JP4720465B2 - 未焼成リング成形体 - Google Patents

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Description

本発明は、焼成して貴金属リングに形成される未焼成リング成形体に関するものである。
例えば銀等からなる貴金属リングは、貴金属粘土を成形して貴金属粉末がバインダーで固められた未焼成リング成形体を形成した後に、これを焼成することにより形成され、指に嵌める等されて装飾品として広く用いられている。
このような未焼成リング成形体を形成するための装置および方法としては、例えば下記特許文献1から3に示されるような、帯状に成形された貴金属粘土を芯材等に巻き付け、この成形体の端部同士を接合して形成する方法(以下、「第1従来例」という)や、帯状に成形された貴金属粘土を打ち抜いて形成する方法(以下、「第2従来例」という)や、あるいは筒状に成形した貴金属粘土を所定長さで切断して形成する方法(以下、「第3従来例」という)が知られている。
特開2002−177025号公報 特開平11−78396号公報 特許第3067402号公報
しかしながら、前記従来の未焼成リング成形体のうち、前記第1従来例では、帯状とされた成形体の端部同士を接合し、また、前記第2従来例では、帯状とされた成形体を打ち抜き、さらに、前記第3従来例では、筒状とされた成形体を所定長さで切断するので、いずれの場合も未焼成リング成形体を形成する過程で手作業が介在するため、形状を安定させて未焼成リング成形体を形成することが困難であるという問題があった。特に、前記第1従来例では、帯状とされた成形体の端部同士を接合するので、焼成時にこの接合部が割れたり、焼成後の貴金属リングにおいてこの接合部に亀裂が生じ易くなったりするおそれがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、強度を低下させることなく高精度に形成することができる未焼成リング成形体を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の未焼成リング成形体は、貴金属粉末がバインダーで固められ、焼成して貴金属リングに形成される未焼成リング成形体であって、貴金属粘土が型成形されて周方向に一体的に連続したリング状とされており、前記貴金属粘土は、前記貴金属粉末:95〜99質量%、有機系バインダー:0.8〜4.8質量%、油脂:0.1〜0.5質量%を含有し、前記貴金属粉末は、平均粒径:2μm以下のAg微細粉末:15〜50質量%を含有し、残部が平均粒径:2μmを越え100μm以下のAg粉末からなる混合粉末で構成されたことを特徴とする。
また本発明は、貴金属粉末がバインダーで固められ、焼成して貴金属リングに形成される未焼成リング成形体であって、貴金属粘土が型成形されて周方向に一体的に連続したリング状とされており、前記貴金属粘土は、前記貴金属粉末:95〜99質量%、有機系バインダー:0.8〜4.8質量%、油脂:0.1〜0.5質量%を含有し、前記貴金属粉末は、平均粒径:0.5〜1.5μmのAg微細粉末:15〜50質量%を含有し、残部が平均粒径:3〜20μmのAg粉末からなる混合粉末で構成されたことを特徴とする。
この発明では、未焼成リング成形体を手作業を介在させることなく型成形により形成することが可能になり、高精度な未焼成リング成形体を得ることができる。また、型成形により周方向に一体的に連続したリング状とされているので、未焼成リング成形体およびこれを焼成して得られた貴金属リングの全周に亙って均等な強度を具備させることができる。さらに、未焼成リング成型体は、貴金属粉末がバインダーで固められているので、ナイフ、ドリル、リュータ等で削ることで容易に模様等を彫刻することが可能になるとともに、たとえこの彫刻を失敗したとしても、貴金属粘土をその部位に埋め込んだり、水で濡らして馴染ませる等してその部位を平滑面に修復した後に、再度彫りを入れることが可能になり、その取り扱い性の向上を図ることができる。
また、焼成時の収縮率が大きくなることや、未焼成リング成形体の形状保持性が悪化するのを防ぐことができる。すなわち、貴金属粉末の量が95質量%未満では焼成時の収縮率が大きくなるので好ましくなく、一方、99質量%を越えて含有すると未焼成リング成形体の形状保持性が悪くなり、未焼成リング成形体を流通過程においたときに変形し易くなったり、その取り扱い性が悪化するおそれがあるので好ましくない。
また、貴金属リングの機械的強度が低くなることや焼成時の収縮率が大きくなるのを防ぐことができるとともに、未焼成リング成形体の造形性が低下するのを防ぐことができ、未焼成リング成形体の取り扱い性をさらに向上させることができる。すなわち、平均粒径:2μm以下のAg微細粉末の含有量が15質量%未満であると、得られる貴金属リングの機械的強度が弱くなるので好ましくなく、一方、平均粒径:2μm以下のAg微細粉末の含有量が50質量%を越えると、粘土状にするための有機系バインダーの量が増加し、焼成時の収縮率が大きくなるので好ましくない。また、残部を平均粒径:2μmを越え100μm以下のAg粉末としたのは、2μm以下では、得られる貴金属リングの機械的強度が弱くなり、100μmを越えると、例えば未焼成リング成形体に彫刻等を施したときに、この加工部分のみならずその周辺部までを含めた広い部分が削り落とされる場合があり微細な模様等を彫刻し難くなる等、その造形性が悪くなるので好ましくない。
この発明に係る未焼成リング成形体によれば、強度を低下させることなく高精度に形成することができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。本実施形態に係る未焼成リング成形体W3は、貴金属粉末がバインダーで固められ、焼成して貴金属リングに形成される構成とされ、貴金属粘土Wが型成形されて周方向に一体的に連続したリング状とされている。本実施形態の未焼成リング成形体W3は、その外周面が径方向外方へ凸の曲面状とされた、いわゆる甲丸の貴金属リングを形成するためのものである。
ここで、貴金属粘土Wとしては、例えば銀粉末と有機系バインダーと油脂とを含有する銀粘土を採用することができる。
銀粉末としては、例えば平均粒径:2μm以下のAg微細粉末:15〜50質量%を含有し、残部が平均粒径:2μmを越え100μm以下のAg粉末からなる混合粉末で構成された第1の銀粉末、あるいは平均粒径:0.5〜1.5μmのAg微細粉末:15〜50質量%を含有し、残部が平均粒径:3〜20μmのAg粉末からなる混合粉末で構成された第2の銀粉末を採用することができる。そして、銀粘土としては、第1の銀粉末または第2の銀粉末:95〜99質量%、有機系バインダ−:0.8〜4.8質量%、油脂:0.1〜0.5質量%を含有する構成を採用することができる。
ここで、平均粒径:2μm以下のAg微細粉末は、化学還元法等により製造した球状のAg微細粉末であることが一層好ましい。このAg微細粉末の含有量を15〜50質量%に限定した理由は、平均粒径:2μm以下のAg微細粉末の含有量が15質量%未満であると、得られる貴金属リングの機械的強度が弱くなるので好ましくなく、一方、平均粒径:2μm以下のAg微細粉末の含有量が50質量%を越えると、粘土状にするための有機系バインダーの量が増加し、焼成時の収縮率が大きくなるので好ましくないことによるものである。平均粒径:2μm以下を有するAg微細粉末の含有量の一層好ましい範囲は20〜45質量%である。さらに第1、第2の銀粉末に含まれる残りのAg粉末を平均粒径:2μmを越え100μm以下のAg粉末としたのは、2μm以下では、得られる貴金属リングの機械的強度が弱くなり、100μmを越えると、例えば未焼成リング成形体W3の外周面に彫刻等を施したときに、この加工部分のみならずその周辺部までを含めた広い部分が削り落とされる場合があり微細な模様等を彫刻で施し難くなる等、その造形性が悪くなるという理由によるものである。
また、銀粘土に含まれる第1、第2の銀粉末の量を95〜99質量%に限定したのは、95質量%未満では焼成時の収縮率が大きくなるので好ましくなく、一方、99質量%を越えて含有すると未焼成リング成形体W3の形状保持性が悪くなり、未焼成リング成形体W3を流通過程においたときに変形し易くなったり、その取り扱い性が悪化するおそれがあるので好ましくないからである。
銀粘土に含まれる有機系バインダーは、セルロース系バインダー、ポリビニール系バインダー、アクリル系バインダー、ワックス系バインダー、樹脂系バインダー、澱粉、ゼラチン、小麦粉などいかなるバインダーを使用してもよいが、セルロース系バインダー、特に水溶性セルロースが最も好ましい。これらバインダーは、加熱すると速やかにゲル化して未焼成リング成形体W3の形状保持を容易にするために添加するが、その添加量は0.8質量%未満では効果がなく、一方、4.8質量%を越えて含有すると、未焼成リング成形体W3に微細なひび割れが発生し、貴金属リングの光沢も減少するので好ましくない。したがって、銀粘土に含まれるバインダーは、0.8〜4.8質量%に定めた。
さらに、銀粘土に含まれる油脂の添加量は0.1〜0.5質量%が好ましい。添加する油脂は有機酸(オレイン酸、ステアリン酸、フタル酸、パルミチン酸、セパシン酸、アセチルクエン酸、ヒドロキシ安息香酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、カプロン酸、エナント酸、酪酸、カプリン酸)、有機酸エステル(メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基、ヘキシル基、ジメチル基、ジエチル基、イソプロピル基、イソブチル基を有する有機酸エステル)、高級アルコール(オクタノール、ノナノール、デカノール)、多価アルコール(グリセリン、アラビット、ソルビタン、)、エーテル(ジオクチルエーテル、ジデシルエーテル)などがある。
なお、貴金属粘土Wとして前述した銀粘土を採用した場合には、未焼成リング成形体W3を例えば電気釜、バーナ、電子レンジあるいはガスコンロ等により約600℃〜900℃で5分〜30分間加熱することで焼成することができる。また、未焼成リング成形体W3は焼成前であれば、その外周面に彫りを入れたときに失敗したとしても、貴金属粘土Wをその部位に埋め込んだり、水で濡らして馴染ませる等してその部位を平滑面に修復した後に、再度彫りを入れることができる。
次に、以上の未焼成リング成形体W3の製造方法について説明する。まず、この製造方法を実施するための製造装置10について説明する。
本実施形態の未焼成リング成形体の製造装置10は、図1から図4に示されるように、表面11aに開口するとともに貴金属粘土Wが配置される孔11dが形成されたダイ11と、平面視矩形状とされてその長手方向の一端部(以下、「先端部」という)13aが前記表面11a側から孔11dに差し込まれる板状押圧体13とを備えている。
本実施形態では、孔11dは、ダイ11の表面11aおよび裏面11bにそれぞれ開口する貫通孔とされ、このダイ11の裏面11b側から孔11dを開閉可能とする受け型14を備えている。この孔11dの内径は、その延在する方向の全域で略同等とされている。この受け型14は、ダイ11の裏面11b側から孔11dに対して進退可能に設けられ、前進端に位置したときに、孔11dをダイ11の裏面11b側から閉じるようになっている。
以上の孔11dおよび受け型14は平面視円形状とされ、それぞれの円形状の中心軸同士は略一致しており、また、これらの中心軸と後述する板状押圧体13の回転中心軸線Oとも略一致している。
また、孔11dが受け型14によりダイ11の裏面11b側から閉じられたときに、受け型14の表面が孔11dの底面11eを構成し、この底面11eに貴金属粘土Wが配置されるようになっている。そして、孔11dの内周面のうちこの底面11eに連なる前記表面11a側の部分に、その全周に亙って径方向外方に向けて凹むキャビティ12が形成されている。本実施形態のキャビティ12は、孔11dの内周面に径方向外方に向けて曲面状に凹んで形成されている。
板状押圧体13は平面視長方形の板状体とされ、この板状押圧体13の長手方向と平行に延び、かつ板状押圧体13の幅方向中央部を通る回転軸線O回りに回転可能に支持されている。そして、板状押圧体13は、その先端部13a側の先端面13fが孔11dと対向するとともに、その他端部が図示されない駆動部に連結され、この駆動部により回転軸線O回りに回転可能とされるとともに、孔11dに対して進退可能とされている。また、先端部13aの、板状押圧体13の表面13bおよび裏面13cに沿った方向における前記長手方向に直交する方向の大きさ、つまり幅は、孔11dの内径と同等とされている。
ここで、本実施形態では、板状押圧体13は、前記回転軸線Oを中心として左回り若しくは右回りに回転可能に設けられ、板状押圧体13の表裏面13b、13cそれぞれの平面視においてその先端部13aのうち前記回転中心軸線Oを基準として左側の部分若しくは右側の部分に、この部分に連なる板状押圧体13の側面13eから前記回転軸線Oに向かうに従い漸次深さが浅くなる傾斜凹み部15が形成されている。
本実施形態では、板状押圧体13は前記回転軸線Oを中心として右回りに回転可能とされ、この板状押圧体13の表裏面13b、13cそれぞれの平面視においてその先端部13aのうち前記回転中心軸線Oを基準として右側の部分13dに傾斜凹み部15が形成されている。また、この傾斜凹み部15は、板状押圧体13の先端面13fおよび前記側面13eの双方に開口している。さらに、この傾斜凹み部15の深さは前記長手方向の全域で同等とされている。
この傾斜凹み部15の前記回転軸線Oが延びる方向における大きさは、キャビティ12の前記回転軸線Oが延びる方向における大きさ以上、つまり成形する未焼成リング成形体W3の中心軸線方向の大きさ以上とされている。また、傾斜凹み部15は、前記表面13bおよび裏面13cの前記右側の部分13dにおける板状押圧体13の幅方向において、板状押圧体13の側面13e側の端から前記回転軸線Oが位置する部分にまで至って形成されている。さらに、傾斜凹み部15の最深部としての前記側面13e側の端における深さは、この板状押圧体13の表面13bと裏面13cとの距離、つまり板状押圧体13の厚さの約半分の大きさとされている。さらにまた、傾斜凹み部15の前記長手方向における後端部15aは、先端側に向かうに従い漸次その深さが深くなる傾斜面とされている。
また、本実施形態では、ダイ11は、前記回転軸線Oが延びる方向にキャビティ12が分割されるように複数に分割されている。さらに、キャビティ12の内周面は、分割面11cに位置する部分が最も内径が大きくなるような縦断面視凸曲面状とされている。そして、分割された各ダイ11のうち少なくとも一方は、他方に対して進退可能に支持され、その前進端に位置されたときに型締めされてキャビティ12が形成されるようになっている。
なお、ダイ11、板状押圧体13および受け型14の各外表面のうち少なくとも貴金属粘土Wと当接する部分、すなわちキャビティ12の内周面、板状押圧体13の先端部13aの外表面、および孔11dの底面11eつまり受け型14の上面は、摩擦係数の小さい離型性の優れた材質によりコーティング若しくは形成されている。このような材質として、例えば摩擦係数が約0.09とされた超高分子量ポリエチレンあるいはシリコン等が挙げられる。
すなわち、ダイ11、板状押圧体13および受け型14のそれぞれを摩擦係数の小さい離型性に優れた材質、例えば超高分子量ポリエチレン等により一体的に形成してもよく、また、これら11、13、14のそれぞれを金属材料により一体的に形成し、少なくとも貴金属粘土Wが前記当接する表面を、摩擦係数の小さい離型性に優れた材質、例えばシリコン等によりコーティングするようにしてもよい。
次に、以上のように構成された未焼成リング成形体の製造装置10によりリング成形体を成形する方法について説明する。
まず、図1に示すように、ダイ11を型締めしてキャビティ12を形成した後に、図2に示すように、受け型14を前進移動して、ダイ11の裏面11b側から孔11dを閉じる。
次に、ダイ11の表面11a側から孔11dに貴金属粘土Wを配置した後に、板状押圧体13を孔11dに向けて前進移動してその先端部13aを孔11dに差し込み、前記回転軸線O回りに回転させることによって、貴金属粘土Wのうち前記回転により板状押圧体13の先端面13fがなす円形軌跡面と対向する部分を、この先端部13aで押圧しながら、孔11dの内周面側、つまりキャビティ12内に向けて押し退ける。
この際、板状押圧体13の先端面13fに掻き取られた貴金属粘土Wが、板状押圧体13の傾斜凹み部15により案内され、この傾斜凹み部15に連なる前記側面13e側、つまりキャビティ12に向けて流されることになる。したがって、板状押圧体13が前進移動される過程において、貴金属粘土Wのうち前記円形軌跡面と対向する部分がキャビティ12の内周面側に向けて押し退けられて貫通する内径部W1とされる一方、キャビティ12に向けて押し退けられた部分がこのキャビティ12の内周面側に押付けられて外径部W2とされる。以上より、貴金属粉末がバインダーで固められるとともに、貴金属粘土Wが型成形されて周方向に一体的に連続したリング状とされ、かつ外周面が径方向外方へ凸の曲面状とされた、いわゆる甲丸リング用の未焼成リング成形体W3が形成される。
なお、この未焼成リング成形体W3が形成される過程において、板状押圧体13の両側面13e、13eは、孔11dの内周面に摺接し続ける。また、板状押圧体13の先端面13fが受け型14の上面、つまり孔11dの底面11eと当接してこの底面11eに貴金属粘土Wが略なくなったときに、板状押圧体13の前進移動および回転を停止させる。
そして、板状押圧体13および受け型14をそれぞれキャビティ12に対して後退移動させるとともに、ダイ11を分割面11cで分割して型開きした後に、未焼成リング成形体W3をキャビティ12から取り出す。
なお、この未焼成リング成形体W3は、例えばその外周面に人手によりデザイン画が描かれた後に、そのデザイン画に沿ってナイフ、ドリル、リュータ等で削られて彫りが入れられ、その後、焼成される。そして、この焼成後のリング成形体W3の外表面に研磨加工等が施されることによって貴金属リングが形成される。
以上説明したように本実施形態に係る未焼成リング成形体W3によれば、手作業を介在させることなく型成形により形成することが可能になり、高精度な未焼成リング成形体W3を得ることができる。また、型成形により周方向に一体的に連続したリング状とされているので、未焼成リング成形体W3および貴金属リングの全周に亙って均等な強度を具備させることができる。
さらに、未焼成リング成型体W3は、貴金属粉末Wがバインダーで固められているので、ナイフ、ドリル、リュータ等で削ることで容易に模様等を彫刻することが可能になるとともに、たとえこの彫刻を失敗したとしても、貴金属粘土Wをその部位に埋め込んだり、水で濡らして馴染ませる等してその部位を平滑面に修復した後に、再度彫りを入れることが可能になり、その取り扱い性の向上を図ることができる。
また、未焼成リング成形体W3が前述の銀粘土により形成されているので、微細なひび割れを発生させることなく、良好な形状保持性や造形性を具備させることができるとともに、焼成時の収縮率を小さくすることも可能になる。さらに、このような未焼成リング成形体W3を焼成して得られた貴金属リングでは、良好な機械的強度や光沢を具備させることができる。
また、本実施形態に係る未焼成リング成形体の製造装置10および製造方法によれば、孔11dに貴金属粘土Wを配置した後に、板状押圧体13の先端部13aをこの孔11dに差し込み、板状押圧体13を孔11dの底面11eに向けて前進移動させながら、前記回転軸線Oを中心に回転させることによって、貴金属粘土Wのうち板状押圧体13の前記回転によりその先端面13fがなす円形軌跡面に対向する部分を、板状押圧体13の先端部13aで押圧しながら、孔11dの内周面側、つまりキャビティ12内に向けて押し退けることが可能になる。したがって、孔11dに配置した貴金属粘土Wのうち前記円形軌跡面と対向する部分が貫通する内径部W1とされる一方、キャビティ12内に向けて押し退けられた部分がこのキャビティ12の内周面側に押付けられて外径部W2とされることによって型成形された未焼成リング成形体W3が形成されることになる。
以上より、接合部を有しない一体的な未焼成リング成形体W3が得られ、その全域に亙って均一な強度を有するとともに、高密度かつ表面欠陥のない高精度な未焼成リング成形体W3を形成することができる。また、未焼成リング成形体W3を切断や切削等することなく型成形により形成するので、このような未焼成リング成形体W3を歩留まりおよび生産効率を向上させて形成することができる。
また、本実施形態では、板状押圧体13に傾斜凹み部15が形成されているので、孔11dに配置された貴金属粘土Wを板状押圧体13の先端部13aで押圧しながら、この板状押圧体13を前記回転軸線O回りに回転させたときに、貴金属粘土Wのうち前記円形軌跡面と対向する部分を、傾斜凹み部15によりキャビティ12内に向けて案内させることが可能になる。したがって、成形時にキャビティ12の内周面の全域に亙って貴金属粘土Wを密接させて、この粘土Wとキャビティ12の内周面との間に隙間を生じさせることなく型成形することが可能になり、高精度かつ高密度でしかも表面欠陥のない未焼成リング成形体W3を確実に形成することができる。
また、未焼成リング成形体W3を成形する際に、板状押圧体13に大きな回転駆動力を作用させなくても、貴金属粘土Wのうち前記円形軌跡面と対向する部分をキャビティ12に向けて良好に押し退けることが可能になり、この成形を自動化する阻害要因を軽減させることができる。
さらに、ダイ11が、キャビティ12が分割されるように複数に分割されているので、ダイ11を分割して未焼成リング成形体W3をキャビティ12から取り出すことが可能になる。したがって、本実施形態のように、いわゆる甲丸リング用の未焼成リング成形体W3を成形しても、これをキャビティ12から容易に取り出すことができる。また、この甲丸リング用の未焼成リング成型体W3をキャビティ12内で成形して、これを取り出すことが可能になることから、一旦、キャビティ12内で、外周面が前記回転軸線Oと平行に延びる、いわゆる平打ちリング形状の未焼成リング成形体を形成し、これをキャビティ12から取り出した後に、この未焼成リング成型体の外周面を切削等して凸曲面状に形成するといった二次加工の工程を除くことができる。これにより、材料の歩留まりおよび生産効率のさらなる向上を図ることができる。
さらに、前記実施形態では、傾斜凹み部15の前記後端部15aが前記傾斜面とされているので、板状押圧体13により貴金属粘土Wを押圧等したときに、傾斜凹み部15の前記後端部15aに貴金属粘土Wが食い込むことによって、板状押圧体13に多大な回転駆動力を付与する必要が生ずるのを回避することができるとともに、この後端部15aに貴金属粘土Wが密着して離れ難くなるのを防ぐことができる。したがって、以上の成形を自動化する阻害要因をさらに軽減させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、未焼成リング成形体W3を前記銀粘土により形成したが、この材質に限られるものではない。また、未焼成リング成形体W3としていわゆる甲丸リング用の構成を示したが、この成形体の外周面形状は特に限定されるものではなく、例えば外周面が前記回転軸線Oと平行に延びる、いわゆる平打ちリング用の未焼成リング成形体を形成してもよい。
さらに、未焼成リング成形体の製造装置10として、ダイ11を前記回転軸線O方向に分割した構成を示したが、例えば図1から図3における左右方向に分割するようにしてもよい。つまり分割面をダイ11の表裏面11a、11b上に位置させるようにしてもよいし、あるいは分割されないようにしてもよい。
また、板状押圧体13に傾斜凹み部15を形成したが、この傾斜凹み部15は必ずしも形成しなくてもよい。すなわち、表裏面13b、13cの先端部13aが平坦面とされた板状押圧体13を採用してもよい。
また、孔11dとして、ダイ11の表裏面11a、11bにそれぞれ開口した貫通孔を示したが、これに代えて、ダイ11の表面11a側のみが開口して、裏面11b側は閉じられている構成を採用してもよい。この場合、受け型14は設けず、また、孔11dの内周面のうちその底面に連なる部分に径方向外方に向けて凹ませたキャビティを形成してもよい。さらに、前記実施形態では、前記回転中心軸線Oと孔11dの中心軸とが略一致した構成を示したが、これらの回転中心軸線Oと中心軸とが一致されていない場合においても適用可能である。
次に、本発明に係る未焼成リング成形体を形成する方法の第2実施形態について説明するが、前記実施形態と同様の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る未焼成リング成形体の製造装置20は、図5および図6に示されるように、ダイ23に貴金属粘土Wが配置される孔23cが形成され、この孔23cは、直線状に延在してダイ23の表裏面23a、23bに開口する貫通孔とされている。また、ダイ23は分割されず一体的に形成されている。
板状押圧体21の先端部21aにおいてこの板状押圧体13の幅方向の両端部はそれぞれ、その先端面13f、表裏面13b、13cおよび側面13eに開口するようにその厚さ方向に貫通するキャビティ形成部とされて、この先端部21aの前記幅方向の中央部21bが先端側に突出している。
前記キャビティ形成部の前記長手方向の大きさ、言い換えると前記中央部21bの前記長手方向の先端側に向けた突出量が、孔23cの深さよりも小さくされるとともに、成形する未焼成リング成形体W6の中心軸線方向の大きさと同等とされ、また、前記幅方向の大きさが未焼成リング成形体W6の径方向における肉厚と同等とされている。さらに、前記中央部21bの前記幅方向における大きさが、孔23cの内径よりも小さくされ、板状押圧体21のうち、その先端部21a(前記中央部21b)よりも前記長手方向における他端側に位置する部分の前記幅方向における大きさが孔23cの内径と同等とされている。
以上の構成において、受け型14により孔23cをダイ23の裏面23b側から閉じ、ダイ23の表面23a側から孔23c内に貴金属粘土Wを配置した後に、板状押圧体21の前記中央部21bをこの孔23cに差し込み、この中央部21b(前記キャビティ形成部)よりも前記長手方向における他端側に位置する板状押圧体21の側面13eを孔23cの内周面に摺接させた状態で、この板状押圧体21を孔23cの底面11eに向けて前進移動させながら、前記回転軸線O回りに回転させることによって、貴金属粘土Wのうち板状押圧体21の前記回転によりその先端面13fがなす円形軌跡面に対向する部分を、前記中央部21bで押圧しながら、孔23cの内周面側、つまり前記キャビティ形成部に向けて押し退ける。
これにより、板状押圧体21が前進移動される過程において、貴金属粘土Wのうち前記円形軌跡面と対向する部分が前記キャビティ形成部側に流され、貫通する内径部W4とされる一方、前記キャビティ形成部に向けて押し退けられた部分が孔23cの内周面側に押付けられて外径部W5とされる。以上より、貴金属粉末がバインダーで固められるとともに、貴金属粘土Wが型成形されて周方向に一体的に連続したリング状とされ、かつ外周面が前記回転軸線Oと平行に延びる、いわゆる平打ちリング形状の未焼成リング成形体W6が形成される。
そして、板状押圧体21を孔23cに対して後退移動させた後に、受け型14を孔23cに対して前進移動させて、未焼成リング成形体W6をダイ23の表面23a上に押し上げて孔23cから取り出す。
以上説明した第2実施形態においても、歩留まりを悪化させたり、強度を低下させることなく高精度に平打ちリング用の未焼成リング成形体W6を形成することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、未焼成リング成形体W6を前記銀粘土により形成したが、この材質に限られるものではない。
また、未焼成リング成形体の製造装置20の孔23cとして、ダイ23の表裏面23a、23bにそれぞれ開口する直線状の貫通孔を示したが、これに代えて、ダイ23の表面23aにのみ開口させて、裏面23b側は閉じられているような構成を採用してもよい。この場合、受け型14は設けなくてもよい。さらに、前記実施形態では、前記回転中心軸線Oと孔11dの中心軸とが略一致した構成を示したが、これらの回転中心軸線Oと中心軸とが一致されていない場合においても適用可能である。さらにまた、前記実施形態では、前記第1実施形態と同様に、前記回転中心軸線Oと孔23cの中心軸とが略一致した構成を示したが、これらの回転中心軸線Oと中心軸とが一致されていない場合においても適用可能である。
強度を低下させることなく高精度に形成できる未焼成リング成形体を提供する。
本発明に係る第1実施形態として示した未焼成リング成形体の製造装置を縦断面視したときの概略構成図であって、この製造装置を用いた製造方法の第1工程図を示すものである。 図1に示す未焼成リング成形体の製造装置を用いた製造方法の第2工程図を示すものである。 図1に示す未焼成リング成形体の製造装置を用いた製造方法の第3工程図を示すものである。 図1から図3に示す未焼成リング成形体の製造装置の板状押圧体の先端面の平面図である。 本発明に係る第2実施形態として示した未焼成リング成形体の製造装置を縦断面視したときの概略構成図であって、この製造装置を用いた製造方法の第1工程図を示すものである。 図5に示す未焼成リング成形体の製造装置を用いた製造方法の第2工程図を示すものである。
符号の説明
W 貴金属粘土
W3、W6 未焼成リング成形体

Claims (2)

  1. 貴金属粉末がバインダーで固められ、焼成して貴金属リングに形成される未焼成リング成形体であって、
    貴金属粘土が型成形されて周方向に一体的に連続したリング状とされており、
    前記貴金属粘土は、前記貴金属粉末:95〜99質量%、有機系バインダー:0.8〜4.8質量%、油脂:0.1〜0.5質量%を含有し、
    前記貴金属粉末は、平均粒径:2μm以下のAg微細粉末:15〜50質量%を含有し、残部が平均粒径:2μmを越え100μm以下のAg粉末からなる混合粉末で構成されたことを特徴とする未焼成リング成形体。
  2. 貴金属粉末がバインダーで固められ、焼成して貴金属リングに形成される未焼成リング成形体であって、
    貴金属粘土が型成形されて周方向に一体的に連続したリング状とされており、
    前記貴金属粘土は、前記貴金属粉末:95〜99質量%、有機系バインダー:0.8〜4.8質量%、油脂:0.1〜0.5質量%を含有し、
    前記貴金属粉末は、平均粒径:0.5〜1.5μmのAg微細粉末:15〜50質量%を含有し、残部が平均粒径:3〜20μmのAg粉末からなる混合粉末で構成されたことを特徴とする未焼成リング成形体。
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