JP4713744B2 - 電子装置取着アーム装置 - Google Patents

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Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、電子装置取り付け用のアーム装置、より特定すると、コンピュータのモニタまたはテレビのようなフラットスクリーン電子周辺装置を取着するのに適した延長アームに関する。
【0002】
(発明の背景)
コンピュータのモニタまたはテレビのような電子周辺装置を取着する調整自在の延長アームは、先行技術において周知となっている。図1−7は、先行技術に係る周辺装置を取着するための延長アーム10を示す。図1に示すように、延長アーム10の主要素子は、第1の端部キャップ12と、上部チャンネル14と、下部チャンネル16と、第2の端部キャップ18と、フォアアーム延長体20である。
【0003】
第1の端部キャップ12は、端部キャップシャフト22を有していて、端部キャップシャフト22は、端部キャップシャフト22を受けることができるサイズに形成されたオリフィスまたは端部キャップシャフト22の溝に係合することができる形状とサイズに形成されたトラックのような剛性のある支持マウント(図示せず)に回動自在に取着することができるようになっている。第1の端部キャップ12は、ピン24を介して上部チャンネル14と下部チャンネル16の双方に回動自在に結合されている。上部チャンネル14と下部チャンネル16の対向する端部は、ピン24を介して第2の端部キャップ18に回動自在に結合されている。第2の端部キャップ18は、フォアアーム延長体20にフォアアーム延長ピン92を介して結合されている。フォアアーム延長体20には、垂直方向に延びる孔26が貫通して形成され、チルタ、プラットホームその他の装置のような装置マウント(図示せず)を受けるようになっている。
【0004】
上部チャンネル14及び下部チャンネル16と、第1の端部キャップ12及び第2の端部キャップ18との組み合わせにより、フォアアーム延長体20に結合された装置が所望の高さまで上下することを許容する調整自在の平行四辺形体が形成される。この平行四辺形体は、ガスばね28を使用することによりその位置を保持し、ガスばねは、以下において更に説明するように、第1の端部キャップ12と上部チャンネル14に回動自在にかつ調整自在に取着されている。一般には、ガスばね28は、ガスばねの設計抵抗を越える上下方向の力が第2の端部キャップ18に作用するまで、所定の長さを有するようなサイズに形成されている。かくして、このガスばね28により、平行四辺形体は、第2の端部キャップ218に作用する力が装置の重量であるときにその位置を保持することができるが、使用者がフォアアーム延長体20に結合された装置を上下に押したときに調整することができるようにしている。
【0005】
図2は、第1の端部キャップ12の側面図であり、第1の端部キャップ12には、端部キャップシャフト22が第1の端部キャップ12の第1の端部30に配置されている。これら2つの部材を剛性連結させるために、端部キャップシャフト22は、典型的には、鋼から機械加工され、第1の端部キャップ12の注型(casting)処理の際に第1の端部30に挿入される。端部キャップシャフト22には、第1の端部キャップ12に挿入される該端部キャップシャフト22の端部に、孔32が形成されている。第1の端部キャップ12は、典型的には、注型アルミニウムから形成される。第1の端部キャップ12はまた、孔36が貫通して形成されている第2の端部34を有している。第1の端部キャップ12に配置されているのは、ねじが形勢されたロッド38である。ねじ付きロッド38の第1の端部40は、端部キャップ22の基部において孔32に挿入されている。ねじ付きロッド38の第2の端部42は、孔36と整合され、かつ、クリップ44により所定の位置に保持される。クリップ44は、第1の端部キャップ12の内面に、ねじ46により固定されている。
【0006】
図3は、ねじ付きロッド38に螺着されたクレビス48の側面図である。クレビス48は、図2に示すように、ねじ付きロッド38を受けるように中央にねじ孔50を有している。クレビス48の第1の端部には、ガスばね28の一端が固着される1対の固着部材52及び54が設けられている。クレビス48の第2の端部56は、第1の端部キャップ12に一体的に成形されたトラック58と摺動係合するように構成されている(図2参照)。ねじ付きロッド38の第2の端部42は、第2の端部42が孔36と適正に整合されたときに孔36に挿通される六角キーが係合するように構成されている。六角キーは、ねじ付きロッド38をその回転軸線に沿って回転させるように動作を行う。ねじ付きロッド38が回転軸線に沿って回転されると、クレビス48は、六角キーが回転する方向と対応する方向にねじ付きロッド38の長手方向に沿って動く。クレビス48のこのような動きにより、ガスばね28を調整することができる。
【0007】
図4A及び4Bには、上部チャンネル14を示し、上部チャンネル14は、チャンネル底部60を備え、チャンネル底部60からチャンネルの2つの側壁62が延びている。チャンネルの底部60と側壁62は、典型的には、上部チャンネル14に所望の構造上の剛性を付与するように13ゲージの鋼板から打抜きにより形成される。チャンネル底部60の各端部には、側壁62の半円形領域が切り出され、冷間圧延された鋼ローラ66を収容するようになっていて、鋼ローラ66には、ピン24を受ける孔68が貫通して形成されている。ローラ66は、半円形の切欠き領域の縁部に沿って、かつ、チャンネル底部60の端部に沿って、MIG溶接により上部チャンネル14に堅固に取着されている。
【0008】
更に、上部チャンネル14は、スティフナ70を備えていて、スティフナ70は、チャンネル底部60の内面に溶接されている。スティフナ70は、上部チャンネル14に更なる構造上の剛性を提供するとともに、孔が一端に配設され、ねじ付きボールスタッド72が孔内に配置され、ナット74により所定の位置に固定されている。ボールスタッド72は、ガスばね28の一端を受けるような形状とサイズに形成されている。上部チャンネル14の長手方向の中心線76が、図4Bに示されている。
【0009】
図5A及び5Bには、チャンネル底部78を有する下部チャンネル16が示されていて、チャンネル底部78からは、2つのチャンネル側壁80が延びている。上部チャンネル14と同様に、チャンネル底部78と側壁80は、典型的には、底部チャンネル16の所望の構造上の剛性を提供するように、比較的重量のある13ゲージの鋼板から打抜きにより形成される。チャンネル底部78の両端部には、側壁80の半円形領域82が切り抜かれ、冷間圧延された鋼ローラ84を収容するようになっている。鋼ローラ84には、ピン24を受ける孔86が貫通して形成されている。ローラ84は、半円形の切欠き領域82の縁部に沿って、かつ、チャンネル底部78の端部に沿って、MIG溶接により下部チャンネル16に堅固に取着されている。下部チャンネル16の長手方向の中心線88が、図5Bに示されている。
【0010】
図6は、第2の端部キャップ18が示されている。第2の端部キャップ18は、第1の端部キャップ12とは異なり、端部キャップシャフトと、ガスばね28に取着するクレビス集成体は設けられていない。その代わりに、第2の端部キャップ18には、図1に示すように、フォアアーム延長ピン92を受けるように底端部に配設された孔90と、フォアアーム延長ピン92にピン96を挿入するように側部に形成された孔94とを有している。
【0011】
図7には、フォアアーム延長ピン92が溶接されたフォアアーム延長体20が示されている。フォアアーム延長ピン92には、上端部に、ピン96を受けるように孔98が形成されている。フォアアーム延長体20は、フォアアーム延長ピン92を中心に回動するように構成されているとともに、第2の端部キャップ18の孔94とフォアアーム延長ピン92の孔96を透通するピン96により、第2の端部キャップ18内の所定の位置に保持されている。
【0012】
フラットスクリーン技術の最近の進歩により、フラットスクリーンコンピュータモニタ及びテレビのようなフラットスクリーン装置とともに使用するのに特に適した、調整自在の延長アームが待望されている。図1−7に示す延長アームなどのような先行技術の延長アーム10は、嵩張るとともに、厄介であるので、フラットスクリーンモニタ及びテレビには適していない。更に、種々の構成部材の構造により、先行技術の延長アーム10は、フラットスクリーン装置が取り付け面と略面一となったときに、延長アーム10全体がフラットスクリーン装置の背後に隠れるように、取り付け面に対して平坦となることができない。更にまた、先行技術の延長アーム10は、ケーブルが装置に対して実質上隠れ、従って、延長アーム10自身の中で保護されるようには構成されていない。更に、先行技術の延長アーム10は、製造コストが高く、かつ、組み立てるのが困難となっている。
【0013】
かくして、フラットスクリーン電子周辺装置を取り付けるのに適した、製造と組立が安価でかつ容易であるとともに、フラットスクリーン装置を取り付け面と略面一に取着することができる延長アームが待望されている。更にまた、フラットスクリーン装置に対するケーブルを内部に見えないように実質上隠すことにより素子から保護することができる延長アームが待望されている。
【0014】
(発明の概要)
本発明は、一の実施の形態によれば、コンピュータモニタまたはテレビのようなフラットスクリーン電子周辺装置(flat-screen electronic peripheral device)を取り付けるのに適した延長アーム(extension arm)に関する。本発明の延長アームは、製造及び組立即ち集成が安価にかつ容易に行うことができるとともに、フラットスクリーン装置を取り付け面と略面一に取着することができる。延長アームは、第1及び第2の端部キャップと、上部及び下部チャンネルと、フォアアーム延長体(forearm extension)とを備えている。
【0015】
各端部キャップは、本体とシャフトとを有している。第1の端部キャップのシャフトは、壁、ディスクまたはポールマウントのような支持マウント(support mount)に回動自在に回転することができるようになっている。第2の端部キャップのシャフトは、フォアアーム延長体と回転自在に結合されている。上部チャンネルと下部チャンネルはそれぞれ、ローラが両端に一体注型されている(integrallyc ast)。ローラは、それぞれの端部キャップに回動自在に取着されている。上部及び下部チャンネルと、端部キャップは、調整自在の平行四辺形体(parallelogram)を形成している。平行四辺形体の形状は、ガスばね(gas spring)により保持される。ガスばねの第1の端部は、上部チャンネルに取着されたボールスタッド(ball stud)に取着されている。ガスばねの第2の端部は、第1の端部キャップに調整自在に取着されている。
【0016】
フォアアーム延長体は、チルタ(tilter)、フラットスクリーン装置を支持するプラットホームその他の手段のような装置マウントに回転自在に結合するために一端に配置された第1のカップリングを有するU字状チャンネルである。フォアアーム延長体には、他端に、第2の端部キャップのシャフトに回転自在に結合するように第2のカップリングが配設されている。
【0017】
第1の端部キャップはまた、ガスばねの第2の端部に回動自在に取着されたクレビスと、クレビスに螺合するねじ付きロッドとを有していて、ロッドがその軸線方向の中心線を中心に回転するときに、クレビスが第1の端部キャップ内を摺動するようになっている。ねじ付きロッドは、保持クリップと1対のねじとにより第1の端部キャップ内に回転自在に取り付けられている。
【0018】
本発明は、別の実施の形態によれば、ケーブルを、延長アーム内に配置することにより、視界から実質上隠すことができるように構成されている。ケーブルは、底部チャンネル、第2の端部キャップ及びフォアアーム延長体内に配置される。下部チャンネルには、下面に、ケーブルを下部チャンネル内に挿入することができるようにケーブルチャンネルが形成されている。ケーブルは、ケーブルチャンネルと係合するケーブルカバーにより、下部チャンネル内の所定の位置に保持される。第2の端部キャップは、中空のシャフトを有していて、ケーブルが該シャフトを介してフォアアーム延長体に供給されるようにしている。フォアアーム延長体の第2のカップリングは、内部壁に孔を有していて、ケーブルが該孔を介してU字状チャンネルに配置することができるようにしている。ケーブルは、ケーブルクリップにより、U字状チャンネル内に配置される。
【0019】
(好ましい実施の形態の詳細な説明)
以下、本発明の実施の形態を添付図面に関して説明する。
図面に示す本発明の好ましい実施の形態の説明においては、説明を簡潔にするために特定の語が使用されている。しかしながら、本発明は、このように選定された特定の語に限定されるものではなく、各特定の語は、同様の目的を達成するように同様の態様で動作を行う全ての技術的均等物を含むものである。
【0020】
図面、特に、図8乃至22について説明すると、本発明の装置が記載されている。延長アームの実施の形態は、コンピュータのモニタまたはテレビのようなフラットスクリーン電子周辺装置を取着するのに適していて、安価にかつ容易に製造しかつ組み立てることができるとともに、フラットスクリーン装置を取り付け面と略面一に取り付けることができるように構成されている。別の実施の形態は、フラットスクリーン電子周辺装置に対するケーブルを延長アーム内に配置して、ケーブルを視界から実質上隠すことができるように構成されている。
【0021】
図8は、本発明の一の実施の形態に係る延長アーム100の分解図である。延長アーム100は、第1の端部キャップ102と、上部チャンネル104と、下部チャンネル106と、第2の端部キャップ108と、フォアアーム延長体110とを備えている。
【0022】
図9A及び9Bには、本発明の一の実施の形態に係る第1の端部キャップ102と、第2の端部キャップ108とが示されている。図示の実施の形態においては、第1及び第2の端部キャップ102及び108は、側壁150により固定して連結されたフラットな対向して配置された端部壁146及び148を有する部分閉止されたハウジング112を有している。側壁150は、構成部材を操作して第1の端部キャップ102内で組み立てることができるように、部分閉止(partially-enclosed)ハウジング112の周囲を部分的に延びている。一の実施の形態においては、端部壁146と148は、半円形の形状をなしていて、半円形縁部に沿って側壁150に連結されている。側壁150は、端部壁間を直交して延びている。
【0023】
図10Aには、端部壁148に配置されたシャフト114を有する第1の端部キャップ102と第2の端部キャップ108が示されている。シャフト114は、第1の端部キャップ102と第2の端部キャップ108の端部壁148に対して一体的に成形されるのが好ましい。好ましくは、第1の端部キャップ102と第2の端部キャップ108の全体(部分閉止ハウジング112とシャフト114)が、亜鉛のような材料から、例えば注型(cast molding)により成形される。シャフト114は、連動成形技術(interlocking mold technology)を使用することにより、端部キャップ102及び108と一体的に成形される。連動成形によれば、シャフトを真円とするのに必要とされる機械加工を極力なくして、ほぼ完全な成形を行うことができる。シャフト114に対して行う必要がある機械加工の量を最小にすることにより、連動成形によって、注型品の表皮(skin)に主としてある注型品の強度を最大とすることができる。
【0024】
かくして、各端部キャップ102及び108の製造コストを有意に低減させることができる。即ち、先行技術における鋼シャフト22のコストを低減させることができるとともに、鋼シャフト22を機械加工し、次いで、鋼シャフト22をアルミニウム注型品に挿入することを必要とする先行技術の製造を簡素化することができる。更に、亜鉛注型端部キャップ102及び108の好ましい実施の形態(本発明はかかる実施の形態に限定されないが)は、亜鉛はアルミニウムよりも強力で可撓性があるので、先行技術において使用されているアルミニウムの端部キャップ12及び18を改良することができる。
【0025】
端部壁146には、孔152が貫通して配設されている。部分閉止ハウジング112内には、ストッパ156が、側壁150に一体成形されており、ストッパ156は、端部壁146、148にそれぞれ近接して配置されている。更に、トラフ壁158が端部壁146と148との間を側壁150の内面に沿って長手方向に延びるように配設されていて、トラフ壁間にトラフ160を画成している。更にまた、棚162が側壁148に隣接して配設されている。
【0026】
ストッパ156は、延長アーム100が延長された状態にある場合に上部チャンネル104と下部チャンネル106の端部が、それぞれ、ストッパ156に遭遇したときに、延長アーム100の上下動を停止させるように作用する。トラフ壁158間に配設されたトラフ160により、クレビス(clevis)120が、以下においてより詳細に説明するように、トラフ内で動くことができるようになっている。図10Bには、溝164により分離された共面をなす面を画成する上記棚162が示されている。棚162には、タッピンねじ孔154のような連結手段が内部に配設されている。棚162の共面をなす面は、保持ピン126と係合するように形成され、保持ピン126は、例えば、1対のねじ128により所定の位置に固定される。保持クリップ126が所定の位置に固着されると、溝164は、以下においてより詳細に説明するように、ねじ付きロッド124の一端を受けるスペースを画成する。
【0027】
第1の端部キャップ102と第2の端部キャップ108は、この点において同様に構成されている。即ち、互いに異なる先行技術の端部キャップ12及び18とは異なり、本発明における端部キャップ102及び108は、同じ態様で製造することができるという利点を有している。かくして、2つの異なる種類の端部キャップを製造する場合に要するコストをなくすことができる。
【0028】
ねじ付きロッド124とクレビス120は、ここで、第1の端部キャップ102のみにおいて加工集成される。ねじ付きロッド124は、クレビス120を調整自在に支持するように第1の端部キャップ102内で操作される。図9Cには、円形の横断面を有する第1の端部166を有するねじ付きロッド124が示されていて、内部には、例えば六角(hex-shaped)開口のような付形(shaped)開口168が軸線方向に配設され、六角キーのような付形キー(図示せず)を受けるようになっている。第1の端部166の横断面の直径は、孔152に挿入されるように、孔152の横断面の直径よりも小さいのが有利である。第1の端部166に隣接して、肩部170が設けられている。肩部170は、孔152の横断面の直径よりも大きい直径を有する円形横断面を有するのが有利である。かくして、好ましい実施の形態においては、肩部170は、端部壁146の内面に当接し、孔152内に第1の端部166を保持する。
【0029】
ねじ付きロッド124はまた、クレビス120と螺合するように形成されたねじ部172を有している。ねじ付きロッド124の第2の端部174は、第1の端部キャップ102の棚162間に画成された溝164内に配置されている。好ましくは、ねじ付きロッド124の第2の端部174は、該第2の端部174が棚162間に支持されるが回転自在となるように、溝164のサイズよりも小さい直径を有する円形横断面を有している。
【0030】
上記したように、ロッド124には、クレビス120が螺着されている。クレビス120には、図9Dに示すように、ねじ付きロッド124を受けるようにねじ孔(tapped jole)176が内部に形成されている。クレビス120には更に、1対の取り付け部材178が第1の端部に設けられていて、取り付け部材には、ガスばね(gas spring)122の第1の端部が取り付けられている。クレビス120の第2の端部は、トラフ160と摺動係合するように構成されている。
【0031】
ねじ付きロッド124の第1の端部166に付形キーが係合すると、付形キーは、ねじ付きロッド124を軸線方向の中心線を中心に回転させるように作用する。ねじ付きロッド12が、回転軸線を中心に回転すると、クレビス120は、付形キーが回転する方向に対応する方向へねじ付きロッド124の長手方向に沿って動く。クレビス120のこの動きにより、ガスばね122を調整することができる。第1の端部キャップ102及び第2の端部キャップ108の部分閉止ハウジング112には、例えば、ピン118のような連結機構を受けるように孔116が形成されている。第1の端部キャップ102のシャフト114は、壁マウント、デスクマウント、ポールマウントまたは形成自在のマウントとすることができる支持マウント(図示せず)において回動自在に回転可能に挿入されるように構成されている。第2の端部キャップ108のシャフト114は、以下において一層詳細に説明するように、フォアアーム延長体110内で回動自在に回転可能に挿入されるように構成されている。
【0032】
本発明の第1の端部キャップ102は、例えば、ねじ付きロッド124を第1の端部キャップ102に回転自在に取着するのに要する組立時間を大幅に短くすることができるので、先行技術の第1の端部キャップ12などと比べて有利である。本発明のねじ付きロッド124を組み立てる即ち集成するためには、第1の端部166を、肩部168が端部壁146の内面に当接するまで、孔152に挿入する。次に、ねじ付きロッド124の第2の端部174を棚162間の溝164に位置決めする。第2の端部174を、例えば、ねじ付きロッド124の上方で近接させることにより容易にアクセスすることができるねじ128により、所定の位置に取着される保持クリップ126に所定の位置に保持される。ねじ付きロッド124の第1の端部166は、孔152と完全に整合され、孔内で回転するように挿入されるので整合状態に保持される。
【0033】
これに対して、先行技術においては、第1の端部キャップ12におけるねじ付きロッド38の組立は、より複雑であり、従って、よりコストがかかる。例えば、第1の端部40は、端部キャップシャフト22のベースの孔32内に挿入される。次に、クレビス48は、ねじ付きロッド38に取着され、次いで、第2の端部42が、クリップ44により第1の端部キャップ12の内側に取着される。クリップ44はまた、第2の端部を孔36に対して整合させるようにも作用する。かくして、クリップ44は、第2の端部42が孔36に対して整合されて、孔36内に挿入される六角キーが第2の端部42に係合することができるように、第1の端部キャップ12の内側に精確に取り付けられなければならない。更にまた、締結クリップ44を第1の端部キャップ12の内側に取り付けるように作用するねじ46は、ねじ付きロッド38の下方に位置するのでアクセスするのが困難であり、従って、第2の端部42を孔36と整合させる操作が複雑となる。更に、クリップ44を第1の端部キャップ12の内側に取り付ける作業は、クレビス48がガスばね28に既に取り付けられているので、一層困難となる。
【0034】
更に、本発明は、先行技術とは異なり、第2の端部キャップ18をフォアアーム延長体20に連結するのに、フォアアームピン92を必要とすることがない。更にまた、第2の端部キャップ18内にフォアアーム延長ピン92を保持するのに、ピン96は必要とされない。かかる構成に代えて、本発明においては、第2の端部キャップ108をフォアアーム延長体110に連結するのに、第2の端部キャップ108のシャフト114を使用している。かくして、本発明においては、フォアアーム延長ピン92またはピン96を製造する必要がなく、かつ、第2の端部キャップ18内に孔94を形成し、あるいはフォアアーム延長ピン92内に孔98を形成してピンを受ける96ことがないので、製造コストを低減させることができる。
【0035】
図10A乃至10Fにはそれぞれ、本発明の一の実施の形態に係る上部チャンネル104が示されている。上部チャンネル104は、U字状本体130と、U字状本体130の両端部に配置された一体注型ローラ132とを有している。U字状本体130は、チャンネル底部180を備え、該チャンネル底部180から、2つのチャンネル側壁182が延びている。上部チャンネル104のチャンネル底部180、側壁182及びローラ132は、亜鉛のような材料から一体注型するのが好ましく、かかる亜鉛のような材料は、圧肉の鋼から打抜きにより形成されている先行技術の上部チャンネル14と比べて、上部チャンネル104の重量をより小さくし、上部チャンネル104にある程度の構造上の剛性を付与するとともに、より軽量のフラットスクリーン装置に一層適している。ローラ132には、ピン118のような連結機構を受ける孔184が(注型によりまたはその後の穿孔により)貫通して形成されている。更に、上部チャンネル104は、ボールスタッド138のねじ付き端部を受ける形状及びサイズに形成されたねじ付き孔(threaded hole)186を備えている。ねじ付き孔186もまた、一体注型される。ボールスタッド138は、ガスばね122の第2の端部を受ける形状及びサイズに形成されている。
【0036】
先行技術の上部チャンネル14においては、U字状チャンネルは、鋼片を加熱しかつこの鋼片を曲げてチャンネル底部60と側壁62を形成することにより得られるが、本発明の上部チャンネル104は、かかる先行技術の上部チャンネル14とは異なり、注型により形成される。注型とすることにより、チャンネル底部180と側壁182との角度は、常に、完全に同じにすることができる。更にまた、注型によれば、側壁182にテーパを付与することができる。図10C及び10Dに示すように、側壁182の外面と内面のいずれにも、例えば、約1度のテーパを付すことができる。当然であるが、テーパは1度に限定されるものではなく、また、内面と外面のテーパは同じである必要もない。
【0037】
このようにテーパを形成することにより、上部チャンネル104と下部チャンネル106が使用の際に一緒になったときに、上部チャンネル104と下部チャンネル106との間により大きなクリアランスを提供することができるなどの幾つかの利点を得ることができる。即ち、側壁182の内面が1度変位すると、下部チャンネル106が嵌合することができるクリアランスを更に得ることができることを意味する。このように更なるクリアランスを提供することにより、上部チャンネル104と下部チャンネル106がともにこすれるのを防止し易くすることができる。かくして、上部チャンネル104及び下部チャンネル106を保護する塗料その他のコーティングの損傷を、なくすことができない場合でも、一層少なくすることができる。更に、側壁182の外縁部に必要とされる材料を少なくすることができる。更にまた、テーパは、ユーザの目に、より一層の審美感を与えることができる。
【0038】
好ましい実施の形態においては、図10E及び10Fに示すように、チャンネル底部180は、上部チャンネル104の強度と剛性を高めるように対角材(cross bracing)を有している。対角材は、中央リブ900と対角リブ902とを有することができる。対角材により、上部チャンネル104の剛性は、対角材のない上部チャンネル104と比べて、約1.6倍高まる。
【0039】
上部チャンネル104は、先行技術の上部チャンネル14などと比べて数多くの製造上の利点を有する。例えば、図4A及び4Bに示す先行技術の上部チャンネル14においては、ローラ66を上部チャンネル14に取着するのに必要とされる溶接は、実施するのが困難である。ローラ66の軸線方向の中心線は、互いに略完全に平行としなければならないとともに、チャンネル底部60の長手方向の中心線76に対してほぼ完全に直交していなければならない。これらの角度のトレランスは、平行四辺形体が調整されるときに下部チャンネル16が上部チャンネル14と確実に係合することができるように、著しく小さくなっている。ローラ66が上部チャンネル14に溶接される場合には、かかるトレランスを満たすことは著しく困難である。これに対して、本発明の上部チャンネル104のローラ132は、一体的に注型されるので、ローラ132の軸線方向の中心線は、互いに完全に平行となると同時に、チャンネル底部180の長手方向の中心線188と完全に直交するようになる。
【0040】
更に、先行技術においては、図4A及び4Bに関して上記したように、上部チャンネル14に使用する鋼の硬度により、ローラ66は、上部チャンネル14に溶接しなければならず、そのためには、ローラ66を高価な冷間圧延鋼から形成することが必要となる。ローラ66の製造者は、鉛合金のような一層安価な材料を使用することが考えられるが、かかる安価な材料は、鋼からなる上部チャンネル14に接合するときに、安全、かつ、ばらつきのない溶接を提供することができない。多くの場合、鉛合金が適していないことを確認するためにローラ材料に関して試験を行わなければならない。これに対して、本発明の上部チャンネル104は、溶接を必要としないので、ローラを整合させるコスト、溶接を行うコスト及びローラが溶接に適した材料かどうかを確認するためにローラを試験するコストを省くことができる。
【0041】
先行技術における、ローラ66を上部チャンネル14に溶接する場合の別の問題として、ローラを上部チャンネル14に溶接することにより発生する熱による上部チャンネルのねじ曲がりあるいは変形の問題がある。かかる曲がりあるいは変形が生ずると、ローラ相互間の整合が損なわれるので、上部チャンネル14は無駄になって、廃棄しなければならなくなる。本発明においては、上部チャンネル104の製造の際には溶接は何ら必要としないので、上部チャンネル104が熱変形するおそれをなくすことができるとともに、材料の無駄をなくすことができる。
【0042】
上記のように、先行技術の上部チャンネル14は、鋼から形成されているが、これは、上部チャンネル14においては、鋼片を加熱し、次いで、鋼片を曲げ加工に供してチャンネル底部60と側壁62とを形成することを意味する。かくして、側壁62がチャンネル底部60から90°の角度で上方へ延びるように形成するためには、精密製造が必要となる。角度がわずかでもずれると、上部チャンネル14と下部チャンネル16は互いにこすれ合うようになる。これに対して、本発明においては、注型が行われるので、チャンネル底部180と側壁182との角度は、常に正しく同じとなる。かくして、チャンネルがこすれる可能性は、なくならないまでも、著しく減らすことができる。
【0043】
更に、上部チャンネル104は、図4A及び4Bに関して説明したような、先行技術の上部チャンネル14におけるチャンネル底部60の内面に溶接されるスティフナ70を配設する必要性をなくすことができる。先行技術の上部チャンネル14とは異なり、本発明の上部チャンネル104は、スティフナ70により提供される更なる構造上の剛性を必要とはしない。スティフナ70をなくすことにより、本発明の上部チャンネル104はまた、先行技術の上部チャンネル14により必要とされるスティフナ70をチャンネル底部60に溶接する工程を省くことができる。
【0044】
更にまた、本発明の上部チャンネル104においては、ねじ付き孔186を一体的に注型することにより、更なる組立工程即ち集成工程を省くことができる。例えば、先行技術の上部チャンネル14は、ねじ付きボールスタッド72がスティフナ70に配設された孔を透通するとともに、ナット74により所定の位置に固着される。ボールスタッド72を配置するためには、ボールスタッド72のねじ付き端部をスティフナ70の孔に挿通するとともに、スティフナ70を所定の位置に溶接する前にナット74により所定の位置に固定する必要がある。本発明の上部チャンネル104は、このような組立を必要としない。
【0045】
先行技術の上部チャンネル14が遭遇する別の問題として、上部チャンネルに塗装その他のコーティングを行う場合に、ピン28を受けるローラ66の孔68のような開口をマスクする即ち隠蔽することが必要となるという問題がある。即ち、マスク材料を開口に入れ、次いで、塗料を被着してからマスク材料を除去するのに、労力が必要となる。これに対して、本発明の一の実施の形態においては、開口は、塗料その他のコーティングを被着してから、精密穿孔に供されるので、開口をマスクする費用を省くことができる。
【0046】
図11A乃至11Eにはそれぞれ、本発明の一の実施の形態に係る下部チャンネル106が示されている。下部チャンネル106のU字状本体134は、チャンネル底部190を備え、チャンネル底部190からは、2つのチャンネル側壁192が延びている。厚肉の鋼から打抜きにより形成される図5A及び5Bに示す先行技術の延長アームの下部チャンネル16とは異なり、本発明の延長アームにおける下部チャンネル106のチャンネル底部190及び側壁192は、亜鉛から一体的に注型するのが好ましく、これにより、厚肉の鋼と比べて下部チャンネル106を一層軽量にし、下部チャンネルに構造上の剛性を提供するとともに、下部チャンネルをより軽量のフラットスクリーン装置に一層適したものとすることができる。チャンネル底部180の各端部には、ローラ136が設けられていて、このローラも一体注型されている。ローラ136には、ピン118のような連結機構を受ける孔194が(注型またはその後の穿孔により)貫通して形成されている。チャンネル底部190は、長手方向に延びるケーブルチャンネル孔196を更に有していてもよい。図示の実施の形態においては、ケーブルチャンネル孔196は、端部が丸くされ、これにより、下部チャンネル106の剛性を改善することができる。ケーブルチャンネル孔196は、(図11Eに示す)ケーブルカバー198を受けるように形成されている。ケーブルカバー198は、ケーブルチャンネル孔196内に取り外し自在に装着するように構成されている。かくして、取着される装置のケーブルは、視界から隠されるとともに、損傷を受けないように、下部チャンネル106内に実質上保持される。ケーブルチャンネル孔196とケーブルカバー198により、所望によりケーブルにアクセスすることができるとともに、ケーブルを下部チャンネル106内に取着することができる。
【0047】
下部チャンネル106は、先行技術の下部チャンネル16などに比べて、数多くの製造上の利点を有している。例えば、上部チャンネル104に関して上記したのと同様に、本発明の下部チャンネル106のローラ136もまた、ローラ136の軸線方向の中心線が互いに完全に平行をなすとともに、ローラ136の軸線方向の中心線が、チャンネル底部190の長手方向の中心線200と完全に直交するように一体注型される。かくして、本発明においては、先行技術における、ローラ84を下部チャンネル16に溶接する前にローラ84を正確に整合させる必要性をなくすことができる。
【0048】
更にまた、上部チャンネル104に関して上記したのと同様に、下部チャンネル106のローラ136は、一体注型されるので、溶接は必要としない。従って、溶接を行うコスト及びローラが適宜の溶接材料であるかどうかを定めるためにローラを試験するコストを省くことができる。ローラ136を下部チャンネル106に溶接する必要性をなくすことにより、底部チャンネル106の熱変形の可能性を少なくして、材料の無駄をなくすことができるという更なる利点を得ることができる。
【0049】
下部チャンネル106の横断面図である図11C及び11Dに示すように、下部チャンネル106の側壁192には、テーパが付されている。これらの図に示すように、側壁192の外面は、約1/2度のテーパが付されているとともに、内面には約1度のテーパが付されている。当業者であれば理解することができるように、テーパは上記した例には限定されない。下部チャンネル106は、好ましい実施の形態においては、注型されるので、かかるテーパが可能となる。上部チャンネル104に関して上記したのと同様に、かかるテーパにより、上部チャンネル104と下部チャンネル106との間に一層のクリアランスを提供して、上部チャンネル104と下部チャンネル106がこすれる可能性を少なくし、あるいはなくすことができる。更にまた、側壁192の外縁部に必要となる材料を少なくすることができる。
【0050】
更に別の利点として、上部チャンネル104に関して上記したのと同様に、一の実施の形態においては、ローラ136内の孔194は、塗料その他のコーティングの被着の後に精密穿孔されるので、開口をマスクする費用を省くことができる。
【0051】
一の実施の形態においては、図11Eに示すように、ケーブルカバー198は、上部カバー202を有していて、2つの側壁204が上部カバーから突出している。各側壁の離隔した端部には、キャッチ(catch)206が形成されていて、ケーブルチャンネル孔196と係合するようになっている。当業者であれば理解することができるように、ケーブルカバー198及びケーブルチャンネル孔とを取り外し自在に取着するのに数多くの他の方法を利用することができるが、これらの方法は、本発明の範囲に含まれるものである。
【0052】
図12A、12B、13A及び13Bについて説明すると、フォアアーム延長体110は、本体140を備え、本体はケーブルが内部に隠れることができるようにU字状であるのが好ましく、本体の各端部には雌型カップリング142と144が配設されている。U字状本体140は、上壁207と2つの側壁208を有している。雌型カップリング142は、第2の端部キャップ108のシャフト114と回転自在に係合することができるサイズの内径209を有している。図8に示すように、フォアアーム延長体110とシャフト114は、ねじ211を、カップリングトップ213を介してシャフト114の孔215(図9A)に結合することにより互いに堅固に取着される。
【0053】
ブッシュ210(図8)を使用して、雌型カップリング142とシャフト114とを係合させるのが好ましい。即ち、ブッシュ210は、シャフト114上に、かつ、雌型カップリング142内に配置される。ブッシュ210は、摩擦を少なくするとともに金属対金属の接触を防止するように、プラスチックのような滑らかな材料から形成するのが好ましい。雌型カップリング142は、雌型カップリング142の壁214内に形成された止めねじ212を有するのが好ましい。止めねじ212は、第2の端部キャップ108のシャフト114の、実質上、隆起部(ridge)216(図9A参照)の位置においてブッシュ210に押圧するように整合される。止めねじ212が締め付けられると、止めねじにより、ブッシュ210は内方に撓むとともに、シャフト114と摩擦係合して、フォアアーム延長体110がシャフト114を中心に回転するのを防止する。
【0054】
雌型カップリング142には、複数の空所217が壁214に形成されるのが有利であり、これにより材料費を節約することができるとともに、注型が行われたときに、フォアアーム延長体110を一層迅速に冷却させることができる。より素早く冷却することにより、生産量を高めることができる。
【0055】
雌型カップリング144は、フラットスクリーンを取り付けるのに使用するチルタ、プラットホームその他の装置のような装置マウントのシャフトと回転自在に係合するサイズの内径218を有している。プラスチックのような滑らかな材料からつくるのが好ましいブッシュ220(図8)が、シャフト114上でかつ雌型カップリング144内に配置される。雌型カップリング144には、雌型カップリング144の壁224内に、止めねじ222が形成されるのが好ましい。止めねじ222が締め付けられると、止めねじにより、ブッシュ220は内方へ撓むとともに、シャフトと摩擦係合して、装置マウントが雌型カップリング144を中心に回転するのを阻止することができる。雌型カップリング144にもまた、複数の空所226が壁224に形成されるのが有利である。
【0056】
図12A及び12Bには、フォアアーム延長体110の一の実施の形態が示されていて、この実施の形態においては、雌型カップリング142及び144の中心は、本体140の長手方向の軸線228と整合されている。図12Bに示すように、雌型カップリング142及び144の軸線方向の中心線が垂直に配置されると、本体140は、図12Bに詳細に示されるように、15度のような適宜の角度傾斜される。しかしながら、傾斜角度は、15度に限定されず、本実施の形態においては全く傾斜させなくてもよい。
【0057】
図13A及び13Bには、フォアアーム延長体110の別の実施の形態が示されている。この実施の形態においては、雌型カップリング142及び144の中心は、本体140の軸線方向の中心線228とは整合していない。その代わりに、本体140は、雌型カップリング142の上縁部と面一となっていて、雌型カップリング142の中心は、雌型カップリング144の中心から変位している。図13Bに示すように、雌型カップリング142及び144の軸線方向の中心線が垂直に配置されると、本体140は、雌型カップリング間に水平に配置される。しかしながら、本体140の配置は水平方向に限定されるものではなく、本実施の形態においては本体を傾斜して配置させることができる。
【0058】
本発明は、製造及び組立を改良することができるほかに、先行技術においては得ることができない機能上の相互互換性を提供することができる。例えば、幾つかのフォアアーム延長体110及び/または延長アーム100を、端部どうしで連結して、更に長く延長させることができ、あるいは更なる調整自在性を提供することができる。
【0059】
フラットスクリーン装置は、かかる装置が占めるスペースの大きさを最小にすると同時に、目に審美感を与えるという二重の目的を達成するものである。かくして、フラットスクリーン装置の延長アームは、装置の取り付け面に対して実質上フラットに取着することができるとともに、延長アームを装置の背後に隠すことができることが所望される。本発明は、壁に取着されるフラットスクリーン装置を壁に対してフラットにすることができるとともに、延長アーム100を装置の陰に隠すことができる。
【0060】
先行技術の延長アーム10は、かかる機能を達成することはできない。図1について説明すると、壁が図1の面によって画成されるとすると、孔26に挿入された装置は、上部チャンネル14及び下部チャンネル16と、フォアアーム延長体20とが壁に対して面一になったときに、壁に対して実質上平坦になることができる。典型的には、約15インチの幅のフラットスクリーンのコンピュータモニタは、フォアアーム延長体20を視界から隠すが、第1の端部キャップ12、上部チャンネル14、下部チャンネル及び第2の端部キャップ18により形成される平行四辺形体は露出したままの状態にされる。平行四辺形体を隠すためには、フォアアーム延長体20を、第1の端部キャップ12に向けてフォアアーム延長ピン92を中心に回転させる必要がある。しかしながら、上部チャンネル14及び下部チャンネル16と第1の端部キャップ12は、フォアアーム延長体20がこの状態で壁に対して面一になるのを妨げてしまう。かくして、先行技術の延長アーム10は、装置を壁に対して面一に取着する機能またはフォアアーム延長体20を隠すように装置を取り付ける機能を提供するだけであって、双方の機能を発揮することはできない。
【0061】
これに対して、本発明の上部チャンネル104及び下部チャンネル106は、フォア延長体の回転を妨害することはない。即ち、フォアアーム延長体110は、上部チャンネル104及び下部チャンネル106の直接上方の位置に折り畳むことができる。従って、取り付けられた装置は、取り付け面と面一となり、第1及び第2の端部キャップ102及び108並びに上部及び下部チャンネル104及び106により形成される平行四辺形体、更にはフォアアーム延長体110を視界から隠すことができる。かくして、延長アーム100の審美感が高まるとともに、延長アーム100及び装置により占められるスペースを最小にすることができる。
【0062】
別の実施の形態においては、図14及び15に示すように、延長アーム100は、装置に対するケーブルが延長アーム100の中に隠れるように、組込ケーブル管理システム(built in cable management system)を有している。この実施の形態においては、下部チャンネル106、第2の端部キャップ108及びフォアアーム延長体110は、以下に説明するように変更して構成することにより、ケーブルを内部で走行させることができる。
【0063】
図16に示すように、下部チャンネル106のチャンネル底部190に沿って長手方向に延びるケーブルチャンネル196は、第1の端部キャップ102に回動自在に連結したチャンネル底部190の端部付近で開始する第1の端部197を有している。次に、ケーブルチャンネル196は、チャンネル底部190の全長に沿って、第2の端部キャップ108に回動自在に連結するチャンネル底部190に延びている。かくして、ケーブルチャンネル196の第2の端部199は、第2の端部キャップ108に回動自在に連結するチャンネル底部の端部におけるローラ136間の開口である。第1の端部197は、例えば、下部チャンネル106の剛性を改善するように丸くすることができる。上記したように、ケーブルチャンネル196は、ケーブルチャンネル196内に取り外し自在に装着するように形成された(図12Eに示す)ケーブルカバー198を受けるように形成されている。かくして、取り付けられた装置のケーブルは、視界から隠れるとともに損傷を受けないように、下部チャンネル106内に実質上保持することができる。ケーブルチャンネル196とケーブルカバー198により、所望によりケーブルにアクセスすることができるとともに、ケーブルを下部チャンネル106内に確保することができる。
【0064】
図17A乃至17Cに示すように、第2の端部キャップ108は、一部が閉止されたハウジング即ち部分閉止ハウジング250と、シャフト集成体252とを有している。部分閉止ハウジング250は、互いに対向して配置されかつ側壁258により固定して連結された第1の端部壁254と第2の端部壁256とを有している。側壁258は、内蔵することができるケーブルのような構成部材を操作することができるように、部分閉止ハウジング250の周囲を一部延びている。第1の端部壁254には、孔260が貫通して配設されているとともに、孔260と連通するねじ付き孔262が内部に配設されている。ねじ付き孔262とともに配設されているのは、止めねじ264である。孔260の直径は、ケーブルのプラグ端部を孔を挿通することができるように十分な大きさを有するのが好ましい。
【0065】
図18A乃至18Cに示すように、シャフト集成体252は、集成されたときに、中空のシャフト268を提供する2つの対称をなす端部キャップアダプタ266を有するのが好ましい。端部キャップアダプタ266は、取りつけ端部270と、取り付け端部270よりも細いシャフト端部272とを有している。双方の端部キャップ266の取りつけ端部270は、図19に示すように、孔260に挿入され、互いに結合されるとともに、部分閉止ハウジング250に結合されて、止めねじ264を締め付けることにより、第2の端部キャップ108を形成する。
【0066】
図20A及び20Bについて説明すると、フォアアーム延長体110は、第1の端部に配置された第1の雌型カップリング142と、第2の端部に配置された第2の雌型カップリング144とを有する本体140を備えている。第1の雌型カップリング142は、第2の端部キャップ108の中空シャフト268と回転自在に係合するサイズに形成された内径209を有している。第1の雌型カップリング142はまた、中空シャフト268を介してケーブルを受けるように形成されている。即ち、第1の雌型カップリング142には、ケーブルスロット274が内部に形成されていて、このケーブルスロットは、例えば、ケーブルスロット274を第1の雌型カップリング142内に機械加工(mill)することにより、あるいはケーブルスロット274を一体的に形成するように第1の雌型カップリング142を注型することにより形成することができる。図21A及び21Bに示すように、ブッシュ210にも、ケーブルスロット276が形成されている。ケーブルスロット274及び276は、ケーブルがこれらのケーブルスロットを挿通することができるように整合されている。
【0067】
図14について再度説明すると、フラットスクリーンモニタ300が、第2の雌型カップリング144に回転自在に結合されているチルタ302に取着されている。電力ケーブルのようなケーブル304が、モニタ300からフォアアーム延長体100のU字状本体140から離隔した下側部に延びている。次いで、ケーブル304は、ケーブルホルダ278により、U字状本体140内の所定の位置に保持される。次に、ケーブル304は、本体から、ブッシュ210と第1の雌型カップリング142のケーブルスロット274及び276を介して延びる。次いで、ケーブルは、第2の端部キャップ108の中空シャフト268を介して延びる。そして、ケーブルは、部分閉止ハウジング260の開放端部を介して第2の端部キャップ208を出る。更に、ケーブル304は、下部チャンネル106の長手方向に沿って下方へ延び、ケーブルチャンネル196の第1の端部197を出る。
【0068】
ケーブル304は、延長アーム100の各部が集成されているときに延長アーム100に挿入される。即ち、ケーブル304は、フォアアーム延長部110のU字状本体140の下に配置され、ケーブルホルダ278により所定の位置に保持される。次に、ケーブルは、ケーブルスロット274及び276に通される。プラグ306を有するケーブル304は、第2の端部キャップ108の孔260を介して供給される。第2の端部キャップ108は、ここで、各端部キャップのアダプタ268の取り付け端部270を孔260に挿入して、ケーブル304を包囲することにより集成される。端部キャップのアダプタ268は、止めねじ264を締め付けることにより同時に孔260内に保持される。次いで、中空シャフト268が、第1の雌型カップリング142内に配置される。ケーブル304は、下部チャンネル106と第2の端部キャップが互いに取り付けられる前に、下部チャンネル106内に配置される。これにより、ケーブル304は、ローラ136の上方に位置するとともに、上部チャンネル104と下部チャンネル106とにより形成される中空バーに内蔵される。
【0069】
図15について再度説明すると、延長アーム100の幾つかの別の構成部材が示されている。審美的な観点から、バンパ280を、第2の端部キャップ108の第2の側壁256に配置することができるとともに、プラグ282を、第1の雌型カップリング142に配置することができる。ワッシャ284を、2つの端部キャップ268に対して配置して、アダプタを互いに取着し易くすることができる。
【0070】
本発明を特定の実施の形態に関して説明したが、本発明の範囲に明らかに含まれる種々の変更及び修正を行うことができることは当業者に明らかである。本発明は、特許請求の範囲に記載の精神と範囲内において広範に保護されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 先行技術に係るコンピュータモニタを取着する延長アームを示す組立図である。
【図2】 先行技術に係る延長アームの第1の端部キャップを示す図である。
【図3】 先行技術に係る延長アームのクレビス集成体を示す図である。
【図4A】 先行技術に係る延長アームの上部チャンネルを示す図である。
【図4B】 先行技術に係る延長アームの上部チャンネルを示す図である。
【図5A】 先行技術に係る延長アームの下部チャンネルを示す図である。
【図5B】 先行技術に係る延長アームの下部チャンネルを示す図である。
【図6】 先行技術に係る延長アームの第2の端部キャップを示す図である。
【図7】 先行技術に係る延長アームのフォアアーム延長体を示す図である。
【図8】 本発明の一の実施の形態に係る延長アームの分解組立図である。
【図9A】 本発明の一の実施の形態に係る図8の端部キャップを示す図である。
【図9B】 本発明の一の実施の形態に係る図8の端部キャップを示す図である。
【図9C】 本発明の一の実施の形態に係る図8の端部キャップを示す図である。
【図9D】 本発明の一の実施の形態に係る図8の端部キャップを示す図である。
【図10A】 本発明の一の実施の形態に係る図8の上部チャンネルを示す図である。
【図10B】 本発明の一の実施の形態に係る図8の上部チャンネルを示す図である。
【図10C】 本発明の一の実施の形態に係る図8の上部チャンネルを示す図である。
【図10D】 本発明の一の実施の形態に係る図8の上部チャンネルを示す図である。
【図10E】 本発明の一の実施の形態に係る図8の上部チャンネルを示す図である。
【図10F】 本発明の一の実施の形態に係る図8の上部チャンネルを示す図である。
【図11A】 本発明の一の実施の形態に係る図8の下部チャンネルを示す図である。
【図11B】 本発明の一の実施の形態に係る図8の下部チャンネルを示す図である。
【図11C】 本発明の一の実施の形態に係る図8の下部チャンネルを示す図である。
【図11D】 本発明の一の実施の形態に係る図8の下部チャンネルを示す図である。
【図11E】 本発明の一の実施の形態に係る図8の下部チャンネルを示す図である。
【図12A】 本発明の一の実施の形態に係る図8のフォアアーム延長体を示す図である。
【図12B】 本発明の一の実施の形態に係る図8のフォアアーム延長体を示す図である。
【図13A】 本発明の一の実施の形態に係る図8のフォアアーム延長体を示す図である。
【図13B】 本発明の一の実施の形態に係る図8のフォアアーム延長体を示す図である。
【図14】 本発明の一の実施の形態に係る延長アームを示す側面図である。
【図15】 本発明の一の実施の形態に係る図14の延長アームを示す分解組立図である。
【図16】 本発明の一の実施の形態に係る図14の下部チャンネルを示す図である。
【図17A】 本発明の一の実施の形態に係る図14の第2の端部キャップの部分閉止ハウジングを示す図である。
【図17B】 本発明の一の実施の形態に係る図14の第2の端部キャップの部分閉止ハウジングを示す図である。
【図17C】 本発明の一の実施の形態に係る図14の第2の端部キャップの部分閉止ハウジングを示す図である。
【図18A】 本発明の一の実施の形態に係る図14の第2の端部キャップのシャフト集成体を示す図である。
【図18B】 本発明の一の実施の形態に係る図14の第2の端部キャップのシャフト集成体を示す図である。
【図19】 本発明の一の実施の形態に係る集成された第2の端部キャップを示す図である。
【図20A】 本発明の一の実施の形態に係る図14のフォアアーム延長体を示す図である。
【図20B】 本発明の一の実施の形態に係る図14のフォアアーム延長体を示す図である。
【図21A】 本発明に係る図20A及び図20Bの延長アームの第2の雌型カップリングにおいて使用するブッシュを示す図である。
【図21B】 本発明に係る図20A及び図20Bの延長アームの第2の雌型カップリングにおいて使用するブッシュを示す図である。
【符号の説明】
100 延長アーム
102 第1の端部キャップ
104 上部チャンネル
106 下部チャンネル
108 第2の端部キャップ
110 フォアアーム延長体
112 部分閉止ハウジング
114 シャフト
116 孔
118 ピン
120 クレビス
122 ガスばね
124 ねじ付きロッド
126 保持クリップ
128 ねじ
130 U字状本体
132 ローラ
134 U字状本体
136 ローラ
138 ボールスタッド
140 本体
142 雌型カップリング
144 雌型カップリング
146 端部壁
148 端部壁
150 側壁
152 孔
154 タッピンねじ孔
156 ストッパ
158 トラフ壁
160 トラフ
162 棚
164 溝
166 第1の端部
168 付形開口
170 肩部
172 ねじ部
174 第2の端部
176 ねじ孔
178 締結部材
180 チャンネル底部
182 チャンネル側壁
184 孔
186 ねじ付き孔
188 長手方向の中心線
190 チャンネル底部
192 チャンネル側壁
194 孔
196 ケーブルチャンネル孔
197 第1の端部
198 ケーブルカバー
199 第2の端部
200 長手方向の中心線
202 上部カバー
204 側壁
206 キャッチ
207 上壁
208 側壁
209 内径
210 ブッシュ
211 ねじ
212 止めねじ
213 カップリングトップ
214 壁
215 孔
216 隆起部
217 空所
218 内径
220 ブッシュ
222 止めねじ
224 壁
226 空所
228 長手方向の中心線
250 ハウジング
252 部分閉止ハウジング
254 第1の端部壁
256 第2の端部壁
258 側壁
260 孔
262 ねじ付き孔
264 止めねじ
266 端部キャップアダプタ
268 中空シャフト
270 取り付け端部
272 シャフト端部
274 ケーブルスロット
276 ケーブルスロット
278 ケーブルホルダ
280 バンパ
282 プラグ
284 ワッシャ
300 フラットスクリーンモニタ
302 チルタ
304 ケーブル
306 プラグ
900 中央リブ
902 対角リブ

Claims (85)

  1. 装置を支持マウントに調整自在に取着するとともに装置に対するケーブルを内部に隠す延長アームであって、 本体と、該本体の第1の端部に配置された装置に取着する手段と、第2の端部に配置された第2の端部のカップリングとを有するフォアアーム延長体を備え、前記第2の端部のカップリングには、前記第2の端部のカップリングと前記本体が前記ケーブルスロットを介して互いに連通するように、壁にケーブルスロットが形成され、更に、
    支持マウントに取着された支持シャフトを含む第1の端部キャップと、
    部分閉止ハウジング及び前記第2の端部のカップリングに回動自在に取着された中空シャフトを有する第2の端部キャップと、
    1の端部に配置されかつ前記第1の端部キャップに回動自在に取着されるように構成された第1のローラと、第2の端部に配置されかつ前記第2の端部キャップに回動自在に取着されるように構成された第2のローラとを有する上部チャンネルと、
    下部チャンネルであって、第1の端部に配置されかつ前記第1の端部キャップに回動自在に取着されるように構成された第3のローラと、第2の端部に配置されかつ前記第2の端部キャップに回動自在に取着されるように構成された第4のローラと、前記下部チャンネルの第1の端部に接近した点から前記下部チャンネルの第2の端部へ前記下部チャンネルに沿って長手方向に延びて前記第4のローラを横切るとともに前記下部チャンネルの第2の端部に開口を形成するように内部に形成されたケーブルチャンネルとを有する下部チャンネルと、
    第1の端部が前記上部チャンネルに回転自在に取着されかつ第2の端部が前記第1の端部キャップに調整自在に取着されたガスばねとを備え、該ガスばねは装置が配置されたときに前記上部チャンネル、前記下部チャンネル、前記第1の端部キャップ及び前記第2の端部キャップを平行四辺形の形状に保持するように構成されていることを特徴とする延長アーム。
  2. 装置からのケーブルをさらに備え、前記置からのケーブルは、前記フォアアーム延長体の前記本体で開始し、前記ケーブルスロットを介して前記第2の端部のカップリングに延び、前記第2の端部のカップリングを介して前記中空シャフトに延び、前記中空シャフトを介して前記部分閉止ハウジングに延び、前記部分閉止ハウジングを介して前記下部チャンネルに延び、更に前記下部チャンネルを介して延びて前記ケーブルチャンネルの出発点で出るように前記延長アーム内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の延長アーム。
  3. 前記上部チャンネルには内部にねじ付き孔が形成されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  4. 前記ガスばねの第2の端部は前記上部チャンネルの前記ねじ付き孔に螺着されたボールスタッドを介して前記上部チャンネルに回転自在に取着されていることを特徴とする請求項3に記載の延長アーム。
  5. 前記ねじ付き孔は前記上部チャンネルの一体部分となるように前記上部チャンネルと一体注型されることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  6. 前記取着手段は第1の端部のカップリングであることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  7. 前記第1の端部のカップリングには側壁に止めねじが配設されていることを特徴とする請求項6に記載の延長アーム。
  8. 前記第1の端部のカップリングの内面には複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  9. 前記第1の端部のカップリングは第1の軸線方向の中心線を有し、前記第2の端部のカップリングは第2の軸線方向の中心線を有し、前記第1の軸線方向の中心線と前記第2の軸線方向の中心線は互いに平行であることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  10. 前記第1の軸線方向の中心線と前記第2の軸線方向の中心線は、前記フォアアーム延長体の前記本体の長手方向の中心線に対して直交していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  11. 前記第1の端部のカップリングの中心線と前記第2の端部のカップリングの中心線は、前記フォアアーム延長体の前記本体の長手方向の中心線と整合されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  12. 前記第1の端部のカップリングと前記第2の端部のカップリングが垂直に配置されると、前記フォアアーム延長体の前記本体は前記カップリング間に傾斜して配置されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  13. 前記第1の端部のカップリングと前記第2の端部のカップリングが垂直に配置されると、前記フォアアーム延長体の前記本体は前記カップリング間に水平に配置されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  14. 前記フォアアーム延長体の前記本体の縁部は、前記第1の端部のカップリングの第1の縁部及び前記第2の端部のカップリングの第1の縁部に整合されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  15. 前記上部チャンネルの前記第1及び第2のローラは前記上部チャンネルの一体部分となるように前記上部チャンネルと一体注型され、かつ、前記下部チャンネルの前記第3及び第4のローラは前記下部チャンネルの一体部分となるように前記下部チャンネルと一体注型されていることを特徴とする請求項1に記載の延長アーム。
  16. 前記下部チャンネルの前記ケーブルチャンネルは、前記下部チャンネルの一体部分となるように前記下部チャンネルと一体注型されていることを特徴とする請求項1に記載の延長アーム。
  17. 前記支持シャフトは前記第1の端部キャップの第1の端部に連結され、前記第1の端部キャップの第2の端部は内部に孔を有していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  18. 前記第1の端部キャップは更に、
    前記ガスばねの第2の端部に回動自在に取着されたクレビスと、
    該クレビスと螺合し、かつ、軸線方向の中心線を有するロッドとを有し、 前記クレビスは前記ロッドが前記軸線方向の中心線を中心に回転すると前記第1の端部キャップ内で摺動するように構成されていることを特徴とする請求項17に記載の延長アーム。
  19. 前記ロッドの第1の端部は、前記第1の端部キャップの前記第2端部内の前記孔に挿通されていることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記ロッドの第1の端部は付形開口を有するとともに、付形キーが前記付形開口に挿入されて廻されると前記軸線方向の中心線を中心に回転するように構成されていることを特徴とする請求項19に記載の延長アーム。
  21. 前記ロッドは第1の端部に隣接して肩部を有し、該肩部は該肩部が前記第1の端部キャップの前記第2の端部の内面に当接して前記ロッドの第1の端部を前記孔に保持するように前記第1の端部キャップの前記孔の直径よりも大きい直径を有していることを特徴とする請求項19に記載の延長アーム。
  22. 前記第1の端部キャップは、溝により分離されている1対の棚を更に有していることを特徴とする請求項18に記載の延長アーム。
  23. 前記1対の棚は、前記第1の端部に隣接して前記第1の端部キャップに配置されていることを特徴とする請求項22に記載の延長アーム。
  24. 前記1対の棚は内部にタッピンねじ孔が配設されていることを特徴とする請求項22に記載の延長アーム。
  25. 前記ロッドの第2の端部は前記第1の端部キャップの前記溝内に回転自在取着されるとともに、前記棚に取着された保持クリップにより所定に位置に保持されていることを特徴とする請求項22に記載の延長アーム。
  26. 前記保持クリップはねじによって前記一対の棚に取着されていることを特徴とする請求項25に記載の延長アーム。
  27. 前記上部チャンネルには内部にねじ付き孔が形成されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム。
  28. 前記ガスばねの第2の端部は、前記上部チャンネルの前記ねじ付き孔に螺着されたボールスタッドを介して前記上部チャンネルに回転自在に取着されていることを特徴とする請求項27に記載の延長アーム。
  29. 前記ねじ付き孔は、前記上部チャンネルの一体部分となるように前記上部チャンネルと一体注型されていることを特徴とする請求項27に記載の延長アーム
  30. 前記延長アームは亜鉛材料を有していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  31. 前記延長アームは注型されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  32. 記延長アームは連動成形により形成されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  33. 前記手段に取着されたフラットスクリーン装置を備えた装置を更に有していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  34. 前記延長アームはフラットスクリーン装置が取り付け面に対してフラットに配置されたときにフラットスクリーン装置の背後に実質上隠されるように構成されていることを特徴とする請求項33に記載の延長アーム
  35. 各ローラは軸線方向の中心線において内部に孔を有し、前記第1の端部キャップは、前記第1のローラ内の前記孔に整合する上部縁部上の第1の1対の孔と、前記第3のローラ内の前記孔に整合する下部縁部上の第2の1対の孔とを有し、前記第2の端部キャップは、前記第2のローラ内の前記孔に整合する上部縁部上の第1の1対の孔と、前記第4のローラ内の前記孔に整合する下部縁部上の第2の1対の孔とを有していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  36. 前記各端部キャップは、ピンを、前記各端部キャップ内の前記各孔を通って、前記各ローラ内の前記各それぞれの孔に挿入することで、前記各チャンネルに回動自在に取着されていることを特徴とする請求項35に記載の延長アーム
  37. 前記第1の端部キャップは、第1の端部及び第2の端部に近接した位置で、前記第1の端部キャップの内部に配置されたストッパを更に有していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  38. 前記第1の端部キャップは、前記第1の端部キャップの内部に1対のトラフ壁を更に有し、前記1対のトラフ壁は相互間にトラフを形成していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  39. 前記上部チャンネル、前記下部チャンネル、前記第1の端部キャップ及び前記第2の端部キャップは、前記支持シャフトと前記中空シャフトが反対方向を向くように回動自在に取着されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  40. 前記ケーブルチャンネルは、前記下部チャンネルの長手方向の中心線に平行な2つの対向する縁部を有していることを特徴とする請求項1に記載の延長アーム
  41. 前記ケーブルチャンネルの一端が丸くされていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  42. 前記ケーブルチャンネルに取り外し自在に取着可能であるケーブルカバーを更に備えていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  43. 前記上部及び下部チャンネルの前記ローラの各々は、互いに平行な軸線方向の中心線を有していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  44. 前記上部及び下部チャンネルの前記ローラの各々の前記軸線方向の中心線は、前記チャンネルの各々の長手方向の中心線に対して直交していることを特徴とする請求項43に記載の延長アーム
  45. 前記第2の端部のカップリングには側壁に止めねじが形成されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  46. 前記第2の端部のカップリングの内面には複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  47. 前記フォアアーム延長体の本体はU字状チャンネルであることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  48. 前記U字状チャンネルは、前記U字状チャンネルの開口が下に向くように配置されていることを特徴とする請求項47に記載の延長アーム
  49. 前記U字状チャンネルは、内部に配設されたケーブルホルダを備えていることを特徴とする請求項47に記載の延長アーム
  50. 前記部分閉止ハウジングは、第1の端部壁と、第2の端部壁と、少なくとも1つの側壁とを有し、前記第1の端部壁は端部壁孔を有していることを特徴とする請求項に記載の延長アーム
  51. 前記中空シャフトは互いに連結された2つの対称をなす端部キャップアダプタを有していることを特徴とする請求項50に記載の延長アーム
  52. 前記対称をなす端部キャップアダプタは、それぞれ半円形の横断面プロファイルを有していることを特徴とする請求項51に記載の延長アーム
  53. 前記中空シャフトは第1の直径を有する部分と、第1の直径よりも大きい第2の直径を有する部分とを含むことを特徴とする請求項50に記載の延長アーム
  54. 前記中空シャフトの第2の直径は前記端部壁の直径とほぼ同じであることを特徴とする請求項53に記載の延長アーム
  55. 第2の直径を有する前記中空シャフトの前記部分は前記端部壁の孔に挿入されていることを特徴とする請求項53に記載の延長アーム
  56. 前記第1の端部壁は前記端部壁の孔と連通するねじ付き孔を更に有していることを特徴とする請求項50に記載の延長アーム
  57. 前記中空シャフトと前記部分閉止ハウジングとを結合するように前記ねじ付き孔に挿入されたファスナを更に備えていることを特徴とする請求項56に記載の延長アーム
  58. 前記端部壁の孔はケーブルのプラグが嵌挿することができるように十分に大きく形成されていることを特徴とする請求項50に記載の延長アーム
  59. 装置を支持マウントに調整自在に取着する延長アームであって、
    装置に取着するための第1の端部と第2の端部に配置された第2の端部のカップリングとを有する本体を備えたフォアアーム延長体を備え、前記第2の端部のカップリングには、前記第2の端部のカップリングと前記本体が前記ケーブルスロットを介して互いに連通するように、壁にケーブルスロットが形成され、更に、
    支持マウントに取着された支持シャフトを含む第1の端部キャップと、
    ハウジング及び前記第2の端部のカップリングに回動自在に取着された中空シャフトを有する第2の端部キャップと、
    前記第1の端部キャップに回動自在に取着されるように構成された第1の端部と前記第2の端部キャップに回動自在に取着されるように構成された第2の端部とを有する上部チャンネルと、
    下部チャンネルであって、前記第1の端部キャップに回動自在に取着されるように構成された第1の端部と、前記第2の端部キャップに回動自在に取着されるように構成された第2の端部と、前記下部チャンネルの第1の端部に隣接した点から前記下部チャンネルの第2の端部へ前記下部チャンネルに沿って長手方向に延びて前記下部チャンネルの第2の端部に開口を形成するように内部に形成されたケーブルチャンネルとを有する下部チャンネルと、
    第1の端部が前記上部チャンネルに取着されかつ第2の端部が前記第1の端部キャップに取着されたガスばねとを備え、該ガスばねは、前記上部チャンネル、前記下部チャンネル、前記第1の端部キャップ及び前記第2の端部キャップを平行四辺形の形状に保持していることを特徴とする延長アーム
  60. 前記第2の端部キャップは、
    部分閉止され、且つ、第1の端部壁、第2の端部壁及び少なくとも1つの側壁を有し、前記第1の端部壁は端部壁孔を有する前記ハウジングと、
    シャフト孔が透通して形成された前記シャフトを備えたシャフト集成体であって、前記シャフト孔と前記端部壁孔とが整合して連続する孔を形成するように前記第1の端部壁に連結されているシャフト集成体とを
    備えていることを特徴とする請求項59に記載の延長アーム
  61. 前記第1の端部壁は前記端部壁孔と連通するねじ付き孔を更に有していることを特徴とする請求項60に記載の延長アーム
  62. 前記シャフト集成体と前記部分閉止ハウジングとを結合するように前記ねじ付き孔に挿入されるファスナを更に備えていることを特徴とする請求項61に記載の延長アーム
  63. 前記端部壁孔はケーブルのプラグが嵌挿することができるように十分に大きく形成されていることを特徴とする請求項60に記載の延長アーム
  64. 前記少なくとも1つの側壁は半円形をなすとともに、前記第1の端部壁と前記第2の端部壁に連結していることを特徴とする請求項60に記載の延長アーム
  65. 前記シャフト集成体は互いに連結された前記中空シャフトを形成する2つの対称をなす端部キャップアダプタを有していることを特徴とする請求項60に記載の延長アーム
  66. 前記対称をなす端部キャップアダプタは半円形の横断面プロファイルを有していることを特徴とする請求項65に記載の延長アーム
  67. 前記中空シャフトは第1の直径を有する部分と、第1の直径よりも大きい第2の直径を有する部分とを含むことを特徴とする請求項65に記載の延長アーム
  68. 前記中空シャフトの第2の直径は、前記端部壁の直径とほぼ同じであることを特徴とする請求項67に記載の延長アーム
  69. 第2の直径を有する前記中空シャフトの前記部分は、前記端部壁孔に挿入されていることを特徴とする請求項67に記載の延長アーム
  70. 前記下部チャンネルは、
    本体と、
    該本体の第1の端部に配置された第1のローラと、
    前記本体の第2の端部に配置された第2のローラと、
    前記本体に形成された前記ケーブルチャンネルとを備え、前記ケーブルチャンネルは、前記下部チャンネルの第1の端部に近接した点から前記チャンネルの第2の端部へ前記下部チャンネルに沿って長手方向に延びて、前記第2のローラを横切るとともに前記下部チャンネルの第2の端部に開口を形成していることを特徴とする請求項59に記載の延長アーム
  71. 前記ケーブルチャンネルは、前記本体の長手方向の中心線に平行な2つの対向する縁部を有していることを特徴とする請求項70に記載の延長アーム
  72. 前記ケーブルチャンネルの一端が丸くされていることを特徴とする請求項70に記載の延長アーム
  73. 前記ケーブルチャンネルに取り外し自在に取着可能であるケーブルカバーを更に備えていることを特徴とする請求項70に記載の延長アーム
  74. 前記ローラの各々は、それぞれの軸線方向の中心線に位置する孔を有していることを特徴とする請求項70に記載の延長アーム
  75. 前記第2の端部カップリングには側壁に止めねじが形成されていることを特徴とする請求項59に記載の延長アーム
  76. 前記第2の端部のカップリングの内面には複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項59に記載の延長アーム
  77. 前記本体の前記第1の端部は第1の端部カップリングであることを特徴とする請求項59に記載の延長アーム
  78. 前記第2の端部カップリングには側壁に止めねじが形成されていることを特徴とする請求項77に記載の延長アーム
  79. 前記第2の端部のカップリングの内面には複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項77に記載の延長アーム
  80. 前記第1の端部カップリングの中心線と前記第2の端部カップリングの中心線は、前記本体の長手方向の中心線と整合されていることを特徴とする請求項77に記載の延長アーム
  81. 前記本体の下面は、前記第1の端部カップリングの下部縁部及び前記第2の端部カップリングの下部縁部と整合されていることを特徴とする請求項77に記載の延長アーム
  82. 前記本体は、前記第1の端部カップリングと前記第2の端部カップリングが各々の中心線が垂直になるように配置されるとき、前記第1及び第2の端部カップリング間に傾斜して配置されていることを特徴とする請求項77に記載の延長アーム。
  83. 記本体は、前記第1の端部カップリングと前記第2の端部カップリングが各々の中心線が垂直になるように配置されるとき、前記第1及び第2の端部カップリング間に水平に配置されていることを特徴とする請求項77に記載の延長アーム。
  84. 前記本体はU字状であることを特徴とする請求項59に記載の延長アーム。
  85. 前記U字状本体内部にケーブルホルダを更に備えていることを特徴とする請求項84に記載の延長アーム。
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