JP4746191B2

JP4746191B2 - Crusher

Info

Publication number: JP4746191B2
Application number: JP2001053382A
Authority: JP
Inventors: 洋司神田
Original assignee: Nippon Kouatsu Electric Co
Current assignee: Nippon Kouatsu Electric Co
Priority date: 2001-02-28
Filing date: 2001-02-28
Publication date: 2011-08-10
Anticipated expiration: 2021-02-28
Also published as: JP2002253981A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、お茶のほか、胡麻、麦、そば等の穀物類等を適度な粒度（細かさ）の粉末に粉砕するための粉砕機に関するもので、特に、茎茶や筋の多いお茶を粉茶状に挽くのに適する茶挽機として用いて有効な粉砕機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
お茶は趣向品であるばかりではなく、健康食品として親しまれている。お茶にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、そのままのお茶を単にお湯によって出したのでは茶がらに上記の栄養分の大半が残ってしまい、栄養素の摂取ができない状態になる。そのため、葉茶を微粉末茶にし、これをお湯により出せば上記栄養素の充分な摂取が可能になる。
【０００３】
ところで、本件出願人は先に図７乃至図９に示すような葉茶を微粉末茶にするための粉砕機を提案した（特開平１１−２８５６４８号）。該従来の粉砕機は、被粉砕物（葉茶）をダイスとスクリューのカット部にてせん断して粉末物（粉茶）にする第１粉砕部と、第１粉砕部にてせん断された粉砕物（粉茶）をさらに上臼、下臼の粉砕面にて微粉末（微粉末茶）にする第２粉砕部を設けたものである。
【０００４】
この図７乃至図９に示す粉砕機について説明する。
【０００５】
１は粉砕機であり、その合成樹脂製の本体ケース２は後述の上臼３、下臼４を収納するための上部ケース５と、モータ６ａ等からなる回転駆動装置６等を収納するための下部ケース７と、該下部ケース７の下端開口部を閉鎖するようにした底蓋ケース８とから構成されている。
【０００６】
上部ケース５には、下部ケース７に対し取脱自在に取付けられるようにしたネジ部９と、漏斗状の被粉砕物（葉茶ａ）投入用の第１ホッパー部１０と、下臼４と上臼３の接合端面Ａから排出された微粉末物（微粉末茶ｃ）をケース外のカップ１１に排出するための掃き出し部１２とが設けられている。なお、上記上部ケース５の上面（第１ホッパー部１０の上面側）に形成した中央の材料投入口１３には透明または半透明の合成樹脂製の上蓋１４が取脱自在に挿着されている。
【０００７】
１５は第１ホッパー部１０の下部に設けたダイスで、耐摩耗性に優れたセラミックス（例えばアルミナ、普通磁器）或いは合成樹脂（例えばアセタール樹脂等）で筒状に形成されており、内側に第２ホッパー部１６に連通する円筒状の連通穴１５ａが形成されている。更に、該ダイス１５の上記連通穴１５ａの周面には、葉茶ａをせん断するための鋭角状のカット部１５ｂが連通穴１５ａの軸心方向に形成されている。
【０００８】
１７は上記ダイス１５に嵌挿された耐摩耗性に優れたセラミックス（例えばアルミナ、普通磁器）或いは合成樹脂（例えばアセタール樹脂等）で形成されたスクリューであり、その外周面には葉茶ａをせん断するための鋭角状のカット部１７ａが形成されている。また、上記スクリュー１７は、後述の回転駆動軸１８の先端部にネジ着されている。上記スクリュー１７の内部には、スクリュー１７と押圧部材１９間にバネ２０が設けられており、該バネ２０の付勢力によって押圧部材１９が後述する上臼３を下臼４方向に押圧し、上臼３と下臼４間の粉砕圧力を適度に調整して、粉砕効率が高められるようにしている。
【０００９】
上記スクリュー１７は上臼３を後述の回転駆動軸１８に締め付け固定するための締付具を兼用するもので、回転駆動軸１８のネジ部１８ａにネジ着し、かつ、上部ケース５を下部ケース７にネジ着して取付けることで、上記スクリュー１７のカット部１７ａがダイス１５の連通穴１５ａに嵌挿され、このスクリュー１７とダイス１５により第１粉砕部２１が形成されている。そして、上臼３が回転すると同時にスクリュー１７も一体的に回転して上記ダイス１５のカット部１５ｂと、スクリュー１７のカット部１７ａによって葉茶ａを大きさ（粒度）が均一な粉末物（粉茶ｂ）にせん断して第２ホッパー部１６へ供給する。
【００１０】
次に上臼３、下臼４で構成される第２粉砕部２２について説明する。
【００１１】
４は上部ケース５に収納されたアルミナ磁器、普通磁器、陶器等のセラミックス製の下臼で、該下臼４の底部中央に設けた取付部材２３に回転駆動軸１８が遊嵌され、下臼４は回転しないようにケース側に固定されている。また下臼４の内面は摺鉢状の粉砕面４ａに形成されおり、該粉砕面４ａは、図８に示すように複数の平行溝からなる主溝４ｂとその主溝４ｂに対し交差する方向にその向きを変更した副溝４ｃで形成されている。
【００１２】
２４は上記下臼４の上縁に位置するように設けられた合成樹脂製の受け皿部材で、上、下臼３，４間の粉砕面３ａ，４ａで粉砕し終えて排出された微粉末茶ｃを受けてカップ１１に落下させるようになっている。
【００１３】
３は上記下臼４と同様のセラミックスで形成した上臼で、その下面が上記下臼４の粉砕面４ａに合致する逆円錐状に形成され、かつその上端部が上記下臼４の上端部と略同一の高さに位置するように形成されている。更に上臼３の下面側は上記下臼４側の粉砕面４ａに対向する粉砕面３ａに形成され、また内面側には第２ホッパー部１６が形成されている。
【００１４】
上記第２ホッパー部１６は上部側が拡開し下部側に向かって狭められた漏斗形状になっていて、その下部の側部に材料供給口２５が上下に貫通して形成され、該材料供給口２５は下面側の粉砕面３ａ側と連通している。
【００１５】
上記粉砕面３ａは図９に示すように、上記下臼４の場合と同様に主溝３ｂと副溝３ｃが全周にわたり交互に形成されており、さらに粉砕面３ａ側には臼体の回転方向に合わせて材料供給口２５の下端から粉砕面３ａに至るように形成した円弧状の材料用ガイド溝３ｄが形成されている。なお、上記上臼３と下臼４は、各種実験の結果、粉砕スピード、粉砕粒度等を考慮して中心角度（開口角度）を約６０度に形成したものが使用されている。
【００１６】
２６は上臼３の第２ホッパー部１６の上端側を塞ぐようにして上臼３に対し取り外し自在に取着したポリエチレンやポリプロピレン等の合成樹脂からなる内蓋であり、第２ホッパー部１６内の粉砕物（粉茶ｂ）が臼外へこぼれ落ちないようにしたものである。
【００１７】
以上の構成において、粉砕機１の回転駆動装置６を始動して回転駆動軸１８を低速度で回転させる（例えば２０〜１００ｒｐｍ）と、同軸１８に連結するスクリュー１７も回転し、第１ホッパー部１０に投入された大きさが不均一な葉茶ａはスクリュー１７により下方に向かって徐々に送り込まれながら同スクリュー１７とダイス１５との間を通過しながらせん断され、細かく粉砕されて均一にその粒度が調整されて行く。均一に調整された粗びき或いは中びき状態の粉茶ｂは上臼３の上面にある第２ホッパー部１６へ落下する。第２ホッパー部１６に落下した粉茶ｂは上臼３側の材料供給口２５から下臼４上に送り込まれる。
【００１８】
このように送りこまれてきた粉茶ｂは上臼３の回転により上下両臼３，４の主溝３ｂ，４ｂ並びに副溝３ｃ，４ｃの交差及び摺動により粉砕あるいは擂り潰されながら溝内または溝上を移動し、放射方向である外周側に向かって移動する。この場合、上下両臼の粉砕面３ａ，４ａが摺鉢状であるため、粉茶は粉砕面を行ったり来りして滞留し、そして徐々に外周側（上方）へ向かって移動しながらより微細に粉砕されていく。
【００１９】
上記の如く、微細に粉砕された微粉末茶は上下臼３，４の粉砕面端部Ａから受け皿部材２４へ排出され、掃き出し口２４ａを通って、カップ１１内に排出される。
【００２０】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、玉露や煎茶の葉茶の製造過程で、出物と呼ばれる茎茶が製造され、この茎茶は一般に、かりがね茶と称されて使用されている。
【００２１】
このような茎茶（かりがね茶）は硬い棒状であるため、前記従来構造のような、カット部１７ａを形成したスクリュー１７の回転のみでは、なかなかダイス１５の連通穴１５ａ、すなわち第１粉砕部２１へ誘導されず、粉砕することが困難であった。また、前記のような茎茶以外の筋の多い葉茶においても同様に粉砕が困難であった。
【００２２】
そこで本発明は、前記のような、茎茶や筋の多いお茶においても良好に粉砕することができる粉砕機を提供することを目的とするものである。
【００２３】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項１記載の第１の発明は、被粉砕物を投入するホッパー部の下部にダイスを設け、該ダイスの内側に回転駆動軸により回転するスクリューを配置して、前記ダイスとスクリューに形成したカット用スクリュー部にて被粉砕物を粉砕する粉砕機において、
前記スクリューを前記ホッパー部内へ突出させて、該スクリューの突出部外周に回転板を、スクリューの軸芯に対して傾斜して設け、該回転板の外周面と下側面を、凹凸面で形成し、
前記ホッパー部の内面に沿って凸部を上下方向に設け、前記回転板の外周面が、前記凸部の内側面に近接して回転することを特徴とするものである。
【００２４】
本発明においては、スクリューを回転駆動軸により回転させると、スクリューに設けられた回転板がうねるように回転し、ホッパー部内に投入された被粉砕物、例えば茎茶を、ホッパー部の下部へ強制的に押し送りする。したがって、腰の強い茎茶や筋の多いお茶であってもダイスとスクリューとの粉砕部への送り込みが良好に行われ、その粉砕が容易に行われる。
また、前記回転板の外周面と前記凸部とを近接させたことにより、回転板の回転によって、該回転板と凸部との間で被粉砕物、例えば腰の強い茎茶や筋の多いお茶を折ったり、せん断して短くし、粉砕部への送りを容易にする。
【００２５】
請求項２記載の第２の発明は、前記第１の発明において、前記回転板をスクリューに対して取脱可能に備えたものである。
【００２６】
本発明においては、回転板が不要な場合は、該回転板をスクリューより取り外すことができる。
【００２９】
【発明の実施の形態】
図１乃至図６に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
【００３０】
本発明は、前記図７乃至図９に示す従来の構造において、第１ホッパー部１０、ダイス１５、スクリュー１７の部分が主に異なり、その他の部分は前記従来の構造と同様であるため、この第１ホッパー部１０、ダイス１５、スクリュー１７の部分における本発明の実施例について説明する。
【００３１】
樹脂製の上部ケース５に形成された第１ホッパー部１０は上方が拡径し下方が縮径する漏斗状に形成され、内部上方に材料投入口１３が設けられている。
【００３２】
第１ホッパー部１０の下部の内周部には、耐摩耗性に優れたセラミックス（例えばアルミナ、普通磁器）或いは合成樹脂（例えばアセタール樹脂等）で形成された筒状のダイス１５が固設され、該ダイス１５の内側には第２ホッパー部１６に連通する円筒状の連通穴１５ａが形成されている。更に、該連通穴１５ａの周面には、葉茶や茎茶（かりがね茶）など（以下説明上葉茶という）ａをせん断するための鋭角状のカット部１５ｂが、連通穴１５ａの軸芯方向に形成されている。
【００３３】
回転駆動軸１８における先端部にはねじ１８ａが形成され、該ねじ部１８ａにスクリュー１７Ａが螺着されている。
【００３４】
該スクリュー１７Ａは図４に示すように、筒状の本体部１７ｂと筒状のカット用スクリュー１７ｃとからなる。本体部１７ｂは樹脂で形成され、その軸芯部に前記回転駆動軸１８のねじ１８ａに螺着する軸部１７ｄが固設されている。更に、本体部１７ｂの軸方向の中間部の外周面には葉茶を前記連通穴１５ａへ誘導する誘導用スクリュー部１７ｅが形成され、下部には、前記誘導用スクリュー部１７ｅより小径の嵌合部１７ｆが形成されている。更に、前記嵌合部１７ｆの一部には、軸方向のスリット１７ｇを形成してなるスナップフィット片１７ｈが径方向に弾性を有して形成されている。
【００３５】
前記カット用スクリュー１７ｃは、前記嵌合部１７ｆに取出し可能に嵌合する穴１７ｉを形成した筒状に形成され、かつ、その内周面には、前記スナップフィット片１７ｈが嵌合する溝１７ｊが軸方向に形成されている。更に、該カット用スクリュー１７ｃの外周面には、葉茶をせん断するための鋭角状のカット用スクリュー部１７ｋが形成されている。該カット用スクリュー１７ｃは、耐摩耗性に優れたセラミックス（例えばアルミナ、普通磁器）或いは合成樹脂（例えばアセタール樹脂）などで形成されている。
【００３６】
そして、前記カット用スクリュー１７ｃを、その溝１７ｊにスナップフィット片１７ｈを位置させて本体部１７ｂの嵌合部１７ｆに図の下方側から嵌合することにより、スナップフィット片１７ｈの爪部１７ｍがカット用スクリュー１７ｃの下面に係合して、カット用スクリュー１７ｃが本体部１７ｂに取り付けられ、かつ、本体部１７ｂと一体的に回転するようになっている。
【００３７】
また、前記の取付け状態から、スナップフィット片１７ｈの爪１７ｍを外側から内側へ押えつつカット用スクリュー１７ｃを図の下方へ引くことにより、該カット用スクリュー１７ｃを本体部１７ｂより取り出すことができるようになっている。これにより、カット用スクリュー１７ｃが使用により摩耗した場合に、新たなカット用スクリュー１７ｃに取り替えできるようになっている。
【００３８】
なお、前記の本体部１７ｂとカット用スクリュー１７ｃを、耐摩耗性に優れたセラミックス（例えばアルミナ、普通磁器）或いは合成樹脂（例えばアセタール樹脂）などで一体成形してもよい。
【００３９】
前記スクリュー１７Ａを図１及び図２に示すように回転駆動軸１８のねじ１８ａに締め付け回転して螺着することにより、スクリュー１７Ａにおけるカット用スクリュー１７ｃのカット用スクリュー部１７ｋが、前記ダイス１５のカット部１５ｂと対向し、該カット用スクリュー部１７ｋの回転により、該カット用スクリュー１７ｋとカット部１５ｂとによって葉茶ａをせん断するようになっている。また、スクリュー１７Ａを回転駆動軸１８に螺着することにより、スクリュー１７Ａの上部が第１ホッパー部１０内に突出するようになっている。
【００４０】
また、スクリュー１７Ａを、回転駆動軸１８に対して緩み方向に回転することにより、回転駆動軸１８より取り外して新たなスクリュー１７Ａに交換したり、前記のカット用スクリュー１７ｃの交換ができるようになっている。
【００４１】
また、前記スクリュー１７Ａの内部には、前記従来の構造と同様に、スクリュー１７Ａと押圧部材１９間にバネ２０が介在されており、該バネ２０の付勢力によって押圧部材１９が上臼３を下臼４方向に押圧している。そして、スクリュー１７Ａを回転調整することにより上臼３と下臼４間の粉砕圧力を適度に調整して、粉砕効率が高められるようになっている。
【００４２】
前記スクリュー１７Ａの第１ホッパー１０内への突出部、すなわち、頭部１７ｎの外周には、前記連通穴１５ａ、すなわち、前記ダイス１５とカット用スクリュー１７ｃ間に葉茶ａを送り込むように傾斜した回転板３０が固設されている。該回転板３０は図５に示すような環状の円板で形成され、該円板を、スクリュー１７Ａの頭部１７ｎの外周面に、スクリュー１７の軸芯に対して傾斜した状態で固定している。すなわち、該回転板３０がスクリュー１７Ａの回転によって、うねるように回転し、第１ホッパー部１０内に投入されて貯められた葉茶（茎茶）ａを撹拌するとともに該回転板３０の下面で葉茶ａを第１ホッパー部１０の底部側、すなわち前記連通穴１５ａ（第１粉砕部２１）側へ押し込む作用をなすようになっている。
【００４３】
前記スクリュー１７の軸芯に対する回転板３０の傾斜角θ（図４参照）は所定の角度に設定するものであるが、図の実施例は約８０°に設定されている。
【００４４】
この回転板３０は、スクリュー１７Ａの本体部１７ｂと樹脂などで一体成形してもよく、また、回転板３０をスクリュー１７Ａとは別体に形成して、その後にスクリュー１７Ａの頭部１７ｎに嵌合して接着してもよく、また、スクリュー１７Ａに対して取り外し可能に取り付けるようにてもよい。このように取り外し可能に備えるには、回転板３０をスクリュー１７Ａにねじ止めしてもよく、回転板３０をキャップ状にしてスクリュー１７Ａの頭部１７ｎに被せるようにしてもよく、更に、回転板３０の内側に凸部を形成するとともにスクリュー１７Ａ側に溝を設けて、この凸部を溝に嵌合して回転板３０をスクリュー１７Ａに取り付けるようにしてもよい。
【００４５】
更に、前記回転板３０の外周面には、凹凸面３０ａが形成されている。該凹凸面３０ａは、図の実施例では図５に示すように軸方向（スクリュー１７Ａの軸方向）の凹条３０ｂと凸条３０ｃで形成され、かつ、図５（ｄ）に示すように平面から見て凹条３０ｂの半径Ｒ₁が約０．１ｍｍに、凸条３０ｃの半径Ｒ₂が約０．７５ｍｍに設定されている。なお、実施例では、スクリュー１７Ａの頭部１７ｎの直径Ｒ₃（図４（ａ）参照）が約２３ｍｍ、回転板３０の外径Ｒ₄が約３３ｍｍに設定されている。また、回転板３０の厚みＤは約２．５ｍｍに設定されている。
【００４６】
更に、回転板３０の裏面には凹凸面３０ｄが形成されている。該凹凸面３０ｄは回転板３０に径方向の放射溝を多数形成したり、ローレットによるきざみ溝などで形成する。
【００４７】
前記第１ホッパー部１０の内面、すなわち傾斜面１０ａには凸部３１が上下方向に設けられている。
【００４８】
該凸部３１の内方への突出長と前記回転板３０の外径は、回転板３０の外周面が凸部３１の内側面３１ａに近接して回転するように設定されて、回転板３０の回転と凸部３１とによって茎茶を折ったりせん断するようになっている。該凸部３１は、図の実施例では、図２，図３及び図６に示すように、連通穴の中心から放射状に、すなわち第１ホッパー部１０の略径方向に沿って角柱状の凸条で形成されている。更に、図の実施例では、ホッパー部１０の傾斜面１０ａにおける下端部から上下方向の略中央部にわたって長く形成されている。更に、凸部３１の平断面形状は内側隅部が刃状に角ばった方形に形成されている。
【００４９】
その他の構造は前記図７乃至図９に示す従来の構造と同様であるため、同一部分には前記と同様の符号を付してその説明を省略する。
【００５０】
次に、前記の構造において、かりがね茶のような茎茶を例にした粉砕作用を説明する。
【００５１】
回転駆動装置６を始動して回転駆動軸１８を一方向（例えば図３の矢印Ｂ方向）に回転させ、スクリュー１７Ａと回転板３０及び上臼３を回転させると、第１ホッパー部１０内に茎茶や筋の多い葉茶は、スクリュー１７Ａに設けた回転板３０の回転によるうねりによって下方へ押されて第１粉砕部２１側へ押し送られるとともに第１ホッパー部１０に形成した凸部３１によって下方へ、すなわち、第１粉砕部２１側へ誘導される。また、回転板３０の下面に形成した凹凸３０ｄに葉茶ａが係合して、葉茶ａの下方への押し込みが良好に行われる。更に、回転板３０の外周面の凹凸面３０ａが凸部３１の内側面３１ａに近接してうねりながら通過することにより、この回転板３０と凸部３１とによって茎茶や筋の多い葉茶が折られたり、せん断されて短くなり、第１粉砕部２１への送りが容易になる。したがって、腰が強くて長い茎茶や筋の多い葉茶でも容易に粉砕することができる。
【００５２】
そして、前記のように第１粉砕部２１で粉砕された粉末物（粉茶ｂ）は前記従来構造のように、第２ホッパー部１６内へ供給され、更に材料供給口２５から下臼４上に送り込まれ、更に、上臼３の回転により上臼３と下臼４間で擂り潰され、粉砕面端部Ａから受け皿部２４へ排出され、掃き出し口２４ａを通って、カップ１１内に排出される。
【００５３】
次に、前記本発明の実施例のようにスクリュー１７に回転板３０と凸部３１を設けたものと、この回転板３０及び凸部３１を設けない従来の構造のものとの茎茶の送り量を実験により調べ結果、次の通りであった。
【００５４】
第１ホッパー部１０内に１０ｇの茎茶を投入して粉砕したところ、本発明の実施例では最初の５分間で２．１ｇ（１分間当り０．４２ｇ）、その後の５分間で１．７ｇ（１分間当り０．３４ｇ）、その後の５分間で１．３ｇ（１分間当り０．２６ｇ）、その後の５分間で０．９ｇ（１分間当り０．１８ｇ）の送り量であった。
【００５５】
これに対し、従来の構造のものは、同じ１０ｇの投入量で、最初の５分間で１．７ｇ（１分間当り０．３４ｇ）、その後の５分間で１．６ｇ（１分間当り０．３２ｇ）、その後の５分間で０．９ｇ（１分間当り０．１８ｇ）、その後の５分間で０．６ｇ（１分間当り０，１２ｇ）の送り量であった。
【００５６】
この結果から、腰の強い茎茶が従来構造のものに比べて短時間に粉砕できることが確認された。
【００５７】
なお、回転板３０をスクリュー１７Ａに対して取脱可能に設けたものにおいては、茎茶や筋の多い葉茶以外の通常の葉茶を粉砕する場合に、前記の回転板３０をスクリュー１７Ａより外して使用することもできる。
【００５８】
【発明の効果】
以上のようであるから、請求項１記載の発明によれば、かりがね茶と称される茎茶や筋の多いお茶などにおいても、これをダイスとスクリュー間の粉砕部へ容易に送り込んで粉砕することができる。
また、前記の茎茶や筋の多いお茶などの腰の強いお茶などであっても、これを折ったり、せん断して短くして粉砕部への送りを容易にし、良好な粉砕を行うことができる。
【００５９】
請求項２記載の発明によれば、更に、回転板が不要な通常の葉茶を粉砕する場合は回転板を外して粉砕作動を行うことできる上に、回転板が損傷した場合や異種の回転板を使用したい場合には、回転板の取り替えができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す粉砕機の縦断面図。
【図２】図１における要部の拡大縦断面図。
【図３】図２において、上蓋を外した平面図。
【図４】本発明におけるスクリューを示すもので、（ａ）は本体部とカット用スクリューを分離した側面図、（ｂ）は（ａ）におけるＣ−Ｃ線断面図、（ｃ）は（ａにおけるカット用スクリューの平面図。
【図５】本発明における回転板を示すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は裏面図、（ｃ）は（ｂ）における中央断面図、（ｄ）は外周の凹凸部の拡大平面図。
【図６】図２におけるホッパー部の縦断面図。
【図７】従来の粉砕機を示す縦断面図。
【図８】図７における下臼の平面図。
【図９】図７における上臼の底面図。
【符号の説明】
１０ホッパー部
１５ダイス
１７Ａスクリュー
１７ｋカット用スクリュー部
１８回転駆動軸
３０回転板
３１凸部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pulverizer for pulverizing grains such as sesame, wheat, buckwheat, etc. into a powder having an appropriate particle size (fineness) in addition to tea. The present invention relates to a grinder effective as a tea grinder suitable for grinding into a tea shape.
[0002]
[Prior art]
Tea is not only a favorite but also popular as a health food. Tea contains abundant vitamins and minerals, and if the tea is simply put out with hot water, most of the above nutrients remain in the tea and the nutrients cannot be consumed. Therefore, if the leaf tea is made into a fine powder tea and served with hot water, sufficient intake of the above nutrients becomes possible.
[0003]
By the way, the present applicant has previously proposed a pulverizer for converting leaf tea into fine powder tea as shown in FIGS. 7 to 9 (Japanese Patent Laid-Open No. 11-285648). The conventional pulverizer includes a first pulverization unit that shears an object to be pulverized (leaf tea) at a cutting part of a die and a screw to form a powdered product (powdered tea), and pulverization that is sheared by the first pulverization unit. The product (powdered tea) is further provided with a second pulverizing part for making fine powder (fine powdered tea) on the pulverized surfaces of the upper and lower dies.
[0004]
The pulverizer shown in FIGS. 7 to 9 will be described.
[0005]
Reference numeral 1 denotes a pulverizer, and a synthetic resin main body case 2 is used to store an upper case 5 for storing an upper die 3 and a lower die 4 which will be described later, a rotary drive device 6 including a motor 6a and the like. The lower case 7 and a bottom lid case 8 configured to close the lower end opening of the lower case 7 are configured.
[0006]
In the upper case 5, a screw portion 9 that is detachably attached to the lower case 7, a first hopper portion 10 for charging a funnel-shaped object to be crushed (leaf tea a), a lower die 4, A sweeping part 12 for discharging the fine powder (fine powder tea c) discharged from the joining end face A of the upper mill 3 to the cup 11 outside the case is provided. In addition, a transparent or translucent synthetic resin upper lid 14 is detachably inserted into a central material inlet 13 formed on the upper surface of the upper case 5 (the upper surface side of the first hopper portion 10). .
[0007]
Reference numeral 15 denotes a die provided at the lower portion of the first hopper portion 10, which is formed in a cylindrical shape with ceramics (for example, alumina, ordinary porcelain) or synthetic resin (for example, acetal resin) having excellent wear resistance. A cylindrical communication hole 15 a that communicates with the two hopper portions 16 is formed. Furthermore, an acute angle cut portion 15b for shearing leaf tea a is formed in the axial direction of the communication hole 15a on the peripheral surface of the communication hole 15a of the die 15.
[0008]
Reference numeral 17 denotes a screw formed of ceramic (for example, alumina, ordinary porcelain) or synthetic resin (for example, acetal resin) having excellent wear resistance and inserted into the die 15, and leaf tea a is provided on the outer peripheral surface thereof. An acute-angle cut portion 17a for shearing is formed. The screw 17 is screwed to the distal end portion of a rotary drive shaft 18 which will be described later. Inside the screw 17, a spring 20 is provided between the screw 17 and the pressing member 19, and the pressing member 19 presses the upper die 3, which will be described later, in the direction of the lower die 4 by the urging force of the spring 20. The grinding pressure between the mill 3 and the lower mill 4 is appropriately adjusted so that the grinding efficiency can be increased.
[0009]
The screw 17 also serves as a fastener for fastening and fixing the upper die 3 to a rotation drive shaft 18 described later, and is screwed to a screw portion 18a of the rotation drive shaft 18, and the upper case 5 is attached to the lower case. 7, the cut portion 17 a of the screw 17 is fitted into the communication hole 15 a of the die 15, and the first grinding portion 21 is formed by the screw 17 and the die 15. Then, at the same time as the upper mill 3 is rotated, the screw 17 is also rotated integrally so that the leaf tea a is pulverized in a uniform size (granularity) by the cut portion 15b of the die 15 and the cut portion 17a of the screw 17 (powder powder). It is sheared into tea b) and supplied to the second hopper section 16.
[0010]
Next, the 2nd grinding | pulverization part 22 comprised with the upper die 3 and the lower die 4 is demonstrated.
[0011]
4 is a lower die made of ceramics such as alumina porcelain, ordinary porcelain, earthenware, etc. housed in the upper case 5, and the rotary drive shaft 18 is loosely fitted to the mounting member 23 provided at the bottom center of the lower die 4. 4 is fixed to the case side so as not to rotate. Further, the inner surface of the lower mill 4 is formed into a mortar-shaped pulverized surface 4a, and the pulverized surface 4a intersects the main groove 4b composed of a plurality of parallel grooves and the main groove 4b as shown in FIG. The sub-groove 4c is changed in direction.
[0012]
24 is a synthetic resin tray member provided so as to be located at the upper edge of the lower mill 4, and the fine powder tea discharged after finishing grinding on the grinding surfaces 3 a, 4 a between the upper and lower mills 3, 4. c is received and dropped into the cup 11.
[0013]
Reference numeral 3 denotes an upper die formed of the same ceramic as the lower die 4, the lower surface of which is formed in an inverted conical shape that matches the pulverized surface 4 a of the lower die 4, and the upper end portion thereof is the upper end portion of the lower die 4. It is formed so as to be located at substantially the same height. Furthermore, the lower surface side of the upper die 3 is formed on a grinding surface 3a facing the grinding surface 4a on the lower die 4 side, and a second hopper portion 16 is formed on the inner surface side.
[0014]
The second hopper portion 16 has a funnel shape in which the upper side is expanded and narrowed toward the lower side, and a material supply port 25 is formed in the lower side portion so as to penetrate vertically, and the material supply port 25 communicates with the pulverized surface 3a side on the lower surface side.
[0015]
As shown in FIG. 9, the crushing surface 3a has main grooves 3b and sub-grooves 3c alternately formed over the entire circumference in the same manner as in the case of the lower mill 4 and further the rotation of the mill on the crushing surface 3a side. An arcuate material guide groove 3d formed so as to extend from the lower end of the material supply port 25 to the grinding surface 3a in accordance with the direction is formed. The upper die 3 and the lower die 4 are formed with a central angle (opening angle) of about 60 degrees in consideration of the grinding speed, the grinding particle size, and the like as a result of various experiments.
[0016]
Reference numeral 26 denotes an inner lid made of synthetic resin such as polyethylene or polypropylene which is detachably attached to the upper die 3 so as to close the upper end side of the second hopper portion 16 of the upper die 3. The pulverized product (powdered tea b) was prevented from spilling out of the die.
[0017]
In the above configuration, when the rotation drive device 6 of the pulverizer 1 is started and the rotation drive shaft 18 is rotated at a low speed (for example, 20 to 100 rpm), the screw 17 connected to the coaxial 18 also rotates, and the first hopper section The leaf tea a having a non-uniform size introduced into the plate 10 is sheared while being gradually fed downward by the screw 17 while passing between the screw 17 and the die 15, and is finely crushed and uniformly distributed. The grain size is adjusted. The uniformly or roughly adjusted powdered tea b falls to the second hopper 16 on the upper surface of the upper mill 3. Powdered tea b dropped on the second hopper 16 is fed onto the lower die 4 from the material supply port 25 on the upper die 3 side.
[0018]
The powdered tea b fed in this way is crushed or crushed by the rotation and rotation of the upper mill 3 while the main grooves 3b and 4b of the upper and lower mills 3 and 4 and the sub-grooves 3c and 4c are crushed or crushed. It moves on the groove and moves toward the outer circumferential side, which is the radial direction. In this case, since the grinding surfaces 3a and 4a of the upper and lower mortars are shaped like a mortar, the powdered tea stays back and forth on the grinding surface and gradually moves toward the outer peripheral side (upward). It is finely crushed.
[0019]
As described above, the finely pulverized fine powder tea is discharged from the pulverized surface end A of the upper and lower mortars 3 and 4 to the tray member 24, and is discharged into the cup 11 through the discharge port 24 a.
[0020]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the process of producing gyokuro and sencha leaf tea, stem tea called a product is manufactured, and this stem tea is generally used as karigane tea.
[0021]
Since such stem tea (Karigane tea) has a hard bar shape, the communication hole 15a of the die 15, that is, the first pulverization is easily achieved only by the rotation of the screw 17 having the cut portion 17a as in the conventional structure. It was difficult to grind without being guided to part 21. In addition, pulverization was also difficult for leaf tea with many muscles other than stem tea as described above.
[0022]
Therefore, an object of the present invention is to provide a pulverizer that can pulverize well even in the case of stem tea and tea with a lot of muscles as described above.
[0023]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a first invention according to claim 1 is characterized in that a die is provided at a lower portion of a hopper portion into which an object to be crushed is charged, and a screw that is rotated by a rotary drive shaft is disposed inside the die. In the pulverizer for pulverizing the object to be crushed by the cutting screw part formed on the die and the screw,
The screw is protruded into the hopper, a rotating plate is provided on the outer periphery of the protruding portion of the screw so as to be inclined with respect to the axis of the screw, and an outer peripheral surface and a lower side surface of the rotating plate are formed as uneven surfaces. ,
A convex portion is provided in the vertical direction along the inner surface of the hopper portion, and the outer peripheral surface of the rotating plate rotates close to the inner side surface of the convex portion .
[0024]
In the present invention, when the screw is rotated by the rotary drive shaft, the rotating plate provided on the screw rotates so as to undulate, and the material to be crushed, for example, stalk tea charged into the hopper, is forced to the lower part of the hopper. Push forward. Accordingly, even a strong stem tea or a tea with a lot of muscles can be satisfactorily fed into the pulverizing portion between the die and the screw, and the pulverization can be easily performed.
In addition, since the outer peripheral surface of the rotating plate and the convex portion are brought close to each other, the rotating plate rotates, so that there are many objects to be crushed between the rotating plate and the convex portion, such as strong stem tea and streaks. Fold or shear tea to make it shorter and make it easier to feed to the grinding section.
[0025]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the rotary plate is detachably attached to the screw.
[0026]
In the present invention, when the rotating plate is unnecessary, the rotating plate can be removed from the screw.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described based on the examples shown in FIGS.
[0030]
The present invention is different from the conventional structure shown in FIGS. 7 to 9 in that the first hopper part 10, the die 15, and the screw 17 are mainly different, and the other parts are the same as the conventional structure. An embodiment of the present invention in the first hopper portion 10, the die 15, and the screw 17 will be described.
[0031]
The first hopper portion 10 formed in the upper case 5 made of resin is formed in a funnel shape in which the upper diameter is enlarged and the lower diameter is reduced, and a material charging port 13 is provided in the upper part inside.
[0032]
A cylindrical die 15 formed of ceramic (for example, alumina, ordinary porcelain) or synthetic resin (for example, acetal resin) having excellent wear resistance is fixed to the inner peripheral portion of the lower portion of the first hopper portion 10. A cylindrical communication hole 15 a that communicates with the second hopper 16 is formed inside the die 15. Further, on the peripheral surface of the communication hole 15a, an acute-angled cut portion 15b for shearing leaf tea, stem tea (Karigan tea) or the like (hereinafter referred to as leaf tea) is provided in the communication hole 15a. It is formed in the axial direction.
[0033]
A screw 18a is formed at the tip of the rotary drive shaft 18, and a screw 17A is screwed to the screw 18a.
[0034]
As shown in FIG. 4, the screw 17A includes a cylindrical main body portion 17b and a cylindrical cutting screw 17c. The main body portion 17b is formed of resin, and a shaft portion 17d that is screwed to the screw 18a of the rotary drive shaft 18 is fixed to the shaft core portion. Further, a guiding screw portion 17e for guiding leaf tea to the communication hole 15a is formed on the outer peripheral surface of the intermediate portion in the axial direction of the main body portion 17b, and a fitting with a smaller diameter than the guiding screw portion 17e is formed at the lower portion. A portion 17f is formed. Further, a snap fit piece 17h formed with an axial slit 17g is formed in a part of the fitting portion 17f with elasticity in the radial direction.
[0035]
The cutting screw 17c is formed in a cylindrical shape having a hole 17i that is removably fitted into the fitting portion 17f, and a groove 17j into which the snap fit piece 17h is fitted is formed on the inner peripheral surface thereof. Are formed in the axial direction. Further, an acute-angled cutting screw portion 17k for shearing leaf tea is formed on the outer peripheral surface of the cutting screw 17c. The cutting screw 17c is formed of ceramics (for example, alumina, ordinary porcelain) or synthetic resin (for example, acetal resin) having excellent wear resistance.
[0036]
Then, the claw portion 17m of the snap fit piece 17h is fitted to the cut screw 17c by positioning the snap fit piece 17h in the groove 17j and fitting it into the fitting portion 17f of the main body portion 17b from the lower side of the figure. Engaging with the lower surface of the cutting screw 17c, the cutting screw 17c is attached to the main body portion 17b and rotates integrally with the main body portion 17b.
[0037]
Further, from the above attachment state, the cutting screw 17c can be taken out from the main body portion 17b by pulling the cutting screw 17c downward while pressing the claw 17m of the snap fit piece 17h from the outside to the inside. It has become. Thereby, when the cutting screw 17c is worn by use, it can be replaced with a new cutting screw 17c.
[0038]
The main body portion 17b and the cutting screw 17c may be integrally formed with ceramics (for example, alumina, ordinary porcelain) or synthetic resin (for example, acetal resin) having excellent wear resistance.
[0039]
As shown in FIGS. 1 and 2, the screw 17A is fastened to the screw 18a of the rotary drive shaft 18 and rotated and screwed, so that the cutting screw portion 17k of the cutting screw 17c in the screw 17A is Opposite to the cut portion 15b, the leaf tea a is sheared by the cut screw 17k and the cut portion 15b by the rotation of the cut screw portion 17k. In addition, by screwing the screw 17 </ b> A to the rotary drive shaft 18, the upper portion of the screw 17 </ b> A projects into the first hopper portion 10.
[0040]
Further, by rotating the screw 17A in the loosening direction with respect to the rotational drive shaft 18, it can be removed from the rotational drive shaft 18 and replaced with a new screw 17A, or the cutting screw 17c can be replaced. ing.
[0041]
Further, a spring 20 is interposed between the screw 17A and the pressing member 19 inside the screw 17A, as in the conventional structure, and the pressing member 19 lowers the upper die 3 by the urging force of the spring 20. Pressing in the direction of the mortar 4. Then, by adjusting the rotation of the screw 17A, the crushing pressure between the upper die 3 and the lower die 4 is appropriately adjusted, so that the crushing efficiency is increased.
[0042]
The projecting portion of the screw 17A into the first hopper 10, that is, the outer periphery of the head portion 17n is inclined so as to send leaf tea a between the communication hole 15a, that is, the die 15 and the cutting screw 17c. A rotating plate 30 is fixed. The rotary plate 30 is formed of an annular disc as shown in FIG. 5, and the disc is fixed to the outer peripheral surface of the head 17 n of the screw 17 </ b> A while being inclined with respect to the axis of the screw 17. Yes. In other words, the rotating plate 30 rotates in a undulating manner by the rotation of the screw 17 </ b> A, stirs the leaf tea (stem tea) a stored in the first hopper 10, and at the lower surface of the rotating plate 30. The leaf tea a is pushed into the bottom side of the first hopper 10, that is, the communication hole 15a (first crushing part 21).
[0043]
The inclination angle θ (see FIG. 4) of the rotary plate 30 with respect to the axis of the screw 17 is set to a predetermined angle, but in the illustrated embodiment, it is set to about 80 °.
[0044]
The rotating plate 30 may be integrally formed with the body portion 17b of the screw 17A with resin or the like, and the rotating plate 30 is formed separately from the screw 17A and then fitted to the head 17n of the screw 17A. They may be bonded together, or may be removably attached to the screw 17A. In order to prepare for detachment in this way, the rotating plate 30 may be screwed to the screw 17A, or the rotating plate 30 may be cap-shaped and placed on the head 17n of the screw 17A. A convex portion may be formed inside 30 and a groove may be provided on the screw 17A side. The convex portion may be fitted into the groove and the rotary plate 30 may be attached to the screw 17A.
[0045]
Further, an uneven surface 30 a is formed on the outer peripheral surface of the rotating plate 30. In the embodiment shown in the figure, the uneven surface 30a is formed of concave ridges 30b and ridges 30c in the axial direction (axial direction of the screw 17A) as shown in FIG. 5, and is flat as shown in FIG. 5 (d). The radius R _{1 of the} concave line 30b is set to about 0.1 mm, and the radius R _{2 of the} convex line 30c is set to about 0.75 mm. In the embodiment, the diameter R ₃ (see FIG. 4A) of the head 17n of the screw 17A is set to about 23 mm, and the outer diameter R ₄ of the rotating plate 30 is set to about 33 mm. The thickness D of the rotating plate 30 is set to about 2.5 mm.
[0046]
Furthermore, an uneven surface 30 d is formed on the back surface of the rotating plate 30. The uneven surface 30d is formed by forming a large number of radial grooves on the rotating plate 30 or by knurling grooves.
[0047]
On the inner surface of the first hopper portion 10, that is, the inclined surface 10a, a convex portion 31 is provided in the vertical direction.
[0048]
The protrusion length inward of the convex portion 31 and the outer diameter of the rotating plate 30 are set so that the outer peripheral surface of the rotating plate 30 rotates close to the inner side surface 31 a of the convex portion 31. The stem tea is folded or sheared by the rotation of the sword and the convex portion 31. In the embodiment shown in the figure, the convex portion 31 is a prismatic convex shape radially from the center of the communication hole, that is, along the substantially radial direction of the first hopper portion 10, as shown in FIGS. It is formed by a strip. Furthermore, in the example of a figure, it forms long from the lower end part in the inclined surface 10a of the hopper part 10 to the approximate center part of an up-down direction. Furthermore, the flat cross-sectional shape of the convex portion 31 is formed in a square shape in which the inner corner is rounded like a blade.
[0049]
Since the other structure is the same as that of the conventional structure shown in FIGS. 7 to 9, the same parts are denoted by the same reference numerals and the description thereof is omitted.
[0050]
Next, in the above structure, the pulverizing action will be described taking stem tea such as karigane tea as an example.
[0051]
When the rotary drive device 6 is started and the rotary drive shaft 18 is rotated in one direction (for example, in the direction of arrow B in FIG. 3) and the screw 17A, the rotary plate 30 and the upper die 3 are rotated, the first hopper portion 10 enters. The stem tea and the leaf tea with a lot of stripes are pushed downward by the undulation caused by the rotation of the rotating plate 30 provided on the screw 17A and pushed toward the first pulverizing part 21 and the convex part 31 formed on the first hopper part 10 is used. Is guided downward, that is, toward the first crushing portion 21 side. Further, the leaf tea a is engaged with the unevenness 30d formed on the lower surface of the rotating plate 30, so that the leaf tea a is pushed downward. Further, the uneven surface 30a on the outer peripheral surface of the rotating plate 30 passes while undulating in the vicinity of the inner side surface 31a of the convex portion 31, so that the rotating plate 30 and the convex portion 31 allow stem tea and leafy tea with a lot of muscles. It can be folded or sheared to shorten it, and can be easily fed to the first crushing unit 21. Therefore, it is possible to easily pulverize even a long-stemmed and long stem tea or a leafy leaf tea.
[0052]
Then, the powdered material (powder tea b) crushed by the first pulverizing unit 21 as described above is supplied into the second hopper unit 16 and further on the lower die 4 from the material supply port 25 as in the conventional structure. And is further crushed between the upper die 3 and the lower die 4 by the rotation of the upper die 3, discharged from the crushing surface end A to the tray 24, and discharged into the cup 11 through the discharge port 24 a. Is done.
[0053]
Next, as in the above-described embodiment of the present invention, the stem tea is fed between the screw 17 provided with the rotating plate 30 and the convex portion 31 and the conventional structure without the rotating plate 30 and the convex portion 31. As a result of examining the amount by experiment, it was as follows.
[0054]
When 10 g of stem tea was put into the first hopper portion 10 and pulverized, 2.1 g (0.42 g per minute) in the first 5 minutes and 1.7 g in the subsequent 5 minutes in the embodiment of the present invention. (0.34 g per minute), 1.3 g (0.26 g per minute) over the next 5 minutes, and 0.9 g (0.18 g per minute) over the next 5 minutes.
[0055]
In contrast, the conventional structure has the same 10 g input, 1.7 g (0.34 g per minute) for the first 5 minutes, and 1.6 g (0.32 g per minute) for the next 5 minutes. ), 0.9 g (0.18 g per minute) in the subsequent 5 minutes, and 0.6 g (0.12 g per minute) in the subsequent 5 minutes.
[0056]
From this result, it was confirmed that strong stem tea can be pulverized in a shorter time than the conventional structure.
[0057]
In the case where the rotating plate 30 is provided so as to be removable from the screw 17A, the rotating plate 30 is removed from the screw 17A when pulverizing normal leaf tea other than stem tea or leafy leaf tea. It can be removed and used.
[0058]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, even stem tea, which is called karigane tea, or tea with a lot of muscles, can be easily fed into the pulverization section between the die and the screw. Can be crushed.
In addition, even strong tea such as the above-mentioned stem tea and muscular tea can be folded or sheared to shorten the length to facilitate feeding to the pulverizing section and to perform good pulverization. it can.
[0059]
According to the second aspect of the present invention, when pulverizing normal leaf tea that does not require a rotating plate, the rotating plate can be removed and pulverization can be performed. If you want to use a plate, you can replace the rotating plate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a crusher showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged vertical sectional view of the main part in FIG.
FIG. 3 is a plan view with the top cover removed in FIG. 2;
4A and 4B show a screw according to the present invention, in which FIG. 4A is a side view in which a main body portion and a cutting screw are separated, FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line CC in FIG. The top view of the screw for cutting in.
5A and 5B show a rotating plate according to the present invention, in which FIG. 5A is a plan view, FIG. 5B is a rear view, FIG. 5C is a central sectional view in FIG. 5B, and FIG. Plan view.
6 is a longitudinal sectional view of the hopper portion in FIG. 2. FIG.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing a conventional pulverizer.
8 is a plan view of the lower die in FIG. 7. FIG.
9 is a bottom view of the upper mill in FIG. 7. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Hopper part 15 Dies 17A Screw 17k Screw part 18 for cutting 18 Rotary drive shaft 30 Rotary plate 31 Convex part

Claims

A die is provided at the lower part of the hopper portion to which the material to be crushed is placed, a screw that is rotated by a rotary drive shaft is disposed inside the die, and the material to be crushed is crushed by the cutting screw portion formed on the die and the screw. In the crusher to
The screw is protruded into the hopper, a rotating plate is provided on the outer periphery of the protruding portion of the screw so as to be inclined with respect to the axis of the screw, and an outer peripheral surface and a lower side surface of the rotating plate are formed as uneven surfaces. ,
A crusher characterized in that a convex portion is provided in the vertical direction along the inner surface of the hopper portion, and the outer peripheral surface of the rotating plate rotates close to the inner side surface of the convex portion .

The pulverizer according to claim 1, wherein the rotating plate is detachable from the screw.