JP4774628B2

JP4774628B2 - bag

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Publication number: JP4774628B2
Application number: JP2001149481A
Authority: JP
Inventors: 敬隆青木; 正保林; 有二杉山
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 2001-05-18
Filing date: 2001-05-18
Publication date: 2011-09-14
Anticipated expiration: 2021-05-18
Also published as: JP2002337888A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に液状物、粒状物などの流動性を有する内容物を密封包装する袋に関し、更に詳しくは、飲料その他の流動性を有する食品などを密封包装し、内容物を飲用する際、例えば開封した袋の開口部に直接、口を付けて飲用するような使い方をした場合でも、衛生面に問題がなく、また、安全に飲用することのできる袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、液状物、粒状物などの流動性を有する内容物を密封包装する袋としては、例えば、三方シール形式、四方シール形式の袋のほか、スタンディングパウチなど自立袋形式の袋が主に用いられている。
このような袋は、通常、内容物を取り出す際、袋の上辺またはコーナー部などのヒートシール部を切り取って開口部を設け、そこから注出するなどして取り出す方法、或いは、袋の一部に狭い幅の注出口部を予め設けて、その先端部を切り取って開口させ、その注出口部から注出する方法などが採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような袋は、例えば、内容物が液体または粘性液体の飲料などで、袋の容量が比較的小さく、袋の開口部に直接口を付けて飲むような使い方をする場合、開口部の外側は、雑菌が付着するなど汚染されているのが一般的であり、衛生面に欠ける問題があった。
また、袋の一部を切り取って開口部を設けた場合、開口端は袋の切断面であり、薄く鋭利になっている場合が多く、直接口を付けると唇や舌を傷つける問題もあった。
更に、内容物が医薬品などで、他の容器に移し替えて使用するような場合でも、袋の開口部外側周縁が汚染されていると雑菌など異物混入の可能性が高くなり、衛生上大きな問題となる。
【０００４】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、袋に充填された飲料などの内容物を、袋の開口部に直接口を付けて飲むような使い方をした場合でも、衛生面に問題がなく、また、袋の開口端に切断面の鋭利な部分がなく、安全に飲用することができ、更に、内容物が医薬品などで他の容器に移し替えて使用するような場合でも、袋の開口部周縁で汚染される危険性がなく衛生的に使用することのできる袋を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下の本発明により解決することができる。即ち、請求項１に記載した発明は、前後２面の壁面フィルムの周囲の端縁部を袋状にヒートシールしてなる袋において、該袋の上部に、上部の端縁部のヒートシール部を切り取って袋を開封するための開封手段が設けられると共に、少なくとも該開封手段を含む該開封手段の下側の袋の上部の領域が剥離可能な弱シール部で封止され、かつ、壁面フィルムの両側の該弱シール部と袋の胴部を形成する側部シール部との境どうしを結ぶ線上に、壁面フィルム折り返し予定線を設けることにより、該開封手段で袋の上部を開封した後、該弱シール部を剥離させ、剥離した両側の壁面フィルムを外側下方に折り返し可能にしたことを特徴とする袋からなる。
【０００６】
本発明において、弱シール部は、袋に内容物を充填し、密封した後、流通段階など通常の取り扱いでは剥離せず、強制的に剥離した時には適度の力で剥離可能なシール部を意味するものである。
また、本発明において、袋本体の形式は、特に限定はされず、例えば、三方シール形式または四方シール形式などの平袋のほか、スタンディングパウチなどの自立袋形式の袋とすることができる。
【０００７】
前記開封手段としては、印刷などで表示された切り取り線などの開封指示線や開封指示マークのほか、以下のような引き裂きなどによる開封操作を容易にする易開封性手段を用いることができる。
これらの開封手段は、単独で用いてもよいが、複数を適宜組み合わせて用いることにより、一層容易に袋を開封できるようになる。
【０００８】
前記易開封性手段としては、（イ）通常の袋でも多用されるノッチを設ける方法、（ロ）袋の積層フィルムのうち基材層など一部にミシン目線、その他断続的な切り目線による弱め線を設ける方法、（ハ）レーザー光照射などによるハーフカット線を設ける方法、（ニ）機械的方法によって細長くて小さな傷痕群を袋の端部に形成する方法（その傷痕群を起点として、容易に引き裂きが可能となる）、（ホ）一定方向の開封を容易に行うために、易引き裂き性フィルム、例えば一軸延伸フィルムを袋の積層フィルムの中間層などにその延伸方向が袋を開封する際の引き裂き方向と一致するように積層し、この積層フィルムを袋に用いる方法などがあり、適宜選択、または複数を組み合わせて用いることができる。
【０００９】
尚、上記ノッチは、一字形やＶ字形のノッチが多く採用されているが、その形状に制限はなく、引き裂き方向に向かって尖った部分を有する形状であれば何でもよい。
ハーフカット線についても、連続する線状のハーフカット線に限らず、ミシン目状など断続的なハーフカット線であってもよい。このようなハーフカット線は、一本でもよいが、引き裂き方向がずれた場合を想定して、中心のハーフカット線の両側に各１本、または各２本など複数のハーフカット線を、平行または中心のハーフカット線に収斂する形状などに設けることができる。
【００１０】
前記のような構成を採ることにより、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、袋に充填された内容物を取り出す際、袋の上部に前記開封手段が設けられているので、袋の上部を容易に切り取って開封することができる。
また、袋を開封した後、袋の上部の領域が、剥離可能な弱シール部で封止されているので、その弱シール部を容易に剥離させることができ、更に、剥離した壁面フィルムを容易に外側下方に折り返して、壁面フィルムの内面を外側に露出させることができる。
従って、袋に充填された内容物が飲料などで、袋の開口部に直接口を付けて飲用する場合でも、口と接触する部分が袋の内面であり、外部からの汚染がなく、また、開口部の上端が壁面フィルムの折り返し部であるため、口触りがソフトで唇や舌を傷つけることもなく、衛生的且つ安全に内容物を飲用することができる。
また、内容物が医薬品などで、他の容器に移し替えて使用する場合でも、内容物が袋の外面に触れて汚染される恐れは全くなく、衛生的に使用することができる。
【００１１】
請求項２に記載した発明は、前記弱シール部が、袋の上部の外縁部に加えて、前記開封手段の内側の位置にも袋の内部と隔離するようにパターン状に設けられていることを特徴とする請求項１記載の袋からなる。
【００１２】
このような構成を採ることにより、前記請求項１に記載した発明の作用効果に加えて、弱シール部を剥離させて両側の壁面フィルムを外側下方に折り返した時、外側に露出した壁面フィルムの内面に付着する内容物の付着面積を小さくすることができるので、この部分に口を付けて内容物を飲用する場合でも、唇に内容物が付着することを防止でき、一層好ましく飲用できるようになる。
【００１３】
請求項３に記載した発明は、前記弱シール部が、袋の最内面にパターンコートされた抗ヒートシール剤により形成されていることを特徴とする請求項１または２に記載の袋からなる。
【００１４】
前記弱シール部は、例えば、ヒートシール条件の調節などによっても形成することができるが、この方法ではシール強度が不安定になりやすい欠点がある。
この点、抗ヒートシール剤を袋の最内面、即ち、壁面フィルムのシーラント層の上にパターンコートする方法を採れば、通常のシール条件でヒートシールするだけで、抗ヒートシール剤の塗布部を安定したシール強度の弱シール部とすることができる。
従って、前記のような構成を採ることにより、前記請求項１または２に記載した発明の作用効果に加えて、適度の力で剥離可能で、且つ安定したシール強度の弱シール部を容易に形成することができる。
【００１５】
前記抗ヒートシール剤としては、基材の樹脂に離型剤を適宜の量で混合した樹脂組成物を使用することができる。この基材の樹脂には、エチルセルロース、環化ゴム、アクリル樹脂を使用でき、離型剤には、シリコーン樹脂、ポリエチレンワックス、大豆レシチン、高級脂肪酸アマイドを使用することができる。
通常、上記基材の樹脂溶液に離型剤を溶解または分散させて塗布液を作製し、これをグラビア印刷などの手段でパターン状に塗布、乾燥して抗ヒートシール剤層を形成することができる。
【００１６】
請求項４に記載した発明は、前記袋の底部が、前後の壁面フィルムの下部の間に底面フィルムを内側に折り返して挿入してなるガセット部を有する形式で形成され、該ガセット部が、内側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパターンでヒートシールされ、自立性を有する形式に形成されていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の袋である。
【００１７】
上記袋の底部のガセット部をヒートシールする内側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパターンは、代表的な例として、内側が底部の中心部から両側に湾曲線状に立ち上がる形状の船底形や、一定の幅と長さの底部から両側が外側に傾斜直線状に立ち上がる形状の船底形のシールパターンが挙げられるが、これらに限定されず、例えば、内側が鈍角に開いたＶ字状、或いは横に開いたＵ字状となるシールパターンなど、実質的に内側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパターンであれば何でもよい。
【００１８】
このような構成を採ることにより、前記請求項１乃至３のいずれかに記載した発明の作用効果に加えて、袋に自立性が付与されるので、取扱いが容易になるほか、外観、陳列効果なども優れたものとすることができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
本発明の袋は、例えば、図１、図２に示すように構成することができる。
即ち、図１、図２は、それぞれ本発明の袋の一実施例の構成を示す正面図である。また、図３は、前記図１に示した袋に充填された内容物を取り出す際、袋の上部を開封手段で開封した後、弱シール部を剥離して、剥離した両側の壁面フィルムを外側下方に折り返した時の袋の形態を示す斜視図である。
【００２０】
図１に示した袋１００は、その底部が、前後２面の壁面フィルム１、１′の下部の間に、底面フィルムを内側に折り返して底面フィルム折り返し部２まで挿入してなるガセット部３を有する形式で形成され、該ガセット部３が、内側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパターン、この場合、鈍角に開いたＶ字状に凹状となるシールパターンの底部シール部５でヒートシールされ、自立性が付与された形式で形成されている。
尚、上記底面フィルムを内側に折り返して挿入する際、折り返した底面フィルムの左右両側の下端近傍には切り欠き部４、４を設けて挿入する。それにより、ガセット部３を底部シール部５でヒートシールした時、両側の壁面フィルム１、１′が切り欠き部４、４の部分で熱接着されるため、袋に内容物を充填して底部が前後に広がった際、左右両端は固定されて開かず底部の外周にリング状の脚部が形成され優れた自立性が付与されるものである。
【００２１】
そして、壁面フィルム１、１′の両側の端縁部が、側部シール部６、６でヒートシールされて袋の胴部が形成され、袋の上部、この場合、壁面フィルム折り返し予定線１１から上の部分が、両側から傾斜をもって上部の幅が狭くなるようにトリミングされ、上部の端縁部を封止する上部シール部８の内側（図において下側）に袋の開封手段として、ハーフカット線９とその両端にノッチ１０、１０が設けられ、また、上部シール部８と壁面フィルム折り返し予定線１１の間の部分では、両側の端縁部が弱シール部７a 、７a でヒートシールされ、更に、ハーフカット線９と壁面フィルム折り返し予定線１１の間の位置には、袋の内部と隔離するように、所定幅で上方に山形に折れ曲がった形状の弱シール部７b が形成されるように構成されている。
尚、上記壁面フィルム折り返し予定線１１の位置には、印刷などにより、外側下方に折り返して使用する旨の表示を設けることが好ましい。この点は次の図２に示す袋についても同様である。
【００２２】
また、袋１００への内容物の充填は、袋の上部から行うため、少なくとも上部シール部８とその内側の弱シール部７b とは、内容物の充填前は未シールとし、内容物の充填後にヒートシールする必要がある。
この点からも、上記弱シール部７a 、７a 、７b の形成には、前述した抗ヒートシール剤をパターンコートする方法を採ることが好ましく、それにより、例えば、側部シール部６、６と両側端縁部の弱シール部７a 、７a とを同じシール条件でヒートシールして、側部シール部６、６を強シールとし、弱シール部７a 、７a を弱シールとすることができる。また、上部シール部８と弱シール部７b についても同様に、同じシール条件でヒートシールして、上部シール部８を強シールとし、弱シール部７b を弱シールとすることができるので、ヒートシール工程を簡略化できる利点がある。
尚、上部シール部８に関しては、袋の開封時に切り取ってしまうので、通常の強シールでも、弱シールでもどちらでもよいが、抗ヒートシール剤を塗布する手間を省ける点で、強シールとすることが好ましい。
【００２３】
このような構成を採ることにより、内容物の充填は、上部の開口部から容易に充填し、充填後、上部シール部８と弱シール部７b とを同時にヒートシールして密封することができる。
内容物が充填された袋１００は、底部が自立性を有する形式で形成されているので、自立性に優れ、取り扱いやすく、外観、陳列効果などにも優れている。
【００２４】
袋に充填された内容物を取り出す際は、袋の上部に設けられた開封手段、即ち、ノッチ１０とハーフカット線９を利用して、袋の上部をハーフカット線９に沿って容易に引き裂いて開封することができる。
次いで、袋上部の両側端縁部の弱シール部７a 、７a と、袋の内部と上部を隔離する弱シール部７b を剥離させ、剥離した両側の壁面フィルム１、１′を壁面フィルム折り返し予定線１１で外側下方に折り返すことにより、図３に示したように袋１００を開口させることができる。
【００２５】
この時、弱シール部７b は、所定幅で上方に山形に折れ曲がった形状であるため、上部から徐々に軽い力で容易に剥離させることができ、且つ、折り返した壁面フィルムの内面に付着する内容物の付着面積も小さくすることができる。
また、袋の底部が、前記内側が鈍角に開いたＶ字状に凹状となるシールパターンの底部シール部５でヒートシールされているので、底部の横断面が菱形状に前後に広がり、袋１００は、Ｖ字形の角部から上方に稜線を形成するように前後の壁面フィルム１、１′が折れ曲がった形状となる。従って、袋の上部の開口部も中央部で折れ曲がりやすくなり、内容物の注出幅を狭めることができる。
【００２６】
そして、袋の開口部の上端が壁面フィルムの折り返し部であり、且つ、開口部の外側に折り返された壁面フィルム１、１′の内面が露出しているので、内容物が飲料などで開口部に直接口を付けて飲用するような使い方をした場合でも、口と接触する部分は外部からの汚染を受けておらず衛生的であり、しかも、口触りがソフトで唇や舌を傷つけることもなく、樋状に折り曲げた上部の開口部から安全に内容物を飲用することができる。
また、内容物が液状などの医薬品で、他の容器に移し替えて使用するような場合でも、注出する際、袋の開口部周縁で内容物が汚染される危険性がなく、衛生的に使用することができる。
【００２７】
次に、図２に示した袋２００は、前記図１に示した袋１００の構成において、袋上部の壁面フィルム折り返し予定線１１の上部の両側を、傾斜をもって上部の幅が狭くなるようにトリミングしたのを止め、胴部と同幅で袋の上部を形成すると共に、壁面フィルム折り返し予定線１１の上に設けた袋の内部と上部を隔離する弱シール部７b の形状を、所定幅で上方に山形に折れ曲がった形状から、上部の山形は同形状で、下部が壁面フィルム折り返し予定線１１の位置まで広げられた形状に変更して構成したものであり、その他の構成は、総て図１に示した袋１００と同様に形成して構成したものである。
【００２８】
このような構成を採ることにより、先ず、袋の上部の両側のトリミングを止めることにより、内容物が充填された袋２００を自立させた時、袋の底部と胴部は前後に筒状に広がるため、外観上幅が狭くなるが、袋の上部は前後に殆ど広がらないため、上部の両側が左右に若干出張った形状となり、外観がスマートさに欠けるようになるが、トリミングの手間が省けるため製造工程を簡略化することができる。
また、弱シール部７b の形状を前記のように変更することにより、この部分を剥離させる際、剥離抵抗力が、上部の剥離開始時は変わらないが、下部に進むにつれてやや大きくなるので、剥離の操作性は若干損なわれるが、壁面フィルム折り返し予定線１１より上の部分には内容物が進入しないため、壁面フィルム折り返し予定線１１で壁面フィルム１、１′を外側下方に折り返した時、外側に露出した壁面フィルムの内面には内容物が全く付着しておらず、この部分に直接口を付けて内容物を飲用する場合でも、内容物が唇の周囲に付着するようなこともなく、一層好ましく飲用することができる。
上記変更点以外については、前記図１に示した袋１００と同じ構成であるため、図１に示した袋１００で説明した作用効果と同様な作用効果を得ることができる。
【００２９】
尚、前記図１、図２に示した袋１００、２００では、袋本体の形式をいずれも自立袋形式で例示したが、本発明では、袋の形式は、特に限定はされず、例えば、三方シール形式、四方シール形式などの平袋形式とすることもできる。その場合、自立性がなくなるため、取り扱いやすさや外観は劣ったものとなるが、製造は容易になり、コストは低減することができる。
【００３０】
次に、本発明の袋に用いるフィルム材料について説明する。
壁面フィルム１、１′としては、主にプラスチックを主体とする積層フィルムを用いるが、特に限定はされず、液状などの内容物の包装用袋に用いられている公知の積層フィルムは、いずれも使用することができ、充填する内容物の種類や充填後の加熱処理などの使用条件に応じて、適する構成の積層フィルムを適宜選択して使用することができる。
【００３１】
積層フィルムの構成の代表的な例として、以下のような構成が挙げられる。
(1) ＯＮフィルム／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(2) ＯＮフィルム／接着剤／一軸延伸又は二軸延伸ＨＤＰＥフィルム／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(3) ＯＮフィルム／接着剤／一軸延伸又は二軸延伸ＰＰフィルム／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(4) ＯＮフィルム／接着剤／アルミニウム箔／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(5) ＯＮフィルム／接着剤／一軸延伸又は二軸延伸ＰＰフィルム／接着剤／アルミニウム箔／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(6) ＯＮフィルム（シリカ又はアルミナ又はアルミニウム蒸着層）／接着剤／一軸延伸又は二軸延伸ＨＤＰＥフィルム／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(7) ＯＮフィルム／接着剤／（シリカ又はアルミナ又はアルミニウム蒸着層）ＰＥＴフィルム／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(8) ＯＮフィルム／アンカーコート層／共押し出しコート層（ＨＤＰＥ層／Ｌ・ＬＤＰＥ層）（シーラント層は、Ｌ・ＬＤＰＥ層）
(9) ＯＮフィルム／アンカーコート層／共押し出しコート層（ＨＤＰＥ層／ＬＤＰＥ層）／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(10)ＰＥＴフィルム／接着剤／アルミニウム箔／接着剤／ＯＮフィルム／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(11)ＰＥＴフィルム／接着剤／アルミニウム箔／接着剤／ＯＮフィルム／接着剤／ＣＰＰフィルム（シーラント層）
(12)ＰＥＴフィルム／接着剤／ＯＮフィルム／接着剤／アルミニウム箔／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（シーラント層）
(13)ＰＥＴフィルム／接着剤／ＯＮフィルム／接着剤／アルミニウム箔／接着剤／ＣＰＰフィルム（シーラント層）
(14)ＰＥＴフィルム／接着剤／ＥＶＯＨフィルム／接着剤／ＯＮフィルム／接着剤／ＣＰＰフィルム（シーラント層）
などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができる。
【００３２】
上記の構成において、ＯＮフィルムは二軸延伸ナイロンフィルム、ＰＥＴフィルムは二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、ＰＰはポリプロピレン、Ｌ・ＬＤＰＥは直鎖状低密度ポリエチレン、ＨＤＰＥは高密度ポリエチレン、ＬＤＰＥは低密度ポリエチレン、ＣＰＰフィルムは無延伸ポリプロピレンフィルム、また、ＥＶＯＨフィルムはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルムを指すものである。
【００３３】
そして、各フィルム層の間の接着剤は、通常、その積層をドライラミネーション法で行うため、２液硬化型ポリウレタン系接着剤など公知のドライラミネーション用接着剤を用いることができる。
また、アンカーコートは、押し出しコーティングで樹脂を積層する際、接着性を向上させるために基材フィルム側に予めコーティングするものでプライマーコートの一種である。
【００３４】
前記積層フィルムの構成において、ＯＮフィルム、ＰＥＴフィルムは、最外層に用いる場合は、基材フィルムとして袋に機械的強度や耐熱性、印刷適性などを付与するために用いられ、中間層に用いる場合は、主に機械的強度を補強するために用いられる。
中間層に一軸延伸ＨＤＰＥフィルム、または一軸延伸ＰＰフィルムを用いる場合は、その延伸方向を、袋を開封する際の引き裂き方向と一致するように積層することにより、引き裂きを容易にし、且つ、その方向性を安定化させることができる。
また、中間層に二軸延伸ＨＤＰＥフィルム、または二軸延伸ＰＰフィルムを用いた場合は、積層フィルムの厚さを増し、その剛性や機械的強度を高めると同時に、水蒸気透過度を小さくすることができる。
【００３５】
更に、中間層には、上記のようなプラスチックフィルムに代えて、耐水性を強化した紙を用いることもできる。紙を用いる場合、上記のように中間層の材料を紙に置き換えた構成のほか、最外層のＯＮフィルムまたはＰＥＴフィルムの内側に接着剤を介して紙を積層した構成、或いは、単に、紙の両面にポリエチレン層を押し出しコートしたような構成を採ることもできる。
特に、紙の両面にポリエチレン層を押し出しコートしたような構成を採った場合は、紙の層間強度に限界があり、ヒートシール強度がそれほど強くないため、例外的に図１、図２に示した袋１００、２００の構成において、袋の上部の両側端縁部の弱シール部７a 、７a を強シールとしても構わない。
また、紙を積層した場合、折りクセが付きやすくなるので、袋の上部の飲み口部の壁面フィルムを縦方向に折り曲げやすくなり、内容物を一層飲みやすくすることができる。
【００３６】
そして、アルミニウム箔、シリカ又はアルミナ又はアルミニウム蒸着層、ＥＶＯＨフィルムなどは、主にガスバリヤー性を付与するために積層するものであり、これらのほか、ポリ塩化ビニリデンの塗膜層、或いは、ポリアクリロニトリルフィルムなどのガスバリヤー性材料を積層することもできる。
【００３７】
最内層のシーラント層としては、Ｌ・ＬＤＰＥフィルムとＣＰＰフィルムの２種類の例を挙げたが、Ｌ・ＬＤＰＥフィルムは、ヒートシールの安定性や耐内容物性、例えば界面活性剤に対する耐ストレスクラッキング性などに優れるため、飲料その他の液状物の包装用には特に適している。また、ＣＰＰフィルムは、耐熱性、低臭性に優れており、これらの性能を必要とする内容物の包装用に適している。
【００３８】
シーラント層には上記のほか、充填される内容物に応じて、エチレン・αオレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用することができる。
【００３９】
特に、エチレン・αオレフィン共重合体でメタロセン系触媒などシングルサイト触媒を用いて重合したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優れており、本発明の袋のように、下部のガセット部と側部シール部との間など、ヒートシール部にフィルムの重なりの差による段差のある袋のシーラント層には、シール抜けによるピンホールの発生を防止できる点で適している。
更に、前記共重合体にオレフィン系エラストマーをブレンドしたものを用いることにより、シーラント層の熱流動性が改善され、前記段差などによるピンホールの発生も一層効果的に防止することができる。
【００４０】
尚、袋を自立袋形式で作製する場合は、前記壁面フィルムのほかに、底面フィルムが必要となるが、底面フィルムには、基本的に壁面フィルムと同じ構成の積層フィルムを用いることができる。只、厚さに関しては、壁面フィルムよりも薄くすることができ、それにより、前記ヒートシール部におけるフィルムの重なりの差による段差を小さくして製袋を容易にし、また、コストメリットを得ることができる。
【００４１】
以上のような積層フィルムを用いて製造する本発明の袋は、袋本体の形式に応じて、スタンディングパウチ用製袋機、または三方シール形式、四方シール形式などの袋の製袋機を利用して、そのヒートシール装置のシールパターンを適宜変更すると共に、易開封性手段としてハーフカット線を設ける場合は、レーザー光照射装置など必要な加工装置を付加し、また、壁面フィルムには、袋の上部の弱シール部を形成する部分の最内面、即ち、シーラント層の上に前記抗ヒートシール剤を予めパターンコートしておくことにより容易に製造することができる。
【００４２】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
（実施例１）
図１に示した構成の袋を作製することとし、下記の構成の積層フィルムを用いて、袋の各部の寸法を下記のように設定して実施例１の袋を作製した。
（壁面フィルムの構成）
ＯＮフィルム（厚さ２５μｍ）／接着剤／アルミニウム箔（厚さ７μｍ）／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（厚さ７０μｍ）〔シーラント層〕
（底面フィルムの構成）
ＯＮフィルム（厚さ１５μｍ）／接着剤／アルミニウム箔（厚さ７μｍ）／接着剤／Ｌ・ＬＤＰＥフィルム（厚さ５０μｍ）〔シーラント層〕
【００４３】
（袋の各部の寸法）
▲１▼袋の外形寸法：幅９０ｍｍ、長さ１７０ｍｍ
▲２▼底部ガセット部３の寸法：袋の幅方向９０ｍｍ、袋の長さ方向２５ｍｍ
▲３▼袋の両側の側部シール部６、６のシール幅：６ｍｍ
▲４▼壁面フィルム折り返し予定線１１の位置：袋の上端から３８ｍｍ下方の位置
▲５▼袋上部の両側のトリミングは、壁面フィルム折り返し予定線１１の両端から、上方に向けて均等に傾斜を付けて袋の上端部の幅が６０ｍｍとなるようにカットした。
▲６▼上部シール部８のシール幅は７ｍｍを予定し、ノッチ１０およびハーフカット線９は、袋の上端から１０ｍｍ下方の位置に形成した。
尚、ハーフカット線は、レーザー光照射により壁面フィルムの外側のＯＮフィルム層を直線状に除去するように形成した。
▲７▼袋上部の両側のトリミングされた部分の内側端縁部には、それぞれ幅６ｍｍの弱シール部７a 、７a を設け、また、壁面フィルム折り返し予定線１１の両端から、幅が６ｍｍで上方に山形に折れ曲がった形状の弱シール部７b が、最上部の高さが壁面フィルム折り返し予定線１１から２２ｍｍの高さに設けられるように、それぞれ壁面フィルムの最内面に抗ヒートシール剤をパターンコートした。
尚、製袋段階では、前述したように、側部シール部６、６と共に、両側端縁部の弱シール部７a 、７a までをヒートシールしておくことが好ましい。
【００４４】
以上のように作製した実施例１の袋に果汁２２０ｍｌをホット充填し、上部シール部８と弱シール部７b とを同時にヒートシールして密封し、冷却した後、ノッチ１０を利用して袋の上部を引き裂いて開封したところ、ハーフカット線９に沿って袋を容易に開封することができた。
次いで、袋上部の両側端縁部の弱シール部７a 、７a と、袋の内部と上部を隔離する弱シール部７b とを剥離させ、剥離した両側の壁面フィルムを壁面フィルム折り返し予定線１１で外側下方に折り返すことにより、図３に示したように、袋の開口部の上端が壁面フィルムの折り返し部で形成され、上部の外側に壁面フィルムの内面が露出されると共に、袋の上部を菱形状に開口させることができた。
従って、開口した袋の上部に直接口を付けて、充填された果汁を衛生的且つ安全に飲むことができた。特に、開口部の上端が壁面フィルムの折り返し部であるため、口触りもソフトで快適に飲むことができた。
【００４５】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、本発明によれば、主に液状物などの流動性を有する内容物を密封包装する袋であって、例えば、飲料など液状の内容物を充填、密封し、袋を開封した後、袋の開口部に直接口を付けて飲むような使い方をする場合でも、衛生面に問題がなく、また、袋の開口端に切断面の鋭利な部分がなく、安全に飲用することができ、更に、内容物が医薬品などで他の容器に移し替えて使用するような場合でも、袋の開口部周縁で内容物が汚染される危険性がなく、衛生的に使用することのできる袋を生産性よく提供できる効果を奏する。
また、袋の底部を自立袋形式に形成することにより、袋に優れた自立性を付与でき、取り扱いが容易になると同時に、外観、陳列効果にも優れた袋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の袋の一実施例の構成を示す正面図である。
【図２】本発明の袋の別の一実施例の構成を示す正面図である。
【図３】図１に示した袋に充填された内容物を取り出す際、袋の上部を開封手段で開封した後、弱シール部を剥離して、剥離した両側の壁面フィルムを外側下方に折り返した時の袋の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１、１′壁面フィルム
２底面フィルム折り返し部
３ガセット部
４底面フィルム切り欠き部
５底部シール部
６側部シール部
７a 、７b 弱シール部
８上部シール部
９ハーフカット線
１０ノッチ
１１壁面フィルム折り返し予定線
１００、２００袋[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bag for sealing and packaging a fluid content such as a liquid or a granular material, and more specifically, when packaging a beverage or other fluid food or the like and drinking the content. For example, the present invention relates to a bag that has no problem in hygiene and can be safely drunk even when it is used in such a manner that the mouth is directly attached to the opening of the opened bag.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, three-sided seal type and four-sided seal type bags, as well as free-standing bag type bags such as standing pouches, are mainly used as the bags for hermetically wrapping liquid contents such as liquid and granular materials. ing.
Such a bag is usually taken out by taking out the contents by taking out the heat seal part such as the upper side or corner part of the bag, opening the opening part, and pouring from there, or part of the bag. For example, a method is used in which a narrow outlet is provided in advance, the tip is cut and opened, and the liquid is poured out from the outlet.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, such a bag is, for example, a beverage whose contents are liquid or viscous liquid, and the capacity of the bag is relatively small. The outside is generally contaminated with various bacteria attached, and there is a problem of lack of hygiene.
In addition, when a part of the bag is cut out and an opening is provided, the opening end is the cut surface of the bag, often thin and sharp, and there is a problem of damaging the lips and tongue when directly mouthed .
Furthermore, even if the contents are pharmaceuticals, etc., and transferred to another container, if the outer periphery of the bag opening is contaminated, there is a high possibility of contamination and other foreign matters, which is a major hygiene problem. It becomes.
[0004]
The present invention has been made to solve such problems, and the object of the present invention is to drink contents such as a beverage filled in a bag by directly opening the mouth of the bag. Even if used in such a way, there is no problem in hygiene, there is no sharp part of the cut surface at the open end of the bag, it can be safely consumed, and the contents are other drugs and other containers It is an object of the present invention to provide a bag that can be used in a sanitary manner without the risk of being contaminated at the periphery of the opening of the bag even when it is used after being transferred.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The above problems can be solved by the following present invention. That is, the invention described in claim 1 is a bag formed by heat-sealing the edge portions around the wall film on the front and rear surfaces in a bag shape, and the heat seal portion of the upper edge portion is formed on the upper portion of the bag. An opening means for opening the bag by cutting the bag is provided, and at least an upper region of the bag on the lower side of the opening means including the opening means is sealed with a peelable weak seal portion, And, on the line connecting the boundary between the weak seal part on both sides of the wall film and the side seal part that forms the body of the bag, by providing a wall film folding expected line, After the upper part of the bag is opened by the opening means, the weak seal part is peeled off, and the peeled wall film on both sides can be folded outward and downward.
[0006]
In the present invention, the weak seal portion means a seal portion that can be peeled off with an appropriate force when the bag is forcibly peeled off after filling the bag with contents and sealing, and does not peel off during normal handling such as the distribution stage. Is.
In the present invention, the form of the bag body is not particularly limited, and for example, it can be a flat bag such as a three-side seal type or a four-side seal type, or a self-standing bag type bag such as a standing pouch.
[0007]
As the opening means, in addition to an opening instruction line such as a cut line displayed by printing or the like and an opening instruction mark, an easy-opening means that facilitates an opening operation by tearing or the like as described below can be used.
These opening means may be used singly, but the bag can be opened more easily by using a combination of a plurality of them.
[0008]
Examples of the easy-opening means include (a) a method of providing a notch frequently used even in a normal bag, and (b) weakening by a perforation line in a base material layer of the laminated film of the bag, or other intermittent cut lines. A method of providing a line, (c) a method of providing a half-cut line by laser beam irradiation, etc., (d) a method of forming a long and small scar group by a mechanical method at the end of a bag (starting from the scar group as an easy point (E) When opening a bag, the stretch direction of an easily tearable film, such as a uniaxially stretched film, for example, in an intermediate layer of a laminated film of a bag in order to easily open in a certain direction There is a method of laminating so as to coincide with the tearing direction, and using this laminated film for a bag, etc., which can be appropriately selected or used in combination.
[0009]
In addition, although the 1-shaped notch and the V-shaped notch are often employ | adopted for the said notch, there is no restriction | limiting in the shape, What is necessary is just a shape which has the pointed part toward the tearing direction.
The half-cut line is not limited to a continuous linear half-cut line, and may be an intermittent half-cut line such as a perforation. Such a half-cut line may be one, but assuming that the tearing direction is deviated, a plurality of half-cut lines such as one or two on both sides of the center half-cut line are parallel. Alternatively, it can be provided in a shape that converges on the central half-cut line.
[0010]
By adopting the configuration as described above, the following operational effects can be obtained.
That is, when the contents filled in the bag are taken out, the opening means is provided in the upper portion of the bag, so that the upper portion of the bag can be easily cut out and opened.
In addition, since the upper region of the bag is sealed with a peelable weak seal after opening the bag, the weak seal can be easily peeled off, and the peeled wall film can be easily removed. The inner surface of the wall film can be exposed to the outside.
Therefore, even if the content filled in the bag is a beverage, etc., when the mouth is directly attached to the opening of the bag and drinking, the portion that contacts the mouth is the inner surface of the bag, there is no contamination from the outside, Since the upper end of the opening is the folded portion of the wall film, the contents can be drunk hygienically and safely without soft touch and damaging the lips and tongue.
Further, even when the contents are pharmaceuticals or the like and transferred to another container for use, there is no possibility that the contents will be contaminated by touching the outer surface of the bag, and the contents can be used in a sanitary manner.
[0011]
In the invention described in claim 2, the weak seal portion is provided in a pattern so as to be isolated from the inside of the bag at a position inside the opening means in addition to the outer edge portion of the upper portion of the bag. It consists of a bag of Claim 1 characterized by these.
[0012]
By adopting such a configuration, in addition to the function and effect of the invention described in claim 1, when the weak seal portion is peeled off and the wall films on both sides are folded outward and downward, the wall film exposed to the outside is removed. Since the adhesion area of the contents adhering to the inner surface can be reduced, it is possible to prevent the contents from adhering to the lips even when a mouth is attached to this part and the contents are drunk so that the contents can be more preferably drunk. Become.
[0013]
The invention described in claim 3 is the bag according to claim 1 or 2, wherein the weak seal portion is formed of an anti-heat sealant pattern-coated on the innermost surface of the bag.
[0014]
The weak seal portion can be formed, for example, by adjusting heat seal conditions, but this method has a drawback that the seal strength tends to become unstable.
In this regard, if a method of pattern-coating the anti-heat sealant on the innermost surface of the bag, that is, the sealant layer of the wall film, the application part of the anti-heat sealant can be formed only by heat sealing under normal sealing conditions. A weak seal portion with stable seal strength can be obtained.
Therefore, by adopting the configuration as described above, in addition to the operational effects of the invention described in claim 1 or 2, a weak seal portion that can be peeled off with an appropriate force and has a stable seal strength is easily formed. can do.
[0015]
As the anti-heat sealant, a resin composition in which a release agent is mixed in an appropriate amount with a base resin can be used. As the base resin, ethyl cellulose, cyclized rubber, and acrylic resin can be used, and as the release agent, silicone resin, polyethylene wax, soybean lecithin, and higher fatty acid amide can be used.
Usually, a release agent is dissolved or dispersed in the resin solution of the base material to prepare a coating solution, which is applied in a pattern by means such as gravure printing and dried to form an anti-heat sealant layer. it can.
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention, the bottom portion of the bag is formed in a form having a gusset portion formed by folding the bottom film inwardly between the lower portions of the front and rear wall film, and the gusset portion is formed on the inner side. The bag according to any one of claims 1 to 3, wherein the bag is heat-sealed with a seal pattern having a concave shape from both sides to the center portion, and is formed in a self-supporting form.
[0017]
As a typical example, the seal pattern in which the inner side for heat-sealing the gusset part at the bottom of the bag is concave from both sides to the central part is a ship bottom shape in which the inner side rises in a curved line shape from the center part to the both sides. , A bottom-bottom-shaped seal pattern in which both sides rise from the bottom of a certain width and length to the outside in a straight line shape, but is not limited thereto, for example, a V-shape with an obtuse angle open on the inside, or Any seal pattern can be used as long as the inner side is substantially concave from both sides to the center, such as a U-shaped seal pattern that opens laterally.
[0018]
By adopting such a configuration, in addition to the operational effects of the invention described in any one of claims 1 to 3, the bag is provided with self-supporting properties, so that it is easy to handle, and the appearance and display effect Etc. can also be excellent.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
The bag of the present invention can be configured as shown in FIGS. 1 and 2, for example.
That is, FIG. 1 and FIG. 2 are front views showing the configuration of one embodiment of the bag of the present invention. 3 shows that when the contents filled in the bag shown in FIG. 1 are taken out, the upper part of the bag is opened by the opening means, the weak seal portion is peeled off, and the peeled wall film on both sides is removed. It is a perspective view which shows the form of the bag when it folds down below.
[0020]
The bag 100 shown in FIG. 1 has a gusset portion 3 whose bottom portion is formed by folding the bottom film inward and inserting it to the bottom film folding portion 2 between the lower portions of the two front and rear wall films 1, 1 '. The gusset portion 3 is heat-sealed with a bottom seal portion 5 of a seal pattern in which the inner side is concave from both sides to the central portion, in this case, the seal pattern is concave in a V shape opened at an obtuse angle. It is formed in a form that is given independence.
When the bottom film is folded back and inserted, notches 4 and 4 are provided in the vicinity of the lower ends on both the left and right sides of the folded bottom film. Thereby, when the gusset part 3 is heat-sealed by the bottom seal part 5, the wall films 1 and 1 'on both sides are thermally bonded at the cutout parts 4 and 4 so that the bag is filled with the contents and the bottom part When the is spread forward and backward, the left and right ends are fixed and do not open, and ring-shaped leg portions are formed on the outer periphery of the bottom portion to provide excellent self-supporting properties.
[0021]
And the edge part of the both sides of wall film 1, 1 'is heat-sealed by the side seal parts 6 and 6, and the trunk | drum of a bag is formed, From the upper part of a bag, in this case, wall surface film folding plan line 11 The upper part is trimmed so that the width of the upper part becomes narrower with an inclination from both sides, and half-cut as a means for opening the bag inside the upper seal part 8 (lower side in the figure) for sealing the upper edge part The line 9 and notches 10 and 10 are provided at both ends thereof, and at the portion between the upper seal portion 8 and the wall surface film fold line 11, the edge portions on both sides are heat-sealed with the weak seal portions 7a and 7a. Further, a weak seal portion 7b is formed at a position between the half-cut line 9 and the wall surface film folding scheduled line 11 so as to be separated from the inside of the bag and bent upward in a mountain shape with a predetermined width. Composed .
In addition, it is preferable to provide a display indicating that the wall surface film fold-back line 11 is to be folded back and used by printing or the like. This also applies to the bag shown in FIG.
[0022]
In addition, since the bag 100 is filled with the content from the top of the bag, at least the upper seal portion 8 and the weak seal portion 7b inside the bag are not sealed before filling the content, and after filling the content. It is necessary to heat seal.
Also from this point, it is preferable to adopt the above-mentioned method of pattern coating the anti-heat sealant for the formation of the weak seal portions 7a, 7a, 7b. It is possible to heat seal the weak seal portions 7a and 7a at the end edge under the same sealing conditions, to make the side seal portions 6 and 6 strong seals, and to make the weak seal portions 7a and 7a weak seals. Similarly, the upper seal portion 8 and the weak seal portion 7b can be heat sealed under the same sealing conditions so that the upper seal portion 8 can be a strong seal and the weak seal portion 7b can be a weak seal. There is an advantage that the process can be simplified.
The upper seal portion 8 is cut off when the bag is opened, and either a normal strong seal or a weak seal may be used. However, the upper seal portion 8 should be a strong seal in that it eliminates the trouble of applying the anti-heat sealant. Is preferred.
[0023]
By adopting such a configuration, the content can be easily filled from the upper opening, and after filling, the upper seal portion 8 and the weak seal portion 7b can be heat-sealed and sealed at the same time.
The bag 100 filled with the contents is formed in such a manner that the bottom portion is self-supporting. Therefore, the bag 100 is excellent in self-supporting, easy to handle, and excellent in appearance, display effect, and the like.
[0024]
When taking out the contents filled in the bag, the upper part of the bag is easily torn along the half-cut line 9 using the opening means provided at the top of the bag, that is, the notch 10 and the half-cut line 9. Can be opened.
Next, the weak seal portions 7a, 7a at both side edges of the upper portion of the bag and the weak seal portion 7b that separates the inside and the upper portion of the bag are peeled off, and the wall film 1, 1 'on both sides of the peeled side is turned on the wall film. The bag 100 can be opened as shown in FIG.
[0025]
At this time, since the weak seal portion 7b has a predetermined width and is bent upward in a mountain shape, the weak seal portion 7b can be easily peeled off gradually from the top with a light force, and adheres to the inner surface of the folded wall film. The adhesion area of objects can also be reduced.
Further, since the bottom of the bag is heat-sealed by the bottom seal portion 5 of the seal pattern that is concave in a V shape with the inside open at an obtuse angle, the cross section of the bottom spreads back and forth in a rhombus shape, and the bag 100 Is a shape in which the front and rear wall films 1, 1 'are bent so as to form a ridge line upward from the corner of the V-shape. Accordingly, the opening at the top of the bag is also easily bent at the center, and the content extraction width can be reduced.
[0026]
And since the upper end of the opening part of a bag is a folding | returning part of a wall film, and the inner surface of the wall surface films 1 and 1 'folded back to the outer side of the opening part is exposed, the contents are opening parts with a drink etc. Even if you use it with your mouth directly, the part that comes in contact with the mouth is hygienic without being contaminated from the outside, and the touch is soft and may damage your lips and tongue. In addition, the contents can be safely drunk from the upper opening folded in a bowl shape.
In addition, even when the contents are pharmaceuticals such as liquids and transferred to other containers for use, there is no risk of the contents being contaminated at the periphery of the opening of the bag when pouring out. Can be used.
[0027]
Next, the bag 200 shown in FIG. 2 is trimmed so that the width of the upper portion of the bag 100 shown in FIG. The upper portion of the bag is formed with the same width as the body portion, and the shape of the weak seal portion 7b that isolates the inside and the upper portion of the bag provided on the wall surface film folding expected line 11 is set upward with a predetermined width. From the shape bent into a chevron, the upper chevron is the same shape, and the lower part is changed to a shape widened to the position of the wall surface film fold line 11, and all other configurations are shown in FIG. It is formed and configured in the same manner as the bag 100 shown in FIG.
[0028]
By adopting such a configuration, first, when the bag 200 filled with the contents is made self-supporting by stopping the trimming on both sides of the upper part of the bag, the bottom portion and the trunk portion of the bag expand in the shape of a cylinder. Therefore, the width of the bag is narrower in appearance, but the upper part of the bag is hardly expanded in the front and rear, so the sides of the upper part are slightly left and right for business trips, and the appearance is not smart, but trimming is saved. The manufacturing process can be simplified.
Also, by changing the shape of the weak seal portion 7b as described above, when peeling this portion, the peel resistance does not change at the start of peeling of the upper part, but becomes somewhat larger as it goes to the lower part. However, since the contents do not enter the portion above the wall surface film folding expected line 11, when the wall film 1, 1 ′ is folded outward and downward at the wall film folding expected line 11, There is no content attached to the inner surface of the wall film exposed to, and even if you put the mouth directly on this part and drink the content, the content does not stick around the lips, It can be drunk more preferably.
Since it is the same structure as the bag 100 shown in the said FIG. 1 except the said change point, the effect similar to the effect demonstrated with the bag 100 shown in FIG. 1 can be acquired.
[0029]
In the bags 100 and 200 shown in FIGS. 1 and 2, the form of the bag body is exemplified as a self-standing bag form. However, in the present invention, the form of the bag is not particularly limited. A flat bag type such as a seal type or a four-sided seal type can also be used. In that case, since the independence is lost, the handling and appearance are inferior, but the manufacturing becomes easy and the cost can be reduced.
[0030]
Next, the film material used for the bag of the present invention will be described.
As the wall film 1, 1 ', a laminated film mainly composed of plastic is used, but there is no particular limitation, and any known laminated film used for packaging bags of contents such as liquids is used. Depending on the use conditions such as the type of contents to be filled and the heat treatment after filling, a laminated film having a suitable configuration can be appropriately selected and used.
[0031]
The following structures are mentioned as a typical example of a structure of a laminated | multilayer film.
(1) ON film / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(2) ON film / adhesive / uniaxially stretched or biaxially stretched HDPE film / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(3) ON film / adhesive / uniaxially stretched or biaxially stretched PP film / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(4) ON film / adhesive / aluminum foil / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(5) ON film / adhesive / uniaxially or biaxially stretched PP film / adhesive / aluminum foil / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(6) ON film (silica or alumina or aluminum deposited layer) / adhesive / uniaxially or biaxially stretched HDPE film / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(7) ON film / adhesive / (silica or alumina or aluminum deposited layer) PET film / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(8) ON film / anchor coat layer / co-extrusion coat layer (HDPE layer / L / LDPE layer) (sealant layer is L / LDPE layer)
(9) ON film / anchor coat layer / co-extrusion coat layer (HDPE layer / LDPE layer) / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(10) PET film / adhesive / aluminum foil / adhesive / ON film / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(11) PET film / adhesive / aluminum foil / adhesive / ON film / adhesive / CPP film (sealant layer)
(12) PET film / adhesive / ON film / adhesive / aluminum foil / adhesive / L / LDPE film (sealant layer)
(13) PET film / adhesive / ON film / adhesive / aluminum foil / adhesive / CPP film (sealant layer)
(14) PET film / adhesive / EVOH film / adhesive / ON film / adhesive / CPP film (sealant layer)
However, the present invention is not limited to these, and various combinations of laminated films can be used.
[0032]
In the above configuration, the ON film is a biaxially stretched nylon film, the PET film is a biaxially stretched polyethylene terephthalate film, PP is polypropylene, L / LDPE is linear low density polyethylene, HDPE is high density polyethylene, and LDPE is low density polyethylene. The CPP film refers to an unstretched polypropylene film, and the EVOH film refers to an ethylene-vinyl acetate copolymer saponified film.
[0033]
Since the adhesive between the film layers is usually laminated by a dry lamination method, a known dry lamination adhesive such as a two-component curable polyurethane adhesive can be used.
The anchor coat is a kind of primer coat that is pre-coated on the base film side in order to improve the adhesiveness when the resin is laminated by extrusion coating.
[0034]
In the configuration of the laminated film, when the ON film and the PET film are used for the outermost layer, they are used as a base film for imparting mechanical strength, heat resistance, printability, etc. to the bag and used for the intermediate layer. Is mainly used to reinforce mechanical strength.
When a uniaxially stretched HDPE film or a uniaxially stretched PP film is used for the intermediate layer, the tear direction is facilitated by laminating the stretch direction so as to coincide with the tear direction when the bag is opened. Can be stabilized.
In addition, when a biaxially stretched HDPE film or a biaxially stretched PP film is used for the intermediate layer, it is possible to increase the thickness of the laminated film, increase its rigidity and mechanical strength, and reduce the water vapor permeability. it can.
[0035]
Further, instead of the plastic film as described above, paper with enhanced water resistance can be used for the intermediate layer. When using paper, in addition to the configuration in which the material of the intermediate layer is replaced with paper as described above, the configuration is such that the paper is laminated inside the outermost ON film or PET film via an adhesive, or simply the paper A configuration in which a polyethylene layer is extruded and coated on both sides can also be adopted.
In particular, when a configuration in which a polyethylene layer is extruded and coated on both sides of paper, the interlayer strength of the paper is limited and the heat seal strength is not so strong. In the configuration of the bags 100 and 200, the weak seal portions 7a and 7a at both side edges at the top of the bag may be strong seals.
Further, when the paper is laminated, it becomes easy to bend, so that the wall surface film of the drinking mouth part at the top of the bag can be easily folded in the vertical direction, and the contents can be made easier to drink.
[0036]
And aluminum foil, silica or alumina or aluminum vapor deposition layer, EVOH film, etc. are laminated mainly for imparting gas barrier properties. Besides these, a coating layer of polyvinylidene chloride or polyacrylonitrile A gas barrier material such as a film may be laminated.
[0037]
Two examples of L / LDPE film and CPP film were given as the innermost sealant layer. L / LDPE film has heat seal stability and content resistance, such as stress cracking resistance against surfactants. It is particularly suitable for packaging beverages and other liquid materials. Moreover, the CPP film is excellent in heat resistance and low odor, and is suitable for packaging contents that require these performances.
[0038]
In addition to the above, the sealant layer has an ethylene / α-olefin copolymer, an ethylene / vinyl acetate copolymer, an ethylene / acrylic acid copolymer, an ethylene / acrylic acid ester copolymer, depending on the content to be filled. An ionomer, a polyester resin, or the like can be appropriately selected and used.
[0039]
In particular, an ethylene / α-olefin copolymer polymerized using a single site catalyst such as a metallocene catalyst has a narrow molecular weight distribution and a stable copolymerization ratio. Excellent sealing performance, like the bag of the present invention, between the lower gusset part and the side seal part, etc. It is suitable in that it can prevent the occurrence of pinholes due to disconnection.
Furthermore, by using a blend of an olefin elastomer with the copolymer, the heat fluidity of the sealant layer is improved, and the generation of pinholes due to the steps or the like can be more effectively prevented.
[0040]
In addition, when producing a bag by a self-supporting bag form, in addition to the said wall surface film, a bottom film is required, However, A laminated film of the same structure as a wall surface film can be used for a bottom film.只 Regarding the thickness, it can be made thinner than the wall surface film, thereby making it possible to reduce the level difference due to the difference in film overlap in the heat seal part, to facilitate bag making, and to obtain cost merit. it can.
[0041]
The bag of the present invention manufactured using the laminated film as described above uses a pouch making machine for a standing pouch or a bag making machine for a bag such as a three-side seal type or a four-side seal type depending on the type of the bag body. In addition, when changing the seal pattern of the heat seal device as appropriate and providing a half-cut line as an easy-opening means, a necessary processing device such as a laser beam irradiation device is added, and the wall film has a bag It can be easily manufactured by pattern-coating the anti-heat sealant in advance on the innermost surface of the portion forming the upper weak seal portion, that is, on the sealant layer.
[0042]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples.
Example 1
A bag having the configuration shown in FIG. 1 was manufactured, and using the laminated film having the following configuration, the size of each part of the bag was set as follows to manufacture the bag of Example 1.
(Structure of wall film)
ON film (thickness 25 μm) / adhesive / aluminum foil (thickness 7 μm) / adhesive / L / LDPE film (thickness 70 μm) [sealant layer]
(Structure of bottom film)
ON film (thickness 15 μm) / adhesive / aluminum foil (thickness 7 μm) / adhesive / L / LDPE film (thickness 50 μm) [sealant layer]
[0043]
(Dimensions of each part of the bag)
(1) External dimensions of bag: width 90 mm, length 170 mm
(2) Dimensions of the bottom gusset part 3: bag width direction 90 mm, bag length direction 25 mm
(3) Seal width of the side seals 6 and 6 on both sides of the bag: 6 mm
(4) Position of wall film fold line 11: 38 mm below the upper end of the bag
(5) Trimming on both sides of the upper part of the bag was cut from both ends of the wall surface film fold line 11 so that the upper end of the bag had a width of 60 mm with an even inclination upward.
(6) The seal width of the upper seal portion 8 is scheduled to be 7 mm, and the notch 10 and the half cut line 9 are formed at a position 10 mm below the upper end of the bag.
The half-cut line was formed so that the ON film layer outside the wall film was removed linearly by laser light irradiation.
(7) Weak seal portions 7a and 7a each having a width of 6 mm are provided on the inner edge portions of the trimmed portions on both sides of the upper portion of the bag. A weak seal portion 7b bent in a chevron shape is coated with an anti-heat sealant on the innermost surface of the wall film so that the height of the uppermost portion is set to a height of 22 mm from the wall film fold line 11. did.
In the bag making stage, as described above, it is preferable to heat-seal the side seal portions 6 and 6 as well as the weak seal portions 7a and 7a at both end edges.
[0044]
The bag of Example 1 manufactured as described above was hot-filled with 220 ml of fruit juice, the upper seal portion 8 and the weak seal portion 7b were simultaneously heat-sealed and sealed, cooled, and then the notch 10 was used to When the upper part was torn and opened, the bag could be easily opened along the half-cut line 9.
Next, the weak seal portions 7a and 7a at both side edge portions of the bag upper portion and the weak seal portion 7b that separates the inside and the upper portion of the bag are peeled off, and the peeled wall film on both sides is outside at the wall film fold line 11 By folding downward, as shown in FIG. 3, the upper end of the opening of the bag is formed by the folded portion of the wall film, the inner surface of the wall film is exposed outside the upper part, and the upper part of the bag is rhombus-shaped Could be opened.
Therefore, it was possible to drink the filled fruit juice in a sanitary and safe manner by directly attaching a mouth to the top of the opened bag. In particular, since the upper end of the opening is the folded part of the wall film, the touch was soft and comfortable to drink.
[0045]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, a bag mainly sealing and packaging a fluid content such as a liquid material, for example, filling and sealing a liquid content such as a beverage, After opening the bag, there is no problem in hygiene, and there is no sharp part of the cut surface at the opening end of the bag, even if you use it with a mouth directly on the opening of the bag. In addition, even when the contents are transferred to other containers for use as pharmaceuticals, etc., there is no risk of the contents being contaminated at the periphery of the opening of the bag, and it should be used hygienically. The effect which can provide the bag which can be carried out with high productivity is produced.
Moreover, by forming the bottom portion of the bag in a self-supporting bag form, it is possible to provide the bag with excellent self-supporting properties, making it easy to handle, and providing a bag with excellent appearance and display effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing the configuration of an embodiment of a bag of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing the configuration of another embodiment of the bag of the present invention.
3 When removing the contents filled in the bag shown in FIG. 1, after opening the upper part of the bag with an opening means, the weak seal part is peeled off, and the peeled wall film on both sides is folded outward and downward. It is a perspective view which shows the form of the bag at the time.
[Explanation of symbols]
1, 1 'wall film
2 Bottom film folding part
3 Gusset club
4 Bottom film notch
5 Bottom seal
6 Side seal
7a, 7b Weak seal
8 Upper seal part
9 Half-cut wire
10 notches
11 Wall film folding line
100, 200 bags

Claims

In the bag formed by heat-sealing the peripheral edges of the two front and rear wall films in a bag shape,
At the top of the bag is provided with an opening means for cutting off the heat seal part at the upper edge and opening the bag,
The upper region of the bag on the lower side of the opening means including at least the opening means is sealed with a peelable weak seal portion,
And, on the line connecting the boundary between the weak seal part on both sides of the wall film and the side seal part that forms the body of the bag, by providing a wall film folding expected line,
After opening the upper part of the bag with the opening means, the weak seal part is peeled off, and the peeled wall films on both sides can be folded outward and downward.

In addition to the outer edge of the upper part of the bag, the weak seal part is
The bag according to claim 1, wherein the bag is also provided in a pattern so as to be isolated from the inside of the bag at a position inside the opening means.

The bag according to claim 1 or 2, wherein the weak seal portion is formed of an anti-heat sealant pattern-coated on the innermost surface of the bag.

The bottom portion of the bag is formed in a form having a gusset portion formed by folding the bottom film inwardly between the lower portions of the front and back wall film, and the gusset portion is concave from the inside to the center portion. The bag according to any one of claims 1 to 3, wherein the bag is heat sealed with a seal pattern and has a self-supporting type.