JP4753909B2 - トラヒックシェーピング回路、端末装置及びネットワークノード - Google Patents

トラヒックシェーピング回路、端末装置及びネットワークノード Download PDF

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Description

本発明は、トラヒックシェーピング回路、端末装置及びネットワークノードに係り、特に、固定長・可変長パケットの送信端末、またはネットワークノード(ルータ等)におけるトラヒックシェーピング回路、その送信端末及びネットワークノードに関する。
ATM(Asynchronous Transfer Mode)交換機やルータ等を用いたパケット通信で通信品質制御機能(以下、QoS機能)の重要性が増している。代表的な品質制御機能には、例えば、優先制御(低遅延時間転送)、廃棄制御(低廃棄率転送)、帯域制御(最大または最小の帯域幅確保転送)等がある。この中で、帯域制御は、物理的な回線帯域を論理的な帯域(論理帯域)に分離してパケットを送受信する機能であり、例えばユーザと網間の契約に基づいて一定の帯域を提供する帯域提供サービスに必要な通信品質制御である。例えば、コンテンツ配信やストーレッジのバックアップ時において、目標時間内にサービスの完了を保証する場合に有効である。
ATM交換機やルータ等のパケットを用いた送信回線では、セルやパケットと呼ばれる情報の固まり(以下、パケット)をシェーピング回路の備える一定の規則(シェーピング方式)に従ってポートに出力することにより、上述の通信品質制御が行われる。シェーピング回路は、装置内の同一ポートに出力される多様なパケットをフローの種類毎に分類し、複数のキューイングバッファに一旦蓄積し、キューイングバッファから優先度や帯域目標値に従って出力する。シェーピング方式としては、例えば、優先制御方式、帯域制御方式、多段の階層シェーピング方式が知られている。
まず、優先制御方式は、同一の回線に出力される複数のキューの内、高優先度キューのパケットを他のキューのパケットに対して優先的に出力する事により、装置内での滞留時間を短くする事で低遅延転送を実現する方式である。この優先制御方式により高優先度のパケットの通信品質を守る事は、例えば、音声・映像等の低遅延転送やミッションクリティカルなデータの低廃棄率転送に適している。しかし、複数の契約者(ユーザ)間での契約帯域に基いた公平な帯域サービスを提供することは困難であった(従来技術1)。
次に、帯域制御方式は、例えば、同一の回線に出力される複数のパケットキューに対し、それぞれのキュー毎の論理帯域値を設定し、その帯域値に基づいてキューを切り替えながらパケットを出力することにより、各々のキュー毎の論理帯域値を守った転送を実現する方式である。次のパケット送信予定時刻の計算は、例えばリーキーバケット(Leaky Bucket)方式を用いて行う。リーキーバケット方式に関しては、例えば「The ATM Forum TM4.0 Normative Annex C: Traffic Contract Related Algorithms and Procedures、P.62、63」(非特許文献1)に述べられている。帯域制御方式では、帯域提供サービス、すなわち同一の回線帯域を複数の契約者(ユーザ)の契約帯域(論理帯域)で分け合うSLA(Service Level Agreement)管理サービスは提供出来るが、契約帯域内での低遅延転送すべきパケットに対して選択的に優先制御を提供することは困難であった(従来技術2)。
階層シェーピング方式は、上述の従来技術1や2等の複数の規則を組合せた方式と捕らえる事もできる。従来技術3は例えば特許文献1に記載されている。特許文献1の実施例4では、例えば、同一ポートへ出力する複数ユーザからの可変長パケットに対して、網とのユーザ間の各々の契約帯域を複数ユーザに対して割り当てる。また、割り当てられた該契約帯域内で、同一ユーザからのパケットを優先度制御回路15210において、転送先毎、優先度毎等の情報に基づいて判定した転送優先度に対応する複数のキューに振り分け、キュー毎に優先制御する。これにより、同一回線を複数ユーザで契約帯域に分けつつ、同時に契約帯域内での優先制御サービスを提供することができる。ユーザの低遅延パケットは、同一回線の契約帯域内で他の優先度のパケットより優先して転送され、低遅延時間転送が提供される。該回線帯域およびユーザ毎の契約帯域内を有効に利用することが可能なパケット送信端末またはパケット交換機向けのトラヒックシェーピング装置を提供することができる。
特開2000−31974号公報 「The ATM Forum TM4.0 Normative Annex C: Traffic Contract Related Algorithms and Procedures」、P.62、63、1996年4月
上記の様に、帯域制御回路は特定のパケットを優先的に送信したり、送信帯域を論理帯域値に抑えたり、さらにこれらを組み合わせて階層シェーピングを行う事が出来る。
階層シェーピング方式(従来技術3)では、契約ソーティング部、優先度ソーティング部を備え、網とのユーザ間の契約帯域を守りつつ、契約帯域内でさらに同一ユーザからのパケットを複数の優先度毎のキューに分け、優先制御することができ、これにより低遅延パケットに対して低遅延転送を実現する事が出来る。
本発明の解決しようとする課題を、図12等を用いて説明する。
図12は、トラヒックシェーピング回路を備えた送信端末(ユーザ端末)に通信サービスを提供する網である。ユーザがパケット通信網としてキャリアイーサ網(例えば広域イーサ網)を利用する際に、網とユーザ間の帯域の契約帯域で課金する。ここでは最もシンプルなサービス例として、この帯域単位での契約を相手方拠点毎に行う場合について述べる。図12では、キャリアイーサ網340に、端末300、1901、1902、1903が接続されている様子を示している。例えば、端末300が端末1901に向けて契約帯域以上でパケットを送信すると、端末1901に向けたキャリアイーサ網340の出口でパケットが廃棄されてしまう。そこで、端末300が各端末1901、1902、1903と通信を行うとき、端末300は各端末1901、1902、1903に向けて契約帯域以下でパケットを送信する。
このように、ユーザ側は契約帯域以下になる様、帯域を遵守し、網側は通信品質(契約帯域)を守る通信サービスを、ここでは仮想専用線サービス(VLL:Virtual Leased Line)と呼び、以下VLLと記す。これはATM網やIP網の様な複数ユーザが使用する通信網を使って、事実上、専用線と同じ、高品質(帯域保証)・高信頼のサービスを提供するものである。常に回線を確保する訳では無いので、従来の専用線よりかなり低価格でサービスを受けられる。ユーザ側はVLL内の帯域を有効活用し各種アプリケーションの特性に合った様に送るため、優先転送や帯域分配転送のクラスを設ける。VLLは帯域制御を活用したパケット交換網における仮想的な帯域のコネクションの概念であり、図12のパケット通信網は特定のプロトコルには依存しない。イーサパケットにも、IPパケットにも、MPLSパケットにも、ATMセルにも応用することができる。ここではイーサパケットに応用した場合について述べる。
図12では、例えば、端末300−端末1901間はVLL(0)210として60Mbpsを帯域確保し、端末300−端末1902間はVLL(1)220として、20Mbpsを帯域確保し、端末300−端末1903間はVLL(2)230として、20Mbpsを帯域確保しているとする。このVLL(0)〜VLL(2)を端末300−イーサスイッチ350との間を結んでいる100Mbpsの回線に束ねて送信する。逆に、各端末1901、1902、1903も端末300に向けて上記VLL(0)〜VLL(2)の帯域で送信する。なお、VLL(i)の送受双方向の帯域値は異なっていても良い。
図3に、階層シェーピング方式の例を示す。
図3は、回線200と、契約帯域に従って送信するVLL(Virtual Leased Line:仮想専用線の略)との関係、及び、VLL内の2つの優先クラスであるLLQ(Low Latency Queuing:低遅延キューの略)と、WFQ(Weighted Fair Queuing:重み付けフェアキューの略)との関係を示す概念図である。LLQは、遅延優先度の高いパケット(音声パケット等)が詰まれるキューである。WFQは、送信優先度が低いデータパケットが詰まれるキューである。図3では、60MbpsのVLL(0)210内にLLQ211とWFQ212の2本が束ねられている。同様に、20MbpsのVLL(1)220内にLLQ221、WFQ222が束ねられ、20MbpsのVLL(2)230内にLLQ231、WFQ232が束ねられている。
この様に契約帯域(VLL)内での優先転送制御が実現できる。しかし、ユーザ毎の契約帯域を守ることを優先しつつクラス内の帯域を制御するため、契約帯域毎(VLL毎)の転送時間に依存する遅延時間を短縮することは困難である。例えば、特定ユーザのキュー内に送信パケットがあると、他のユーザの割当て帯域が消費されるまで特定ユーザに対する低遅延パケットの送信タイミングは待たされることがあり、割当て帯域分に依存した遅延時間分は増加することがある。例えば、VLL(0)が割当て帯域を消費した時点で低遅延転送クラスのパケットの送信要求が生じた場合、他のユーザ(VLL(1、2)のキュー内に低優先度のWFQパケットであっても、帯域を守るため上記低遅延転送クラスのパケットが待たされる。
すなわち、同一回線で転送するユーザ数が増加するにつれ、この割当て帯域分に依存した遅延時間が大きくなってしまうことが課題となっていた(本発明の課題1)。
この課題を図8(a)のタイムチャートで説明する。
図8(a)のタイムチャートは、VLL毎の帯域分配とVLL内での音声パケットとデータパケットの送信時間関係の一例である。例えば、VLL(0)の送信時間が過ぎた時点でVLL(0)の遅延優先度の高いパケット(音声パケット(0)等)がLLQで送信待ち状態になった場合、他のVLLからの送信時間分、その音声パケット(0)は送信待ちになり、次のVLL(0)の送信時間まで待たされてしまう。これは、たとえ、送信優先度が低いデータパケットが他のVLLのWFQに積まれ送信されている場合でも同様である。従来技術3では、他のユーザの割当て帯域が消費され、送信タイミングが該当するVLL(0)に廻って来るまで、VLL(0)ユーザの低遅延パケットの送信タイミングは待たされると言う課題があった(本発明の課題1)。
そこで、VLL(0)以外のユーザ(VLL(k)、kは0以外)のパケットがベストエフォートのデータパケットである場合、VLL(k)の低遅延時間転送クラスに対する要求はないので、上記データパケットの代わりに、VLL(0)ユーザのLLQの低遅延パケットを先に転送する。こうしたとしてもベストエフォートの通信品質には影響が無い。図8(b)に示す様に、VLL(0)ユーザの低遅延パケット(例えば、音声パケット(0))を先に転送できれば、遅延時間の増加を抑える事が出来る。しかし、逆に特定ユーザVLL(0)が割り当て帯域を既に消費したにも拘わらず、さらにLLQパケットを先に転送すると、契約帯域の条件を超えて帯域を消費してしまい、契約帯域を遵守する事ができない課題があった。また、補間のために次のVLL(0)の送信帯域をLLQパケット分だけ減じる必要がある、という課題があった(本発明の課題2)。
以上述べた課題を纏めると、契約帯域を遵守しつつ、同時に契約帯域を優先して遵守した場合に生じる低遅延転送クラスの遅延時間も最小化する、パケット送信端末及びパケット交換機のトラヒックシェーピング装置が求められている。
本発明は、以上の点に鑑み、複数の帯域契約者(ユーザ等)が同一媒体(イーサ回線や無線LANの様に共用の無線帯域でも可)の帯域を共有してパケットを転送する場合、ユーザ毎の契約帯域を守りつつ、特定ユーザの低遅延パケットを優先的に転送し、遅延時間の増加を抑えるトラヒックシェーピング回路、送信端末及びネットワークノードを提供することを目的とする。
契約帯域は一定で遵守しつつ、VLLパケットに対する優先転送(揺らぎ)を許容する為、前述のリーキーバケツ方式を拡張し、LLQ以外のパケット(例えば、WFQパケット)の送出を許可する閾値1509の他に、LLQパケットの送出を許可する閾値1501(閾値1509より大きな値に設定)を備える(2閾値リーキーバケツ方式:図7)。これにより、WFQが送信できない場合でもLLQは優先的に送信可能となり、且つ、WFQとLLQの合計帯域、すなわちVLLの帯域は揺らぎを含みつつも契約帯域を遵守する事ができる(手段1)。
この2閾値リーキーバケツ方式の回路をLLQ送信予定時刻計算回路130とWFQ送信予定時刻計算回路140内に備え、それぞれの送信予定時刻を計算する(手段2、手段3)。
全LLQの内、送出すべきLLQを検出するLLQソーティング部(手段4)と、全WFQの内、送出すべきWFQを検出するWFQソーティング部(手段5)を備える。また、LLQソーティング部とWFQソーティング部の双方のソーティング結果を優先度を考慮して決定する送信制御部120(手段6)を備える。
本発明のトラヒックシェーピング回路は、例えば、パケットまたはセルを送信する回線におけるトラヒックシェーピング機能で該契約帯域内に複数の優先クラスを備え、クラス間の優先制御機能を有する階層型トラヒックシェーピング装置において、リーキーバケツモデルの送信タイミング決定回路を備え、その閾値として優先度に対応した二つ以上の閾値を備える。
上述のトラヒックシェーピング回路は、複数の優先度に対応した送信予定時刻決定回路を備え、該送信予定時刻決定回路内に優先度に対応した閾値を備えたリーキーバケツモデルの送信タイミング決定回路を備える。
上述のトラヒックシェーピング回路は、優先度毎の送出パケットソーティング回路を備え、複数の該送出パケットソーティング回路の出力を受け、優先度に従って送出パケットを決定する送信制御部を備える。
上述のトラヒックシェーピング回路は、パケット送信後の対応するリーキーバケツの水位の補正を、優先度に対応した送信予定時刻決定回路内のそれぞれの該優先度に対応した閾値を備えたリーキーバケツモデルの送信タイミング決定回路に反映する。
本発明の第1の解決手段によると、
送信帯域が予め定められた仮想コネクションを介して第1優先クラスのパケットと第2優先クラスのパケットが通信されるネットワークにおいて、送信帯域と優先クラスに従いパケットを送信するためのトラヒックシェーピング回路であって、
受信した第1優先クラスのパケットを記憶する第1キューと、受信した第2優先クラスのパケットを記憶する第2キューとを有するパケットバッファ部と、
前記第1キューの第1送信予定時刻を求める第1送信予定時刻計算部と、
前記第2キューの第2送信予定時刻を求める第2送信予定時刻計算部と、
求められた第1送信予定時刻と、求められた第2送信予定時刻と、前記第1及び第2キューから出力されるパケットのパケット長に応じた水量が増加し、及び、前記仮想コネクションの送信帯域に応じた水量ずつ減少するバケツの水位とが記憶されるメモリと、
前記第1キューの第1送信予定時刻と、前記第2キューの第2送信予定時刻とに基づき、前記第1キュー及び第2キューが現在時刻で送信可能かそれぞれ判断し、前記第1キューが送信可能な場合には該第1キューを優先して選択し、前記第2キューが送信可能であり、かつ、前記第1キューが送信可能でない場合には該第2のキューを選択し、選択された第1キューの第1キュー識別子又は第2キューの第2キュー識別子を前記パケットバッファに通知して、前記パケットバッファの該第1キュー識別子に対応する第1キューからパケットが読み出されて出力され、又は、前記パケットバッファの該第2キュー識別子に対応する第2キューからパケットが読み出されて出力されるための送信制御部と
を備え、
前記第1送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第1キューが選択されると、前記メモリのバケツの水位と第1優先クラスに対する予め定められた第1閾値とに基づき、該第1キューの次回の第1送信予定時刻を求め、求められた次回の第1送信予定時刻を前記メモリに記憶し、
前記第2送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第2キューが選択されると、前記メモリのバケツの水位と、第1閾値よりも小さい、第2優先クラスに対する第2閾値とに基づき、該第2キューの次回の第2送信予定時刻を求め、求められた次回の第2送信予定時刻を前記メモリ記憶し、及び、
前記第1又は第2送信予定時刻計算部は、前記第1又は第2キューから送信したパケットのパケット長と、該仮想コネクションの送信帯域に基づき、前記メモリのバケツの水位を更新する前記トラヒックシェーピング回路が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
送信帯域が予め定められた複数の仮想コネクションがひとつの回線に束ねられ、該仮想コネクションを介して第1優先クラスのパケットと第2優先クラスのパケットが通信されるネットワークにおいて、送信帯域と優先クラスに従いパケットを送信するためのトラヒックシェーピング回路であって、
受信した第1優先クラスのパケットを記憶する仮想コネクション毎の複数の第1キューと、受信した第2優先クラスのパケットを記憶する仮想コネクション毎の複数の第2キューとを有するパケットバッファ部と、
前記複数の第1キュー毎の第1送信予定時刻を求める第1送信予定時刻計算部と、
前記複数の第2キュー毎の第2送信予定時刻を求める第2送信予定時刻計算部と、
前記第1キューを識別する第1キュー識別子に対応して、求められた第1送信予定時刻が記憶され、記憶された第1送信予定時刻と前記第1キューにパケットが存在するか否かに基づき、優先してパケットを送信する前記第1キューをひとつ選択する第1ソーティング部と、
前記第2キューを識別する第2キュー識別子に対応して、求められた第2送信予定時刻が記憶され、記憶された第2送信予定時刻と前記第2キューにパケットが存在するか否かに基づき、優先してパケットを送信する前記第2キューをひとつ選択する第2ソーティング部と、
選択された前記第1キューの第1送信予定時刻と、選択された前記第2キューの第2送信予定時刻とに基づき、選択された前記第1キュー及び第2キューが現在時刻で送信可能かそれぞれ判断し、選択された前記第1キューが送信可能な場合には該第1キューを優先して選択し、選択された前記第2キューが送信可能であり、かつ、選択された前記第1キューが送信可能でない場合には該第2のキューを選択し、該第1キューの第1キュー識別子又は第2キューの第2キュー識別子を前記パケットバッファに通知して、前記パケットバッファの該第1キュー識別子に対応する第1キューからパケットが読み出されて出力され、又は、前記パケットバッファの該第2キュー識別子に対応する第2キューからパケットが読み出されて出力されるための送信制御部と
を備え、
前記第1送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第1キューが選択されると、
選択された前記第1キューに対応する仮想コネクションのバケツであって、該仮想コネクションに対応する前記第1及び第2キューから出力されるパケットのパケット長に応じた水量が増加し、及び、前記仮想コネクションの送信帯域に応じた水量ずつ減少する前記バケツの水位と、第1優先クラスに対する予め定められた第1閾値とに基づき、該第1キューの次回の第1送信予定時刻を求め、及び、
求められた次回の第1送信予定時刻を、第1キュー識別子に対応して前記第1ソーティング部に記憶し、
前記第2送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第2キューが選択されると、
選択された前記第2キューに対応する仮想コネクションの前記バケツの水位と、第1閾値よりも小さい、第2優先クラスに対する第2閾値とに基づき、該第2キューの次回の第2送信予定時刻を求め、及び、
求められた次回の第2送信予定時刻を、第2キュー識別子に対応して前記第2ソーティング部に記憶する前記トラヒックシェーピング回路が提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
送信帯域が予め定められた複数の仮想コネクションがひとつの回線に束ねられ、該仮想コネクションを介して第1優先クラスのパケットと第2優先クラスのパケットが通信されるネットワークにおいて、送信帯域と優先クラスに従いパケットを送信するための端末装置であって、
上述のトラヒックシェーピング回路を有する回線インタフェース部と、
処理部と
を備え、
前記トラヒックシェーピング回路は、前記処理部からのパケットを、送信帯域及び優先クラスに従い網に送信する端末装置が提供される。
本発明の第4の解決手段によると、
端末装置に対する第1回線インタフェース部と、
網に対する第2回線インタフェース部と
前記第1回線インタフェース部及び前記第2回線インタフェース部とそれぞれ接続されたスイッチ部と
を備え、
前記第2回線インタフェースは、
上述のトラヒックシェーピング回路を有し、
該トラヒックシェーピング回路は、前記スイッチ部からのパケットを、送信帯域及び優先クラスに従い網に送信するネットワークノードが提供される。
本発明の第5の解決手段によると、
端末装置に対する第1回線インタフェース部と、
網に対する第2回線インタフェース部と、
上述のトラヒックシェーピング回路と、
前記第1回線インタフェース部と、前記第2回線インタフェース部と、前記トラヒックシェーピング回路にそれぞれ接続されたスイッチ部と、
を備え、
前記スイッチ部は、前記第1回線インタフェース部からのパケットを前記トラヒックシェーピング回路に転送し、及び、前記トラヒックシェーピング回路により送信帯域及び優先クラスに従い出力されたパケットを前記第2の回線インタフェース部を介して網に転送するネットワークノードが提供される。
本発明によれば、複数の帯域契約者(ユーザ等)が同一媒体(イーサ回線や無線LANの様に共用の無線帯域でも可)の帯域を共有してパケットを転送する場合、ユーザ毎の契約帯域を遵守しつつ、同時に特定ユーザの低遅延パケットを優先的に転送し、遅延時間の増加を抑えるトラヒックシェーピング回路を提供できる。
図2は、イーサ送信端末の構成図である。
以下では、実施の形態のひとつとして、図2の端末300に、トラヒックシェーピング装置を適用した例を詳細に説明する。本トラヒックシェーピング装置では、イーサ送信端末がVLLシェーピングと優先制御を同時に行う。VLL(k)(仮想コネクション)内に例えば2つのクラスLLQ(k)(第1優先クラス、第1キュー)、WFQ(k)(第2優先クラス、第2キュー)を設け、クラス間の優先制御を行うケースを想定した(実施例1)。
前述の様に、VLLやLLQ、WFQは帯域制御を活用したパケット交換網における仮想的な論理帯域の概念であり、特定のプロトコルには依存しない。従って、本実施の形態は、イーサパケットにも、IPパケットにも、MPLS(Multi−Protocol Label Switching)パケットにも、ATMセルにも応用することができる。VLL識別子としてMPLSのShimラベルやIPパケットヘッダやVLAN−Tag(Virtual LAN Tag)を適用する事も出来る。ここではイーサパケットに応用した場合について述べる。ここでは例えばVLAN−TagをVLL識別子として適用し、VLAN−Tag内のUser Priorityビットを優先転送クラスLLQ、WFQの識別子として適用する場合を想定して説明する。
図2は、イーサ送信端末300の構成図である。
イーサ送信端末300は、例えば、CPUとメモリを有する上位層処理部360と、キャリアイーサ網340に対する回線インタフェース部324とを備える。上位層処理部360は、イーサ網を用いて情報を転送するための上位プロトコル(例えばIP(Internet Protocol))が動作し、上位プロトコルが認識し得る上位パケットを生成・終端する。
回線インタフェース部324は、更に、イーサDMAC(Dynamic Memory Access Control)350と、トラヒックシェーピング部100と、MAC&光モジュール374とを有する。イーサDMAC350は、上位層処理部360で生成された上位パケットとイーサパケット(64バイトから1500バイト可変長)の送受信を行う。トラヒックシェーピング部100は、キャリアイーサ網340と契約した帯域を守った送信間隔でパケットを送信する。MAC&光モジュール374は、イーサパケットを光ファイバ等の物理回線に対応した信号に変換して送信する。
図1は、トラヒックシェーピング部100の構成を示すブロック図である。また、図4は、トラヒックシェーピング部100の動作フロー図である。
トラヒックシェーピング部100は、例えば、パケットバッファ部110と、LLQ送信予定時刻計算回路(第1送信予定時刻計算部)130と、LLQソーティング部(第1ソーティング部)135と、WFQ送信予定時刻計算部(第2送信予定時刻計算部)140と、WFQソーティング部(第2ソーティング部)145と、送信制御部120とを備える。
パケットバッファ部110は、パケットをLLQ、WFQ毎のキューにキューイングする。送信制御部120は、最終的なパケット送信を決定し、パケットバッファ部110に伝える。LLQ送信予定時刻計算回路130は、LLQの契約帯域に従い、送信予定時刻を計算する。送信予定時刻の詳細は図7(b)に記載しており、詳細は後述する。また、バケツ1503(後述)の水位を計算する。LLQソーティング部135は、LLQの中で、最も優先して送信するLLQを選び出す。
WFQ送信予定時刻計算部140は、LLQの送信帯域と併せたVLLの契約帯域に従い、送信予定時刻を計算する。送信予定時刻の詳細は図7(b)に記載しており、詳細は後述する。また、バケツ1503(後述)の水位を計算する。WFQソーティング部145は、全WFQの中で最も優先して送信するWFQを選び出す。
更に、詳細な構成要素を示すと、以下の様になる。
まず、パケットバッファ部110は、パケットバッファ111と、パケットバッファアドレスメモリ112と、パケットバッファ書込み制御回路113と、パケットバッファ読出し制御回路114とを有する。
パケットバッファ111は、パケットを一時的に蓄積しておくバッファである。パケットバッファアドレスメモリ112は、パケットバッファ内でLLQ、WFQ毎のキューイングを実現するためのパケットバッファアドレスを記憶しておく。また、LLQ、WFQ毎のキュー長の情報も記憶しておく。パケットバッファ書込み制御回路113は、受信したパケットをパケットバッファに書込む。パケットバッファ読出し制御回路114は、パケットバッファから送信すべきパケットを読み出す。
また、LLQソーティング部135は、例えば、LLQ二分木ソート回路136とLLQソーティング情報メモリ137を有する。
LLQ二分木ソート回路136は、パケット受信、または送信が行われたLLQの送信予定時刻の変更を受けて、最も早い時刻に送信するLLQを選び出す。LLQソーティング情報メモリ137は、LLQ二分木ソート回路136がソーティングを行うのに必要な情報(LLQ識別番号、LLQ送信予定時刻、LLQのVLD(以下、この三つをまとめてLLQソーティング情報と呼ぶ))と、バケツの水位が記憶されている。LLQのVLDは、例えば、該LLQに送信待ちパケットが存在するか否かを示すフラグである。VLLソーティング情報は二分木で管理されており、そのメモリマップを図5に示す(詳細は後述)。LLQソーティング情報メモリ137は、LLQ送信予定時刻計算回路130から、パケット受信、または送信が行われたLLQの送信予定時刻の変更を受けて更新された送信予定時刻とバケツの水位を受信し、記憶する。
WFQソーティング部145は、例えば、WFQ二分木ソート回路146と、WFQソーティング情報メモリ147を有する。
WFQ二分木ソート回路146は、パケット受信、または送信が行われたWFQの送信予定時刻の変更を受けて全WFQの中で最も優先して送信するWFQを選び出す。WFQソーティング情報メモリ147は、WFQ二分木ソート回路146がソーティングを行うのに必要な情報(WFQ識別番号、WFQ送信予定時刻、WFQのVLD(以下、この三つをまとめてWFQソーティング情報と呼ぶ))と、バケツの水位とが記憶されている。WFQのVLDは、例えば、該WFQに送信待ちパケットが存在するか否かを示すフラグである。WFQソーティング情報も二分木で管理されており、そのメモリマップを図6に示す(詳細は後述)。WFQソーティング情報メモリ147は、WFQ送信予定時刻計算回路140から、パケット受信、または送信が行われたWFQの送信予定時刻の変更を受けて更新された送信予定時刻とバケツの水位を受信し、記憶する。
本実施の形態のトラヒックシェーピング部100は、1パケット処理時間に図4に示す次の6つの処理を繰り返すことによって、1パケット処理時間内に一つのパケットを受信し、一つのパケットを送信する。
(1)受信パケット判定処理
(2)送信予定時刻計算(パケット受信時)
(3)ソーティング処理(パケット受信時)
(4)送信LLQ選択処理
(5)送信予定時刻計算(パケット送信時)
(6)ソーティング処理(パケット送信時)
以上6つの処理の内、(1)〜(3)はパケット受信時の処理、(4)〜(6)はパケット送信時の処理である。以下に、それぞれの処理を、図1、図4に基づいて詳細に説明する。また、以下では、複数のVLL、LLQ、WFQを識別するために、識別番号kを付して、VLL(k)、LLQ(k)、WFQ(k)と表記する。
(1)受信パケット判定処理
トラヒックシェーピング部100に到着したパケットは、LLQ毎、WFQ毎に設けられたキュー(第1キュー、第2キュー)に一時的に蓄積される。
本実施の形態のトラヒックシェーピング装置においては、パケットバッファ書込み回路113で、例えば、イーサDMAC350から受信したイーサパケットのヘッダを参照し、該受信パケットの、VLL情報(転送先)、LLQやWFQの情報(優先度)を決定する。パケットバッファ書込み回路113は、パケットバッファ111内に転送先毎、かつ優先度毎に設けられたキューに、受信パケットをキューイングする。より具体的には、まず、パケットバッファ書込み制御回路113において、受信したパケットのヘッダ部に記述してあるVLLI(Virtual Leased Line Identifier、VLL識別子)、具体的にはVLLを構成するLLQI(LLQ Identifier、LLQ識別子)、WFQI(WFQ Identifier、WFQ識別子)を基に、該パケットが属するVLL、LLQあるいはWFQを判別する。次に、受信パケットがLLQの場合、LLQ毎のキューイングを行うためのパケットバッファのアドレスをパケットバッファアドレスメモリ112から読み出し、パケットバッファ内の該パケットバッファアドレスが示す領域(キュー)にパケットを書込む(図4の400、401)。なお、受信パケットがWFQの場合も同様に、WFQ毎のキューイングを行うためのアドレスに従い、パケットを書き込む。上述のパケットバッファアドレスは、パケットバッファアドレスメモリ112に記憶される。
また、パケットバッファ書込み制御回路113は、パケットを受信すると、パケットを受信したことを示すパケット受信信号99を、LLQ送信予定時刻計算回路130とWFQ送信予定時刻計算回路140に通知する。パケットバッファ書込み制御回路113は、パケット受信信号99を送る際に、LLQパケットの場合、LLQ送信予定時刻計算回路130に向けてはLLQ識別番号(第1キュー識別子)を通知し、WFQパケットの場合、WFQ送信予定時刻計算回路140に向けてはWFQ識別番号(第2キュー識別子)を通知する。
次に、品質クラスがLLQかWFQかの判定を行い(図4の431)、判定結果に従い、図4の処理402又は図14の処理1402に移る。
(2)送信予定時刻計算(パケット受信時)
まず、受信パケットがLLQであった場合について述べる。
パケット受信信号99及びLLQ識別番号を受けたLLQ送信予定時刻計算回路130は、LLQ識別番号kに基づき、LLQソーティング情報メモリ137からLLQ(k)のVLD(判別ビット)を読み出し、読み出されたLLQ(k)のVLD(図5の502)が‘0’であるか‘1’であるかを調べる(図4の402)。VLDが‘1’であるときは、既に該LLQ(k)に送信待ちパケットが存在していることを示しており、送信予定時刻を変更してはいけない。一方、VLDが‘0’であるときは、既に計算してあるLLQ(k)のLLQ送信予定時刻501をLLQソーティング情報メモリ137から読み出し、該時刻が現在時刻を基準としたときに未来となっているか、過去あるいは現在時刻と同じになっているかを調べる(図4の404)。前者(未来)の場合にはLLQ送信予定時刻501を変更しない。後者(過去あるいは現在)の場合には、例えば、
LLQ送信予定時刻=現在時刻+1
とする(図4の405)。また、変更されたLLQ送信予定時刻をLLQソーティング情報メモリ137のLLQ(k)の識別番号に対応して記憶する、なお、以上のいずれの場合にも、パケット受信信号99を受けた場合には、該LLQ(k)のVLD=‘1’にセットする(図4の403)。
図14は、受信パケットがWFQであった場合のフローチャートである。図14の各処理1402〜1408は、上述の図4の処理402〜408と同様であり、LLQがWFQに変わったものである。
(3)ソーティング処理(パケット受信時)
各LLQのLLQソーティング情報は二分木によって管理している(図5参照)。LLQ(k)のLLQ送信予定時刻が更新されると、全LLQの中で最も早くパケットを送信すべきLLQ(以下、暫定送信LLQ)が変化している可能性があるので、LLQ二分木ソート回路146において暫定送信LLQを求めるためのソーティングを行う(図4の408)。LLQ用二分木の根には、全LLQの中で最優先に送信すべきLLQのLLQ識別番号500、LLQ送信予定時刻501、VLD502(図5参照)が記憶される。なお、WFQについても同様である。
本実施の形態のVLL(LLQ、WFQ)のソーティング処理規則は、以下のようになっている。
[1]子のVLDが共に‘1’のときは、送信予定時刻がより過去である子を選択する。時刻が同じ場合はどちらでもよい。
[2]一方の子のVLDが‘1’、他方が‘0’のときは、無条件にVLDが‘1’である方を選択する。
[3]子のVLDが共に‘0’のときは、送信予定時刻がより過去である子を選択する。時刻が同じ場合はどちらでもよい。
(4)送信LLQ選択処理
以下では、現在時刻とLLQ送信予定時刻(あるいはWFQ送信予定時刻)を比較した結果、現在時刻を基準としてLLQ送信予定時刻が過去または現在時刻と同時刻であるとき、該LLQは送信可能状態と呼ぶことにする。WFQについても同様である。LLQ二分木ソート回路136によって選ばれた暫定送信LLQをLLQ(i)とする。同様に、暫定送信WFQをWFQ(j)とする。
送信制御回路120は、常時LLQ(i)及びWFQ(j)が送信可能状態になったか否かを監視している(図4の409)。LLQ(i)とWFQ(j)が共に送信可能状態でないときは、いかなるパケットも送信しない。LLQ(i)、WFQ(j)のいずれか又は双方が送信可能状態であるとき、LLQ(i)を優先として、LLQ(i)またはWFQ(j)のパケットを送信する(図4の410)。
具体的には、送信許可信号95が、例えば、選択されたLLQの識別番号i又はWFQの識別番号jとともに、送信制御回路120からパケットバッファ読出し制御回路114に送られる。送信許可信号95を受けたパケットバッファ読出し制御回路114は、パケットバッファアドレスメモリ112から読み出したパケットバッファアドレスを用いて、パケットバッファ110からパケットを読み出して、回線インタフェース部324からパケットを送信する(図4の411)。また、送信制御回路120は、パケット送信信号98を、LLQ送信時刻計算回路130およびWFQ送信時刻計算回路140に送信する。
(5)送信予定時刻計算(パケット送信時)
以下、図4の処理413〜415について説明する。
パケット送信信号98を受けたLLQ送信時刻計算回路130およびWFQ送信時刻計算回路140では、バケツの水位を更新し、契約帯域に従った次のパケット送信予定時刻を計算する(図4の413、414)。例えば、LLQ送信時刻計算回路130は、パケット送信信号98とともに、選択されたLLQの識別番号iを受信し、LLQ(i)について次のパケットの送信予定時刻を計算する。なお、WFQについても同様である。次パケット送信予定時刻の計算は、例えばリーキーバケット方式を用いて行うことができる。リーキーバケット方式に関しては、例えば、「The ATM Forum TM4.0 Normative Annex C: Traffic Contract Related Algorithms and Procedures、P.62、63」(非特許文献1)に述べられている。あるいは、他のパケット送信予定時刻の計算方法として、契約帯域に対応する送信間隔値(パケット長に依存するが)を記憶しておき、以下の計算を行っている。
非特許文献1に基づく送信ケースでは、例えば、次式で求める。
次のパケット送信予定時刻=今回のパケット送信予定時刻+送信間隔値
(送信間隔値は非特許文献1に従う)
パケット送信信号92を受けたLLQ送信予定時刻計算回路130とWFQ送信予定時刻計算回路140では、非特許文献1のATMセルの場合と同様に契約帯域に従った次のパケット送信予定時刻を計算する。
本実施の形態においては、パケット長識別回路199を備え、パケットバッファ読出し回路114が、パケットバッファ111からイーサパケットを読み出したときに、IPパケットヘッダに記述されているパケット長情報からイーサパケット長を算出する。算出したパケット長情報91は、LLQ信予定時刻計算回路130及びWFQ送信予定時刻計算回路140に伝えられる。パケット長情報91を受けたLLQ送信予定時刻計算回路130およびWFQ送信予定時刻計算回路140では、例えば以下の計算を行い、予定送信時刻計算に用いる送信間隔を決定する。
送信間隔=(契約帯域による最小イーサパケットの送信間隔)×(送信イーサパケット長)/(最小イーサパケット長)
この様に最小イーサパケット長で正規化することで、パケット長が短いイーサパケットを送信した場合には次のパケット送信までの時間は短く、パケット長が長いイーサパケットを送信した場合には次のパケット送信までの時間を長く空けることができる。
本実施の形態ではリーキーバケット方式に対する新方式として、図7(a)のリーキーバケツ1503の概念モデルを用いる。本リーキーバケツ1503は上述のATM−Forumのリーキーバケツと異なり、LLQ(k)に対する閾値(第1の閾値)1501と、WFQ(k)に対する閾値(第2の閾値)1509の2つの閾値を備えている。
リーキーバケツ1503には穴が開いており、VLLの契約帯域に応じた水量で水が漏れ続ける(水漏れ1502)。また、送信したパケットのパケット長に応じた水量1505が注ぎ込まれる。リーキーバケツ1503は、例えば、VLL毎に備えられる。各VLLのバケツ1503の水位は、LLQソーティング情報メモリ137、WFQソーティング情報メモリ147のLLQ識別番号、WFQ識別番号に対応して記憶されることができる(図5、図6参照)。なお、バケツの水位は、VLLの識別子に対応して、適宜のメモリに記憶されてもよい。
LLQ、WFQに対する送信予定時間や送信後の水位の計算は図7(b)のアルゴリズムに基づいて行われる。
まず、LLQに対するアルゴリズムであるが、送信後の水位がLLQ(k)に対する閾値1501を超えない場合、LLQ送信予定時刻を現在時刻とし、送信後の水位と共にLLQソーティング情報メモリ137に書込む。一方、閾値1501を超える場合は閾値1501以下になる将来時刻を算出し、送信後の水位と共にLLQソーティング情報メモリ137に書込む。これにより水位が閾値に対して余裕がある場合は遅延時間なしで送信できる。余裕が無い場合はLLQが想定帯域を超えている場合であり、割り当て帯域を遵守する時間を算出し、その時間まで送出を待たせることとなる。
WFQパケットに対するバケツ1503の閾値1509と比較してWFQパケットが直ちに送出できない場合でも、次のパケットがLLQパケットである場合、閾値1501が高く設定されている為、水位が余裕があればLLQパケットは送信する事が可能になる。この判断が次のLLQソーティング415において全LLQにおける優先順位付けを行い、優先度が高い場合、他のWFQを抑えて次のサイクルの409に於いて送信が許可される。また、LLQに対するバケツ1503もWFQに対するバケツ1503も同じバケツであるため、同一VLL内のLLQ、WFQどちらのパケットが送信されても、そのパケット分だけ水位は増すことになり、帯域は消費される。これにより、LLQパケットの優先転送と言う揺らぎはあるものの、該VLL全体としては契約帯域を守った帯域サービスの提供が可能になる。
WFQに対するアルゴリズムは、送信後の水位がWFQ(k)に対する閾値1509を超えない場合、WFQ送信予定時刻を現在時刻とし、WFQソーティング情報メモリ147に書込む。一方、閾値1509を超える場合は閾値1509以下になる時刻を算出し、WFQソーティング情報メモリ147に書込む。同一VLLのLLQパケットが送出された場合にも水位はパケット分上昇するので、次のパケットがWFQパケットである場合は送信時間が水位上昇の影響を受け(次のパケットの送信判定し、閾値を超える可能性が増し)、LLQパケット分だけWFQ送信帯域が減少するので、結果としてVLL帯域(LLQ帯域とWFQ帯域の合計)は契約帯域に応じた水量1502に一致する(図4の413)。
(6)ソーティング処理(パケット送信時)
ソーティングの詳細は、パケット受信時と全く同様である。パケット送信予定時刻を修正した場合には、暫定送信LLQが変化している可能性があるので、LLQ二分木ソート回路146においてソーティングを行う(図4の415)。
以上の(1)〜(6)の処理が1パケット処理時間内に行われ、再び(1)の処理から繰り返す。
次に、LLQソーティング情報、WFQソーティング情報の管理方法について、図5、図6を用いて説明する。以下では、サポートできるLLQ、WFQ数をM(=2のm乗)とする。まず図5のLLQに関して説明する。
LLQ用二分木の各要素と、LLQソーティング情報メモリ137のアドレスの関係は、以下に示す通りである。以下では、アドレスは2進数(m+1ビット)で示すこととする。
[1]二分木の根に対応するアドレスは、000…001番地である。
[2]アドレス:xyy…yyz番地の要素の親のアドレスは0xy…yyy番地であり、二つの子のアドレスはyyy…yz0番地とyyy…yz1番地である。
上記[1][2]の規則に従って情報を記憶していくと、二分木の葉に対応するアドレスは、100…000番地から111…111番地(全部で2のm乗=M個)に記憶される。以上の規則でメモリのアドレスを管理していると、ソーティング時に行うメモリアクセスのためのアドレス生成回路を簡単に構成することができる。すなわち、xyy…yyz番地の比較相手はxyy…yy(z’)番地に記憶してある情報((z’)はzの‘0’←→‘1’反転を示す)であり、その比較結果を書込むのは0xy…yyy番地である。従って、M個の要素のソーティングを、m回のシフト演算とm回の反転演算で行うことができる。例として、8LLQ(m=3)の場合のLLQソーティング情報メモリ137のメモリマップを図5に示す。前述の様に、LLQソーティング情報メモリ137には、LLQ識別番号500、LLQ送信予定時刻501、およびLLQのVLD502が記憶されている。図6のWFQに関する説明も同様である。
なお、上記実施例1ではVLL内の優先度クラスとして、LLQとWFQの2つの例を説明したが、2つ以上の優先度クラスを備えたシェ−ピング回路に対しても簡単に拡張でき、同様に有効である。
上述の例は、ひとつの回線に複数のVLLが束ねられる例について説明したが、VLLはひとつでもよい。また、LLQソーティング情報メモリ、WFQソーティング情報メモリはひとつのメモリで構成されてもよい。例えば、VLLがひとつの場合は、LLQソーティング情報メモリ、WFQソーティング情報メモリはひとつのメモリで構成し、LLQ送信予定時刻と、WFQ送信予定時刻と、バケツの水位が記憶されてもよい。
(イーサスイッチ)
また、上述の例では、本実施の形態のトラヒックシェーピング装置をイーサ送信端末に適用した例を示したが、先に述べた様に、トラヒックシェーピング装置はイーサ送信端末の他にも、私設網から公衆網への中継点等の網内の要所に設置することがある(実施例2)。
図9に、本実施の形態のトラヒックシェーピング装置をキャリアイーサ網340に接続されているイーサスイッチ301に適用した構成図を示す。
イーサスイッチ301は、例えば、イーサ端末330、331に対する回線インタフェース部320、321、スイッチ部310、キャリアイーサ網340に対する回線インタフェース部325を備える。回線インタフェース部325は、キャリアイーサ網に対応したトラヒックシェーピング部100と、MAC&光モジュール375を有する。
例えば、イーサ端末330から網へ第1のVLLが設定され、イーサ端末331から網へ第2のVLLが設定される。トラヒックシェーピング部100は、各VLLの送信帯域と、LLQ/WFQに従い、端末からのパケットを網に転送する。
本実施の形態の他の例として、複数回線のトラヒックシェーピングを一つのトラヒックシェーピング装置で行うトランク方式のトラヒックシェーピング装置について説明する(実施例3)。
図10は、トランク方式のトラヒックシェーピング装置としてイーサスイッチを構成した例を示している。
端末332、333で生成されたパケットフローは、イーサスイッチ302の回線インタフェース部322、323を介してスイッチ部311に入力される。スイッチ部311でいずれの出力先回線が決定された場合でも、パケットは一時的にトラヒックシェーピング部101に転送される。トラヒックシェーピング部101では、実施例1のトラヒックシェーピング部100の各処理(例えば、VLLソーティング)と同じ動作を行う。トラヒックシェーピング部101の出力パケットは、再びスイッチ部311を介して、各出力回線の回線インタフェース部326、327からキャリアイーサ網340に送信される。トラヒックシェーピング部101から出力されたパケットがスイッチのパケットバッファに蓄積されると、トラヒックシェーピング部101の行ったトラヒックシェーピング処理が無意味なものとなってしまうために、トラヒックシェーピング部101から送信されたパケットは最優先で網まで転送されなければならない。
(無線帯域制御)
また、本実施の形態の他の実施例として、回線内の帯域を制御する方式に代わって、無線帯域を制御するトラヒックシェーピング装置について説明する(実施例4)。
図11は、無線LAN基地局303と複数の無線LAN端末304間の無線帯域を、複数の無線LAN端末304間の帯域制御で共用しつつ、トラヒックシェーピングを行うトラヒックシェーピング装置の構成例を示している。
無線LAN基地局303は、ルータ304を介してインターネット網342に接続している。この場合、無線LAN基地局303から無線LAN端末304方向(以下Rx方向と呼ぶ)への帯域は無線LAN基地局303で制御できるので、実施例1のトラヒックシェーピング装置と同様の機能と構成で良い。しかし、逆方向の無線LAN端末304への帯域から無線LAN基地局303方向(以下Tx方向と呼ぶ)への帯域は、複数存在する無線LAN端末では全体の送信要求が把握できない。無線帯域は共用されているので、このTx方向の帯域制御を行う調停機能(実施例1のトラヒックシェーピング回路100に相当する)が必要であり、これがTxトラヒックシェーピング部14100−Rと14100−Aに分かれて実現されている。
すなわち、各無線LAN端末304は回線インタフェース部(図2の324に相当)内のトラヒックシェーピング部としてトラヒックシェーピング部14100−Rを備える。トラヒックシェーピング部14100−Rは、パケットバッファ14110(図1のパケットバッファ部110に相当)を備える。
また、無線LAN基地局303の回線インタフェース部(回線インタフェース部324に相当)は、複数の無線LAN端末304から無線帯域へのパケット送信要求の調停(アービトレーション)を行なう機能として、トラヒックシェーピング部14100−Aを備える。トラヒックシェーピング部14100−Aは、図1のトラヒックシェーピング部100からパケットバッファ部110を除いた機能を備え、かつVLLやLLQ、WFQに対する帯域制御の他に複数の無線LAN端末304間の帯域制御も行う(実施例3に相当する)。Txトラヒックシェーピング部14100−Rと14100−A間は、例えば、パケット送信用の帯域の他に、パケット送信要求と許可をやり取りする無線の制御チャネル帯域があり、そのチャネル上で、パケット受信信号14099(パケット受信信号99に相当)、パケット送信信号14092(パケット送信信号92に相当)、送信許可信号14095(送信許可信号95に相当)がやり取りされる。Txトラヒックシェーピング部14100−Aは、複数のTxトラヒックシェーピング部14100−Rからのパケット受信信号14099とパケット送信信号14092によって、各無線LAN端末304の各Txトラヒックシェーピング部14100−Rの状況を把握し、次に許可すべき送信要求を送信制御部内の調停機構によって決定し、選択された無線LAN端末304の選択されたVLLの選択されたVS(優先クラス)に対する送信許可を送信許可信号14095で通知する。
なお、例えば、送信制御部は、送信許可信号14095を選択された無線LAN端末304に送信するようにしてもよい。また、例えば、全ての無線LAN端末304に送信して、無線LAN端末304のパケットバッファ読出し制御回路が自端末に対する送信許可信号かを判断してもよい。
以上はパケット送信用(Tx方向)の無線帯域について説明したが、パケット送信用(Tx方向)の無線帯域とパケット受信用(Rx方向)の無線帯域、さらには上記制御チャネル帯域は共用されていても良い。この場合、Tx方向の帯域アービトレーションとRx方向の帯域アービトレーションが送信制御部14095内で統合されて実行される。
また、イーサパケットを対象に無線LAN網に対する本実施の形態を示したが、本実施の形態は、イーサに特化したものではなく、携帯電話や衛星通親等の無線帯域を共用するパケット通信に対しても同様にトラヒックシェーピングを行い、同様の効果を得る事ができる。
(共通回線)
さらに、本実施の形態の網での他の例として、例えば、インターネット等の様に、共用回線を利用して複数の網を接続し、それらの網毎に共用回線を契約している場合を考える。図13にこの様な形態の網を示す(実施例5)。
図13において、網A1810と網a1820はプロバイダAが所有し、端末1811、1821はプロバイダAのユーザとする。同様に、網B1830と網b1840はプロバイダBが所有し、端末1831、1841はプロバイダBのユーザとする。また、網A、網a、網B、網bはそれぞれルータRによって網C1800に接続されている。プロバイダA、プロバイダBは、それぞれ網Cとの間に送信帯域を契約し、網Cの中では共用回線1801をプロバイダA、プロバイダBが共用で使用している。この様な網環境で、端末1811と端末1821が通信を行う場合、また端末1831と端末1841が通信を行う場合には、共用回線1801の入口では、共用回線を契約した帯域を守りつつ(ATMでいうところの固定帯域サービスのVPに相当)、該契約帯域内で転送されているパケット毎に優先度を設けて(例えば、TELNET用のパケットは、電子メール用のパケットよりも優先する等。なお、優先度情報はIPパケットヘッダのTOSバイトに反映されても良い)、帯域を管理できる(ATMでいうところのVCに相当)ことが望ましい。以上の様な帯域を有効活用する形態は、プロバイダによる回線の共用のみではなく、複数の企業が長距離通信回線を共用する場合、あるいは同一企業内でも部課毎のトラヒックを管理したい場合等、様々な運用形態が考えられる。
また、ここでは同一回線に出力される帯域をVLLとVSの2階層に分類し、VLLはユーザの契約帯域(網管理者とユーザなど相互にサービスを契約する関係)の単位に、VSはその契約帯域をユーザがより有効に活用する為のユーザの要求に従って制御する帯域制御単位として説明した。本実施の形態は、2階層に限定されるものではなく、更に階層が多いケースにも容易に拡張できる。
本発明は、例えば、固定長・可変長パケットの送信端末、またはネットワークノード(ルータ等)におけるトラヒックシェーピング回路等に関する産業に利用可能である。特に、低遅延揺らぎの転送品質を要求する音声サービスを含み、帯域に於いてはユーザ毎の(重み付け)公平性を要求するサービスを行うサービスエッジノードに適する。
本発明のトラヒックシェーピング回路全体の構成図。 本発明のトラヒックシェーピング回路を端末装置に実装した場合の構成図。 本発明のトラヒックシェーピング回路がシェーピングする帯域構成を示すイメージ図。 本発明のトラヒックシェーピング回路の処理フロー図。 本発明のトラヒックシェーピング回路のLLQソーティング情報メモリ構造図。 本発明のトラヒックシェーピング回路のWFQソーティング情報メモリ構造図。 本発明のトラヒックシェーピング回路のLLQ(k)予想時刻計算回路131、WFQ(m)予定時刻計算回路141内の判定アルゴリズムイメージ図(WFQに対する閾値の他にLLQに対する閾値を備える)。 本発明のトラヒックシェーピング回路により解決すべき遅延時間が増加する場合と増加しない場合のタイムチャート。 本発明のトラヒックシェーピング装置をキャリアイーサ網340に接続されているイーサスイッチ301に適用した構成図。 トランク方式のトラヒックシェーピング装置としてイーサスイッチを構成した例。 無線LAN基地局303と複数の無線LAN端末304間の無線帯域を、複数の無線LAN端末304間の帯域制御で共用しつつ、トラヒックシェーピングを行うトラヒックシェーピング装置の構成例。 トラヒックシェーピング回路を備えた送信端末(ユーザ端末)に通信サービスを提供する網。 共用回線を利用して複数の網を接続し、それらの網毎に共用回線を契約している。 受信パケットがWFQの場合のフローチャート。
符号の説明
100 トラヒックシェーピング部
110 パケットバッファ部
111 パケットバッファ
112 パケットバッファアドレスメモリ
113 パケットバッファ書込み制御回路
114 パケットバッファ読出し制御回路
120 送信制御部
130 LLQ送信予定時刻計算回路
135 LLQソーティング部
136 LLQ二分木ソート回路
137 LLQソーティング情報メモリ
140 WFQ送信予定時刻計算部
145 WFQソーティング部
146 WFQ二分木ソート回路
147 WFQソーティング情報メモリ
199 パケット長識別回路
300 イーサ送信端末
301 イーサスイッチ
303 無線LAN基地局
304 無線LAN端末
310、311 スイッチ部
320、321、322、323、325、326、327 回線インタフェース部
360 上位層処理部
340 キャリアイーサ網
324 回線インタフェース部
350 イーサDMAC
374 MAC&光モジュール
1501 LLQ(k)に対する閾値
1502 契約帯域に応じた水漏れ
1503 リーキーバケツ1
1505 パケット長に応じた水量
1509 WFQ(k)に対する閾値
14100−R、14100−A Txトラヒックシェーピング部

Claims (20)

  1. 送信帯域が予め定められた仮想コネクションを介して第1優先クラスのパケットと第2優先クラスのパケットが通信されるネットワークにおいて、送信帯域と優先クラスに従いパケットを送信するためのトラヒックシェーピング回路であって、
    受信した第1優先クラスのパケットを記憶する第1キューと、受信した第2優先クラスのパケットを記憶する第2キューとを有するパケットバッファ部と、
    前記第1キューの第1送信予定時刻を求める第1送信予定時刻計算部と、
    前記第2キューの第2送信予定時刻を求める第2送信予定時刻計算部と、
    求められた第1送信予定時刻と、求められた第2送信予定時刻と、前記第1及び第2キューから出力されるパケットのパケット長に応じた水量が増加し、及び、前記仮想コネクションの送信帯域に応じた水量ずつ減少するバケツの水位とが記憶されるメモリと、
    前記第1キューの第1送信予定時刻と、前記第2キューの第2送信予定時刻とに基づき、前記第1キュー及び第2キューが現在時刻で送信可能かそれぞれ判断し、前記第1キューが送信可能な場合には該第1キューを優先して選択し、前記第2キューが送信可能であり、かつ、前記第1キューが送信可能でない場合には該第2のキューを選択し、選択された第1キューの第1キュー識別子又は第2キューの第2キュー識別子を前記パケットバッファに通知して、前記パケットバッファの該第1キュー識別子に対応する第1キューからパケットが読み出されて出力され、又は、前記パケットバッファの該第2キュー識別子に対応する第2キューからパケットが読み出されて出力されるための送信制御部と
    を備え、
    前記第1送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第1キューが選択されると、前記メモリのバケツの水位と第1優先クラスに対する予め定められた第1閾値とに基づき、該第1キューの次回の第1送信予定時刻を求め、求められた次回の第1送信予定時刻を前記メモリに記憶し、
    前記第2送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第2キューが選択されると、前記メモリのバケツの水位と、第1閾値よりも小さい、第2優先クラスに対する第2閾値とに基づき、該第2キューの次回の第2送信予定時刻を求め、求められた次回の第2送信予定時刻を前記メモリ記憶し、及び、
    前記第1又は第2送信予定時刻計算部は、前記第1又は第2キューから送信したパケットのパケット長と、該仮想コネクションの送信帯域に基づき、前記メモリのバケツの水位を更新する前記トラヒックシェーピング回路。
  2. 送信帯域が予め定められた複数の仮想コネクションがひとつの回線に束ねられ、該仮想コネクションを介して第1優先クラスのパケットと第2優先クラスのパケットが通信されるネットワークにおいて、送信帯域と優先クラスに従いパケットを送信するためのトラヒックシェーピング回路であって、
    受信した第1優先クラスのパケットを記憶する仮想コネクション毎の複数の第1キューと、受信した第2優先クラスのパケットを記憶する仮想コネクション毎の複数の第2キューとを有するパケットバッファ部と、
    前記複数の第1キュー毎の第1送信予定時刻を求める第1送信予定時刻計算部と、
    前記複数の第2キュー毎の第2送信予定時刻を求める第2送信予定時刻計算部と、
    前記第1キューを識別する第1キュー識別子に対応して、求められた第1送信予定時刻が記憶され、記憶された第1送信予定時刻と前記第1キューにパケットが存在するか否かに基づき、優先してパケットを送信する前記第1キューをひとつ選択する第1ソーティング部と、
    前記第2キューを識別する第2キュー識別子に対応して、求められた第2送信予定時刻が記憶され、記憶された第2送信予定時刻と前記第2キューにパケットが存在するか否かに基づき、優先してパケットを送信する前記第2キューをひとつ選択する第2ソーティング部と、
    選択された前記第1キューの第1送信予定時刻と、選択された前記第2キューの第2送信予定時刻とに基づき、選択された前記第1キュー及び第2キューが現在時刻で送信可能かそれぞれ判断し、選択された前記第1キューが送信可能な場合には該第1キューを優先して選択し、選択された前記第2キューが送信可能であり、かつ、選択された前記第1キューが送信可能でない場合には該第2のキューを選択し、該第1キューの第1キュー識別子又は第2キューの第2キュー識別子を前記パケットバッファに通知して、前記パケットバッファの該第1キュー識別子に対応する第1キューからパケットが読み出されて出力され、又は、前記パケットバッファの該第2キュー識別子に対応する第2キューからパケットが読み出されて出力されるための送信制御部と
    を備え、
    前記第1送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第1キューが選択されると、
    選択された前記第1キューに対応する仮想コネクションのバケツであって、該仮想コネクションに対応する前記第1及び第2キューから出力されるパケットのパケット長に応じた水量が増加し、及び、前記仮想コネクションの送信帯域に応じた水量ずつ減少する前記バケツの水位と、第1優先クラスに対する予め定められた第1閾値とに基づき、該第1キューの次回の第1送信予定時刻を求め、及び、
    求められた次回の第1送信予定時刻を、第1キュー識別子に対応して前記第1ソーティング部に記憶し、
    前記第2送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第2キューが選択されると、
    選択された前記第2キューに対応する仮想コネクションの前記バケツの水位と、第1閾値よりも小さい、第2優先クラスに対する第2閾値とに基づき、該第2キューの次回の第2送信予定時刻を求め、及び、
    求められた次回の第2送信予定時刻を、第2キュー識別子に対応して前記第2ソーティング部に記憶する前記トラヒックシェーピング回路。
  3. 前記第1送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第1キューが選択されると、
    選択された前記第1キューに対応する仮想コネクションのバケツの水位と、第1優先クラスに対する予め定められた第1閾値を比較し、該水位が第1閾値を超えない場合は、該第1キューの次回の第1送信予定時刻を現在時刻とし、及び、該水位が第1閾値を超える場合は、該次回の第1送信予定時刻を、該水位から該仮想コネクションの送信帯域に応じた水量を引いていくことにより水位が第1閾値以下になる時刻とする請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  4. 前記第1送信予定時刻計算部は、
    選択された前記第1キューに対応する仮想コネクションのバケツの水位を、前記第1キューから送信したパケットのパケット長と、該仮想コネクションの送信帯域に基づき更新する請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  5. 前記第1のソーティング部は、第1キュー識別子に対応して、該第1キューに対応する仮想コネクションのバケツの水位がさらに記憶され、
    前記第2のソーティング部は、第2キュー識別子に対応して、該第2キューに対応する前記仮想コネクションのバケツの水位がさらに記憶され、
    前記第1送信予定時刻計算部は、
    前記第1のソーティング部に記憶された該仮想コネクションのバケツの水位と、前記第2のソーティング部に記憶された該仮想コネクションのバケツの水位の双方を更新する請求項4に記載のトラヒックシェーピング回路。
  6. 仮想コネクション毎にバケツの水位が記憶されるメモリ
    をさらに備え、
    前記第1送信予定時刻計算部は、
    前記メモリに記憶された該仮想コネクションのバケツの水位を更新する請求項4に記載のトラヒックシェーピング回路。
  7. 前記第2送信予定時刻計算部は、前記送信制御部により前記第2キューが選択されると、
    選択された前記第2キューに対応する仮想コネクションのバケツの水位と、第1の識別子よりも小さい、第2優先クラスに対する第2閾値を比較し、該水位が第2閾値を超えない場合は、該第2キューの次回の第2送信予定時刻を現在時刻とし、及び、該水位が第2閾値を超える場合は、該次回の第2送信予定時刻を、該水位から該仮想コネクションの送信帯域に応じた水量を引いていくことにより水位が第2閾値以下になる時刻とする請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  8. 前記第2送信予定時刻計算部は、
    選択された前記第2キューに対応する仮想コネクションのバケツの水位を、前記第2キューから送信したパケットのパケット長と、該仮想コネクションの送信帯域に基づき更新する請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  9. 前記第1のソーティング部は、第1キュー識別子に対応して、該第1キューに対応する仮想コネクションのバケツの水位がさらに記憶され、
    前記第2のソーティング部は、第2キュー識別子に対応して、該第2キューに対応する前記仮想コネクションのバケツの水位がさらに記憶され、
    前記第2送信予定時刻計算部は、
    前記第1のソーティング部に記憶された該仮想コネクションのバケツの水位と、前記第2のソーティング部に記憶された該仮想コネクションのバケツの水位の双方を更新する請求項8に記載のトラヒックシェーピング回路。
  10. 仮想コネクション毎にバケツの水位が記憶されるメモリ
    をさらに備え、
    前記第2送信予定時刻計算部は、
    前記メモリに記憶された該仮想コネクションのバケツの水位を更新する請求項8に記載のトラヒックシェーピング回路。
  11. 前記パケットバッファ部は、パケットを受信するとパケットヘッダを参照して、仮想コネクションと優先クラスを判別し、判別された仮想コネクションと優先クラスに従い、該当する仮想コネクションの前記第1キュー又は前記第2キューに受信されたパケットを書き込む請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  12. 前記パケットバッファ部から読み出され及び出力されたパケットのパケット長を識別し、前記第1送信予定時刻計算部及び/又は前記第2送信予定時刻計算部にパケット長情報を出力するパケット長識別部
    をさらに備えた請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  13. 前記第1ソーティング部は、
    前記第1キュー識別子に対応して、該第1キューに送信待ちのパケットが存在するか否かを示す第1判別ビットがさらに記憶され、
    該第1判別ビットが、パケットが存在することを示す複数の前記第1キューの中から優先してパケットを送信する第1キューを選択する請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  14. 前記第1ソーティング部は、
    第1キュー識別子と、第1送信予定時刻と、第1判別ビットとを二分木構造で管理する手段を備え、過去のソーティング結果を利用して送信すべき前記第1キューを選択する請求項13に記載のトラヒックシェーピング回路。
  15. 前記第2ソーティング部は、
    前記第2キュー識別子に対応して、該第2キューに送信待ちのパケットが存在するか否かを示す第2判別ビットがさらに記憶され、
    該第2判別ビットが、パケットが存在することを示す複数の前記第2キューの中から優先してパケットを送信する第2キューを選択する請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  16. 前記第2ソーティング部は、
    第2キュー識別子と、第2送信予定時刻と、第2判別ビットとを二分木構造で管理する手段を備え、過去のソーティング結果を利用して送信すべき前記第2キューを選択する請求項15に記載のトラヒックシェーピング回路。
  17. 前記送信制御部は、
    選択された前記第1キューの第1送信予定時刻が現在時刻を基準として過去、又は、現在時刻と同時刻であれば、選択された前記第1キューは送信可能と判断し、及び、
    選択された前記第2キューの第2送信予定時刻が現在時刻を基準として過去、又は、現在時刻と同時刻であれば、選択された前記第2キューは送信可能と判断する請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路。
  18. 送信帯域が予め定められた複数の仮想コネクションがひとつの回線に束ねられ、該仮想コネクションを介して第1優先クラスのパケットと第2優先クラスのパケットが通信されるネットワークにおいて、送信帯域と優先クラスに従いパケットを送信するための端末装置であって、
    請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路を有する回線インタフェース部と、
    処理部と
    を備え、
    前記トラヒックシェーピング回路は、前記処理部からのパケットを、送信帯域及び優先クラスに従い網に送信する端末装置。
  19. 端末装置に対する第1回線インタフェース部と、
    網に対する第2回線インタフェース部と
    前記第1回線インタフェース部及び前記第2回線インタフェース部とそれぞれ接続されたスイッチ部と
    を備え、
    前記第2回線インタフェースは、
    請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路を有し、
    該トラヒックシェーピング回路は、前記スイッチ部からのパケットを、送信帯域及び優先クラスに従い網に送信するネットワークノード。
  20. 端末装置に対する第1回線インタフェース部と、
    網に対する第2回線インタフェース部と、
    請求項2に記載のトラヒックシェーピング回路と、
    前記第1回線インタフェース部と、前記第2回線インタフェース部と、前記トラヒックシェーピング回路にそれぞれ接続されたスイッチ部と、
    を備え、
    前記スイッチ部は、前記第1回線インタフェース部からのパケットを前記トラヒックシェーピング回路に転送し、及び、前記トラヒックシェーピング回路により送信帯域及び優先クラスに従い出力されたパケットを前記第2の回線インタフェース部を介して網に転送するネットワークノード。
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