JP4787596B2 - ガスケットの製造方法、及びシール構造 - Google Patents

ガスケットの製造方法、及びシール構造 Download PDF

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Description

本発明は、ガスケットの製造方法、及びシール構造にかかり、特に、組立時のガスケットの剥がれを防止可能なガスケットの製造方法、及びシール構造に関する。
近年、コンピュータのハードディスク装置においては、高性能化、小型化が進み、複雑な構成を有するようになってきており、僅かな塵によっても障害が起こるため、実用上、防塵の必要性が高まっており、本体とカバーからなるハードディスクケース内を密閉して塵の侵入を防ぐために、本体とカバーとのシール部分にガスケットを用いることが一般的に行われている。
特開2003−247644号公報
しかしながら、従来のガスケットでは、以下のような問題があった。
例えば、カバーにガスケットを取り付けた後、このカバーと本体とを向かい合わせてから両者をねじ止め固定するが、作業者が一旦向かい合わせたカバーと本体とをずらしながら本体側のねじ孔とカバー側の丸孔とを合わせるため、ガスケットが横方向に擦られ、ガスケットの一部分がカバーから剥がれ、剥がれた部分がシールすべき部分からはみ出てシール不良となる場合あった。
カバーの外周にはフランジ部分が形成されているが、従来では、このフランジ部分に接触しないようにガスケットが形成されていた。
ガスケットが横方向に擦られた際の剥がれを押えるには、ガスケットの幅を広くすれば良いと考えられるが、小型化を図ったハードディスク装置においては、ガスケットの位置を現状よりも内側へ広げることは、内側の部品にガスケットが接触する虞があり限界がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、組立時のガスケットの剥がれを抑え、確実なシールを行うことのできる、ガスケットの製造方法、及びシール構造を提供することが目的である。
請求項1に記載の発明は、第1の部材と第2の部材との間をシールするためのガスケットを形成するガスケットの製造方法であって、前記第1の部材と前記第2の部材の何れか一方のシール面外側にはシール面から立ち上がるフランジ部が形成され、前記シール面に対して液状の硬化性樹脂を前記シール面上に連続的に押し出してガスケットを形成するに際し、1回目の押し出し工程においては、前記フランジ部の側面に接触し、かつ前記フランジ部との接触部分の高さが前記フランジ部の高さよりも低くなるように前記硬化性樹脂を連続的に押し出し、その後の押し出し工程においては、既に押し出された前記硬化性樹脂の上に、前記フランジ部の側面に接触し、かつ前記フランジ部との接触部分の高さが前記フランジ部の高さよりも低くなるように前記硬化性樹脂を連続的に押し出す、ことを特徴としている。
次に、請求項1に記載のガスケットの製造方法を説明する。
第1の部材と第2の部材との間をシールするためのガスケットを形成するに際し、第1の部材と第2の部材の何れか一方には、シール面外側にフランジ部が形成されている。
ガスケットは、フランジ部の形成されているシール面に対して液状の硬化性樹脂を連続的に押し出して形成するが、先ず1回目の押し出し工程では、フランジ部の側面に接触し、かつフランジ部との接触部分の高さがフランジ部の高さよりも低くなるように硬化性樹脂をシール面上に連続的に押し出す(例えば、部材の外周に沿って一筆書きで1周。)。その後の、押し出し工程においては、既に押し出された硬化性樹脂の上に、フランジ部の側面に接触し、かつフランジ部との接触部分の高さがフランジ部の高さよりも低くなるように、さらに液状の硬化性樹脂を連続的に押し出す(ガスケットの高さを稼ぐことが可能)。
なお、硬化性樹脂は、全ての押し出し工程が終了してから硬化させても良く、各々の押し出し工程毎に硬化させても良い。
このようにして形成され、硬化されたガスケットは、シール面とフランジ部の側面に固着しているので、シール面のみに固着されているガスケットに比較して、組立時等に作用する横方向(シール面に対して平行な方向)の力に対して剥がれ難くなる。なお、本発明明細書でいう液状とは、流動性を有する場合であり、粘性の高い半液体状状態も含まれる。
請求項2に記載の発明は、第1の部材と第2の部材との間をシールするためのガスケットを形成するガスケットの製造方法であって、前記第1の部材と前記第2の部材の何れか一方のシール面外側にはシール面から立ち上がるフランジ部が形成され、前記シール面に対して液状の硬化性樹脂を連続的に押し出してガスケットを形成するに際し、1回目の押し出し工程においては、前記フランジ部の側面に接触しないように前記硬化性樹脂を前記シール面上に連続的に押し出し、その後の押し出し工程においては、既に押し出された前記硬化性樹脂の上に、前記フランジ部の側面に接触し、かつ前記フランジ部との接触部分の高さが前記フランジ部の高さよりも低くなるように前記硬化性樹脂を連続的に押し出す、ことを特徴としている。
次に、請求項2に記載のガスケットの製造方法を説明する。
請求項2のガスケットの製造方法では、1回目の押し出し工程が請求項1のガスケットの製造方法とは異なるが、最終的なガスケットの形状は請求項1のガスケットの製造方法によるものとほぼ同じにでき、作用効果も同様のものとなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のガスケットの製造方法において、以前の押し出し工程で押し出された液状の硬化性樹脂の上に、さらに液状の硬化性樹脂を押し出す、ことを特徴としている。
請求項3に記載のガスケットの製造方法では、液状の硬化性樹脂が重ねられるので、ガスケットの高さを稼ぐことが出来る。なお、液状の硬化性樹脂を重ねた後に、硬化性樹脂の硬化が行われる。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のガスケットの製造方法において、以前の押し出し工程で押し出された液状の硬化性樹脂を硬化させ、その後に、硬化した前記硬化性樹脂の上に液状の硬化性樹脂を押し出す、ことを特徴としている。
請求項4に記載のガスケットの製造方法では、以前の押し出し工程で押し出された液状の硬化性樹脂を硬化させ、その後に、硬化した前記硬化性樹脂の上に液状の硬化性樹脂を押し出すので、ガスケットの高さを稼ぐことが出来る。
請求項5に記載の発明は、第1の部材と第2の部材との間をシールするためのガスケットを形成するガスケットの製造方法であって、前記第1の部材と前記第2の部材の何れか一方のシール面外側にはシール面から立ち上がるフランジ部が形成され、前記シール面に対して液状の硬化性樹脂を連続的に押し出してガスケットを形成するに際し、前記フランジ部の側面に接触し、かつ前記フランジ部との接触部分の高さが前記フランジ部の高さよりも低くなるように前記硬化性樹脂を前記シール面上に上下に重ならないように連続的に押し出す、ことを特徴としている。
次に、請求項5に記載のガスケットの製造方法を説明する。
ガスケットを、フランジ部の形成されているシール面に対して液状の硬化性樹脂を連続的に押し出して形成する点は、請求項1,2の方法と同様であるが、請求項4では、1回の工程で、フランジ部の側面に接触し、かつフランジ部との接触部分の高さがフランジ部の高さよりも低くなり、さらには、上下に重ならないように硬化性樹脂をシール面上に連続的に押し出す点(いわゆる一筆書)が異なっている。したがって、押し出し工程が請求項1,2の方法よりも簡略化されている。なお、ガスケットの高さを稼ぐためには、請求項1,2の方法よりも、液状の硬化性樹脂の粘度は高くする必要がある。なお、その他の作用は請求項1,2の方法と同様である
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のガスケットの製造方法において、前記ガスケットの高さを0.1〜5.0mmの範囲内とする、ことを特徴としている。
請求項6に記載のガスケットの製造方法では、ガスケットの高さを0.1〜5.0mmの範囲内としたので、硬化性樹脂が硬化するまでの間に硬化性樹脂が流れたり幅が広がり塗布時の形状を保てなくなるようなことが無い。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のガスケットの製造方法において、前記ガスケットの高さAと、前記ガスケットの幅Bとの比A/Bを、0.5〜5.0の範囲内に設定する、ことを特徴としている。
請求項7に記載のガスケットの製造方法では、ガスケットの高さAと、ガスケットの幅Bとの比A/Bを、0.5〜5.0の範囲内に設定したので、硬化性樹脂が硬化するまでの間に硬化性樹脂が流れたり幅が広がり塗布時の形状を保てなくなるようなことが無い。
請求項8に記載のシール構造は、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のガスケットの製造方法によって形成されたガスケットを有することを特徴としている。
請求項8に記載のシール構造では、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のガスケットの製造方法によって形成されたガスケットを有するので、組立時のガスケットに対する横方向の力に対し強いシール構造となる。
以上説明したように本発明のガスケットの製造方法、及びシール構造によれば、組立時のガスケットの剥がれを抑え、確実なシールを行うようにできる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
本実施形態のハードディスクドライブケースは、図1の平面図で示す金属板のプレス成形品である矩形のカバー12と、このカバー12と組み合わされる箱状の本体(図示せず)とから構成されている。
図1、及び図2に示すように、カバー12には、外周部分に一定高さのフランジ14が形成されており、中央部分には、図示しないハードディスク装置本体を逃げるための凹部16が形成されている。
このカバー12において、フランジ14と凹部16との間は、平面状のガスケット形成面18とされている。なお、カバー12の四隅には、本体との取り付けに用いるビスを通すための丸孔20が形成されている。
このガスケット形成面18には、弾性を有するガスケット22が形成されている。
このガスケット22は、当初は粘性を有する液状であり、ガスケット22に押し出した後に硬化(但し、ガスケットとしての弾性を有する。)する、または硬化させることのできる硬化性材料(以後、ガスケット剤24と言う。)により形成されている。
ガスケット剤24としては、例えば、特開2003−7047号公報に開示されているガスケット材を用いることができるが、他のガスケット剤を用いても良い。本実施形態のガスケット剤24は、紫外線照射により硬化するものである。
次に、本実施形態のガスケット22の形成方法を以下に説明する。
ガスケット22をガスケット形成面18に形成するには、従来通り、液状のガスケット材を三次元自動塗装装置を用いて押出口を移動させながら押し出すが、本実施形態が従来例と異なる点は、従来では、押出口をカバー12の外周に沿って1周させることでガスケットを形成していたのに対し(同じ箇所を2度と通らない一筆書き)、本実施形態では押出口を複数回周回させる点が異なる。
より具体的には、先ず、1周目として、図3(A)に示すように、ガスケット形成面18を上側に向け、液状のガスケット剤24をガスケット形成面上に押し出す。このとき、ガスケット剤24は、フランジ14の内側面14Aに接するようにしているが、フランジ高さH(ガスケット形成面18からフランジ14の上端までの寸法)に対して、ガスケット剤24と内側面14Aとの接触部分の高さhを低くする。
本実施形態では、1周目に引き続き2周目の押出を連続的に行う。2周目の押出は、1周目の押出部分の上に行う。このとき、ガスケット剤24は、図2(B)に示すように、1周目と同様に、フランジ14の内側面14Aに接するようにしているが、フランジ高さHに対して、ガスケット剤24と内側面14Aとの接触部分の高さhを低くする。本実施形態では、ガスケット剤24を2重に重ねているので、2周した後のガスケット剤24の高さをフランジ14の高さHよりも高くできる。なお、本実施形態では、前述した様に、1周目のガスケット剤24の接触部分の高さhを、フランジ14の高さHよりも低くしているので、続けて2周目の押し出しを実施しても高さが安定する。
その後、ガスケット剤24に紫外線を照射してガスケット剤24を固化させることで、ゴム状の弾性を有するガスケット22がガスケット形成面上に完成する(図1参照。)。
このようなガスケット22の形成されたカバー12に対し、図2に示すように、本体26を対向させてビスを締め付けることでカバー12が本体26に組み付けられ、本体26の凸部28がガスケット22に当接してガスケット22が圧縮され(図2の2点鎖線が組み付け終了時点の凸部28の位置)、ハードディスクドライブケース内部が密閉される。
なお、ビス止めする前に、カバー12の丸孔20と、本体26の孔(図示せず)とを合わせるために、ガスケット22に本体26が接触した状態でカバー12と本体26とをずらす場合があり、このときに、ガスケット22には、横向き(ガスケット形成面18に対して平行)な力が作用する。本実施形態では、ガスケット22の全周の大部分において、ガスケット22の側部がフランジ14の内側面14Aに固着しているので、ガスケット22に横向きの力が作用しても、ガスケット22がガスケット形成面18から剥がれ難くなる。
例えば、ガスケット22がガスケット形成面18のみに固着している場合に横方向の力が作用すると、ガスケット22を断面で見たときの固着している部分の一方の端部(横力の入り側)では、ガスケット22を上に引っ張って剥がす応力が作用し、ガスケット22が剥がれる虞が多い。
一方、本実施形態のようにガスケット22の下面がガスケット形成面18に固着すると共に、ガスケット22の側面がフランジ14の内側面に固着している場合、例えば、フランジ側から横方向の力が作用した場合、フランジ側では、ガスケット22の側面がフランジ14の内側面にも固着して固着面積が増えているので、剥がれ難くなる。一方、これとは逆方向からの横力が作用した場合、フランジ14の側面が衝立の役目をして、ガスケット22のフランジ側への移動を阻止するので、横力入力側の端部に作用する応力が高くならず、ガスケット22の剥がれが抑制される。
したがって、本実施形態のガスケット22によれば、ガスケット22の剥がれに起因するシール不良を防止することが出来る。
なお、本実施形態では、ガスケット22の一部分をフランジ14に接触させていないが、予め実験等によって横力作用時にガスケット22に剥がれが生じない事を確認しているので問題はない。
なお、ガスケット22の高さを0.1〜5.0mmの範囲内とすることが好ましい。その理由は、液状のガスケット剤24が硬化するまでの間にガスケット剤24が流れたり幅が広がって塗布時の形状を保てなくなるようなことを防止するためである。
また、ガスケット22の高さAと、ガスケット22の幅Bとの比A/Bを、0.5〜5.0の範囲内とすることが好ましい。その理由は、その理由は、液状のガスケット剤24が硬化するまでの間にガスケット剤24が流れたり幅が広がって塗布時の形状を保てなくなるようなことを防止するためである。
また、上記実施形態では、押出口を連続して2周させてガスケット剤24をガスケット形成面上に重ねたが、本発明はこれに限らず、図4,5に示すように、押出口を1周させて押し出したガスケット剤24を硬化させ、硬化させた1周目のガスケット剤24の上にさらにガスケット剤24を1周押し出して2周目のガスケット剤24を硬化させても良い(1周目のガスケット材は符号24A、2周目のガスケット材は符号24Bで示す。)
また、押出口の周回数は2周に限らず、3周以上であっても良い。例えば、3周させて図6に示すような断面形状のガスケット22を形成したり(3周目のガスケット材は符号24Cで示す。)、押出口を6周させて図7に示すような断面形状のガスケット22を形成することもできる(4周目のガスケット材は符号24Dで示し、5周目のガスケット材は符号24Eで示し、6周目のガスケット材は符号24Fで示す。)。
また、上記実施形態では、1周目にガスケット剤24をフランジ側面に付着させたが、1周目はフランジ側面に付着させず、2周目以降にフランジ側面に付着させても良い。
また、上記実施形態では、ガスケット剤24を2周以上させてガスケット22を形成したが、ガスケット剤24の粘度が高く、高さを稼げるのであれば1周(一筆書き)だけで形成しても良い。
なお、上記実施形態では、ハードディスクドライブケースを密閉するためのガスケットの形成について説明したが、本発明はハードディスクドライブケース以外の物品にも適用可能であることは勿論である。
ガスケットの形成されたカバーの正面図である。 ガスケット形成部分の断面図(図1に2−2線断面図。)である。 (A)は1周目のガスケット剤を押し出した状態を示す断面図であり、(B)は2周目のガスケット剤を押し出した状態を示す断面図である。 2段重ねのガスケット剤を示す断面図である。 2段重ねのガスケット剤を示す断面図である。 押し出しを3周させたガスケット剤を示す断面図である。 押し出しを6周させたガスケット剤を示す断面図である。
符号の説明
12 カバー
14 フランジ
22 ガスケット
24 ガスケット剤

Claims (8)

  1. 第1の部材と第2の部材との間をシールするためのガスケットを形成するガスケットの製造方法であって、
    前記第1の部材と前記第2の部材の何れか一方のシール面外側にはシール面から立ち上がるフランジ部が形成され、前記シール面に対して液状の硬化性樹脂を連続的に押し出してガスケットを形成するに際し、1回目の押し出し工程においては、前記フランジ部の側面に接触し、かつ前記フランジ部との接触部分の高さが前記フランジ部の高さよりも低くなるように前記硬化性樹脂を前記シール面上に連続的に押し出し、その後の押し出し工程においては、既に押し出された前記硬化性樹脂の上に、前記フランジ部の側面に接触し、かつ前記フランジ部との接触部分の高さが前記フランジ部の高さよりも低くなるように前記硬化性樹脂を連続的に押し出す、ことを特徴とするガスケットの製造方法。
  2. 第1の部材と第2の部材との間をシールするためのガスケットを形成するガスケットの製造方法であって、
    前記第1の部材と前記第2の部材の何れか一方のシール面外側にはシール面から立ち上がるフランジ部が形成され、前記シール面に対して液状の硬化性樹脂を連続的に押し出してガスケットを形成するに際し、1回目の押し出し工程においては、前記フランジ部の側面に接触しないように前記硬化性樹脂を前記シール面上に連続的に押し出し、その後の押し出し工程においては、既に押し出された前記硬化性樹脂の上に、前記フランジ部の側面に接触し、かつ前記フランジ部との接触部分の高さが前記フランジ部の高さよりも低くなるように前記硬化性樹脂を連続的に押し出す、ことを特徴とするガスケットの製造方法。
  3. 以前の押し出し工程で押し出された液状の硬化性樹脂の上に、さらに液状の硬化性樹脂を押し出す、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスケットの製造方法。
  4. 以前の押し出し工程で押し出された液状の硬化性樹脂を硬化させ、その後に、硬化した前記硬化性樹脂の上に液状の硬化性樹脂を押し出す、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスケットの製造方法。
  5. 第1の部材と第2の部材との間をシールするためのガスケットを形成するガスケットの製造方法であって、
    前記第1の部材と前記第2の部材の何れか一方のシール面外側にはシール面から立ち上がるフランジ部が形成され、前記シール面に対して液状の硬化性樹脂を連続的に押し出してガスケットを形成するに際し、前記フランジ部の側面に接触し、かつ前記フランジ部との接触部分の高さが前記フランジ部の高さよりも低くなるように前記硬化性樹脂を前記シール面上に上下に重ならないように連続的に押し出す、ことを特徴とするガスケットの製造方法。
  6. 前記ガスケットの高さを0.1〜5.0mmの範囲内とする、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のガスケットの製造方法。
  7. 前記ガスケットの高さAと、前記ガスケットの幅Bとの比A/Bを、0.5〜5.0の範囲内に設定する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のガスケットの製造方法。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のガスケットの製造方法によって形成されたガスケットを有することを特徴とするシール構造。
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