JP4734984B2 - モータ駆動用インバータ制御装置 - Google Patents

モータ駆動用インバータ制御装置 Download PDF

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本発明は、インバータ回路を備えた誘導モータ、直流モータのベクトル制御インバータ装置におけるモータ電流の検出方法に関するものである。
交流モータなどの可変速駆動を行うモータ駆動用インバータ制御装置において、その出力波形をパルス幅変調して高調波を低減したものが一般的に使用されている。図11は従来のパルス幅変調方式を用いたモータ駆動用インバータ制御装置であり、直流電源1、ブラシレスモータ3に供給する駆動電圧を生成、出力するインバータ2及びインバータ2を制御する制御部6を有している。
また、直流電流検出器11は、インバータ母線に流れる直流電流を検出し、相電流変換部7では検出した直流電流とPWM信号生成部9が出力するPWM信号の各相デューティから、モータ3に流れるU相モータ電流Iu、V相モータ電流Iv、およびW相モータ電流Iwを検出する。
検出したモータ電流Iu、Iv、およびIwと外部から与えられる速度指令ω*に基づき、PWM信号生成部9でインバータ2を制御する信号を作成する。
図12はPWM信号生成部9が出力するPWM信号(インバータ2上アーム分のみ)と、それによって発生するモータ印加電圧、さらにモータに流れる各相の電流を示したものである。
図13は、図12における期間Tの詳細を示している。上から上アームU相スイッチング素子制御信号、上アームV相スイッチング素子制御信号、上アームW相スイッチング素子制御信号、下アームU相スイッチング素子制御信号、下アームV相スイッチング素子制御信号、下アームW相スイッチング素子制御信号、およびインバータ母線に流れる直流電流である。直流電流にはモータの相電流が現れ、PWM信号生成部9が出力するPWM信号のデューティ情報を用いて、相電流変換部7においてモータ電流Iu、Iv、およびIwに変換する。
このインバータ母線電流からモータ電流Iu、Iv、Iwに変換する方法については、以下の特許文献1に記載されている。
特許第2712470号公報
しかしながら、各相のモータ印加電圧の振幅が小さい場合、PWM信号生成部9が出力するPWM信号のデューティが小さくなり、インバータ母線電流にモータ相電流が現れるが短くなってしまう。図13では理想的な波形を示しているため、インバータ母線電流は瞬時に立ち上がっているが、実際には電流の立ち上がり遅れ時間が存在し、また、場合によってインバータ母線電流にオーバーシュートが発生する場合がある。このため、PWM信号生成部9が出力するPWM信号のデューティが小さい場合には、正確なモータ相電流をサンプリングすることは困難となる。
また、各相の上下アームスイッチングのオンオフ切り替え時には、スイッチング素子の動作遅れによるインバータ上下アーム短絡を防止するためのデッドタイムが設けられるが
、この期間中にインバータ母線に流れる電流は不定となり、相電流変換部7でのモータ相電流変換が不可能になる。
このように、実際の電流の立ち上がり遅れ時間、インバータ母線電流のオーバーシュート、デッドタイム期間の存在などにより、電流をサンプリングできる期間は短くなる場合は、電流のサンプリングが困難になる。
このため、十分なサンプリング期間を確保するためには、キャリア周波数を下げる必要があるが、キャリア周波数を下げると、モータや負荷からの磁気音が増加する問題がある。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、磁気音の増加等を招くことなくモータの各相の電流検出を正確に行い、良質な駆動が可能なモータ駆動用インバータ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、直流の入力を交流に変換してモータを駆動するインバータと、前記インバータに流れる直流電流を検出する直流電流検出器と、前記モータの各相の端子電圧を検出する端子電圧検出器とを備え、前記直流電流検出器から得られる直流電流と、前記インバータの上下アームが短絡するのを防止するために設けられたデッドタイム期間中に前記端子電圧検出器から得られる各相の端子電圧がGNDレベルであるか直流電源電圧レベルであるかの判断とに基づいて、前記モータの各相の電流を再現する相電流演算手段を設けるとともに、前記モータの各相の電流を前記モータの位相推定に用
いるとしたモータ駆動用インバータ制御装置で、磁気音の増加等を招くことなくモータの各相の電流検出を正確に行い、良質なモータ駆動を実現できる。
本発明によれば、磁気音の増加等を招くことなくモータの各相の電流検出を正確に行い、良質な駆動が可能なモータ駆動用インバータ制御装置を提供できる。
第1の発明は、直流の入力を交流に変換してモータを駆動するインバータと、前記インバータに流れる直流電流を検出する直流電流検出器と、前記モータの各相の端子電圧を検出する端子電圧検出器とを備え、前記直流電流検出器から得られる直流電流と、前記インバータの上下アームが短絡するのを防止するために設けられたデッドタイム期間中に前記端子電圧検出器から得られる各相の端子電圧がGNDレベルであるか直流電源電圧レベルであるかの判断とに基づいて、前記モータの各相の電流を再現する相電流演算手段を設けるとともに、前記モータの各相の電流を前記モータの位相推定に用いるとしたモータ駆動用インバータ制御装置で、モータの相電流を検出することができ、小型・低コストなモータ駆動用インバータ制御装置を実現することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のモータ駆動用インバータ制御装置において、相電流演算手段は、インバータを制御するPWM信号に同期して直流電流検出器から得られる直流電流と端子電圧検出器から得られる各相の端子電圧とをサンプリングするデータ取得部を有するもので、電流や電圧の検出タイミングのズレをなくし、より高精度なモータの相電流検出を可能とする。
の発明は、特に、第の発明のモータ駆動用インバータ制御装置において、データ取得部は、インバータの上下アームが短絡するのを防止するために設けられたデッドタイム期間中にサンプリングを行うことを特徴とするものであり、モータの相電流が検出不能となる期間をなくすことで、小型・低コストでありながら制御安定性の高いモータ駆動用インバータ制御装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明に係るモータ駆動用インバータ制御装置の構成を示すブロック図である。モータ駆動用インバータ制御装置は、直流電源1、ブラシレスモータ3に供給する駆動電圧を生成、出力するインバータ2及びインバータ2を制御する制御部6を有する。
ブラシレスモータ3は、中性点を中心にY結線された3相巻線4u、4v、4wが取付けられた固定子4と、磁石が装着された回転子5とからなる。U相巻線4uの非結線端にU相端子8uが、V相巻線4vの非結線端にV相端子8vが、W相巻線4wの非結線端にW相端子8wが接続されている。
インバータ2は一対のスイッチング素子からなるハーフブリッジ回路をU相用、V相用、W相用として3相分有する。ハーフブリッジ回路の一対のスイッチング素子は、直流電源1の高圧側端と低圧側端の間に直列接続され、ハーフブリッジ回路に直流電源1から出力される直流電圧が印加される。U相用のハーフブリッジ回路は、高圧側(上アーム)のスイッチング素子12u及び低圧側(下アーム)のスイッチング素子12xより成る。V相用のハーフブリッジ回路は、高圧側スイッチング素子12v及び低圧側スイッチング素子12yより成る。W相用のハーフブリッジ回路は、高圧側スイッチング素子12w及び低圧側スイッチング素子12zよりなる。また、各スイッチング素子と並列にフリーホイールダイオード14u、14v、14w、14x、14y、14zが接続されている。
インバータ2におけるスイッチング素子12uとスイッチング素子12xの相互接続点、スイッチング素子12vとスイッチング素子12yの相互接続点、スイッチング素子12wとスイッチング素子12zの相互接続点にブラシレスモータ3の端子8u、8v、8wがそれぞれ接続される。インバータ2に印加されている直流電圧は、上述したインバータ2内のスイッチング素子のスイッチング動作によって三相の交流電圧に変換され、それによりブラシレスモータ3が駆動される。また、インバータ2の母線には直流電流検出器11が配されている。
制御部6は、PWM信号生成部9と、ベースドライバ10と、相電流変換部7と、位相推定部17と、回転子速度検出部18とからなる。PWM信号生成部9は、外部より与えられる目標速度を実現すべく、現在の速度と目標速度の誤差から演算により求められた出力電圧を出力するために、インバータ2の各スイッチング素子12u、12v、…を駆動するためのPWM信号を生成する。その生成されたPWM信号はベースドライバ10により、スイッチング素子を電気的に駆動するためのドライブ信号に変換される。そのドライブ信号にしたがい各スイッチング素子12u、12v、12w、12x、12y、12zが動作する。
相電流変換部7は、直流電流検出器11に流れる電流(以下「インバータ母線電流」という。)や各相端子電圧を観察し、そのインバータ母線電流をブラシレスモータ3の相電流に変換する。相電流変換部7は実際にはインバータ母線電流が変化したときから所定期間の間だけ電流を検出する。
位相推定部17は、相電流変換部7により変換されたブラシレスモータ3の相電流と、PWM信号生成部9で演算される出力電圧と、インバータ入力電圧検出部16により検出されるインバータ2への印加電圧の情報により、ブラシレスモータ3の位相を推定する。さらに、回転子速度推定部18は、推定された位相からブラシレスモータ3の速度を推定する。推定された回転子磁極位置の情報に基づいて、PWM信号生成部9がブラシレスモータ3を駆動するためのPWM信号を生成する。その際、PWM信号生成部9は推定された回転子5の速度と外部から与えられる目標速度との偏差情報に基いて回転子速度が目標速度となるようにPWM信号を制御する。
PWM信号生成部9は、目標速度ω*を実現するために、目標速度ω*と推定速度ωmとの差Δωにより出力するべき電圧V*をPI演算などを用いて計算する。その電圧値V*から各相に出力するべき電圧V*s(s:相 u/v/w)を求める。さらに、求められた電圧V*s(s:相 u/v/w)を出力するための各スイッチング素子12u、12v、12w、12x、12y、12zのPWM信号はベースドライバ10に出力される。各スイッチング素子12u、12v、12w、12x、12y、12zはPWM信号に従い駆動され、正弦波状の交流を生成する。このように本実施の形態では、正弦波状の相電流を流すことによりブラシレスモータ3の正弦波駆動を実現している。
ここで、図2〜図6を用いてインバータ母線に流れる電流においてブラシレスモータ3の相電流が現れる様子を説明する。
図2は、ブラシレスモータ3の各相巻線に流れる相電流の状態と、60°毎の電気角の各区間における各相巻線に流れる電流の方向とを示した図である。図2を参照すると、電気角0〜60°の区間においては、U相巻線4uとW相巻線4wには非結線端から中性点に向けて、V相巻線4vには中性点から非結線端に向けて電流が流れている(図2(b)参照)。また、電気角60〜120°の区間においては、U相巻線4uには非結線端から中性点に向けて、V相巻線4vとW相巻線4wには中性点から非結線端に向けて電流が流れている(図2(c)参照)。以降、図2(d)〜(g)において、電気角60°毎に各相の巻線に流れる相電流の状態が変化していく様子が示されている。
例えば、図2において電気角30°の時にPWM信号生成部9で生成された半キャリア周期分のPWM信号が図3のように変化する場合を考える。ここで、図3において、信号「U」は上アームスイッチング素子12uを、信号「V」は上アームスイッチング素子12vを、信号「W」は上アームスイッチング素子12wを、信号「X」は下アームスイッチング素子12xを、信号「Y」は下アームスイッチング素子12yを、信号「Z」は下アームスイッチング素子12zを動作させる信号を示す。これらの信号はアクティブ・ハイで動作する。この場合、インバータ母線には、タイミング1では、図4(a)に示すように電流が現れず、タイミング2では図4(b)に示すようにW相巻線4wに流れる電流(W相電流)が現れ、タイミング3では図4(c)に示すようにV相巻線4vに流れる電流(V相電流)が現れる。
別の例として、図2において電気角30°の時にPWM信号生成部9で生成された半キャリア周期のPWM信号が図5のように変化する場合を考える。この場合は、図6(a)に示すようにインバータ母線にはタイミング1では電流が現れず、図6(b)に示すようにタイミング2ではU相巻線4uに流れる電流(U相電流)が現れ、図6(c)に示すようにタイミング3ではV相巻線4vに流れる電流が現れる。
以上のように、インバータ母線上にインバータ2のスイッチング素子12u、12v、12w、12x、12y、12zの状態に応じたブラシレスモータ3の相電流が現れることが分かる。上述のように一キャリア周期内の近接したタイミングで二相分の電流を判断
することができれば、次式の関係から三相それぞれの電流iu、iv、iwが求められることは明らかである。
Figure 0004734984
なお、タイミング4とタイミング5は、スイッチング素子の動作遅れによりインバータ上下アームが短絡するのを防止するためのデッドタイム期間であり、この期間におけるインバータ母線に流れる電流は、各相電流の流れる向きによって不定である。例えば、タイミング5において、図7のような各相巻線に流れる電流の方向であればインバータ母線にはU相巻線4uに流れる電流(U相電流)が現れ、図8のような各相巻線に流れる電流の方向であればインバータ母線にはV相巻線4vに流れる電流(V相電流)が現れることになる。
そこで、図2において電気角30°付近の時にPWM信号生成部9で生成される半キャリア周期分のPWM信号が図9のように変化する場合、図3で示したタイミング2が存在せず、タイミング3ではV相電流のみが現れる。つまり、この場合はキャリア周期において一相分の電流しか確定できない。したがって、このように変化するPWM信号が繰り返されると三相それぞれの電流を求めることができず、位相推定部17で位相の推定が不能になり、ブラシレスモータ3の駆動ができなくなる。
上記のような不具合を回避すべく、相電流変換部7内に設けられているデータ取得部(図示せず)では、図9のようなPWM信号となる場合、タイミング5におけるブラシレスモータ3のW相の端子8wの電圧情報からどの相の電流がインバータ母線に現れているのかを確定するようにした。具体的にはタイミング5において、W相の端子8wの電圧がGNDレベルであれば、インバータ母線にはU相巻線4uに流れる電流(U相電流)が現れていると判断可能であり、W相の端子8wの電圧が直流電源電圧レベルであれば、V相巻線4vに流れる電流(V相電流)が現れていると判断可能である。
図10は、各相のデッドタイム期間におけるインバータスイッチング素子の状態と、電圧検出すべき端子、検出端子の電圧レベルに対するインバータ母線に現れる相電流の一覧である。図10からも分かるように、各相のデッドタイム期間においてもデッドタイムとなっている相の端子電圧レベルを判断することによってインバータ母線に現れる相電流を特定することが可能となり、相電流変換部7による各相の検出電流値はその後の位相推定部17での位相の推定演算に活用される。
本実施の形態によれば、制御部6内の制御ループを成立させるために、ブラシレスモータ3の各相の巻線に流れる相電流を検出する必要が生じた際に、相電流検出が不能となるような期間をなくすことができ、電流検出手段をインバータとモータの間の線間に2つ以上設ける必要がない安価なシステム構成で精度よく正弦波駆動を実現することができる。また、キャリア周波数を下げるといったことなく相電流検出が可能となるため、モータや負荷からの磁気音の増加を招くことがないという効果も有する。
なお、実施の形態1で説明した本発明は、インバータ回路を使用してモータを駆動するモータ駆動用インバータ制御装置に適用できる。例えば、インバータ回路を搭載した空気調和機、冷蔵庫、電気洗濯機、電気乾燥機、電気掃除機、送風機、ヒートポンプ給湯器等
である。いずれの製品についても、モータ駆動用インバータ装置を小型化、軽量化することで、製品の設計の自由度が向上し、安価な製品を提供することができる。
以上のように、本発明にかかるモータ駆動用インバータ制御装置は、インバータ回路に流れる直流電流を検出する直流電流検出器と、モータの各相の端子電圧を検出する端子電圧検出器とを併用することにより、いかなるPWM信号が出力されようともモータの各相の電流を再現することができ、システムの信頼性向上が図れるため、空気調和機における圧縮機駆動モータなどのようにパルスジェネレータ等の速度センサを使用することができない場合に限らず、サーボドライブなどのように速度センサを具備することができる場合においても本発明は適用できる。
本発明の第1の実施の形態を示すモータ駆動用インバータ制御装置のシステム構成図 (a)〜(f)同モータの相電流状態の時間的変化の一例及び電気角の各区間におけるモータの各相巻線での電流の状態を表す図 同半キャリア周期におけるPWM信号の一例を表す図 (a)〜(c)図3におけるPWM信号による駆動時にモータ及びインバータに流れる電流状態を表す図 同半キャリア周期におけるPWM信号の他例を表す図 (a)〜(c)図5におけるPWM信号による駆動時にモータ及びインバータに流れる電流状態を表す図 同デッドタイム期間におけるPWM信号による駆動時にモータ及びインバータに流れる電流状態を表す図 同デッドタイム期間におけるPWM信号による駆動時にモータ及びインバータに流れる他の電流状態を表す図 同半キャリア周期におけるPWM信号の一例を表す図 同デッドタイム期間におけるインバータ母線に現れる相電流の説明図 従来のモータ駆動用インバータ制御装置の構成を表すブロック図 同モータ駆動用インバータ制御装置の動作を示す波形図 図12におけるT部の動作波形図
符号の説明
1 直流電源
2 インバータ
3 ブラシレスモータ
5 回転子
6 制御部
7 相電流変換部
9 PWM信号生成部
11 直流電流検出器
16 インバータ入力電圧検出部(端子電圧検出器)
17 位相推定部
18 回転子速度検出部

Claims (3)

  1. 直流の入力を交流に変換してモータを駆動するインバータと、前記インバータに流れる直流電流を検出する直流電流検出器と、前記モータの各相の端子電圧を検出する端子電圧検出器とを備え、前記直流電流検出器から得られる直流電流と、前記インバータの上下アームが短絡するのを防止するために設けられたデッドタイム期間中に前記端子電圧検出器から得られる各相の端子電圧がGNDレベルであるか直流電源電圧レベルであるかの判断とに基づいて、前記モータの各相の電流を再現する相電流演算手段を設けるとともに、前記モータの各相の電流を前記モータの位相推定に用いることを特徴とするモータ駆動用インバータ制御装置。
  2. 相電流演算手段は、インバータを制御するPWM信号に同期して直流電流検出器から得られる直流電流と端子電圧検出器から得られる各相の端子電圧とをサンプリングするデータ取得部を有する請求項1記載のモータ駆動用インバータ制御装置。
  3. 前記データ取得部は、インバータの上下アームが短絡するのを防止するために設けられたデッドタイム期間中に前記サンプリングを行うことを特徴とする請求項2記載のモータ駆動用インバータ制御装置。
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