JP4775612B2 - Objective lens for optical pickup device and optical pickup device - Google Patents

Objective lens for optical pickup device and optical pickup device Download PDF

Info

Publication number
JP4775612B2
JP4775612B2 JP2001086719A JP2001086719A JP4775612B2 JP 4775612 B2 JP4775612 B2 JP 4775612B2 JP 2001086719 A JP2001086719 A JP 2001086719A JP 2001086719 A JP2001086719 A JP 2001086719A JP 4775612 B2 JP4775612 B2 JP 4775612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
optical
dvd
light
spherical aberration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001086719A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2002288867A (en
JP2002288867A5 (en
Inventor
真一郎 斉藤
Original Assignee
コニカミノルタホールディングス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コニカミノルタホールディングス株式会社 filed Critical コニカミノルタホールディングス株式会社
Priority to JP2001086719A priority Critical patent/JP4775612B2/en
Priority claimed from TW90126199A external-priority patent/TW556178B/en
Publication of JP2002288867A publication Critical patent/JP2002288867A/en
Publication of JP2002288867A5 publication Critical patent/JP2002288867A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4775612B2 publication Critical patent/JP4775612B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ピックアップ装置に使用される対物レンズ及び光ピックアップ装置に関し、特に1つの対物レンズで透明基板厚さの異なる光情報記録媒体の記録/再生を行なうものであり、特に温度特性が良く且つ光源の波長変動に対し許容範囲の広い互換対物レンズ及び光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDやDVDなどの光情報記録媒体の情報記録面は、通常、規格によって定められた厚さを有する透明基板によって保護されている。光情報記録媒体の記録/再生を行なうためには、この厚さの透明基板において球面収差等が補正された対物レンズが用いられる。これら光情報記録媒体の記録再生用対物レンズとして様々なものが検討されていて、例えば特開平6−258573号公報には対物レンズの両面を非球面とした屈折タイプのものが記載されている。この対物レンズでは光学系の収差補正のために非球面が導入されている。
【0003】
図29は、透明基板厚さが変化した場合の残留収差(球面収差)が発生する様子を表した図である。球面収差が悪化すると、光情報記録媒体の情報面に形成する光スポット径が所望のものから変化する。ここで所望のスポット径(ピーク強度の1/e範囲)とは、対物レンズの開口数をNA、光源の波長をλ(μm)とすると、スポット径(μm)=0.831×λ/NAで近似される。従って、透明基板厚さの異なる光情報記録媒体との互換性を確保するためには更なる技術が必要となる。
【0004】
特開2000−81566号公報には、回折面を対物レンズの非球面に一体化させることで、CD又はDVDの使用波長において特定の透明基板厚さの球面収差を補正する技術が紹介されている。この対物レンズは、屈折系のべース非球面のオーバー球面収差を、回折部分で発生するアンダー球面収差で補正するものである。この際、回折部分は波長に比例するパワーを有するので、透明基板の厚いCDにおいて球面収差をアンダー方向に補正する機能を持つ。従って、屈折部分と回折部分のパワー配分を適切に選ぶと、DVD使用時の光源波長650nmで0.6mmの透明基板厚さにおける球面収差を、またCD使用時の光源波長780nmで1.2mmの透明基板厚さにおける球面収差をそれぞれ補正することが可能となる。また、特開平11−274646号公報には、プラスチックレンズの温度変化時の屈折率変化による焦点位置変動を補正する回折面を施した例が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これらの対物レンズにおいては、高密度の情報の記録/再生のため光ピックアップ装置の有限化、短波長化、高NA化が進むにつれ、温度変化による球面収差変化が増大する傾向がある。温度変化による球面収差の3次成分の変化量δSAは、対物レンズの像側開口数NA、焦点距離f、結像倍率m、レーザー光源波長λとすると
(δSA/δT)∝f・(1−m)・NA/λ (1)
で表される。従って、高NA用対物レンズ、対物レンズの有限度合いが大きくなるほど、あるいはレーザー光源の短波長化が進むほど温度特性が劣化する傾向がある。[表1]に、従来の屈折面対物レンズで設計した場合の誤差特性(従来例1)を示してある。尚、これ以降(表のレンズデータ含む)において、10のべき乗数(例えば 2.5×10−3)を、E(例えば 2.5×E―3)を用いて表すものとする。
【表1】
【0006】
このような問題に対して、従来の技術にもあるように、回折を用いて温度特性を改善しようとする手法が考えられる。しかしながら回折面で温度特性を改善しようとすると、次のような2つの不具合を生じる。かかる不具合の1つ目は、波長特性に弱くなるということである。元々は屈折部分と回折部分とが温度変化による球面収差の発生する方向が逆方向であり、温度特性をより改善しようとした場合、相対的に回折部分の効きを強めて、屈折部分だけで発生する球面収差をキャンセルするのであるが、温度変化を伴わない波長変化時においては、それが残留収差として残ってしまうためである。
【0007】
2つ目の不具合は、回折の効きを大きくしようとすると回折ピッチが細かくなり回折効率が低下することである。特に対物レンズの周辺部分に行くほどピッチが細かくなる傾向がある。温度特性を完全の補正した[表1]の従来例2の場合には、回折輪帯の最小ピッチが3μmとなり、該当輪帯では回折効率が80%程度まで低下してしまう。
【0008】
本発明は上記問題点を解決するものであり、温度特性が厳しくなる有限の度合いが強いあるいは高NAの対物レンズであっても良好な温度特性を確保しつつ、更に、DVD系(DVD−ROM、DVD+RAM、)とCD系(CD−ROM、CD+RW)といった透明基板厚さの異なる光情報記録媒体の記録/再生を可能とする対物レンズ及び光ピックアップ装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、透明基板の厚さがt1であるDVDに対して光束を照射することで情報の記録又は再生を行うようになっている波長λ1の第1光源と、透明基板の厚さがt2(t1<t2)であるCDに対して光束を照射することで情報の記録又は再生を行うようになっている波長λ2(λ1<λ2)である第2光源と、前記第1光源及び前記第2光源から出射された光束を、前記DVD及び前記CDの透明基板を介して情報記録面に集光させる対物レンズを含む集光光学系と、を有する光ピックアップ装置用の対物レンズにおいて、
前記対物レンズが、光学ガラスから形成されており、
前記対物レンズは、それぞれ回折構造を有する2つの前記光学機能面を有し、光軸に近い前記光学機能面は、それを通過する光束を利用して、前記DVD及び前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際における球面収差を補正するように設計され、外側の前記光学機能面では、前記DVDにおける球面収差を補正するとともに、前記CDではオーバーの球面収差を発生させることを特徴とする。
【0010】
対物レンズ材料として温度依存性が小さい光学ガラスを使用することで、温度変化時の球面収差変化を小さくすることが可能である。従って、対物レンズを回折面で構成した場合、従来の対物レンズのように回折の効きを強くしなくても温度特性が改善されるので、回折輸帯のピッチが小さくならずに済む。更に、対物レンズに複数の光学機能面を設けて各光学機能面を適宜設計すると、透明基側厚さの異なる光情報記録媒体において必要とされるスポット径を達成することが可能となり、各光情報記録媒体の記録又は再生を行なうことができる。ここで、光学的作用を異ならしめる光学機能面とは、屈折面と回折構造の面とのように全く異なる種類の光学面はもとより、同種の光学面、例えば異なる非球面係数により形成されることによって異なる機能を非球面や、異なる設計による回折構造を有する光学面なども含むものである。
【0015】
本発明によれば、各光学機能面を、異なる透明基板厚さを有する複数の光情報記録媒体に対応させることで、それらに対して適切に情報の記録又は再生を行うことができる。
【0016】
請求項に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記各光学機能面を通過する光束は、前記対物レンズの何れかの面(即ち光源側の面又は光情報記録媒体側の面)とで前記回折構造を通過し、最も外側の前記光学機能面の回折構造の回折ピッチが5μm以上40μm以下であるので、前記対物レンズの製作性を維持しつつ、回折効率の低下を抑制できる。
【0017】
請求項3に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際に発生するオーバーの球面収差を、光軸側から周辺に向かって増加させているので、異なる透明基板厚さを有する複数の光情報記録媒体に対して、適切に情報の記録又は再生を行うことができる。
【0018】
請求項4に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際に発生する球面収差が、前記光学機能面の境界部分で不連続であり、球面収差の不連続量が10μm以上30μm以下であるので、球面収差の不連続量が10μm以上であれば、フレアがメインスポットに近づくのを抑制でき、30μm以下であれば、温度特性を良好に改善することができる。
【0019】
請求項5に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、内側の前記光学機能面において、前記DVD及び前記CDに対して、同じ次数の回折光を用いて情報の記録又は再生を行うので、回折効率を高く維持できる。
【0020】
請求項6に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記DVDに対して情報の記録又は再生を行う際に、外側の前記光学機能面の回折構造で発生する最も強度の高い回折光の回折次数notと、内側の前記光学機能面の回折構造で発生する最も強度の高い回折光の回折次数ninとは、
|not|≧|nin| (3)
を満たすので、例えば外側の前記光学機能面の回折構造で発生する回折光の効率を低下させることでフレア光の光量を下げ、異なる透明基板厚さを有する複数の光情報記録媒体に対して、適切に情報の記録又は再生を行うことができる。
【0021】
請求項7に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記回折構造は、鋸歯状の回折輪帯が形成され、外側と内側の光学機能面に形成された回折輪帯の設計基準波長が異なるので、回折効率の点から、DVD及びCDで利用する内側の光学機能面ではλ1とλ2の間の設計基準波長とすることが両方の光量バランスを考えると好ましく、外側の光学機能面においてはDVDでのみ活用するので、設計基準波長をλ1に近くした方が光量的に有利である。
【0025】
請求項8に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記対物レンズにおける前記DVDに対して情報の記録又は再生を行う際の結像倍率m1が、
−1/4≦m1≦1/8 (4)
を満たすことができる。ここで、結像倍率m1が下限以上であれば、像高特性が良好なものとなり、上限以下であれば、対物レンズのワーキングディスタンスを確保できるので好ましい。
【0026】
請求項9に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記対物レンズにおける前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際の結像倍率m2が、
0.98m1≦m2≦1.02m1 (5)
を満たすことができる。ここで、m1とm2が異なった場合、前記対物レンズのDVDとCDの結像位置をほぼ共通とした場合に、発光点位置ズレが生じるため、信号検出用のセンサーを2つ用意するなど光学系が複雑化する恐れがある。即ち(5)式を満たせば、前記DVDと前記CDとで、一つのセンサーで各光情報記録媒体の記録/再生時の信号検出が可能となる。
【0027】
請求項10に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記DVDに対して情報の記録又は再生を行う際の開口絞りの大きさと、前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際の開口絞りの大きさとが同じであると、光ピックアップ装置の構成を簡略化することができる。
【0028】
請求項11に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記DVDに対して情報の記録又は再生を行う際の必要開口数NA1は、
NA1≧0.60 (6)
を満たすと、高密度の情報記録又は再生を行うことができる。
【0029】
請求項12に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズは、前記第1光源の波長λ1は670nm以下であれば、DVDなどの高密度な光情報記録媒体を用いることができる。
【0030】
本発明の対物レンズによれば、温度変化に対する屈折率変化が少なく、また軸上色収差を良好とできるので好ましい。尚、以上述べた請求項1乃至12のいずれかに記載の対物レンズは、後述する、前記対物レンズを用いた光ピックアップ装置においても、上述と同様の作用効果を奏する。
【0098】
請求項13に記載の光ピックアップ装置は、透明基板の厚さがt1であるDVDに対して光束を照射することで情報の記録又は再生を行うようになっている波長λ1の第1光源と、透明基板の厚さがt2(t1<t2)であるCDに対して光束を照射することで情報の記録又は再生を行うようになっている波長λ2(λ1<λ2)である第2光源と、前記第1光源及び前記第2光源から出射された光束を、前記DVD及び前記CDの透明基板を介して情報記録面に集光させる対物レンズを含む集光光学系と、を有する光ピックアップ装置において、
前記対物レンズが、光学ガラスから形成されており、
前記対物レンズは、それぞれ回折構造を有する2つの前記光学機能面を有し、光軸に近い前記光学機能面は、それを通過する光束を利用して、前記DVD及び前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際における球面収差を補正するように設計され、外側の前記光学機能面では、前記DVDにおける球面収差を補正するとともに、前記CDではオーバーの球面収差を発生させることを特徴とする。温度変化に対する屈折率変化が少ない材料を対物レンズに用い、且つ前記遮蔽する部材により前記CDに対する照射量を制限することで、異なる透明基板厚さを有する複数の光情報記録媒体に対して、適切に情報の記録又は再生を行うことができる。
【0099】
請求項14に記載の光ピックアップ装置は、前記第1の光源から射出された波長λ1の光線は透過し、前記第2の光源から射出された波長λ2の光線は遮蔽する波長選択性絞りを有すると、簡素な構成となるので好ましい。
【0100】
請求項15に記載の光ピックアップ装置は、前記対物レンズの少なくとも片面には、ほぼ全面回折構造が用いられるか、あるいは2つ以上の光学的機能面が形成されているので、異なる透明基板厚さを有する複数の光情報記録媒体に対して、適切に情報の記録又は再生を行うことができる。
【0101】
請求項16に記載の光ピックアップ装置は、前記DVDに対する情報の記録又は再生時の結像倍率m1と、前記CDに対する情報の記録又は再生時の結像倍率m2とが、
0.98m1≦m2≦1.02m1 (5)
であることを特徴とする。
【0102】
本明細書中、「光学機能面」について、球面収差で表した時、
(a)hを境にして不連続である場合(図1(a))、
(b)hで連続であるが、1次微分が不連続である場合(図1(b))、
(c)ある波長において、hで不連続である場合(図1(c))、
のいずれかが該当すると、hを境にして異なる光学機能面が存在するものとする。
【0103】
又、上記条件で分割される各光束が通過する領域を、1つの「光学機能面」と見なす。そのため、レンズの1つの面に着目した時、屈折部分と回折部分(回折構造)とが存在する場合には、屈折部分と回折部分との境界部を境にして別々の「光学機能面」とする(図2(a)及び(c)参照)。更に、回折構造が全面にわたって形成されていても、異なる目的で設計された回折構造を混在させる場合にも、上記(c)の条件から、別々の「光学機能面」と見なすものとする(図2(b)参照)。又、片方の面に同一の非球面係数で表された非球面が形成されていても、もう一方の面に不連続部分を形成した場合にも、別々の光学面と見なすものとする。
【0104】
尚、「最も外側の光学機能面」とは、有効径内で最も外側の光学機能面であることを指すが、その領域内の一部領域において光情報記録媒体の記録又は再生に実質影響のない範囲で別の光学面を設けても本発明に影響を与えるものではなく、たとえそのような一部光学面が有効径内に存在していたとしても、その一部光学面は無視し、ないものと考えるべきであり、他の光学機能面についても同様である。
【0105】
更に、「温度特性を補正する」とは、温度変化により光源波長変化及び対物レンズ屈折率変化が生じても、温度変化に対する球面収差の変化(SA1/δT)が、| δSA1/δT | ≦ 0.0005λrms/℃(ここで、λは光源波長)を満たしていることを指す。
【0106】
更に、「球面収差を補正」するとは、回折限界性能以下に補正することをいい、波面収差を求めたとき、0.07λrms以下(ここでは、λは光源波長)を満たしていることを指す。
【0107】
「アンダーな球面収差もしくは/オーバーな球面収差」については、図3に示すように、近軸像点位置を原点とする球面収差において、近軸像点よりも手前側で光軸と交わる場合を「アンダー」、近軸像点よりも遠い位置で光軸と交わる場合を「オーバー」とする。
【0108】
本明細書中で用いる「回折構造」又は「回折輪帯」とは、対物レンズの表面に、レリーフを設けて、回折によって光束を集光あるいは発散させる作用を持たせた部分のことをいう。レリーフの形状としては、例えば、図2(b)に示すように、対物レンズOLの表面に、光軸を中心とする略同心円状の輪帯として形成され、光軸を含む平面でその断面をみれば各輪帯は鋸歯のような形状が知られているが、そのような形状を含むものであり、そのような形状を特に「回折輪帯」という。
【0109】
本明細書中において、対物レンズとは、狭義には光ピックアップ装置に光情報記録媒体を装填した状態において、最も光情報記録媒体側の位置で、これと対向すべく配置される集光作用を有するレンズを指し、広義にはそのレンズと共に、アクチュエータによって少なくともその光軸方向に作動可能なレンズ群を指すものとする。ここで、かかるレンズ群とは、少なくとも1枚以上(例えば2枚)のレンズを指すものである。従って、本明細書中において、対物レンズの光情報記録媒体側(像側)の開口数NAとは、対物レンズの最も光情報記録媒体側に位置するレンズ面の開口数NAを指すものである。また、本明細書中では必要開口数NAは、それぞれの光情報記録媒体の規格で規定されている開口数、あるいはそれぞれの光情報記録媒体に対して、使用する光源の波長に応じ、情報の記録または再生をするために必要なスポット径を得ることができる回折限界性能の対物レンズの開口数を示す。
【0110】
本明細書中において、第2の光情報記録媒体とは、例えば、CD-R, CD-RW, CD-Video, CD-ROM等の各種CD系の光ディスクをいい、第1の光情報記録媒体とは、DVD-ROM, DVD-RAM, DVD-R, DVD-RW,DVD-Video等の各種DVD系の光ディスクを意味するものである。更に、本明細書中で透明基板の厚さtといった時は、t=0を含むものである。
【0111】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について説明する。図4が本実施の形態の対物レンズを含む光ピックアップ装置の概略構成図である。この光ピックアップ装置は、DVD(第1の光情報記録媒体)用である波長λの第1の光源101、CD(第2の光情報記録媒体)用である波長λの第2の光源102と、各光源101,102からの光束経路を一致させるビームスプリッタ103と、各光束を集光させる対物レンズ105と、対物レンズ105への入射光束系を決定する絞り104と、対物レンズ105を駆動させるアクチュエータ(不図示)と、光情報記録媒体ORMの反射光を検知するセンサー(不図示)から構成される。
【0112】
DVD/CDいずれかを記録又は再生する場合には、発光する光源101又は102を適宜選択する。対物レンズ105へは、発散光束が入射し横倍率が有限となるので、前述したように無限光束が入射する場合よりも温度変化による収差劣化が悪くなる。
【0113】
図5が対物レンズ105の要部断面図である。対物レンズ105は、両面非球面105A、105Bで構成されており、且つ光源側の面105Aには3つの光学離能面105a、105b、105cを形成している。最も内側の光学機能面105aと最も外側の光学機能面105cは、同じ非球面係数で表される屈折面である。また、中間の光学機能面105bは、両隣の光学機能面105a、105bとは異なる非球面係数で示される屈折面であり、球面収差補正が両隣と異なっている。また、対物レンズの硝材(例えばガラス)の屈折率温度依存性が低い方が好ましく、
|dn/dT|≦ 10.0×10−6(/℃) (2)
であると良い。かかる場合には、温度特性を改善するための回折構造などを用いなくても温度特性が良好となる。ここで、各光学機能面105a、105b、105cが、境界部分で段差をもって形成されること良く、中間の光学機能面105bにおいて、光軸に近い境界部分よりも光軸から遠い境界部分の段差の方が大きいと良い。
【0114】
ここで、DVD、CDのいずれに対しても記録又は再生できるようにする互換設計について説明する。まず、内側と外側の光学機能面105a、105cを通過する光束に対しては、DVD使用時を想定して球面収差補正を行なえばよい。ただし、これらの光学機能面105a、105cを通過する光束は、CD使用時には基板厚さの違いからオーバーの球面収差が発生するので、通常はCDの記録又は再生には不適である。そのため中間の光学機能面105bを次のように構成する。
【0115】
図6は、本実施の形態に関する球面収差の設計例(目標特性)を示す図である。図6によれば、CD使用時においては、最も内側の光学機能面105aを通過する光束は無収差ではない。ただし、近軸像点から+10μmほどデフォーカスした位置において、光束径を絞っていくと残留収差がマレシャルの限界値よりも小さな残留収差である状態を確保できる。しかし、光情報記録媒体の記録面で形成するスポット径としては不十分であるため、CDでスポット径を絞り込ませるCD専用領域である中間の光学機能面105bを形成する。具体的には、前記デフォーカス位置で光情報記録媒体に形成する光スポットの近傍に集光させるように中間の光学機能面105bを形成するとよく、DVD透明基板厚さt1とCD透明基板厚さt2との間の仮想透明基板厚さt(t≒(t+t)/2)で球面収差設計すれば良い。
【0116】
CD使用時は、外側の光学機能面105cを通過する光束はフレアー光となるが、メインスポット径の大きさの約10倍ほど離れた位置に存在するようになる。DVD使用時では中間の光学機能面を通過する光束がフレアー光となるが、やはりメインスポット径の大きさの数倍の距離を隔てた外側一帯に存在するようになる。従って、これらフレアー光が、図示していないセンサー素子上に入射しなければ、あるいは電気的に実使用上間題ないレベルであれば、絞り径はDVDとCDとで同じとしておく事も可能となる。
【0117】
また光源101,102の波長変動に対しては、対物レンズ105を屈折面で構成しているため、波長によりパワーが変化する回折構造を設けた対物レンズに比べると安定性に優れる。それでも、硝材の分散値が大きくなるほど屈折率の波長依存性が弱まるので好ましいといえる。
【0118】
このように本実施の形態の対物レンズ105は、温度特性がより厳しくなる仕様下においても、温度特性及び波長特性を良好に補正しつつ、基板厚さの異なるDVDとCDとの双方に対して適切に情報の記録又は再生を行うことができる。
【0119】
なお本発明は本実施の形態に限定されるものではない。対物レンズを貼り合せレンズで構成しても良いし、図7のようにガラスレンズ105’の表面に紫外線硬化樹脂で非球面105Sを構成してもよい。このように異なる硝材で対物レンズを構成する場合には、パワーの強い硝材(ここでは105’)について、少なくとも
|dn/dT|≦10.0×10−6(/℃) (2)
とする必要がある。
【0120】
加工を考えると、紫外線硬化樹脂の表面105側に、上記3つの光学機能面105a、105b,105cを設けるのが好ましい。かかる場合、同じ光源波長でDVDとCDとを記録/再生する場合にも適用可能である。また光学機能面は3つ以上であっても、同様の効果は十分に達成可能である。また、対物レンズの横倍率がより温度特性が緩くなる、例えば無限倍率のものに対しても適用可能である。場合によっては、図8に示すように、CD使用時の外側光学機能面105cを通過する光束を制限するような波長選択性絞り(制限部材)104’を設けておいても良い。
【0121】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。図9は、第2の実施の形態にかかる対物レンズの要部断面図である。本実施の形態は、対物レンズに互換を達成させるための回折構造を持たせたことが第1の実施の形態と異なるものであり、第1の実施の形態との重複箇所については説明を省略する。
【0122】
対物レンズ205は両面非球面205A、205Bのうち、図9(a)に示すように光源側の非球面205Aに回折構造205Dが一体形成されている。そして、この回折構造205Dは、2つの光学機能面205a、205cで構成されており、CD使用時の開口数NAを規定する光線付近のある高さを境にして、図9(b)のように設計思想が異なった回折面となっている。
【0123】
すなわち、内側の光学機能面205aは、DVDとCDの透明基板厚に対する収差補正のための回折構造を有し、外側の光学機能面205bはDVDにおける透明基板厚さに対する収差補正をし且つCDにおいてフレアー光となるような回折構造を有している。図10は、本実施の形態に関する球面収差の設計例(目標特性)を示す図である。
【0124】
本実施の形態においても、対物レンズ205の硝材の屈折率温度依存性が低い方が好ましく、
|dn/dT|≦10.0×10−6(/℃)とすると良い。 (2)
この範囲を外れると、回折構造205Dにおいて温度補正用に回折の効きを強める必要が生じ、結果として回折ピッチが狭まり回折効率が低下する傾向となる。
【0125】
なお本発明は本実施の形態に限定されるものではない。対物レンズを貼り合せレンズで構成しても良いし、図11のように対物レンズの表面に紫外線効果樹脂等で非球面205Sを構成してもよい。この場合に、紫外線硬化樹脂の表面に上記2つの光学機能面205a、205bを設けると良い。貼り合せ部分に回折構造を設けようとすると材料の相対屈折率差が小さくなるので、同じ回折効果を得ようとすると個々の回折の深さを深くする必要があるためである。対物レンズ205の両面に回折構造を設けて良く、また回折部分が外側と内側とで互い違いの面に回折面を設けても良い。また3つ以上の光学機能面で構成しても同様の機能を有するものを形成することは可能である。また、図12の光ピックアップ装置例に示すように、第2の光源102の発散角度特性を考慮して、第2の光源102と対物レンズ205との問にカップリングレンズ206を片方の光情報記録媒体(ここではCD)で使用しても構わない。また、対物レンズ205単体でみた場合の横倍率が、DVDとCDとで一致しない光学系にも適用可能である。
【0126】
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、対物レンズに回折構造を形成するのであるが、各機能面の設計が第2の実施の形態と異なるものであり、第2の実施の形態との重複箇所については説明を省略する。
【0127】
図13は、本実施の形態の対物レンズの要部断面図であり、対物レンズ305の材料の屈折率温度特性dn/dTの値が、
|dn/dT|≦10.0×10−6(/℃)である。 (2)
対物レンズ305は、両面非球面の屈折面305A、305Bで構成されているが、対物レンズ305の光源側の面305Aに回折構造305Dが一部領域に形成されている。ここで対物レンズ305は、3つの光学機能面305a、305b、305cで構成されており、更にCD使用時の開口数NAを規定する光線付近の一部を回折構造にしており、従ってDVDとCDの両方で活用できるような回折構造としている。この両隣の光学機能面305a、305cは、屈折面で構成されており、主にDVDにおいて球面収差の補正を行う非球面となっている。内側の光学機能面305aはCD用に設計されていないが、中間の光学機能面305bにおける球面収差とをつなぎ合せることで、CDにおいても光ディスク面上でスポット径を絞り込むことができる。図14が本実施の形態の球面収差設計例(目標特性)を示す図である。
【0128】
なお本発明は本実施の形態に限定されるものではない。対物レンズ305を貼り合せレンズで構成しても良いし、ガラスレンズの表面に紫外線硬化樹脂で非球面を構成してもよい。この場合には紫外線硬化樹脂の表面側に上記3つの光学機能面を設けるのが好ましい。
【0129】
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、対物レンズに回折構造を形成するのであるが、各機能面の設計が第2、第3の実施の形態と異なるものであり、各実施の形態との重複箇所については説明を省略する。
【0130】
図15は、本実施の形態の対物レンズの要部構成図であり、対物レンズ材料の屈折率温度特性dn/dTの値が、
|dn/dT|≦10.0×10−6(/℃) (2)
である。対物レンズ405は、両面非球面の屈折面405A、405Bで構成されているが、対物レンズ405の光源側の面405Aに回折構造405Dが一部領域で形成されている。ここで対物レンズ405は、3つの光学機能面405a、405b、405cで構成されており、CD使用時の開口数NAを規定する光線付近の一部を回折構造405Dにしており、DVDとCDの両方で活用できるような回折構造としている。外側の光学機能面405cには回折面が形成され、DVDにおいては球面収差補正がされ、CDにおいてはフレアとなるような回折構造が形成される。図16は、本実施の形態の球面収差設計例(目標特性)を示す図である。
【0131】
なお本発明は本実施の形態に限定されるものではない。対物レンズを貼り合せレンズで構成しても良いし、ガラスレンズの表面に紫外線硬化樹脂で非球面を構成してもよい。この場合には紫外線硬化樹脂の表面側に上記3つの光学機能面を設けるのが好ましい。
【0132】
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
本実施例は上述した第1の実施の形態に関連した対物レンズに関しての実施例である。[表2]にレンズデータを示す。
【表2】
【0133】
各面は非球面によって構成され、各々の非球面は[数1]で表される非球面形状を有している。
【数1】
ただし、Zは光軸方向の軸で、hは光軸と垂直方向の軸、rは近軸曲率半径、κは円錐係数、Aは非球面係数、Pは非球面のべき数である。更に、対物レンズの光源側の非球面には3つの光学機能面が存在し、各々[数1]で表すことのできる非球面である。
【0134】
本実施例が適用できるのは、DVD、CD共に各光源からの発散光束が直接対物レンズに入射するという簡単な光学系の場合である。対物レンズ硝材の屈折率温度依存性dn/dTが−5.8×10−6(/℃)のものを使用した。NA、波長DVD使用時の温度特性その他を[表1]に示す。従来例と比べて、温度特性及び波長特性が共に改善されていることが確認できる。
【0135】
3つの光学機能面を形成した本実施例の球面収差図が図17である。図18がこの対物レンズにDVD側でNA0.60相当の光束を制限する固定絞りを用いてガウシアン分布の光束が入射した場合のPSFをシミュレーションしたものであり、光情報記録媒体の情報記録面におけるスポット形状を示している。CDにおける絞り径はDVDと同じ開口径の光束を入射させた場合のシミュレーション結果である。これから解るように記録面において要求されるスポット径(0.831×λ/NA(μm))を満足している。
【0136】
内側の光学機能面では、DVDでは0.02λrms程度の残留球面収差を意識的に発生させている。このような設計を行なうとCDにおける残留球面収差を低減可能となる。本実施例では、この中間の光学機能面を通過した光束はt=1.0mmの仮想透明基板厚さ光情報記録媒体に対して球面収差を補正していて、CDの近軸像点から10μm程オーバー側のデフォーカス位置でCDにおけるスポット形成に利用している。
【0137】
[表1]にもあるように、対物レンズの横倍率がm=−1/7、NA0.60という温度特性が厳しい対物レンズにおいて、誤差特性の改善されたDVD/CD双方に使用できる対物レンズが実現できる。
【0138】
(実施例2)
本実施例は上述した第1の実施の形態に関連した対物レンズに関しての実施例である。[表3]にレンズデータを示す。
【表3】
【0139】
本実施例の対物レンズはガラスレンズの片方の表面に紫外線硬化型樹脂で3つの光学機能面(図9参照)を形成したものである。樹脂自体の屈折率温度依存性は−1.2×10−4(/℃)と従来例2と同じである。但し、樹脂部分のパワーを弱めて、もう一方のガラスレンズの屈折率温度依存性が+0.8×10−6(/℃)と小さいものを使用することで、対物レンズトータルとしての温度特性が補正可能とある。DVDとCDとの互換設計に関しては実施例1と同様であるので説明は省略する。
【0140】
図19に本実施例の球面収差図を示す。各光情報記録媒体の記録面におけるスポット形状は図20のようになる。[表1]にもあるように、対物レンズの横倍率がm=−1/7、NA0.60という温度特性が厳しい対物レンズにおいて、誤差特性の改善されたDVD/CD双方に使用できる対物レンズが実現できる事が確認される。
【0141】
(実施例3)
本実施例は上述した第2の実施の形態に関連した実施例である。[表4]にレンズテータを示す。
【表4】
【0142】
本実施例の対物レンズは両面非球面であり、片側の非球面の表面に回折構造を一体化させたものである。ここで、図9に示すように、この回折構造は光軸からの距離hを境に異なる設計を行ない、それらを繋ぎ合せたものである。すなわち2つの光学機能面を形成している。対物レンズは屈折率温度依存性が−5.7×10−6(/℃)の硝材で構成される。
【0143】
内側の光学機能面を通過する光束に対しては、DVDとCDのそれぞれの使用波長、透明基板厚さに対して球面収差を補正する回折構造を設けている。また、外側の光学機能面はDVDにおいては球面収差補正を行ない、CDではわざとオーバーフレアを出す回折構造を設けている。
【0144】
一般に回折構造は、位相差関数ΦBは単位をラジアンとして数2で表される。
【数2】
そして、2次係数を零でない値にすることにより、回折部分で近軸的なパワーを持たせることが出来る。また、位相差関数の2次以外の係数、例えば4次、6次係数等を零でない値にすることで球面収差を制御できる。ここで制御できるとは、屈折部分が有する球面収差を回折部分で逆特性の球面収差を持たせてトータルとして球面収差を補正したり、回折部分の球面収差を操作してトータルの球面収差を所望のフレアー量にすることを意味する。従って、温度変化時の球面収差も、屈折部分の球面収差の温度変化と回折部分の球面収差変化のトータルと考えることが出来る。
【0145】
ここで、屈折部分の温度変化については、硝材の屈折率変化の温度依存性を小さくしているので変化量としては小さい。従って、回折部分での球面収差変化によって発生する球面収差も小さい方が、対物レンズトータルとして温度特性が良くなると言える。ここで、回折部分での球面収差変化が小さいとは波長依存性を弱めることであり、結果として回折の効きが弱まり回折輪帯のピッチ(回折構造の回折ピッチ)が広がる。
【0146】
内側の光学機能面に形成される回折構造は、DVD/CDそれぞれ同次回折光を利用する方が、非同次回折光を利用する場合に比べて好ましい。本実施例ではDVD/CDそれぞれ1次回折光を利用している。また、外側の光学機能面に対しては、内側の回折次数と同じにしても良いし、或いは絶対値が増えるような回折次数にしても良い。通常、外側光学機能面はCDでは利用しないため、この機能面では回折効率が最も高くなる基準波長(ブレーズ化波長)はDVDに近い波長とすることが好ましい。この際に回折次数の絶対値を大きくすると、ブレーズ化波長をDVD近傍に設定した場合にCD側の回折効率を低下させてCDフレアを低減することも可能である。尚、本実施例では外側の回折次数も1次を使用し、ブレーズ化波長に関しては内側で720nm、外側で660nmとした。
【0147】
図21が本実施例の球面収差図である。そのスポットプロファイルを図22に示す。誤差特性は[表1]のとおりである。この表にもあるように、対物レンズのNA0.65という温度特性が厳しい対物レンズにおいて、誤差特性の改善されたDVD/CD双方に使用できる対物レンズが実現できる事が確認される。また、回折輪帯のピッチの最小値が従来例3の回折と比べて大きいことが確認できる。
【0148】
(実施例4)
本実施例も上述した第2の実施の形態に関連した実施例である。[表5]にレンズデータを示す。
【表5】
【0149】
対物レンズはガラスレンズの片方の表面に紫外線硬化型樹脂で回折構造を有した2つの光学機能面を形成したものである。樹脂自体の屈折率温度依存性は−1.2×10−4(/℃)と従来例2と同じである。但し、樹脂部分のパワーを弱めて、もう一方のガラスレンズの屈折率温度依存性が+7.4×10−6(/℃)と小さいものを使用することで、対物レンズトータルとしての温度特性が補正可能とある。
【0150】
DVDとCD互換設計に関しては実施例3と同様であるので説明は省略する。
図23に本実施例の球面収差図を示す。各光情報記録媒体の記録面におけるスポット形状は図24のようになる。
【0151】
[表1]にもあるように、対物レンズのNA0.65という温度特性が厳しい対物レンズにおいて、誤差特性の改善されたDVD/CD双方に使用できる対物レンズが実現できる事が確認される。また、回折輪帯のピッチの最小値が従来例3の回折と比べて大きいことが確認できる。
【0152】
(実胸例5)
本実施例は上述した第2の実施の形態に関連した実施列である。[表6]にレンズデータを示す。
【表6】
【0153】
対物レンズに発散光束が入射する例である。対物レンズはガラスレンズの片方の表面に紫外線硬化型樹脂で回折構造を有した2つの光学機能面を形成したものである。樹脂自体の屈折率温度依存性は−1.2×10−4(/℃)と従来例2と同じである。但し、樹脂部分のパワーを弱めて、もう一方のガラスレンズの屈折率湿度依存性が+0.8×10−6(/℃)と小さいものを使用することで、対物レンズトータルとしての温度特性が補正可能とある。
【0154】
回折構造を設けて2つの光洋機能面を形成する考え方や、収差設計思想は実施例3と同じであるので説明は省略する。図25が本実施例の球面収差図であり、各光情報記録媒体の記録面におけるスポット形状は図26のようになる。
【0155】
[表1]に誤差特性を示す。この表にもあるように、対物レンズの横倍率m1=−1/7、NA0.60という温度補正が難しい仕様の対物レンズにおいて、誤差特性の改善されたDVD/CD双方に使用できる対物レンズが実現できる事が確認される。また、回折輪帯のピッチの最小値が従来例3の回折と比べて大きいことが確認できる。
【0156】
(実施例6)
本実施例は上述した第2の実施の形態に関連した実施例である。[表7]にレンズデータを示す。
【表7】
【0157】
対物レンズに発散光束が入射する例である。対物レンズの屈折率温度依存性が−5.8×10−6(/℃)のものを使用した。対物レンズは両面非球面であり、図9にもあるような片側の非球面の表面に回折構造を一体化させ、2つの光学機能面を構成している。収差設計は実施例3と同様であるので説明は省略する。
図27が本実施例の球面収差図であり、各光情報記録媒体の記録面におけるスポット形状は図28のようになる。
【0158】
[表1]に誤差特性を示す。この表にもあるように、対物レンズの横倍率m1=−1/7、NA0.60という温度特性が厳しい対物レンズにおいて、誤差特性の改善されたDVD/CD双方に使用できる対物レンズが実現できる事が確認される。また、回折輪帯のピッチの最小値が従来例3の回折と比べて大きいことが確認できる。
【0159】
また、上記実施列以外にも次のように構成してもよい。例えば、第3の実施の形態にあげたように中間の光学機能面を回折構造とし、その両隣りを第1の実施の形態と同様の屈折面で構成する。ここで回折構造はDVDの球面収差を補正し、且つCDにおいては第1の実施の形態のCDと同様の球面収差となる回折構造とすればよい。図13にレンズ概要断面図を、図14に球面収差例を示す。
【0160】
また、第4の実施の形態にあげたように、更に外側の光学機能面回折構造を設けても良い。この場合にはDVDにおける球面収差補正とCDにおけるフレア量制御が可能となる。図15にレンズ概要断面図を、図16に球面収差例を示す。
【0161】
更に、いずれの実施例および実施の形態についても、CDで外側の光学機能面を通過する光束に対して透過率が下がったり遮蔽される構造の絞り、反射防止コートを設けて、CD側のフォーカス特性を更に改善できることはいうまでもない。
【0162】
【発明の効果】
本発明によれば、温度特性が厳しくなる仕様の対物レンズにおいて、温度特性を保ちつつ且つ対物レンズに異なる光学機能面を形成することで、透明基板厚さの異なる光情報記録媒体の記録/再生を可能とする対物レンズ、光ピックアップ装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】球面収差が不連続な状態を示す図である。
【図2】光学面領域を説明するための対物レンズの断面図である。
【図3】収差がアンダーかオーバーかを示す図である。
【図4】光ピックアップ装置の概略構成図である。
【図5】第1の実施の形態の対物レンズの要部断面図である。
【図6】第1の実施の形態に関する球面収差の設計例(目標特性)を示す図である。
【図7】第1の実施の形態の変形例にかかる対物レンズの要部断面図である。
【図8】光ピックアップ装置に波長選択性絞りを設けた例を示す図である。
【図9】第2の実施の形態にかかる対物レンズの要部断面図である。
【図10】第2の実施の形態に関する球面収差の設計例(目標特性)を示す図である。
【図11】第2の実施の形態の変形例にかかる対物レンズの要部断面図である。
【図12】光ピックアップ装置にカップリングレンズを設けた例を示す図である。
【図13】第3の実施の形態にかかる対物レンズの要部断面図である。
【図14】第3の実施の形態に関する球面収差の設計例(目標特性)を示す図である。
【図15】第4の実施の形態にかかる対物レンズの要部断面図である。
【図16】第4の実施の形態に関する球面収差の設計例(目標特性)を示す図である。
【図17】実施例1の対物レンズの球面収差図でる。
【図18】実施例1の対物レンズにおける、光情報記録媒体の情報記録面におけるスポット形状を示している。
【図19】実施例2の対物レンズの球面収差図でる。
【図20】実施例2の対物レンズにおける、光情報記録媒体の情報記録面におけるスポット形状を示している。
【図21】実施例3の対物レンズの球面収差図でる。
【図22】実施例3の対物レンズにおける、光情報記録媒体の情報記録面におけるスポット形状を示している。
【図23】実施例4の対物レンズの球面収差図でる。
【図24】実施例4の対物レンズにおける、光情報記録媒体の情報記録面におけるスポット形状を示している。
【図25】実施例5の対物レンズの球面収差図でる。
【図26】実施例5の対物レンズにおける、光情報記録媒体の情報記録面におけるスポット形状を示している。
【図27】実施例6の対物レンズの球面収差図でる。
【図28】実施例6の対物レンズにおける、光情報記録媒体の情報記録面におけるスポット形状を示している。
【図29】透明基板厚さが変化した場合の残留収差(球面収差)が発生する様子を表した図である。
【符号の説明】
101 第1の半導体レーザ(第1の光源)
102 第2の半導体レーザ(第2の光源)
103 ビームスプリッタ
104 絞り
105,205,305,405 対物レンズ
ORM 光情報記録媒体(DVD、CD)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an objective lens and an optical pickup device used in an optical pickup device, and more particularly to recording / reproducing optical information recording media having different transparent substrate thicknesses with a single objective lens, and particularly good temperature characteristics. In addition, the present invention relates to a compatible objective lens and an optical pickup device having a wide tolerance range with respect to wavelength fluctuations of a light source.
[0002]
[Prior art]
The information recording surface of an optical information recording medium such as a CD or DVD is usually protected by a transparent substrate having a thickness determined by a standard. In order to perform recording / reproduction of the optical information recording medium, an objective lens in which spherical aberration or the like is corrected in a transparent substrate having this thickness is used. Various objective lenses for recording and reproduction of these optical information recording media have been studied. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-258573 describes a refractive type lens in which both surfaces of the objective lens are aspherical surfaces. In this objective lens, an aspherical surface is introduced for aberration correction of the optical system.
[0003]
FIG. 29 is a diagram showing a state in which residual aberration (spherical aberration) occurs when the transparent substrate thickness changes. When the spherical aberration is deteriorated, the diameter of the light spot formed on the information surface of the optical information recording medium changes from a desired one. Here, the desired spot diameter (1 / e of peak intensity)2(Range) is approximated by a spot diameter (μm) = 0.831 × λ / NA where NA is the numerical aperture of the objective lens and λ (μm) is the wavelength of the light source. Therefore, further techniques are required to ensure compatibility with optical information recording media having different transparent substrate thicknesses.
[0004]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-81566 introduces a technique for correcting spherical aberration of a specific transparent substrate thickness at a wavelength used for CD or DVD by integrating a diffraction surface with an aspheric surface of an objective lens. . This objective lens corrects the over-spherical aberration of the base aspheric surface of the refractive system with the under-spherical aberration generated in the diffraction portion. At this time, since the diffractive portion has power proportional to the wavelength, it has a function of correcting the spherical aberration in the under direction in a thick CD of the transparent substrate. Accordingly, when the power distribution of the refractive part and the diffractive part is appropriately selected, spherical aberration at a transparent substrate thickness of 0.6 mm at a light source wavelength of 650 nm when using a DVD, and 1.2 mm at a light source wavelength of 780 nm when using a CD. It becomes possible to correct each spherical aberration in the thickness of the transparent substrate. Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-274646 describes an example in which a diffractive surface for correcting a focal position variation due to a change in refractive index when a temperature of a plastic lens changes is provided.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In these objective lenses, there is a tendency that the spherical aberration change due to the temperature change increases as the optical pickup device becomes finite, has a shorter wavelength, and has a higher NA for recording / reproducing high-density information. Change amount δSA of third-order component of spherical aberration due to temperature change3Is the numerical aperture NA on the image side of the objective lens, the focal length f, the imaging magnification m, and the laser light source wavelength λ.
(ΔSA3/ ΔT) ∝f · (1-m)4・ NA4/ Λ (1)
It is represented by Therefore, the temperature characteristics tend to deteriorate as the finite degree of the objective lens for high NA and the objective lens increases or as the wavelength of the laser light source becomes shorter. [Table 1] shows error characteristics (conventional example 1) when designed with a conventional refractive surface objective lens. In the following (including the lens data in the table), a power of 10 (for example, 2.5 × 10-3) Is expressed using E (for example, 2.5 × E-3).
[Table 1]
[0006]
In order to solve such a problem, a technique for improving temperature characteristics by using diffraction can be considered as in the prior art. However, when trying to improve the temperature characteristics on the diffractive surface, the following two problems occur. The first problem is that the wavelength characteristic is weak. Originally, the direction of spherical aberration due to temperature change occurs in the refraction part and the diffractive part in the opposite direction, and when trying to improve the temperature characteristics, the effect of the diffractive part is relatively strengthened, and it occurs only in the refraction part. This is because the spherical aberration is canceled, but it remains as a residual aberration when the wavelength changes without a temperature change.
[0007]
The second problem is that if the diffraction effect is increased, the diffraction pitch becomes finer and the diffraction efficiency is lowered. In particular, the pitch tends to be finer toward the periphery of the objective lens. In the case of the conventional example 2 of [Table 1] in which the temperature characteristics are completely corrected, the minimum pitch of the diffraction ring zone is 3 μm, and the diffraction efficiency is reduced to about 80% in the corresponding ring zone.
[0008]
  The present invention solves the above-mentioned problems, and even with an objective lens having a strong finite degree or a high NA where the temperature characteristics become severe, while ensuring good temperature characteristics, the DVD system (DVD-ROM) , DVD + RAM, and CD system (CD-ROM, CD + RW), and an objective lens and an optical pickup device capable of recording / reproducing optical information recording media having different transparent substrate thicknesses.The
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 1, wherein the thickness of the transparent substrate is t.1IsDVDThe wavelength λ is designed to record or reproduce information by irradiating the beam with light.1The thickness of the first light source and the transparent substrate is t2(T1<T2)CDThe wavelength λ is designed to record or reproduce information by irradiating the beam with light.212) And the light beam emitted from the first light source and the second light source,DVDAnd saidCDA condensing optical system including an objective lens for condensing on the information recording surface via the transparent substrate, and an objective lens for an optical pickup device,
  The objective lens is formed of optical glass;
  The objective lens has two optical functional surfaces each having a diffractive structure, and the optical functional surface close to the optical axis utilizes the light beam passing through the optical functional surface.DVDAnd saidCDDesigned to correct spherical aberration when recording or reproducing information on the optical function surface on the outside,DVDAnd correcting spherical aberration inCDThen, over spherical aberration is generated.
[0010]
  Objective lens materialAsSmall temperature dependenceOptical glassBy using this, it is possible to reduce the change in spherical aberration when the temperature changes. FollowAndWhen the objective lens is configured with a diffractive surfaceInSince the temperature characteristics are improved without increasing the diffraction effect as in the case of the conventional objective lens, the pitch of the diffraction transport zone does not have to be reduced. Furthermore, if the objective lens is provided with a plurality of optical functional surfaces and each optical functional surface is appropriately designed, it becomes possible to achieve the spot diameter required for optical information recording media having different thicknesses on the transparent base side. An information recording medium can be recorded or reproduced. Here, the optical functional surface that makes the optical action different is not only a completely different type of optical surface such as a refractive surface and a surface of a diffractive structure, but also the same type of optical surface, for example, a different aspheric coefficient. The functions differ depending on the aspherical surface and the optical surface having a diffractive structure with a different design.
[0015]
  According to the present invention,By making each optical function surface correspond to a plurality of optical information recording media having different transparent substrate thicknesses, information can be recorded or reproduced appropriately for them.
[0016]
  Claim2In the objective lens for an optical pickup device described in the above, the light beam passing through each optical function surface is diffracted by any surface of the objective lens (that is, the light source side surface or the optical information recording medium side surface). Since the diffraction pitch of the diffractive structure of the outermost optical functional surface that passes through the structure is 5 μm or more and 40 μm or less, it is possible to suppress the decrease in diffraction efficiency while maintaining the manufacturability of the objective lens.
[0017]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 3,CDThe over-spherical aberration that occurs when recording or reproducing information is increased from the optical axis side toward the periphery, so that a plurality of optical information recording media having different transparent substrate thicknesses are used. It is possible to appropriately record or reproduce information.
[0018]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 4,CDThe spherical aberration that occurs when recording or reproducing information on the optical function surface is discontinuous at the boundary of the optical function surface, and the amount of the spherical aberration discontinuity is 10 μm or more and 30 μm or less. If the continuous amount is 10 μm or more, flare can be prevented from approaching the main spot, and if it is 30 μm or less, the temperature characteristics can be improved satisfactorily.
[0019]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 5, wherein the optical function surface on the inside has theDVDAnd saidCDOn the other hand, since the information is recorded or reproduced using the diffracted light of the same order, the diffraction efficiency can be kept high.
[0020]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 6,DVDThe diffraction order n of the diffracted light with the highest intensity generated in the diffractive structure of the outer optical functional surface when recording or reproducing information onotAnd the diffraction order n of the diffracted light having the highest intensity generated in the diffractive structure of the inner optical functional surface.inIs
| not| ≧ | nin| (3)
Satisfying, for example, by reducing the efficiency of the diffracted light generated in the diffraction structure of the outer optical functional surface, to reduce the amount of flare light, for a plurality of optical information recording media having different transparent substrate thickness, Information can be recorded or reproduced appropriately.
[0021]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 7, wherein the diffractive structure is formed with a sawtooth-shaped diffractive ring zone, and the design reference wavelengths of the diffractive ring zones formed on the outer and inner optical functional surfaces are different. So from the point of diffraction efficiencyDVD and CDIn the inner optical function surface used in λ1And λ2Considering the balance of both light quantities, it is preferable to use a design reference wavelength betweenDVDThe design reference wavelength is set to λ.1It is more advantageous in terms of the amount of light.
[0025]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 8, wherein the objective lens includes:DVDThe imaging magnification m1 when recording or reproducing information with respect to
−1 / 4 ≦ m1 ≦ 1/8 (4)
Can be met. Here, if the imaging magnification m1 is equal to or higher than the lower limit, the image height characteristics are good, and if it is equal to or lower than the upper limit, it is preferable because a working distance of the objective lens can be secured.
[0026]
  The objective lens for the optical pickup device according to claim 9, wherein the objective lens includes:CDThe imaging magnification m2 when recording or reproducing information with respect to
0.98m1 ≦ m2 ≦ 1.02m1 (5)
Can be met. Here, when m1 and m2 are different, the objective lensDVD and CDWhen the image forming positions are substantially the same, the emission point position shifts, so that the optical system may be complicated, for example, by preparing two signal detection sensors. That is, if the expression (5) is satisfied,DVDAnd saidCDThus, it is possible to detect a signal at the time of recording / reproducing of each optical information recording medium with one sensor.
[0027]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 10,DVDThe size of the aperture stop when recording or reproducing information, andCDHowever, if the size of the aperture stop when recording or reproducing information is the same, the configuration of the optical pickup device can be simplified.
[0028]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 11,DVDThe required numerical aperture NA1 when recording or reproducing information is
NA1 ≧ 0.60 (6)
If the condition is satisfied, high-density information recording or reproduction can be performed.
[0029]
  The objective lens for an optical pickup device according to claim 12, wherein the wavelength λ of the first light source is1Is 670 nm or less,DVDA high-density optical information recording medium such as can be used.
[0030]
  According to the objective lens of the present invention,The refractive index change with respect to the temperature change is small, and the axial chromatic aberration can be improved, which is preferable. In addition, claims 1 to12The objective lens described in any of the above is an optical pickup using the objective lens, which will be described laterEquipmentIn this case, the same effects as described above can be obtained.
[0098]
  The optical pickup device according to claim 13, wherein the thickness of the transparent substrate is t.1IsDVDThe wavelength λ is designed to record or reproduce information by irradiating the beam with light.1The thickness of the first light source and the transparent substrate is t2(T1<T2)CDThe wavelength λ is designed to record or reproduce information by irradiating the beam with light.212) And the light beam emitted from the first light source and the second light source,DVDAnd saidCDAn optical pickup device including a condensing optical system including an objective lens for condensing on an information recording surface via a transparent substrate of
  The objective lens is formed of optical glass;
  The objective lens has two optical functional surfaces each having a diffractive structure, and the optical functional surface close to the optical axis utilizes the light beam passing through the optical functional surface.DVDAnd saidCDDesigned to correct spherical aberration when recording or reproducing information on the optical function surface on the outside,DVDAnd correcting spherical aberration inCDThen, over spherical aberration is generated. A material having a small refractive index change with respect to a temperature change is used for the objective lens, and the shielding memberCDBy limiting the amount of irradiation with respect to the information, it is possible to appropriately record or reproduce information on a plurality of optical information recording media having different transparent substrate thicknesses.
[0099]
  Claim14The optical pickup device described in 1) has a wavelength λ emitted from the first light source.1Wavelength λ emitted from the second light source.2It is preferable to have a wavelength-selective aperture that shields the light beam because it has a simple structure.
[0100]
  Claim15In the optical pickup device described in 1), since at least one surface of the objective lens has a substantially diffractive structure, or two or more optical functional surfaces are formed, a plurality of transparent substrate thicknesses are different. Information can be appropriately recorded or reproduced on the optical information recording medium.
[0101]
  The optical pickup device according to claim 16, whereinDVDAn imaging magnification m1 at the time of recording or reproducing information with respect toCDThe imaging magnification m2 at the time of recording or reproducing information with respect to
0.98m1 ≦ m2 ≦ 1.02m1 (5)
It is characterized by being.
[0102]
In this specification, “optical function surface” is expressed by spherical aberration.
(A) When it is discontinuous from h (FIG. 1 (a)),
(B) When h is continuous but the first derivative is discontinuous (FIG. 1 (b)),
(C) In a certain wavelength, when h is discontinuous (FIG. 1 (c)),
If any of the above applies, it is assumed that there are different optical function surfaces with h as a boundary.
[0103]
An area through which each light beam divided under the above conditions passes is regarded as one “optical functional surface”. Therefore, when focusing on one surface of the lens, if there is a refracting part and a diffractive part (diffraction structure), separate “optical functional surfaces” from the boundary between the refracting part and the diffractive part. (See FIGS. 2A and 2C). Further, even when the diffractive structure is formed over the entire surface, even when diffractive structures designed for different purposes are mixed, from the above condition (c), they are regarded as separate “optical functional surfaces” (FIG. 2 (b)). Further, even if an aspherical surface represented by the same aspherical coefficient is formed on one surface, a discontinuous portion is formed on the other surface, and these are regarded as separate optical surfaces.
[0104]
The “outermost optical functional surface” means the outermost optical functional surface within the effective diameter, but it has a substantial effect on the recording or reproduction of the optical information recording medium in a part of the area. Even if another optical surface is provided in a range that does not affect the present invention, even if such a part of the optical surface exists within the effective diameter, the part of the optical surface is ignored, It should be considered that there are no other optical functional surfaces.
[0105]
Further, “correcting the temperature characteristic” means that even if the light source wavelength change and the objective lens refractive index change are caused by the temperature change, the change in spherical aberration with respect to the temperature change (SA1 / δT) is | δSA1 / δT | ≦ 0. .0005λrms / ° C. (where λ is a light source wavelength).
[0106]
Further, “correcting spherical aberration” means correcting to a diffraction limit performance or less, and means that when wavefront aberration is obtained, 0.07λrms or less (here, λ is a light source wavelength) is satisfied.
[0107]
As for “under spherical aberration or / over spherical aberration”, as shown in FIG. 3, in the spherical aberration having the paraxial image point position as the origin, it intersects with the optical axis on the near side of the paraxial image point. “Under” is defined as “over” when it intersects the optical axis at a position far from the paraxial image point.
[0108]
The “diffractive structure” or “diffraction ring zone” used in this specification refers to a portion provided with a relief on the surface of the objective lens so as to condense or diverge a light beam by diffraction. As the shape of the relief, for example, as shown in FIG. 2 (b), it is formed on the surface of the objective lens OL as a substantially concentric annular zone centered on the optical axis, and the cross section thereof is a plane including the optical axis. Each ring zone is known to have a sawtooth shape, but includes such a shape, and such a shape is particularly called a “diffraction ring zone”.
[0109]
In this specification, the objective lens is, in a narrow sense, a light collecting action that is arranged to face the optical information recording medium at the position closest to the optical information recording medium when the optical information recording medium is loaded in the optical pickup device. In a broad sense, it refers to a lens group that can be operated at least in the optical axis direction by an actuator together with the lens. Here, the lens group refers to at least one lens (for example, two lenses). Therefore, in this specification, the numerical aperture NA on the optical information recording medium side (image side) of the objective lens refers to the numerical aperture NA of the lens surface closest to the optical information recording medium side of the objective lens. . Further, in this specification, the required numerical aperture NA is the numerical aperture specified by the standard of each optical information recording medium, or the information of the information depending on the wavelength of the light source used for each optical information recording medium. The numerical aperture of an objective lens having a diffraction limited performance capable of obtaining a spot diameter necessary for recording or reproduction is shown.
[0110]
In the present specification, the second optical information recording medium refers to various optical discs such as CD-R, CD-RW, CD-Video, CD-ROM, etc., and the first optical information recording medium. The term “DVD-ROM”, “DVD-RAM”, “DVD-R”, “DVD-RW”, and “DVD-Video” refers to various types of DVD optical disks. Further, in this specification, the thickness t of the transparent substrate includes t = 0.
[0111]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
(First embodiment)
A first embodiment will be described. FIG. 4 is a schematic configuration diagram of an optical pickup device including the objective lens according to the present embodiment. This optical pickup device is used for DVD (first optical information recording medium).1Wavelength λ for the first light source 101 for CD (second optical information recording medium)2The second light source 102, the beam splitter 103 that matches the light beam paths from the light sources 101 and 102, the objective lens 105 that collects each light beam, and the diaphragm 104 that determines the incident light beam system to the objective lens 105. And an actuator (not shown) for driving the objective lens 105 and a sensor (not shown) for detecting the reflected light of the optical information recording medium ORM.
[0112]
When recording or reproducing either DVD / CD, the light source 101 or 102 that emits light is appropriately selected. Since the divergent light beam enters the objective lens 105 and the lateral magnification becomes finite, aberration deterioration due to temperature change is worse than that in the case where an infinite light beam is incident as described above.
[0113]
FIG. 5 is a cross-sectional view of the main part of the objective lens 105. The objective lens 105 is composed of double-sided aspheric surfaces 105A and 105B, and three optically decoupled surfaces 105a, 105b, and 105c are formed on the light source-side surface 105A. The innermost optical function surface 105a and the outermost optical function surface 105c are refractive surfaces represented by the same aspheric coefficient. The intermediate optical function surface 105b is a refractive surface indicated by an aspheric coefficient different from the adjacent optical function surfaces 105a and 105b, and the spherical aberration correction is different from both sides. Moreover, the one where the refractive index temperature dependence of the glass material (for example, glass) of the objective lens is low is preferable,
| Dn / dT | ≦ 10.0 × 10-6(/ ° C) (2)
Good to be. In such a case, the temperature characteristics are good without using a diffractive structure for improving the temperature characteristics. Here, each of the optical function surfaces 105a, 105b, and 105c is preferably formed with a step at the boundary portion, and the intermediate optical function surface 105b has a step difference at the boundary portion farther from the optical axis than the boundary portion near the optical axis. The bigger one is better.
[0114]
Here, a compatible design that enables recording or reproduction on both DVD and CD will be described. First, it is only necessary to correct spherical aberration for a light beam passing through the inner and outer optical function surfaces 105a and 105c assuming that the DVD is used. However, the light beams passing through these optical function surfaces 105a and 105c are not suitable for recording or reproducing a CD because over spherical aberration occurs due to a difference in substrate thickness when a CD is used. Therefore, the intermediate optical function surface 105b is configured as follows.
[0115]
FIG. 6 is a diagram showing a design example (target characteristic) of spherical aberration related to the present embodiment. According to FIG. 6, when the CD is used, the light beam passing through the innermost optical function surface 105a is not aberration-free. However, when the beam diameter is reduced at a position defocused by +10 μm from the paraxial image point, it is possible to ensure that the residual aberration is smaller than the Marechal limit value. However, since the spot diameter formed on the recording surface of the optical information recording medium is insufficient, the intermediate optical functional surface 105b, which is a CD-dedicated area where the spot diameter is narrowed down by the CD, is formed. Specifically, the intermediate optical function surface 105b may be formed so as to be condensed near the light spot formed on the optical information recording medium at the defocus position, and the DVD transparent substrate thickness t1 and the CD transparent substrate thickness. Virtual transparent substrate thickness t between t2c(Tc≒ (t1+ T2) / 2) to design spherical aberration.
[0116]
When the CD is used, the light beam passing through the outer optical functional surface 105c becomes flare light, but is present at a position about 10 times as large as the main spot diameter. When the DVD is used, the light beam passing through the intermediate optical function surface becomes flare light, but it also exists in the outer zone separated by a distance several times the size of the main spot diameter. Therefore, if the flare light does not enter a sensor element (not shown), or if it is at a level where there is no problem in actual practical use, the aperture diameter can be the same for DVD and CD. Become.
[0117]
Further, with respect to wavelength fluctuations of the light sources 101 and 102, since the objective lens 105 is constituted by a refracting surface, the stability is excellent as compared with an objective lens provided with a diffractive structure whose power changes depending on the wavelength. Nevertheless, it can be said that the greater the dispersion value of the glass material, the less the wavelength dependency of the refractive index, which is preferable.
[0118]
As described above, the objective lens 105 according to the present embodiment corrects both the temperature characteristic and the wavelength characteristic even under the specification where the temperature characteristic becomes more severe, and allows both the DVD and the CD having different substrate thicknesses. Information can be recorded or reproduced appropriately.
[0119]
The present invention is not limited to the present embodiment. The objective lens may be formed of a bonded lens, or the aspherical surface 105S may be formed of ultraviolet curable resin on the surface of the glass lens 105 'as shown in FIG. When the objective lens is composed of different glass materials in this way, at least a high-power glass material (here, 105 ') is used.
| Dn / dT | ≦ 10.0 × 10-6(/ ° C) (2)
It is necessary to.
[0120]
Considering processing, it is preferable to provide the three optical function surfaces 105a, 105b, and 105c on the surface 105 side of the ultraviolet curable resin. In such a case, the present invention can also be applied to the case of recording / reproducing DVD and CD with the same light source wavelength. Even if there are three or more optical functional surfaces, the same effect can be sufficiently achieved. Further, the present invention can be applied to an objective lens having a lateral magnification that has a gentler temperature characteristic, for example, an infinite magnification. In some cases, as shown in FIG. 8, a wavelength-selective diaphragm (restricting member) 104 'that restricts the light beam passing through the outer optical functional surface 105c when using a CD may be provided.
[0121]
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described. FIG. 9 is a cross-sectional view of a main part of the objective lens according to the second embodiment. This embodiment is different from the first embodiment in that the objective lens has a diffractive structure for achieving compatibility, and the description of the overlapping parts with the first embodiment is omitted. To do.
[0122]
In the objective lens 205, a diffraction structure 205D is integrally formed on an aspheric surface 205A on the light source side, as shown in FIG. 9A, of the double-sided aspheric surfaces 205A and 205B. This diffractive structure 205D is composed of two optical function surfaces 205a and 205c, and as shown in FIG. 9B, with a certain height near the light beam that defines the numerical aperture NA when the CD is used. The diffractive surface has a different design concept.
[0123]
That is, the inner optical functional surface 205a has a diffractive structure for correcting aberrations with respect to the transparent substrate thickness of DVD and CD, and the outer optical functional surface 205b performs aberration correction with respect to the transparent substrate thickness in DVD and in the CD. It has a diffractive structure that produces flare light. FIG. 10 is a diagram showing a design example (target characteristic) of spherical aberration related to the present embodiment.
[0124]
Also in this embodiment, it is preferable that the refractive index temperature dependency of the glass material of the objective lens 205 is low,
| Dn / dT | ≦ 10.0 × 10-6(/ ° C). (2)
Outside this range, it becomes necessary to increase the diffraction effect for temperature correction in the diffractive structure 205D. As a result, the diffraction pitch tends to narrow and the diffraction efficiency tends to decrease.
[0125]
The present invention is not limited to the present embodiment. The objective lens may be constituted by a bonded lens, or the aspherical surface 205S may be constituted by ultraviolet effect resin or the like on the surface of the objective lens as shown in FIG. In this case, the two optical functional surfaces 205a and 205b are preferably provided on the surface of the ultraviolet curable resin. This is because if the diffractive structure is to be provided at the bonded portion, the relative refractive index difference between the materials is reduced, so that it is necessary to increase the depth of the individual diffractions in order to obtain the same diffraction effect. A diffractive structure may be provided on both surfaces of the objective lens 205, and diffractive surfaces may be provided on the surfaces where the diffractive portions are alternately arranged on the outer side and the inner side. Moreover, even if it comprises three or more optical function surfaces, it is possible to form one having the same function. Further, as shown in the example of the optical pickup device in FIG. 12, in consideration of the divergence angle characteristic of the second light source 102, the coupling lens 206 is connected to one optical information between the second light source 102 and the objective lens 205. You may use with a recording medium (here CD). Further, the present invention can also be applied to an optical system in which the lateral magnification when viewed with the objective lens 205 alone is not the same for DVD and CD.
[0126]
(Third embodiment)
Next, a third embodiment will be described. In this embodiment, a diffractive structure is formed on the objective lens. However, the design of each functional surface is different from that of the second embodiment, and the description of the overlapping parts with the second embodiment will be given. Omitted.
[0127]
FIG. 13 is a cross-sectional view of the main part of the objective lens according to the present embodiment, in which the value of the refractive index temperature characteristic dn / dT of the material of the objective lens 305 is
| Dn / dT | ≦ 10.0 × 10-6(/ ° C.). (2)
The objective lens 305 is composed of aspherical refracting surfaces 305A and 305B. A diffractive structure 305D is formed in a partial region on the light source side surface 305A of the objective lens 305. Here, the objective lens 305 is composed of three optical function surfaces 305a, 305b, and 305c, and a part of the vicinity of the light beam that defines the numerical aperture NA when using a CD has a diffractive structure. The diffraction structure can be used in both cases. These adjacent optical function surfaces 305a and 305c are constituted by refractive surfaces, and are aspherical surfaces for correcting spherical aberration mainly in DVD. Although the inner optical functional surface 305a is not designed for CD, the spot diameter can be narrowed on the optical disc surface even in CD by connecting the spherical aberration on the intermediate optical functional surface 305b. FIG. 14 is a diagram showing a spherical aberration design example (target characteristic) of the present embodiment.
[0128]
The present invention is not limited to the present embodiment. The objective lens 305 may be constituted by a bonded lens, or an aspherical surface may be constituted by an ultraviolet curable resin on the surface of the glass lens. In this case, it is preferable to provide the three optical functional surfaces on the surface side of the ultraviolet curable resin.
[0129]
(Fourth embodiment)
Next, a fourth embodiment will be described. In this embodiment, a diffractive structure is formed on the objective lens, but the design of each functional surface is different from those of the second and third embodiments, and the overlapping parts with each embodiment will be described. Is omitted.
[0130]
FIG. 15 is a main part configuration diagram of the objective lens according to the present embodiment, and the value of the refractive index temperature characteristic dn / dT of the objective lens material is
| Dn / dT | ≦ 10.0 × 10-6(/ ° C) (2)
It is. The objective lens 405 is composed of refracting surfaces 405A and 405B that are aspheric on both sides, but a diffractive structure 405D is formed in a partial region on the light source side surface 405A of the objective lens 405. Here, the objective lens 405 is composed of three optical function surfaces 405a, 405b, and 405c, and a part of the vicinity of the light beam that defines the numerical aperture NA when using the CD is a diffractive structure 405D. The diffraction structure can be used in both. A diffractive surface is formed on the outer optical function surface 405c, and a spherical aberration correction is performed on a DVD, and a diffractive structure that is a flare is formed on a CD. FIG. 16 is a diagram showing a spherical aberration design example (target characteristic) of the present embodiment.
[0131]
The present invention is not limited to the present embodiment. The objective lens may be composed of a bonded lens, or an aspherical surface may be composed of an ultraviolet curable resin on the surface of the glass lens. In this case, it is preferable to provide the three optical functional surfaces on the surface side of the ultraviolet curable resin.
[0132]
Examples of the present invention will be described below.
Example 1
This example relates to the objective lens related to the first embodiment described above. [Table 2] shows the lens data.
[Table 2]
[0133]
Each surface is constituted by an aspheric surface, and each aspheric surface has an aspheric shape represented by [Equation 1].
[Expression 1]
Here, Z is an axis in the optical axis direction, h is an axis perpendicular to the optical axis, r is a paraxial radius of curvature, κ is a conical coefficient, A is an aspheric coefficient, and P is an aspheric power. Furthermore, there are three optical functional surfaces on the light source side aspheric surface of the objective lens, and each aspheric surface can be expressed by [Equation 1].
[0134]
This embodiment can be applied to a simple optical system in which divergent light beams from the respective light sources are directly incident on the objective lens for both DVD and CD. The refractive index temperature dependency dn / dT of the objective lens glass material is −5.8 × 10.-6(/ ° C.) was used. Table 1 shows the temperature characteristics and other characteristics when using NA and wavelength DVD. It can be confirmed that both the temperature characteristic and the wavelength characteristic are improved as compared with the conventional example.
[0135]
FIG. 17 is a spherical aberration diagram of this example in which three optical functional surfaces are formed. FIG. 18 shows a simulation of PSF in the case where a Gaussian-distributed light beam is incident on this objective lens using a fixed aperture that restricts a light beam corresponding to NA 0.60 on the DVD side. In the information recording surface of the optical information recording medium, FIG. The spot shape is shown. The aperture diameter of the CD is a simulation result when a light beam having the same aperture diameter as that of the DVD is incident. As can be seen, the spot diameter (0.831 × λ / NA (μm)) required on the recording surface is satisfied.
[0136]
On the inner optical functional surface, 0.02λ for DVD1Residual spherical aberration of about rms is intentionally generated. With such a design, it is possible to reduce the residual spherical aberration in the CD. In this embodiment, the light beam that has passed through this intermediate optical function surface is tcSpherical aberration is corrected for the optical information recording medium with a virtual transparent substrate thickness of 1.0 mm, which is used for spot formation on the CD at a defocus position about 10 μm over the paraxial image point of the CD. .
[0137]
As shown in [Table 1], an objective lens that can be used for both DVD / CD with improved error characteristics in an objective lens having severe temperature characteristics such as an objective lens having a lateral magnification of m = -1 / 7 and NA of 0.60. Can be realized.
[0138]
(Example 2)
This example relates to the objective lens related to the first embodiment described above. [Table 3] shows the lens data.
[Table 3]
[0139]
The objective lens of this example is one in which three optical function surfaces (see FIG. 9) are formed on one surface of a glass lens with an ultraviolet curable resin. The refractive index temperature dependence of the resin itself is -1.2 × 10-4(/ ° C.) is the same as Conventional Example 2. However, the power of the resin part is weakened, and the refractive index temperature dependency of the other glass lens is + 0.8 × 10-6By using a small value (/ ° C.), it is possible to correct the temperature characteristics as the total objective lens. Since the compatible design of DVD and CD is the same as that of the first embodiment, the description thereof is omitted.
[0140]
FIG. 19 shows a spherical aberration diagram of this example. The spot shape on the recording surface of each optical information recording medium is as shown in FIG. As shown in [Table 1], an objective lens that can be used for both DVD / CD with improved error characteristics in an objective lens having severe temperature characteristics such as an objective lens having a lateral magnification of m = -1 / 7 and NA of 0.60. It is confirmed that can be realized.
[0141]
(Example 3)
This example is related to the second embodiment described above. [Table 4] shows the lens data.
[Table 4]
[0142]
The objective lens of the present embodiment is a double-sided aspheric surface, in which a diffractive structure is integrated on one aspheric surface. Here, as shown in FIG. 9, this diffractive structure is designed by connecting differently with the distance h from the optical axis as a boundary. That is, two optical functional surfaces are formed. The objective lens has a refractive index temperature dependency of −5.7 × 10.-6(/ ° C) glass material.
[0143]
For the light beam passing through the inner optical functional surface, a diffraction structure is provided that corrects spherical aberration with respect to the wavelength used for each DVD and CD and the thickness of the transparent substrate. Further, the outer optical functional surface is provided with a diffractive structure that performs spherical aberration correction in DVD and intentionally produces overflares in CD.
[0144]
In general, in a diffractive structure, the phase difference function ΦB is expressed by Equation 2 with the unit as radians.
[Expression 2]
By setting the second order coefficient to a non-zero value, paraxial power can be provided in the diffraction portion. Further, spherical aberration can be controlled by setting a coefficient other than the second order of the phase difference function, for example, a fourth order or sixth order coefficient, to a non-zero value. Controllable here means that the spherical aberration of the refracting part is added to the diffractive part with the opposite spherical aberration to correct the spherical aberration, or the spherical aberration of the diffractive part is manipulated to obtain the total spherical aberration. It means to make the amount of flare. Accordingly, the spherical aberration at the time of temperature change can also be considered as the total of the temperature change of the spherical aberration of the refractive part and the spherical aberration change of the diffractive part.
[0145]
Here, the temperature change of the refraction part is small as the amount of change because the temperature dependence of the refractive index change of the glass material is reduced. Accordingly, it can be said that the smaller the spherical aberration caused by the spherical aberration change in the diffractive portion, the better the temperature characteristics of the objective lens as a whole. Here, the small change in spherical aberration at the diffraction part means that the wavelength dependency is weakened. As a result, the effect of diffraction is weakened, and the pitch of the diffraction zone (the diffraction pitch of the diffraction structure) is widened.
[0146]
As for the diffractive structure formed on the inner optical functional surface, it is preferable to use the same-order diffracted light for each DVD / CD as compared to the case of using the inhomogeneous diffracted light. In this embodiment, first-order diffracted light is used for each DVD / CD. For the outer optical functional surface, the diffraction order may be the same as the inner diffraction order or the absolute value may be increased. Usually, since the outer optical functional surface is not used in CD, it is preferable that the reference wavelength (blazed wavelength) at which diffraction efficiency is highest in this functional surface is a wavelength close to DVD. In this case, if the absolute value of the diffraction order is increased, the CD flare can be reduced by lowering the diffraction efficiency on the CD side when the blazed wavelength is set in the vicinity of the DVD. In this embodiment, the first diffraction order is used as the outer diffraction order, and the blazed wavelength is 720 nm on the inner side and 660 nm on the outer side.
[0147]
FIG. 21 is a spherical aberration diagram of this example. The spot profile is shown in FIG. The error characteristics are as shown in [Table 1]. As shown in this table, it is confirmed that an objective lens that can be used for both DVD / CD with improved error characteristics can be realized in an objective lens having a severe temperature characteristic of NA 0.65. In addition, it can be confirmed that the minimum value of the pitch of the diffraction ring zone is larger than that of the diffraction in Conventional Example 3.
[0148]
Example 4
This example is also an example related to the above-described second embodiment. [Table 5] shows the lens data.
[Table 5]
[0149]
The objective lens is obtained by forming two optical functional surfaces having a diffractive structure with an ultraviolet curable resin on one surface of a glass lens. The refractive index temperature dependence of the resin itself is -1.2 × 10-4(/ ° C.) is the same as Conventional Example 2. However, the power of the resin portion is weakened, and the refractive index temperature dependency of the other glass lens is + 7.4 × 10.-6By using a small value (/ ° C.), it is possible to correct the temperature characteristics as the total objective lens.
[0150]
Since the DVD and CD compatible design is the same as that of the third embodiment, the description thereof is omitted.
FIG. 23 shows a spherical aberration diagram of this example. The spot shape on the recording surface of each optical information recording medium is as shown in FIG.
[0151]
As shown in [Table 1], it is confirmed that an objective lens that can be used for both DVD / CD with improved error characteristics can be realized in an objective lens having a severe temperature characteristic of NA 0.65. In addition, it can be confirmed that the minimum value of the pitch of the diffraction ring zone is larger than that of the diffraction in Conventional Example 3.
[0152]
(Example 5)
This example is an implementation column related to the above-described second embodiment. [Table 6] shows lens data.
[Table 6]
[0153]
This is an example in which a divergent light beam enters the objective lens. The objective lens is obtained by forming two optical functional surfaces having a diffractive structure with an ultraviolet curable resin on one surface of a glass lens. The refractive index temperature dependence of the resin itself is -1.2 × 10-4(/ ° C.) is the same as Conventional Example 2. However, the power of the resin part is weakened, and the refractive index humidity dependency of the other glass lens is + 0.8 × 10-6By using a small value (/ ° C.), it is possible to correct the temperature characteristics as the total objective lens.
[0154]
Since the diffractive structure is provided to form two Koyo functional surfaces and the aberration design philosophy is the same as in the third embodiment, description thereof is omitted. FIG. 25 is a spherical aberration diagram of the present example, and the spot shape on the recording surface of each optical information recording medium is as shown in FIG.
[0155]
[Table 1] shows error characteristics. As shown in this table, there is an objective lens that can be used for both DVD / CD with improved error characteristics in an objective lens that is difficult to perform temperature correction such as a lateral magnification of the objective lens m1 = −1 / 7 and NA 0.60. It is confirmed that it can be realized. In addition, it can be confirmed that the minimum value of the pitch of the diffraction ring zone is larger than that of the diffraction in Conventional Example 3.
[0156]
(Example 6)
This example is related to the second embodiment described above. [Table 7] shows the lens data.
[Table 7]
[0157]
This is an example in which a divergent light beam enters the objective lens. The refractive index temperature dependency of the objective lens is −5.8 × 10.-6(/ ° C.) was used. The objective lens is a double-sided aspheric surface, and a diffractive structure is integrated with the aspherical surface on one side as shown in FIG. 9 to form two optical functional surfaces. Since the aberration design is the same as in Example 3, description thereof is omitted.
FIG. 27 is a spherical aberration diagram of the present example, and the spot shape on the recording surface of each optical information recording medium is as shown in FIG.
[0158]
[Table 1] shows error characteristics. As shown in this table, an objective lens that can be used for both DVD / CD with improved error characteristics can be realized in an objective lens having severe temperature characteristics such as a lateral magnification m1 = −1 / 7 and NA 0.60 of the objective lens. Things are confirmed. In addition, it can be confirmed that the minimum value of the pitch of the diffraction ring zone is larger than that of the diffraction in Conventional Example 3.
[0159]
In addition to the above embodiments, the following configuration may be adopted. For example, as described in the third embodiment, the intermediate optical function surface is a diffractive structure, and both sides thereof are configured by the same refracting surface as in the first embodiment. Here, the diffractive structure may be a diffractive structure that corrects the spherical aberration of the DVD and has a spherical aberration similar to that of the CD of the first embodiment. FIG. 13 shows a schematic sectional view of a lens, and FIG. 14 shows an example of spherical aberration.
[0160]
Further, as described in the fourth embodiment, an outer optical functional surface diffraction structure may be provided. In this case, spherical aberration correction in DVD and flare amount control in CD can be performed. FIG. 15 shows a schematic sectional view of a lens, and FIG. 16 shows an example of spherical aberration.
[0161]
Furthermore, in any of the examples and embodiments, a CD-side focus is provided by providing a diaphragm having a structure in which the transmittance is reduced or shielded against the light beam passing through the outer optical functional surface by the CD, and an antireflection coating. Needless to say, the characteristics can be further improved.
[0162]
【The invention's effect】
According to the present invention, in an objective lens having a specification with a severe temperature characteristic, recording / reproducing of an optical information recording medium having a different thickness of a transparent substrate can be performed by forming different optical functional surfaces on the objective lens while maintaining the temperature characteristic. It is possible to provide an objective lens and an optical pickup device that enable the above.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a state in which spherical aberration is discontinuous.
FIG. 2 is a cross-sectional view of an objective lens for explaining an optical surface region.
FIG. 3 is a diagram showing whether the aberration is under or over.
FIG. 4 is a schematic configuration diagram of an optical pickup device.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a main part of the objective lens according to the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram illustrating a design example (target characteristic) of spherical aberration according to the first embodiment.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a main part of an objective lens according to a modification of the first embodiment.
FIG. 8 is a diagram illustrating an example in which a wavelength selective diaphragm is provided in the optical pickup device.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a main part of an objective lens according to a second embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing a design example (target characteristic) of spherical aberration according to the second embodiment.
FIG. 11 is a cross-sectional view of a main part of an objective lens according to a modification of the second embodiment.
FIG. 12 is a diagram illustrating an example in which a coupling lens is provided in the optical pickup device.
FIG. 13 is a cross-sectional view of main parts of an objective lens according to a third embodiment.
FIG. 14 is a diagram showing a design example (target characteristic) of spherical aberration according to the third embodiment.
FIG. 15 is a cross-sectional view of main parts of an objective lens according to a fourth embodiment.
FIG. 16 is a diagram showing a design example (target characteristic) of spherical aberration according to the fourth embodiment.
FIG. 17 is a spherical aberration diagram of the objective lens according to Example 1;
18 shows a spot shape on the information recording surface of the optical information recording medium in the objective lens of Example 1. FIG.
FIG. 19 is a spherical aberration diagram of the objective lens according to Example 2;
20 shows a spot shape on the information recording surface of the optical information recording medium in the objective lens of Example 2. FIG.
FIG. 21 is a spherical aberration diagram of the objective lens according to Example 3;
22 shows the spot shape on the information recording surface of the optical information recording medium in the objective lens of Example 3. FIG.
FIG. 23 is a spherical aberration diagram of the objective lens according to Example 4;
24 shows the spot shape on the information recording surface of the optical information recording medium in the objective lens of Example 4. FIG.
FIG. 25 is a spherical aberration diagram of the objective lens according to Example 5;
FIG. 26 shows a spot shape on the information recording surface of the optical information recording medium in the objective lens of Example 5.
FIG. 27 is a spherical aberration diagram of the objective lens according to Example 6;
28 shows a spot shape on the information recording surface of the optical information recording medium in the objective lens of Example 6. FIG.
FIG. 29 is a diagram showing how residual aberration (spherical aberration) occurs when the transparent substrate thickness changes.
[Explanation of symbols]
101 First semiconductor laser (first light source)
102 Second semiconductor laser (second light source)
103 Beam splitter
104 aperture
105, 205, 305, 405 Objective lens
ORM Optical information recording medium (DVD, CD)

Claims (16)

  1. 透明基板の厚さがt1であるDVDに対して光束を照射することで情報の記録又は再生を行うようになっている波長λ1の第1光源と、透明基板の厚さがt2(t1<t2)であるCDに対して光束を照射することで情報の記録又は再生を行うようになっている波長λ2(λ1<λ2)である第2光源と、前記第1光源及び前記第2光源から出射された光束を、前記DVD及び前記CDの透明基板を介して情報記録面に集光させる対物レンズを含む集光光学系と、を有する光ピックアップ装置用の対物レンズにおいて、
    前記対物レンズが、光学ガラスから形成されており、
    前記対物レンズは、それぞれ回折構造を有する2つの前記光学機能面を有し、光軸に近い前記光学機能面は、それを通過する光束を利用して、前記DVD及び前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際における球面収差を補正するように設計され、外側の前記光学機能面では、前記DVDにおける球面収差を補正するとともに、前記CDではオーバーの球面収差を発生させることを特徴とする光ピックアップ装置用の対物レンズ。
    A first light source having a wavelength λ 1 for recording or reproducing information by irradiating a DVD having a transparent substrate thickness t 1 with a light beam, and a transparent substrate having a thickness t 2 ( a second light source having a wavelength λ 212 ) for recording or reproducing information by irradiating a CD with t 1 <t 2 ) with a light beam; An objective lens for an optical pickup device comprising: a light source and a condensing optical system including an objective lens for condensing a light beam emitted from the second light source onto an information recording surface through the transparent substrate of the DVD and the CD In
    The objective lens is formed of optical glass;
    The objective lens has two optical function surfaces each having a diffractive structure, and the optical function surface close to the optical axis uses a light beam passing therethrough to transmit information to the DVD and the CD . Designed to correct spherical aberration during recording or reproduction, the outer optical functional surface corrects spherical aberration in the DVD , and causes over spherical aberration in the CD. Objective lens for optical pickup device.
  2. 前記各光学機能面を通過する光束は、前記対物レンズの何れかの面で前記回折構造を通過し、外側の前記光学機能面の回折構造の回折ピッチが5μm以上40μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。  The light beam passing through each optical function surface passes through the diffraction structure on any surface of the objective lens, and the diffraction pitch of the diffraction structure on the outer optical function surface is 5 μm or more and 40 μm or less. The objective lens for an optical pickup device according to claim 1.
  3. 前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際に発生するオーバーの球面収差は、光軸側から周辺に向かって増加させることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。3. The optical pickup device for an optical pickup device according to claim 1, wherein an over-spherical aberration generated when information is recorded on or reproduced from the CD is increased from the optical axis side toward the periphery. Objective lens.
  4. 前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際に発生する球面収差が、前記光学機能面の境界部分で不連続であり、球面収差の不連続量が10μm以上30μm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。Spherical aberration that occurs when information is recorded on or reproduced from the CD is discontinuous at the boundary of the optical function surface, and the amount of spherical aberration discontinuity is 10 μm or more and 30 μm or less. An objective lens for an optical pickup device according to any one of claims 1 to 3.
  5. 内側の前記光学機能面において、前記DVD及び前記CDに対して、同じ次数の回折光を用いて情報の記録又は再生を行うことを特徴とする請求頁1乃至4のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。5. The optical pickup according to claim 1, wherein information is recorded or reproduced on the DVD and the CD using diffracted light of the same order on the inner optical functional surface. Objective lens for the device.
  6. 前記DVDに対して情報の記録又は再生を行う際に、外側の前記光学機能面の回折構造で発生する最も強度の高い回折光の回折次数notと、内側の前記光学機能面の回折構造で発生する最も強度の高い回折光の回折次数ninとは、
    |not|≧|nin
    を満たすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。
    When recording or reproducing information on the DVD , the diffraction order n ot of the highest intensity diffracted light generated in the diffraction structure of the outer optical function surface and the diffraction structure of the inner optical function surface The diffraction order n in of the most intense diffracted light generated is
    | N ot | ≧ | n in |
    The objective lens for an optical pickup device according to claim 1, wherein:
  7. 前記回折構造は、鋸歯状の回折輪帯が形成され、外側と内側の光学機能面に形成された回折輪帯の設計基準波長が異なることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。  7. The diffractive structure has a sawtooth diffractive ring zone formed therein, and the design reference wavelengths of the diffractive ring zones formed on the outer and inner optical functional surfaces are different from each other. Objective lens for optical pickup device.
  8. 前記対物レンズにおける前記DVDに対して情報の記録又は再生を行う際の結像倍率m1が、−1/4≦m1≦1/8を満たすことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。8. The imaging magnification m1 when recording or reproducing information on the DVD in the objective lens satisfies −1 / 4 ≦ m1 ≦ 1/8. Objective lens for optical pickup device as described.
  9. 前記対物レンズにおける前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際の結像倍率m2が、0.98m1≦m2≦1.02m1を満たすことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。9. The imaging magnification m2 when information is recorded on or reproduced from the CD in the objective lens satisfies 0.98m1 ≦ m2 ≦ 1.02m1. Objective lens for optical pickup device.
  10. 前記DVDに対して情報の記録又は再生を行う際の開口絞りの大きさと、前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際の開口絞りの大きさとが同じであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。The size of the aperture stop when recording or reproducing information on the DVD is the same as the size of the aperture stop when recording or reproducing information on the CD . The objective lens for optical pick-up apparatuses in any one of 1 thru | or 9.
  11. 前記DVDに対して情報の記録又は再生を行う際の必要開口数NA1は、NA1≧0.60を満たすことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。11. The objective lens for an optical pickup device according to claim 1, wherein a required numerical aperture NA1 when recording or reproducing information on the DVD satisfies NA1 ≧ 0.60. .
  12. 前記第1光源の波長λ1は670nm以下であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の光ピックアップ装置用の対物レンズ。12. The objective lens for an optical pickup device according to claim 1, wherein the wavelength λ 1 of the first light source is 670 nm or less.
  13. 透明基板の厚さがt1であるDVDに対して光束を照射することで情報の記録又は再生を行うようになっている波長λ1の第1光源と、透明基板の厚さがt2(t1<t2)であるCDに対して光束を照射することで情報の記録又は再生を行うようになっている波長λ2(λ1<λ2)である第2光源と、前記第1光源及び前記第2光源から出射された光束を、前記DVD及び前記CDの透明基板を介して情報記録面に集光させる対物レンズを含む集光光学系と、を有する光ピックアップ装置において、
    前記対物レンズが、光学ガラスから形成されており、
    前記対物レンズは、それぞれ回折構造を有する2つの前記光学機能面を有し、光軸に近い前記光学機能面は、それを通過する光束を利用して、前記DVD及び前記CDに対して情報の記録又は再生を行う際における球面収差を補正するように設計され、外側の前記光学機能面では、前記DVDにおける球面収差を補正するとともに、前記CDではオーバーの球面収差を発生させることを特徴とする光ピックアップ装置。
    A first light source having a wavelength λ 1 for recording or reproducing information by irradiating a DVD having a transparent substrate thickness t 1 with a light beam, and a transparent substrate having a thickness t 2 ( a second light source having a wavelength λ 212 ) for recording or reproducing information by irradiating a CD with t 1 <t 2 ) with a light beam; A condensing optical system including an objective lens for condensing the light beam emitted from the light source and the second light source on the information recording surface via the transparent substrate of the DVD and the CD ,
    The objective lens is formed of optical glass;
    The objective lens has two optical function surfaces each having a diffractive structure, and the optical function surface close to the optical axis uses a light beam passing therethrough to transmit information to the DVD and the CD . Designed to correct spherical aberration during recording or reproduction, the outer optical functional surface corrects spherical aberration in the DVD , and causes over spherical aberration in the CD. Optical pickup device.
  14. 前記第1の光源から射出された波長λ1の光線は透過し、前記第2の光源から射出された波長λ2の光線は遮蔽する波長選択性絞りを有する請求項13に記載の光ピックアップ装置。14. The optical pickup device according to claim 13, further comprising a wavelength selective stop that transmits a light beam having a wavelength λ 1 emitted from the first light source and shields a light beam having a wavelength λ 2 emitted from the second light source. .
  15. 前記対物レンズの少なくとも片面には、ほぼ全面回折構造が用いられるか、あるいは2つ以上の光学的機能面が形成されていることを特徴とする請求項13又は14に記載の光ピックアップ装置。  15. The optical pickup device according to claim 13, wherein a substantially diffractive structure is used on at least one surface of the objective lens, or two or more optical functional surfaces are formed.
  16. 前記DVDに対する情報の記録又は再生時の結像倍率m1と、前記CDに対する情報の記録又は再生時の結像倍率m2とが、0.98m1≦m2≦1.02m1であることを特徴とする請求項13乃至15のいずれかに記載の光ピックアップ装置。The imaging magnification m1 at the time of recording or reproducing information with respect to the DVD and the imaging magnification m2 at the time of recording or reproducing information with respect to the CD are 0.98m1 ≦ m2 ≦ 1.02m1. Item 16. The optical pickup device according to any one of Items 13 to 15.
JP2001086719A 2001-03-26 2001-03-26 Objective lens for optical pickup device and optical pickup device Expired - Fee Related JP4775612B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001086719A JP4775612B2 (en) 2001-03-26 2001-03-26 Objective lens for optical pickup device and optical pickup device

Applications Claiming Priority (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001086719A JP4775612B2 (en) 2001-03-26 2001-03-26 Objective lens for optical pickup device and optical pickup device
TW90126199A TW556178B (en) 2000-10-26 2001-10-23 Optical pickup apparatus and objective lens
AU1093202A AU1093202A (en) 2000-10-26 2001-10-24 Optical pickup apparatus and objective lens
CA 2426072 CA2426072A1 (en) 2000-10-26 2001-10-24 Optical pickup apparatus and objective lens
PCT/JP2001/009327 WO2002035537A2 (en) 2000-10-26 2001-10-24 Optical pickup apparatus and objective lens
MXPA03003211A MXPA03003211A (en) 2000-10-26 2001-10-24 Optical pickup apparatus and objective lens.
US09/983,682 US7102980B2 (en) 2000-10-26 2001-10-25 Optical pickup apparatus and objective lens
KR1020010065960A KR100837944B1 (en) 2000-10-26 2001-10-25 Optical pickup apparatus and objective lens
CN 01137537 CN1351270A (en) 2000-10-26 2001-10-26 Object lens of optical pickup and optical pickup
EP01309126A EP1202260A3 (en) 2000-10-26 2001-10-26 Optical pickup apparatus and objective lens
EP10011847A EP2287841A3 (en) 2000-10-26 2001-10-26 Optical pickup apparatus and objective lens
US11/355,220 US7333416B2 (en) 2000-10-26 2006-02-16 Optical pickup apparatus for recording or reproducing information for an optical information recording medium and objective lens for optical pickup apparatus
US12/000,783 US7639589B2 (en) 2000-10-26 2007-12-17 Optical pickup apparatus for recording or reproducing information for an optical information recording medium and objective lens for optical pickup apparatus

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002288867A JP2002288867A (en) 2002-10-04
JP2002288867A5 JP2002288867A5 (en) 2008-04-17
JP4775612B2 true JP4775612B2 (en) 2011-09-21

Family

ID=18942055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001086719A Expired - Fee Related JP4775612B2 (en) 2001-03-26 2001-03-26 Objective lens for optical pickup device and optical pickup device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4775612B2 (en)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004152443A (en) * 2002-10-31 2004-05-27 Konica Minolta Holdings Inc Optical pickup device and objective optical element
TWI266898B (en) * 2002-10-31 2006-11-21 Konica Minolta Holdings Inc Objective optical element and optical pickup apparatus
JP2007073094A (en) * 2005-09-05 2007-03-22 Konica Minolta Opto Inc Optical pickup device
JP2008084424A (en) * 2006-09-27 2008-04-10 Pentax Corp Optical pickup

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3775011B2 (en) * 1997-09-09 2006-05-17 コニカミノルタホールディングス株式会社 Optical pickup device
JP4220009B2 (en) * 1998-03-03 2009-02-04 日東光学株式会社 Zoom finder
JP3385213B2 (en) * 1998-05-29 2003-03-10 ペンタックス株式会社 Objective lens for optical head
JP3794229B2 (en) * 1999-01-22 2006-07-05 コニカミノルタホールディングス株式会社 OPTICAL PICKUP DEVICE, RECORDING / REPRODUCING DEVICE EQUIPPED WITH THE OPTICAL PICKUP DEVICE, INFORMATION RECORDING / REPRODUCING METHOD, AND OBJECTIVE LENS FOR OPTICAL PICKUP DEVICE
DE60018735T2 (en) * 1999-01-22 2006-01-26 Konica Minolta Opto, Inc., Hachioji An optical pickup device, a recording / reproducing apparatus comprising said optical pickup device, an optical element and an information recording / reproducing method
JP2000260049A (en) * 1999-03-08 2000-09-22 Asahi Optical Co Ltd Optical system for optical disk device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002288867A (en) 2002-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4254986B2 (en) Objective lens and optical pickup device
JP4905867B2 (en) Objective lens for optical pickup device and optical pickup device
EP1313095B1 (en) Compatible optical pickup
JP4300914B2 (en) Optical pickup device and optical element
US6671247B1 (en) Optical pick-up apparatus, optical element, and objective lens having diffracting section
JP4433818B2 (en) Objective lens for optical pickup device, optical pickup device and optical information recording / reproducing device
US7924684B2 (en) Object lens, optical pickup, and optical disc device
JP3689266B2 (en) Objective lens for optical head
EP1158503B1 (en) Optical pickup apparatus, objective lens, apparatus for reproducing and/or recording optical information recording medium
KR100788094B1 (en) Optical pick-up apparatus
JP4610118B2 (en) Objective lens for optical head
KR101037031B1 (en) Optical element, objective optical element and optical pickup device
US7430159B2 (en) Optical pick-up and objective lens for use with different types of optical discs
JP3794229B2 (en) OPTICAL PICKUP DEVICE, RECORDING / REPRODUCING DEVICE EQUIPPED WITH THE OPTICAL PICKUP DEVICE, INFORMATION RECORDING / REPRODUCING METHOD, AND OBJECTIVE LENS FOR OPTICAL PICKUP DEVICE
US20060077795A1 (en) Objective optical system for optical recording media and optical pickup device using it
JP3970747B2 (en) Phase corrector and compatible optical pickup using the same
US6590717B2 (en) Optical system for optical disk, optical head unit for optical disk, and optical drive device
JP2004005943A (en) Registration reproduction optics, objective lens, optical element for aberation compensation, optical pickup system, and orecording/reproducing apparatus, aberration correcting optical element, optical pickup device and recording and reproducing device
KR101013278B1 (en) Objective lens for optical pickup apparatus, optical pickup apparatus, and optical information recording reproducing apparatus
US7075880B2 (en) Optical pick-up device and objective lens used therein
JP4775422B2 (en) Condensing optical device, optical pickup and optical disc apparatus
US6807139B2 (en) Objective lens and optical pickup apparatus
US7443779B2 (en) Objective optical system for optical recording media and optical pickup device using it
US6791932B1 (en) Optical system of optical pick-up
KR20040045307A (en) Optical System for Optical Pickup Apparatus, Optical Pickup Apparatus and Objective Lens

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100514

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees