JP4764679B2 - 超音波モータ駆動制御装置、方法及びプログラム - Google Patents

超音波モータ駆動制御装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、超音波モータの駆動を制御するのに好適な超音波モータ駆動制御装置、方法及びプログラムに関する。
監視カメラやテレビカメラ等において、パン・チルトモータを用い、撮影方向を自在に変えることのできるものが普及してきている。
市販されているパルスモータを使用したカメラでは、最高回転速度が90°/秒程度であり、比較的低速の回転速度となっている。
しかしながら、不審者を監視して追尾する場合や、巡回しながら複数の指定場所に素早く回転させて監視するには、720°/秒程度の回転速度、さらにはレスポンスの速いことが要求される。この要求を満たすモータとして、超音波モータが最適なものとして利用されている。
超音波モータを駆動する場合、図10の速度カーブに示すように、4ターム、すなわち、駆動開始から目標回転速度まで加速する加速期間201、目標回転速度で回転する定速期間202、目標回転速度から減速する減速期間203、目標回転速度の1/10程度の低速で目標回転角度まで回転する低速回転期間204、といった4つの期間で駆動する。
しかしながら、モータトルクのばらつきや、カメラ機構の摩擦負荷等の負荷変動により、モータが設定した加速度で駆動できず、同じモータ駆動パラメータであっても、図10に示すような理想的な速度カーブにならない場合がある。
また、カメラのチルト動作において、カメラヘッドの重い部分が持ち上がる場合と、下がっていく(お辞儀動作をする)場合とで、負荷に差が生じ、同じモータやカメラ機構であっても、図10に示すような理想的な速度カーブにならない場合がある。
さらに、超音波モータにおいては、放置時間によりモータトルクが変動してしまう現象があり、放置時間が長いと、図10に示すような理想的な速度カーブにならない場合がある。
図11は、上記のような要因により加速度が低下した場合の速度カーブの例を示す。加速期間211に要する時間が長くなり、定速期間212がその分短くなっている。加えて、減速期間213の加速度量が低下(ゆっくり)しており、所定の回転期間で低速回転にならない。そのため、減速期間213中に目標回転角度に到達してしまい、回転位置214で急激に停止処理を行う必要があり、急ブレーキ状態となってしまう。急ブレーキ状態とすることで、超音波モータから大きな駆動音が発生し、超音波モータの特徴である静音性が損なわれるばかりでなく、超音波モータの耐久性にも影響を与えてしまうおそれがある。
一方、図12は、上記のような要因により加速度が増加した場合の速度カーブの例を示す。加速期間221に要する時間が短くなり、定速期間222が長くなっている。加速期間221と定速期間222との合計動作時間は短くなっており、その点は良好であるが、減速期間223の加速度量が増加しており、図10と比較して急速減速することになる。そのため、低速回転期間224の速度に早く到達してしまい、目標回転角度までの低速回転での移動角度が増大して、目標回転角度に達するまでに要する時間が長くなってしまう。
上述したようなモータトルクのばらつきや負荷変動による不具合に対処する方法として、下記の先行例がある。例えば回転速度を求める方法として、特許文献1、2に開示されたものが知られている。特許文献1では、モータが定速制御されているときに、所定のタイミングで、所定の回数以上、モータの動作状態を監視し、監視情報に基づき、動作制御回路の制御ゲインを設定する制御方法が提案されている。また、特許文献2では、モータを回転する前に、予め設定されたパラメータに従って、駆動の理想的なプロファイルを作成し、駆動終了の際に、パラメータを評価し、変更する制御方法が提案されている。
また、上述した以外に、公知の技術として、位置サーボによる駆動方法がある。減速を開始した後、モータ回転を監視し、減速の加速度が早すぎる場合は、制御ゲインが緩やかになるよう制御し、減速の加速度が遅すぎる場合は、制御ゲインが急峻になるように変更する方法である。
特開2000−287469号公報 特開2004−86610号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものは、基本的に定速駆動中に、監視情報に基づいて制御ゲインを設定する方法であるのに対して、図11や図12で説明した問題は、減速処理に関する課題であり、定速処理中の制御では対策とならない。
また、特許文献2に開示されたものは、駆動終了後、パラメータを評価し変更する方法であるので、モータトルクのばらつきやカメラ機構による負荷変動に対しては効果があるが、チルト動作時の負荷変動や放置時間によるモータトルクの変動等で、減速処理が図11や図12で説明したようになる場合には効果がない。
また、位置サーボによる制御においては、減速期間中、常時位置を監視して、制御ゲインを頻繁に変更する必要があるため、処理速度の速いCPUが必要となり、装置のコストアップとなってしまう。また、頻繁に制御ゲインを変更するために、速度変化が駆動音として発生してしまうおそれがある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、簡単な処理により、理想的な速度カーブとなるようにモータ駆動制御を行うようにすることを目的とする。
本発明による超音波モータ駆動制御装置は、超音波モータを目標回転速度まで加速駆動させてから前記目標回転速度で定速駆動させ、定速駆動後に減速駆動させることで、前記超音波モータを目標回転角度まで駆動する超音波モータ駆動制御装置であって、前記超音波モータの前記目標回転角度から、前記超音波モータの加速駆動における駆動パラメータ、及び、速駆動における駆動パラメータを計算する演算手段と、前記演算手段にて計算された駆動パラメータに従って、前記超音波モータを駆動する制御手段と、前記超音波モータの回転状況を検出する検出手段とを備え、前記減速駆動における駆動パラメータは減速開始位置を含み、前記検出手段は、前記超音波モータの加速駆動によって前記超音波モータが目標回転速度に達するまでの前記超音波モータの回転角度を検出し、前記制御手段は、前記検出手段により検出された前記回転角度に定数を乗じた値を前記目標回転角度から減算した値に応じて、前記超音波モータの減速駆動の開始位置を修正するものであって、前記制御手段は、駆動対象物の動きによる負荷変動に基づいて、前記定数を選択することを特徴とする。
本発明による超音波モータ駆動制御方法は、超音波モータを目標回転速度まで加速駆動させてから前記目標回転速度で定速駆動させ、定速駆動後に減速駆動させることで、前記超音波モータを目標回転角度まで駆動する超音波モータ駆動制御方法であって、前記超音波モータの前記目標回転角度から、前記超音波モータの加速駆動における駆動パラメータ、及び、速駆動における駆動パラメータを計算する演算手順と、前記超音波モータの回転状況を検出する検出手順と、前記演算手順にて計算された駆動パラメータに従って、前記超音波モータを駆動する制御手順とを有し、前記減速駆動における駆動パラメータは減速開始位置を含み、前記検出手順で、前記超音波モータの加速駆動によって前記超音波モータが目標回転速度に達するまでの前記超音波モータの回転角度を検出し、前記制御手順で、前記検出手順にて検出された前記回転角度に定数を乗じた値を前記目標回転角度から減算した値に応じて、前記超音波モータの減速駆動の開始位置を修正するものであって、前記制御手順で、駆動対象物の動きによる負荷変動に基づいて、前記定数を選択することを特徴とする。
本発明によるプログラムは、超音波モータを目標回転速度まで加速駆動させてから前記目標回転速度で定速駆動させ、定速駆動後に減速駆動させることで、前記超音波モータを目標回転角度まで駆動する超音波モータ駆動制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記超音波モータの前記目標回転角度から、前記超音波モータの加速駆動における駆動パラメータ、及び、速駆動における駆動パラメータを計算する演算処理と、前記超音波モータの回転状況を検出する検出処理と、前記演算処理にて計算された駆動パラメータに従って、前記超音波モータを駆動する制御処理とをコンピュータに実行させ、前記減速駆動における駆動パラメータは減速開始位置を含み、前記検出処理で、前記超音波モータの加速駆動によって前記超音波モータが目標回転速度に達するまでの前記超音波モータの回転角度を検出し、前記制御処理で、前記検出処理にて検出された前記回転角度に定数を乗じた値を前記目標回転角度から減算した値に応じて、前記超音波モータの減速駆動の開始位置を修正するものであって、前記制御処理で、駆動対象物の動きによる負荷変動に基づいて、前記定数を選択することを特徴とする。
本発明によれば、加速に関するパラメータに従った加速駆動が終了した後、減速に関するパラメータを決定するといった簡単な処理により、理想的な速度カーブとなるようにモータ駆動制御を行うことができ、特に超音波モータに適用する場合には、その高速性、静音性を損なうことがない。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、超音波モータを使用した監視カメラの構成を示すブロック図である。同図において、51は光学系であり、レンズ、ズーム機構、露出機構等により構成される。
52はカメラ制御部であり、映像を取得するためのCCD、ズーム、露出等を制御する回路を具備する。
53はメインCPUであり、カメラ制御部52から受信した映像による追尾処理や、センサからの信号をトリガとした処理、巡回処理等の処理を実行する共に、モータ駆動制御のために、サブCPU56に回転方向、目標回転角度、駆動開始命令を送信する。
54はメモリであり、メインCPU53での処理に使用される変数やフラグを記憶すると共に、ネットワークを介してPC(パーソナルコンピュータ)やサーバ等から受信した巡回時の移動角度や、ズーム倍率等を記憶する。
55はネットワーク制御部であり、カメラ制御部52から受け取った映像データを圧縮してパケット化し、ネットワーク62に出力する制御を行う。また、ネットワーク62を介して受信したコマンドをメインCPU53に伝達する。
56はサブCPUであり、メインCPU53から受け取った回転方向、目標回転角度に基づいて、目標回転速度、加速時間、減速時間、減速開始位置等のモータ駆動用パラメータを計算し、モータ制御部57に送出する制御を行う。また、駆動開始命令をメインCPU53から受け取り、モータ制御部57に伝達する。
57はモータ制御部であり、サブCPU56から受け取ったモータ駆動用パラメータに基づいて駆動信号を生成する。また、駆動信号の周波数を徐々に低周波にする制御をモータ駆動用パラメータに従い実行する。
58はドライバ回路であり、モータ制御回路57から受け取った駆動信号を、電流増幅、昇圧、及び波形整形して、超音波モータ59に供給する。
59は超音波モータであり、供給された駆動信号の周波数に応じた回転数で回転する。本実施形態において、超音波モータ59は、光学系51、カメラ制御部52により構成されるカメラヘッドを水平回転するパンモータとして使用している。なお、本実施形態では、超音波モータ59をパンモータとしてのみ使用しているが、例えば別の超音波モータをカメラヘッドを上下方向に駆動するチルトモータとして追加してもよい。
60はエンコーダであり、超音波モータ59の回転状況をモニタして、超音波モータ59の回転位置信号をモータ制御部57に供給する。
61は電源回路であり、ロジック回路用電圧、CCD用の電圧、超音波モータ用の電圧等を発生し、各ブロックに供給する。
図2は、図1に示したサブCPU56及びモータ制御部57で実行されるモータ駆動制御処理を示すステートチャートである。ステート1では、サブCPU56がメインCPU53から目標回転角度と駆動開始命令を受け取る。
ステート2では、ステート1で受け取った目標回転角度に基づいて、定速時の回転速度である目標回転速度、加速時の加速度、減速時の加速度、加速時間、減速時間、低速回転駆動時の回転速度等のモータ駆動用パラメータを計算する。
ステート3では、ステート2により計算したモータ駆動用パラメータのうち加速に関するパラメータ(加速用パラメータ)に従って加速処理を行う(図10の加速期間201)。
ステート4では、ステート2により計算したモータ駆動用パラメータのうち減速に関するパラメータ(減速用パラメータ)の修正処理を行う。既述したように、超音波モータを駆動する際、一定のパラメータで駆動すると、図11に示したように、減速時の加速度が緩やかになってしまい、十分減速する前に目標位置(目標回転角度)に到達してしまう場合や、図12に示したように、減速時の加速度が急峻になってしまい、低速回転期間が長くなってしまう場合が発生する。そこで、ステート4では、図11、12で示した減速時の不具合の対策として、減速用パラメータを修正するものである。
ステート5では、ステート2により計算したモータ駆動用パラメータのうち定速に関するパラメータ(定速用パラメータ)に従って定速処理を行う(図10の定速期間202)。
ステート6では、ステート4により修正された減速用パラメータに従って減速処理を行う(図10の減速期間203)。
ステート7では、ステート2により計算したモータ駆動用パラメータのうち低速回転に関するパラメータ(低速回転用パラメータ)に従って低速処理を行う(図10の低速回転期間204)。
ステート8では、低速回転後の停止処理を行う。
ここで、図5及び図6に、減速時の不具合の対策後での速度カーブを示す。図5において、破線で示す速度カーブ20は、図11と同様、減速期間中に、回転位置21で停止処理を行っている。これは、減速開始位置23が遅すぎるためである。
そこで、実線で示す速度カーブ22のように、加速時の移動角度を参照して、減速用パラメータである減速開始位置を早くするように修正して設定する。
また、加速時の加速時間30を参照して、減速用パラメータである減速時間を修正して設定する。
これにより、図5に示すように、減速開始位置24から減速を開始し、低速回転期間31が十分得られるような速度カーブ22で超音波モータ59を駆動することが可能となる。
図6において、破線で示す速度カーブ25は、図12と同様、低速回転期間29が長く、全体の動作時間が長くなっている。これは、減速開始時間28が早すぎるためである。
そこで、実線で示す速度カーブ26のように、加速時の移動角度を参照して、減速用パラメータである減速開始位置を遅くするように修正して設定する。
また、加速時の加速時間31を参照して、減速用パラメータである減速時間を修正して設定する。
これにより、図6に示すように、減速開始位置27から減速を開始し、低速回転期間31が長くなりすぎないような速度カーブ26で超音波モータ59を駆動することが可能となる。
図5、6で説明したように、図2に示したステート4において、加速用パラメータを参照して、減速用パラメータである減速開始位置及び減速時間を決定するものである。
以下、図3、4のフローチャートを参照して、サブCPU56におけるモータ駆動制御処理を説明する。ステップS71では、サブCPU56がメインCPU53から目標回転角度と駆動開始命令を受け取ると、受け取った目標回転角度をレジスタP1にセットし、移動角度カウント値を記憶するカウンタCNTをクリアする。
ステップS72では、受け取った目標回転角度に基づいて、定速時の回転速度である目標回転速度、加速時の加速度、減速時の加速度、加速時間、減速時間、低速回転駆動時の回転速度等のモータ駆動用パラメータを計算する。
ステップS73では、タイマMによる時間カウントを開始し、ステップS74では、駆動開始して、ステップS72において計算された加速用パラメータに従って加速処理を開始する。
ここで、図4に示すステップS75、76は、エンコーダ割り込みの割り込みルーチンである。エンコーダ60が超音波モータ59の回転を検出し、エンコーダパルスを発生すると、サブCPU56に割り込みが発生して、ステップS75、76を実行する。すなわち、カウンタCNTに1を加算して、インクリメント処理を行う(ステップS75)。そして、エンコーダ信号の周期を計測して、超音波モータ59の回転速度を計算する(ステップS76)。
図3に説明を戻すと、ステップS77では、加速が終了して、超音波モータ59の回転速度が目標回転速度となったか否かを判別する。加速が終了したと判別されると、ステップS78以降の処理に進む。上述したように、超音波モータ59の回転速度は、エンコーダ割り込みルーチンでのステップS76で計算される。
ステップS78、79の処理は、図2のステート4の処理である。ステップS78では、減速用パラメータのひとつである減速開始位置P3の修正処理を行う。ここでは、加速時に回転した角度(移動角度)CNTに定数K1を乗じた値を目標回転角度P1から減算し、減速開始位置P3としている。なお、減速処理後に低速回転処理を行うので、低速回転処理分の移動角度を付加するため、定数K1は、負荷が変動しない場合、1.1程度に設定する。
続いて、ステップS79では、減速用パラメータのひとつである減速時間T1の修正処理を行う。ここでは、加速時に計測した加速時間である、タイマMの時間に定数K2を乗じた値を、減速時間T1としている。なお、低速回転処理の移動角度を考慮し、定数K2は、負荷が変動しない場合、0.9程度に設定する。
ステップS78、79において減速用パラメータの修正設定を行った後、ステップS80では、定速処理を行う。
ステップS81では、カウンタCNTでカウントされる超音波モータ59の回転量(回転位置)が、減速開始位置P3に到達したか否か判別を行う。その結果、減速開始位置P3に到達していないと判別されると、ステップS80の定速処理を継続し、到達したと判別されると、ステップS82に進む。
ステップS82では、タイマMを再度スタートし、ステップS83では、減速処理を行う。ステップS84では、タイマMの値と、ステップS79において計算した減速時間T1との比較を行い、タイマMの値が減速時間T1と等しくなった場合、減速処理を終了して、ステップS85に進む。
ステップS85では、低速回転処理を行い、ステップS86では、カウンタCNTがカウントする超音波モータ59の回転量(回転角度)が、目標回転角度P1に到達したか否かの判別を行う。その結果、目標回転角度P1に到達したと判別されると、ステップS87に進み、停止処理を行う。
以上述べたように、加速駆動が終了した後に、加速用パラメータを参照して減速用パラメータを修正するという簡単な処理により、十分減速する前に目標位置(目標回転角度)に到達してしまったり、低速回転期間が長くなってしまったりする不具合を避け、理想的な速度カーブとなるようにモータ駆動制御を行うことができる。
なお、本実施形態では、減速用パラメータとして、減速開始位置と減速時間を変更する例を説明したが、積分ゲインや比例ゲインといったゲインパラメータを修正するようにしてもよい。
また、位置サーボ等の技術と組み合わせて、処理を進めるようにしてもよい。
また、本実施形態では、ステート2にて減速用パラメータを含むモータ駆動用パラメータをいったん計算し、ステート4にて減速用パラメータを修正して決定するようにしたが、ステート4ではじめて減速用パラメータを決定するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図7〜9を参照して、第2の実施形態を説明する。本実施形態は、図1に示した超音波モータ59をチルトモータとして使用した場合の例であり、加速時の移動角度だけでなく、監視カメラのチルト動作での負荷変動を検出し、減速用パラメータを修正するものである。
既述したように、監視カメラのチルト動作において、カメラヘッドの重い部分が持ち上がる場合(図9を参照)と、下がっていく(お辞儀動作をする)場合(図8を参照)とで、負荷の変動に差が生じる。
図8は、監視カメラが下がっていくチルト動作を示す図である。131はベースユニットであり、図2に示した電源回路61、メインCPU53、メモリ54、ネットワーク制御部55等を内蔵する。132は支柱であり、チルトモータとしての超音波モータ59を内蔵する。133(134)は駆動対象物であるカメラヘッドであり、光学系51及びカメラ制御部52を内蔵する。
超音波モータ59を駆動して、カメラヘッド133を破線で示す状態134まで下げる際、加速域135では、カメラヘッド133が下降する方向に駆動されるので、負荷が軽くなり加速しやすくなる。そのため、加速時の移動角度は少なく、加速時間も短くなる。
定速域136の後、減速域137では、負荷が軽いため、減速しづらくなり、したがって減速時の移動角度は長く、減速時間も長く取る必要がある。減速開始位置としては、位置140に示すように、早めの位置から減速を開始する必要がある。
減速時の回転位置に配慮せず、加速時の移動角度と同じ量だけ減速しようとし、位置142から減速開始した場合、速い速度で減速している間に、目標位置141まで到達してしまう。そのため、急激に停止処理を行う必要があり、駆動音が発生し、オーバーランすることになってしまう。
一方、図9は、監視カメラが持ち上がるチルト動作を示す図である。図8と同じく、131はベースユニット、132、133(134)はカメラヘッドである。
超音波モータ59を駆動して、カメラヘッド134を破線で示す状態133まで持ち上げる際、加速域150では、カメラヘッドが上昇する方向に駆動されるので、負荷が大きく加速しづらくなる。そのため、加速時の移動角度は多くなり、加速時間も長くなる。
低速域151の後、減速域152では、負荷が重いため、減速しやすくなり、したがって減速時の移動角度は短く、減速時間も短く取る必要がある。減速開始位置としては、位置155に示すように、遅めの位置から減速を開始する必要がある。
減速時の回転位置に配慮せず、加速時の移動角度と同じ量だけ減速しようとし、位置155から減速開始した場合、目標位置156に達する手前で低速になってしまう。そのため、低速回転動作の時間が長くなり、駆動時間全体が長くなってしまう。
そこで、本実施形態では、図8、9で説明したようなチルト動作による不具合を避けるため、加速時の移動角度と減速時の回転位置に応じて、減速開始位置及び減速時間を設定するものである。
以下、図7のフローチャートを参照して、サブCPU56におけるモータ駆動制御処理を説明する。なお、本実施形態では、図3に示したステップS77〜S79の処理に替えて、図7に示すステップS101〜S109までの処理を行うものであり、図3に示したステップS71〜S74、及び、ステップS80〜S87についての図示及びその説明は省略する。
ステップS101では、加速が終了して、超音波モータ59の回転速度が目標回転速度となったか否かを判別する。加速が終了したと判別されると、ステップS111以降の処理に進む。
ステップS111では、超音波モータ59の回転位置により、負荷状態を判断する。図8に示したように、減速時の負荷が軽い場合、減速しづらくなるので、ステップS102での判断でステップS108に進む。また、図9に示したように、減速時の負荷が重い場合、減速しやすくなるので、ステップS103での判断でステップS106に進む。また、負荷が軽くもなく、重くもない場合、例えば図7においてカメラヘッド133が垂直位置138あたりで少しだけ回転する場合、ステップS103の判断でステップS104に進む。
ステップS108では、減速時の負荷が軽い場合の減速開始位置P3の修正処理を行う。
ここでは、加速時に回転した角度CNTに定数1.3を乗じた値を目標回転角度P1から減算し、減速開始位置P3としている。負荷が軽いので、減速を早めに開始するように定数1.3を乗じている。
続いて、ステップS109では、減速時間T1の修正処理を行う。タイマMの時間に定数1.1を乗じた値を、減速時間T1としている。負荷が軽く、減速しづらくなることから、減速時間も長い値に設定する。
また、ステップS106では、減速時の負荷が重い場合の減速開始位置P3の修正処理を行う。加速時に回転した角度CNTに定数0.9を乗じた値を目標回転角度P1から減算し、減速開始位置P3としている。負荷が重く、減速しやすくなることから、減速時の回転角度を少なくするようにしたいので、定数0.9を乗じている。
続いて、ステップS107では、減速時間T1の修正処理を行う。タイマMの時間に定数0.7を乗じた値を、減速時間T1としている。負荷が重く、減速しやすくなることから、減速時間も短く設定する。
また、ステップS104では、減速時の負荷が、軽くもなく、重くもない場合、いわば標準的な場合の減速開始位置P3の修正処理を行う。加速時に回転した角度CNTに定数1.1を乗じた値を目標回転角度P1から減算し、減速開始位置P3としている。これは上述した第1の実施形態におけるステップS78と同じであり、標準値として定数1.1を乗じている。
続いて、ステップS105で、減速時間T1の修正処理を行う。タイマMの時間に定数0.9を乗じた値を、減速時間T1としている。これは上述した第1の実施形態におけるステップS79と同じであり、標準値として定数0.9を乗じている。
このようにステップS104、105、又は、ステップS106、107、又は、ステップS108、109において、減速開始位置P3,減速時間T1を計算した後、第1の実施形態で説明したように図3のステップS80以降の処理を行う。
以上述べたように、加速パラメータ(加速時の移動角度、加速時間)だけでなく、チルト動作の回転位置も加味して、減速用パラメータである減速開始位置、減速時間を加速処理後に計算し、減速用パラメータの修正を可能としている。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施形態の超音波モータを使用した監視カメラの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のモータ駆動制御処理を示すステートチャートである。 第1の実施形態のモータ駆動制御処理を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態のモータ駆動制御処理を説明するためのフローチャートである。 減速時の不具合の対策後での速度カーブの例を示す特性図である。 減速時の不具合の対策後での速度カーブの例を示す特性図である。 第2の実施形態のモータ駆動制御処理を説明するためのフローチャートである。 監視カメラが下がっていくチルト動作を示す図である。 監視カメラが持ち上がるチルト動作を示す図である。 理想的な速度カーブを示す特性図である。 加速度が低下した場合の速度カーブの例を示す特性図である。 加速度が増加した場合の速度カーブの例を示す特性図である。
符号の説明
51 光学系
52 カメラ制御部
53 メインCPU
54 メモリ
55 ネットワーク制御部
56 サブCPU
57 モータ制御部
58 ドライバ回路
59 超音波モータ
60 エンコーダ
61 電源回路

Claims (3)

  1. 超音波モータを目標回転速度まで加速駆動させてから前記目標回転速度で定速駆動させ、定速駆動後に減速駆動させることで、前記超音波モータを目標回転角度まで駆動する超音波モータ駆動制御装置であって、
    前記超音波モータの前記目標回転角度から、前記超音波モータの加速駆動における駆動パラメータ、及び、速駆動における駆動パラメータを計算する演算手段と、
    前記演算手段にて計算された駆動パラメータに従って、前記超音波モータを駆動する制御手段と、
    前記超音波モータの回転状況を検出する検出手段とを備え、
    前記減速駆動における駆動パラメータは減速開始位置を含み、
    前記検出手段は、前記超音波モータの加速駆動によって前記超音波モータが目標回転速度に達するまでの前記超音波モータの回転角度を検出し、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出された前記回転角度に定数を乗じた値を前記目標回転角度から減算した値に応じて、前記超音波モータの減速駆動の開始位置を修正するものであって、
    前記制御手段は、駆動対象物の動きによる負荷変動に基づいて、前記定数を選択することを特徴とする超音波モータ駆動制御装置。
  2. 超音波モータを目標回転速度まで加速駆動させてから前記目標回転速度で定速駆動させ、定速駆動後に減速駆動させることで、前記超音波モータを目標回転角度まで駆動する超音波モータ駆動制御方法であって、
    前記超音波モータの前記目標回転角度から、前記超音波モータの加速駆動における駆動パラメータ、及び、速駆動における駆動パラメータを計算する演算手順と、
    前記超音波モータの回転状況を検出する検出手順と、
    記演算手順にて計算された駆動パラメータに従って、前記超音波モータを駆動する制御手順とを有し、
    前記減速駆動における駆動パラメータは減速開始位置を含み、
    前記検出手順で、前記超音波モータの加速駆動によって前記超音波モータが目標回転速度に達するまでの前記超音波モータの回転角度を検出し、
    前記制御手順で、前記検出手順にて検出された前記回転角度に定数を乗じた値を前記目標回転角度から減算した値に応じて、前記超音波モータの減速駆動の開始位置を修正するものであって、
    前記制御手順で、駆動対象物の動きによる負荷変動に基づいて、前記定数を選択することを特徴とする超音波モータ駆動制御方法。
  3. 超音波モータを目標回転速度まで加速駆動させてから前記目標回転速度で定速駆動させ、定速駆動後に減速駆動させることで、前記超音波モータを目標回転角度まで駆動する超音波モータ駆動制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記超音波モータの前記目標回転角度から、前記超音波モータの加速駆動における駆動パラメータ、及び、速駆動における駆動パラメータを計算する演算処理と、
    前記超音波モータの回転状況を検出する検出処理と、
    前記演算処理にて計算された駆動パラメータに従って、前記超音波モータを駆動する制御処理とをコンピュータに実行させ、
    前記減速駆動における駆動パラメータは減速開始位置を含み、
    前記検出処理で、前記超音波モータの加速駆動によって前記超音波モータが目標回転速度に達するまでの前記超音波モータの回転角度を検出し、
    前記制御処理で、前記検出処理にて検出された前記回転角度に定数を乗じた値を前記目標回転角度から減算した値に応じて、前記超音波モータの減速駆動の開始位置を修正するものであって、
    前記制御処理で、駆動対象物の動きによる負荷変動に基づいて、前記定数を選択することを特徴とするプログラム。
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