JP4786078B2 - サイドトリマ装置の連続幅替え方法 - Google Patents

サイドトリマ装置の連続幅替え方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロセス設備において、帯鋼板の板幅端部を加工するサイドトリマ装置を、所定板幅に連続して幅替えする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧延された帯鋼板の板幅端部を切り揃え、所定板幅に加工するための装置として、従来からサイドトリマ装置が使用されており、同従来のサイドトリマ装置の概略的な構成、及びその作動について図3乃至図8に基づいて説明する。
【0003】
図3は典型的なサイドトリマ装置の側面図、図4は図3の平面図、図5は図3のV−V矢視図、図6はサイドトリマ装置を一時停止して幅替えする方法を(a)〜(d)に段階的に示す説明図、図7はサイドトリマ装置を連続して作動し幅替えする方法を示す説明図、図8は幅替えに伴い切り取られるスクラップ(廃材)を示す説明図である。
【0004】
図3〜図5に示すように、プロセス設備のパスラインを帯鋼板1が図の右から左方向へ搬送されている途中には、帯鋼板1を所定板幅に加工するサイドトリマ装置2が板幅両側に配置されている。
【0005】
このサイドトリマ装置2は、上丸刃ナイフ3と下丸刃ナイフ4の切断力によって板幅端部1bが切り取られ、切り取られた切屑1aは、斜め下方のホッパ−5の溜り部へ貯められ、タイミングをはかって適宜スクラップボ−ルに巻き取られ、系外へ搬出される。
【0006】
この様なサイドトリマ装置2により処理する帯鋼板1の板幅を幅替えする場合には、同板幅の幅替えを『拡幅』を例にして説明すると、図5で示すように、サイドトリマ装置2の上丸刃ナイフ3と下丸刃ナイフ4を、図の実線の位置から二点鎖線で示した仮想線位置へ移動させることを基本としている。
【0007】
さらに帯鋼板との相互関係を含めてこの幅替え方法を図6(a)〜(d)の平面図で説明すると、図6(a)で示すように、板幅の異なる帯鋼板の先行材11と後行材12が溶接線14で接合され、溶接線14の近傍にはWPD(Welding Point Detector:溶接点識別孔)13が孔設されており、同図の右から左方向へ搬送されながら、サイドトリマ装置2によって先行材11の端部11bが切屑11aのように切り取られる。
【0008】
先行材11の幅加工が終了し、図6(b)のようにWPD13の位置となりこれを検知すると、帯鋼板の搬送を一時停止し、図6(c)のように、サイドトリマ装置2を二点鎖線の仮想線で示した従前の実在位置から実線の拡幅位置へ移動し幅替えを行う。
【0009】
この幅替えの後、帯鋼板の搬送を再開し、図6(d)のように後行材12の端部12bが切屑12aのように切り取られ、サイドトリマ装置2による帯鋼板1の処理が継続されることになる。
【0010】
また、前記のようにWPD13の位置で一時停止をすることなく連続的に幅替えする例としては、図7に示すようなものがある。
【0011】
すなわち、図7で示すように、帯鋼板の先行材11と後行材12が搬送されながら、サイドトリマ装置2をAWC(Automatic Width Change:自動幅替え)制御によって軌跡15に沿って幅替えさせるもので、ライン制御装置19から提供されるWPD13の検出位置、トラッキング及びコイル情報等の信号20に基づき、AWC制御装置17によってAWC軌跡が演算され、その結果に基づいて信号18によってサイドトリマ装置2を作動し、図の矢印方向(板幅方向)へ幅替え制御する。
【0012】
そして、サイドトリマ装置2が軌跡15に沿って幅替えの移動を開始する先行材11のA位置から、同移動を終了する後行材12のB位置までの帯鋼板の距離がAWC長と呼ばれ、例えば2500mm程度の長さが設定されている。
【0013】
なお、図中、B位置のサイドトリマ装置は仮想的に図示したもので、これは図示の様に帯鋼板の進行方向でA位置と隔てた位置に配置されるものではなく、同帯鋼板の進行方向に対してはむしろ同一位置に重なるものであるが、説明の便宜上帯鋼板の長さ方向に展開して表示したものである。
【0014】
かくしてAWC制御がB位置で終了すると、その終了信号21がライン制御装置19へ送られ、さらに信号22から出口シヤ−16へ送られて幅替えに伴うスクラップ(廃材)の切断指令となる。
【0015】
このスクラップ化処理は、例えば1000mm長さを一枚のスクラップとして、図8で示すようにWPD13を起点として前流及び後流方向に、AWC長、AWC余裕、シヤ−余裕、その他誤差などを見込んで、多数のスクラップS1 〜S5 が切り取られている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のものにおいて、前記図6を用いて説明した方式のような幅替えの場合には、帯鋼板の搬送を一時停止するものであるために、作業効率が低下するという問題があった。
【0017】
また、図7で説明したAWC制御によって連続的に幅替えする場合には、AWC軌跡が確認されておらず、AWC長、ラインのトラッキング精度、出口シヤ−の能力、通信誤差等の諸々の余裕を見込んでスクラップ化するため、スクラップ枚数が多くなり製品の歩留まりが悪いという問題があった。
【0018】
本発明は、この様な従来の装置における問題点を解消し、AWC制御によって連続的に幅替えを行い、しかも、スクラップ枚数を低減して製品歩留まりが向上できるサイドトリマ装置の連続幅替え方法を提供することを課題とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した課題を解決すべくなされたもので、その第1の手段として、板幅の異なる先行材と後行材を接合した帯鋼板の板幅を、幅替えしながら所定板幅に加工すると共に、前記幅替えに伴って発生する廃材部を所定サイズに分断しスクラップ化する切断機を具えたサイドトリマ装置において、連続幅替えの軌跡を予め演算し、演算値の軌跡に従ってサイドトリマ装置を連続して幅替えし、同幅替えを行った軌跡データをパソコンに取り込んで保存し、前記スクラップを採取し、同スクラップのサンプルデータを前記パソコンに入力し、前記パソコンに保存した軌跡データと比較検証を行い、スクラップ枚数が適正かどうかの確認を行い、この結果を次のスクラップの切断指令に反映するサイドトリマ装置の連続幅替え方法を提供するものである。
【0020】
すなわち、同第1の手段によれば、サイドトリマ装置の連続幅替えの軌跡を予め演算することにより、いわゆる軌跡の理論値を得、この理論値、即ち前記演算結果としての演算値の軌跡に従ってサイドトリマ装置を連続して幅替えを行い、同幅替えの実績に相当するいわゆる軌跡データをパソコンに取り込んで保存することとしているので、同パソコンに保存した軌跡データを、例えば同パソコン上に表示するとか、又は他のデータ等と比較するとか、種々の用途に用いる基本的なデータとして利用し、制御に供する様にしたものである。また、サイドトリマ装置の幅替えに伴って発生する廃材部を所定サイズに分断しスクラップを採取し、そのサンプルデータをパソコンに入力することにより、前記幅替えを行った実績に当たる軌跡データとの比較を実現し、この比較検証によりスクラップ枚数が適正かどうかの確認が行われ、この結果を次のスクラップの切断指令に反映させることが出来る様にしたものである。
【0021】
また、本発明は第2の手段として、前記第1の手段において、前記軌跡デ−タはパソコンに取り込んで保存すると共に、同パソコン上に表示するサイドトリマ装置の連続幅替え方法を提供するものである。
【0022】
すなわち、同第2の手段によれば、サイドトリマ装置を連続して幅替えし、同幅替えを行った実績に当たる軌跡デ−タはパソコンに取り込んで保存するに止めず、これを同パソコン上に表示することにより、前記幅替えの実績を監視可能とし、サイドトリマ装置の動作を確認し、必要な対応が迅速に行うことが出来る様にしたものである。
【0025】
更にまた、本発明は第の手段として、前記第1又は第2の手段において、前記演算値の軌跡をパソコンに保存し、前記パソコンに取り込んで保存する軌跡データと比較検証するサイドトリマ装置の連続幅替え方法を提供するものである。
【0026】
すなわち、同第の手段によれば、サイドトリマ装置の連続幅替えの軌跡を予め演算したいわゆる軌跡の理論値と、サイドトリマ装置を連続して幅替えした実績に当たる軌跡データを共にパソコンに保存し、両者を比較検証することにより、その結果をAWC軌跡の演算に反映させ得る様にしたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の第1形態につき図1により説明する。
図1は本実施の形態に係るサイドトリマ装置の連続幅替え方法の概要を示す説明図である。
【0028】
なお、説明が冗長にならない様に、前記した従来の技術として説明した図3〜図8と同一の部位には、図中同一の符合を付して示し、重複する説明は極力省略して本実施の形態に特有の点を重点的に説明する。
【0029】
本実施の形態を要約すると、本実施の形態においてはAWC制御によってサイドトリマ装置を連続的に幅替えを行い、その時の実績である軌跡デ−タをパソコンに取り込んで保存すると共にパソコン上で表示し、出口シヤ−で切取られたスクラップとの比較検証を行うように構成したものである。
【0030】
すなわち、図1において、AWC制御装置17はサイドトリマ装置2に作動用の信号18を与えると共に、サイドトリマ装置2からフィードバック値33を取り込み、更にパソコン31を並置してサイドトリマ装置2が実際に作動した実績であるAWCの軌跡デ−タ32を同パソコン31に取り込み、このパソコン31によって軌跡デ−タ32の保存及び表示が行えるようになっている。
【0031】
また、出口シヤ−16によって切り取られたスクラップS1 〜Sn のサンプルを採取し、採取されたスクラップS1 〜Sn のサンプルデータをパソコン31へ入力34し、これとパソコン31へ保存されている軌跡デ−タ32との比較検証が行なえる様に構成されている。
【0032】
すなわち、前記の様に構成された本実施の形態によれば、帯鋼板の先行材11と、これに溶接線14で接続された後行材12は、搬送されながら帯鋼板の板幅両側に配置されたサイドトリマ装置2によって所定板幅に加工されている。
【0033】
そして前記先行材11と後行材12の板幅が変わるために幅替えさせる時には、ライン制御装置19から供給されるWPD13の検出位置、トラッキング及びコイル(帯鋼板)情報等の信号20に基づき、AWC制御装置17によってAWC軌跡が演算されて理論軌跡を決定する。
【0034】
この理論軌跡は信号18としてサイドトリマ装置2に供給され、同サイドトリマ装置2はこれに基づいて作動し、図の矢印方向(板幅方向)へ幅替え制御が行われ、軌跡15のように幅替えが連続的に行われる。
【0035】
この時のAWC制御装置17からの制御信号18によって、実際にサイドトリマ装置2が作動した状況がフィ−ドバック値33としてAWC制御装置17に供給され、同フィ−ドバック値33は前記幅替えの実績を示す軌跡デ−タ32としてパソコン31へ取り込まれ、AWCの軌跡をパソコン31上で表示し監視することができることになる。
【0036】
この様にしてパソコン31へ取り込まれた軌跡デ−タ32は、同パソコン31へ蓄積しておき、この蓄積された過去の実績中から類似する条件の作業に関するものを選択して随時取出し、参考に供することができる。
【0037】
そして、AWC制御がB位置で終了すると、その終了信号21がライン制御装置19へ送られ、さらに、信号22から出口シヤ−16へ送られて幅替えに伴うスクラップの切断指令が出される。
【0038】
出口シヤ−16によって切り取られるスクラップからサンプルが採取され、採取されたスクラップS1 〜Sn のサンプルデータをパソコン31へ入力34し、パソコン31へ保存されている軌跡デ−タ32との比較検証が行なわれ、スクラップ枚数が適正かどうかの確認が行われてこの結果が次のスクラップの切断指令に反映されるので、余分なスクラップ枚数が減少し歩留まりを向上させることができる。
【0039】
以上のように本実施の形態によれば、スクラップ化されたサンプルを採取し、パソコン31へ保存されている軌跡デ−タ32との比較検証が行なわれるので、スクラップ枚数が適正化され、製品の歩留まりを向上させることができる。
【0040】
また、AWCの軌跡をパソコン上で表示することにより、幅替え軌跡を常時監視することができるので、サイドトリマ装置の動作を確認し、必要な対応が迅速に行うことが出来る。
【0041】
次に、本発明の実施の第2形態について図2に基づいて説明する。
図2は本実施の形態に係るサイドトリマ装置の連続幅替え方法の要部の概要を示す説明図である。
【0042】
なお、本実施の形態は図2に示す以外の部分は殆ど前記実施の第1形態と同一であるので、図2に示さない部位については前記実施の第1形態における説明を全面的に援用し、また、同一部位には共通の符合を付し、重複する説明は省略する。
【0043】
本実施の形態を要約すると、本実施の形態においてはAWC制御装置によって演算された演算値の軌跡、即ち理論軌跡により連続的に幅替えを行い、同理論軌跡をパソコンに取り込んで保存しておき、これを別途パソコンに取り込んで保存した実績に当たる軌跡デ−タと比較検証を行うように構成したものである。
【0044】
即ち図2において、AWC制御装置17からの信号18によりサイドトリマ装置が実際に作動したAWCの軌跡デ−タ32を取り込むパソコン31が設置され、このパソコン31によってフィ−ドバック値33に基づき幅替えの実績を示す軌跡デ−タ32の保存及び表示が行えるようになっている。
【0045】
このパソコン31はまた、前記幅替えを行うべくAWC制御装置17によって演算された演算値の軌跡、すなわち理論軌跡35をAWC制御装置17から取り込んで保存し、前記幅替えの実績を示す軌跡デ−タ32との比較検証が行なわれる。
【0046】
前記の様に構成された本実施の形態の帯鋼板のサイドトリマ装置によれば、ライン制御装置19からの信号20に基づき、AWC制御装置17によってAWC軌跡が演算され、その信号18によってサイドトリマ装置が作動し、実際に作動したフィ−ドバック値33がAWCの軌跡デ−タ32としてパソコン31へ取り込まれる。
【0047】
他方、前記AWC制御装置17によって演算されたAWC軌跡は、理論軌跡35として別途パソコン31へ取り込まれているので、パソコン31へ取込まれた前記実績を示す軌跡デ−タ32と、演算された軌跡である理論軌跡との比較検証が行なわれ、制御装置及びサイドトリマ装置等のAWC設備が設定仕様通りに機能しているかどうかを確認することができる。
【0048】
この様に本実施の形態によれば、前記した軌跡デ−タ32と理論軌跡35との比較の結果がAWC軌跡の演算に反映されることにより、AWC設備の精度を向上させることができる。
【0049】
以上、本発明を図示の実施の形態について説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上、本出願の請求項1に記載の発明よれば、板幅の異なる先行材と後行材を接合した帯鋼板の板幅を、幅替えしながら所定板幅に加工すると共に、前記幅替えに伴って発生する廃材部を所定サイズに分断しスクラップ化する切断機を具えたサイドトリマ装置において、連続幅替えの軌跡を予め演算し、演算値の軌跡に従ってサイドトリマ装置を連続して幅替えし、同幅替えを行った軌跡デ−タをパソコンに取り込んで保存するサイドトリマ装置の連続幅替え方法を構成しているので、サイドトリマ装置の連続幅替え実績に相当するいわゆる軌跡データをパソコンに取り込んで保存することにより、同軌跡データを、例えば同パソコン上に表示するとか、又は他のデータ等と比較するとか、種々の用途に用いる基本的なデータとして利用して制御の参考に供し、制御の精度を高め製品の歩留まり向上等生産活動の向上に貢献する好適なサイドトリマ装置の連続幅替え方法を得ることが出来たものである。
【0051】
また、請求項2に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発明において、前記軌跡デ−タはパソコンに取り込んで保存すると共に、同パソコン上に表示するサイドトリマ装置の連続幅替え方法を構成しているので、サイドトリマ装置を連続して幅替えし、同幅替えを行った実績に当たる軌跡デ−タはパソコンに取り込んで保存するに止めず、これを同パソコン上に表示することにより、前記幅替えの実績を監視可能とし、サイドトリマ装置の動作を確認し、必要な対応が迅速に行うことが出来、生産活動の向上に貢献する好適なサイドトリマ装置の連続幅替え方法を得ることが出来たものである。
【0052】
また、請求項3に記載の発明によれば、前記請求項1又は2に記載の発明において、前記スクラップを採取し、同スクラップのサンプルデータを前記パソコンに入力し、前記パソコンに保存した軌跡デ−タと比較検証するサイドトリマ装置の連続幅替え方法を構成しているので、採取したスクラップのサンプルデータをパソコンに入力して幅替実績に当たる軌跡デ−タとの比較を行い、この比較検証によりスクラップ枚数が適正かどうかの確認が行われ、この結果を次のスクラップの切断指令に反映させることが出来、以て生産活動の向上に貢献する好適なサイドトリマ装置の連続幅替え方法を得ることが出来たものである。
【0053】
更にまた、請求項4に記載の発明によれば、前記請求項1又は2に記載の発明において、前記演算値の軌跡をパソコンに保存し、前記パソコンに取り込んで保存する軌跡デ−タと比較検証するサイドトリマ装置の連続幅替え方法を構成しているので、いわゆる軌跡の理論値と、実績に当たる軌跡デ−タを共にパソコンに保存し、両者を比較検証することにより、その結果をAWC軌跡の演算に反映させ、AWC設備の精度を向上させて、生産活動の向上に貢献する好適なサイドトリマ装置の連続幅替え方法を得ることが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るサイドトリマ装置の連続幅替え方法の概要を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の第2形態に係るサイドトリマ装置の連続幅替え方法の要部の概要を示す説明図である。
【図3】従来から採用されている典型的なサイドトリマ装置の側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3のV−V矢視図である。
【図6】サイドトリマ装置を一時停止して幅替えする方法を(a)〜(d)に段階的に示す説明図である。
【図7】サイドトリマ装置を連続して作動し幅替えする方法を示す説明図である。
【図8】図7の幅替えに伴い切り取られるスクラップ(廃材)を示す説明図である。
【符号の説明】
1 帯鋼板
1a 切屑
1b 板幅端部
2 サイドトリマ装置
3 上丸刃ナイフ
4 下丸刃ナイフ
5 ホッパ−
11 先行材
11a 切屑
12 後行材
12a 切屑
12b 端部
13 WPD
14 溶接線
15 軌跡
16 出口シヤ−
17 AWC制御装置
18 信号
19 ライン制御装置
20 信号
21 信号
22 信号
31 パソコン
32 軌跡デ−タ
33 フィ−ドバック値
34 入力
35 理論軌跡

Claims (3)

  1. 板幅の異なる先行材と後行材を接合した帯鋼板の板幅を、幅替えしながら所定板幅に加工すると共に、前記幅替えに伴って発生する廃材部を所定サイズに分断しスクラップ化する切断機を具えたサイドトリマ装置において、連続幅替えの軌跡を予め演算し、演算値の軌跡に従ってサイドトリマ装置を連続して幅替えし、同幅替えを行った軌跡デ−タをパソコンに取り込んで保存し、前記スクラップを採取し、同スクラップのサンプルデータを前記パソコンに入力し、前記パソコンに保存した軌跡データと比較検証を行い、スクラップ枚数が適正かどうかの確認を行い、この結果を次のスクラップの切断指令に反映することを特徴とするサイドトリマ装置の連続幅替え方法。
  2. 前記軌跡データはパソコンに取り込んで保存すると共に、同パソコン上に表示することを特徴とする請求項1に記載のサイドトリマ装置の連続幅替え方法。
  3. 前記演算値の軌跡をパソコンに保存し、前記パソコンに取り込んで保存する軌跡データと比較検証することを特徴とする請求項1又は2に記載のサイドトリマ装置の連続幅替え方法。
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