JP4733564B2 - 電子部品の挿入部装置 - Google Patents
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Description
更に、上記した従来の電子部品の挿入部装置では、上述したROMの抜き差しが何度も容易に行うことが可能に形成されている。そのように形成されていると、正規に装着されたROMを抜いて、不正なROMを差し込んで、いわゆる不正な電子部品の交換が簡単に行われてしまうといった第2の問題点があった。
(請求項1) すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する第1の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子部品の装着作業を容易なものにすることができるようにした電子部品の挿入部装置を提供しようとするものである。
更に、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する第2の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、不正な電子部品の交換を防止することができるようにした電子部品の挿入部装置を提供しようとするものである。
(特徴点) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、電子部品(120)から突出する端子(121)とかみ合って導通可能な状態で前記電子部品(120)を保持するための電子部品(120)の挿入部装置(130)であって、導通可能な弾性材で形成され、前記電子部品(120)の端子(121)が挿入不可となるように後述する挿入空間(150)を弾性力によって閉じるための弾性を有する接続端子(140)と、前記接続端子(140)同士の間、前記接続端子(140)を曲折した部分同士の間、或いは、前記接続端子(140)及びその周囲部材の間のいずれかに形成され、前記電子部品(120)から突出する前記端子(121)を挿入するための挿入空間(150)と、前記端子(121)を挿入する前には、前記挿入空間(150)内に挟み込まれて、前記端子(121)を挿入可能に前記接続端子(140)の弾性力に抗して前記挿入空間(150)を設けている開放部材(160)とを備え、前記電子部品(120)の前記端子(121)を前記挿入空間(150)に挿入すると、挿入される前記端子(121)で前記開放部材(160)が外れて、前記接続端子(140)の弾性力により前記端子(121)及び前記接続端子(140)が密着し、前記開放部材(160)による前記挿入空間(150)がなくなり、挿入した前記端子(121)を引き抜くと、前記接続端子(140)の弾性力により、前記接続端子(140)同士、前記接続端子(140)を曲折した部分同士、或いは、前記接続端子(140)及びその周囲部材が密着するとともに、かかる密着状態のときに前記開放部材(160)による前記挿入空間(150)はなく、前記端子(121)の挿入方向からの挿入が不能となるように形成されていることを特徴とする。
(作用) 本発明は、電子部品(120)の端子(121)を、挿入空間(150)に挿入すると、挿入空間(150)内に入り込んで、挿入空間(150)を設けていた開放部材(160)に、かかる電子部品(120)の端子(121)が当接して、開放部材(160)を押し出す。これにより、挿入空間(150)内に入りこんでいた開放部材(160)が、挿入空間(150)から外れて、開放部材(160)による挿入空間(150)が無くなる。そして、挿入空間(150)内に入り込んだ電子部品(120)の端子(121)が、接続端子(140)の弾性力により、挿入空間(150)内に挟まれる。その結果、端子(121)及び接続端子(140)が密着する。これにより、端子(121)及び接続端子(140)は、密着した導通状態を形成するとともに、端子(121)を動かないように固定することができる。
これにより、正規に装着された電子部品(120)の端子(121)を、かかる電子部品(120)の挿入部装置(130)から抜いて、不正な電子部品(120)を挿入部装置(130)に差し込んでしまう、いわゆる不正な電子部品(120)の交換を防止することができる。
(特徴点) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記挿入空間(150)は、前記接続端子(140)の自由端同士の間に形成され、前記接続端子(140)は、自由端同士を密着させたとき、一方の自由端の先端に他方側の自由端の端面を覆うように折り曲げた折り曲げ部(144)を備え、前記折り曲げ部(144)が他方側の自由端の端面を覆うことで、前記接続端子(140)の自由端同士が密着した継ぎ目を、前記端子(121)の挿入方向から見えないように形成したことを特徴とする。
(請求項1) 請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1記載の発明によれば、電子部品の装着作業を容易なものにすることができるようにした電子部品の挿入部装置を提供することができる。
更に、請求項1記載の発明によれば、不正な電子部品の交換を防止することができるようにした電子部品の挿入部装置を提供することができる。
(図面の説明) 図1乃至図10は、本発明の第1の形態を示すものである。図1は電子部品の挿入部装置を有する遊技機であって、前扉、交換ユニット及び筐体を分解した状態の遊技機の外観斜視図、図2は電子部品の挿入部装置を有する遊技機であって、前扉及び筐体を分解した状態の遊技機の分解斜視図、図3は電子部品の端子を、挿入部装置に装着する状態の概略外観斜視図、図4は端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置の断面図、図5は端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置の断面図、図6は端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置の断面図、図7は端子を挿入部装置に装着する前の状態の挿入部装置の外観図、図8は端子を挿入部装置に装着した状態の挿入部装置の外観図、図9は端子を挿入部装置から外した状態の挿入部装置の外観図、図10は開放部材の外観図をそれぞれ示すものである。
そして、この電子部品120及びその挿入部装置130は、遊技機、いわゆるスロットマシンの基板ケース26内部の基板ユニット24の主制御装置25に形成されているものである。この電子部品120及び挿入部装置130の説明の前に、電子部品120の挿入部装置130を有している遊技機Sの内容について、簡単に説明する。
本形態に係る遊技機Sは、具体的には、スロットマシンであって、図1及び図2に示すように、大きく分けて、正面側に開口する正面開口部11を有する筐体1、筐体1内部に着脱自在に設けられる交換ユニット2、筐体1の正面開口部11を開閉可能に塞ぐための前扉3とから構成されている。そして、筐体1の正面開口部11は、筐体1の上部に開口する開口上部13と、筐体1の下部に開口する開口下部14とを備えている。そして、前記前扉3は、筐体1の開口上部13を開閉可能に塞ぐための上扉30と、筐体1の開口下部14を開閉可能に塞ぐための下扉40とを備えている。そして、交換ユニット2の手前側には、上扉30が取り付けられてあり、この交換ユニット2及び上扉30により、扉一体型交換ユニットを形成している。すなわち、通常のいわゆる新台入れ替えの際には、交換ユニット2及び上扉30が一体となった扉一体型交換ユニット毎に入れ替えることができるものである。もちろん、新台入れ替えの際、上扉30は、そのままで、交換ユニット2だけを交換することもできる。
前記筐体1は、図1及び図2に示すように、全体形状が略箱状であって、底板15、左右の側板16、天板17及び裏板18からなる正面側に開口する筺体である。そして、この筐体1の高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が渡してある。そして、この中板12は、扉一体型交換ユニットを筐体1の奥側内部に案内するためのガイド73を左右側部に備えている。また、中板12は、金属板からなるものである。そして、底板15には、各部品に電気を供給するための電源装置4と、投入された遊技メダルを貯留するとともにメダル受け43に遊技メダルを払い出し可能なホッパーユニットとも呼ばれる払い出し装置5とが固定されている。
前記電源装置4及び払い出し装置5は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
また、側板16の正面左側の下部には、前記下扉40を係合させ、回転自在に支持するための本体係合部62が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
さらに、正面から向かって右側の側板16には、下扉40を閉めた際、下扉40をロックするための被係止部90が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
(ガイド73)
前記ガイド73は、交換ユニット2を筐体1の奥側内部に案内するためのものである。このガイド73は、中板12の左右に位置して、前後方向に形成された2本の帯板レール状のものであって、交換ユニット2の下部に配置されたローラーが回転移動可能なものである。
(扉一体型交換ユニット)
前記扉一体型交換ユニットは、図1に示すように、遊技ホールにおける、いわゆる新台入れ替えの際、遊技内容を変更するために筐体1に対して交換可能に形成されているものである。この扉一体型交換ユニットは、交換ユニット2と、この交換ユニット2の手前側に開閉可能に取り付けられた上扉30とから形成されているものである。この交換ユニット2及び上扉30は、両者が一体となった状態で、筐体1から取り外し、また、取り付けることができるように形成されている。なお、交換ユニット2から上扉30を取り外せば、いわゆる新台入れ替えの際、上扉30はそのまま交換せずに、交換ユニット2だけを交換することができる。このように、交換ユニット2だけの取り付けや、取り外しも可能となるように形成されている。
前記扉一体型交換ユニットの交換ユニット2は、図1及び図2に示すように、クリップ70及びフック80を介して、筐体1に着脱自在に取り付けられているものである。
前記交換ユニット2は、リールユニット20及び基板ユニット24を装着するための四角枠状の部材を組み合わせた枠21を備えている。すなわち、リールユニット20及び主制御装置25は、これらを装着するための枠21を介して、交換ユニット2に組み込まれているものである。交換ユニット2は、前記枠21の下部に固定されたリールユニット20と、枠21の上部奥側に固定された基板ユニット24とを備えている。
前記枠21の正面左側の縦枠には、前記上扉30を回転自在に係合するための枠体係合部60が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
そして、枠21の前面側の左右の縦枠の上部の内面側には、フック80が固定されている。
(上扉30)
前記上扉30は、筐体1の開口上部13の開閉を行うための扉であって、図1及び図2に示すように、交換ユニット2の枠21に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉である。そして、上扉30は、略中央部に前記回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33が設けられ、種々の表示を行うための表示装置32が設けられているものである。
(下扉40)
前記下扉40は、図1及び図2に示すように、筐体1の開口下部14を開閉自在に塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
前記操作部41としては、下扉40の上面右端にはメダル投入口42と、上面左側に設けられたベットスイッチと、正面側にはレバー式のスタートスイッチと、ボタン式のストップスイッチと、鍵穴44とが設けられている。なお、ベットスイッチとは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール23の回転を開始及び停止させるためのものである。また、鍵穴44は、前扉3を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉40の扉ロック機構7としての錠装置85のロックが解除されるものである。
また、下扉40の左側の裏面には、前記本体係合部62と係合可能な下扉係合部63が上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、下扉40の右側の裏面には、筐体1の被係止部90にロック可能なアンカー状の係止部100を有する扉ロック機構7としての錠装置85が設けられている。
(クリップ70)
前記クリップ70は、図1及び図2に示すように、筐体1の左右の側板内面にそれぞれ取り付けられているとともに、交換ユニット2の左右のフック80にそれぞれ固定するためのものである。
前記フック80は、図1及び図2に示すように、交換ユニット2の左右の縦方向の枠21の上部にそれぞれ固定されるとともに、前記クリップ70に係止可能に形成されているものである。
(錠装置85)
前記錠装置85は、正面が開口する正面開口部11を有する筐体1と、筐体1の正面開口部11を開閉可能に支持される前扉3と備える遊技機Sの前扉3に取り付けられて、前扉3を筐体1に施錠するためのものである。
具体的には、挿入部装置130は、導通可能な弾性材で形成され、電子部品120の端子121が挿入不可となるように後述する挿入空間150を弾性力によって閉じるための弾性を有する接続端子140と、1個の接続端子140を曲折した部分同士の間に形成され、電子部品120から突出する端子121を挿入するための挿入空間150と、端子121を挿入する前には、挿入空間150内に挟みこまれて、端子121を挿入可能に接続端子140の弾性力に抗して挿入空間150を開放した状態に維持することで挿入空間150を設けている開放部材160とを備えている。
なお、この挿入空間150は、2つの自由端部141間に形成されてあるが、これに限定されるものではない。例えば、接続端子140と、その周囲部材である枠部材131との間に、端子121を挿入するための挿入空間150としての隙間を形成しても良いものである。また、挿入空間150は、複数の接続端子140同士の間に形成しても良いものである。例えば、S字状に曲折した接続端子140を、2個、枠部材131の内部に入れて、かかる2個のS字状の接続端子140の間に挿入空間150を形成するようなものである。
(開放部材160) 前記開放部材160は、端子121を挿入する前には、挿入空間150内に挟みこまれて、端子121を挿入可能に接続端子140の弾性力に抗して挿入空間150を開放した状態に維持するためのものである。開放部材160は、全体形状が略長方形の板状に形成されている。開放部材160の厚さは、全体で均一に形成されている。そして、開放部材160の長手方向に対して直角方向である幅方向は、図10に示すように中央側が長く(両端側が短く)なるように形成されている。具体的には、開放部材160の長手方向に沿った一方の端面には、内部に向かって切り欠かれた切り欠き部162が所定間隔に配置した状態で2個、形成されている。この切り欠き部162の長さA(図10)は、それぞれ自由端部141が、その間に入り込み可能となるように、自由端部141の厚みより僅かに大きなものに形成されている。そして、開放部材160の2個の切り欠き部162の間には、開放部材160の長手方向に対して直角方向(幅方向)に突出する挟み込み突出部161が形成されている。この挟み込み突出部161が、自由端部141同士の間に入り込むことにより、自由端部141同士が密着することを避けて、挿入空間150を形成することができるように形成されている。
(作用)
本形態に係る基板ユニット24の電子部品120の挿入部装置130では、開放部材160の挟み込み突出部161が、当初、接続端子140の自由端部141の間の挿入空間150内に入り込んで、弾性力に抗して、挿入空間150を設けている。かかる挿入空間150の挟み込み突出部161の間に電子部品120の端子121を挿入するため、端子121と、接続端子140の自由端部141との間に、大きな摩擦抵抗は発生せず、簡単に電子部品120の端子121を自由端部141の間の挿入空間150内部に挿入することができる。これにより、電子部品120の装着作業を容易なものにすることができる。
これにより、正規に装着された電子部品120の端子121を、かかる電子部品120の挿入部装置130から抜いて、不正な電子部品120を挿入部装置130に差し込んでしまう、いわゆる不正な電子部品120の交換を防止することができる。
(第2の形態)
本形態では、開放部材160を有する挿入空間150は、複数の端子121に対応する複数の挿入空間150のうちの少なくとも1の挿入空間150に設けてあるものである。複数の挿入部装置130のうちの一部の挿入部装置130に、第1の形態で説明したような開放部材160を有する挿入空間150を設けて、その他の挿入部装置130には、図11に示すような端子121を自由に抜き差しすることができる挿入部装置130を設けてあるものである。
本形態では、電子部品120の複数個の端子121と、その電子部品120の複数個の挿入部装置130とは、それぞれに対応する全ての箇所の接続が必要となる。しかし、それらのうち少なくとも1の接続が正常に行われなければ、電子部品120を挿入部装置130に装着することができない。本形態では、前記開放部材160を有して、閉じたときに端子121の挿入方向からの挿入間隔がなくなるような挿入空間150を、複数の挿入空間150のうちの少なくとも1(具体的には、4隅の4個)の挿入空間150に設けている。これにより、必ずしも全ての挿入空間150に開放部材160を有する挿入空間150を形成しなくても、不正な電子部品の装着を防止することができて、全体の構造を簡単にすることができて、製造コストを低減させることができる。
本形態は、接続端子140は、自由端部141の一方の先端に他方側の自由端部141の端面を覆うような直角方向に折り曲げた折り曲げ部144を備えていることを特徴とするものである。この折り曲げ部144は、端子121を引き抜いた際、図14及び図17に示すように、自由端部141同士が密着した継ぎ目を、端子121の挿入方向から見えないように隠すことができるものである。すなわち、折り曲げ部144があることにより、2つの自由端部141同士の継ぎ目を、図14に示すように側面側に設けることができて、2つの自由端部141同士の継ぎ目を、図17に示すように端子121の挿入方向から見ることができないようにすることができる。これにより、一旦、正規の電子部品120の端子121を引き抜いて、不正な電子部品120の端子121を挿入しようとしても、挿入方向からは、挿入空間150を見ることはできず、新たな端子121の挿入を難しいものにして、不正な電子部品120の交換を防止することができる。
2 交換ユニット 3 前扉
4 電源装置 5 払い出し装置
7 扉ロック機構 11 正面開口部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16 側板 17 天板
18 裏板 20 リールユニット
21 枠 23 回転リール
24 基板ユニット 25 主制御装置
26 基板ケース 30 上扉
31 表示窓 32 表示装置
33 飾り部 40 下扉
41 操作部 42 メダル投入口
43 メダル受け 44 鍵穴
48 メダルセレクター 49 スピーカー
50 前パネル 60 枠体係合部
61 上扉係合部 62 本体係合部
63 下扉係合部 70 クリップ
80 フック 85 錠装置
90 被係止部 100 係止部
120 電子部品 121 端子
130 挿入部装置 131 枠部材
140 接続端子 141 自由端部
142 S字ばね部 143 底部
144 折り曲げ部 145 開き部
150 挿入空間 160 開放部材
161 挟み込み突出部 162 切り欠き部
Claims (2)
- 電子部品から突出する端子とかみ合って導通可能な状態で前記電子部品を保持するための電子部品の挿入部装置であって、
導通可能な弾性材で形成され、前記電子部品の端子が挿入不可となるように後述する挿入空間を弾性力によって閉じるための弾性を有する接続端子と、
前記接続端子同士の間、前記接続端子を曲折した部分同士の間、或いは、前記接続端子及びその周囲部材の間のいずれかに形成され、前記電子部品から突出する前記端子を挿入するための挿入空間と、
前記端子を挿入する前には、前記挿入空間内に挟み込まれて、前記端子を挿入可能に前記接続端子の弾性力に抗して前記挿入空間を設けている開放部材とを備え、
前記電子部品の前記端子を前記挿入空間に挿入すると、挿入される前記端子で前記開放部材が外れて、前記接続端子の弾性力により前記端子及び前記接続端子が密着し、前記開放部材による前記挿入空間がなくなり、
挿入した前記端子を引き抜くと、前記接続端子の弾性力により、前記接続端子同士、前記接続端子を曲折した部分同士、或いは、前記接続端子及びその周囲部材が密着するとともに、かかる密着状態のときに前記開放部材による前記挿入空間はなく、前記端子の挿入方向からの挿入が不能となるように形成されていることを特徴とする電子部品の挿入部装置。 - 前記挿入空間は、前記接続端子の自由端同士の間に形成され、
前記接続端子は、自由端同士を密着させたとき、一方の自由端の先端に他方側の自由端の端面を覆うように折り曲げた折り曲げ部を備え、
前記折り曲げ部が他方側の自由端の端面を覆うことで、前記接続端子の自由端同士が密着した継ぎ目を、前記端子の挿入方向から見えないように形成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品の挿入部装置。
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