JP4797809B2 - ストリップミス検知機能付きパンチプレス - Google Patents

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この発明は、孔開け加工後にパンチ工具がパンチ孔から抜けないストリップミスが生じた場合の検知機能を備えたストリップミス検知機能付きパンチプレスに関する。
パンチプレスにおけるパンチ工具の上昇復帰方式として、ラムにより引き上げる引上式と、図8に示すように、パンチ工具6をタレット4に対してばね18で復帰させる叩き式のものとがある。叩き式のパンチプレスでは、同図(A),(B)に示すように、ラム19を上死点から下死点まで下降させてパンチ工具6を叩き、板材Wに孔Hを開けた後、ラム19が上死点に戻る間に、パンチ工具6は、ばね18により上昇復帰させられる。この上昇復帰により、同図(C)のように、パンチ工具6が板材Wの孔Hから抜ける。
しかし、パンチ工具6,ダイ工具7の摩耗や、復帰用ばね18の疲労、その他,種々の要因で、パンチ工具6が板材Wの孔Hから抜けないストリップミスが生じることがある(図9参照)。このようなパンチ工具6が板材Wの孔Hに嵌まったままのストリップミスが生じるた場合、板材Wを次の位置の孔加工のために送るときに、パンチ工具6や板材Wに損傷が生じる。
このため、通電検出器50を設け、パンチ工具6とラム19との接触を、ラム19とダイ工具7間の通電等で検出し、その接触状況によりストリップミスを検出することが種々提案されている(例えば、特許文献1)。
図10は、ラム19の昇降曲線を示し、ラム駆動用モータの1回転(360°)間に、ラム19は上死点TDC1から下死点BDCまで下降して上死点TDC2に戻る。この間に、図に斜線を施した領域(TOP1−BDC−TOP2)は、ラム19がパンチ工具6と接触する領域であり、その上方の領域(TDC1−TOP1間、TOP2−TDC2間)が非接触領域である。
同図に太線aで示す領域は、図11(A)のようにパンチ工具6が板材Wの孔Hから抜け、ラム19がパンチ工具6にまだ接触している範囲である。同図(B)のように、ストリップミスが生じた場合は、図10の太線aの範囲でも、パンチ工具6とラム19とが非接触となる。したがって、この太線の範囲aでパンチ工具6とラム19との非接触が検出されると、ストリップミスが検出できる。
特公昭57−39850号公報
パンチ工具6がばね19の弾性復元力で上昇復帰する過程において、ラム19の上昇に対してパンチ工具6が追随できず、ラム19に対してパンチ工具6が接したり離れたりしながら上昇復帰することがある。そのため通電検出による接触検出信号は、図12のように不安定となる。このため、ストリップミスを精度良く検知することができない。図12のような検出信号を処理する場合、処理の基準によって、ストリップミスが生じていなくても、ストリップミスと判断することになったり、ストリップミスを見逃したりすることがある。
この発明の目的は、ストリップミスを精度良く判定できるストリップミス検知機能付きパンチプレスを提供することである。
この発明の他の目的は、より安定したストリップミスの検知を可能とすることである。 この発明のさらに他の目的は、ストリップミス時の板材の損傷防止、および板材送りとパンチ動作との同期制御の容易化を図ることである。
この発明のストリップミス検知機能付きパンチプレスは、ばね(18)により上昇復帰するパンチ工具(6)およびこのパンチ工具(6)を下降させるラム(19)を有するパンチ加工部(10)と、このパンチ加工部(10)に対して板材(W)を送って所定箇所をパンチ加工部(10)に位置決めする板材送り・位置決め手段(9)と、パンチ工具(6)とラム(19)とが接触しているか否かを検出するパンチ工具・ラム接触検知手段(38)と、ストリップミス判定手段(37)とを備える。
ストリップミス判定手段(37)は、前記ラム(19)が、パンチ工具(6)から離れて接触していない上昇位置から再度下降してパンチ工具(6)と接触する所定高さ位置(TOP)まで下降した時点で、前記パンチ工具・ラム接触検知手段(38)が非接触検知状態であるときに前記パンチ加工によってストリップミスが生じていると判定するものである。
この構成によると、ストリップミス判定手段(37)は、ラム(19)が下降する過程で、ラム(19)とパンチ工具(6)との接触検知によるストリップミスの判定を行う。このため、ラム(19)の上昇時に接触検知する場合と異なり、ラム(19)に対するパンチ工具(6)の追随の遅れが生じることがなく、安定した接触検知が行える。そのため、パンチ工具・ラム接触検知手段(38)の出力によるストリップミス判定手段(37)のストリップミスの検知が精度良く行える。これによりパンチ工具(6)の損傷が防止できる。
この発明において、ラム(19)の昇降の繰り返し過程において、上昇位置から下降した前記所定高さ位置(TOP)でラム(19)を一時的に停止させるラム昇降サイクル制御手段(36)を設けても良い。
この場合、ラム(19)の停止状態で上記パンチ工具・ラム接触検知手段(38)の出力によるストリップミス判定手段(37)のストリップミスの判定を行うため、さらに安定したストリップミス検知が行えて、パンチ工具(6)の損傷を最小限に防ぐことができる。
この場合に、前記所定高さ位置(TOP)でラム(19)が一時的に停止する間に、前記板材送り・位置決め手段(9)による板材送りを行うラム昇降・板材送り同期制御手段(35)を設けても良い。
前記所定高さ位置(TOP)でラム(19)が一時的に停止する間に板材送りを行うようにすると、ストリップミスが無いことを確認してから板材送りが行える。そのため、ストリップミスの発生時に、ストリップミスが検出される前に板材送りが開始されて板材(W)が損傷することが防止される。また、ラム(19)の停止の間に板材送りを行うため、板材送りとパンチ動作との同期制御が容易となる。
この発明のストリップミス検知機能付きパンチプレスは、ばねにより上昇復帰するパンチ工具およびこのパンチ工具を下降させるラムを有するパンチ加工部と、このパンチ加工部に対して板材を送って所定箇所をパンチ加工部に位置決めする板材送り・位置決め手段と、パンチ工具とラムとが接触しているか否かを検出するパンチ工具・ラム接触検知手段と、ラムの下降と上昇により1回のパンチ加工がなされ、前記ラムが、パンチ工具から離れて接触していない上昇位置から再度下降してパンチ工具と接触する所定高さ位置まで下降した時点で、前記パンチ工具・ラム接触検知手段が非接触検知状態であるときに前記パンチ加工によってストリップミスが生じていると判定するストリップミス判定手段とを備えるため、ストリップミスを精度良く判定することができ、ストリップミスによるパンチ工具の損傷が防止できる。
ラムの昇降の繰り返し過程において、上昇位置から下降した前記所定高さ位置でラムを一時的に停止させるラム昇降サイクル制御手段を設けた場合は、より安定したストリップミスの検知が可能となる。
この場合に、前記所定高さ位置でラムが一時的に停止する間に、前記板材送り・位置決め手段による板材送りを行うラム昇降・板材送り同期制御手段を設けたときは、ストリップミス時の板材の損傷防止が図れ、また板材送りとパンチ動作との同期制御が容易化される。
この発明の一実施形態を図1ないし図7と共に説明する。このストリップミス検知機能付きパンチプレスは、パンチプレス本体1と、このパンチプレス本体1を制御するパンチプレス制御装置2とでなる。
パンチプレス本体1につき、図2,図3と共に説明する。フレーム3に、工具支持体である上下のタレット4,5が設けられ、上下のタレット4,5の外周部に、互いに対となるパンチ工具6およびダイ工具7が円周方向に並んでそれぞれ設置されている。上下のタレット4,5は、モータおよび伝達機構からなるタレット割出手段8により、任意のパンチ工具6,ダイ工具7が、所定のパンチ位置Pに来るように旋回割出される。
上記パンチプレス本体1に、板材送り・位置決め手段9およびパンチ加工部10が設置されている。
板材送り・位置決め手段9は、パンチ位置Pに対して、テーブル17上で板材Wを前後左右に送って板材Wの希望の箇所を位置決めする手段である。板材送り・位置決め手段9は、フレーム3に前後(Y方向)移動可能に設置されたキャリッジ11に、左右(X方向)移動可能にクロススライド12を設置し、このクロススライド12に、テーブル10上の板材Wの縁部を把持する複数のワークホルダ13を設けたものである。キャリッジ11およびクロススライド12は、板材送り駆動源14となる各軸のサーボモータ15,16により、ボールねじ等の伝達機構を介して移動させられる。
パンチ加工部10は、上記パンチ工具6およびこのパンチ工具6を叩いて昇降させるラム19を有する。
各パンチ工具6は、図1に示すように、タレット4のパンチ設置孔内に昇降自在に搭載され、ばね18により吊り上げられている。パンチ工具6は、上方からラム19で下降可能であり、ばね18により上昇復帰させられる。
ラム19は、フレーム3に昇降自在に設置され、パンチ駆動機構20により昇降させられる。パンチ駆動機構20は、サーボモータ等からなるパンチ駆動源21と、このパンチ駆動源21の回転をラム19の昇降動作に変換する回転・昇降変換機構22(図3)からなる。回転・昇降変換機構22は、偏心カム機構、クランク機構、またはトグル機構等からなる。パンチ駆動機構20は、油圧シリンダ等でも良いが、ラム19を任意の昇降位置で停止可能なものであることが好ましい。ラム19は、パンチ工具6の上昇端よりも高い位置まで上昇し、上死点よりも若干下方の位置で、パンチ工具6から上方へ離れる。またラム19が下降して上昇端のパンチ工具6に接した状態では、まだパンチ工具6は板材Wと接触せず、さらにラム19の下降が行われてから、パンチ工具6が板材Wに接触するように高さ関係に設定する。
図1において、パンチプレス制御装置2は、コンピュータ式の数値制御装置およびプログラマブルコントローラ等からなり、プログラムメモリ31に記憶された加工プログラム32を演算制御部33で解読して実行し、パンチプレス本体1を制御するものとされる。加工プログラム32には、送り命令RF,パンチ命令RP,工具命令RT等が、NCコード等により記述されている。送り命令RFおよびパンチ命令RPは、合わせて1行の命令と記述されたものであっても良い。
パンチプレス制御装置2は、演算制御装置33の一部として、または演算制御装置33とは別に、板材送り制御手段34、ラム昇降サイクル制御手段35、およびラム昇降・板材送り制御手段36が設けられている。加工プログラム32の各命令RF,RP,RT,…は、演算制御部33で順次読み出され、対応する制御手段34,36で実行される。
板材送り制御手段34は、加工プログラム32の送り命令RFに応答して、板材送り駆動源14に送り指令を出力する手段である。
ラム昇降サイクル制御手段36は、ラム19の1サイクルの昇降動作における停止位置や速度を設定した手段であり、加工プログラム32のパンチ命令RPにより、パンチ駆動機構20に1サイクルの昇降動作を行わせる。
ラム昇降・板材送り制御手段36は、ラム19の昇降動作に同期して、ラム19の昇降動作における所定の区間の中で板材送りが行われるように、板材送り制御手段34とラム昇降サイクル制御手段35との同期を行う。
この実施形態のパンチプレスは、上記構成において、パンチ工具・ラム接触検知手段38を設けると共に、パンチプレス制御装置2に、ストリップミス判定手段37およびストリップミス時処理手段39を設け、また、ラム昇降サイクル制御手段36およびラム昇降・板材送り同期制御手段35に次の制御動作を行わせるようにしている。
パンチ工具・ラム接触検知手段38は、パンチ工具6とラム19とが接触しているか否かを検出する手段であり、例えば、パンチ工具6とラム19との間に通電を行って電流の遮断により非接触の検知を行う。具体的には、ラム19とパンチ工具6と上側のタレット4との間で通電を行い、電気的な導通を検出する。この場合に、ラム19はフレーム3に対して電気的に絶縁状態としておき、パンチ工具6はタレットと、タレット4はフレーム3と電気的に導通状態としてフレーム3とラム19との間で通電を行うようにしても良い。
ラム昇降サイクル制御手段36は、パンチ駆動機構20によるラム19の1サイクルの昇降動作を、図4(a)に示す動作とする。すなわち、ラム19が上昇位置、例えば上死点TDCから下降してパンチ工具6に接触する所定高さ位置(例えば、接触開始位置)TOPを起点とし、この所定高さ位置TOPから下死点BDCまでの下降、下死点BDCから上死点TDCまでの上昇、および上死点TDCから所定高さ位置TOPへの再度の下降までを1サイクルの動作とし、各サイクル間のラム昇降の停止位置を、上記の所定高さ位置TOPとする。
すなわち、ラム19を所定高さ位置TOPで待機させ、パンチ命令の実行時に、所定高さ位置TOPから下降,上昇,再度の所定高さ位置TOPまでの動作を行わせる。
なお、ラム19の前記上昇位置は、上死点TDCに限らず、上死点TDCと前記所定高さ位置TOPの間の位置であっても良い。
図6(A)〜(C)は、それぞれラム19が、上死点TDC、所定高さ位置(接触開始位置)TOP、および下死点BDCにあるときの状態を示す。
なお、上記の所定高さ位置TOPは、必ずしも接触開始位置でなくても良いが、ラム19がパンチ工具9と接触し、かつパンチ工具9が板材Wにまだ接触しない位置であることが必要である。
また、ラム昇降サイクル制御手段36は、タレット4,5の旋回時や電源オフ時にはラム19を上死点TDCに戻すようにしてもよい。このようにラム19が上死点TDCで停止している状態でパンチ命令があったときは、ラム昇降サイクル制御手段34は、上記1サイクルの動作の前に、上死点TDCから所定高さ位置TOPまで下降させる動作の後、上記1サイクルの動作を行わせるものとする。タレット4,5の旋回時や電源オフ時にラム19を上死点TDCに戻す動作は、例えば、サーボモータからなるパンチ駆動源21を逆回転させることで行う。
ストリップミス判定手段37は、ラム19が、パンチ工具6から離れて接触していない上昇位置、例えば上死点TDCから再度下降してパンチ工具6と接触する所定高さ位置TOPまで下降した時点で、パンチ工具・ラム接触検知手段38の出力からパンチ工具6とラム19が接触していないときにストリップミスが生じていると判定する手段である。すなわち、ラム19が所定高さ位置TOPまで下降したときに、通常は図7(A)のようにラム19がパンチ工具6と接触するが、同図(B)のようにストリップミスが生じていると、パンチ工具6が上昇端まで上昇しないため、ラム19がパンチ工具6と接触せず、パンチ工具・ラム接触検知手段38は非通電状態となって非接触検出状態となる。ストリップミス判定手段37は、このときの非接触検出信号によって、ストリップミスと判定する。
ストリップミス時処理手段39は、ストリップミス判定手段37によりストリップミスが発生した検出信号を受けて、パンチプレス本体1の停止や、ランプ,ブザー等による報知等を行う手段である。
ラム昇降・板材送り制御手段35は、図4(b)に示すように、ラム19が上昇過程で上死点TDCを通過した後、再度下降して所定高さ位置TOPに達し、この位置での停止時間tが完了するまでの間に、板材送り制御手段33に、板材送り・位置決め手段9による板材送りを行わせるものとしている。この場合、ラム19が動作している間も板材送りが行われるため、サイクルタイムが長くなることを極力回避できる。
ラム昇降・板材送り制御手段35は、図4(b)の動作に代え、図5(b)のように、ラム19が所定高さ位置TOPで停止する時間tの間だけ、板材送り・位置決め手段9による板材送りを行わせるものとしても良い。
この構成のパンチプレスによると、ラム昇降サイクル制御手段36によるラム19の1サイクルの昇降動作を、所定高さ位置TOP−下死点BDC−上死点TDC−所定高さ位置TOPとし、必ず停止する所定高さ位置TOPで、パンチ工具・ラム接触検知手段38の検知信号を見て、ストリップミス判定手段37によるストリップミスの判定を行うようにしている。そのため、パンチ工具6のラム19への追従遅れによる接触不良の問題を生じることなく、確実なストリップミスの判定が安定して行える。
なお、所定高さ位置TOPで必ずしもラム19を停止させなくても良く、その場合であっても、ラム19の下降過程で接触検出することになるため、パンチ工具6のラム19への追従遅れによる接触不良の問題を生じることなく、確実なストリップミスの判定が安定して行える。
このように、確実なストリップミスの判定が安定して行えるため、ストリップミスが生じた状態で板材送りが行われてパンチ工具6を損傷することが防止される。
図4(b)のように板材送りを行う場合は、ストリップミス判定手段37によるストリップミスの判定の前にも板材送りが行われるため、サイクルタイムが短縮できる反面、ストリップミスの発生時にその判定による機械停止前の板材送りで板材Wの損傷を生じることがあるが、板材送り量の一部の区間だけの送りであるため、大きな影響は生じず、またパンチ工具6まで損傷することは防止される。
図5のように、ラム19が所定高さ位置TOPで停止する時間tの間だけ板材送りを行うようにした場合は、サイクルタイムの面では不利であるが、上記のストリップミス判定前の板材送りによる板材Wの損傷が回避できる。
また、板材送りは、ラム19が所定高さ位置TOPまで下降した状態で行われるが、タレット4,5の旋回時はラム19を上死点TDCまで上昇させるので、タレット旋回時にパンチ工具6が不用意にラム19と接触する恐れが回避される。
(A)はこの発明の一実施形態に係るストリップミス検知機能付きパンチプレスの概念構成を示すブロック図、(B)はそのラムの昇降および板材送りの動作を示すグラフである。 同パンチプレスのパンチプレス本体の平面図である。 同パンチプレスのパンチプレス本体の正面図である。 同パンチプレスのラムの昇降および板材送りの動作を示すグラフである。 同パンチプレスのラムの昇降および板材送りの動作の変形例を示すグラフである。 同パンチプレスのラム昇降動作の説明図である。 同パンチプレスのストリップミス検知の説明図である。 従来のパンチプレスの動作説明図である。 そのストリップミス検知の説明図である。 従来のパンチプレスのラム昇降動作とストリップミス検知の関係を示すグラフである。 従来のパンチプレスのストリップミス検知の説明図である。 その非接触検知の電気信号の説明図である。
符号の説明
1…パンチプレス本体
2…パンチプレス制御装置
4,5…タレット
6…パンチ工具
7…ダイ工具
9…板材送り・位置決め手段
10…パンチ加工部
18…ばね
19…ラム
20…パンチ駆動機構
34…板材送り制御手段
35…ラム昇降サイクル制御手段
36…ラム昇降・板材送り制御手段
38…パンチ工具・ラム接触検知手段
39…ストリップミス時処理手段
BDC…下死点B
TDC…上死点
TOP…所定高さ位置
P…パンチ位置
W…板材

Claims (3)

  1. ばねにより上昇復帰するパンチ工具およびこのパンチ工具を下降させるラムを有するパンチ加工部と、このパンチ加工部に対して板材を送って所定箇所をパンチ加工部に位置決めする板材送り・位置決め手段と、パンチ工具とラムとが接触しているか否かを検出するパンチ工具・ラム接触検知手段と、ラムの下降と上昇により1回のパンチ加工がなされ、前記ラムが、パンチ工具から離れて接触していない上昇位置から再度下降してパンチ工具と接触する所定高さ位置まで下降した時点で、前記パンチ工具・ラム接触検知手段が非接触検知状態であるときに前記パンチ加工によってストリップミスが生じていると判定するストリップミス判定手段とを備えたストリップミス検知機能付きパンチプレス。
  2. ラムの昇降の繰り返し過程において、上昇位置から下降した前記所定高さ位置でラムを一時的に停止させるラム昇降サイクル制御手段を設けた請求項1記載のストリップミス検知機能付きパンチプレス。
  3. 前記所定高さ位置でラムが一時的に停止する間に、前記板材送り・位置決め手段による板材送りを行うラム昇降・板材送り同期制御手段を設けた請求項2記載のストリップミス検知機能付きパンチプレス。
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