JP4685707B2 - 燃料コンパクトの予備焼成装置及び燃料コンパクトの予備焼成方法 - Google Patents
燃料コンパクトの予備焼成装置及び燃料コンパクトの予備焼成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4685707B2 JP4685707B2 JP2006141278A JP2006141278A JP4685707B2 JP 4685707 B2 JP4685707 B2 JP 4685707B2 JP 2006141278 A JP2006141278 A JP 2006141278A JP 2006141278 A JP2006141278 A JP 2006141278A JP 4685707 B2 JP4685707 B2 JP 4685707B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel compact
- fuel
- inert gas
- loading
- firing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Furnace Details (AREA)
Description
この高温ガス炉の燃料としては、一般に、二酸化ウランやトリウム等をセラミックス状に焼結した直径約350μm〜650μmの燃料核の周囲に、第1層から第4層の計4層の被覆が施された直径約500μm〜1000μmの被覆燃料粒子が使用される。具体的には、次の4つの被覆である。
このオーバーコートされた被覆燃料粒子を燃料コンパクトとして使用する場合には、被覆燃料粒子を黒鉛マトリックス材中に分散させた後、例えば、中実円筒形又は中空円筒形にプレス成型又はモールド成型した上で焼結させて、一定形状の燃料コンパクトとする(例えば、特許文献1等参照)。
このようにしてプレス成型された燃料コンパクトは、一般に、粘結剤等が添加されたマトリックス材の除去及び炭化させる工程として、予備焼成が行われる。この予備焼成は、通常は、主に窒素雰囲気等の不活性雰囲気中で、約800℃の条件の下、燃料コンパクトから粘結剤を完全に除去するために昇温及び降温を含め熱処理に約3日間を必要とし、燃料コンパクトの製造工程の中でも最も時間を要する効率の低い作業であった。
1A 燃料コンパクトの中空部
1a 燃料コンパクトの外周面
1b 燃料コンパクトの中空部の内周面
10 予備焼成装置
12 予備焼成炉
12A 炉外排出口
14 黒鉛トレー
16 供給ノズル
16a ガス噴射口
18 装填部
20 不活性ガス供給口
22 不活性ガス排出口
24 遮蔽壁
26 供給管
Claims (18)
- 予備焼成炉と、前記予備焼成炉内に配置され予備焼成すべき燃料コンパクトを載置する黒鉛トレーと、前記黒鉛トレーに載置された燃料コンパクトに不活性ガスを供給する供給ノズルとを備えた燃料コンパクトの予備焼成装置において、前記黒鉛トレーは、前記燃料コンパクトが装填される複数の装填部を有し、前記装填部は、筒形の前記燃料コンパクトの軸線を水平方向に向けて前記燃料コンパクトを支持し、かつ、筒状の形状を有し、その両端に、流体の入り口と出口として、不活性ガス供給口と不活性ガス排出口とが形成されており、前記供給ノズルは、前記各装填部の前記不活性ガス供給口毎にガス噴出口を有していることを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 請求項1に記載された燃料コンパクトの予備焼成装置であって、前記装填部は、燃料コンパクトの外径よりも1〜10mm大きい内径を有することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成装置であって、前記複数の装填部は複数の前記燃料コンパクトの軸線が交差しないように複数の前記燃料コンパクトを並べて載置できることを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成装置であって、前記黒鉛トレーは、1つの前記装填部内に複数の前記燃料コンパクトを、前記複数の燃料コンパクトの中心軸線が一致するように直列させて縦列配置できることを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成装置であって、前記黒鉛トレーは、隣り合う前記装填部間において、とある装填部に、不活性ガス供給口を通じて供給された不活性ガスが、その装填部内から他へ拡散しないように遮蔽する遮蔽壁を有していることを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成装置であって、前記装填部は、底面に前記燃料コンパクトを固定するための溝が形成されていることを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成装置であって、複数の前記黒鉛トレーが、前記装填部が並列するように横方向に隣接して配置されていることを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成装置であって、複数の前記黒鉛トレーが、前列の前記黒鉛トレーの前記装填部の前記不活性ガス排出口が次列の前記黒鉛トレーの前記装填部の前記不活性ガス供給口に縦列して連結するように縦方向に隣接して配置されていることを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成装置であって、複数の前記黒鉛トレーが、上下方向に複数段重ねて設置されていることを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成装置。
- 燃料コンパクトを黒鉛トレーに載置して予備焼成炉内に設置し、前記黒鉛トレーに載置された燃料コンパクトに不活性ガスを供給する燃料コンパクトの予備焼成方法において、前記燃料コンパクトを、前記黒鉛トレーに形成された複数の筒状の装填部に筒形の前記燃料コンパクトの軸線を水平方向に向けて載置して、供給ノズルにより、前記筒状の装填部の一端に形成された流体の入り口としての不活性ガス供給口から前記装填部内に載置された前記燃料コンパクトに前記不活性ガスを供給すると共に、筒状の前記装填部の他端に形成された流体の出口としての不活性ガス排出口から前記不活性ガスを排出し、前記供給ノズルにおいて前記各装填部の前記不活性ガス供給口毎に形成されたガス噴出口から、前記各不活性ガス供給口毎に、不活性ガスを供給することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
- 請求項10に記載された燃料コンパクトの予備焼成方法であって、前記装填部を、前記燃料コンパクトの外径よりも1〜10mm大きい内径に設定することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
- 請求項10又は請求項11のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成方法であって、複数の前記燃料コンパクトの軸線が交差しないように前記複数の燃料コンパクトを並べて前記複数の装填部内に載置することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
- 請求項10乃至請求項12のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成方法であって、1つの前記装填部内に複数の前記燃料コンパクトを同心円上に直列させて縦列配置することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
- 請求項10乃至請求項13のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成方法であって、隣り合う前記装填部間において、遮蔽壁により、とある装填部に、不活性ガス供給口を通じて供給された不活性ガスが、その装填部内から他へ拡散しないように遮蔽することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
- 請求項10乃至請求項14のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成方法であって、前記装填部の底面に形成された溝により、前記燃料コンパクトを固定することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
- 請求項10乃至請求項15のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成方法であって、前記装填部が並列するように複数の前記黒鉛トレーを横方向に隣接して配置することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
- 請求項10乃至請求項16のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成方法であって、前列の前記黒鉛トレーの前記装填部の前記不活性ガス排出口が次列の前記黒鉛トレーの前記装填部の前記不活性ガス供給口に縦列して連結するように、複数の前記黒鉛トレーを縦方向に隣接して配置することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
- 請求項10乃至請求項17のいずれかに記載された燃料コンパクトの予備焼成方法であって、複数の前記黒鉛トレーを、上下方向に複数段重ねて設置することを特徴とする燃料コンパクトの予備焼成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006141278A JP4685707B2 (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 燃料コンパクトの予備焼成装置及び燃料コンパクトの予備焼成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006141278A JP4685707B2 (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 燃料コンパクトの予備焼成装置及び燃料コンパクトの予備焼成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007309871A JP2007309871A (ja) | 2007-11-29 |
JP4685707B2 true JP4685707B2 (ja) | 2011-05-18 |
Family
ID=38842848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006141278A Expired - Fee Related JP4685707B2 (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 燃料コンパクトの予備焼成装置及び燃料コンパクトの予備焼成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4685707B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4868470B2 (ja) * | 2009-02-20 | 2012-02-01 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | 核燃料ペレットの酸素対重金属原子数比調整用電気炉及びそれを用いた酸素対重金属原子数比の調整方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759395U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-08 | ||
JPS62180292A (ja) * | 1986-02-04 | 1987-08-07 | 三菱原子力工業株式会社 | 核燃料ペレツト焼結炉の加湿水素雰囲気制御装置 |
JPS63296U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-05 | ||
JPH06265670A (ja) * | 1993-03-15 | 1994-09-22 | Nippon Nuclear Fuel Dev Co Ltd | 核燃料ペレットの焼結方法及び焼結炉 |
JPH116896A (ja) * | 1997-06-18 | 1999-01-12 | Japan Nuclear Fuel Co Ltd<Jnf> | 核燃料ペレットの乾燥方法及び装置 |
JP2001221889A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Hitachi Ltd | 核燃料ペレットの製法および焼結容器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH068912B2 (ja) * | 1987-09-17 | 1994-02-02 | 動力炉・核燃料開発事業団 | 核燃料ペレット焼結皿 |
-
2006
- 2006-05-22 JP JP2006141278A patent/JP4685707B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759395U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-08 | ||
JPS62180292A (ja) * | 1986-02-04 | 1987-08-07 | 三菱原子力工業株式会社 | 核燃料ペレツト焼結炉の加湿水素雰囲気制御装置 |
JPS63296U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-05 | ||
JPH06265670A (ja) * | 1993-03-15 | 1994-09-22 | Nippon Nuclear Fuel Dev Co Ltd | 核燃料ペレットの焼結方法及び焼結炉 |
JPH116896A (ja) * | 1997-06-18 | 1999-01-12 | Japan Nuclear Fuel Co Ltd<Jnf> | 核燃料ペレットの乾燥方法及び装置 |
JP2001221889A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Hitachi Ltd | 核燃料ペレットの製法および焼結容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007309871A (ja) | 2007-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10902956B2 (en) | Nuclear fuel pebble and method of manufacturing the same | |
KR102368738B1 (ko) | 핵 연료 페블 및 이 페블을 제조하는 방법 | |
JP4685707B2 (ja) | 燃料コンパクトの予備焼成装置及び燃料コンパクトの予備焼成方法 | |
JP2005308522A (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置 | |
JP4697938B2 (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造法 | |
JP4521763B2 (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置 | |
JP4417871B2 (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置 | |
JP4417867B2 (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置 | |
JP4357437B2 (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置 | |
JP2006300547A (ja) | 高温ガス炉用燃料 | |
JP4357441B2 (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置および製造方法 | |
JP2007024841A (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置 | |
JP2006112838A (ja) | 高温ガス炉用燃料コンパクトの製造方法 | |
JP2007003118A (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子製造装置のガス噴出ノズル堆積物除去方法および高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造方法 | |
JP2006267010A (ja) | 燃料コンパクトの製造方法及び燃料コンパクト並びに被覆燃料粒子のオーバーコート方法 | |
JP2007147504A (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子およびその製造方法 | |
JP2007101425A (ja) | 高温ガス炉用燃料コンパクトの製造方法 | |
JP4417901B2 (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置 | |
JP2006250664A (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子の製造装置 | |
JP4450762B2 (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子製造装置のガス導入ノズル | |
JP2007127484A (ja) | 高温ガス炉用燃料体及びその製造方法 | |
JP2006145103A (ja) | 高温ガス炉の燃料コンパクト製造用熱処理炉 | |
JP2006300535A (ja) | 高温ガス炉用被覆燃料粒子製造装置のガス導入ノズル | |
JP2006300762A (ja) | 燃料コンパクト及びその製造方法 | |
JP2007163347A (ja) | 高温ガス炉用燃料コンパクトの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110208 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110210 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |