JP4767507B2 - 医療費用算出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、医療費用を算出する医療費用算出装置に関し、特に、医療行為において使用された医療材料および医療機器に係るコストと医療従事者に係るコストとを算出する医療費用算出装置に関する。
従来、病院では、数多くの医療材料や医療機器が使用されている。そして、医療材料や医療機器が使用されたときには、使用されたことを使用履歴として残すようにしている。例えば、手術室での術中において、ディスポ品やリユース処置器具,薬品,ガーゼ等が使用されたときには、看護師は、自分の手やカルテ或いは簡易チェックリスト等を用いてメモをとり、そのメモを基に使用履歴を残すようにしていることが多い。しかしながら、このようにして使用履歴を残す方法は、看護師の作業負担が大きく、また正確な使用履歴を残すという観点からも好ましくない。
そこで、これを解決するものとして、RFID( Radio Frequency Identification )を用いた方法がある。例えば、特許文献1には、医療機器にRF−IDタグを設け、医療機器が使用されたときにRF−IDタグ内のメモリに使用履歴(通算使用時間等)を書きこみ、医療機器の故障やメンテナンス時にそれを読み取るようにした医療機器システム装置が開示されている。
特開2003−52717号公報
しかしながら、この医療機器システム装置においては、医療機器のメンテナンス情報を得ることを主目的としていることから、使用履歴として、医療機器の通算使用時間や通算使用回数を得ることは提案されているものの、医療機器が使用された日時の履歴や、医療機器が何れの部屋(例えば手術室や検査室等)で使用されたかといった医療機器の使用場所の履歴を得ることについては何も提案されていない。また、医療材料の使用履歴についても、何も提案されていない。このことから、医療材料及び医療機器の使用履歴を、例えば医療行為単位、或いは使用された部屋単位で管理することができず、また、それぞれの単位毎に医療費用を算出することもできなかった。
本発明は、上記実情に鑑み、医療材料及び医療機器の使用履歴を、医療行為単位、或いは使用された部屋単位で管理することができ、また、その単位毎の医療費用を算出することを可能にする医療費用算出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る医療費用算出装置は、所定の医療行為に使用される医療材料及び医療機器の少なくとも一方に設けられた識別子を認識する認識手段と、前記所定の医療行為に使用された医療材料及び医療機器の少なくとも一方に設けられた識別子の情報を含む第1のリスト情報を記録する第1の記録手段と、前記識別子に対応する医療材料および医療機器に関するコスト情報を記録する第2の記録手段と、前記所定の医療行為において行われた複数の行為の情報を含む第2のリスト情報を記録する第3の記録手段と、前記行為に関するコスト情報を記録する第4の記録手段と、前記第1の記録手段に記録された前記第1のリスト情報に含まれる前記識別子の情報と、前記第2の記録手段に記録されたコスト情報とから前記医療材料および医療機器に係るコストを算出する第1のコスト算出手段と、前記第3の記録手段に記録された前記第2のリスト情報に含まれる前記複数の行為の情報と、前記第4の記録手段に記録されたコスト情報とから前記複数の行為に係るコストを算出する第2のコスト算出手段と、を備える構成である。
本発明の第2の態様は、前述の第1の態様において、前記第2のリスト情報は、前記所定の医療行為に使用された医療機器の使用時間の情報を更に含み、前記第2のリスト情報に含まれる前記医療機器の使用時間の情報に基づいて前記医療機器のランニングコストを算出する第3のコスト算出手段を更に備える構成である。
本発明によれば、医療材料及び医療機器の使用履歴を、医療行為単位、或いは使用された部屋単位で管理することができ、また、その単位毎の医療費用を算出することを可能になる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る医療費用算出装置を適用した病院内システムの構成例を示す図である。
同図において、病院内の手術室(ORとも言う)1(1a,1b),検査室2,リプロセッシングルーム(滅菌室)3,リカバリールーム4等の各部屋は、ネットワーク5を介して、コントロールルーム(医局)6と接続されており、コントロールルーム6にて、各部屋で得られた情報を管理することができるようになっている。
手術室1(1a,1b)には、当該手術室で各種作業を行うための作業端末装置7aと、後述のRF( Radio Frequency )−IDタグから情報を読み出す所定位置に設けられた第1の読み取り端末装置8aと、同じくRF−IDタグから情報を読み出す当該手術室の出入口に設けられた第2の読み取り端末装置9aと、接続されている装置(第1及び第2の端末装置8a,9a等)の制御を行うコントローラ10a等が設けられている。ここで、第1の読み取り端末装置8aによって読み出された情報は、当該手術室で使用された医療機材(薬品などの医療材料や医療機器など)の使用履歴として利用され、第2の読み取り端末装置9aによって読み出された情報は、当該手術室への入退室履歴として利用されるものである。そして、当該手術室で得られた情報は、ネットワーク5を介して、コントロールルーム6の情報管理サーバ11へ送信され、DB(データベース)12に記録されるようになっている。
検査室2には、当該検査室で各種作業を行うための作業端末装置7bと、当該検査室内の小部屋毎に設けられた、RF−IDタグから情報を読み出す第1の読み取り端末装置8(8b,8c,8d)及び接続されている装置の制御を行うコントローラ10(10b,10c,10d)と、同じくRF−IDタグから情報を読み出す当該検査室の出入口付近に設けられた第2の読み取り端末装置9b等が設けられている。ここで、第1の読み取り端末装置8(8b,8c,8d)によって読み出された情報は、当該検査室内の小部屋で使用された医療機材の使用履歴として利用され、第2の読み取り端末装置9bによって読み出された情報は、当該検査室への入退室履歴として利用されるものである。そして、当該検査室で得られた情報は、ネットワーク5を介して、コントロールルーム6の情報管理サーバ11へ送信され、DB12に記録されるようになっている。
リプロセッシングルーム3には、スコープリプロセッサー等の洗浄器13、RF−IDタグから情報を読み出す第1の読み取り端末装置8e、同じくRF−IDタグから情報を読み出す当該リプロセッシングルームの出入口に設けられた第2の読み取り端末装置9c等が設けられている。ここで、第1の読み取り端末装置8eによって読み出された情報は、当該リプロセッシングルームで使用された医療機材の使用履歴として利用され、第2の読み取り端末装置9cによって読み出された情報は、当該リプロセッシングルームへの入退室履歴として利用されるものである。そして、当該リプロセッシングルームで得られた情報は、ネットワーク5を介してコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ送信され、DB12に記録されるようになっている。
リカバリールーム4には、RF−IDタグから情報を読み出す機能を有するPDA14等が設けられている。ここで、PDA14によってRF−IDタグから読み出された情報は、当該リカバリールームで使用された医療機材の使用履歴として利用されるものである。そして、当該リカバリールームで得られた情報は、ネットワーク5を介してコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ送信され、DB12に記録されるようになっている。
コントロールルーム6には、当該コントロールルームで各種作業を行うための作業端末装置7cと、手術室1や検査室2などの各部屋で得られた情報やその他の所定の情報が記録されるDB12と、DB12に記録される情報を管理する情報管理サーバ11等が設けられている。
また、ネットワーク5は、ファイアーウォール15を介してインターネット16に接続されており、必要に応じて、例えば各医療機材メーカーのサービスセンター17が提供するウェブサイトにアクセスして特定の医療機材の価格情報などを取得することができるようになっている。また、ネットワーク5は、ゲートウェイサーバ18を介して他の病院19のシステムとも接続されており、必要に応じて、他の病院との間で情報の送受が可能になっている。
尚、前述のRF−IDタグは、内部にメモリ,無線通信用アンテナ,IC等を有する微小ICチップであり、外部から無線により情報のリード/ライトを行うことができるものである。
本システムにおいては、このRF−IDタグが、各医療機材,各医療従事者(医師,看護師等),各患者などにそれぞれ付与され、各RF−IDタグのメモリには、対応するID(識別子)が記憶されるものである。
図2は、RF−IDタグの付与例を示す図である。
同図に示すように、本システムにおいて使用されるRF−IDタグは、付与先に応じて、カードタイプとコインタイプとシールタイプがある。
カードタイプのRF−IDタグは、医師,看護師,患者等の人が携帯するものであり、このRF−IDタグのメモリには、携帯する者に対応するIDが記憶される。
コインタイプのRF−IDタグは、内視鏡スコープや周辺装置などの非滅菌機器や、プローブ,鉗子などの滅菌器具などといった医療機器に埋め込まれるものであり、このRF−IDタグのメモリには、埋め込まれた医療機器に対応するIDが記憶される。
シールタイプのRF−IDタグは、注射器や薬品やガーゼなどの医療材料に貼り付けられるものであり、このRF−IDタグのメモリには、貼り付けられた医療材料に対応するIDが記憶される。但し、カプセルや錠剤のような薬品の場合には、そのカプセルや錠剤が収納されたビンに貼り付けられるものである。
次に、本システムの動作について説明する。
図3は、本システムの動作の一部を、手術室1aを例に概略的に説明する図である。
同図において、第1の読み取り端末装置8aは、医師により手術が行われる滅菌エリア21とそれ以外の非滅菌エリアとの間であって医療機材の受渡しが行われるエリアに、RF−IDタグから情報を読み取ることが可能な読み取りエリア22を有しており、この読み取りエリア22内に存するRF−IDタグから情報を読み取ることが可能になっている。
また、第2の読み取り端末装置9aは、当該手術室の出入口に、RF−IDタグから情報を読み取ることが可能な読み取りエリア23を有しており、この読み取りエリア23内に存するRF−IDタグから情報を読み取ることが可能になっている。
これにより、読み取りエリア23を介して、当該手術室に、医療機材,医療従事者,患者などが入室すると、第2の読み取り端末装置9aによって、そのRF−IDタグからID(例えば同図の24)が読み出され、そのIDがコントローラ10aに送られるようになっている。そして、コントローラ10aによって、更に、そのIDに対し、そのIDが読み出された日時と、そのIDが読み出された場所の情報としてコントローラ10aのユニットIDが付加され(例えば同図の25)、それが入室履歴としてコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ送信されDB12のデータファイル領域12aに記録される。但し、データファイル領域12aに記録される際には、DB12のIDテーブル領域12bに記録されるIDテーブルを基に各IDが特定された入室ログファイル(例えば同図の26)として記録される。尚、IDテーブルには、IDと医療機材,医療従事者,及び患者等との対応関係や、IDとその他の情報との対応関係や、更にユニットIDと場所(部屋)との対応関係などが記述されている。
また、読み取りエリア22を介して、医療機材の受渡しが行われると、第1の読み取り端末装置8aによって、そのRF−IDタグからID(例えば同図の27)が読み出され、そのIDがコントローラ10aに送られるようになっている。そして、コントローラ10aによって、更に、そのIDに対し、そのIDが読み出された日時と、そのIDが読み出された場所の情報としてコントローラ10aのユニットIDと、使用されたことを示す情報とが付加され(例えば同図の28)、それが使用履歴としてコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ送信されDB12のデータファイル領域12aに記録される。
但し、読み取りエリア22を介して、カプセルや錠剤タイプの薬品の受渡しが行われるときには、前述のとおりカプセルや錠剤自体にはRF−IDタグが付与されていないので、このような場合には、カプセルや錠剤の受渡しが行われる毎に、看護師などが、そのカプセルや錠剤が収納されているビンを、読み取りエリア22内に入れて、ビンに貼り付けられているRF−IDタグからIDを読み取るようにする。
尚、手術室1aにおいて、使用履歴として読み出されるIDは、原則として、第1の読み取り端末装置8aによって読み出されるものであるが、例えば、看護師などが所持する、RF−IDタグから情報を読み出す機能を有するPDA等によって読み出すようにすることも可能である。
一方、読み取りエリア23を介して、当該手術室から、医療機材,医療従事者,患者などが退室すると、入室時と同様に、第2の読み取り端末装置9aによって、そのRF−IDタグからIDが読み出され、コントローラ10aによって、そのIDに対し、そのIDが読み取られた日時と、そのIDが読み取られた場所の情報としてコントローラ10aのユニットIDが付加され、それが退室履歴としてコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ送信されDB12のデータファイル領域12aに記録される。但し、データファイル領域12aに記録される際には、DB12のIDテーブル領域12bに記録されるIDテーブルを基に各IDが特定された退室ログファイル(例えば同図の29)として記録される。
尚、第2の読み取り端末装置9aは、RF−IDタグからIDを読み出す際には入室した旨の情報の読み出しも行い、そこで、入室した旨の情報が読み出されなかった場合には入室した旨の情報をRF−IDタグに書き込み、入室した旨の情報が読み出された場合にはその入室した旨の情報を消去するようにしている。このようにすることで、第2の読み取り端末装置9aによりRF−IDタグから読み出されたIDが、入室時のものであるか退室時のものであるかを判定することができるようになっている。
また、図3に示した構成において、コントローラ10aで実現しているユニットIDや読み取り端末装置のコントロールは、作業端末装置7aのタッチパネルやキーボードのような入力手段のあるPC上で作成されたアプリケーションソフトでも実現可能である。
また、コントローラ10aは、読み取り端末装置の通信制御(一般的にはRS−232C)だけでなく、RS−232Cのシリアル通信(例えば8ch分)を持ち、内視鏡周辺装置と双方向通信によりステータスを取得できる装置である。つまり、読み取り端末装置も含め、コントローラ10aは、シリアル通信から機器情報を、RF−IDタグの読み取り端末装置から医療材料の情報を、さらに、複数の読み取り端末装置を用いて、医療従事者の作業情報を取得できる。尚、同図においては、一部の内視鏡周辺装置を省略して示しているが、実際には、患者の内部を映す内視鏡、内視鏡像を映し出すモニタ、内視鏡像をモニタに映すために撮像された映像信号を変換するカメラ装置、内視鏡に光を供給する光源、電気メスにより処置を行うための電気メス装置、ブローブにより超音波手術を行うための超音波手術装置、及び、腹腔内の視野を確保するために腹腔内に二酸化炭素などのガスを供給する気腹装置等が、コントローラ10aにより制御可能に接続されている。
また、同図に示した構成において、PC端末とコントローラで構成されている場合には、読み取り端末装置がどちらの制御下にいても良いことになり、コントローラ10aがネットワーク通信機能を持っていれば、PC端末は、構成要件として要らなくなる。
次に、本システムの動作を、手術室1aを例に詳細に説明する。
尚、この手術室1aを例に説明する本システムの動作は、手術室1aの作業端末装置7a,コントローラ10aと、コントロールルーム6の作業端末装置7c,情報管理サーバ11とによって行われる処理である。
本動作では、まず、初期設定が行われる。
図4(a) は、その初期設定に係るフローチャートを示す図である。
同図(a) において、まず、オペレータが、コントロールルーム6の作業端末装置7cに、手術が行われる場所(対応するユニットIDでも良い)、日時、患者名を入力すると、DB12から対応する手術情報が取得される(S1)。尚、手術情報は、予め、手術が行われる場所、日時、患者名と対応付けされてDB12に記録されているものであり、当該手術を担当する医療従事者の情報なども含むものである。
続いて、オペレータが、取得された手術情報から、手術室(OR)1aで行う手術名を入力すると(S2)、対応するデフォルトの機材リスト及び投薬リストと、デフォルトの手技フローが生成される(S3及びS4)。
続いて、オペレータが必要に応じてS3及びS4で生成されたリストやフローを変更・追加するカスタマイズ入力を行い、カスタマイズ入力の内容が反映された機材リスト、投薬リストと手技フローとを基に、チェックリスト用ファイルが生成され(S5)、そのチェックリスト用ファイルが、手術が行われる場所、日時、患者名と対応付けされてDB12に記録(登録)され(S6)、本フローが終了する。
次に、手術室1aへの機材搬入が行われる。
図4(b) は、その手術室1aへの機材搬入に係るフローチャートを示す図である。
同図(b) において、まず、看護師などは、リユース品の準備(S11)やディスポ品の準備(S12)など、必要な医療機材の準備を行い、それを手術室1aに搬入すると(S13)、前述の図3で説明したように、読み取り端末装置9aにより、搬入者や搬入された医療機材のRF−IDタグからIDが読み出される(S14,図5(a) を用いて後述)。このとき、入室退室を判断するトリガ条件として、コントローラ10aと通信している作業端末装置7aのようなGUIを持つPCやキーボードを持つ機器、コントローラ10aの図示しないフロントパネルSW操作からの入力により読み取り端末装置9aの読み取りモードを切り替えることで実現できる。但し、内視鏡検査、内視鏡手術開始ボタンや終了ボタンと連動して入退室の連動をし、自動で読み取りモードを切り替えても良い。
そして、読み出されたIDとそのIDが読み出された日時とユニットID等が、入室ログファイルとして、コントロールルーム6の情報管理サーバ11へ転送されてDB12に記録され、情報管理サーバ11により前述のS6で登録されたチェックリスト用ファイルとの照合が行われる(S15,図6(a) を用いて後述)。そして、情報管理サーバ11から送信される照合結果情報が、エラー告知に係るものであるか否かの判定が行われ(S16)、それがエラー告知に係るものである場合には(S16がYes)、看護師などの搬入者は不足分の搬入を行い(S17)、エラー告知に係るものでなかった場合には(S16がNo)、本フローが終了する。
図5(a) は、前述のS14で行われる読み込み処理に係るフローチャートを示す図である。
同図(a) において、まず、読み取りエリア23内に、IDを読み取っていないRF−IDタグが無いか否かの判定が行われ(S21)、その判定結果がYesの場合にはS26へ進み、Noの場合にはS22へ進む。このS21において、読み取りエリア23内に、IDを読み取っていないRF−IDタグが有る場合には(S21がNo)、そのRF−IDタグの一つが検索され、その検索されたRF−IDタグに対し通信要求コマンドが送信され(S22)、そのRF−IDタグとの通信が確立される(S23)。続いて、そのRF−IDタグからIDが読み出され(ID取得)(S24)、読み出されたIDが、二重読み込み禁止のためにバッファリングされ(S25)、処理がS21へ戻る。
このように、S22乃至S25の一連の処理が、読み取りエリア23内の全てのRF−IDタグに対し行われることにより、読み取りエリア23内の全てのRF−IDタグからIDが取得される。そして、読み取りエリア23内に、IDを読み取っていないRF−IDタグが無くなったら(S21がYes)、S26へ進み、IDの読み込みが終了する(S26)。
続いて、手術室の出入口付近に設けられた完了ボタンの押下が検出されたか否かの判定が行われ(S27)、完了ボタンの押下が検出された場合には(S27がYes)、S25で二重読み込み禁止のためにバッファリングされていたIDがクリアされ(S28)、処理が戻る。一方、完了ボタンの押下が検出されなかった場合には(S27がNo)、本判定を繰り返す。尚、完了ボタンは、不図示ではあるがコントローラ10aと接続されており、完了ボタンの押下をコントローラ10aが検出するようになっている。
図5(b) は、前述のS15で行われる処理に係るフローチャートを示す図である。
同図(b) において、まず、前述の読み込み処理(同図(a) 参照)により取得した各IDに対し、そのIDを取得した日時と搬入者のIDとコントローラ10aのユニットIDとが付与され(S31)、入室リストファイルが生成される(S32)。そして、その入室リストファイルがコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ転送される(S33)。
転送された入室リストファイルは情報管理サーバ11によりDB12に記録され、その入室リストファイルにある、IDを取得した日時とユニットIDとから、対応するチェックリスト用ファイルがDB12から読み出される。そして、読み出されたチェックリスト用ファイルと、その入室リストファイルとの照合が行われ(S34)、チェックリスト用ファイルと入室リストファイルとの間で、医療機材に関し登録内容に差があるか否かの判定が行われる(S35)。すなわち、必要な医療機材が全て手術室1aに搬入されたか否かの判定が行われる。ここで、登録内容に差が有った場合には(S35がYes)、手術室(OR)1aの作業端末装置7aへ照合結果情報としてエラー情報が転送され(S36)、処理が戻る。一方、登録内容に差が無かった場合には(S35がNo)、手術室(OR)1aの作業端末装置7aへ照合結果情報として準備完了通知が転送され(S37)、処理が戻る。
次に、手術室1aにおいて処置が行われる。
図6(a) は、その手術室1aで行われる処置に係るフローチャートを示す図である。
同図(a) において、手術が開始し、滅菌エリア21にいる医師の指示に応じて、例えばライトガイド(LG),カメラヘッド,スコープ,気腹装置のチューブ,発振プローブ,メス等の器具や薬品などの医療機材が、読み取りエリア22を介して、医師に受け渡されると(S41乃至43)、第1の読み取り端末装置8aにより、読み取りエリア22を通過した医療機材のRF−IDタグからIDが読み出され、それがコントローラ10aに送られる。そして、そのIDを基に機材情報告知処理(S44,図6(b) を用いて後述)と使用履歴生成処理(S45,図7(a) を用いて後述)が行われる。そして、S45の処理が終了した時点で、手術が終了していなければ(S46がNo)、処理が再びS41へ戻り、手術が終了していれば(S46がYes)、看護師などがコントローラ10aに設けられた終了ボタンを押下する(S47)。
そして、この終了ボタンの押下が検出されると、S45で生成された使用リストファイルと未使用リストファイルとが、コントロールルーム6の情報管理サーバ11へ転送されDB12に記録される。
続いて、手術室1aから医療機材の搬出が行われると、前述の図5(a)(b) で説明したものと同様に、読み取り端末装置9aにより、搬出された医療機材などのRF−IDタグからIDが読み出され、そのIDに対し、そのIDが読み出された日時とユニットID等が付与され、退室ログファイルとされる(S48)。
続いて、その退室ログファイルがコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ転送され、使用リストファイルとの照合が行われる(S49,図7(b) を用いて後述)。そして、情報管理サーバ11から送信される照合結果情報が、エラー告知に係るものであるか否かの判定が行われ(S50)、それがエラー告知に係るものである場合には(S50がYes)、看護師などの搬出者が不足分を探すなどし(S51)、エラー告知に係るものでなかった場合には(S50がNo)、本フローが終了する。
図6(b) は、前述のS44で行われる器具告知処理に係るフローチャートを示す図である。
同図(b) において、まず、第1の読み取り端末装置8aによって読み出されたIDはコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ転送される。そして、情報管理サーバ11により、転送されたIDを基にDB12のIDテーブル領域12bに記録されるIDテーブルから、対応する用途及び使用履歴が取得され(S61,S62)、それが手術室1aの作業端末装置7aに転送される(S63)。転送された用途及び使用履歴は、例えば作業端末装置7aのディスプレイに表示される等して通知され(S64)、処理が戻る。
図7(a) は、前述のS45で行われる使用履歴生成処理に係るフローチャートを示す図である。
同図(a) において、まず、第1の読み取り端末装置8aによって読み出されたIDは、前述のS32(図5(b) 参照)で生成された入室リストファイルと照合され(S71)、その照合結果を基に、使用リストファイル及び未使用リストファイルが生成され(S72,S73)、処理が戻る。
尚、S72及びS73では、既に使用リストファイル及び未使用リストファイルが生成されていたときには、使用リストファイル及び未使用リストファイルの更新が行われる。また、使用リストファイルにおいては、第1の読み取り端末装置8aによって読み出されたIDに対し、当該IDが読み出された日時と、コントローラ10aのユニットIDと、使用されたことを示す情報等が付加される。
図7(b) は、前述のS49で行われる使用リストファイルとの照合処理に係るフローチャートを示す図である。
同図(b) において、まず、退室ログファイルがコントロールルーム6の情報管理サーバ11へ転送されDB12に記録されると(S81)、情報管理サーバ11により、その退室ログファイルと、前述のS47で終了ボタンが押下されたときに転送された使用リストファイルとの照合が行われ(S82)、退室した医療機材と、使用された医療機材とに差があるか否かの判定が行われる(S83)。ここで、差が有った場合には(S83がYes)、手術室(OR)1aの作業端末装置7aへ照合結果情報としてエラー情報が転送され(S84)、処理が戻る。一方、差が無かった場合には(S83がNo)、手術室(OR)1aの作業端末装置7aへ照合結果情報として準備完了通知が転送され(S85)、処理が戻る。
尚、退室した医療機材と、使用された医療機材とに差があるか否かの判定は、前述のS47で終了ボタンが押下されたときに転送された未使用リストファイルを基に行うようにすることも可能である。
このようにして、DB12に使用リストファイルが記録されると、必要に応じて、その使用リストファイルを基に、当該手術において使用された医療機材のコストを算出することができる。
図8(a) は、その使用された医療機材のコスト算出処理に係るフローチャートを示す図である。
同図において、まず、オペレータが、作業端末装置7cに対し、コスト算出の対象とする手術が行われた日時,場所等を入力して所定の操作を行うと、DB12から対応する使用リストファイルが読み出され、その使用リストファイルから、使用された医療機材のID(カテゴリ欄の項目)が取得される(S91)。そして、各IDについて、DB12のIDテーブル領域12bに記録されているIDテーブルを基に当該IDに対応する医療機材と型番が特定され、また、同じくIDテーブル領域12bに記録されているコストテーブルを基に当該IDに対応するコスト単価が特定される。尚、コストテーブルには、IDとコスト単価との対応関係が記述されている。
例えば、コストテーブルにより、ライトガイドに対応するコスト単価が特定され(S92)、また、ガーゼなどのように同一の医療機材が複数使用されていた場合には、コストテーブルによりガーゼに対応するコスト単価が特定された後、そのコスト単価×使用個数によってガーゼに係るコストが特定される(S93)。
そして、このようにして特定された各医療機材の単価の合計が算出されることにより当該手術で使用された医療機材に係るコストが算出され(S94)、必要に応じて、その処理結果が作業端末装置7cの表示画面に表示される。
図8(b) は、その処理結果が表示された作業端末装置7cの表示画面の一例を示す図である。
同図(b) の例は、前述の手術室1aに係る使用リストファイルを基に、使用された日時及び場所、患者、手技、執刀医と、リユース品,ディスポ品,医療材料,薬品投与といった使用された所定の医療機材毎のカテゴリ,型番,コスト単価,コスト合計からなる一覧とが表示されると共に、当該医療機材の総コスト合計が表示されたものである。
尚、これまでの動作において、例えばS5(図4(a) 参照)で生成されたチェックリスト用ファイルには手技フローに関する情報も含まれていることから、必要に応じて、このチェックリスト用ファイルと前述の使用リストファイルとを基に、必要な手技が行われたか否かのチェックを行うこともできる。例えば、特定の手技において、予め定められた薬品が使用されることがわかっている場合には、その薬品が使用されていたならば、対応する手技が行われたものと考えることができるので、使用された医療機材から、対応する手技が行われたか否かをチェックすることができる。このように、本システムにおいては、特定の医療行為において行われる行為フローに係るチェックリスト用ファイルを生成し、このチェックリスト用ファイルと使用リストファイルに基づいて、必要な行為が行われたか否かをチェックすることもできる。また、それによって、前述の医療機材に係るコスト算出と同様に、行われた行為に係るコスト、すなわち医療従事者に係るコストを算出することもできる。
図9は、そのような特定の医療行為に係るチェック処理が行われた後、例えば作業端末装置7cの表示画面に表示された処理結果の一例を示す図である。
同図の例では、前述の手術室1aで行われた手術において、術前,術中,術後の、外科医師,看護師,ME( Medical Engineer )と麻酔医師によって行われる行為のチェック結果が表示されたものを示している。ここでは、各行為において、”レ”が付された行為が、行われた行為を示している。例えば、カメラ装置へのカメラヘッドの接続や、光源装置へのLGの接続や、周辺装置への治療器具の接続として電気メス装置への電気メスの接続や超音波装置へのプローブの接続といった各種の行為が行われたことを示している。
また、この例は、例えば、電気メス装置の”メス出力時間”,気腹装置の”送気時間”や”送気総量”,光源装置の”ランプ点灯時間”など、使用履歴として別に取得した医療機器の動作時間なども併せて表示されたものでもあり、また、予め準備されたチェックリスト用ファイルに無い行為が行われた場合には、その行為が追記されて表示されたものでもある。また、各医療機器の使用時間等から算出されたランニングコストと、各行為から算出された医療行為に係るコストとが表示されたものでもある。
ここで、このランニングコストと医療行為コストを算出する処理の一例として、使用された医療機材に係るコスト(ランニングコスト含む)と医療行為に係るコストとを算出する処理を説明する。
図10は、その処理に係るフローチャートを示す図である。
同図において、まず、オペレータが、作業端末装置7cに対し、コスト算出の対象とする手術が行われた日時,場所等を入力して所定の操作を行うと、DB12から対応する使用リストファイルが読み出され、例えばその使用リストファイルの内容が画面に表示される(S101)。続いて、オペレータが手技名を入力すると、DB12から、対応するチェックリスト用ファイルが読み出される(S102)。
続いて、S101で読み出された使用リストファイルから、使用された医療機材のIDが取得され、各IDについて、単価テーブルを基に対応する医療機材のコスト単価が特定される。尚、この医療機材に係る単価テーブルは、各医療機材メーカーのサービスセンター17が提供するウェブサイトから取得されるものであり、例えば、器具単価や薬品単価に係るテーブル等である。また、S102で取得されたチェックリスト用ファイルから、行われた医療行為が取得され、各行為について、DB12に記録されている行為に係る単価テーブルを基に対応する行為のコスト単価が特定される(S103)。
続いて、使用リストファイルと医療機材に係るコスト単価を用いて、使用された医療機材毎にコストが算出される(S104)。例えば、ディスポ品或いは薬品の使用個数(使用履歴数)×コスト単価により、ディスポ品或いは薬品のコストが算出される。
続いて、チェックリスト用ファイルと行為に係るコスト単価を用いて、行われた行為毎にコストが算出される(S105)。この行為に係るコストは、行われた行為履歴×コスト単価により算出される。
続いて、チェックリスト用ファイルを基に、各医療機器の使用時間等からランニングコストが算出される(S106)。
続いて、S104で算出された各医療機材のコストと、S105で算出された各行為のコストと、及びS106で算出された各医療機器のランニングコストなどの医療コストが、電子カルテに添付され(S107)、本フローが終了する。
このような処理により、使用された医療機材に係るコスト(ランニングコスト含む)と医療行為に係るコストとが算出される。
以上、本実施例によれば、使用リストファイルには、特定の医療行為で使用された医療機材に関し、使用された日時や場所(部屋)に関する情報も含まれるので、医療機材の使用履歴を、医療行為単位、或いは使用された部屋単位で管理することができる。また、DB12に記録されているコストテーブルから、その単位毎の医療費用を算出することもできる。
また、使用リストファイルとチェックリスト用ファイルから、特定の医療行為において行われた医療従事者の行為を特定することもできるので、DBに記録されている行為に係る単価テーブルを基に、医療従事者に係るコストを算出することもできる。
尚、本実施例では、手術室1aを例に説明したが、その他の検査室2やリプロセッシングルーム3等の各部屋についても同様にして処理が行われる。
例えば、図11に示すように、リプロセッシングルーム3に所定の医療機材が搬入されたときには、同様にして、搬入された医療材料などのRF−IDタグからIDが読み出され、そのIDに必要な情報が付加され(例えば同図の31)、それがコントロールルーム6の情報提供サーバ11へ送信され入室ログファイルとしてDB12に記録される。この場合、例えば、手術室1aから搬出された医療機材がリプロセシングルーム3に搬入されたときには、手術室1aから搬出された際に情報提供サーバ11に送信されDB12に記録された退室ログファイル(例えば同図の32)と、リプロセッシングルーム6に搬入された際に情報提供サーバ11に送信されDB12に記録された入室ログファイルとを照合することにより、手術室1aから搬出された医療機材が漏れなくリプロセッシングルーム6に搬入されたか否かをチェックすることも可能である。
また、その他にも、本システムにおいて、各医療機材や各医療従事者などに付与されたRF−IDの活用方法としては、様々のものが考えられる。
例えば、図12に示すように、情報管理サーバ11は、DB12に記録された各部屋の医療機材の使用時間(或いは使用回数)等に基づく各部屋の機材情報(同図の36)から、一定使用時間を経過した医療機材が使用されている部屋へ、その医療機材の交換指示情報を送信して、その医療機材の交換を指示するようにすることも可能である。例えば、一定使用時間を経過したプローブが使用されている手術室1aへ、そのプローブの交換指示情報(同図の37)を送信し、そのプローブの交換を指示すること等が可能である。
また、DB12に記録された入室ログファイル及び退室ログファイルに基づく医師や看護師の情報(同図の38,39)から、医師や看護師がいる部屋を特定し、その部屋へ、呼び出し情報や指示情報を送信して、特定の医師や看護師の呼び出しや指示を行うことも可能である。例えば、特定の看護師のいる部屋が手術室1bであることが特定されたなら、手術室1bに対し、その看護師の呼び出し情報及び指示情報(同図の40)を送信し、看護師の呼び出しと指示を行うこと等が可能である。
また、DB12に記録された入室ログファイルに基づく各患者の情報(同図の41)から、特定の患者が入室した部屋へ、その患者情報やカルテデータを送信することも可能である。例えば、特定の患者が検査室2へ入室したら、検査室2へ、その患者の情報やカルテデータ(同図の42)を送信すること等が可能である。
また、リプロセッシングルーム3において例えばリプロセスが完了したときには、リプロセス完了通知(同図の43)が、リプロセッシングルーム3から情報管理サーバ11へ送信されDB12に記録される。また、リカバリールーム4からは、例えばリカバリールーム4にいる患者のバイタルサインデータ(同図の44)などが情報管理サーバ11へ送信されDB12に記録される。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
医療費用算出装置を適用した病院内システムの構成例を示す図である。 RF−IDタグの付与例を示す図である。 本システムの動作の一部を、手術室を例に概略的に説明する図である。 (a) は初期設定に係るフローチャート、(b) は手術室への機材搬入に係るフローチャートを示す図である。 (a) はS14で行われる読み込み処理に係るフローチャート、(b) はS15で行われる処理に係るフローチャートを示す図である。 (a) は手術室で行われる処置に係るフローチャート、(b) はS44で行われる器具告知処理に係るフローチャートを示す図である。 (a) はS45で行われる使用履歴生成処理に係るフローチャート、(b) はS49で行われる使用リストとの照合処理に係るフローチャートを示す図である。 (a) は使用された医療機材のコスト算出処理に係るフローチャート、(b) はその処理結果が表示された作業端末装置の表示画面の一例を示す図である。 特定の医療行為に係るチェック処理が行われた後、作業端末装置の表示画面に表示された処理結果の一例を示す図である。 使用された医療機材に係るコスト(ランニングコスト含む)と医療行為に係るコストとを算出する処理に係るフローチャートを示す図である。 本システムの動作の一例を説明する図である。 本システムの動作の一例を説明する図である。
符号の説明
1 手術室
2 検査室
3 リプロセッシングルーム
4 リカバリールーム
5 ネットワーク
6 コントロールルーム
7 作業端末装置
8 第1の読み取り端末装置
9 第2の読み取り端末装置
10 コントローラ
11 情報管理サーバ
12 DB
13 洗浄器
14 PDA
15 ファイアーウォール
16 インターネット
17 サービスセンター
18 ゲートウェイサーバ
19 病院
21 滅菌エリア
22,23 読み取りエリア
24 ID
25 入室履歴
26 入室ログファイル
27 ID
28 使用履歴
29 退室ログファイル
31 入室履歴
32 退室ログファイル
36 各部屋の機器情報
37 プローブの交換指示情報
38 医師の情報
39 看護師の情報
40 看護師の呼び出し情報及び指示情報
41 各患者の情報
42 患者情報やカルテデータ
43 リプロセス完了通知
44 バイタルサインデータ

Claims (2)

  1. 所定の医療行為に使用される医療材料及び医療機器の少なくとも一方に設けられた識別子を認識する認識手段と、
    前記所定の医療行為に使用された医療材料及び医療機器の少なくとも一方に設けられた識別子の情報を含む第1のリスト情報を記録する第1の記録手段と、
    前記識別子に対応する医療材料および医療機器に関するコスト情報を記録する第2の記録手段と、
    前記所定の医療行為において行われた複数の行為の情報を含む第2のリスト情報を記録する第3の記録手段と、
    前記行為に関するコスト情報を記録する第4の記録手段と、
    前記第1の記録手段に記録された前記第1のリスト情報に含まれる前記識別子の情報と、前記第2の記録手段に記録されたコスト情報とから前記医療材料および医療機器に係るコストを算出する第1のコスト算出手段と、
    前記第3の記録手段に記録された前記第2のリスト情報に含まれる前記複数の行為の情報と、前記第4の記録手段に記録されたコスト情報とから前記複数の行為に係るコストを算出する第2のコスト算出手段と、
    を備えることを特徴とする医療費用算出装置。
  2. 前記第2のリスト情報は、前記所定の医療行為に使用された医療機器の使用時間の情報を更に含み、
    前記第2のリスト情報に含まれる前記医療機器の使用時間の情報に基づいて前記医療機器のランニングコストを算出する第3のコスト算出手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の医療費用算出装置。
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