らかなように)その表面にある接着剤56を取付面と接触させることが可能なポリマーフィルムで形成してある。この圧力の除去(ならびに接着剤56の剥離除去)時に、カバー層50は実質的に(図4および図5から明らかなような)変形していない元の形に戻る。また、カバー層50の外面52を書き込み可能な面にしておいてもよい。さらに、見た目をよくしたり広告を掲示したりする目的で、あるいはインデックスカード20を目視で並べ替えしやすくするために、カバー層50の外面52に図柄(カバー層50にあらかじめ印刷しておけるグラフィックスなど)を入れておいてもよい。一実施形態では、この図柄に(カバー層の外面52全面を、緑、青または赤の顔料の層でコーティングをほどこすなどして)色を入れ、(一般に白色である)基材層21の表側22と区別できるようにしてある。
本願明細書で開示するいずれの実施形態でも、その支持面に接着剤をほぼ均一な厚さで適用してあり、この接着剤は永久的な感圧接着剤であっても貼り直し可能な感圧接着剤であってもよい。貼り直し可能な感圧接着剤を用いると、裏に目に見えて接着剤を残すことなく取付面に対してインデックスカードを何度も貼り付けることができ、なおかつ、たとえば壁などに貼り付けできるインデックスカードの相対的な位置を簡単に配置しなおすことが可能になる。基本的には、本発明は、「必要なときには」インデックスカードを他の表面にくっつけて保持するための手段を提供するものである。
貼り付け目的で、紙のないゾーンに開放縁があり、この部分に接着剤をのせるようにすれば(すなわちエッジギャップ44)、さらに優れた粘着性を実現できると考えられる。つまり、紙のないゾーン42のどの側も層21の一部で囲まれることがない状態である。エッジギャップ44は、厚さTの層21のあらゆる部分または縁から直線的に離れた接着剤56のエリアとなるため、カバー層50が変形しやすく、かつ取付基体の表面に対してカバー層50表面の接着剤56が貼り付きやすくなる。
図1〜図8のインデックスカード20は本発明の一実施形態を示すものである。図9〜図17は別の実施形態を示すものである。図9では、ノートカード120は、基材層121で構成されていること以外はノートカード20と同じであるが、紙のないゾーン142の面積が小さめで、その形状も異なっており、それでもなお基材層121の上縁128に沿ってエッジギャップ144が設けられている。図9では、紙のないゾーン142を半円形または半円に近い形で示し、インデックスカード120の裏側124から見ている。カバー層150は、インデックスカード120の表側に設けられ、カバー層150の裏面154の感圧接着剤156が紙のないゾーン142を通して見える。カバー層150の底縁162は図9では点線で示されている。
図10は、ノートカード220としての本発明のさらに別の実施形態を示している。カバー層250の形態が異なる以外、ノートカード220は図9のノートカード120と同様の構成である。図10は、ノートカード220を、その上縁から見た状態で示している。基材層221には紙のないゾーン242があり、カバー層250が層221の表側222に感圧接着剤256で貼り付けられている。カバー層250は、基材層221の前面全体222の端から端まで延在しているのではなく、紙のないゾーン242の縁とわずかに重なっている(基材層221に対するカバー層250の屈曲を容易にできるだけの十分な重なり)だけである。図11は、カバー層250が変形して、その表面の接着剤256が取付基体表面272と粘着係合した状態のインデックスカード220を示している。
図12は、別の形状で作られた紙のないゾーン342のある、本発明のインデックスカード320のさらに別の形態を示している。紙のないゾーン342の形状以外、インデックスカード320は、上記で開示したインデックスカード20、120、220と同じ特性のものである。インデックスカード320では、基材層321にはV字形の紙のないゾーン342がある。しかしながら、上記の実施形態と同様に、紙のないゾーンには、基材層321の上縁328に沿って露出したエッジギャップ344がある。図12でインデックスカード320の裏側324から見ているように、カバー層350は、接着剤356が紙のないゾーン342を通して見える(なおかつ操作可能な)状態で、感圧接着剤356で基材層321の表側に貼り付けられている。
図13は、本発明のインデックスカード420の別の実施形態を示している。インデックスカード420の紙のない部分の形以外、この実施形態は、上記で開示したインデックスカード20、120、220、320と同じ特性のものである。この実施形態では、インデックスカード420の基材層421の上縁428に沿って紙のないゾーン442が複数設けられている。カバー層450は、紙のないゾーン442各々の端から端まで感圧接着剤456が露出するような形で層421の前面の端から端まで延在している。
以上のように、本発明のインデックスカードアセンブリ表面の紙のないゾーンの形状は、多くの形態を取り得るものであり、露出した接着剤ゾーンが複数あってもよい。紙のないゾーンの形状は、ひとつには装飾性を考慮の上で決定できるものであるが、インデックスカードの上縁、横縁または底縁を横切る方向にカバー層が取付面に対して変形可能であり、かつ、インデックスカードの基材層の部分に近い厚さ分の変形という点で過度に制約されないだけの十分な距離のエッジギャップが得られるように、紙のないゾーン各々を形成する。一方、十分な圧力を印加してもカバー層が変形しない場合、接着剤はインデックスカードの裏側から離れている(すなわち、凹部がある)。
上記で開示した本発明の実施形態では、インデックスカードアセンブリの片側だけが、凹部で露出した接着剤を用いて取付面に対して選択的に自己粘着するようになっている。図14に示すインデックスカード520の実施形態では、インデックスカードの両側をそのようにすることができる。図14に示すインデックスカード520には、裏表の主面それぞれのカバー層が上縁と底縁とに隣接した基材層521がある。図14は、上縁528に隣接してカバー層550が貼り付いた状態でのインデックスカード520の基材層521の表側522を示している。上縁528に隣接した紙のないゾーン542は、点線558で示されており、上縁528に沿ってエッジギャップ544を画定している。このため、感圧接着剤が、紙のないゾーン542の端から端までカバー層550の裏面に露出している。さらに、基材層521の下縁530に隣接して第2の紙のないゾーン582が切り取られている。また、第2の紙のないゾーン582は、基材層521の下縁530を横切って第2のエッジギャップ584を画定している。第2のカバー層590は、カバー層550と同様に形成され、感圧接着剤596で基材層521の裏側に貼り付けられた裏面594がある。このため、接着剤596が、第2の紙のないゾーン582の端から端まで基材層521の表側522に露出している。結果として、インデックスカード550を、その表側または裏側のどちらかで支持体表面に貼り付けることが可能になる。貼り付けないときは、基材層521の厚さがゆえに、インデックスカード520の両側に露出した接着剤は隣接する当接面から離れた状態になるため、インデックスカードは自由に移動、積み重ね、あるいは入れ換え直しが可能になる。露出した接着剤でそれぞれ外側に向いたエリアを追加したこと以外、この実施形態のインデックスカード520は、上記で開示したインデックスカード20、120、220、320、420と同じ特性のものである。
図15〜図17は、本発明のインデックスカードの別の実施形態を示している。この実施形態では、インデックスカード620には基材層621があるが、この基材層621は必ずしも紙のないゾーンまたは関連のカバー層を持つものでなくてもよい。基材層621には、その裏側624に凹部627を形成する目的で、エリアまたはランド625が型押しされている(図16参照)。型押しエリア625は、基材層621の表側622にある反対側のエリアに、表面の不連続性がないようにして形成してもよいし、あるいは、表側622に若干隆起したエリア629ができるようにして形成してもよいものである。
凹部627には(上記で開示した接着剤のような)感圧接着剤657の層が設けられている。しかしながら、接着剤657の露出表面659は、裏側624と単に当接係合しているだけの表面に接着剤657が係合しないように、基材層621の裏側624から離れている。インデックスカード620は、接着剤657とは反対側の基材層621の表側622に閾値レベルの圧力を加えることで、取付面672のある支持体670に貼り付けられる(図17)。基材層621の型押しエリア625は、図17において圧力Pで示すこの圧力下で若干伸び、これによって接着剤657の露出面659が取付面672に当接係合して貼り付く。インデックスカード620が支持体670(壁、カウンターの上、枚葉紙など)に貼り付いたまま保持されるように、基材層621は、このような伸びを可能にして図17に示す形状を維持できる程度に可撓性である。よって、型押しエリア625は、支持体670に対するインデックスカード620の粘着性を作用させるための「押しボタン」として機能する。型押しエリア625は、インデックスカード620を支持体670から剥離した後に、型押しエリア625が元の凹部位置(図16)に戻るか、基材層621の裏側624に押されたまま保たれるように形成可能なものである。後者の場合、オン/オフスイッチのように使用者が型押しエリア625を「ポップ」または「スナップ」して元の凹部位置(図16)に戻すことができる。インデックスカード620は、本願明細書に開示した他の実施形態とはいくつかの構成要素が異なるとはいえ、機能的には特性が同じである。たとえば、他のカードまたは表面に意図せずして貼り付いてしまうことなく、自由に積み重ねたり入れ換えたりすることが可能である。
図18〜図20は、図15〜図17に示す実施形態をさらに改変した、本発明のインデックスカードの別の実施形態を示している。この実施形態では、インデックスカード620aに基材層621aがある。基材層621aには、上縁628と、下縁630と、横縁632および634とがある。基材層621aにはエリアまたはランド625aが設けられ、これ以外の部分はほぼ平坦な裏側624aに凹部627aが形成されている(図19A参照)。凹部627aは、基材層621aの厚さが薄くなるように型押ししたり、あるいは基材層621aの厚さの層を切り取る(sciving off)などの好適な方法で基材層621aに形成すればよい。図19Aに示すように、凹部627aは、基材層621aの表側622aの反対側のエリアに、凹部627aに対応する表面の不連続性がないように形成されている。
凹部627aには感圧接着剤657aの層が設けられている。接着剤657aの露出表面659aは、裏側624aと単に当接係合しているだけの表面に接着剤657aが係合しないように(そうでなければ接着剤のない)基材層621aの裏側624aから離れた状態になっている。インデックスカード620aは、接着剤657aとは反対側の基材層621aの表側622aに閾値レベルの圧力を加えることで、取付面672aのある支持体670aに貼り付けられる(図19B)。基材層621aの凹部657aは、図19Bにおいて圧力Pで示す圧力下で若干伸び、これによって接着剤657aの露出面659aが取付面672aに当接係合して貼り付く。インデックスカード620aが支持体670a(壁、カウンターの上、枚葉紙など)に貼り付いたまま保持されるように、基材層621aは、このような伸びを可能にして図19Bに示す変形後の形状のタイプを維持できる程度に可撓性である。
この実施形態では、凹部627aは、図20に示すように横縁632から横縁634までインデックスカード620aの裏側624a全体にわたって延在している。このため、凹部627aの端から端までの1ヶ所以上の場所で(図19BのP方向に)印加される圧力によって、接着剤657の露出面659aが取付面672aと当接係合して貼り付く。凹部627aは、インデックスカード620aを支持体670aから剥離した後に、接着剤657aが実質的に元の凹部位置(図19A)に戻るように形成されている。インデックスカード620aは、本願明細書に開示した他の実施形態とはいくつかの構成要素が異なるとはいえ、機能的には特性が同じである。たとえば、閾値レベルの圧力の印加時に、インデックスカード620を対象表面に選択的に貼り付けることが可能である。しかしながら、対象表面から剥がしてしまえば、インデックスカード620aは、他のカードまたは表面に意図せずして貼り付いてしまうことなく、自由に積み重ねたり入れ換えたりすることが可能なものである。
本願明細書に開示のすべての実施形態に共通する特徴として、シート状の支持体の裏側の一部に感圧接着剤が露出していることがあげられる。いくつかの実施形態では、開口部または紙のないゾーンを画定するために支持体の基材層から取り除かれた部分を通して感圧接着剤を露出させている。他の実施形態では、基材層の裏側に設けられた凹部に配置することで、接着剤を露出させている。さらに他の実施形態では、基材層の裏側に接着剤を配置し、そこにある接着剤の露出面よりも上の高さまで基材層から延在する1以上の隆起したスタンドオフ要素によって効果的に「奥に下げて」ある。スタンドオフ要素は、(図1〜図8の実施形態の場合のように)基材層自体の裏面を構成するものであってもよいし、(図15〜図20の実施形態の場合のように)凹部が画定された基材層自体の裏側であってもよく、あるいは、図21〜図43の実施形態で開示するように、スタンドオフが、基材層の裏側に設けられるか基材層から形成される別の要素または特徴を構成してもよい。
本願明細書にて開示し、企図するいずれの実施形態においても、機能面での基本的な特性は同じである。基材層の裏側が別の表面に当接しているのであれば、そこにある感圧接着剤はその表面から離れているため、これがそこに貼り付くことはない。閾値レベルの圧力を感圧接着剤とは反対側の基材層の表側に加えると、接着剤のある方の層は、露出した接着剤の少なくとも一部がその表面と当接係合してそこに貼り付く程度に可撓性かつ変形可能である。閾値レベルの圧力は一般に、使用者の指や親指で接着剤層のある層の外面を押したときの圧力など、手によるものである。このように外から加えられる圧力(すなわち圧縮力)は一般に、基材層に対して実質的に垂直な方向にかかる。この圧力によって、使用者が作用させる前の粘着剥離力(0である)よりも大きい、インデックスカードを対象となる取付面に貼り付けるのに十分な、使用者が作用させた後の接着剤の粘着剥離力が得られる。閾値レベルの圧力は、特に、接着剤のある層の素材の性質(弾力性など)、基材層の厚さ、接着剤の凝集性、インデックスカードを貼り付ける先である表面の性質に応じて可変である。本願明細書に開示のすべての実施形態のもうひとつの特徴として、(基材層の面に対して垂直な圧力の印加なしで)基材層同士がくっつくことなく基材層の各実施形態を複数重ねたり入れ換えたりできる点があげられる。このため、(たとえば、インデックスカードの形での)束で互いにくっつくことなく基材層の順序を変えることができるため、束のカードの順序を使用者が簡単に変えることができる。すべりやすくする粘着剥離層のコーティングを基材層の表側の一部または全体に設けることで、このような基材層の「入れ換えやすさ」をさらに向上できる。また、適切な接着剤を使用すると、基材層を表面に貼り付け、使用者の望むがまま後から剥がしたり同じ表面の別の場所や異なる表面に貼り直すことができる(剥がした後にこれらの表面に目に見えて接着剤が残る)。また、上述したように、本願明細書に記載のいずれの実施形態でも、基材層の両側が筆記可能すなわち、鉛筆、ペン、ハイライト用筆記具、クレヨンで書いた内容や他の図柄、あるいはプリンタなどの他の図柄印刷用品で印字された内容や図柄を記録できるようになっている。
図21および図22は、ノートカードまたはインデックスカード720の形のシートとしての本発明の別の実施形態を示している。ノートインデックスカード720は、表側722とこれに対向する裏側724がある素材からなる基材層721で画定される。図21では裏側724から見た基材層721には、上縁728と、下縁730と、横縁732および734とがある。
基材層721については、紙、カード用紙、厚紙、プラスチックフィルムなどのシート材か、このような素材の組み合わせやラミネートで形成されたものであればよい。本願明細書に開示のほとんどの実施形態では、基材層の裏面に対してその上縁に隣接して感圧接着剤の層を設けてある。図21に示す実施形態では、感圧接着剤756の層を裏面724に適用し、横732から横734まで、基材層721の幅方向の端から端に延在させてある。接着剤756は、ほぼ均一な厚さで裏側724に適用されており、ほぼ平坦な露出表面759がある。基材層721の上縁728に隣接して、上側の隆起した要素761が設けられている。図21の実施形態では、上側の隆起した要素761は細長く、ほぼ線状で、基材層721の上縁728に沿って延在している。上側の隆起した要素761は、接着剤756の表面759に貼り付けられ、そこから(基材層721の裏側724に対して)スタンドオフ距離S1(図22A参照)だけ上側のスタンドオフ表面763まで外方向に突出している。下側の隆起した要素765も同様に形成して接着剤756の表面759に貼り付けておけばよい。下側のスタンドオフ要素765についても同様に、基材層721の裏側724に対してスタンドオフ距離S2(図22A参照)だけ下側のスタンドオフ表面767まで外方向に突出している。一実施形態では、スタンドオフ距離S1はスタンドオフ距離S2と等しいが、これらの距離は必ずしも同じでなくてもよい。言葉を変えると、接着剤の露出表面759には、基材層721の裏側724に対して第1の高さがあり、上下のスタンドオフ表面763および767は、この第1の高さよりも高い。
隆起した要素761および765それぞれのスタンドオフ距離S1およびS2は、基材層721の裏側724の接着剤756の露出表面759が隣接する表面と接触しないように空間を保つあるいは離しておくだけの十分なものである。このため、本発明のノートカード720は、枚葉紙、机の上、カウンターの上または他の似たようなノートカードなどの隣り合う表面で、接着剤756によってこれに貼り付くことなく、取り扱い、動かすことが可能なものである。ノートカード720が隣り合う表面と接触するのは、上下のスタンドオフ表面763および767と基材層721の裏側724の接着剤がない部分だけである。隆起した要素761および763は、効果的に、その間の接着剤756の露出表面759がある凹部ゾーン769の境界となっている。隆起した要素761と765との間の空間を図21にスペースZとして示す。このようなノートカード720のくっつかない特徴は、スペースZの長さ、スタンドオフ距離S1およびS2の高さ、接着剤756のあるエリアでの基材層721の剛性にいくらかは左右される。これらの特性は、隆起した要素761と765との間で接着剤756用に画定された凹部ゾーン769で基材層721が(仮に多少はたるむにしても)目に見えて分かるほどはたるまないように設計されている。
図21および図22Aに示す構成は、取付基体に対するノートカード720の選択的な貼り付けを可能にする固定機構を含むノートカードアセンブリを定義するものである。図22Bから明らかなように、支持体770には取付面772があることが示されている。スタンドオフ距離S1およびS2があるため、接着剤756とは反対の基材層721の第1の側722に閾値レベルの圧力が印加されなければ、凹部ゾーン769の接着剤756の露出表面759が取付面772に貼り付くことはない。しかしながら、こうした閾値レベルの圧力が上記のように加わったときに、接着剤756の露出表面759の少なくとも一部が取付面772と当接係合してそこに貼り付くよう、基材層721は十分に可撓性かつ変形可能である。この関係を図22Bに示す。上述したように、印加される圧力は一般に、基材層721の第1の側722を使用者の指や親指で図22Bに示すようにP方向に押したときの圧力など、手によるものである。接着剤756が作用してノートカード720が支持体770に貼り付いたまま保たれる際、基材層721はその第1の側722で変形することがあるが、このような変形は使用者が視覚または触覚で確認できるほどのものではない。隆起した要素761および765は、圧力Pの下で、わずかに圧縮されるが、それでも図22Bから明らかなように基材層721を取付面772から離しておけるだけの十分な高さがある。いくつかの実施形態で平行な隆起した要素を2つ示してあるが、3つまたはそれ以上ある方が望ましいこともある。
図22Bでは、基材層721の変形する部分を部分721aとして示すが、この部分は隆起した要素761および765に隣接する縁部分775で変形すなわち弓なりになり、接着剤756の露出表面759を取付面772と粘着係合させる。このように、接着剤756によって、ノートカード720を壁や窓、あるいは他の垂直面に固定してそこに保つことができる。このため、勉強や何かを覚えておく目的でノートカードを貼り付けておくことができる。ノートカード720を支持体770から剥がすと、変形した基材層721aは図22Aに示す基材層721の形に戻る。よって、接着剤756は再び、隆起した要素761と763との間に画定された凹部ゾーン769で別の表面と接触しないように離れた露出表面759を持つことになる。さらには、ノートカードが互いにくっついたり、ノートカードの束をのせることができる水平面にくっついたりすることなく、ノートカード720をノートカードの束の形で置いたり、他の似たようなノートカードと入れ換えることができる。このようなノートカード複数枚を、その上縁が束の同じ側に揃うようにして配置し、(図22Bの圧力Pに近い方向などで)束を横切る形に強い圧力を加えると、露出した接着剤によって、束のノートカードが隣り合う基材層と一緒に粘着してくっつく。
上下の隆起した要素については、さまざまな方法で、かつさまざまな素材から形成できる。たとえば、上下の隆起した要素は、図22A、図22Bおよび図23に示すように、あらかじめ適用しておいたシート材の目立たない(discreet)層、テープ材の層あるいは塗料の層であってもよいし、上下の隆起した要素が、接着剤756に貼り付ける素材の細片(紙、ポリマー、テープの細片あるいは、ニスコーティングといった素材のコーティングなど)であってもよい。
図23は、上側の隆起した要素761aと下側の隆起した要素765aとが接着剤756に貼り付いているのではなく、基材層721の裏側724に直接的に接着されているノートカード720aの別の実施形態を示している。上下の隆起した要素761aおよび765aが接着剤756用の凹部ゾーン769aを画定するよう機能し、接着剤756の露出表面759を取付面または隣り合うノートカードの表面から離すスタンドオフとしての役割を果たすため、図23に示すノートカード720aの固定機構は、上述したものと同じように機能する。
上下の隆起した要素を形成する別の例を図24に示す。この実施形態では、ノートカード720bには上側の隆起した要素761bと下側の隆起した要素765bとがあり、いずれも基材層721の裏側724に配置されたビーズの素材で形成されている(このビーズについては、接着剤756の上に配置してもよいし、これに隣接する形で配置してもよい)。(たとえば、周囲条件に曝露されると硬化する水性のりで形成可能な)ビーズ素材には、接着剤756の露出表面759からのスタンドオフ距離を決める最も外側のスタンドオフ表面(その表面が基材層721の裏側724から最も離れている)がある。ノートカード720bの固定機構は上述したものと同じように機能する。隆起した要素761bおよび765bそれぞれのスタンドオフ距離は、ここでも、閾値レベルの圧力が印加されていない状態で、凹部ゾーン769bにおける接着剤756の露出表面759を基材層721の裏側724に接する別の表面から離しておけるだけの距離である。
図21〜図24に示す実施形態では、上下の隆起した要素が連続した細片素材として示されている。別の実施形態では、上下の隆起した要素は、図25に示すようなノートカード720cの上側の隆起した要素761cと下側の隆起した要素765cなど、不連続なものであってもよい。上下の隆起した要素761cおよび765cは、接着剤756の上にあってもよいし、これに隣接していてもよく、連続してはいないが、ほぼ線状かつ平行に配置されている。上下の隆起した要素のばらばらのセグメントは、隆起した要素が、接着剤756の露出表面759が誰もいないのに(unattended)貼り付いてしまうのを防ぐのに必要なスタンドオフ距離を提供する機能を果たしつつ、ノートカード720cの「必要なときには」貼り付くという特徴も得られる限り、同じ長さでも違う長さでもよい。
図26は、ノートカード720d上の複数の上下の隆起した要素761dおよび765dとしての別の不連続な細片を示している。これらの隆起した要素は、図示のとおり、ほぼ線状かつ、その間に形成された凹部ゾーン769dにある接着剤759と平行に配置されている(図27A参照)。図27Aは、要素761dおよび765dを、基材層721の第2の側724にビーズ素材の目立たない粒または塊をのせて形成できることを示している。このような粒は、接着剤756の露出表面759に対して上側の隆起した要素761dと下側の隆起した要素765dの両方について、必要なスタンドオフ距離を提供する高さで、液状でのせた上で後から固めてもよいし周囲条件への曝露時に硬化させてもよく、このようにして固定機構の説明で上述した「必要に応じての」貼り付けの特徴を達成する。
複数の目立たないスタンドオフ要素を形成するためのもうひとつ別の手段を図27Bに示す。この実施形態では、上下の隆起した要素761eおよび765eを、基材層721eに作った切り込み777のアレイで形成する。それぞれの切り込み777を基材層721eの表側722eから裏側724eに向かって作る。よって、基材層721eの素材の一部が変形し、裏側724eから外方向に突出して上側の隆起した要素761eまたは下側の隆起した要素765eとしての頂部を画定する形になる。上下の隆起した要素761eおよび765eは、基材層721eの裏側724eから十分に突出し、必要なスタンドオフ距離ならびに、先に定義したような結果として得られる固定機構の機能的な利点を提供している。凹部ゾーン769eは、上側の隆起した要素761eのアレイと下側の隆起した要素765eのアレイとの間に効果的に画定されている。この凹部ゾーン769eに感圧接着剤756があり、上下の隆起した要素761eおよび765eによって得られるスタンドオフ距離がゆえに、(上述したように、閾値レベルの圧力が印加されるまで)接着剤756の露出表面759は当接表面から離れた状態に保たれる。切り込み777については、接着剤756を介して形成することも可能だし、接着剤756の脇に形成することも可能である。これらの切り込みは、穴、円、点線の他、必要なスタンドオフ距離を提供するのに適した幾何学的形状であれば、どのような形状であってもよい。
ノートカード720eを使用する際(すなわち、圧力によって接着剤が作用し、表面から剥がされ、後におそらくは複数回、圧力によって再び作用する)、上下の隆起した要素761eおよび765eは、接着剤756を作用させるために取付面に対して押されたときに変形するため、その高さが低くなる可能性がある。しかしながら、上下の隆起した要素761eおよび765eの高さは、使用時をとおして、接着剤756に十分なスタンドオフ距離を維持できなくなるほど低くはならない。
図27Bに示す形態のノートカード720eでは、下側の隆起した要素765eを画定する切り込み777を、基材層721eの上側部分779をヒンジ部で折り曲げやすくする目的でも利用することができる。このようにすると、上側部分779の接着剤756が下側の隆起した要素765eよりも下で基材層721eの裏側724eと粘着係合される。よって、露出した接着剤がすべて覆われることになり、ノートカード720eが似たようなノートカードの表面に接着剤でくっついてしまう可能性がなくなり、かつ、埃、紙、繊維などで接着剤がよごれることもなくなる。折り曲げた、基材層721eの接着剤のある上側部分779については、後で広げて接着剤を露出させ、「必要なときには」ノートカード720eを再び対象表面に貼り付けることができる。
図28および図29は、上下の隆起した要素761fおよび765fのあるノートカード720fの別の実施形態を示している。この実施形態では、ノートカード720fの基材層721fに画定されたミシン線で、隆起した要素761fおよび765fが形成されている。図27Bの切り込みと同じように、ミシン目は基材層721fの表側722fから作られる。よって、基材層721fの前面722fの各ミシン目ごとに、切り込み線の谷すなわちひだの部分781が画定されることになる。同様に、基材層721fの裏側724fに得られるミシン線の突起が形成されるため、これによって上側の隆起した要素761fまたは下側の隆起した要素765fが画定される。隆起した要素761fおよび765fは、ここでも、接着剤756に対して、特に上下の隆起した要素761fと765fとの間に画定される凹部ゾーン769fにある接着剤756の露出表面759に対して、十分なスタンドオフ距離が得られるように形成される。このため、上下の隆起した要素761fおよび765fは、基材層721fの素材からのリブとして形成される。これらのリブは、その表面でノートカード720fの端から端まで延在する単一のリブであってもよいし、複数のリブ(すなわち不連続なリブ)であってもよい。ミシン線を使って下側のスタンドオフ要素765fを形成すると、この実施形態では、下側の隆起した要素765fに沿ってヒンジ部も得られることになり、これを利用して基材層721fの上側部分779fを折り曲げ、上側部分779fを基材層721fのバックサイド724fに接着剤756で貼り付けることができる。図27Bの実施形態と同じように、折り曲げた、基材層721fの接着剤リングの上側部分779fについては、後で広げて固定機構の接着剤を露出させ、「必要なときには」ノートカード720fを再び対象表面に貼り付けることができる。
上述した本発明の実施形態では、本発明によるインデックスまたはノートカードは、使用時にその裏側で必要なスタンドオフ距離を決める上で使用者が何かをする必要はない。たとえば、実施形態1〜14に示すノートカードアセンブリは、ノートカード裏側の当接表面との意図しない接触が起こらないよう奥まったところにある接着剤で形成されている。図15〜図20の実施形態では、本発明によるノートカードの裏側には、接着剤の露出面がインデックスカードの基材層の裏側から離れるように、同様に凹部が設けられている。図21〜図29に示す実施形態では、インデックスカードの基材層の裏側に接着剤を直接に配置することができるが、隆起スタンドオフ要素は、接着剤の露出表面の高さがスタンドオフの高さよりも低くなり、再び、カードの裏側が接触し得る隣り合う面よりも奥まったところにくるように設けられている。上述した実施形態では各々、接着剤が隣り合う面と意図せずして接触してしまうのを防ぐために必要なスタンドオフ距離を何らかの手段で提供する、あらかじめ画定された凹部ゾーンで、接着剤がインデックスカードにすでに設けられている。
別の実施形態では、ノートカードの裏側でスタンドオフ距離を決める上で、使用者が若干ながら何かをしなければならないことがある。たとえば、図30〜図34に示す実施形態では、ノートカードの一部を折り曲げて、スタンドオフ距離になる高さの差をノートカードの裏側に作る必要がある。表側822とこれに対抗する裏側824がある基材層821の裏側に、ノートカード820としてのシートが画定される。基材層821には、上縁828と、下縁830と、横縁832および834とがある。この実施形態では、接着剤856が、基材層821の上縁828に隣接して帯状にのせられており、上縁828に平行でそこから間隔をあけて作られたミシン線829(点線で示す)まで延在している。ミシン線829よりも下では、基材層821の裏側824に接着剤がない。接着剤856は、基材層821の裏側824におかれ、横縁832からノートカード820を横切って横縁834まで延在する。
基材層821には、接着剤856の帯の範囲に形成された切れ目831がある。切れ目831は、ミシン線829上の第1の端833から基材層821の上縁828に向かって第1の曲線部835まで延在している。切れ目831には、基材層821の上縁828と平行に(そこから離れた位置で)延在する部分837があり、この部分は第2の曲線部839まで延在している。切れ目831はさらに、第2の曲線部839から、基材層821の上縁828から離れる方向に、ミシン線829上の切れ目831の第2の端841まで延在している。切れ目831の第1の端833および第2の端841は、図30に示すように、基材層821の端と端とにわかれている。
基材層821の、その上縁828と、切れ目831と、(切れ目831の両外側にある)ミシン線829とによって画定される部分は、基材層821のスペーシング部845として画定されている。スペーシング部845については、ノートカード820が図31に示す形になるように、ミシン線829に沿って折り曲げ、その表面の接着剤で基材層821の裏側824に貼り付けることができる。この折り曲げ手順を、図32、図33、図34に示すが、ここで、図32は、折り曲げる前の状態のノートカード820を示し、図33は、部分的に折り曲げた状態のノートカード820を示し、図34は、完全に折り曲げた状態のノートカード820を示す。上述し、かつ図示したように折り曲げた後は、図31に示すように、上側の折り曲げられていないタブ部847がノートカード820の一番上の部分をなすことになる。この実施形態では、タブ部847の表面に接着剤856がある。接着剤856の帯のスペーシング部845にある部分(接着剤857として示す)を利用して、図31および図34に示すように基材層821の裏側824にスペーシング部845を貼り付ける。
基材層821のスペーシング部845の厚さによって、タブ部847の接着剤856を隣り合う表面から離すためのスタンドオフ距離S3(図34参照)が決まる。折り曲げられたスペーシング部845は、切れ目831の第1の端833と第2の端841以外、接着剤856の露出表面859にすぐ隣接しているわけではないが、それでも取付面や隣り合うノートカード表面などの隣り合う面と露出表面859が意図せずして接触してしまうのを防げるだけの十分な高さの差が得られる。このため、接着剤は折り曲げられたスペーシング部845の厚さ(スタンドオフ距離S3)によって効果的に「奥に下がる」ことになる。要するに、スペーシング部845を折り曲げると、スペーシング部845の前面823がその裏面になり、接着剤856用のスタンドオフ表面825として働く。
上述したように、ノートカード820の固定機構の基本的な機能性は、本願明細書に開示する他の実施形態のものと同様である。基材層821の裏側824が他の表面と当接しても、(折り曲げられていないタブ部847の)そこにある感圧接着剤856は当該表面から離れているため、裏側がそこに貼り付くことはない。(折り曲げられていないタブ部847の表側にある)基材層821の表側822に閾値レベルの圧力が加わったときに、露出した接着剤856の少なくとも一部が表面と当接係合してそこに貼り付くよう、基材層821は十分に可撓性かつ変形可能である。また、適切な接着剤を用いると、表面に基材層を貼り付け、剥がした後に表面に接着剤を残すことなく、使用者の望むがまま後で剥がしたり同じ表面の別の場所や全く異なる表面に貼り直すことができる。スペーシング部845を折り曲げ、(図31および図34に示すように)基材層821の裏側824に貼り付けた状態でも、ノートカード820は、(少なくともタブ部847のエリアで基材層の面に垂直な圧力が加わらないうちは)他の似たようなノートカードまたは支持体表面にくっつくことなく、重ねたり入れ換えたりできる構成である。
この実施形態では、インデックスカード820を(図30および図32に示すような)折り曲げていない状態で、このようなインデックスカードを複数枚を、その上縁を揃えて配置し、(ミネソタ州セントポール(St. Paul, Minnesota)の3M社から入手可能なものなどのポストイット(登録商標)ブランドのメモ束のように)流通(dispensing)目的で重ねて貼り付けることができる。このような束のノートカード820は使用する上では望ましいものであり、束から1枚ずつ剥がし、必要であればカードが図31に示す形になるようにスペーシング部845を折り曲げることができる。隣り合うカードを分離しやすくするために、(取り付けたスペーシング部845の前面823に沿った)基材層821の表側822に、すべりやすくする粘着剥離層のコーティング(図示せず)をほどこしてもよい。基材層821の裏側824にある接着剤856の露出表面859と隣り合うスタンドオフ表面825に接着剤の剥離コーティングがあることで、図31に示すような形にスペーシング部845を折り曲げた後のノートカード820を入れ換えやすくなり得る。
図35〜図39は、本発明によるノートカードの別の実施形態を示している。この実施形態では、ノートカード820aは、接着剤の帯がある場所が異なっていること以外、あらゆる点で図30のノートカード820と同様である。この実施形態では、接着剤856aの帯が、その上縁から始まり、ミシン線829に沿って、そこから接着剤856aの下縁851まで下方向に延在し、横縁832から横縁834までノートカード820aの端から端に延在している。ミシン線829は、基材層821の上縁828よりも下に間隔をあけて設けられている。切れ目831も同様に設けられているが、この実施形態では切れ目831は接着剤856aの帯の範囲にはなく、接着剤856aの帯の上にある。切れ目831は、ミシン線829上の第1の端833で始まり、上縁828に向かって第1の曲線部835まで延在し、さらに第2の曲線部839まで上縁828と平行に延在する部分837に沿っている。第2の曲線部839から、切れ目は、ミシン線829上の第2の端841まで延在する。切れ目831の第1の端833と第2の端841は、ノートカード820aの平面の端と端とにわかれている。
スペーシング部845aは、上縁828と、切れ目831と、ミシン線829とによって画定される。このスペーシング部845aについては、ミシン線829に沿って折り曲げ、そこにある接着剤856aで基材層821の裏側824に貼り付けることができる。図35は、折り曲げられていないノートカード820を示し、図36は、スペーシング部845aを折り曲げて貼り付けたノートカードを示している。図37、図38、図39は、ノートカード820aに対してスペーシング部845aをどう折り曲げるかの手順を示している。
図35〜図39の実施形態と図30〜図34の実施形態では、接着剤856aの帯が異なる場所にあるが、(図36および図39から明らかなように)ノートカード820aのスペーシング部845aは折り曲げられており、ここでもスペーシング部845aで覆われていない接着剤856aの露出表面859a用の凹部ゾーンを画定する隆起スタンドオフ要素として機能している。これによって得られる間隔の距離を図39に間隔距離S4として示すが、この距離はスペーシング部845aの厚さに等しい。この実施形態では、切れ目831の形状によって決まるようなスペーシング部845aの一部で接着剤856aの露出表面859aの3辺を接着する。上側の折り曲げられていないタブ部847aは、図36に示すように、基材層821aの上側の部分に突出しているが、そこに接着剤はない。
一度ノートカード820aを折り曲げたら(図36および図39)、接着剤856aの露出表面859aとは反対側の1ヶ所以上の場所で基材層821の表側822に閾値レベルの圧力を加えて、固定機構を作用させることができる。上述の実施形態と同様に、ノートカード820aを適所に保持すべく、接着剤856aの露出表面859aの少なくとも一部が当接表面と係合してその表面に貼り付くよう、基材層821は十分に可撓性かつ変形可能である。ノートカード820aを取付面から剥がす際、基材層821は(図39に示すような)変形していない形状に戻り、入れ換え、スタックが可能であり、あるいは、閾値レベルの圧力を再度加えることで、別の場所においてそこに貼り付けることもできる。この実施形態では、インデックスカード820aが(図35および図37に示すような)折り曲げられていない状態にあるとき、このようなインデックスカード複数枚を、個々のカードの流通目的で束にして一緒に貼り付けることができる。繰り返すが、インデックスカード820Aは、束にした状態で実際に貼り付けられることを想定したものであるため、各インデックスカード820aの基材層821の表側822にすべりやすくする粘着剥離層(図示せず)を設けて、隣り合うカードを束から分離しやすくしてもよい。上述したように、図30〜図34に示した実施形態についていえば、このような粘着剥離層を設けることで、スタンドオフ表面825には接着剤剥離コーティングがほどこされることになるため、スペーシング部845aを折り曲げた後にノートカード820aをさらに入れ換えやすくできることがある。
図40〜図41に示すような本発明の物品の別の実施形態。ノートカードまたはインデックスカード920としてのシートが、表側922とこれに対向する裏側924がある素材からなる基材層921で画定される。基材層921には、図40のバックサイド924から見て、上縁928と、下縁930と、横縁932および934とがある。
基材層921の裏側924に感圧接着剤956の層を設ける。この接着剤の層については、連続した帯として設けてもよいし、接着剤ゾーン956a、956b、956cなど、離散的な個別の接着剤ゾーンとしてもよい。一実施形態では、これらの接着剤ゾーンは、接着剤956の上またはこれに隣接して適用されるスペーサー層911の形状によって画定できるものである。このスペーサー層911については、接着剤956に貼り付けられたシート材で形成してもよいし、別途貼り付けることが可能なテープ材、あるいは基材層921の裏側924に適用されるマスキング材のコーティングで形成してもよい。
図40に示す実施形態では、スペーサー層911には、基材層924の上縁928に沿って延在する上縁912がある。スペーサー層911は、その上縁912から接着剤956に向かって下方向に延在し、接着剤956の境界をなす「凹部」ゾーンの境界を画定して接着剤956のスタンドオフ要素として作用すべく形成される。接着剤956に隣接するスペーサー層911の縁913には、を1以上の弧状部分914を含み得る。この特定の実施形態では、各弧状部分914がその3辺で接着剤に接着されるため、スペーサー層911のスタンドオフ表面915に対して接着剤の露出表面959を効果的に奥に下げている。この関係を図41に示すが、ここでスタンドオフ距離S5は接着剤956の露出表面959とスペーサー層911のスタンドオフ表面915との間に示されている。
スタンドオフ距離S5は、基材層921の裏側924にある接着剤956の露出表面959が隣り合う表面に接触しないように空間を保つあるいは離しておくだけの十分なものである。このため、本発明のノートカード920は、枚葉紙、机の上、カウンターの上または他の似たようなノートカードなどの隣り合う表面で、接着剤956によってこれに貼り付くことなく、取り扱い、動かすことが可能なものである。スペーサー層911を形成し、接着剤956の最下縁951よりも下に延在していても延在していなくてもよい下側の懸下部916を得てもよい。接着剤956の露出表面959の高さに対するスペーサー層911の高さ(間隔距離S5)と、隣り合う接着剤956の露出表面959の形状に対するスペーシング層911の形状は可変であるが、ノートカード920の固定機構の機能を実現できるような関係に保っておく必要はある。言葉を変えると、ノートカード920は他の似たようなノートカードと入れ換え可能であり、接着剤の露出表面とは逆の基材層の表側にレベル閾値(level threshold)の圧力が加わらないうちは、取付面に貼り付くことなくそこにのせておくことができる。
図40の実施形態に示す接着剤の露出表面に対するスペーサー層または隆起した要素のパターンは、本発明の、圧力で作用する固定機構構成の好適なパターンまたは形状の単なる一例にすぎない。本願明細書に記載の他の実施形態に他のパターンを図示し、さらに別のパターン例を図42〜図43に示す。
図42では、ノートカードまたはインデックスカード1020としてのシートが、図21の基材層721など、上述した基材層と同様の構造を持つ基材層1021によって画定される。図42から明らかなように、基材層1021には、上縁1028と、下縁1030と、横縁1032および1034とがある裏側1024がある。
基材層1021の裏側1024に感圧接着剤1056の層を適用する。接着剤の層については、連続した帯として適用してもよいし、接着剤ゾーン1056a、1056b、1056cなどのような、目立たず個別の接着剤ゾーンとして適用してもよい。接着剤ゾーンの形状は、横縁1032から横縁1034まで、基材層1021の裏側1024の端から端に間隔をあけておかれる1以上の隆起した要素1061の形状によって画定できる。図42に示す一例としての実施形態では、隆起した要素各々が、基材層1021の上縁1028から接着剤1056の下縁1051に隣接する下側の端まで延在するほぼ線状の部材として示され、隆起した要素1061同士は平行である。各隆起した要素1061の下縁は、下縁1051の少し手前までにしてもよいし、そこと同じ位置で終わってもよいし、これをこえてもよい。それぞれの隆起した要素1061については、接着剤1051の上に適用してもよいし、あるいは接着剤1056の隣接するゾーンの間で基材層1021の裏側1024に直接適用してもよい。隆起した要素1061についてはそれぞれ、紙またはポリマーなどの素材のシートで形成してもよいし、別途貼り付けることが可能なテープ材、あるいは基材層1021の裏側1024にほどこされる(ニスコーティングなどの)マスキング材のコーティングで形成してもよい。
いずれの形態の隆起した要素1061でも、上述した隆起した要素またはスペーサー層と同じスタンドオフ機能を果たす、すなわち、各隆起した要素1061の高さが接着剤1056の露出表面1059の高さよりも高く、高さの差は、閾値レベルの圧力が加わらなければ接着剤1056の露出表面1059が対象面または隣り合う表面と接触して貼り付いてしまわないように空間を保つあるいは離しておくだけの十分なものである。言葉を変えれば、接着剤1056の露出表面1059の隣接する隆起した要素1061の間に「凹部」が画定される。
図43は、使用者が選択した、露出した感圧接着剤の作用に基づいて圧力閾値接着剤機構を含む固定機構を画定するためのさらに他のパターンまたは形状を示している。図43では、ノートカードまたはインデックスカード1120としてのシートを基材層1121で画定する。この基材層は、図21の基材層721などの上述した実施形態の基材層と構造が類似している。基材層1121には、(図43から明らかなように)裏側1124と、上縁1128と、下縁1130と、横縁1132および1134とがある。
感圧接着剤1156の層を基材層1121の裏側1124に適用する。この接着剤1156の層については、連続した帯として適用してもよいし、接着剤ゾーン1156a、1156b、1156c、1156dなどのような、離散的な個別の接着剤ゾーンとして適用してもよい。(上述したように、このような接着剤ゾーンは、接着剤1156の上またはこれに隣接して適用される一例としての隆起した要素1161および1165などのように1以上の隆起した要素の形状によって画定できるものである)。隆起した要素については、接着剤1156に貼り付けられるシート材で形成してもよいし、別途貼り付けることが可能なテープ材あるいは、ニスなど基材層1121の裏側1124に適用されるマスキング材のコーティングで形成してもよい。
図43に示す実施形態では、隆起した要素1161を、その第1の側縁1132から第2の横縁1134まで、基材層1121の裏側1124の端から端まで延在する蛇紋要素として示してある。隆起した要素1161は、接着剤1156の帯の範囲内に設けられた状態で示されているが、時にはその下縁1151をこえるなど、接着剤1156の縁をこえて延在してもよい。また、隆起した要素1161は均一な波形に示されているが、波長と振幅が均一でなくてもよい。図43に示す例としての実施形態では、隆起した要素1165は、隆起した要素1161の鏡像として、同じように蛇紋形で、横縁1132から横縁1134まで基材層1121の裏側1124の端から端に延在して示されている。
一実施形態において、接着剤1156の露出表面1159と、別のノートカードまたは壁またはカウンターの上の当接表面との間に必要なスタンドオフ距離を得るには(隆起した要素1165など)の単一の隆起した要素だけで十分なことがある。隆起した要素は、隆起した要素が1つであるかそれより多いかを問わず、本発明のシートが、望ましい「必要に応じた」圧力密着特性を発揮し、かつ、接着剤とは反対側のシート表側に閾値レベルの圧力が加わらない限り入れ換え可能だえるように、接着剤1156の露出表面1159に効果的な「凹部」を画定すべく形成されている。
たとえば、図21、図42、図43に図示した隆起した要素は、比較的狭い線として示されているが、(図40のスペーサー層911または図30のスペーシング部845など)さまざまな幅の隆起した要素で十分だろうと思われる。また、市松模様は斜交平行パターンなど、隆起した要素の他のパターンでも十分なことがあろう。
接着剤がそのために画定された凹部をこえて対象面と接触できるよう変形しなければならない接着剤のある作用層は、このような接触を可能にできる程度に可撓性でなければならず、さらに、対象面から剥がされた後は実質的に元の形状に戻って凹部を再度画定できるだけの弾力性がなければならない。基材層がこの目的を果たす実施形態では、厚さが0.10mm(0.004インチから0.25mm(0.010インチの基材層が好適であり、一層好ましくは0.10mm(0.004インチ0.20mm(0.008インチ、最も好ましくは0.19mm(0.0075インチである。スタンドオフ距離は、本発明のシートアセンブリの機能的な特徴に影響するもうひとつの要因である。0.01mm(0.0005インチから0.25mm(0.010のスタンドオフ距離が好適であり、一層好ましくは0.05mm(0.002インチから0.15mm(0.006インチ、さらに一層好ましくは0.04mm(0.0015インチ)から0.06mm(0.0025インチである。別個の隆起した要素間の空間または凹部をその間に画定しているスペーサー層の部分間の空間も、本発明のシートアセンブリの機能性を画定する役目を果たす特徴のひとつである。このような間隔距離については、0.6cm(0.25インチから1.9cm(0.75インチ、一層好ましくは1.0cm(0.375インチから1.6cm(0.625インチの範囲にできる。上述したように、本発明の固定機構の圧力閾値接着剤機構の作用性には、使用する接着剤の凝集性や、シートの表側に適用できる耐スリップ性(slip resistant)粘着剥離コーティングの有無とその特徴などの他の要因が影響する。本願明細書に示す隆起した要素、凹部、スペーサー層の形状および関係は単なる一例であり、ここに開示した特定の向きや構成に本発明を限定することを意図したものではない。
以下、実施例を参照して本発明についてさらに説明するが、これらの実施例にあげる特定の装置および方法ならびに、他の条件および詳細については、本発明を極端に限定するものと解釈すべきでない。材料ならびに成分はいずれも、特に明記する場合ならびに自明な場合を除いて市販のものであるか当業者間で周知のものである。これらの実施例はもともと例示にすぎず、どのような形にしろ本発明を限定するものではない。
第A組の例
上述したように、有用性を犠牲にすることなく、本発明のインデックスカードアセンブリのデザインに対してさまざまなバリエーションを作ることが可能である。本発明のインデックスカードの一具体例として、カード用紙で作られた7.6cm(×12.7cm(5インチのカードがあげられる。このカード用紙は、秤量40.8kg(90ポンドの紙であり、厚さ0.19mm(0.0075インチである。四隅は半径6.35mm(0.25インチで丸められている。このインデックスカードには、長辺(インデックスカードの12.7cm(5インチの辺)の端から端まで水平に間隔をあけた筆記用の青い線が表側に印刷されている。インデックスカードの上縁に沿った紙のないゾーンは中心に設けられ、約5.1cm(2インチのエッジギャップ(L)がある。紙のないゾーンの深さ(D)は1.1cm(0.438インチであり、図1および図2に示した形状を想定して内側の四隅が半径1.3cm(0.50インチで丸められている。幅1.3cm(0.5インチのフィルム接着剤テープ片を、インデックスカードの上縁に隣接して紙のないゾーンとエッジギャップを覆うようにその表側に貼り付ける。ここで使用するフィルムと接着剤の構成は、ミネソタ州セントポールの3M社から入手可能なNo.811の繰り返し位置決めが可能なテープ製品である。このテープ片はアセテート製であり、厚さ約0.04mm(0.0016インチで、ミクロスフェア接着剤のコーティングが厚さ0.01mm(0.0004インチの深度までコーティングされている。フィルムの裏面に露出した接着剤は、カード用紙の厚さ分(0.19mm(0.0075インチ)だけインデックスカードの裏側よりも奥に入っている。フィルムの前面には、最終使用者がインデックスカードの並べ替えに利用できるようにカラーコーティングが印刷されている。
第B組の例
壁に吊り下げた場合の静止角度試験(SAT)
静止角度試験は、剥離角度と印加力が一定である応用負荷剥離試験である。この試験では、垂直に近い表面に対する接着剤シートの保持力を測定する。紙の接着剤試験サンプルを、幅5.1cm(2インチ、長さ7.6cm(3インチに切った。各サンプル裏面の接着剤片を、シートの短辺とほぼ平行になるようにその上縁付近に位置決めする。試験の前にサンプルを一定の温度(22℃)と湿度(50%)で少なくとも24時間かけて平衡化する。サンプルすなわち下向きの接着剤の縞(stripe)を、接着剤の縞を矩形の鋼試験板の天縁と平行に配置することで、清潔な塗装鋼板の水平の試験表面においた。0.68kg(1.5ポンドのサンプルローラ(0.68kg(1.5ポンド、幅4.45cm(1.75インチ、半径4.76cm(1.875インチ、硬質ゴムコーティングで覆われている)1サイクル(2回)で接着させる。各サンプルごとに、2通りのロールダウン法でデータを収集した。「入れ換え」モードと呼ばれる第1の方法では、シートの前面を横断する形で横方向に均等な圧力を印加するものであり、接着剤を作用させないようにしている。この方法では、接着剤の縞とスタンドオフの上で、接着剤の縞とスタンドオフに平行な方向に、ローラを直接まわす。スタンドオフ間の空間よりもローラの幅の方が広いため、ローラがスタンドオフの端から端までわたり、その下にある鋼板の試験表面に接着剤を接触させることはなかった。第2のロールダウン法が「作用」モードである。この場合、接着剤の縞に垂直な方向にローラをまわした。この場合、ローラの直径がスタンドオフ間に収まる程度に小さいため、紙がずれて接着剤が鋼板の試験表面に接触する。
いずれの場合も、サンプルを付けた板を、その試験表面が水平に対して60度の鋭角をなすようにして配置し、試験表面に貼り付けておいたサンプルの粘着性のない下縁にすぐに100gのおもりを取り付けた。4つのレプリカそれぞれについて、不合格(サンプルが板から落ちる)までの時間を秒単位で測定した。各レプリカに異なる板とサンプルを利用した。分析用に不合格までの時間の平均を取った。
重ね剪断試験
重ねシート試験法で、引張荷重下にて剪断でシート間の接着を破壊するのに必要な力を測定する。選択的に作用させたシートの2つの同様のサンプル同士を接着させた。シート試験体を、幅5.1cm(2インチ、長さ7.6cm(3インチに切った。接着剤の縞を、シートの短辺と平行になるように上縁付近で各シートの裏面においた。試験の前に試験体を一定の温度(22℃)と湿度(50%)で少なくとも24時間かけて平衡化した。どちらのシートでも接着剤の縞を下に向けて、裏に接着剤のある第1のシートを同様の裏に接着剤のある第2のシートの上に整列配置することで、シート同士を重ね接着させた。接着剤片を含む第1のシートの頂部の2.5cm(1インチを、第2のシートの底の2.5cm(1インチと重ねた。0.68kg(1.5ポンドのサンプルローラ1サイクル(2回)で接着させた。各サンプルごとに、上述したような入れ換えモードと作用モードでローリングして、データを収集した。
引っ張りモードで、分離速度を1分あたり1インチとして、シンテック(Sintech)メカニカルテスター(ミネソタ州エデンプレイリーのエムティエスシステムコーポレーション(MTS System Corporation,Eden Prarie, Minnesota)から入手可能)を利用してボンドアセンブリを試験した。頂部での負荷を記録し、4つのレプリカの平均を取った。
材料
カタログ番号6351のポストイット(登録商標)リスティッカブルインデックスカード(Restickable Index Cards);カタログ番号655のポストイット(登録商標)ノート(Notes)、カタログ番号810のスコッチ(登録商標)マジックテープ(登録商標)(Magic Tape)(いずれもミネソタ州セントポールの3M社から入手可能)を利用して、後述する実施例のサンプルを構成した。インデックスカードのサンプルは、厚さ約190.5μm(7.5ミル、幅7.6cm(3インチ、長さ12.7cm(5インチの紙である。この紙は49.0kg(108ポンドのタグストックである。幅1.746cm(0.6875インチの再位置決め可能な接着剤の縞を、シートの長辺の長さに沿ってその上縁に隣接してコーティングする。改変していない形で、これらのシートには選択的に作用させた接着剤がないため、簡単には入れ換えできない(すなわち、一緒にくっついている)。ポストイット(登録商標)ノートのサンプルで作ったシートのサンプルは、紙厚が0.10mm(0.004インチであり、9.07kg(20ポンドの結合であること以外は、インデックスカードのシートのサンプルと類似している。ポストイット(登録商標)ノートのサンプル上で、接着剤の縞はシートの上縁に沿って幅1.5cm(0.6インチである。
スコッチ(登録商標)マジックテープ(登録商標)の細片をインデックスカードのサンプルとポストイット(登録商標)ノートのサンプルに積層し、図21および図22Aに示すシートレイアウトに近いフォーマットで、高さと分離距離(接着剤の縞幅)をさまざまに変えてスタンドオフを作り出すことで、選択的に作用させた接着剤シートを生成した。テープのスタンドオフを、接着剤の縞に平行で両側にある紙に貼り付けた。いくつかの例では、テープのスタンドオフが接着剤の一部を覆う形になった。スコッチ(登録商標)マジックテープ(登録商標)の層を重ねて高さ0.05mm(0.002インチを超えるスタンドオフを作った。
実施例1〜2および比較例A
タブ(Tabs)1および2に、選択的に作用させた接着剤シートを生成する機能にスタンドオフ高さがおよぼす影響について示す。各サンプルシートのスタンドオフの寸法と位置を表1に示す。実施例Aにはスタンドオフがまったくない。実施例1および2に関しては、「上側の」スタンドオフが、接着剤の縞の上にシートの天縁に沿って位置していた。「下側の」スタンドオフは、上側のスタンドオフと平行に、上側のスタンドオフに対して垂直な方向に接着剤の縞の幅と等しい間隔をあけて位置していた。スタンドオフの幅は正確に同じではないが、図示のバリエーションはカードの性能に劇的に影響するものではない。
Figure 0004809246
Figure 0004809246
実施例Aでは、作用モードと入れ換えモードで同様の反応が得られる。どちらのモードでも、サンプルシートは別のカードや垂直方向に懸下させた板に対してほどほど貼り付いていた。入れ換えモードでの重ね剪断力と静止角度吊り下げ時間の値が比較的大きいことから、カードが満足のいくレベルで入れ換わらないことが分かる。実施例2および3から明らかなように、接着剤の縞の両側にスタンドオフを加えると、2つのモード間の性能の違いから、いくつかの例で接着剤を作用させることができる。実施例Aと比較して、重ね剪断力および静止角度吊り下げ時間は、実施例2および3では入れ換えモードでかなり小さくなり、これによってサンプルシートの入れ換えが可能になった。作用モードでの重ね剪断力および静止角度吊り下げ時間も、実施例Aと比較して実施例1および2では小さくなるが、必要なときにサンプルシートを表面に貼り付けさせるだけの十分なものである。スタンドオフ高さを高くすると、接着剤が接着面からさらに遠くなり、よって、重ね剪断力および静止角度保持時間の値がどちらのモードでも小さくなることから分かるように、接着剤を作用させるのが一層難しくなる。
実施例3〜5
実施例3〜5は、選択的に作用させた接着剤シートを生成する機能にスタンドオフ間の距離がおよぼす影響について示している。各例のスタンドオフの寸法と位置を表3に示す。「上側の」スタンドオフが、接着剤の縞の上にシートの天縁に沿って位置していた。「下側の」スタンドオフは、上側のスタンドオフと平行に、上側のスタンドオフに対して垂直な方向に接着剤の縞の幅と等しい間隔をあけて位置していた。
実施例3〜5の試験結果を表4に示す。スタンドオフ間の距離を長くすると、より多くの接着剤エリアが接着面と接触できるようになるため、重ね剪断力および静止角度保持時間の値が大きくなる。実施例3は、接着剤の縞の幅0.64cm(0.25インチでは、上述したロールダウン法で接着剤を作用させるのに十分な大きさではないことを示している。このシートのサンプルはうまく入れ換えられるものであるが、垂直面に貼り付いて吊り下がる機能については十分ではなかった。
Figure 0004809246
Figure 0004809246
実施例6〜7および比較例AおよびB
表5および6に、選択的に作用させた接着剤シートを生成する機能に紙厚がおよぼす影響について示す。サンプルシートの寸法を表5に示す。実施例AおよびBにはスタンドオフが全くなく、ここで、実施例Aはインデックスカードのサンプルであり、実施例Bはノートシートのサンプルである。試験結果を表6に示す。実施例6と実施例Aとの間の両モードについての重ね剪断力および静止角度保持時間の差は、紙厚が増したことで実施例7と実施例Bとの差よりも大きい。サンプル紙の剛性が小さくなるにつれて、どちらのモードでも接着力が大きくなり、最後にはシートが入れ換えできないほどになった。実施例6および7はそれぞれ、実施例AおよびBに比して作用モードで重ね剪断力と静止角度保持時間の値が大きく、これに対応して入れ換えモードでは値が小さいため、シートを入れ換えて表面に乗せることができる。
Figure 0004809246
Figure 0004809246
以上、好ましい実施形態を参照して本発明について説明したが、本発明の範囲および趣旨を逸脱することなく形態および詳細に変更を加えられることは当業者であれば分かるであろう。
前側の主面の方から見た、インデックスカードとしての本発明の実施形態である。 図1に示すインデックスカードを、その後ろ側の主面の方から見た図である。 図1の線3−3に沿った断面図である。 図1の線4−4に沿った断面図である。 図4の線5−5に沿った、図4のインデックスカードの上面図である。 垂直な支持体面に対する図4のインデックスカードの粘着性を示す断面図である。 図6の線7−7に沿った、図6のインデックスカードおよび支持体の上面図である。 各インデックスカードの表面で露出した接着剤が作用していない状態で水平な支持体面上に置かれた、図1〜図7に示すインデックスカードなどのインデックスカードを重ねた束の側面図である。 インデックスカードの裏側から見た、本発明の第2の実施形態を示している。 インデックスカードの上から見た、本発明の第3の実施形態を示している。 支持体表面に貼り付いた状態の図10のインデックスカードを示している。 インデックスカードの裏側から見た、本発明の第4の実施形態を示している。 インデックスカードの裏側から見た、本発明の第5の実施形態を示している。 インデックスカードの表側から見た、本発明の第6の実施形態を示している。 インデックスカードの裏側から見た、本発明の第7の実施形態を示している。 図15の線16−16に沿った断面図である。 垂直な支持体表面に対するインデックスカードの粘着性を示している、図16のインデックスカードの断面図である。 インデックスカードの裏側から見た、本発明の第8の実施形態を示している。 図18の線19−19に沿った断面図である。 垂直な支持体表面に対するインデックスカードの粘着性を示している、図18のインデックスカードの断面図である。 図18の線20−20に沿った断面図である。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第9の実施形態を示している。 図21の線22−22に沿った断面図である。 垂直な支持対表面に対するノートカードの粘着性を示している、図21のノートカードの断面図である。 図21の線22−22に沿った断面図のような断面図で、本発明の第10の実施形態を示している。 図21の線22−22に沿った断面図のような断面図で、本発明の第11の実施形態を示している。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第12の実施形態を示している。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第13の実施形態を示している。 図26の線27−27に沿った断面図である。 図26の線27−27に沿った断面図のような断面図で、本発明の第14の実施形態を示している。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第15の実施形態を示している。 図28の線29−29に沿った断面図である。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第16の実施形態を示している。 スペーシング部が折り曲げられてノートカードの裏側に貼り付けられた状態の図30のノートカードを示している。 図30の線32−32に沿った断面図である。 ノートカードのスペーシング部がいくらか折り曲げられている状態の図30の線32−32に沿った断面図である。 図31の線34−34に沿った断面図である。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第17の実施形態を示している。 スペーシング部が折り曲げられてノートカードの裏側に貼り付けられた状態の図35のノートカードを示している。 図35の線37−37に沿った断面図である。 ノートカードのスペーシング部がいくらか折り曲げられている状態の図35の線32−32に沿った断面図である。 図36の線39−39に沿った断面図である。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第18の実施形態を示している。 図40の線41−41に沿った断面図である。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第19の実施形態を示している。 ノートカードの裏側から見た、本発明の第20の実施形態を示している。

Claims (2)

  1. 取付基体に選択的に固定できるシートであって、
    片側に書き込み可能な面、およびこの面の反対側の第2の側に取付面を有する第1の支持体であって、開口部が画定された第1の支持体と、
    第1の接着面と第2の受圧面とを有し、前記第1の接着面が、前記第1の支持体の書き込み可能な面に接着し、かつ前記開口部を横断して延在している、第2の支持体と、を含み、
    閾値レベルの圧力が前記第2の受圧面に加わらないうちは、前記第1の接着面の感圧接着剤が前記取付基体から離間して位置し、そして、
    前記第2の受圧面に加わった閾値レベルの圧力によって、前記第1の接着面と前記取付面とが接触するように、前記第2の支持体が変形可能である、シート。
  2. 取付基体に選択的に固定できるシートであって、
    片側に書き込み可能な面、およびこの面の反対側の第2の側に取付面を有する第1の支持体であって、前記第1の支持体が上縁を有し、前記第1の支持体の一部が取り除かれて上縁に沿う間隙を含む紙のないゾーンを画定する、第1の支持体と、
    前記第1の支持体の第2の側に露出した感圧接着剤を含む受圧層と、
    前記第1の支持体の第2の側上にあるスタンドオフ要素であって、前記感圧接着剤の高さより高い高さを有するスタンドオフ要素と、を含み、
    ここで、前記受圧層が、外面および内面を有するカバー層を含み、前記カバー層が、その内面に配置された感圧接着剤を有し、前記感圧接着剤により前記カバー層が前記第1の支持体の書き込み可能な面に接着されていて、前記カバー層の天縁が、前記紙のないゾーンの間隙に沿って延在し、そして前記カバー層の内面にある前記感圧接着剤が、前記第1の支持体の第2の側の前記紙のないゾーンを横断して露出する形で、紙のないゾーンを覆い、
    閾値レベルの圧力が前記受圧層に加わらないうちは、前記感圧接着剤が前記取付基体から離間して位置し、そして、
    前記受圧層に加わった閾値レベルの圧力によって、前記取付基体に前記感圧接着剤がシートを固定係合するように、前記シートが変形可能である、シート
JP2006552274A 2004-02-04 2005-02-04 選択的に活性化される接着剤を有するシート Expired - Fee Related JP4809246B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/772,190 2004-02-04
US10/772,190 US7326453B2 (en) 2004-02-04 2004-02-04 Article with selectively activated adhesive
PCT/US2005/003594 WO2005077672A1 (en) 2004-02-04 2005-02-04 Sheet with selectively activated adhesive

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007520382A JP2007520382A (ja) 2007-07-26
JP2007520382A5 JP2007520382A5 (ja) 2008-03-13
JP4809246B2 true JP4809246B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=34808601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006552274A Expired - Fee Related JP4809246B2 (ja) 2004-02-04 2005-02-04 選択的に活性化される接着剤を有するシート

Country Status (6)

Country Link
US (2) US7326453B2 (ja)
EP (2) EP1711350A1 (ja)
JP (1) JP4809246B2 (ja)
KR (1) KR101203374B1 (ja)
CN (1) CN100556683C (ja)
WO (2) WO2005077671A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060210792A1 (en) * 2004-02-04 2006-09-21 Windorski David C Articles with selective adhesive mechanism
US7326453B2 (en) 2004-02-04 2008-02-05 3M Innovative Properties Company Article with selectively activated adhesive
US20060188710A1 (en) * 2004-02-04 2006-08-24 Windorski David C Pad with selectively activated adhesive
US7334363B1 (en) 2004-06-15 2008-02-26 Hansen Merrill J Index tab holder
US7520418B2 (en) * 2005-05-16 2009-04-21 Meadwestvaco Corporation Index card with color bar
US20070147712A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-28 3M Innovative Properties Company Method of making articles for storing and organizing materials
US20070140597A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Eser Ozdeger Donovan Method of making articles for storing and organizing materials
US20070138044A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Trotter Byron E Article for storing and organizing materials
US7674345B2 (en) * 2006-12-08 2010-03-09 3M Innovative Properties Company Adhesive articles with discontinuities and methods of making the same
US8110280B2 (en) 2008-03-27 2012-02-07 3M Innovative Properties Company Adhesive composition having non-tacky microspheres and sheets made therefrom
US20100236475A1 (en) * 2009-03-18 2010-09-23 3M Innovative Properties Company Positionable masking article
EP2474417A1 (en) * 2009-09-02 2012-07-11 Sekisui Techno Molding Co., Ltd. Sheet structure production device and sheet structure production method
US8092873B2 (en) * 2009-10-30 2012-01-10 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print medium for inkjet web press printing
US8882153B2 (en) * 2010-12-22 2014-11-11 3M Innovative Properties Company Recessed adhesive binding systems
US20130017362A1 (en) * 2011-01-25 2013-01-17 Serkan Barutcu Self-Adhesive Beverage Napkin
CN103781635B (zh) 2011-09-07 2016-06-22 3M创新有限公司 回形针标签
JP5845770B2 (ja) * 2011-09-22 2016-01-20 大日本印刷株式会社 連続帳票積層体
USD739893S1 (en) 2012-07-16 2015-09-29 Ideastream Consumer Products, Llc Pad of file folders
USD739892S1 (en) * 2012-07-16 2015-09-29 Ideastream Consumer Products, Llc Pad of file folders
US20150121661A1 (en) * 2013-11-05 2015-05-07 David K. Lundahl Releasable Adhesive Mounting Element
WO2015173476A1 (en) * 2014-05-15 2015-11-19 Ahlstrom Corporation Wall covering and method of producing the same
WO2019175832A2 (en) * 2018-03-14 2019-09-19 Ron Nagar Detachable adhesive composition, systems and methods

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5068697U (ja) * 1973-10-29 1975-06-19
JPH0241966U (ja) * 1988-09-16 1990-03-22
JPH0361870A (ja) * 1989-07-29 1991-03-18 Nippon Seiki Co Ltd Pwm制御回路における負荷断線検出回路
JPH03203977A (ja) * 1989-12-30 1991-09-05 Takeo Komamura 強い投錨力と良好な再剥離性をもった粘接着ラベルと、製造法
JPH06171270A (ja) * 1992-12-01 1994-06-21 Hiromoto Kosha 接着装置
JPH11291681A (ja) * 1998-04-10 1999-10-26 Dainippon Printing Co Ltd カードの保護方法
JP2000127267A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Tokyo Mark Shokai:Kk ラベル印刷紙およびその製造方法
JP2000298434A (ja) * 1999-02-10 2000-10-24 Sadamitsu Nagashima 指定位置接着用粘着シールおよびその貼り付け方法
JP2000515263A (ja) * 1996-07-22 2000-11-14 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 改良された再配置可能な空白標識シート、並びに該シートの製法および使用法

Family Cites Families (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US89171A (en) * 1869-04-20 Improved safety hat and coat-rack
US124291A (en) * 1872-03-05 Improvement in top-profs for carriages
GB1053292A (ja)
US121586A (en) * 1871-12-05 Improvement in purifying acetic acid
US3265555A (en) * 1962-04-10 1966-08-09 Harold R Dalton Adhesive coated sheets and method of manufacture
US3314838A (en) * 1964-08-26 1967-04-18 Minnesota Mining & Mfg Pressure sensitive adhesives containing hollow spheroidal particles
US3517106A (en) * 1967-12-15 1970-06-23 Marston Chase Picture mounting means and methods and materials therefor
US3780460A (en) * 1972-04-20 1973-12-25 J Hurt Index card filing system
US3853129A (en) * 1973-10-01 1974-12-10 Union Carbide Corp Pressure-sensitive tape fastener for disposable diapers
US4376440A (en) * 1980-08-05 1983-03-15 Kimberly-Clark Corporation Sanitary napkin with adhesive attachment means
JPS5813682A (ja) * 1981-07-16 1983-01-26 Nippon Carbide Ind Co Ltd 感圧接着剤層
US4447481A (en) * 1983-07-11 1984-05-08 The Holmberg Company Paper sheets having recessed pressure-sensitive glued edge with a removable strip
US4713901A (en) * 1986-02-03 1987-12-22 Gerald B. Klein System for retaining and displaying business cards
JP2657965B2 (ja) * 1987-10-31 1997-09-30 日本カーバイド工業 株式会社 感圧接着剤層
US5154962A (en) * 1988-11-30 1992-10-13 Minnesota Mining And Manufacturing Company Indicia-receptive low adhesion backsize
US4959265A (en) * 1989-04-17 1990-09-25 Minnesota Mining And Manufacturing Company Pressure-sensitive adhesive tape fastener for releasably attaching an object to a fabric
US5141790A (en) * 1989-11-20 1992-08-25 Minnesota Mining And Manufacturing Company Repositionable pressure-sensitive adhesive tape
US5011186A (en) 1990-02-14 1991-04-30 Minnesota Mining & Manufacturing Company Hexagonal pad
GB9005948D0 (en) * 1990-03-16 1990-05-09 Sanders Bernard A component carrying a substance
US4995641A (en) * 1990-04-24 1991-02-26 Insight Media, Inc. Note pad for entry into permanent records
US5153041A (en) * 1990-10-10 1992-10-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Pad assembly
US5487929A (en) * 1993-02-03 1996-01-30 Borden, Inc. Repositionable wall covering
US5299833A (en) * 1993-04-26 1994-04-05 Moore Business Forms, Inc. Paper sheets with pressure sensitive adhesive forming an easel pad
US5318825A (en) * 1993-05-03 1994-06-07 Naber Thomas C Paper-product sheet having concealed repositionable adhesive
US5453296A (en) * 1993-05-04 1995-09-26 Mcneil-Ppc, Inc. Method for making an absorbent product having integrally protected adhesive
US5458938A (en) * 1993-08-03 1995-10-17 Minnesota Mining And Manufacturing Company Mounting laminate having recessed adhesive areas
US5520773A (en) * 1993-09-03 1996-05-28 Tab Products Company Label applicator
WO1995035210A1 (fr) * 1994-06-22 1995-12-28 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Materiau de finition
US5589246A (en) * 1994-10-17 1996-12-31 Minnesota Mining And Manufacturing Company Heat-activatable adhesive article
US20030165806A1 (en) * 1997-03-11 2003-09-04 Mark H. Pausch Potassium channels, nucleotide sequences encoding them, and methods of using same
US5522622A (en) * 1994-12-13 1996-06-04 Segar; Betty Greeting cards and method for displaying same
US5591290A (en) * 1995-01-23 1997-01-07 Wallace Computer Services, Inc. Method of making a laminate having variable adhesive properties
PT1015225E (pt) * 1996-01-10 2003-02-28 Procter & Gamble Metodo de fabrico de um material possuindo uma substancia protegida por porcoes afastadas deformaveis
US5662758A (en) * 1996-01-10 1997-09-02 The Procter & Gamble Company Composite material releasably sealable to a target surface when pressed thereagainst and method of making
US5965235A (en) * 1996-11-08 1999-10-12 The Procter & Gamble Co. Three-dimensional, amorphous-patterned, nesting-resistant sheet materials and method and apparatus for making same
US5948494A (en) * 1997-05-29 1999-09-07 Levin; Herbert L. Composite sheet and sheet stack
US5968633A (en) * 1997-06-06 1999-10-19 The Procter & Gamble Company Selectively-activatible sheet material for dispensing and dispersing a substance onto a target surface
EP0894644B1 (fr) * 1997-07-31 2002-02-06 Dominique Blanc-Brude Feuille adhésive par application de pression
US5924227A (en) * 1997-08-05 1999-07-20 Sommers; Stephen J. Index card
US6083616A (en) * 1997-09-19 2000-07-04 Seal Products, Inc. Nontack pressure activated adhesive
JP3061870U (ja) * 1999-02-10 1999-09-24 貞光 長島 粘着シ―ル
US6299966B1 (en) * 1999-09-24 2001-10-09 Reynolds Metals Company Embossed cling wrap
JP2001191672A (ja) 1999-11-05 2001-07-17 Tokyo Kinzoku Kogyo Kk バインダー式筆記帳用のペーパー保持具
US6565697B1 (en) 2000-03-01 2003-05-20 Brady Worldwide, Inc. Manufacturing method for a positionable and repositionable pressure sensitive adhesive product and an article formed therefrom
DE10012267B4 (de) * 2000-03-14 2005-12-15 Clariant Gmbh Copolymermischungen und ihre Verwendung als Additiv zur Verbesserung der Kaltfließeigenschaften von Mitteldestillaten
US6858285B1 (en) * 2000-03-22 2005-02-22 The Procter & Gamble Company High bond strength, repositionable adherent sheet
JP2002097419A (ja) * 2000-04-19 2002-04-02 Hiromichi Inagaki 反復粘着・剥離が可能な粘着シート
US6769829B1 (en) 2000-06-30 2004-08-03 Avery Dennison Corporation Drawable and/or traceable binder
MXPA03000751A (es) * 2000-07-24 2003-09-10 S C Johnson Home Storage Inc Pelicula para envolver, de calidad para alimentos, sensible a la presion, y proceso para fabricar dicha pelicula.
US6541098B2 (en) * 2000-12-22 2003-04-01 Avery Dennison Corporation Three-dimensional flexible adhesive film structures
US20020089171A1 (en) 2001-01-05 2002-07-11 Silvestre Steve R. Business card system
US20030082345A1 (en) * 2001-10-25 2003-05-01 Hamilton Peter Worthington Storage wrap material
US7001475B2 (en) * 2001-12-11 2006-02-21 3M Innovative Properties Company Film structures and methods of making film structures
US20030121586A1 (en) 2001-12-11 2003-07-03 3M Innovative Properties Company Tack-on-pressure films for temporary surface protection and surface modification
US6910667B2 (en) 2002-06-17 2005-06-28 3M Innovative Properties Company Stretch releasable tape flag
US20040137202A1 (en) * 2002-10-25 2004-07-15 The Procter & Gamble Company Multifunctional adhesive food wraps
US6789829B1 (en) * 2003-02-28 2004-09-14 Cory S. Kapels Lift and dump bed
US20060210792A1 (en) 2004-02-04 2006-09-21 Windorski David C Articles with selective adhesive mechanism
US7326453B2 (en) * 2004-02-04 2008-02-05 3M Innovative Properties Company Article with selectively activated adhesive
US20060188710A1 (en) * 2004-02-04 2006-08-24 Windorski David C Pad with selectively activated adhesive
US20050276953A1 (en) * 2004-06-14 2005-12-15 3M Innovative Properties Company Selective adhesive gift wrapping sheet
US20050276971A1 (en) * 2004-06-14 2005-12-15 3M Innovative Properties Company Selective adhesive gift wrapping sheet and method for using same

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5068697U (ja) * 1973-10-29 1975-06-19
JPH0241966U (ja) * 1988-09-16 1990-03-22
JPH0361870A (ja) * 1989-07-29 1991-03-18 Nippon Seiki Co Ltd Pwm制御回路における負荷断線検出回路
JPH03203977A (ja) * 1989-12-30 1991-09-05 Takeo Komamura 強い投錨力と良好な再剥離性をもった粘接着ラベルと、製造法
JPH06171270A (ja) * 1992-12-01 1994-06-21 Hiromoto Kosha 接着装置
JP2000515263A (ja) * 1996-07-22 2000-11-14 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 改良された再配置可能な空白標識シート、並びに該シートの製法および使用法
JPH11291681A (ja) * 1998-04-10 1999-10-26 Dainippon Printing Co Ltd カードの保護方法
JP2000127267A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Tokyo Mark Shokai:Kk ラベル印刷紙およびその製造方法
JP2000298434A (ja) * 1999-02-10 2000-10-24 Sadamitsu Nagashima 指定位置接着用粘着シールおよびその貼り付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1711351A1 (en) 2006-10-18
US20050170174A1 (en) 2005-08-04
KR20070005609A (ko) 2007-01-10
CN1918008A (zh) 2007-02-21
WO2005077671A1 (en) 2005-08-25
US20070248815A1 (en) 2007-10-25
JP2007520382A (ja) 2007-07-26
EP1711350A1 (en) 2006-10-18
US7326453B2 (en) 2008-02-05
CN100556683C (zh) 2009-11-04
WO2005077672A1 (en) 2005-08-25
KR101203374B1 (ko) 2012-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4809246B2 (ja) 選択的に活性化される接着剤を有するシート
AU715589B2 (en) Compressible sheet dispenser
JP5129162B2 (ja) 選択的活性接着剤を有するパッド
US20060073300A1 (en) Tape sheet pads and dispenser and method of disensing individual tape sheets from such pads
EP1984190B1 (en) Articles with selective adhesive mechanism
KR101143675B1 (ko) 접착성 클립 조립체
US20060068145A1 (en) Adhesive pad having sheets with removable non-adhesive section
US6703096B2 (en) Combination sheet pad
JP3161611U (ja) 透明樹脂製付箋及び透明樹脂製付箋シート、樹脂製付箋及び樹脂製付箋シート
TWI706869B (zh) 用於施配全黏著便條之總成
US20060057324A1 (en) Note-taking device for use with textual material
US20140353957A1 (en) Easily sheet dispensing note pad
JP3094865U (ja) しおり
JP2007144660A (ja) カレンダー付きメモ用紙
CA2586312A1 (en) Desk pad with sticker sheet

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110125

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110818

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees