JP4751506B2 - 可変抵抗器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータを回動操作することにより抵抗値の調整を行うことができる可変抵抗器に関し、特にハウジング内にロータを収容した密閉型の可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の可変抵抗器を図23乃至図24を参照して説明する。
【0003】
図23は従来の可変抵抗器の一例を示す縦断面図であり、図24はこのような従来の可変抵抗器に使用される摺動子を示した図である。
【0004】
41は絶縁性樹脂等からなるハウジングで、その内部にはロータ等を収容する空間を有している。
121は絶縁性樹脂等からなるロータで、上部にはロータ121を回動操作するためのドライバ等を挿入するドライバ溝29が形成されており、下部には摺動子等を収容する収容部133が形成されている。
43はセラミック等からなる基板で、その表面には略アーチ状の抵抗体(図示せず)と、その略中心部には中央電極(図示せず)が形成されており、抵抗体の各々の端部と電気的に接続された端子45,45と、中央電極と電気的に接続された共通端子46とを備えている。
前記収容部133に、図24(a),(b)に示すようなコイル状の摺動子101と、この摺動子101を下方に押圧支持する保持部材105とを収容することにより、ロータ121と摺動子101とを一体的に構成している。
【0005】
ハウジング41の下方から、摺動子101等を収容したロータ121を組み込み、さらにロータ121の下端部外周にOリング47を配設した状態で、抵抗体(図示せず)等が摺動子101と当接するように基板43を組み込み、端子45,45、共通端子46の他端部をハウジング41上部で折り曲げることにより、ロータ121等を上方に押圧した状態で、ハウジング41内部の空間にロータ121等を収容保持している。
この際に、摺動子101と基板43とにより挟まれた空間は、Oリング47により密閉状態に保たれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の可変抵抗器では、摺動子101等をロータ121に組み込む際に、摺動子101等を正確に位置決めする必要があり、組立工程が煩雑になるという問題があった。
【0007】
また、コイル状の摺動子101の代わりに、図24(c)に示すような櫛状の摺動子102をロータに固着したものもよく知られているが、この場合にも同様の問題を抱えていた。
【0008】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、これらの欠点を除去するためになされたものであり、摺動子の位置決めが容易で、組立工程を簡略化することのできる可変抵抗器を得ることを目的としている。
【0009】
本発明の目的と新規な特徴は、次の説明を添付図面と照らし合わせて読むことにより、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は少なくとも1つの開口部を有するハウジングと、前記ハウジング内部に回転自在に収容され該ハウジングの開口部から回動操作可能なドライバ溝が形成されたロータと、前記ロータの回転に伴って一体的に回転する導電性材料からなる摺動子と、前記摺動子に形成された摺動接点及び共通接点が各々摺接可能な略アーチ状の抵抗体及び中央電極が形成された基板と、前記基板に形成された抵抗体の端部及び中央電極と各々電気的に接続されハウジング外部へと延出する端子及び共通端子を有する可変抵抗器において、前記ロータは底部に前記摺動子を収容する収容部を備え、該収容部表面から凸状に形成されたボスと、該収容部表面から凹状に形成された案内部とを備え、前記摺動子は、摺動接点と共通接点とが形成された下側部材と、該下側部材と対向する方向に折曲形成された爪部と少なくとも1つの孔部とが形成された上側部材とからなり、これら下側部材と上側部材とが折曲部を介して一体的に形成され、前記ロータに形成されたボスと前記摺動子に形成された孔部とが係合し、前記ロータに形成された案内部と前記摺動子に形成された爪部とが係合し、前記ロータの収容部表面と前記摺動子の上側部材表面とが当接するように、摺動子をロータの収容部に収容する際に、摺動子に位置ずれが生じていた場合に、前記ロータのボスと前記摺動子の孔部とが係合し、且つ前記ロータの案内部の内側壁と前記摺動子の爪部のエッジ部とが当接することにより、摺動子の位置ずれを自動的に矯正可能とすることにより可変抵抗器を構成している。
【0011】
【0012】
また、前記摺動子の摺動接点と前記基板の抵抗体とが摺接することにより生じる前記摺動子の浮き上がりを抑制する舌部を上側部材と一体的に形成することにより可変抵抗器を構成している。
【0013】
【実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器の縦断面図であり、図2はこの可変抵抗器のロータの底面図、図3は図2のIII−III方向から見た断面図、図4乃至図7は各々この可変抵抗器の摺動子の展開図、底面図、正面図、左側面図である。
【0015】
41は絶縁性樹脂等からなるハウジングで、その内部にはロータ等を収容する空間を有している。
21aは絶縁性樹脂等からなるロータで、図2乃至図3に示すように、上部(図3では下方側)にはロータ21aを回動操作するためのドライバ等を挿入するドライバ溝29が形成されており、下部(図3では上方側)には摺動子1aを収容する収容部33が形成されており、この収容部33には摺動子1aとロータ21aとの位置決めを行うために、収容部33表面から凸状に形成されたボス25と、収容部33表面から凹状に形成された案内部23a,23aとを備えており、ボス25の先端部はその基部に比べて寸法が小さくなるように形成され、案内部23a,23aの内側壁には、その奥に行くに従って開口部が狭くなるように傾斜が施されている。
43はセラミック等からなる基板で、その表面には略アーチ状の抵抗体(図示せず)と、その略中心部には中央電極(図示せず)が形成されており、抵抗体の各々の端部と電気的に接続され、ハウジング41外部へと延出する端子45,45と、中央電極と電気的に接続され、ハウジング41外部へと延出する共通端子46を備えている。
1aは導電性材料からなる摺動子で、図4乃至図7に示すように、摺動接点15、共通接点16、孔部7aとを備える下側部材と、爪部3a,3a、舌部5a、孔部7bとを備える上側部材とが、折曲部11aを介して一体化されており、下側部材の孔部7aと上側部材の孔部7bとが丁度折り重なり孔部7を構成している。また、上側部材の爪部3a,3aは、図4の一点鎖線aで示した箇所から上方に略直角に折曲形成され、下側部材の摺動接点15、共通接点16は、一点鎖線bで示した箇所から下方にプレス加工されるとともに、一点鎖線c,dで示した箇所から下方に向けて僅かに折曲加工されている。
【0016】
ハウジング41の下方から、ロータ21a、摺動子1aの順で組み込み、さらにロータ21aの下端部外周にOリング47を配設した状態で、抵抗体(図示せず)等が摺動子1aの摺動接点15、共通接点16と当接するように基板43を組み込み、端子45,45、共通端子46の他端部をハウジング41上部で折り曲げることにより、ロータ21a等を上方に押圧した状態で、ハウジング41内部の空間にロータ21a等を収容保持している。
この際に、摺動子1aが収容されているロータ21aの収容部33内は、Oリング47により密閉状態に保たれている。
【0017】
ここで、図8乃至図11を用いて、摺動子1aのロータ21aへの組込状態を説明すると、摺動子1aの爪部3a,3aの外側エッジ部は、折曲部近傍(図4の一点鎖線a近傍)から先端部に向かって傾斜するように形成されており、摺動子1aをロータ21aの収容部33に収容する際に、例えば、図8の底面図(摺動子1aの下側部材は省略)に示すように、摺動子1aが基準位置から多少回転した状態で組み付けようとした場合に、ロータ21aの突出したボス25と、摺動子1aの孔部7とが係合するとともに、摺動子1aの爪部3a,3aのエッジ先端部が、ロータ21aの案内部23a,23aの傾斜した内側壁のいずれかと当接することにより、摺動子1aの上側部材表面がロータ21aの収容部33表面へと近づくに従って、自動的に組込位置が修正され、正確な位置に摺動子1aを収容することができる。
実験では、基準位置からプラスマイナス15.6度の範囲内のずれであれば、問題なく組込位置が矯正できることが確認されている。
また、ボス25の先端部がその基部に比べて寸法が小さくなるように傾斜(曲面を含む)を設けていることから、回転方向のずれ以外に対しても効果があることが実験により確認されている。
加えて、図21に示すように、ボス25の立上部分(基部周辺)を略直角に形成することによって、摺動子1aの孔部7の内周部と、ボス25の外周面とが当接し易くなり、摺動子1aの浮き上がりを未然に防止することができる。
【0018】
また、図22(B)に示すように、舌部が設けられていない場合には、摺動接点15、共通接点16に加えられる力により摺動子1aに浮き上がりが生じ、適正な接点圧が得られなくなる危険性があるが、本発明の可変抵抗器では、摺動子1aの爪部3a,3aの間に舌部5aを設けているため、図22(A)に示すように、摺動接点15、共通接点16に力が加えられても、舌部5aにより反力を与えることができるため、常時安定した接点圧を得ることができる。
【0019】
なお、案内部23a,23aの内側壁には、その奥に行くに従って開口部が狭くなるように傾斜が施されている旨説明したが、爪部3a,3aのエッジ先端部が当接することにより、摺動子1aの上側部材表面がロータ21aの収容部33表面へと近づくに従って、摺動子1aの組込位置が自動的に修正されるように構成されていれば良く、傾斜に限らず、例えば、階段状に形成されていても問題はない。
【0020】
次に、本発明の他の実施の形態について、図12乃至図20を参照して詳細に説明する。
【0021】
なお、本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器と実質的に同じ構成部材については、ほぼ同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
【0022】
図12は本発明の第2の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図、図13はロータの底面図であり、本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器と主に異なる点は、爪部3bと案内部23bとを1組とし、爪部3bの両側エッジ部と案内部23bの両側内側壁により摺動子1bの位置決めを行うとともに、爪部3bの両側に舌部5b,5bを設けたことにある。
【0023】
このように、構成することによっても、本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器と同様の効果を得ることができる。
【0024】
図14は本発明の第3の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図、図15はロータの底面図であり、本発明の第2の実施の形態の可変抵抗器と主に異なる点は、爪部3cと案内部23cとを折曲部11c近傍に設け、ボス25と同様にロータ21cの収容部から突出する係合突部31と、これに係合する切欠部9を摺動子1cに設け、切欠部9の両端部を舌部5cとするとともに、孔部7を上側部材のみに形成したことにある。
【0025】
このように、構成することによっても、本発明の第1、第2の実施の形態の可変抵抗器と同様の効果を得ることができる。
【0026】
図16は本発明の第4の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図、図17はロータの底面図であり、本発明の第3の実施の形態の可変抵抗器と主に異なる点は、爪部3d,3dと案内部23d,23dとを折曲部11cの両外側に設けたことにある。
【0027】
このように、構成することによっても、本発明の第1乃至第3の実施の形態の可変抵抗器と同様の効果を得ることができる。
【0028】
図18は本発明の第5の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図、図19はロータの底面図、図20は図19のXX−XX方向から見た断面図であり、本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器と主に異なる点は、舌部5eの両サイドを上方に所定角度折曲形成することにより爪部3eを設けたことにある。
【0029】
このように、構成することによっても、本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器と同様の効果を得ることができる。
【0030】
さらに、本発明の第1乃至第4の実施の形態の可変抵抗器にあっては、図11に示すように、摺動子1aをロータ21aの収容部に収容した状態で、爪部3a,3aのエッジ部が、案内部23a,23aの傾斜した内側壁と当接し、摺動子1aがロータ21aの収容部から僅かに浮いた状態となるように、爪部3a,3aのエッジ部と案内部23a,23aの内側壁との間隔を設定し、最終的に可変抵抗器の全組立工程が終了した時点で、爪部3a,3aのエッジ部が、案内部23a,23aに食い込んだ状態となるように構成することによって、使用状態における摺動子1aの位置ずれをも確実に防止することができる。
【0031】
なお、基板から延出する端子及び共通端子により、ハウジングを係止する構造としたが、他の方法により係止する構造としても良く、ハウジングの開口部は、ロータのドライバ溝が回動可能なように、少なくとも1つを有していれば良い。
【0032】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明にあっては次に列挙する効果を得ることができる。
【0033】
(1)少なくとも1つの開口部を有するハウジングと、前記ハウジング内部に回転自在に収容され該ハウジングの開口部から回動操作可能なドライバ溝が形成されたロータと、前記ロータの回転に伴って一体的に回転する導電性材料からなる摺動子と、前記摺動子に形成された摺動接点及び共通接点が各々摺接可能な略アーチ状の抵抗体及び中央電極が形成された基板と、前記基板に形成された抵抗体の端部及び中央電極と各々電気的に接続されハウジング外部へと延出する端子及び共通端子を有する可変抵抗器において、前記ロータは底部に前記摺動子を収容する収容部を備え、該収容部表面から凸状に形成されたボスと、該収容部表面から凹状に形成された案内部とを備え、前記摺動子は、摺動接点と共通接点とが形成された下側部材と、該下側部材と対向する方向に折曲形成された爪部と少なくとも1つの孔部とが形成された上側部材とからなり、これら下側部材と上側部材とが折曲部を介して一体的に形成され、前記ロータに形成されたボスと前記摺動子に形成された孔部とが係合し、前記ロータに形成された案内部と前記摺動子に形成された爪部とが係合し、前記ロータの収容部表面と前記摺動子の上側部材表面とが当接するように、前記摺動子を前記ロータの収容部に収容するとともに、摺動子をロータの収容部に収容する際に、摺動子に位置ずれが生じていた場合に、前記ロータのボスと前記摺動子の孔部とが係合し、且つ前記ロータの案内部の内側壁と前記摺動子の爪部のエッジ部とが当接することにより、摺動子の位置ずれを自動的に矯正可能とすることにより可変抵抗器を構成しているため、摺動子が基準位置から多少ずれた状態で組み込まれた場合においても、摺動子の上側部材表面がロータの収容部表面へと近づくに従って、自動的に組込位置が修正され、正確な位置に摺動子を収容することができる。
また、ボスの立上部分(基部周辺)を略直角に形成することによって、摺動子の孔部内周部とボスの外周面とが当接し易くなり、摺動子の浮き上がりを未然に防止することができる。
【0034】
(2)また、前記ロータの案内部の内側壁に前記摺動子の爪部のエッジ部が当接していることから、最終的に可変抵抗器の全組立工程が終了した時点で、爪部のエッジ部が案内部の内側壁に食い込んだ状態とすることができることから、使用状態における摺動子の位置ずれをも確実に防止することができる。
【0035】
(3)さらに、前記摺動子の摺動接点と前記基板の抵抗体とが摺接することにより生じる前記摺動子の浮き上がりを抑制する舌部を上側部材と一体的に形成することにより可変抵抗器を構成しているため、摺動接点、共通接点に力が加えられても、舌部により反力を与えることができることから、常時安定した接点圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器の縦断面図。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器のロータの底面図。
【図3】 図2のIII−III方向から見た断面図。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の底面図。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の正面図。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の左側面図。
【図8】 本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の組込状態を説明する底面図。
【図9】 図8のIX−IX方向から見た断面図。
【図10】 本発明の第1の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の組込状態を説明する底面図。
【図11】 図10のXI−XI方向から見た断面図。
【図12】 本発明の第2の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図。
【図13】 本発明の第2の実施の形態の可変抵抗器のロータの底面図。
【図14】 本発明の第3の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図。
【図15】 本発明の第3の実施の形態の可変抵抗器のロータの底面図。
【図16】 本発明の第4の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図。
【図17】 本発明の第4の実施の形態の可変抵抗器のロータの底面図。
【図18】 本発明の第5の実施の形態の可変抵抗器の摺動子の展開図。
【図19】 本発明の第5の実施の形態の可変抵抗器のロータの底面図。
【図20】 図19のXX−XX方向から見た断面図。
【図21】 ボスと孔部の当接による摺動子の浮き上がり抑制効果を説明する図。
【図22】 舌部による摺動子の浮き上がり抑制効果を説明する図。
【図23】 従来の可変抵抗器の一例を示す縦断面図。
【図24】 従来の摺動子の一例を示す図。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e,101,102:摺動子、
3a,3b,3c,3d,3e:爪部、
5a,5b,5c,5e:舌部、
7a,7b,7:孔部、 9:切欠部、
11a,11b,11c,11d,11e:折曲部、
15:摺動接点、 16:共通接点、
21a,21b,21c,21d,21e,121:ロータ、
23a,23b,23c,23d,23e:案内部、
25:ボス、 27:回転止め、
29:ドライバ溝、 31:係合突部、
33,133:収容部、
41:ハウジング、 43:基板、
45:端子、 46:共通端子、
47:Oリング、 105:保持部材。
Claims (2)
- 少なくとも1つの開口部を有するハウジングと、前記ハウジング内部に回転自在に収容され該ハウジングの開口部から回動操作可能なドライバ溝が形成されたロータと、前記ロータの回転に伴って一体的に回転する導電性材料からなる摺動子と、前記摺動子に形成された摺動接点及び共通接点が各々摺接可能な略アーチ状の抵抗体及び中央電極が形成された基板と、前記基板に形成された抵抗体の端部及び中央電極と各々電気的に接続されハウジング外部へと延出する端子及び共通端子を有する可変抵抗器において、
前記ロータは底部に前記摺動子を収容する収容部を備え、該収容部表面から凸状に形成されたボスと、該収容部表面から凹状に形成された案内部とを備え、
前記摺動子は、摺動接点と共通接点とが形成された下側部材と、該下側部材と対向する方向に折曲形成された爪部と少なくとも1つの孔部とが形成された上側部材とからなり、これら下側部材と上側部材とが折曲部を介して一体的に形成され、
前記ロータに形成されたボスと前記摺動子に形成された孔部とが係合し、前記ロータに形成された案内部と前記摺動子に形成された爪部とが係合し、前記ロータの収容部表面と前記摺動子の上側部材表面とが当接するように、前記摺動子を前記ロータの収容部に収容するとともに、
摺動子をロータの収容部に収容する際に、摺動子に位置ずれが生じていた場合に、前記ロータのボスと前記摺動子の孔部とが係合し、且つ前記ロータの案内部の内側壁と前記摺動子の爪部のエッジ部とが当接することにより、摺動子の位置ずれを自動的に矯正可能としたことを特徴とする可変抵抗器。 - 前記摺動子の摺動接点と前記基板の抵抗体とが摺接することにより生じる前記摺動子の浮き上がりを抑制する舌部を上側部材と一体的に形成したことを特徴とする請求項1記載の可変抵抗器。
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