JP4733564B2 - 電子部品の挿入部装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子部品の交換による不正を防ぐことが可能な電子部品の挿入部装置に関するものである。
従来、この種の電子部品としては、例えばROM(Read Only Memoryの略称。「読み出し専用メモリー」と翻訳される。)がある。そして、電子部品としてのROMの挿入部装置とは、ROMの下面から突出する端子を挿入してROMに記憶したデータを取得するための接続端子であるとともに、ROM全体を保持することが可能なものが知られている(例えば、特許文献1。)。
特開2000−288206号公報(第12図、第13図)
しかし、上記した従来の電子部品の挿入部装置では、端子との間で、導通状態を維持するために、弾性変形可能な導通部の狭い空間に、端子を押し込むことが必要であった。強固且つ安定した導通状態を望む程、両者の間の摩擦抵抗を大にする必要があり、電子部品の端子が挿入される挿入部装置の導通部の空間を狭くする必要があった。これは、良好な導通状態を形成するためには、端子の押し込み時に大きな摩擦抵抗を必要とするものとなった。すなわち、このような従来の電子部品の挿入部装置では、端子の押し込み時の摩擦抵抗が大となって、電子部品の装着作業が容易ではないという第1の問題点があった。
更に、上記した従来の電子部品の挿入部装置では、上述したROMの抜き差しが何度も容易に行うことが可能に形成されている。そのように形成されていると、正規に装着されたROMを抜いて、不正なROMを差し込んで、いわゆる不正な電子部品の交換が簡単に行われてしまうといった第2の問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1) すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する第1の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子部品の装着作業を容易なものにすることができるようにした電子部品の挿入部装置を提供しようとするものである。
更に、請求項記載の発明は、上記した従来の技術の有する第2の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、不正な電子部品の交換を防止することができるようにした電子部品の挿入部装置を提供しようとするものである。
(請求項2) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項2記載の発明は、接続端子の自由端同士が密着した継ぎ目を、端子の挿入方向から見えないように隠すことができるようにした電子部品の挿入部装置を提供しようとするものである。
(請求項1)
(特徴点) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、電子部品(120)から突出する端子(121)とかみ合って導通可能な状態で前記電子部品(120)を保持するための電子部品(120)の挿入部装置(130)であって、導通可能な弾性材で形成され、前記電子部品(120)の端子(121)が挿入不可となるように後述する挿入空間(150)を弾性力によって閉じるための弾性を有する接続端子(140)と、前記接続端子(140)同士の間、前記接続端子(140)を曲折した部分同士の間、或いは、前記接続端子(140)及びその周囲部材の間のいずれかに形成され、前記電子部品(120)から突出する前記端子(121)を挿入するための挿入空間(150)と、前記端子(121)を挿入する前には前記挿入空間(150)内に挟み込まれて、前記端子(121)を挿入可能に前記接続端子(140)の弾性力に抗して前記挿入空間(150)設けている開放部材(160)とを備え、前記電子部品(120)の前記端子(121)を前記挿入空間(150)に挿入すると、挿入される前記端子(121)で前記開放部材(160)が外れて、前記接続端子(140)の弾性力により前記端子(121)及び前記接続端子(140)が密着し、前記開放部材(160)による前記挿入空間(150)がなくなり、挿入した前記端子(121)を引き抜くと、前記接続端子(140)の弾性力により、前記接続端子(140)同士、前記接続端子(140)を曲折した部分同士、或いは、前記接続端子(140)及びその周囲部材が密着するとともに、かかる密着状態のときに前記開放部材(160)による前記挿入空間(150)はなく、前記端子(121)の挿入方向からの挿入が不能となるように形成されていることを特徴とする。
なお、ここで、「前記接続端子(140)同士の間、前記接続端子(140)を曲折した部分同士の間、或いは、前記接続端子(140)及びその周囲部材の間のいずれかに形成され、」とは、挿入空間(150)が複数の接続端子(140)同士の間に形成される場合と、挿入空間(150)が1個の接続端子(140)を曲折した部分同士の間に形成される場合と、挿入空間(150)が接続端子(140)及びその周囲部材の間に形成される場合とのいずれかの場合があることを意味する。そして、挿入空間(150)が複数の接続端子(140)同士の間に形成される場合とは、例えば、S字状に曲折した2個の接続端子(140)の間に、挿入空間(150)が形成されるようなものである。そして、挿入空間(150)が1個の接続端子(140)を曲折した部分同士の間に形成される場合とは、例えば、図4に示すように1個の接続端子(140)の両端をS字状に曲折して、その曲折した端の部分同士の間に、挿入空間(150)が形成されるようなものである。そして、挿入空間(150)が接続端子(140)及びその周囲部材の間に形成される場合とは、1個のS字状に曲折した接続端子(140)と、その接続端子(140)を収納している枠部材(131)である周囲部材との間に、挿入空間(150)が形成されるようなものである。
ここで、電子部品(120)とは、具体的には、例えば、ROM(Read Only Memoryの略称。読み出し専用メモリー)のようなものを含む。そして、ここで、電子部品(120)から突出する端子(121)とは、例えば、長方形板状のROMの下面から長尺方向の2列に、多数、下方向に突出するピン端子のようなものを含む。
(作用) 本発明は、電子部品(120)の端子(121)を、挿入空間(150)に挿入すると、挿入空間(150)内に入り込んで、挿入空間(150)を設けていた開放部材(160)に、かかる電子部品(120)の端子(121)が当接して、開放部材(160)を押し出す。これにより、挿入空間(150)内に入りこんでいた開放部材(160)が、挿入空間(150)から外れて、開放部材(160)による挿入空間(150)が無くなる。そして、挿入空間(150)内に入り込んだ電子部品(120)の端子(121)が、接続端子(140)の弾性力により、挿入空間(150)内に挟まれる。その結果、端子(121)及び接続端子(140)が密着する。これにより、端子(121)及び接続端子(140)は、密着した導通状態を形成するとともに、端子(121)を動かないように固定することができる。
本発明では、開放部材(160)が、当初、接続端子(140)の挿入空間(150)内に入り込んで、弾性力に抗して、挿入空間(150)を設けている。かかる挿入空間(150)内に電子部品(120)の端子(121)を挿入すると、端子(121)と、接続端子(140)との間に、大きな摩擦抵抗は発生せず、簡単に電子部品(120)の端子(121)を挿入空間(150)内部に挿入することができる。これにより、電子部品(120)の装着作業を容易なものにすることができる。
更に、本発明は、挿入空間(150)に挿入した端子(121)を引き抜くと、接続端子(140)の弾性力により、接続端子(140)同士、接続端子(140)を曲折した部分同士、或いは、接続端子(140)及びその周囲部材が密着する。そして、かかる密着状態のときに開放部材(160)による前記挿入空間(150)はなく、端子(121)の送入方向からの挿入が不能となるように形成されているため、再度、端子(121)を挿入空間(150)内部に挿入しようとしても、端子(121)を挿入空間(150)内部に挿入することができない。これにより、一旦、挿入空間(150)から端子(121)を引き抜くと、挿入空間(150)が閉じてしまって、端子(121)を挿入することができず、電子部品(120)を装着することは不可能な状態になってしまう。
これにより、正規に装着された電子部品(120)の端子(121)を、かかる電子部品(120)の挿入部装置(130)から抜いて、不正な電子部品(120)を挿入部装置(130)に差し込んでしまう、いわゆる不正な電子部品(120)の交換を防止することができる。
(請求項2)
(特徴点) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記挿入空間(150)は、前記接続端子(140)の自由端同士の間に形成され、前記接続端子(140)は、自由端同士を密着させたとき、一方の自由端の先端に他方側の自由端の端面を覆うように折り曲げた折り曲げ部(144)を備え、前記折り曲げ部(144)が他方側の自由端の端面を覆うことで、前記接続端子(140)の自由端同士が密着した継ぎ目を、前記端子(121)の挿入方向から見えないように形成したことを特徴とする。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1) 請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1記載の発明によれば、電子部品の装着作業を容易なものにすることができるようにした電子部品の挿入部装置を提供することができる。
更に、請求項1記載の発明によれば、不正な電子部品の交換を防止することができるようにした電子部品の挿入部装置を提供することができる。
(請求項2) 請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項2記載の発明によれば、接続端子の自由端同士が密着した継ぎ目を、端子の挿入方向から見えないように隠すことができるようにした電子部品の挿入部装置を提供することができる。
(第1の形態)
(図面の説明) 図1乃至図10は、本発明の第1の形態を示すものである。図1は電子部品の挿入部装置を有する遊技機であって、前扉、交換ユニット及び筐体を分解した状態の遊技機の外観斜視図、図2は電子部品の挿入部装置を有する遊技機であって、前扉及び筐体を分解した状態の遊技機の分解斜視図、図3は電子部品の端子を、挿入部装置に装着する状態の概略外観斜視図、図4は端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置の断面図、図5は端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置の断面図、図6は端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置の断面図、図7は端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置の外観図、図8は端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置の外観図、図9は端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置の外観図、図10は開放部材の外観図をそれぞれ示すものである。
本形態に係る電子部品120の挿入部装置130は、電子部品120から突出する端子121とかみ合って導通可能な状態で電子部品120を保持するためのものである。前記電子部品120は、ROM(Read Only Memoryの略称。いわゆる読み出し専用メモリー)である。そして、電子部品120としてのROMの挿入部装置130とは、ROMの下面から突出する端子121を挿入してROMに記憶したデータを取得するための接続端子であるとともに、ROM全体を保持することが可能なものである。
そして、この電子部品120及びその挿入部装置130は、遊技機、いわゆるスロットマシンの基板ケース26内部の基板ユニット24の主制御装置25に形成されているものである。この電子部品120及び挿入部装置130の説明の前に、電子部品120の挿入部装置130を有している遊技機Sの内容について、簡単に説明する。
(遊技機S)
本形態に係る遊技機Sは、具体的には、スロットマシンであって、図1及び図2に示すように、大きく分けて、正面側に開口する正面開口部11を有する筐体1、筐体1内部に着脱自在に設けられる交換ユニット2、筐体1の正面開口部11を開閉可能に塞ぐための前扉3とから構成されている。そして、筐体1の正面開口部11は、筐体1の上部に開口する開口上部13と、筐体1の下部に開口する開口下部14とを備えている。そして、前記前扉3は、筐体1の開口上部13を開閉可能に塞ぐための上扉30と、筐体1の開口下部14を開閉可能に塞ぐための下扉40とを備えている。そして、交換ユニット2の手前側には、上扉30が取り付けられてあり、この交換ユニット2及び上扉30により、扉一体型交換ユニットを形成している。すなわち、通常のいわゆる新台入れ替えの際には、交換ユニット2及び上扉30が一体となった扉一体型交換ユニット毎に入れ替えることができるものである。もちろん、新台入れ替えの際、上扉30は、そのままで、交換ユニット2だけを交換することもできる。
なお、ここで、「手前方向」とは、交換作業者(或いは遊技者)が、遊技機Sの正面側の前に遊技機Sの方を向いて位置しているような場合のかかる交換作業者(或いは遊技者)から見た場合の奥から手前への方向を意味する。したがって、手前方向とは、遊技機Sの奥から正面へ向かう方向を意味する。また、「奥方向」とは、交換作業者(或いは遊技者)が、遊技機Sの正面側に遊技機Sの方を向いて位置しているような場合のかかる交換作業者(或いは遊技者)から見たときの手前から奥への方向を意味する。したがって、奥方向とは、遊技機Sの正面から奥(後ろ)へ向かう方向を意味する。また、本明細書における「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかる遊技機Sの前面の方を向いて位置している者から見た場合の右方向や、左方向を意味する。
(筐体1)
前記筐体1は、図1及び図2に示すように、全体形状が略箱状であって、底板15、左右の側板16、天板17及び裏板18からなる正面側に開口する筺体である。そして、この筐体1の高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が渡してある。そして、この中板12は、扉一体型交換ユニットを筐体1の奥側内部に案内するためのガイド73を左右側部に備えている。また、中板12は、金属板からなるものである。そして、底板15には、各部品に電気を供給するための電源装置4と、投入された遊技メダルを貯留するとともにメダル受け43に遊技メダルを払い出し可能なホッパーユニットとも呼ばれる払い出し装置5とが固定されている。
ここで、電源装置4は、開口下部14の底板15の上面に取り付けられており、遊技店側が種々の設定を行うためのスイッチ等の操作部を有している。
前記電源装置4及び払い出し装置5は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
また、側板16の正面左側の下部には、前記下扉40を係合させ、回転自在に支持するための本体係合部62が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
さらに、正面から向かって右側の側板16には、下扉40を閉めた際、下扉40をロックするための被係止部90が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
前記筐体1の左右の側板16の内面には、交換ユニット2を固定するためのクリップ70を備えている。
(ガイド73)
前記ガイド73は、交換ユニット2を筐体1の奥側内部に案内するためのものである。このガイド73は、中板12の左右に位置して、前後方向に形成された2本の帯板レール状のものであって、交換ユニット2の下部に配置されたローラーが回転移動可能なものである。
(扉一体型交換ユニット)
前記扉一体型交換ユニットは、図1に示すように、遊技ホールにおける、いわゆる新台入れ替えの際、遊技内容を変更するために筐体1に対して交換可能に形成されているものである。この扉一体型交換ユニットは、交換ユニット2と、この交換ユニット2の手前側に開閉可能に取り付けられた上扉30とから形成されているものである。この交換ユニット2及び上扉30は、両者が一体となった状態で、筐体1から取り外し、また、取り付けることができるように形成されている。なお、交換ユニット2から上扉30を取り外せば、いわゆる新台入れ替えの際、上扉30はそのまま交換せずに、交換ユニット2だけを交換することができる。このように、交換ユニット2だけの取り付けや、取り外しも可能となるように形成されている。
(交換ユニット2)
前記扉一体型交換ユニットの交換ユニット2は、図1及び図2に示すように、クリップ70及びフック80を介して、筐体1に着脱自在に取り付けられているものである。
前記交換ユニット2は、リールユニット20及び基板ユニット24を装着するための四角枠状の部材を組み合わせた枠21を備えている。すなわち、リールユニット20及び主制御装置25は、これらを装着するための枠21を介して、交換ユニット2に組み込まれているものである。交換ユニット2は、前記枠21の下部に固定されたリールユニット20と、枠21の上部奥側に固定された基板ユニット24とを備えている。
ここで、リールユニット20は、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リール23と、特に図示しないが、それぞれの回転リール23を回転させるための駆動モータを有している。そして、前記基板ユニット24は、回転リール23の回転等を制御するための主制御装置25が透明樹脂からなる四角箱状の基板ケース26の内部に収納されているものである。そして、この主制御装置25の基板には、メインROMとしての電子部品120が装着されているものである。そして、この電子部品120から延びる端子121が、後述する挿入部装置130に装着されているものである。
前記枠21の正面左側の縦枠には、前記上扉30を回転自在に係合するための枠体係合部60が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
さらに、枠21の正面右側の縦枠には、上扉30を閉めた際、上扉30をロックするために上扉30の錠装置85に係止可能な被係止部90が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。このように、枠21の左側の枠体係合部60と、枠21の右側の被係止部90とにより、上扉30が枠21に回動可能に固定され、両者を一体のものにすることができるように形成されている。
そして、枠21の前面側の左右の縦枠の上部の内面側には、フック80が固定されている。
(上扉30)
前記上扉30は、筐体1の開口上部13の開閉を行うための扉であって、図1及び図2に示すように、交換ユニット2の枠21に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉である。そして、上扉30は、略中央部に前記回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33が設けられ、種々の表示を行うための表示装置32が設けられているものである。
さらに、上扉30の左側の裏面には、前記枠体係合部60に係合可能な上扉係合部61が上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、上扉30の右側の裏面には、扉ロック機構7としての錠装置85が設けられている。そして、上扉30の裏面上部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカ49が設けられている。
(下扉40)
前記下扉40は、図1及び図2に示すように、筐体1の開口下部14を開閉自在に塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
前記下扉40の上部は、遊技機Sを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面は、閉扉時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。また、下部には払い出されたメダルを溜めておくための箱状のメダル受け43が形成されており、下扉40の略中央部には、遊技内容その他の案内表示をするための前パネル50が嵌め込まれている。
前記操作部41としては、下扉40の上面右端にはメダル投入口42と、上面左側に設けられたベットスイッチと、正面側にはレバー式のスタートスイッチと、ボタン式のストップスイッチと、鍵穴44とが設けられている。なお、ベットスイッチとは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール23の回転を開始及び停止させるためのものである。また、鍵穴44は、前扉3を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉40の扉ロック機構7としての錠装置85のロックが解除されるものである。
さらに、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入された遊技メダルを誘導しながら遊技メダルの正偽を判断するためのメダルセレクター48が設けられている。
また、下扉40の左側の裏面には、前記本体係合部62と係合可能な下扉係合部63が上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、下扉40の右側の裏面には、筐体1の被係止部90にロック可能なアンカー状の係止部100を有する扉ロック機構7としての錠装置85が設けられている。
(クリップ70)
前記クリップ70は、図1及び図2に示すように、筐体1の左右の側板内面にそれぞれ取り付けられているとともに、交換ユニット2の左右のフック80にそれぞれ固定するためのものである。
(フック80)
前記フック80は、図1及び図2に示すように、交換ユニット2の左右の縦方向の枠21の上部にそれぞれ固定されるとともに、前記クリップ70に係止可能に形成されているものである。
(錠装置85)
前記錠装置85は、正面が開口する正面開口部11を有する筐体1と、筐体1の正面開口部11を開閉可能に支持される前扉3と備える遊技機Sの前扉3に取り付けられて、前扉3を筐体1に施錠するためのものである。
(電子部品120) 本形態に係る前記電子部品120は、基板ユニット24内部の主制御装置25の内部に装着されているメインROMである。そして、図3に示すように、1の電子部品120には、複数の端子121が形成されている。電子部品120としてのメインROMは、長方形の板状であって、長手方向に沿った側面から外方に向かって複数個の端子121が突出しているものである。この端子121を介して、内部に記憶されているデータを、外部に移送することができるように形成されている。なお、基板ユニット24の基板は、交換ユニット2の上部において、その表裏面が鉛直となるように配置されてあり、電子部品120は、かかる鉛直に立設する基板に向かって、手間側から奥側に向かって押し込むようにして装着するように形成されている。
(挿入部装置130) 前記挿入部装置130は、基板ユニット24内部の主制御装置25の基板に位置して、電子部品120から突出する端子121とかみ合って導通可能な状態で電子部品120を保持するためのものである。この挿入部装置130は、図3に示すように、四角形状の孔からなる枠部材131に後述する接続端子140及び開放部材160が収められ、各端子121が挿入可能に形成されているものである。
具体的には、挿入部装置130は、導通可能な弾性材で形成され、電子部品120の端子121が挿入不可となるように後述する挿入空間150を弾性力によって閉じるための弾性を有する接続端子140と、1個の接続端子140を曲折した部分同士の間に形成され、電子部品120から突出する端子121を挿入するための挿入空間150と、端子121を挿入する前には、挿入空間150内に挟みこまれて、端子121を挿入可能に接続端子140の弾性力に抗して挿入空間150を開放した状態に維持することで挿入空間150を設けている開放部材160とを備えている。
接続端子140) 前記接続端子140は、導通可能な1本の帯板状の金属弾性材料を図4に示すような形状に変形させることにより、形成されているものである。この接続端子140は、枠部材131の底面に整合する底部143と、この底部143の両端からそれぞれS字状に折り曲げられたS字ばね部142とを備えている。そして、このS字ばね部142の自由端側には、自由端部141が形成されている。このS字ばね部142は、弾性変形されてあって、図4の左右方向に延びるように付勢されているものである。したがって、後述する開放部材160によって、2つの自由端部141は中央で閉じないように離れているが、開放部材160が外されると、図6に示すように、S字ばね部142の弾性力により、2つの自由端部141が枠部材131の中央で当接するように閉じてしまうものである。そして、この2つの自由端部141の間に端子121を挟みこませることにより、端子121と接続端子140との間が密着するとともに、端子121と接続端子140との間に導通可能な状態が形成されるものである。
なお、接続端子140は、上述したように1本の帯板状の金属弾性材料を折り曲げて使用しているが、特にこのような形状に限定されるものではなく、他の形状でも良いものである。例えば、2本の帯板状の金属弾性材料を、それぞれS字状に折り曲げて、その間に後述する挿入空間150を形成して、かかる挿入空間150内に端子121を挟みこませるように形成しても良いものである。また、S字状に折り曲げる部分を、2個形成しているが、1個だけ形成して、他方側は、枠部材131の内面を利用しても良いものである。すなわち、後述する挿入空間150を、接続端子140と、その周囲部材である枠部材131との間に形成するものである。また、S字状に折り曲げている部分は、必ずしもS字状である必要はなく、端子121の押し込まれる方向に対して直角方向に弾性変形可能な形状のものであれば、W状やコイル状等の他の形状のものでも良いものである。
挿入空間150) 前記挿入空間150は、2つの自由端部141の間に形成される隙間を意味する。前記挿入空間150は、1個の接続端子140を曲折した部分同士の間に、電子部品120から突出する端子121を挿入するために形成されるものである。具体的には、この挿入空間150は、図4に示すように、弾性変形力により互いに密着しようとする自由端部141の間に、後述する開放部材160の挟み込み突出部161が挟みこまれることによって、自由端部141間に強制的に形成される隙間である。
なお、この挿入空間150は、2つの自由端部141間に形成されてあるが、これに限定されるものではない。例えば、接続端子140と、その周囲部材である枠部材131との間に、端子121を挿入するための挿入空間150としての隙間を形成しても良いものである。また、挿入空間150は、複数の接続端子140同士の間に形成しても良いものである。例えば、S字状に曲折した接続端子140を、2個、枠部材131の内部に入れて、かかる2個のS字状の接続端子140の間に挿入空間150を形成するようなものである。
前記挿入空間150は、挿入した端子121を引き抜くと、接続端子140の弾性力により閉じるように形成されるとともに、かかる閉じたときに端子121の挿入方向からの挿入間隔がなくなるように形成されている。具体的には、挿入した端子121を引き抜くと、図6に示すように、接続端子140の弾性力により閉じるように形成されてあり、かかる閉じたときに端子121の挿入方向、すなわち図6の矢印方向からの挿入間隔がなくなるように2つの自由端部141の端が密着するように形成されていることを意味する。かかる状態において、端子121を図6の矢印方向(図6の上方向、基板ユニット24を交換ユニット2に立設するように配置した状態では、手前方向から奥方向)から押し込もうとしても、2つの自由端部141の間に端子121が入り込む隙間が形成されておらず、そのままでは、端子121を2つの自由端部141の間に差し込むことができないものである。すなわち、挿入空間150内に差し込まれた端子121を一度、引き抜くと、特別な治具等を使用して自由端部141を開いて、挿入空間150を形成しない限り、そのままでは、自由端部141の間に押し込むことができないように形成されているものである。
本形態では、開放部材160を有する挿入空間150を備えた挿入部装置130は、複数の端子121に対応する複数の挿入部装置130の全てに同様に形成している。
(開放部材160) 前記開放部材160は、端子121を挿入する前には、挿入空間150内に挟みこまれて、端子121を挿入可能に接続端子140の弾性力に抗して挿入空間150を開放した状態に維持するためのものである。開放部材160は、全体形状が略長方形の板状に形成されている。開放部材160の厚さは、全体で均一に形成されている。そして、開放部材160の長手方向に対して直角方向である幅方向は、図10に示すように中央側が長く(両端側が短く)なるように形成されている。具体的には、開放部材160の長手方向に沿った一方の端面には、内部に向かって切り欠かれた切り欠き部162が所定間隔に配置した状態で2個、形成されている。この切り欠き部162の長さA(図10)は、それぞれ自由端部141が、その間に入り込み可能となるように、自由端部141の厚みより僅かに大きなものに形成されている。そして、開放部材160の2個の切り欠き部162の間には、開放部材160の長手方向に対して直角方向(幅方向)に突出する挟み込み突出部161が形成されている。この挟み込み突出部161が、自由端部141同士の間に入り込むことにより、自由端部141同士が密着することを避けて、挿入空間150を形成することができるように形成されている。
そして、電子部品120の端子121を挿入空間150に挿入すると、挿入される端子121で開放部材160による挿入空間150の開放状態の維持が解かれて、接続端子140の弾性力により端子121及び接続端子140が密着するように形成されている。具体的には、開放部材160は、接続端子140を開放した状態に維持している場合は、図4及び図7に示すように、表裏面が、端子121の押し込まれる方向に対して直角な面となるように配置され、挟み込み突出部161が自由端部141の間に挟み込まれている状態となっている。そして、その状態から端子121が挿入空間150内部に差し込まれると、端子121の両端により、開放部材160の挟み込み突出部161が奥方向に押し込まれて、図5及び図8に示すように、開放部材160の表裏面が、端子121の押し込まれる方向に対して平行な面となるように開放部材160が回転する。そして、端子121が挟み込まれた状態から、その端子121が引き抜かれると、図6及び図9に示すように、開放部材160は、表裏面が、端子121の押し込まれる方向に対して平行な面になっている状態を維持する。その状態では、開放部材160の挟み込み突出部161は、自由端部141の間に挟み込まれていないため、自由端部141は、接続端子140の弾性力により、図6及び図9に示すように、互いに密着することになる。
なお、開放部材160は、枠部材131や接続端子140に対して、特に連結されているものではなくフリーの状態に形成されている。しかし、特にこれに限定されるものではなく、開放部材160の下面と、枠部材131との間に、開放部材160の回転可能に維持するヒンジ等により、枠部材131に回動可能に固定しても良いものである。
(作用)
本形態に係る基板ユニット24の電子部品120の挿入部装置130では、開放部材160の挟み込み突出部161が、当初、接続端子140の自由端部141の間の挿入空間150内に入り込んで、弾性力に抗して、挿入空間150を設けている。かかる挿入空間150の挟み込み突出部161の間に電子部品120の端子121を挿入するため、端子121と、接続端子140の自由端部141との間に、大きな摩擦抵抗は発生せず、簡単に電子部品120の端子121を自由端部141の間の挿入空間150内部に挿入することができる。これにより、電子部品120の装着作業を容易なものにすることができる。
そして、電子部品120の端子121を、挿入空間150に挿入すると、開放部材160の挟み込み突出部161により自由端部141の間に入り込んで挿入空間150を設けていた開放部材160の挟み込み突出部161の表面に、かかる電子部品120の端子121が当接して、開放部材160を押す。そして、挟み込み突出部161が奥方向に押されて移動することにより、開放部材160が回転する。すなわち、開放部材160の表裏面が端子121の押し込まれる方向に対して直角な面に位置していた開放部材160が回転して、開放部材160の表裏面が端子121の押し込まれる方向に対して平行な面になるまで回転移動する。そして、開放部材160の挟み込み突出部161が、自由端部141の間から抜け出る。これにより、挿入空間150内に入りこんでいた開放部材160の挟み込み突出部161が、挿入空間150から外れて、開放部材160による挿入空間150の開放状態の維持が解かれる。そして、接続端子140の自由端部141は、2つの自由端部141を密着させる方向に付勢されている。このため、挿入空間150の自由端部141間に入り込んだ電子部品120の端子121は、接続端子140の弾性力により閉じる2つの自由端部141からなる挿入空間150内に挟まれて、端子121及び接続端子140が密着する。これにより、端子121及び接続端子140は、密着した導通状態を形成するとともに、端子121を動かないように固定することができる。
本形態では、自由端部141の間に形成される挿入空間150に挿入した端子121を引き抜くと、接続端子140の弾性力により、自由端部141の間隔が縮まって挿入空間150が閉じる。そして、かかる閉じたときに端子121の送入方向から見たときの自由端部141同士の継ぎ目の挿入間隔がなくなるように形成されているため、再度、端子121を挿入空間150内部に挿入しようとしても、端子121を挿入空間150内部に挿入することができない。これにより、一旦、挿入空間150から端子121を引き抜くと、挿入空間150が閉じてしまって、端子121を挿入することができず、電子部品120を装着することは不可能な状態になってしまう。
これにより、正規に装着された電子部品120の端子121を、かかる電子部品120の挿入部装置130から抜いて、不正な電子部品120を挿入部装置130に差し込んでしまう、いわゆる不正な電子部品120の交換を防止することができる。
結果として、遊技機Sの基板ユニット24内部の電子部品120であるROMにおいて、遊技ホールでの営業中の前扉3を開放しての不正ROMへの交換や、遊技ホールに納品する前の不正ROMへの交換等、基板ユニット24内部のROM交換に関する不正行為を防ぐことができる。
(第2の形態)
本形態では、開放部材160を有する挿入空間150は、複数の端子121に対応する複数の挿入空間150のうちの少なくとも1の挿入空間150に設けてあるものである。複数の挿入部装置130のうちの一部の挿入部装置130に、第1の形態で説明したような開放部材160を有する挿入空間150を設けて、その他の挿入部装置130には、図11に示すような端子121を自由に抜き差しすることができる挿入部装置130を設けてあるものである。
この図11に示す挿入部装置130は、2つの自由端部141が開いた開き部145を備えている。この開き部145には、図11の矢印方向から押し込まれる端子121を差し込み可能な挿入間隔が予め形成されている。すなわち、図11の矢印方向から端子121が開き部145に差し込まれると、端子121が更に自由端部141を押し広げて、端子121が自由端部141間に入り込むことができるものである。したがって、端子121の自由の抜き差しが可能となるものである。
本形態では、電子部品120の複数個の端子121と、その電子部品120の複数個の挿入部装置130とは、それぞれに対応する全ての箇所の接続が必要となる。しかし、それらのうち少なくとも1の接続が正常に行われなければ、電子部品120を挿入部装置130に装着することができない。本形態では、前記開放部材160を有して、閉じたときに端子121の挿入方向からの挿入間隔がなくなるような挿入空間150を、複数の挿入空間150のうちの少なくとも1(具体的には、4隅の4個)の挿入空間150に設けている。これにより、必ずしも全ての挿入空間150に開放部材160を有する挿入空間150を形成しなくても、不正な電子部品の装着を防止することができて、全体の構造を簡単にすることができて、製造コストを低減させることができる。
(第3の形態) 図12から図17までは、第3の形態であって、図12は端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置の断面図、図13は端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置の断面図、図14は端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置の断面図、図15は端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置の外観図、図16は端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置の外観図、図17は端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置の外観図をそれぞれ示すものである。
本形態は、接続端子140は、自由端部141の一方の先端に他方側の自由端部141の端面を覆うような直角方向に折り曲げた折り曲げ部144を備えていることを特徴とするものである。この折り曲げ部144は、端子121を引き抜いた際、図14及び図17に示すように、自由端部141同士が密着した継ぎ目を、端子121の挿入方向から見えないように隠すことができるものである。すなわち、折り曲げ部144があることにより、2つの自由端部141同士の継ぎ目を、図14に示すように側面側に設けることができて、2つの自由端部141同士の継ぎ目を、図17に示すように端子121の挿入方向から見ることができないようにすることができる。これにより、一旦、正規の電子部品120の端子121を引き抜いて、不正な電子部品120の端子121を挿入しようとしても、挿入方向からは、挿入空間150を見ることはできず、新たな端子121の挿入を難しいものにして、不正な電子部品120の交換を防止することができる。
本発明の第1の形態に係る電子部品の挿入部装置を有する遊技機であって、前扉、交換ユニット及び筐体を分解した状態の遊技機を示す外観斜視図である。 本発明の第1の形態に係る電子部品の挿入部装置を有する遊技機であって、前扉及び筐体を分解した状態の遊技機を示す分解斜視図である。 本発明の第1の形態であって、電子部品の端子を、挿入部装置に装着する状態を示す概略外観斜視図である。 本発明の第1の形態であって、端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置を示す断面図である。 本発明の第1の形態であって、端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置を示す断面図である。 本発明の第1の形態であって、端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置を示す断面図である。 本発明の第1の形態であって、端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置を示す外観図である。 本発明の第1の形態であって、端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置を示す外観図である。 本発明の第1の形態であって、端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置を示す外観図である。 本発明の第1の形態であって、開放部材を示す外観図である。 本発明の第2の形態であって、端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置を示す断面図である。 本発明の第3の形態であって、端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置を示す断面図である。 本発明の第3の形態であって、端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置を示す断面図である。 本発明の第3の形態であって、端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置を示す断面図である。 本発明の第3の形態であって、端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置を示す外観図である。 本発明の第3の形態であって、端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置を示す外観図である。 本発明の第3の形態であって、端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置を示す外観図である。
S 遊技機 1 筐体
2 交換ユニット 3 前扉
4 電源装置 5 払い出し装置
7 扉ロック機構 11 正面開口部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16 側板 17 天板
18 裏板 20 リールユニット
21 枠 23 回転リール
24 基板ユニット 25 主制御装置
26 基板ケース 30 上扉
31 表示窓 32 表示装置
33 飾り部 40 下扉
41 操作部 42 メダル投入口
43 メダル受け 44 鍵穴
48 メダルセレクター 49 スピーカー
50 前パネル 60 枠体係合部
61 上扉係合部 62 本体係合部
63 下扉係合部 70 クリップ
80 フック 85 錠装置
90 被係止部 100 係止部
120 電子部品 121 端子
130 挿入部装置 131 枠部材
140 接続端子 141 自由端部
142 S字ばね部 143 底部
144 折り曲げ部 145 開き部
150 挿入空間 160 開放部材
161 挟み込み突出部 162 切り欠き部

Claims (2)

  1. 電子部品から突出する端子とかみ合って導通可能な状態で前記電子部品を保持するための電子部品の挿入部装置であって、
    導通可能な弾性材で形成され、前記電子部品の端子が挿入不可となるように後述する挿入空間を弾性力によって閉じるための弾性を有する接続端子と、
    前記接続端子同士の間、前記接続端子を曲折した部分同士の間、或いは、前記接続端子及びその周囲部材の間のいずれかに形成され、前記電子部品から突出する前記端子を挿入するための挿入空間と、
    前記端子を挿入する前には、前記挿入空間内に挟み込まれて、前記端子を挿入可能に前記接続端子の弾性力に抗して前記挿入空間設けている開放部材とを備え、
    前記電子部品の前記端子を前記挿入空間に挿入すると、挿入される前記端子で前記開放部材が外れて、前記接続端子の弾性力により前記端子及び前記接続端子が密着し、前記開放部材による前記挿入空間がなくなり、
    挿入した前記端子を引き抜くと、前記接続端子の弾性力により、前記接続端子同士、前記接続端子を曲折した部分同士、或いは、前記接続端子及びその周囲部材が密着するとともに、かかる密着状態のときに前記開放部材による前記挿入空間はなく、前記端子の挿入方向からの挿入が不能となるように形成されていることを特徴とする電子部品の挿入部装置。
  2. 前記挿入空間は、前記接続端子の自由端同士の間に形成され、
    前記接続端子は、自由端同士を密着させたとき、一方の自由端の先端に他方側の自由端の端面を覆うように折り曲げた折り曲げ部を備え、
    前記折り曲げ部が他方側の自由端の端面を覆うことで、前記接続端子の自由端同士が密着した継ぎ目を、前記端子の挿入方向から見えないように形成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品の挿入部装置。
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