JP4800373B2 - 生体試料測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生体試料測定装置、より詳細には、無線通信機能を有する生体試料測定装置に関する。
従来より、バッテリに駆動する電子機器においては、連続稼働時間を延長させるための様々な技術が開示されている。
例えば、特許文献1においては、図11の電子機器ブロック図が示すように、バッテリの残量がある一定の値以下になった旨をバッテリ残量自動検知部101が検知した場合、中央処理制御部102が、無線通信デバイス103に対して、通信モードを出力レベルの高いクラス2から出力レベルの低いクラス3に移行させる旨を指示している。また、この時、中央処理制御部102は、信号処理部104に対して、一部機能の停止を指示している。これにより、消費電力の抑制を図って連続稼働時間を延長させている。
特開2004−266452号公報
従来の技術を用いれば、音楽機器のようなものであれば、バッテリが無くなるまでは品質を落としてでも音楽を再生することが可能ではある。一方、測定結果を他の機器に対して送信する無線通信機能を有する血糖計などの生体試料測定装置においては、少なくとも血糖値の測定は正確に行わなければならず、そのために必要な電力が確保されていることが必要である。
しかしながら、従来の技術を用いた場合、その必要な電力を確保することが出来ず、バッテリ残量が少なくなると確実な測定を行えなくなるという課題を有していた。
そこで、本発明は、バッテリ残量が少なくなっても、確実に測定を行えるようにすることを目的とする。
第1の発明に係る生体試料測定装置は、無線を介して外部機器と通信を行うバッテリ駆動の生体試料測定装置であって、生体データ測定部と、送信部と、受信部と、電圧監視部と、送信制御部とを備えている。生体データ測定部は、生体データを測定する。送信部は、生体データ測定部において測定された生体データを外部機器に送信する。受信部は、送信部が生体データを外部機器に送信したことに反応して外部機器から発信される応答信号を受信する。電圧監視部は、バッテリの出力電圧を監視する。送信制御部は、電圧監視部が検出するバッテリの出力電圧に基づいて送信部における送信方法を変更する。
ここでは、送信制御部が、電圧監視部が検出するバッテリの出力電圧に基づいて送信部における送信方法を変更している。
これにより、例えば、バッテリの残量が少ない場合には、送信制御部が、外部機器に生体データを送信、あるいは、生体データの送信に失敗した場合の再送信等を実行しないように送信部を制御して、バッテリ電力を消費することを回避している。
この結果、生体試料測定装置が生体データを測定するための必要最低限の電力を確保することができるので、バッテリ残量が少なくなっても、確実に測定を行うことが可能となる。
第2の発明に係る生体試料測定装置は、第1の発明に係る生体試料測定装置であって、送信制御部は、電圧監視部によって検出されたバッテリの出力電圧が第1の基準電圧よりも低い場合、生体データの送信を実行しないように送信部を制御する。
ここでは、送信制御部における送信部の制御内容を特定している。
これにより、バッテリの残量が少ない場合には、生体データの送信によってバッテリの電力が消費されることを回避することができる。この結果、生体データを測定するためのバッテリ寿命を長くすることが可能となる。
第3の発明に係る生体試料測定装置は、第1または第2の発明に係る生体試料測定装置であって、送信制御部は、電圧監視部によって検出されたバッテリの出力電圧が第2の基準電圧以上である場合において、受信部が受信した応答信号が、外部機器が生体データを正常に受信したことを示すアクノリッジ信号ではない時、または、受信部が、規定時間内に応答信号を受信しなかった時に、生体データの再送信を実行するように送信部を制御する。
ここでは、送信制御部における送信部の制御内容を特定している。
これにより、外部機器との通信が成功しなかった場合を客観的に判断して、生体データの再送信を決定することが可能となる。また、バッテリの出力電圧に基づいて、生体データの再送信を決定することができるので、バッテリ残量が十分にある時には確実に生体データを送信することが出来るように再送信を行うことが可能となる。
第4の発明に係る生体試料測定装置は、第1から第3の発明のいずれか1つに係る生体試料測定装置であって、送信制御部は、電圧監視部によって検出されたバッテリの出力電圧が第2の基準電圧よりも低く、かつ、第1の基準電圧以上である場合、受信部が受信した応答信号がアクノリッジ信号ではない時、または、受信部が規定時間内に応答信号を受信しなかった時であっても生体データの再送信をしないように送信部を制御する。
ここでは、送信制御部における送信部の制御内容を特定している。
これにより、外部機器との通信が成功しなかった場合を客観的に判断して、生体データの再送信を決定することが可能となる。また、バッテリの出力電圧に基づいて、生体データの再送信を決定することができるので、生体データを測定するためのバッテリ寿命を長くすることが可能となる。
第5の発明に係る生体試料測定装置は、第1から第4の発明のいずれか1つに係る生体試料測定装置であって、電圧監視部によって検出されたバッテリの出力電圧が第2の基準電圧よりも低い場合、外部機器からの応答信号の受信をしないように受信部を制御する受信制御部をさらに備えている。
ここでは、受信制御部における受信部の制御内容を特定している。
これにより、バッテリの残量が少ない場合には、応答信号の受信によってバッテリの電力が消費されることを回避できるので、生体データを測定するためのバッテリ寿命を長くすることが可能となる。
第6の発明に係る生体試料測定装置は、第1から第5の発明のいずれか1つに係る生体試料測定装置であって、生体データ測定部によって測定された生体データを表示する為の表示部と、測定者が各種動作設定を行う為の動作設定部と、警告音を出力する為の警告音出力部と、を有しているインタフェース部をさらに備えている。
第7の発明に係る生体試料測定装置は、第6の発明に係る生体試料測定装置であって、インタフェース部は、送信部が生体データの送信を完了するまでの間、生体データを表示しないように表示部を制御する第1表示制御部をさらに有している。
これにより、生体データの送信が完了するまで測定者は、自分の生体データを確認しようとするために、少なくとも表示部周辺は手で覆わない状態に保つようになる。このため、保持する手による電波吸収の影響を低減することができるので、送信電力を低く抑え、バッテリの寿命をさらに長くすることが可能となる。
第8の発明に係る生体試料測定装置は、第6または第7の発明に係る生体試料測定装置であって、インタフェース部は、生体データの値が第1の基準値以上である時、あるいは、第1の基準値よりも低い第2の基準値以下の時、警告音を出力するように警告音出力部を制御する警告音出力制御部をさらに有している。
これにより、例えば、測定された生体データが緊急事態を示す値である場合に、測定者の周囲の者に測定者が緊急事態にあることを警告音で知らせることが可能となる。
第9の発明に係る生体試料測定装置は、第6から第8の発明のいずれか1つに係る生体試料測定装置であって、インタフェース部は、生体データの値が第1の基準値以上である時、あるいは、第1の基準値よりも低い第2の基準値以下の時、緊急ステータスを表示するように表示部を制御する第2表示制御部をさらに有している。
これにより、例えば、測定された生体データが緊急事態を示す値である場合に、測定者の周囲の者に測定者が緊急事態にあることを表示で知らせることが可能となる。
第10の発明に係る生体試料測定装置は、第9の発明に係る生体試料測定装置であって、前記緊急ステータスは、電話番号である。
これにより、測定者のあるいは測定者の周囲の者が、表示された電話番号を見て、その患者の家族や担当医師に即座に連絡することができる。
第11の発明に係る生体試料測定装置は、第9の発明に係る生体試料測定装置であって、緊急ステータスは、高血糖または低血糖に対する対処方法である。

これにより、測定者あるいは測定者の周囲の者が、表示された対処方法等を見ながら適切に対処することが可能となる。
第12の発明に係る生体試料測定装置は、第1から第11の発明のいずれか1つに係る生体試料測定装置であって、生体データ測定部が血糖値を測定する構成とした無線血糖計である。
ここでは、生体試料測定装置の一つとして、携帯端末との間で無線通信を行う無線血糖計を適用している。
これにより、バッテリ残量が少なくなっても、確実に血糖値の測定を行うことが可能となる無線血糖計を提供することが可能となる。
本発明に係る生体試料測定装置によれば、バッテリ残量が少なくなっても、確実に測定を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る無線血糖計(生体試料測定装置)2について、図1〜図8を用いて説明すれば以下の通りである。
[無線血糖計2の構成]
無線血糖計2による血糖値(生体データ)の測定は、1日に複数回行われている。無線血糖計2の測定者は、電気化学式で使い捨て式のバイオセンサ1を無線血糖計2に接続し、血液をバイオセンサ1に点着する。
無線血糖計2は、接続されたバイオセンサ1から血糖値を検出し、携帯端末(外部機器)3に検出した血糖値のデータを送信する。携帯端末3は、このデータを受信すると無線血糖計2に対して応答信号を発信する。この応答信号は、通常は、無線血糖計2から血糖値のデータを受信したことを示すアクノリッジ信号であり、無線血糖計2から何らかのデータを受信したが、外乱要因により血糖値のデータを読み取ることが出来なかった場合には、ノンアクノリッジ信号となる。
携帯端末3は、病院の医師や看護師が携帯して患者が測定した血糖値を記憶するものである。そして、その血糖値をグラフ表示して経過を確認したり、病院などに備えられたサーバーへネットワークを介して記憶した血糖値を送信する機能を備えている。
[無線血糖計2の内部動作の説明]
次に、図1の本発明の実施形態における無線血糖計と周辺デバイスのブロック図を用いて、無線血糖計2の内部動作を説明する。
無線血糖計2は、図1に示すように、血糖値検出部(生体データ測定部)21と、送信部22と、受信部23と、電圧監視部24と、インタフェース部25と、バッテリ26と、を有している。
血糖値検出部21は、バイオセンサ1に点着された血液から血糖値を計測する。そして、計測した血糖値を送信部22およびインタフェース部25に転送する。
送信部22は、血糖値検出部21によって検出された血糖値データを携帯端末3に送信する。
ここで、携帯端末3は、送信部22から送信された血糖値データを受信するとアクノリッジ信号を送信する。
受信部23は、携帯端末3からのアクノリッジ信号を受信するとアクノリッジ信号受信有りの情報を送信部22に対して出力する。ここで、送信部22が携帯端末3に対して血糖値を送信したにもかかわらず、受信部23が600ms間にアクノリッジ信号を受信できなかった場合には、送信部22は、送信電力を送出できる最大の値に設定して血糖値データを携帯端末3に再送する。なお、血糖値データの再送は、受信部23がアクノリッジ信号を受信できるまで最大5回行われる。また、送信部22が送信する最大送信電力は、各種法規制を遵守する範囲とする。
電圧監視部24は、無線血糖計2に搭載されているバッテリ26の出力電圧を監視している。これにより、後述する送信制御回路(送信制御部)221が、バッテリ26の出力電圧、すなわち、バッテリ26の残量に応じた制御を行うことが可能となる。これについては、後段にて詳述する。
インタフェース部25は、測定者が、無線血糖計2を操作する場合のインタフェースを担う部分であって、例えば、動作設定部251や、表示部252を有している。なお、インタフェース部25については後段にて詳述する。
バッテリ26は、無線血糖計2の各部を駆動させるための電圧を供給する。
[無線血糖計2の内部ブロックの説明]
以下、無線血糖計2の内部ブロックの詳細な説明を行う。
(血糖値検出部21)
次に、図2の血糖値検出部21のブロック図を用いて、血糖値検出部21の詳細な説明を行う。
血糖値検出部21は、図2に示すように、コネクタ211と、演算増幅器212と、帰還抵抗213と、A/D変換回路215と、演算回路216と、記憶部217とを有している。
ここで、バイオセンサ1は、使い捨て式かつ電気化学式であって、作用極11と、対極12と、反応体13とを有している。作用極11は、バイオセンサ1をコネクタ211に挿入したとき、電極2111と接触する。対極12は、バイオセンサ1をコネクタ211に挿入したとき、電極2112と接触する。反応体13は、酵素やメディエータ等から形成されている。反応体13に血液を点着すると、反応体13が血液に溶解して酵素反応が進行する。
コネクタ211は、バイオセンサ1を挿入するための挿入口であって、電極2111と、電極2112とを有している。コネクタ211にバイオセンサ1が挿入されると、電極2111は、バイオセンサ1に含まれる作用極11と接触し、電極2112は、バイオセンサ1に含まれる対極12と接触する。
演算増幅器212は、バイオセンサ1の作用極11に接する電極2111とバイオセンサ1の対極12に接する電極2112とを介して作用極11と対極12に電圧を印加する。このとき、血液中の糖濃度と相関のある電流が、帰還抵抗213を通してバイオセンサ1に流れる。ここで、演算増幅器212の非反転入力端子2122は、基準電位214に接続されている。そして、演算増幅器212は、非反転入力端子2122と反転入力端子2121とを同電位に保とうと制御するので、帰還抵抗213の電流による降下分の電位に基準電位214を加算した電圧が出力端子2123に発生する。これにより、バイオセンサ1に流れる電流に比例した電圧が出力端子2123に発生し、電流−電圧変換を行うことが出来る。
A/D変換回路215は、出力端子2123に発生した電圧をデジタル値に変換する。そして、A/D変換回路215は、変換されたデジタル値を演算回路216に送信する。
演算回路216は、A/D変換回路215から送られるデジタル値を演算する。これにより、バイオセンサ1に流れた電流値から血中の糖濃度を計算することが可能となる。そして、演算回路216は、計算した糖濃度を送信部22およびインタフェース部25に転送する。
なお、血中の糖濃度を得るに際しては、例えば、次のような処理がなされる。
すなわち、予め工場で、コネクタ211の電極2111と電極2112との間に、低糖濃度および高糖濃度に相当する電流を発生する2つの定電流源をそれぞれ接続し、各々のA/D変換値から、電流値とデジタル値との一次変換式を演算回路216で求めておく。その一次式の傾きaと切片bとは、前述のA/D変換回路215から出力されるデジタル値と糖濃度とを関連づける情報であり、これを記憶部217に記憶しておく。そして、測定者が血糖値を測定する時には、演算回路216は、A/D変換回路215から得られるデジタル値を、記憶部217に記憶した一次式に当てはめることにより血中の糖濃度を計算する。そして、算出された血糖値は、送信部22およびインタフェース部25に転送される。
(送信部22)
次に、図3の送信部22のブロック図、図4の送信部22の制御フローチャートを用いて、送信部22の詳細な説明を行う。
送信部22は、図3に示すように、送信制御回路221と、電力設定レジスタ222と、最大電力保持レジスタ223と、セレクタ224と、送信回路225とを有している。
送信制御回路221は、セレクタ224,送信回路225を制御する。
電力設定レジスタ222は、送信電力決定部が送信する際の送信電力を保持している。
最大電力保持レジスタ223は、無線血糖計2が送りうる最大の送信電力を保持している。
セレクタ224は、送信回路225に出力する電力を、電力設定レジスタ222と最大電力保持レジスタ223との間で切り換える。
送信回路225は、血糖値検出部21から送信された血糖値データを、セレクタ224から送信された電力で携帯端末3に送信する。
送信制御回路221は、電圧監視部24が監視するバッテリ26の出力電圧に基づいて送信部22における送信方法を変更し、血糖値検出部21から出力された血糖値を携帯端末3に送信するように送信回路225に指示する。具体的には、送信制御回路221は、電圧監視部24が監視するバッテリ26の出力電圧の確認を行う。
ここで、電圧監視部24によってバッテリ26の出力電圧が4.2V(第1の基準電圧)より小さいと判断された時(電圧監視部24のBP[1:0]=00)、送信制御回路221は、血糖値検出部21から出力された血糖値を携帯端末3に送信しないように制御して処理を終了する。
電圧監視部24によってバッテリ26の出力電圧が4.2V以上と判断された時(電圧監視部24のBP[1:0]=01、または、電圧監視部24のBP[1:0]=11)、送信回路225は、測定データに誤り検出符号を付加したものを変調して送信データとし、その先頭にプリアンブルパターンとシンクパターンとを付加して、携帯端末3に対して送信する。そして、送信制御回路221は、送信回路225への送信の指示後、内部のタイマーでカウントを開始する。なお、携帯端末3は、血糖値データを受信してから500ms後にアクノリッジ信号を送信する。そして、送信制御回路221は、送信後100msで受信部23に対して受信開始を指示し、送信開始後600msで受信部23の受信を終了させる。
次に、送信制御回路221は、受信部23にアクノリッジ信号受信の有無の情報を確認する。そして、受信部23が、携帯端末3からのアクノリッジ信号を受信できていた場合、送信制御回路221は、携帯端末3に対して血糖値の送信を終了させるように送信回路225を制御する。
一方、受信部23が、携帯端末3からのアクノリッジ信号を受信できていなかった場合、または、携帯端末3からノンアクノリッジ信号を受信した場合、即ち、後述するアクノリッジ信号受信無しの情報が受信部23から出力された時、送信回数、バッテリ26の出力電圧が所定の条件(後段にて詳述)にあるか確認し、送信制御回路221は、最大電力保持レジスタ223に格納された値が、送信回路225に入力されるようにセレクタ224を切り替える。そして、送信制御回路221は、送信回路225に血糖値の再送信を指示する。
以下、上記の所定の条件について説明する。
まず、送信制御回路221は、血糖値データの送信回数Nが5回以上かどうかの確認を行う。そして、血糖値データの送信回数が5回目以上の場合、すなわち、送信回路225によって、5回の血糖値の再送信を行った結果、一度も携帯端末3からのアクノリッジ信号が受信できなかった場合、送信制御回路221は、送信回路225に対して血糖値の送信を終了するように指示する。すなわち、送信回路225による血糖値の再信は、5回を限度に行われる。
一方、血糖値データの送信回数が5回目未満の場合、送信制御回路221は、電圧監視部24が監視するバッテリ26の出力電圧の確認を行う。
ここで、電圧監視部24によってバッテリ26の出力電圧が4.2V(第1の基準電圧)以上で4.5V(第2の基準電圧)より小さいと判断された時(電圧監視部24のBP[1:0]=01)、送信制御回路221は、血糖値検出部21から出力された血糖値を携帯端末3に送信するように指示せずに一連の処理を終了する。これにより、バッテリ26の消費電力を抑えることが可能となり、バッテリ26の寿命をさらに長くすることを可能としている。
また、電圧監視部24によってバッテリ26の出力電圧が4.5V以上と判断された時(電圧監視部24のBP[1:0]=11)、送信制御回路221は、セレクタ224を切り替えて、血糖値の送信(再送信)を行う。これにより、バッテリ26の残量に余裕のあるときのみ再送信を行うことを可能としている。
以上に示したように、送信制御回路221が、電圧監視部24が監視する出力電圧の値によって血糖値の送信有無を制御することで、バッテリの寿命を長くして、無線血糖計2における血糖値測定機能を維持するようにしている。
(受信部23)
次に、図5の受信部23のブロック図、図6の受信部23の制御フローチャートを用いて、受信部23の詳細な説明を行う。
受信部23は、図5に示すように、受信制御回路(受信制御部)231と、受信回路232と、プリアンブル検出回路233と、シンクパターン検出回路234と、復調回路235と、受信レジスタ236と、誤り検出回路237とを有している。
受信制御回路231は、送信部22からの受信開始命令を受けて、受信回路232を制御する。
受信回路232は、受信した信号から搬送波の検出、ゲインコントロールや中間周波数への変換等の処理を行い、処理後のデータをプリアンブル検出回路233、シンクパターン検出回路234、復調回路235に転送する。
プリアンブル検出回路233は、4バイト連続のプリアンブルパターンの検出を行う。そして、プリアンブルパターンを検出すると、プリアンブル検出回路233は、シンクパターン検出回路234に起動パルスを出力する。
シンクパターン検出回路234は、プリアンブル検出回路233からの起動パルスにより、受信回路232から出力される受信データからシンクパターンの検出を行う。
復調回路235は、シンクパターン検出回路234が検出したシンクパターンを基準に受信データの復調を行う。
受信レジスタ236は、復調回路235によって復調された受信データを記憶する。そして、誤り検出回路237は、受信データに対して誤り検出を行い、その結果を受信制御回路231に出力する。
受信制御回路231は、誤り検出回路237から結果通知を受け取ると、受信データに誤りが検出されなくて、かつ、受信データの所定の領域にアクノリッジ信号を示すコードが存在していた場合にアクノリッジ信号受信有りの情報を、一方、ノンアクノリッジ信号を示すコードが存在していた場合には、アクノリッジ信号受信無しの情報を、送信部22に対して出力し、受信動作を終了する。また、受信制御回路231は、送信部22から受信終了信号を受け取った場合でも受信動作を終了する。
この時、受信データに誤りが検出された場合や、プリアンブルパターンやシンクパターン等が検出出来ずに受信データの復調が行えなかった場合にも、アクノリッジ信号受信無しの情報を送信部22に対して出力する。
(電圧監視部24)
次に、図7の電圧監視部24のブロック図を用いて、電圧監視部24の詳細な説明を行う。
電圧監視部24は、図7に示すように、定電圧回路241と、4_5V分圧回路242と、4_2V分圧回路243と、4_5コンパレータ244と、4_2コンパレータ245とを有している。
バッテリ26の出力は、2〜10Vの入力電圧に対して常に5Vを出力する定電圧回路241に入力される。そして、定電圧回路241によって5Vの信号が生成される。定電圧回路241によって生成された5Vの信号は、4_5V分圧回路242、4_2V分圧回路243にそれぞれ入力されて、4.5Vおよび4.2Vの基準電圧信号が生成される。4_5V分圧回路242によって生成された4.5Vの基準電圧信号は、4_5コンパレータ244の“−”端子に供給され、バッテリ26の出力電圧と比較される。また、4_2V分圧回路243によって生成された4.2Vの基準電圧信号は、4_2コンパレータ245の“−”端子に供給され、バッテリ26の出力電圧と比較される。その結果、4_5コンパレータ244、4_2コンパレータ245の出力BP[1:0]は、バッテリ26の出力電圧が4.5V以上の時“11”となり、バッテリ26の出力電圧が4.2V〜4.5Vの時“01”となり、4.2V以下の時“00”となる。
なお、電圧の監視は、A/Dコンバータによってバッテリ26の出力をデジタル化し、CPU等でデジタル値を読み取ることによっても実現可能である。
(インタフェース部25)
次に、図8のインタフェース部25のブロック図を用いて、インタフェース部25の詳細な説明を行う。
インタフェース部25は、図8に示すように、動作設定部251と、表示部252と、警告音出力部253と、時間管理部254と、第1表示制御部255と、第2表示制御部256と、警告音出力制御部257と、を有している。
測定者は、表示部252に表示された設定項目を確認しながら動作設定部251を用いて設定を行う。その際、設定項目としては、曜日、時間、送信電力等の情報がある。
そして、曜日および時間は、時間管理部254に対して出力される。
時間管理部254は、設定された情報をもとに現在の曜日、時間を管理する。時間管理部254において管理される曜日、時間の情報は、表示部252に出力される。
表示部252は、血糖値の測定時において、血糖値検出部21によって血糖値が算出されると、表示部252は、算出された血糖値と共に曜日、時間情報を表示する。また、算出された血糖値が400mg/dl(第1の基準値)以上の高血糖状態、または、50mg/dl(第2の基準値)以下の低血糖状態であった場合、警告音出力制御部257は、測定者(糖尿病患者)は非常に危険な状態にあることを客観的に判断して、測定者を含む周囲の人に危険を知らせる為の警告音を出力するように警告音出力部253を制御する。また、第2表示制御部256は、測定者が意識障害を起こした場合を考慮して、緊急連絡先の電話番号や、低血糖状態の際には糖分を補給する等の応急手当に関する情報を表示するように表示部252を制御する。
これにより、無線血糖計2の測定者の周囲の人に測定者が危険な状態であることを知らせることが可能となる。また、無線血糖計2を使用する測定者が意識障害に陥った場合においても、周囲の者が、表示部252に表示された電話番号を見て即座に緊急連絡先に連絡したり、表示部252に表示された対処法等を見ながら適切に対処したりすることが可能となる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態においては、生体試料測定装置の一例として無線血糖計2に適用する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、乳酸、尿酸などを測定する乳酸測定装置、尿酸測定装置の場合でも良く、そのデータを他の端末等に無線送信するような装置であれば、上記の実施形態に係る無線血糖計2と同様の効果を得ることができる。
(B)
上記実施形態の無線血糖計2においては、電圧監視部24によってバッテリ26の出力電圧が4.2V以上で4.5V(第2の基準電圧)より小さいと判断された時(電圧監視部24のBP[1:0]=01)、送信制御回路221は、血糖値検出部21から出力された血糖値を携帯端末3に送信するように指示せずに一連の処理を終了する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、電圧監視部24によってバッテリ26の出力電圧が4.5V(第2の基準電圧)より小さいと判断された時(電圧監視部24のBP[1:0]=01)、受信部23が携帯端末3からの応答信号の受信を行わないようにしてもよい。この時は、送信部22は血糖値の再送信は行わない。これにより、受信部23が消費する電力を抑え、バッテリ26の寿命をさらに長くすることが可能となる。
(C)
上記実施形態の無線血糖計2においては、表示部252は、血糖値の測定時において、血糖値検出部21によって血糖値が算出されると、表示部252は、算出された血糖値と共に曜日、時間情報を表示する例を挙げて説明した。
これに加えて、例えば、第1表示制御部255(図8参照)は、送信部22が血糖値の送信を完了するまでは、図9(a)に示すように、表示部252に血糖値(生体データ)を表示しない(非実行)ようにし、送信部22が血糖値の送信が完了すると、図9(b)に示すように、表示部252に血糖値(生体データ)252aを表示するように制御してもよい。これにより、図10に示すように、血糖値の送信が完了するまで測定者は、自分の血糖値を確認しようとするために、少なくとも表示部252周辺は手で覆わない状態に保つようになる。よって、無線血糖計2が手で保持して使用するような小型装置の場合でも、保持する手による電波吸収の影響を低減することができるので、送信電力を低く抑え、バッテリ26の寿命をさらに長くすることが可能となる。
(D)
上記実施形態の無線血糖計2においては、血糖値検出部21によって測定された血糖値データを400mg/dl(第1の基準値)以上、または、50mg/dl(第2の基準値)以下であった場合に、警告音出力部253、表示部252が警告を発する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
ここでは、糖尿病患者の一般的な指標を採用しているに過ぎず、例えば、その設定値を350mg/dlにする等、測定者に応じて設定してもよい。
また、第1の基準値との関係においても、同値である場合、小さい場合等、判断基準となる第1の基準値の指標に従って条件の設定をすることも可能である。
ここでは、糖尿病患者の一般的な指標を採用しているに過ぎず、例えば、その設定値を60mg/dlにする等、測定者に応じて設定することができる。
また、第2の基準値との関係においても、同値である場合、小さい場合等、判断基準となる第2の基準値の指標に従って条件の設定をすることも可能である。
(E)
上記実施形態の無線血糖計2では、電圧監視部24によってバッテリ26の出力電圧が4.2Vより小さいと判断された時(電圧監視部24のBP[1:0]=00)、送信制御回路221は、血糖値検出部21から出力された血糖値を携帯端末3に送信するように指示しないで処理を終了する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
4.2Vという処理を終了する基準(第1の基準電圧)は、例えば、4.0Vや3.5V等であってもよく、その設定値を問うものではない。第1の基準電圧は、無線血糖計の消費電力やバッテリの性能に応じて適切に設定することができる。
(F)
上記実施形態の無線血糖計2では、電圧監視部24によってバッテリ26の出力電圧が4.5V以上と判断された時(電圧監視部24のBP[1:0]=11)、送信制御回路221は、セレクタ224を切り替えて再送信を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
4.5Vという再送信処理を中止する基準(第2の基準電圧)は、例えば、5.0Vや5.5V等であってもよく、その設定値を問うものではない。第2の基準電圧は、無線血糖計の消費電力やバッテリの性能に応じて適切に設定することができる。
(G)
上記実施形態の無線血糖計2では、図1に示す制御ブロックは、それぞれのハードウェアの機能により構築する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
図1に示す制御ブロックの構築は、例えば、1つのハードウェアやコンピュータソフトウェア、あるいはハードウェアとコンピュータソフトウェアの機能を組み合わせてもよく、処理能力等に応じて適宜決めることができる。
本発明に係る無線血糖計は、バッテリ残量が少なくなっても、測定を確実に行えるようにすることができる無線血糖計として有用である。
本発明の実施形態における無線血糖計と周辺デバイスのブロック図。 本発明の実施形態における血糖値検出部のブロック図。 本発明の実施形態における送信部のブロック図。 本発明の実施形態における送信部の制御フローチャート。 本発明の実施形態における受信部のブロック図。 本発明の実施形態における受信部の制御フローチャート。 本発明の実施形態における電圧監視部のブロック図。 本発明の実施形態におけるインタフェース部のブロック図。 (a),(b)は、本発明の他の実施形態における無線血糖計の表示状態の変化の一例を示す図。 図9の無線血糖計を左手で保持した時の様子を示す図。 従来の電子機器におけるブロック図。
符号の説明
1 バイオセンサ
2 無線血糖計(生体試料測定装置)
3 携帯端末(外部機器)
11 作用極
12 対極
13 反応体
21 血糖値検出部(生体データ測定部)
22 送信部
23 受信部
24 電圧監視部
25 インタフェース部
26 バッテリ
101 バッテリ残量自動検知部
102 中央処理制御部
103 無線通信デバイス
104 信号処理部
211 コネクタ
212 演算増幅器
213 帰還抵抗
214 基準電位
215 A/D変換回路
216 演算回路
217 記憶部
221 送信制御回路(送信制御部)
222 電力設定レジスタ
223 最大電力保持レジスタ
224 セレクタ
225 送信回路
231 受信制御回路(受信制御部)
232 受信回路
233 プリアンブル検出回路
234 シンクパターン検出回路
235 復調回路
236 受信レジスタ
237 誤り検出回路
241 定電圧回路
242 4_5V分圧回路
243 4_2V分圧回路
244 4_5コンパレータ
245 4_2コンパレータ
251 動作設定部
252 表示部
252a 血糖値表示(生体データ表示)
253 警告音出力部
254 時間管理部
255 第1表示制御部
256 第2表示制御部
257 警告音出力制御部

Claims (12)

  1. 無線を介して外部機器と通信を行うバッテリ駆動の生体試料測定装置であって、
    生体データを測定する生体データ測定部と、
    前記生体データ測定部において測定された前記生体データを前記外部機器に送信する送信部と、
    前記送信部が前記生体データを前記外部機器に送信したことに反応して前記外部機器から発信される応答信号を受信する受信部と、
    前記バッテリの出力電圧を監視する電圧監視部と、
    前記電圧監視部が検出する前記バッテリの出力電圧に基づいて前記送信部における送信方法を変更する送信制御部と、
    を備えている、生体試料測定装置。
  2. 前記送信制御部は、前記電圧監視部によって検出された前記バッテリの出力電圧が第1の基準電圧よりも低い場合、前記生体データの送信を実行しないように前記送信部を制御する、
    請求項1に記載の生体試料測定装置。
  3. 前記送信制御部は、前記電圧監視部によって検出された前記バッテリの出力電圧が第2の基準電圧以上である場合において、前記受信部が受信した前記応答信号が、前記外部機器が前記生体データを正常に受信したことを示すアクノリッジ信号ではない時、または、前記受信部が、規定時間内に前記応答信号を受信しなかった時に、前記生体データの再送信を実行するように前記送信部を制御する、
    請求項1または2に記載の生体試料測定装置。
  4. 前記送信制御部は、前記電圧監視部によって検出された前記バッテリの出力電圧が第2の基準電圧よりも低く、かつ、第1の基準電圧以上である場合、前記受信部が受信した前記応答信号がアクノリッジ信号ではない時、または、前記受信部が前記規定時間内に前記応答信号を受信しなかった時であっても前記生体データの再送信をしないように前記送信部を制御する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の生体試料測定装置。
  5. 前記電圧監視部によって検出された前記バッテリの出力電圧が第2の基準電圧よりも低い場合、前記応答信号の受信をしないように前記受信部を制御する受信制御部をさらに備えている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の生体試料測定装置。
  6. 前記生体データ測定部によって測定された前記生体データを表示する為の表示部と、測定者が各種動作設定を行う為の動作設定部と、警告音を出力する為の警告音出力部と、を有しているインタフェース部をさらに備えている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の生体試料測定装置。
  7. 前記インタフェース部は、前記送信部が前記生体データの送信を完了するまでの間、前記生体データを表示しないように前記表示部を制御する第1表示制御部をさらに有している、
    請求項6に記載の生体試料測定装置。
  8. 前記インタフェース部は、前記生体データの値が第1の基準値以上である時、あるいは、前記第1の基準値よりも低い第2の基準値以下の時、前記警告音を出力するように前記警告音出力部を制御する警告音出力制御部をさらに有している、
    請求項6または7に記載の生体試料測定装置。
  9. 前記インタフェース部は、前記生体データの値が第1の基準値以上である時、あるいは、第1の基準値よりも低い第2の基準値以下の時、緊急ステータスを表示するように前記表示部を制御する第2表示制御部をさらに有している、
    請求項6から8のいずれか1項に記載の生体試料測定装置。
  10. 前記緊急ステータスは、電話番号である、
    請求項9に記載の生体試料測定装置。
  11. 前記緊急ステータスは、高血糖または低血糖に対する対処方法である、
    請求項9に記載の生体試料測定装置。
  12. 前記生体データ測定部が血糖値を測定する構成とした無線血糖計である、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の生体試料測定装置。

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