JP4710473B2 - エンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents

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本発明は、エンジンの燃料噴射制御装置に関する。
排ガス浄化触媒は、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)を同時に処理可能な三元触媒が一般的に用いられている。排ガス浄化触媒は、一酸化炭素と炭化水素を酸化して二酸化炭素(CO2)と水(H2O)にすることによって無害化する。また、排ガス浄化触媒は窒素酸化物を還元して、窒素(N2)にすることによって無害化する。
三元触媒は、内部に酸素を貯蔵する性質を有する。窒素酸化物は、還元反応をする際に酸素を放出する。しかし、三元触媒が酸素を過剰に貯蔵していると、還元反応による酸素の放出が抑制され、窒素酸化物の処理能力は著しく悪化する。このとき、窒素酸化物は無害化されずに外部に放出され、大気汚染の原因となってしまう。
近年の車両には、燃費の向上などを目的として減速時やアイドルストップ時などに燃料供給を抑制する燃料カット制御が採用されている。燃料カット中は新気が排気通路に流入するため、排ガス浄化触媒は過剰に供給された酸素までもその内部に貯蔵する。このことが三元触媒に過剰な酸素が貯蔵される一因となっている。
そこで、排気通路に流入する新気の量を抑制することによって、排ガス浄化触媒が貯蔵する酸素量を低減させる燃料噴射制御装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−19519号公報
しかし、前述の燃料噴射制御装置は、完全に新気の流入を阻止することはできず、過剰な酸素貯蔵量を削減するには限度があった。また、燃料カット終了後の最初の燃料噴射量を増量することによって、炭化水素の酸化処理に貯蔵酸素を消費させることができる。しかし、酸素貯蔵量は触媒の温度や劣化の程度にも依存するため、燃料噴射量の増量分を正確に算出することは困難であった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、燃料カット終了後の燃料噴射量の増量分を排ガス浄化触媒が貯蔵する酸素量から算出することによって、触媒の酸素貯蔵量を適正にする燃料噴射制御装置を提供することを目的としている。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、エンジン(10)と、前記エンジン(10)の排気通路(20)に設けられ、排ガスを浄化する排ガス浄化触媒(22)と、前記排ガス浄化触媒(22)の下流に設けられ、排ガス浄化触媒(22)から流出する排ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段(23)と、燃料カットの開始の予告を検出する燃料カット開始予告検出手段(31;ステップS1)と、燃料カットの開始の予告を検出したら、前記排ガス浄化触媒が貯蔵している酸素をすべて消費させるために、前記空燃比検出手段の出力がリッチとなるように目標空燃比をリッチにする燃料カット開始前目標空燃比リッチ手段(31;ステップS3)と、前記空燃比検出手段(23)の出力がリッチとなってから燃料噴射を再開する前までの間に前記排ガス浄化触媒(22)に貯蔵される酸素貯蔵量を0を起点に算出する酸素貯蔵量算出手段(31;ステップS6,S10,S13)と、前記排ガス浄化触媒(22)の酸素貯蔵量が所定量となるように燃料を増量する燃料増量手段(31;ステップS14,S15)と、燃料噴射の再開時に、この増量した燃料を噴射する燃料噴射手段(15)と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、排ガス浄化触媒の酸素貯蔵量を正確に計測することによって、燃料カット状態から復帰した後に必要な燃料噴射量の増量分を的確に算出することができる。したがって、燃料カット状態から復帰した後であっても排ガス浄化触媒の酸素貯蔵量を適正にすることができるため、窒素酸化物の排出を抑制することができる。
さらに、燃料噴射量の増量分は、燃料カット状態から復帰するたびに計測される酸素貯蔵量に基づいて算出されるため、排ガス浄化触媒の温度や劣化の程度などに依存しない。
以下では図面等を参照して本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による燃料噴射制御装置の第1実施形態を採用したハイブリッドエンジンシステム1を示す図である。図1において、太い実線は駆動力伝達経路、破線は電力線、細い実線は制御線を示す。
ハイブリッドエンジンシステム1は、動力源として、エンジン10と、第1モータ50と、第2モータ51とを備える。第1モータ50及び第2モータ51は、三相同期電動機又は三相誘導電動機などの交流機である。
エンジン10は、クランクシャフトと連結する。さらに、エンジン10はクランクシャフトを通じて動力分割機構40と連結する。動力分割機構40は、エンジン10のクランクシャフトを第1モータ50の回転軸及び第2モータ51の回転軸とを相互に連結させる。動力分割機構40は、周知の遊星歯車を利用してエンジン10の駆動力を第1モータ50の回転軸と第2モータ51の回転軸とに分割して伝達する。第1モータ50の回転軸は、減速装置80を介して駆動輪90の回転軸と連結する。
第1モータ50及び第2モータ51の回転軸とクランクシャフトとは、適宜、連結・切り離しが可能である。そこで、発進時や低速走行時などのエンジン効率の低い状態では、車両はモーターの出力によって走行する。第1モータ50及び第2モータ51を作動させる電力は、バッテリ70に蓄えられている。バッテリ70は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池が用いられる。バッテリ70は、直流電流を出力する。出力された直流電流は、インバータ60,61によって交流電流に変換され、第1モータ50及び第2モータ51に供給される。
第1モータ50は、主に低速走行時などでクランクシャフトに駆動力を伝達して車両を走行させる。また、第2モータ51はエンジン始動時にクランクシャフトを回転させてクランキングする。
通常走行時には、車両は主にエンジン10の出力によって走行する。また、減速時には第1モータ50及び第2モータ51は、クランクシャフトと連結して発電機として作用して回生電力を発電する。第1モータ50及び第2モータ51が生じさせる電流は交流電流である。発生した交流電流は、インバータ60,61によって直流電流に変換され、バッテリ70に蓄えられる。
エンジン10、第1モータ50及び第2モータ51の制御は、統合コントローラとしての電子制御ユニット(以下「ECU」という)30によって行われる。ECU30は、CPU、ROM、RAM、インターフェース回路及びインバータ回路を含んで構成される。ECU30は、図示しない各種センサの検出信号を外部入力回路を介して入力し、これら信号に基づいて運転状態を最適化するための各種制御を実施する。
ECU30は、エンジンコントローラ31とハイブリッドコントローラ32とを含んで構成される。エンジンコントローラ31は、エンジン10の点火時期、燃料噴射量及び吸入空気量などを制御する。ハイブリッドコントローラ32は、第1モータ50及び第2モータ51への電力供給量を調節することによって回転速度や出力トルクなどを制御する。また、ハイブリッドコントローラ32は、第1モータ50及び第2モータ51を発電機として機能させてバッテリ70を充電するための制御を行う。
図2は、本発明による燃料噴射制御装置を採用したエンジン10の吸排気システム2を示す図である。
エンジン10は、内部に燃焼室11を有する。エンジン10は、外気を燃焼室11に導く吸気ポート13を備える。エンジン10は、排ガスを排出する排気ポート17を備える。エンジン10は、内部を摺動するピストン12を備える。ピストン12は、混合気の燃焼によって発生したエネルギーをクランクシャフトを通じて外部に伝達する。
エンジン10は、燃焼室11と吸気ポート13との間に吸気弁14を備える。吸気ポート13は、吸気通路16と連結する。吸気弁14は、吸気ポート13と燃焼室11との間を開閉して燃焼室11への吸気を調節する。吸気ポート13は、燃料噴射弁15を備える。燃料噴射弁15は、図示しない燃料タンクと連結して燃焼室11に燃料を供給する。燃料噴射弁15は、燃料を霧状に噴射して吸気通路16から導かれる吸気と混ぜ合わせて混合気を生成する。燃焼室11は図示しない点火プラグを備えており、吸入された混合気に点火する。
エンジン10は、燃焼室11と排気ポート17との間に排気弁18を備える。排気ポート17は、排気通路20と連結する。排気弁18は、排気ポート17と燃焼室11との間を開閉して排ガスを排気通路20に排出する。
排気通路20は、排ガス浄化触媒22を備える。排ガスは、排気通路20を通流して排ガス浄化触媒22に送られる。排ガス浄化触媒22は、エンジン10から排出される排ガスを浄化する。排ガスは、排ガス浄化触媒22によって浄化された後に外部に排出される。
排ガス浄化触媒22は、空燃比が理論空燃比近傍のときに、排ガスに含まれる炭化水素及び一酸化炭素を酸化すると同時に窒素酸化物を還元する三元触媒である。三元触媒は、炭化水素及び一酸化炭素を酸化するために酸素を必要とする。酸化に必要な酸素は、排ガスに含まれる少量の余剰酸素と窒素酸化物の還元によって発生する酸素により供給されるため、空気の二次供給を特に必要しない。また、過剰な酸素供給は窒素酸化物の還元作用を不活発にしてしまうため、かえって排ガスの浄化性能を悪化させる。したがって、排ガスに含まれる酸素量は、排ガスに直接空気を供給して調整するのではなく、空燃比を制御することによって調整する必要がある。
排気通路20は、排ガス浄化触媒22の上流に空燃比センサ21を備える。空燃比センサ21は、排ガスの空燃比を検出する。空燃比センサ21は、先端にジルコニア管を備える。空燃比センサ21は、ジルコニア管が排ガスと接触するように設けられる。ジルコニア管は、管の内側と外側の酸素濃度の比が非常に大きい場合に起電力を生じさせる。空燃比センサ21は、ジルコニア管内部の大気と外部で接触する排ガスとの酸素濃度比により生ずる起電力によって、排ガスが含む酸素量を検出することができる。例えば、混合気に燃料が多く含まれる場合には混合気の燃焼時に酸素が消費されるため、排ガスには酸素をほとんど含まない。したがって、ジルコニア管内外の酸素濃度比が大きくなり起電力が生じるため、空燃比センサ21は排ガスに含まれる酸素量が少ないことを検知することができる。
排気通路20は、排ガス浄化触媒22の下流にリアO2センサ23を備える。リアO2センサ23は、ジルコニアO2センサである。リアO2センサ23は、排ガス浄化触媒22を通過して浄化された排ガスに含まれる酸素を検知する。
続いて、本実施形態における燃料噴射制御装置の制御を図3のフローチャートに基づいて説明する。本ルーチンは、エンジンコントローラ31によって所定時間毎(例えば10ミリ秒)に周期的に実行される。
車速が低下して停車しそうになるなど、エンジン10への燃料供給を停止する燃料カット制御(以下「停止時燃料カット」という)の開始条件を満たしたら、エンジンコントローラ31は、燃料カット予告フラグをONに設定する。これを受けて本ルーチンは実行される。
ステップS1において、エンジンコントローラ31は、燃料カット予告フラグがONであるか否かを判定し、燃料カット予告フラグがONであればステップS2へ進み、燃料カット予告フラグがOFFであればステップS5へ進む。
ステップS2において、エンジンコントローラ31は、リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンであるか否かを判定し、リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンであればステップS3へ進み、リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリッチであればステップS4へ進む。
ステップS3において、エンジンコントローラ31は、目標空燃比をリッチに設定する。空燃比をリッチにする手段としては、例えば、燃料噴射量を増量することが挙げられる。目標空燃比がリッチに設定されると、排ガス浄化触媒22には燃料すなわち炭化水素を多く含む排ガスが通過する。したがって、排ガス浄化触媒22は貯蔵した酸素を放出・消費してこれらの炭化水素を酸化処理する。排ガス浄化触媒22は、貯蔵した酸素をすべて放出すると、排ガスに含まれている酸素だけではすべての炭化水素を酸化処理することができなくなる。エンジンコントローラ31は、このようにして排ガス浄化触媒22が貯蔵した酸素をすべて消費させる。
ステップS4において、エンジンコントローラ31は、目標空燃比を理論空燃比に設定する。目標空燃比がリッチのままでは、エンジンで燃焼しなかった炭化水素がそのまま大気中に放出されるおそれがあるので、目標空燃比をリッチから理論空燃比に変更する。
ステップS5において、エンジンコントローラ31は、停止時燃料カットフラグがOFF(停止状態)からON(実行状態)に遷移したか否かを判定する。停止時燃料カットフラグがONに遷移したのであれば、ステップS6へ進む。停止時燃料カットフラグがOFFのままであるか又は既にONになっていたのであれば、ステップS7へ進む。
ステップS6において、エンジンコントローラ31は、排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量を0に設定する。このとき、排ガス浄化触媒22は燃料カット予告フラグがONに設定されてから実際に停止時燃料カットが実行されるまでの間に行なわれた前述の処理(ステップS2,S3)によって、酸素を貯蔵していない状態となっている。
ステップS7において、エンジンコントローラ31は、停止時燃料カットフラグがONであるか否かを判定し、停止時燃料カットフラグがONであればステップS8へ進む。
ステップS8において、エンジンコントローラ31は、サイクル遅れ回転が完了したか否かを判定し、サイクル遅れ回転が完了していればステップS9へ進む。サイクル遅れ回転とは、停止時燃料カットの開始直前に供給され、停止時燃料カットを実行しても燃焼室内に残留している燃料を排出するときの回転をいう。エンジンコントローラ31は、残留した燃料が排出された後から排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量を測定することによって、測定精度を向上させることができる。
ステップS9において、エンジンコントローラ31は、燃料カット状態から復帰した後の燃料噴射量の算出が完了したか否かを判定し、燃料噴射量の算出が完了していなければステップS10へ進む。
ステップS10において、エンジンコントローラ31は、酸素貯蔵量に流入した酸素量を加算する。なお、この流入酸素量は新気に含まれる酸素の比率から算出することができる。
ステップS11において、エンジンコントローラ31は、リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンであるか否かを判定し、リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリッチであればステップS12へ進み、リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンであればステップS14へ進む。
ステップS12において、エンジンコントローラ31は、燃料カット状態からの復帰条件を満たしているか否かを判定する。条件を満たしていればステップS13へ進み、条件を満たしていなければ本ルーチンを抜ける。リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリッチの状態で燃料カット状態から復帰するということは、エンジンコントローラ31は、排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量の最大値に到達する前に燃料噴射を開始することになる。
ステップS13において、エンジンコントローラ31は、排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量の推定値を算出する。排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量は、正確にはこの時点までに積算された酸素貯蔵量に燃料噴射が実際に再開されるまでに排ガス浄化触媒22への酸素流入量を加えたものとなる。しかし、エンジンコントローラ31は、酸素流入量を正確に計測又は算出することはできない。そこで、酸素流入量は排気する気筒数とシリンダの有効体積との積から推定値を算出する。シリンダの有効体積は、吸気バルブが閉じるクランク角度におけるシリンダ容積から、燃焼室内に残ったガス量を差し引いたものとすることができる。シリンダの有効体積や気筒数は固定値であるため、酸素流入量の推定値は固定値とすることができる。
ステップS14において、エンジンコントローラ31は、酸素貯蔵量又は酸素貯蔵量の推定値を用いて、燃焼に必要な通常の噴射量に対する増量量を算出し、その増量量を通常噴射量に加算して燃料噴射量を算出する。エンジン始動時に三元触媒の望ましい状態は、排ガス中に炭化水素及び一酸化炭素が多いときに、それらを酸化するための酸素が貯蔵されているとともに、排ガス中に窒素酸化物が多いときに、それを還元したときに生じた酸素を貯蔵できる状態である。この状態は、厳密には燃料を構成する炭化水素の炭素と水素との組成比などにも依存するが、排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵限界量の半分の量の酸素をあらかじめ貯蔵した状態としておけばよい。したがって、燃料噴射再開時の燃料噴射増量量は、排ガス浄化触媒22が貯蔵している酸素を半減させるのに必要な量となる。なお排ガス浄化触媒22の貯蔵酸素量に対して、それを半減させるための燃料量はあらかじめ適合されている。また所定時間が経過してもリアO2センサの出力がリッチ→リーンにならないとき、すなわち排ガス浄化触媒22の劣化度合が小さいときには、排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量が、あらかじめ定められている最大酸素貯蔵量の半分になるように燃料を増量量を設定する。そしてこの増量量を、燃焼に必要な通常の噴射量に加えて、燃料噴射再開時の燃料噴射量とする。
ステップS15において、エンジンコントローラ31は、燃料噴射量の上限処理を行なう。算出された燃料噴射量をそのまま使用するといわゆるリッチ失火を起こすおそれがあるため、エンジンコントローラ31は、リッチ失火限界空燃比を超えてしまう場合には上限を設けて燃料噴射量を補正する。
図4は、本実施形態の燃料噴射制御装置によるエンジン停止から始動するまでの間にリアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンとなった場合の制御を示すタイムチャートである。図4(a)はエンジンの回転速度、図4(b)は燃料カット予告フラグ、図4(c)は燃料噴射のON/OFF状態、図4(d)は停止時燃料カットフラグ、図4(e)は設定された目標空燃比、図4(f)はリアO2センサ23の出力、図4(g)は酸素貯蔵量、図4(h)は燃料噴射量を示す。また、図3のフローチャートとの対応がわかりやすくなるように、図3のステップ番号をS付けで併記した。
エンジンコントローラ31は、停止時燃料カットの開始条件を満たすと、実際に停止時燃料カットを実行する前に燃料カット予告フラグをONに設定する(図4(b)の時刻t1)。燃料カット予告フラグがONとなっている場合には(S1)、エンジンコントローラ31はリアO2センサ23の出力を取得する(S2;図4(f))。リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンの場合には、エンジンコントローラ31は目標空燃比をリッチに設定する(S3;図4(e)の時刻t1)。このため、エンジンコントローラ31は燃料噴射量を一時的に増量する(図4(h)の時刻t1〜t2)。リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリッチになった場合には、エンジンコントローラ31は、目標空燃比を理論空燃比に設定し(S4;図4(e)の時刻t2)、燃料噴射量を再設定する(図4(h))。
燃料噴射は燃料カット予告フラグがONとなった後も一定期間継続し(図4(c)の時刻t1〜t3)、エンジン10の回転速度は維持される(図4(a))。エンジンコントローラ31は、停止時燃料カットフラグがOFFからONになると(S5;図4(d)の時刻t3)、排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量を0に設定する(S6;図4(g))。エンジン10は、前述のように停止時燃料カットを開始した後も回転を継続している(図4(a))。また、エンジンコントローラ31は、燃焼室に残存した燃料を排出するサイクル遅れ回転が完了してから(S8;時刻t3→t4)、酸素貯蔵量の積算を開始する(S10)。
エンジンコントローラ31は、アクセルペダルが踏み込まれ燃料カット予告フラグがON→OFFとなったら(時刻t5)、クランキングを開始する。これによってエンジンの回転速度が上昇する(図4(a))。ただし燃料噴射は開始していない(図4(c)の時刻t5〜t7)。ハイブリッド車の場合には、モータ駆動による発進のほうが効率がよいからである。クランキング中は空気が排ガス浄化触媒22に流入する。そのため排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量が増大し、やがて飽和量に達し(図4(f)の時刻t5〜t6)、リアO2センサの出力がスライスレベルよりもリーンになる(図4(e)の時刻t6)。
そしてエンジンコントローラ31は、燃料噴射再開時の燃料噴射量を算出する(S14,S15)。そしてリアO2センサの出力がスライスレベルよりもリーンになってから所定時間経過して、排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量が間違いなく飽和量に達した後に燃料噴射を再開する(時刻t7)。増量した燃料が噴射された後、エンジンコントローラ31は目標空燃比を再設定してエンジン10を通常運転させる(時刻t8)。
図5は、本実施形態の燃料噴射制御装置によるエンジン停止から始動するまでの間に、リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンとならなかった場合の制御を示すタイムチャートである。図4と同様に、図5(a)はエンジンの回転速度、図5(b)は燃料カット予告フラグ、図5(c)は燃料噴射のON/OFF、図5(d)は停止時燃料カットフラグ、図5(e)は設定された目標空燃比、図5(f)はリアO2センサ23の出力、図5(g)は酸素貯蔵量、図5(h)は燃料噴射量を示す。なお、図4と重複する部分については説明を省略する。
図5に示すタイムチャートは、エンジン10が再始動するまでは(時刻t5)、図4と同様である。リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリッチの状態で燃料噴射が開始されるということは、排ガス浄化触媒22がさらに酸素を貯蔵できる状態であることを示している。例えば、排ガス浄化触媒22が新品であるために酸素の貯蔵可能量が大きい場合などが考えられる。
前述のようにリアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリッチの状態で燃料噴射を再開する場合には(S11:NO→S12:YES;時刻t5)、エンジンコントローラ31は排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量を正確には取得できない。エンジンコントローラ31は、酸素貯蔵量の推定値を算出することによって(S13)、必要な燃料噴射量を導き出し(S14;図5(h))、目標空燃比を設定する(図5(e)の時刻t7)。
本実施形態によれば、燃料カット後の運転再開時に排ガス浄化触媒22が貯蔵する酸素を還元することによって、一酸化炭素及び炭化水素の酸化に必要な酸素を確保しながら、窒素酸化物の還元の際に生ずる酸素を貯蔵することができる。したがって、燃料カット状態から復帰した直後であっても、排ガス浄化触媒22は安定した排ガス浄化能力を発揮することができる。特に、窒素酸化物が還元されずに大気中に排出されることを防止することができる。
排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量は、触媒の温度や劣化状態に依存する。本実施形態によれば、燃料カットを実施する毎に酸素貯蔵量を計測して適切な燃料噴射量を算出するため、触媒の温度や劣化状態に依存せずに排ガス処理能力を発揮することできる。
さらに、本実施形態によれば、燃料噴射量に上限を加えることによって、リッチ失火の発生を防止することができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明による燃料噴射制御装置の第2実施形態の制御を示すフローチャートである。本実施形態では、本発明の燃料噴射制御装置を車両の減速時に燃料供給を停止する減速時燃料カットに対して適用する。本実施形態はハイブリッド車両に限定されない。
なお以下に示す各実施形態では前述した実施形態と同様の機能を果たす部分には同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
アクセルペダルを戻してから所定時間経過してエンジンの回転速度が一定速度以上である場合など、減速時燃料カットの開始条件を満たしたら、エンジンコントローラ31は、燃料カット予告フラグをONに設定する。また、減速時燃料カットの開始条件はギヤ位置やエアコンによる負荷なども加味する。
ステップS101において、エンジンコントローラ31は、燃料カット予告フラグがONであるか否かを判定し、燃料カット予告フラグがONであればステップS2へ進み、燃料カット予告フラグがOFFであればステップS105へ進む。
ステップS105において、エンジンコントローラ31は、減速時燃料カットフラグがOFF(停止状態)からON(実行状態)に遷移したか否かを判定する。減速時燃料カットフラグがONに遷移したのであれば、ステップS6へ進む。減速時燃料カットフラグがOFFのままであるか又は既にONになっていたのであれば、ステップS107へ進む。
ステップS107において、エンジンコントローラ31は、減速時燃料カットフラグがONであるか否かを判定し、減速時燃料カットフラグが実行中であればステップS8へ進む。
ステップS112において、エンジンコントローラ31は、燃料カット状態からの復帰条件を満たしているか否かを判定する。条件を満たしていればステップS13へ進み、条件を満たしていなければ本ルーチンを抜ける。燃料カット状態からの復帰する条件は、例えば、アクセルペダルが踏み込まれた場合やエンジン10の回転速度が一定速度以下となった場合などである。
図7は、本実施形態の燃料噴射制御装置による減速時燃料カット開始から燃料噴射を再開するまでにリアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンとなった場合の制御を示すタイムチャートである。図7(a)はエンジンの回転速度、図7(b)は燃料カット予告フラグ、図7(c)は燃料噴射のON/OFF、図7(d)は減速時燃料カットフラグ、図7(e)は設定された目標空燃比、図7(f)はリアO2センサ23の出力、図7(g)は酸素貯蔵量、図7(h)は燃料噴射量を示す。
エンジンコントローラ31は、減速時燃料カットの開始条件を満たすと燃料カット予告フラグをONに設定する(図7(b)の時刻t11)。燃料カット予告フラグがONに設定されている場合には(S101:YES)、エンジンコントローラ31はリアO2センサ23の出力に応じて目標空燃比を設定する(S3,S4;図7(e)の時刻t11〜t12)。エンジンコントローラ31は、燃料カット予告フラグをONに設定した後も燃料噴射を一定期間継続する(図7(c)の時刻t11〜t13)。
エンジンコントローラ31は、減速時燃料カットフラグがOFF(停止状態)からON(実行状態)に遷移すると、排ガス浄化触媒22の酸素貯蔵量を0に設定する(S6;図7(g)の時刻t13)。エンジンコントローラ31は、サイクル遅れ回転が完了するのを待って(S8;時刻t13→t14)、酸素貯蔵量の積算を開始する(S10)。
エンジンコントローラ31は、第1実施形態と同様にリアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンとなった場合には(S11:YES;図7(f)の時刻t15)、酸素貯蔵量から燃料噴射再開時の燃料噴射量を算出する(S14,S15)。エンジンコントローラ31は、こうして算出された燃料噴射量が噴射されるように目標空燃比を設定する(図7(e)の時刻t16)。増量した燃料が噴射された後、エンジンコントローラ31は目標空燃比を再設定してエンジン10を通常運転させる(時刻t17)。
図8は、本実施形態の燃料噴射制御装置による減速時燃料カット開始から燃料噴射を再開するまでにリアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリーンとならなかった場合の制御を示すタイムチャートである。図8(a)はエンジンの回転速度、図8(b)は燃料カット予告フラグ、図8(c)は燃料噴射のON/OFF、図8(d)は減速時燃料カットフラグ、図8(e)は設定された目標空燃比、図8(f)はリアO2センサ23の出力、図8(g)は酸素貯蔵量、図8(h)は燃料噴射量を示す。
図8に示すタイムチャートは、エンジン10が再始動するまでは(時刻t16)、図7と同様である。減速時燃料カットの実行状態から復帰して燃料噴射を再開するとき、リアO2センサ23の出力がスライスレベルよりもリッチである場合には(S11:NO→S112:YES)、酸素貯蔵量の推定値を算出し(S13;図8(g)の時刻t16)、燃料噴射量を算出する(S14,S15)。
本実施形態によれば、減速時燃料カットに対しても同様に本発明に係る燃料噴射制御装置を適用することができる。したがって、減速時燃料カットによる燃費の向上を実現しながら、燃料カット状態から復帰した後についても排ガス浄化触媒の温度や劣化等に依存せずに安定した排ガス浄化性能を発揮することができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
例えば、排気通路に複数の排ガス浄化触媒を直列に設けた排気システムに適用し、各排ガス浄化触媒の下流に設けられたそれぞれのO2センサの出力に応じて、燃料噴射量を算出してもよい。
本発明による燃料噴射制御装置を備えるハイブリッドエンジンシステムを示す図である。 本発明による燃料噴射制御装置を備えるエンジンの吸排気システムを示す図である。 本発明による第1実施形態の燃料噴射制御装置の制御を示すフローチャートである。 本発明による第1実施形態の燃料噴射制御装置の制御を示すタイムチャートである(停止〜始動中にリアO2センサの出力がスライスレベルよりもリーンになった場合)。 本発明による第1実施形態の燃料噴射制御装置の制御を示すタイムチャートである(停止〜始動中にリアO2センサの出力がスライスレベルよりもリーンにならなかった場合)。 本発明による第2実施形態の燃料噴射制御装置の制御を示すフローチャートである。 本発明による第2実施形態の燃料噴射制御装置の制御を示すタイムチャートである(停止〜始動中にリアO2センサの出力がスライスレベルよりもリーンになった場合)。 本発明による第2実施形態の燃料噴射制御装置の制御を示すタイムチャートである(停止〜始動中にリアO2センサの出力がスライスレベルよりもリーンにならなかった場合)。
符号の説明
10 エンジン
20 排気通路
21 空燃比センサ
22 排ガス浄化触媒
23 リアO2センサ(空燃比検出手段)
30 ECU
31 エンジンコントローラ
50 第1モーター(駆動用電動機)
ステップS1 燃料カット開始予告検出手段
ステップS3 燃料カット開始前目標空燃比リッチ手段
ステップS6,S10,S13 酸素貯蔵量算出手段
ステップS14,S15 燃料増量手段

Claims (9)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの排気通路に設けられ、排ガスを浄化する排ガス浄化触媒と、
    前記排ガス浄化触媒の下流に設けられ、排ガス浄化触媒から流出する排ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段と、
    燃料カットの開始の予告を検出する燃料カット開始予告検出手段と、
    燃料カットの開始の予告を検出したら、前記排ガス浄化触媒が貯蔵している酸素をすべて消費させるために、前記空燃比検出手段の出力がリッチとなるように目標空燃比をリッチにする燃料カット開始前目標空燃比リッチ手段と、
    前記空燃比検出手段の出力がリッチとなってから燃料噴射を再開する前までの間に前記排ガス浄化触媒に貯蔵される酸素貯蔵量を0を起点に算出する酸素貯蔵量算出手段と、
    前記排ガス浄化触媒の酸素貯蔵量が所定量となるように燃料を増量する燃料増量手段と、
    燃料噴射の再開時に、この増量した燃料を噴射する燃料噴射手段と、
    を備えるエンジンの燃料噴射制御装置。
  2. 前記空燃比検出手段は、前記排ガス浄化触媒から流出する排ガス濃度のリッチ/リーンを検出するO2センサである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
  3. 前記酸素貯蔵量算出手段は、前記空燃比検出手段の出力がリッチとなったら、前記排ガス浄化触媒の酸素貯蔵積算量をリセットし、燃料カット実行中に前記排ガス浄化触媒に貯蔵される酸素の積算量を算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
  4. 前記燃料増量手段は、燃料噴射を再開する前に前記空燃比検出手段の出力がリッチからリーンになったときには、そのときの酸素積算量を排ガス浄化触媒の最大酸素貯蔵量とし、その最大酸素貯蔵量の半分になるように燃料を増量する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
  5. 前記燃料増量手段は、燃料噴射を再開する前に前記空燃比検出手段の出力がリッチからリーンにならないときには、排ガス浄化触媒の酸素貯蔵量が、あらかじめ定められている最大酸素貯蔵量の半分になるように燃料を増量する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
  6. 前記酸素貯蔵量算出手段は、前記空燃比検出手段の出力がリーンとなる前に燃料カット状態から復帰する場合には、前記排気通路を通流した新気の量に燃料カット状態から復帰してから実際に燃料噴射が開始されるまでに排出される新気の量を加えて酸素貯蔵量とする、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
  7. 前記燃料増量手段は、リッチ失火空燃比を超えないように燃料を増量する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
  8. 前記エンジンは駆動用電動機とともに用いられるハイブリッド車両用のエンジンであり、
    前記燃料カット開始予告は、車両が停車する前になされる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
  9. 前記燃料カット開始予告は、車両が減速しているときになされる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
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