JP4779776B2 - 無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラム - Google Patents

無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4779776B2
JP4779776B2 JP2006102377A JP2006102377A JP4779776B2 JP 4779776 B2 JP4779776 B2 JP 4779776B2 JP 2006102377 A JP2006102377 A JP 2006102377A JP 2006102377 A JP2006102377 A JP 2006102377A JP 4779776 B2 JP4779776 B2 JP 4779776B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
radio base
condition
terminal device
satisfied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006102377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007281619A (ja
Inventor
暁科 鄭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006102377A priority Critical patent/JP4779776B2/ja
Publication of JP2007281619A publication Critical patent/JP2007281619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4779776B2 publication Critical patent/JP4779776B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、複数の無線基地局の配下に存在する無線端末装置、その無線端末装置において行う無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラムに関し、例えば、GSM(Global System for Mobile Communications)/GPRS(General Packet Radio Service)方式などの第2世代通信方式(2G)と、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)通信方式やUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)通信方式などの第3世代通信方式(3G)と、の2つの通信方式に対応した無線端末装置、その無線端末装置において行う無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラムに関するものである。
近年、GSM/GPRS通信方式と、WCDMA通信方式と、の2つの通信方式を搭載したデュアルモード対応型の無線端末装置がある。このような2つの通信方式を搭載した無線端末装置(STA)は、例えば、図1に示すように、2G基地局(A)が構築する『2Gセル』と、3G基地局(B)が構築する『3Gセル』と、の2つのセル内に位置している場合には、その無線端末装置(STA)は、2G基地局(A)と、3G基地局(B)と、の2つの無線基地局(A,B)との通信を行うことが可能となる。
なお、無線端末装置(STA)は、図1に示すように、複数の無線基地局(A,B)と通信可能な状態に存在する場合には、その通信可能な複数の無線基地局(A,B)の受信信号強度を測定し、その測定した受信信号強度の測定結果を基に、通信に適した無線基地局を選択し、該選択した無線基地局と通信を行うことになる。
まず、図1、図2を参照しながら、3GPP(3rd Generation Partnership Project)に準拠した無線端末装置(STA)が通信に適した無線基地局を選択し、その選択した無線基地局と接続処理を行う際の処理動作について説明する。なお、図2において実線は、無線端末装置(STA)が『待受基地局』として選択している基地局『待受セル』を示し、点線は、無線端末装置(STA)が『周辺基地局』として選択している基地局『周辺セル』を示す。
なお、『待受基地局』とは、現時点において無線端末装置(STA)の接続先として選択されている基地局を示し、『周辺基地局』とは、無線端末装置(STA)との通信が可能な複数の基地局のうち、上述した『待受基地局』を除いた残りの各基地局を示す。
また、無線端末装置(STA)は、図2に示す第1のタイミング(T1)以前は、2G基地局(A)を『待受基地局』として選択し、3G基地局(B)を『周辺基地局』として選択しているものとする。
まず、無線端末装置(STA)は、図2に示す第1のタイミング(T1)から所定時間(例えば、5秒間)の間、以下の(式1)の条件を満たすと判断した場合に、無線端末装置(STA)は、第2のタイミング(T2)の時点で、『待受基地局』として選択している2G基地局(A)から、『周辺基地局』として選択している3G基地局(B)への、Inter-RAT Cell Re-selectionを開始する。なお、ここで開始するInter-RAT Cell Re-selectionとは、無線端末装置(STA)が接続先の基地局を、2G基地局(A)から3G基地局(B)に切り替えるための接続制御のことを言う。
(3G周辺基地局の信号強度)>(2G待受基地局の信号強度)+FDD_Qoffset・・・(式1)(但し、FDD_Qoffset:信号強度のオフセットを示すパラメータ)
次に、無線端末装置(STA)は、3G基地局(B)の報知情報を受信した際に、3G基地局(B)を『待受基地局』として選択することになる。
次に、無線端末装置(STA)は、図2に示すように、第3のタイミング(T3)から所定時間(例えば、Treselection秒間)の間、以下の(式2)の条件を満たすと判断した場合に、無線端末装置(STA)は、第4のタイミング(T4)の時点で、『待受基地局』として選択している3G基地局(B)から、『周辺基地局』として選択している2G基地局(A)への、Inter-RAT Cell Re-selectionを開始する。なお、ここで開始するInter-RAT Cell Re-selectionとは、無線端末装置(STA)が接続先の基地局を、3G基地局(B)から2G基地局(A)に切り替えるための接続制御のことを言う。
(2G周辺基地局の信号強度)>(3G待受基地局の信号強度)+Qhyst+Qoffsets,n・・・(式2)(但し、Qhyst、Qoffsets,n:信号強度のオフセットを示すパラメータ,Treselection:時間量を示すパラメータ)
次に、無線端末装置(STA)は、2G基地局(A)の報知情報を受信した際に、2G基地局(A)を『待受基地局』として選択することになる。
なお、上述した(式1)及び(式2)のパラメータについては、3GPP TS45.008、および、25.304に開示されており、基地局(A,B)からの報知情報として無線端末装置(STA)に通知されることになる。
このように、従来の無線端末装置(STA)は、通信可能な複数の基地局(A,B)の信号強度を測定し、その測定した信号強度の測定結果を基に、上述した(式1)または(式2)の条件式を満たすか否かを判断し、その判断結果を基に、通信に適した基地局を選択し、該選択した基地局と通信を行うことになる。
なお、従来の無線端末装置(STA)は、その無線端末装置(STA)の位置する環境条件によっては、上述した(式1)と(式2)との2つの条件式を同時に満たす場合があり、この場合には、無線端末装置(STA)は、上述した2つの基地局(A,B)間でリセレクションを繰り返し行うことになる。
例えば、無線端末装置(STA)は、2G基地局(A)での待ち受け状態とし、無線端末装置(STA)が受信している2G基地局(A)の信号強度は、常に、60dBmであり、3G基地局(B)の信号強度は、常に、80dBm、FDD_Qoffset=28dB,Qhyst=6dB,Qoffsets,n=8dBであると仮定する。
この上記のパラメータを、2G基地局(A)から3G基地局(B)へのリセレクション条件となる上記の(式1)に代入すると、代入結果は、以下の(式3)となる。
−80dBm>(−60dBm)+(−28dB)=−88dBm・・・(式3)
この(式3)の代入結果から明らかなように、無線端末装置(STA)は、5秒間の間、(式1)の条件を満たすと判断することになり、無線端末装置(STA)は、2G基地局(A)から3G基地局(B)へのリセレクションを行い、無線端末装置(STA)は、3G基地局(B)での待ち受けを開始することになる。
また、上記のパラメータを、3G基地局(B)から2G基地局(A)へのリセレクション条件となる上記の(式2)に代入すると、代入結果は、以下の(式4)となる。
−60dBm>(−80dBm)+(6dB)+(8dB)=−66dBm・・・(式4)
この(式4)の代入結果から明らかなように、無線端末装置(STA)は、Treselection秒間の間、(式2)の条件を満たすと判断することになり、無線端末装置(STA)は、再度、3G基地局(B)から2G基地局(A)へのリセレクションを行うことになる。
このように、従来の無線端末装置(STA)は、無線端末装置(STA)の位置する環境条件によっては、(式1)と、(式2)と、の2つの条件式を満たすことになり、無線端末装置(STA)は、2G基地局(A)と、3G基地局(B)と、の間で、無駄な同一セル間のリセレクションを繰り返し行うことになる。なお、この現象を、リセレクションのピンポン現象と称す。
なお、従来の無線端末装置(STA)は、ピンポン現象の発生を抑制させるために、上述したFDD_Qoffset,Qhyst,Qoffsets,n等のオフセット値が設定されることになるが、あらゆる環境条件においてもピンポン現象の発生を抑制するためのオフセット値を設定することは困難であり、上述したFDD_Qoffset,Qhyst,Qoffsets,n等のオフセット値を設定するだけではピンポン現象が抑えられない環境条件が存在するのが現状である。
なお、上述したリセレクション中は、無線端末装置(STA)は、通常のサービス(発着呼)を行うことができないため、頻繁にリセレクションが発生すると、発着信率の低下を招くことになる。
また、頻繁にリセレクションが発生すると、無線端末装置(STA)の電池を無駄に消費してしまい、電池の使用時間に著しく影響を及ぼすことになる。
このようなことから、複数の無線基地局の配下に存在する無線端末装置において、無駄な無線基地局の接続変更を防止することが可能な制御方法を実現することが必要になる。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、複数のシステムが移動通信サービスを提供するエリアで使用される移動通信端末装置において、前記複数のシステムの中から第1のシステムを捕捉して第1の待ち受け状態に移行するシステム捕捉手段と、前記第1の待ち受け状態において、前記第1のシステムが送信する信号の受信品質を検出し、この検出された受信品質が第1の条件を満足しているか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により、前記検出された受信品質が第1の条件を満足していないと判定された場合に、前記複数のシステムの中から、受信品質が第2の条件を満足する第2のシステムを捕捉して第2の待ち受け状態に移行する第1のシステム再捕捉手段とを具備し、待ち受け時において同一システム内で基地局間ハンドオフを行えない場合でも、受信品質が劣化した状態を迅速に解消できるようにし、これにより発着信に伴う接続制御をより確実に行えるようにして接続率の向上を図る移動通信端末装置が開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、システム間ハンドオーバすることにより複数の無線通信システムを切替えて無線通信を行う無線通信装置において、前記複数の無線通信システムについてシステム間ハンドオーバするときの通信品質に関する条件を決定する条件決定手段と、この条件決定手段により決定された前記条件を記憶する記憶手段と、前記無線通信の通信品質を測定する通信品質測定手段と、この通信品質測定手段による測定された前記通信品質と前記記憶手段により記憶されている前記条件とに基づいてシステム間ハンドオーバするか否かを決定するシステム間ハンドオーバ決定手段と、このシステム間ハンドオーバ決定手段の決定に基づいて、システム間でハンドオーバするシステム間ハンドオーバ手段とを備え、複数の無線通信システムに対応したマルチモード端末で、端末側で優先して使いたい無線通信システムをより長く使うことができるようにする無線通信装置が開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
また、複数の無線システムを提供し、各無線システムに位置登録の優先度を設定可能な網上で通信を行う移動体通信システムにおいて、同一の通信機により行われる位置登録に対し、一定時間内に優先度の高い第1の無線システム及び優先度の低い第2の無線システムによる位置登録の繰り返し回数を検出する位置登録回数検出部と、位置登録が一定回数繰り返された場合には、第1の無線システムによる位置登録を抑制するための抑制指示を通信機に与え、抑制指示を与えた通信機から位置登録要求を受けたら抑制を解除する位置登録抑制制御部と、から構成される移動交換機と、無線システムの優先度を保持する優先度保持部と、位置登録の抑制指示を受けて、第2の無線システムの報知信号を受信し続けている状態で、かつ第1の無線システムの報知信号をあらたに受信した場合には一定時間経過後に、第1の無線システムへの位置登録要求を行う位置登録要求制御部と、から構成される移動通信機と、を有し、無線システム毎の優先度を考慮しつつ、かつ位置登録切り替えのばたつきを抑制して、無線リソースを効率よく利用する移動体通信システムが開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−116162号公報 特開2004−297426号公報 特開2005−167941号公報
なお、上記特許文献1には、複数の無線通信システムに対応したマルチモード端末で、端末側で優先して使いたい無線通信システムをより長く使うことができるようにする無線通信装置について開示されているが、複数の無線基地局の配下に存在する無線端末装置において、無駄な無線基地局の接続変更を防止する点については何ら考慮されたものではない。
また、上記特許文献2には、複数の無線通信システムに対応したマルチモード端末で、端末側で優先して使いたい無線通信システムをより長く使うことができるようにする無線通信装置について開示されているが、複数の無線基地局の配下に存在する無線端末装置において、無駄な無線基地局の接続変更を防止する点については何ら考慮されたものではない。
また、上記特許文献3には、無線システム毎の優先度を考慮しつつ、かつ位置登録切り替えのばたつきを抑制して、無線リソースを効率よく利用する移動体通信システムについて開示されているが、複数の無線基地局の配下に存在する無線端末装置において、無駄な無線基地局の接続変更を防止する点については何ら考慮されたものではない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数の無線基地局の配下に存在する無線端末装置において、無駄な無線基地局の接続変更を防止することを可能とする無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる無線端末装置は、
第1の通信システムで動作する第1の無線基地局と、前記第1の通信システムとは異なる第2の通信システムで動作する第2の無線基地局と、の配下に存在し、システム間ハンドオーバすることで前記第1の通信システムと前記第2の通信システムとを切り替えて無線通信を行う無線端末装置であって、
前記無線端末装置が現在接続している前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行うための第1の条件を満たすか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第2の無線基地局から前記第1の無線基地局への接続変更を行うための第2の条件を満たしているか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第1の判断手段と、前記第2の判断手段と、の判断結果に応じて無線基地局の接続変更を行う無線基地局変更手段と、
を有し、
前記無線基地局変更手段は、
前記第1の条件を満たした状態で、前記第2の条件をも満たしていると判断した場合には、前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行わないことを特徴とする。
本発明にかかる無線基地局選択方法は、
第1の通信システムで動作する第1の無線基地局と、前記第1の通信システムとは異なる第2の通信システムで動作する第2の無線基地局と、の配下に存在し、システム間ハンドオーバすることで前記第1の通信システムと前記第2の通信システムとを切り替えて無線通信を行う無線端末装置で行う無線基地局選択方法であって、
前記無線端末装置が現在接続している前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行うための第1の条件を満たすか否かを判断する第1の判断工程と、
前記第2の無線基地局から前記第1の無線基地局への接続変更を行うための第2の条件を満たしているか否かを判断する第2の判断工程と、
前記第1の判断工程と、前記第2の判断工程と、の判断結果に応じて無線基地局の接続変更を行う無線基地局変更工程と、
を、前記無線端末装置が行い、
前記無線基地局変更工程は、
前記第1の条件を満たした状態で、前記第2の条件をも満たしていると判断した場合には、前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行わないことを特徴とする。
本発明にかかる無線基地局選択プログラムは、
第1の通信システムで動作する第1の無線基地局と、前記第1の通信システムとは異なる第2の通信システムで動作する第2の無線基地局と、の配下に存在し、システム間ハンドオーバすることで前記第1の通信システムと前記第2の通信システムとを切り替えて無線通信を行う無線端末装置において実行させる無線基地局選択プログラムであって、
前記無線端末装置が現在接続している前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行うための第1の条件を満たすか否かを判断する第1の判断処理と、
前記第2の無線基地局から前記第1の無線基地局への接続変更を行うための第2の条件を満たしているか否かを判断する第2の判断処理と、
前記第1の判断処理と、前記第2の判断処理と、の判断結果に応じて無基地局の接続変更を行う無線基地局変更処理と、
を、前記無線端末装置に実行させ、
前記無線基地局変更処理は、
前記第1の条件を満たした状態で、前記第2の条件をも満たしていると判断した場合には、前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行わないことを特徴とする。
本発明によれば、複数の無線基地局の配下に存在する無線端末装置において、無駄な無線基地局の接続変更を防止することが可能となり、無線端末装置(STA)の発着信率の低下を防止すると共に、無線端末装置(STA)の電池消費を抑制することが可能となる。
まず、図1を参照しながら、本実施形態における無線端末装置の特徴について説明する。
本実施形態における無線端末装置(STA)は、複数の無線基地局(A,B)の配下に存在する無線端末装置(STA)であり、無線端末装置(STA)が現在接続している第1の無線基地局(AまたはB)から他の第2の無線基地局(BまたはA)への接続変更を行うための第1の条件を満たすか否かを判断する第1の判断手段と、第2の無線基地局(BまたはA)から第1の無線基地局(AまたはB)への接続変更を行うための第2の条件を満たしているか否かを判断する第2の判断手段と、その第1の判断手段と、第2の判断手段と、の判断結果に応じて無線基地局(A,B)の接続変更を行う無線基地局変更手段と、を有し、無線基地局(STA)は、第1の条件を満たした状態で、第2の条件をも満たしていると判断した場合には、第1の無線基地局(AまたはB)から第2の無線基地局(BまたはA)への接続変更を行わないことを特徴とするものである。
これにより、無線端末装置(STA)は、例えば、第1の無線基地局(AまたはB)が無線端末装置(STA)と現在接続している無線基地局の場合に、第1の条件のみを判断するのではなく、第2の条件をも判断し、第1の条件と第2の条件との2つの条件を同時に満たす場合には、他の第2の無線基地局(BまたはA)に接続変更(リセレクション)を行った後に、ピンポン現象が発生すると判断し、第1の無線基地局(AまたはB)から他の第2の無線基地局(BまたはA)への接続変更(リセレクション)を行わず、第1の無線基地局(AまたはB)との接続状態を維持することになる。従って、本実施形態の無線端末装置(STA)は、リセレクションのピンポン現象を防止することが可能となり、無線端末装置(STA)の発着信率の低下を防止すると共に、無線端末装置(STA)の電池消費を抑制することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態における無線端末装置について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図3を参照しながら、本実施形態における無線端末装置(STA)の構成について説明する。
本実施形態における無線端末装置(STA)は、図3に示すように、アンテナ(101)と、無線部(102)と、制御部(103)と、操作部(104)と、表示部(105)と、記憶部(106)と、を有して構成される。
無線部(102)は、アンテナ(101)を介して基地局と通信を行うものであり、本実施形態では、GSM/GPRS通信方式と、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)通信方式と、の2つの通信方式に対応したデュアルモード通信を行うことになる。
制御部(103)は、無線端末装置(STA)を統括して制御するものであり、GSM/GPRS通信方式と、UMTS通信方式と、の2つの通信方式に対応したデュアルモード通信を行うように制御する。
記憶部(106)は、無線端末装置(STA)における各種情報を格納するものである。
操作部(104)は、無線端末装置(STA)における各種制御を操作するものである。
表示部(105)は、無線端末装置(STA)における各種情報を表示するものである。
次に、図4、図5を参照しながら、本実施形態における無線端末装置(STA)における制御動作について説明する。
なお、以下の処理動作は、GSM/GPRS通信方式と、UMTS通信方式と、の2つの通信方式に対応したデュアルモード通信方式の場合について説明する。
(2G基地局Aでの待ち受け状態時のリセレクション動作)
まず、図4を参照しながら、無線端末装置(STA)が、2G基地局(A)で通信を待ち受けている状態の場合について説明する。
まず、制御部(103)は、ページング受信と周辺セルの測定とを周期的に行う(ステップS1)。次に、制御部(103)は、上記測定した測定結果を基に、5秒間の間、以下の(式1)の条件を満たすか否かについて判断する(ステップS2)。
(3G周辺基地局の信号強度)>(2G待受基地局の信号強度)+FDD_Qoffset・・・(式1)(但し、FDD_Qoffset:信号強度のオフセットを示すパラメータ)
制御部(103)は、5秒間の間、上記(式1)の条件を満たさなかったと判断した場合には(ステップS2/No)、ステップS1に戻り、ページング受信と周辺セルの測定とを行うことになる。
また、制御部(103)は、5秒間の間、上記(式1)の条件を満たしたと判断した場合には(ステップS2/Yes)、制御部(103)は、上記測定した測定結果を基に、Treselection秒間の間、以下の(式2)の条件を満たしているか否かを判断する(ステップS3)。
(2G待受基地局の信号強度)>(3G周辺基地局の信号強度)+Qhyst+Qoffsets,n・・・(式2)(但し、Qhyst、Qoffsets,n:信号強度のオフセットを示すパラメータ)
制御部(103)は、Treselection秒間の間、上記(式2)の条件を満たしていたと判断した場合には(ステップS3/Yes)、ステップS1に戻り、ページング受信と周辺セルの測定とを行うことになる。
また、制御部(103)は、Treselection秒間の間、上記(式2)の条件を満たしていなかったと判断した場合には(ステップS3/No)、制御部(103)は、3G周辺基地局(B)へのリセレクションを行うことになる(ステップS4)。
このように、本実施形態における無線端末装置(STA)は、2G基地局(A)での待ち受け状態において、上述した(式1)と(式2)との2つの条件式を満足するか否かを判断し、上述した(式1)と(式2)との2つの条件式を満足すると判断した場合には、3G周辺基地局(B)への接続変更を行わず、上述した(式1)の条件式のみを満足すると判断した場合には、3G周辺基地局(B)への接続変更を行うことで、2G待受基地局(A)から3G周辺基地局(B)への接続変更を行い、3G周辺基地局(B)を待受基地局とした後に、再度、3G待受基地局(B)から2G周辺基地局(A)への接続変更が行われることがないため、ピンポン現象の発生を未然に回避することが可能となる。
従って、無線端末装置(STA)の発着信率の低下を防止すると共に、無線端末装置(STA)の電池消費を抑制することが可能となる。
(3G基地局Bでの待ち受け状態時のリセレクション動作)
次に、図5を参照しながら、無線端末装置(STA)が、3G基地局(B)で通信を待ち受けている状態の場合について説明する。
まず、制御部(103)は、ページング受信と周辺セルの測定とを周期的に行う(ステップS11)。次に、制御部(103)は、Treselection秒間の間、以下の(式2)の条件を満たすか否かについて判断する(ステップS12)。
(2G周辺基地局の信号強度)>(3G待受基地局の信号強度)+Qhyst+Qoffsets,n・・・(式2)(但し、Qhyst、Qoffsets,n:信号強度のオフセットを示すパラメータ)
制御部(103)は、Treselection秒間の間、上記(式2)の条件を満たさなかったと判断した場合には(ステップS12/No)、ステップS11に戻り、ページング受信と周辺セルの測定とを行うことになる。
また、制御部(103)は、Treselection秒間の間、上記(式2)の条件を満たしたと判断した場合には(ステップS12/Yes)、制御部(103)は、5秒間の間、以下の(式1)の条件を満たしているか否かを判断する(ステップS13)。
(3G待受基地局の信号強度)>(2G周辺基地局の信号強度)+FDD_Qoffset・・・(式1)(但し、FDD_Qoffset:信号強度のオフセットを示すパラメータ)
制御部(103)は、5秒間の間、上記(式1)の条件を満たしていたと判断した場合には(ステップS13/Yes)、ステップS11に戻り、ページング受信と周辺セルの測定とを行うことになる。
また、制御部(103)は、5秒間の間、上記(式1)の条件を満たしていなかったと判断した場合には(ステップS13/No)、制御部(103)は、2G周辺基地局(A)へのリセレクションを行うことになる(ステップS14)。
このように、本実施形態における無線端末装置(STA)は、3G基地局(B)での待ち受け状態において、上述した(式2)と(式1)との2つの条件式を満足するか否かを判断し、上述した(式2)と(式1)との2つの条件式を満足すると判断した場合には、2G周辺基地局(A)への接続変更を行わず、上述した(式2)の条件式のみを満足すると判断した場合には、2G周辺基地局(A)への接続変更を行うことで、3G基地局(B)から2G周辺基地局(A)への接続変更を行い、2G周辺基地局(A)を待受基地局とした後に、再度、2G待受基地局(A)から3G周辺基地局(B)への接続変更が行われることがないため、ピンポン現象の発生を未然に回避することが可能となる。
従って、無線端末装置(STA)の発着信率の低下を防止すると共に、無線端末装置(STA)の電池消費を抑制することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態における無線端末装置は、上述した第1の実施形態における2つの条件式である(式1)と、(式2)と、を以下の(式5)と、(式6)と、の2つの条件式を用いて基地局の接続変更を行うことを特徴とするものである。これにより、第1の実施形態で使用した(式1)と(式2)との2つの条件式を変更して、基地局の接続変更を行うことが可能となる。
例えば、上述した図4の処理動作で示した(式1)と(式2)との2つの条件式を、以下のように(式5)と(式6)との2つの条件式を用いて基地局の接続変更を行うことが可能である。
(3G周辺基地局の信号強度)>(2G待受基地局信号強度)+FDD_Qoffset+α(但し、α:任意の値)・・・(式5)
(2G待受基地局の信号強度)>(3G周辺基地局の信号強度)+Qhyst+(Qoffsets,n)+β(但し、β:任意の値)・・・(式6)
また、上述した図5の処理動作で示した(式2)と(式1)との2つの条件式を、以下のように(式6)と(式5)との2つの条件式を用いて基地局の接続変更を行うことが可能である。
(2G周辺基地局の信号強度)>(3G待受基地局の信号強度)+Qhyst+(Qoffsets,n)+β(但し、β:任意の値)・・・(式6)
(3G待受基地局の信号強度)>(2G周辺基地局信号強度)+FDD_Qoffset+α(但し、α:任意の値)・・・(式5)
このように、無線端末装置(STA)は、上述した(式5)と(式6)との2つの条件式を用いて基地局の接続変更を行うことで、ネットワークの値によらず、リセレクションの条件を無線端末装置(STA)において任意の設定することが可能となる。例えば、2G基地局(A)の信号強度が3G基地局(B)の信号強度を10dB以上下回った場合に、3G基地局(B)にリセレクションを行うよう設定することが可能となる。なお、上記の(式5)のα、及び、上記の(式6)のβは、無線端末装置(STA)の操作部(104)から任意に設定変更することは可能である。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述した第1の実施形態における(式1)、(式5)を満たすか否かを判断する際の5秒間や、(式2)、(式6)を満たすか否かを判断する際のTreselection秒間は、任意の値に設定変更するように構築することも可能である。
例えば、電界変動の少ない、静止環境では、上述した(式1)、(式2)、(式5)、(式6)の条件式を満たすための時間を長く設定し、電界変動が激しい動的環境では、上述した(式1)、(式2)、(式5)、(式6)の条件式を満たすための時間を短く設定するように構築することも可能である。
また、上述した条件式を満たすか否かを判断する際の処理は、Inter-RAT Cell Re-selection発生直後(例えば、1分間)のみ実施し、その後は、上述した処理を実施しないように構築することも可能である。
また、上述した実施形態においては、2G基地局(A)と3G基地局(B)との接続変更を例にして説明したが、基地局間の接続変更は、上述した接続変更に限定されるものではなく、別のシステム間での接続変更に適用することも可能である。例えば、2G基地局(A)と2G基地局(A)とのリセレクションや、3G基地局(B)と3G基地局(B)とのリセレクションにも適用可能であり、上述した実施形態と同様にピンポン現象を防止することが可能となる。
また、上述した実施形態における無線端末装置(STA)の制御動作は、ハード構成ではなく、コンピュータプログラム等のソフトウェアにより実行することも可能であり、また、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録し、その記録媒体から上記プログラムを、無線通信可能な無線端末装置(STA)に読み込ませることで、上述した制御動作を、無線端末装置(STA)において実行させることも可能である。また、所定のネットワークを介して接続されている外部機器から上記プログラムを無線端末装置(STA)に読み込ませることで、上述した制御動作を、無線端末装置(STA)において実行させることも可能である。
本発明にかかる無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラムは、例えば、GSM(Global System for Mobile Communications)/GPRS(General Packet Radio Service)方式などの第2世代通信方式(2G)と、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)通信方式やUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)通信方式などの第3世代通信方式(3G)と、の2つの通信方式に対応した無線端末装置に適用可能である。
本実施形態の無線通信システムのシステム構成を示す図である。 本実施形態の無線通信システムにおいて無線端末装置(STA)が接続先の無線基地局(A,B)を切り替える際の処理動作を示す図である。 本実施形態の無線端末装置(STA)の内部構成を示す図である。 本実施形態の無線端末装置(STA)が接続先の無線基地局を切り替える際の処理動作を示す第1の図であり、2G基地局(A)から3G基地局(B)へのリセレクションを行う際の処理動作を示す図である。 本実施形態の無線端末装置(STA)が接続先の無線基地局を切り替える際の処理動作を示す第2の図であり、3G基地局(B)から2G基地局(A)へのリセレクションを行う際の処理動作を示す図である。
符号の説明
A 2G基地局
B 3G基地局
STA 無線端末装置
101 アンテナ
102 無線部
103 制御部
104 操作部
105 表示部
106 記憶部

Claims (11)

  1. 第1の通信システムで動作する第1の無線基地局と、前記第1の通信システムとは異なる第2の通信システムで動作する第2の無線基地局と、の配下に存在し、システム間ハンドオーバすることで前記第1の通信システムと前記第2の通信システムとを切り替えて無線通信を行う無線端末装置であって、
    前記無線端末装置が現在接続している前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行うための第1の条件を満たすか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第2の無線基地局から前記第1の無線基地局への接続変更を行うための第2の条件を満たしているか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第1の判断手段と、前記第2の判断手段と、の判断結果に応じて無線基地局の接続変更を行う無線基地局変更手段と、
    を有し、
    前記無線基地局変更手段は、
    前記第1の条件を満たした状態で、前記第2の条件をも満たしていると判断した場合には、前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行わないことを特徴とする無線端末装置。
  2. 前記無線基地局変更手段は、
    前記第1の条件を満たした状態で、前記第2の条件を満たしていないと判断した場合には、前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行うことを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  3. 前記第1の判断手段は、
    前記第1の条件を第1の所定時間の間満たすか否かを判断し、
    前記第2の判断手段は、
    前記第2の条件を第2の所定時間の間満たすか否かを判断することを特徴とする請求項1または2記載の無線端末装置。
  4. 前記第1の条件は、
    第2の無線基地局の受信信号強度>第1の無線基地局の受信信号強度+FDD-Qoffset:であり、
    前記第2の条件は、
    第1の無線基地局の受信信号強度>第2の無線基地局の受信信号強度+Qhyst+(Qoffsets,n):であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の無線端末装置。
  5. 前記第1の条件は、
    第2の無線基地局の受信信号強度>第1の無線基地局の受信信号強度+Qhyst+(Qoffsets,n):であり、
    前記第2の条件は、
    第1の無線基地局の受信信号強度>第2の無線基地局の受信信号強度+FDD-Qoffset:であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の無線端末装置。
  6. 前記第1の条件は、
    第2の無線基地局の受信信号強度>第1の無線基地局の受信信号強度+FDD-Qoffset+α(但し、α:任意の値):であり、
    前記第2の条件は、
    第1の無線基地局の受信信号強度>第2の無線基地局の受信信号強度+Qhyst+(Qoffsets,n)+β(但し、β:任意の値):であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の無線端末装置。
  7. 前記第1の条件は、
    第2の無線基地局の受信信号強度>第1の無線基地局の受信信号強度+Qhyst+(Qoffsets,n)+β(但し、β:任意の値):であり、
    前記第2の条件は、
    第1の無線基地局の受信信号強度>第2の無線基地局の受信信号強度+FDD-Qoffset+α(但し、α:任意の値):であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の無線端末装置。
  8. 前記第1の所定時間と、前記第2の所定時間と、の少なくとも1つの所定時間を設定する時間設定手段を有することを特徴とする請求項3から7の何れか1項に記載の無線端末装置。
  9. 前記第1の判断手段と、前記第2の判断手段と、は、Inter-RAT Cell Re-selection発生直後のみ行うことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の無線端末装置。
  10. 第1の通信システムで動作する第1の無線基地局と、前記第1の通信システムとは異なる第2の通信システムで動作する第2の無線基地局と、の配下に存在し、システム間ハンドオーバすることで前記第1の通信システムと前記第2の通信システムとを切り替えて無線通信を行う無線端末装置で行う無線基地局選択方法であって、
    前記無線端末装置が現在接続している前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行うための第1の条件を満たすか否かを判断する第1の判断工程と、
    前記第2の無線基地局から前記第1の無線基地局への接続変更を行うための第2の条件を満たしているか否かを判断する第2の判断工程と、
    前記第1の判断工程と、前記第2の判断工程と、の判断結果に応じて無線基地局の接続変更を行う無線基地局変更工程と、
    を、前記無線端末装置が行い、
    前記無線基地局変更工程は、
    前記第1の条件を満たした状態で、前記第2の条件をも満たしていると判断した場合には、前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行わないことを特徴とする無線基地局選択方法。
  11. 第1の通信システムで動作する第1の無線基地局と、前記第1の通信システムとは異なる第2の通信システムで動作する第2の無線基地局と、の配下に存在し、システム間ハンドオーバすることで前記第1の通信システムと前記第2の通信システムとを切り替えて無線通信を行う無線端末装置において実行させる無線基地局選択プログラムであって、
    前記無線端末装置が現在接続している前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行うための第1の条件を満たすか否かを判断する第1の判断処理と、
    前記第2の無線基地局から前記第1の無線基地局への接続変更を行うための第2の条件を満たしているか否かを判断する第2の判断処理と、
    前記第1の判断処理と、前記第2の判断処理と、の判断結果に応じて無基地局の接続変更を行う無線基地局変更処理と、
    を、前記無線端末装置に実行させ、
    前記無線基地局変更処理は、
    前記第1の条件を満たした状態で、前記第2の条件をも満たしていると判断した場合には、前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局への接続変更を行わないことを特徴とする無線基地局選択プログラム。
JP2006102377A 2006-04-03 2006-04-03 無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラム Expired - Fee Related JP4779776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006102377A JP4779776B2 (ja) 2006-04-03 2006-04-03 無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006102377A JP4779776B2 (ja) 2006-04-03 2006-04-03 無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007281619A JP2007281619A (ja) 2007-10-25
JP4779776B2 true JP4779776B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=38682658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006102377A Expired - Fee Related JP4779776B2 (ja) 2006-04-03 2006-04-03 無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4779776B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5184139B2 (ja) * 2008-02-25 2013-04-17 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システム、移動通信方法及び無線制御装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5930710A (en) * 1996-03-07 1999-07-27 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Control/pilot channel reselection between cells belonging to different registration areas
US6751460B2 (en) * 1999-12-07 2004-06-15 Nokia Corporation Methods and apparatus for performing cell reselection for supporting efficiently hierarchical cell structures
JP2003116162A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 Toshiba Corp 移動通信端末装置及びシステム選択方法
US7110765B2 (en) * 2002-08-27 2006-09-19 Qualcomm Incorporated Limiting cell reselection based on pilot power
JP2004297426A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Toshiba Corp 無線通信装置及び無線基地局
JP4209720B2 (ja) * 2003-05-29 2009-01-14 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動局
TWI260867B (en) * 2003-08-25 2006-08-21 Nokia Corp Parameter recoding method
GB2416269A (en) * 2004-04-16 2006-01-18 Nokia Corp Cell selection and re-selection
US7529560B2 (en) * 2004-06-10 2009-05-05 Nokia Corporation Intersystem cell reselection from GERAN to UTRAN

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007281619A (ja) 2007-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100725777B1 (ko) 이동통신 단말기에서 셀 재선택을 위한 측정 회수 감소방법
EP2782394B1 (en) Method for inter-radio access technology cell reselection in a wireless transmit/receive unit and wireless transmit/receive unit
US7747275B2 (en) Cell selection in mobile communications
EP1977623B1 (en) Method and apparatus relating to reselecting cells in a cellular wireless communications system
RU2265287C2 (ru) Способ и устройство для выполнения повторного выбора ячеек для поддержания эффективных иерархических структур ячеек
EP1583257B1 (en) Terminal device, and in-zone cell checking method and cell re-selection method thereof
US20070004445A1 (en) Apparatus and method for cell selection in a wireless network
KR20110030051A (ko) 이동통신 단말기에서 패킷 데이터 서비스를 위한 셀 재선택 방법 및 장치
US20120155383A1 (en) Method and apparatus for scanning for cells in a cellular network
US8934450B2 (en) Mobile station with a semi-active mode
EP1594327B1 (en) Apparatus and Method for cell selection in a mobile communication system
JP4779776B2 (ja) 無線端末装置、無線基地局選択方法及び無線基地局選択プログラム
EP2466946A1 (en) Method and apparatus for scanning for cells in a cellular network
KR100724416B1 (ko) 이동통신단말기의 셀 탐색 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110620

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees