JP4681630B2 - 品質管理システム - Google Patents

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Description

本発明は品質管理システムに関するものである。
従来、特許文献1に示す生産管理システムにおいては、IDタグに工程のスケジュールを書き込み、各工程では、IDタグから工程のデータを読み出す。そして、その工程での作業が終了すると、IDタグに作業が終了したことを示すデータが書き込まれ、次工程へ搬送される。このような生産管理システムのIDタグには、検査結果情報などの情報が格納されている。
特開平7−287729号公報
しかし、上記発明では、或る工程の作業が終了すると、その情報がIDタグに書き込まれて次工程へ搬送されるので、例えば工程で作業が正常に完了しなかった場合においては、その後の処理に応じた情報が個別に分けて書き込まれておらず、また、作業工程の装置の情報について書き込まれていない。そのため、その後のトレーサビリティを容易に行うことができない、といった問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決するために発明されたもので、作業工程に関する情報を詳細にIDタグに書き込むことで、トレーサビリティを向上することを目的とする。
本発明は、品質管理システムにおいて、ワークに対して部品を組み付けて、組立作業を行う複数の組立装置と、ワークが載せられ、組立ラインのワーク搬送部を移動するパレットに取り付けられ、ワークの組立情報を記憶するIDタグと、組立装置による組立作業の情報を保存する保存手段と、を備え、組立装置は、IDタグの情報を読み取る読み取り手段と、IDタグの情報に基づいてワークに対する組立作業を行う組立作業手段と、組立作業が正常に行われたかどうか判定する判定手段と、組立作業が正常に行われていない場合には、IDタグの初期フラグを、第1フラグに書き換え、組立作業が正常に行われた場合には、初期フラグを、第2フラグに書き換える第1書き換え手段と、第1書き換え手段によって第1フラグがIDタグに書き込まれた後に、ワークが手動によりリペアされた場合には、第1フラグを、第3フラグに書き換える第2書き換え手段と、組立装置が故障している場合に、初期フラグを、第5フラグに書き換える第4書き換え手段と、を備える。
本発明によると、IDタグに、組立装置での組立情報、または加工装置での刃具交換情報を詳細に書き込み、その情報を保存手段に保存することで、その後のトレーサビリティを向上させることができる。
本発明の実施形態の生産管理システムについて図1を用いて説明する。図1は生産管理システムの概略ブロック図である。本実施形態では、様々な機種の自動変速機を同一のベルトコンベアによって製造する製造ラインの生産管理を、IDタグを用いて行う。
この生産管理システムは、ワーク10を加工する第1製造部(加工ライン)1と、ワーク10に部品を組み付けて自動変速機を製造する第2製造部(組立ライン)2と、第1製造部1と第2製造部2によって得られる各工程の情報をIDタグ11を用いて取得し、保存する記憶装置(保存手段)3と、を備える。
IDタグ11は、ワーク(自動変速機)10を運ぶパレット12に取り付けられており、ワーク10、パレット12とともにベルトコンベア(ワーク搬送部)6、9によって第1製造部1、第2製造部2に運ばれる。
第1製造部1は、複数の加工装置4を備える。なお、図1においては、説明のために加工装置として、1つの加工装置4を記載しているが、第1製造部1は複数の加工装置4を備えている。
加工装置4は、ベルトコンベア6によって連続して運ばれるワーク10、例えば自動変速機のケースなどを切削加工する装置であり、例えばマシニングセンタである。加工装置4は自動変速機を構成する部品であるワーク10を連続して加工する。また、加工装置4は、加工開始時に、パレット12に取り付けられたIDタグ11からワーク10の種類などの情報を読み出す。また、加工装置4は、IDタグ11に加工装置4における加工情報を書き込む。
加工情報は、加工装置4における加工作業が正常に行われたことを示すOKフラグ、または加工装置4において加工作業が正常に行われなかったことを示すNGフラグ、加工装置の刃具が交換されたことを示す刃具交換情報である。
OKフラグとNGフラグは、加工作業が完了した後にIDタグ11に書き込まれる。一方、刃具交換情報の書き込みは、ワーク10が加工装置4によって加工される前でもよく、加工装置4によって加工された後でもよい。刃具交換情報は、加工装置4の刃具が交換された後に切削する最初のワーク10のIDタグ11に書き込まれる。
加工装置4では、刃具の劣化が生じると、刃具を交換する必要がある。加工装置4は、刃具の劣化の状態を、例えば刃具の使用回数に基づいて判定する。そして、刃具の使用回数が所定回数となると、警告ランプを点灯させて、刃具を交換する必要があることを警告する。刃具が交換されると、刃具が交換された後に、最初に切削を行うワーク10のIDタグ11に刃具が交換されたことを示す刃具交換情報を書き込む。
IDタグ11に書き込まれた刃具交換情報は、例えば製造ライン名、製造年月日、時間、シリアルナンバーなどの情報とともに記憶装置3に保存される。
第2製造部2は、複数の組立装置7と、中間ゲート8と、を備える。なお、図1においては、説明のために組立装置として、1つの組立装置7を記載しているが、第2製造部2は複数の組立装置を備えている。なお、本実施形態では、第2製造部2においても、第1製造部1で用いたワーク10、IDタグ11、パレット12を用いているが、これらとは別のワーク、IDタグ、パレットを用いてもよい。
組立装置7は第1製造部1によって加工したワーク10などに、自動変速機を構成する他の部品を組み付けて自動変速機を製造する。組立装置7は、例えば第1製造部1によって加工したワーク10に他の部品を取り付けてボルトなどによって部品を締め付ける装置、またはワーク10に他の部品を圧入する装置などである。
また、組立装置7は、組立装置7で行う作業が正確に行われたかどうか検査する。検査は、ボルトの締め付けトルクが予め設定されたトルクとなっているかどうか、または部品の圧入が予め設定された圧入量となっているかどうか、などによって行う。そして検査によって、ボルトの締め付け、圧入などが予め設定された条件を満たさない場合には、警告灯の点灯、パネルによる表示などによって警告を行う。
また、組立装置7は、ワーク10を運ぶパレット12に取り付けられたIDタグ11の所定のアドレスに、組立装置7で行った作業結果に応じたフラグを書き込む。
中間ゲート8は、第2製造部2のベルトコンベア9によって運ばれるワーク10の流れ方向において、組立装置7よりも下流側に設けられる。中間ゲート8は、1つの組立装置7に対して1つ設けてもよく、また複数の組立装置7に対して1つ設けてもよい。
中間ゲート8は、組立装置7によってIDタグ11に書き込まれたフラグを読み出し、フラグ中にNGフラグがないかどうか判定する。NGフラグとは、詳しくは後述するが、IDタグ11に書き込まれたフラグが「0」、「1」、「9」である場合をいう。中間ゲート8によってIDタグ11中のフラグにNGフラグが検出された場合には、例えばNGフラグが検出されたワーク10をはじき、NGフラグが検出されたワーク10が次工程へ運ばれることを防止する。IDタグ11には初期フラグとして、「0」が設定されている。中間ゲート8は初期フラグ「0」を検出すると、IDタグ11が故障している、または組立装置7において書き込みエラーが発生していると判定する。
中間ゲート8によって検出されたIDタグ11のフラグ情報は、記憶装置3に保存される。
記憶装置3は、IDタグ11の加工装置4の加工情報と、中間ゲート8によって検出するIDタグ11のフラグ情報と、を保存する。自動変速機に不具合が生じ、その不具合が加工装置4に起因するものである場合には、記憶装置3に保存されたワーク10(自動変速機)の情報を調べることで、その他に不具合が生じる可能性がある自動変速機を素早く見つけることができる。
記憶装置3には、加工情報として、シリアルナンバーとともに刃具交換情報が記憶されている。不具合の原因が刃具によるものである場合には、不具合が生じた自動変速機に使用されているワーク10のシリアルナンバーに基づいて、その刃具に交換されてから最初の切削を行ったワーク10のシリアルナンバーを検索する。
次に、不具合が生じたワーク10を切削した刃具を交換し、交換した刃具によって最初に切削を行ったワーク10のシリアルナンバーよりも一つ前のシリアルナンバーを有するワーク10を検索する。このようにして検索した2つのシリアルナンバー間のワーク10が、不具合が生じた刃具によって切削を行ったワーク10であり、不具合が生じる可能性のあるワーク10である。つまり、不具合が生じたワーク10を切削した刃具によって切削された他のワーク10を、記憶装置3によって記憶された刃具交換情報、シリアルナンバーを基に検索する。このように記憶装置3に保存された加工情報を検索することで、不具合が生じる可能性があるワーク10を容易に特定することができる。
また、記憶装置3には、組立装置7で作業を行った結果を示すフラグが記憶されている。自動変速機(ワーク10)に不具合が生じ、不具合の原因が組立装置7に起因するものである場合に、不具合が生じたワーク10のシリアルナンバーを記憶装置3に保存されたワーク10の情報に照らし合わせる。このとき、記憶装置3に記憶されたフラグが「2」であった場合には、組立装置7によって作業が行われたことを示す。また、記憶装置3に記憶されたフラグが「3」であった場合には、作業者によって作業が行われたことを示す。これにより、その不具合が組立装置7に起因するものであるのか、または作業者に起因するものであるのか、を調べることができる。
ここで、組立装置7で行う作業について、図2のフローチャートを用いて説明する。この組立装置7は、ワーク10に部品を締め付ける締め付け装置である。なお、組立装置7による作業結果を書き込むIDタグ11のアドレスには、初期フラグとして「0」が設定されている。
ステップS1では、ワーク10が組立装置7に搬入されると、IDタグ11に書き込まれている機種の情報を読み出す(ステップS1が読み取り手段を構成する)。
ステップS2では、ステップS1によって読み出した機種の情報から、ワーク10に対して組立装置7によって作業を行うかどうか判定する。そして、組立装置7による作業を行わない機種である場合にはステップS3へ進み、作業を行う機種である場合には、ステップS4へ進む。
ステップS3では、IDタグ11の初期フラグを、組立装置7で作業を行わず、この組立装置7を通過したこと(以下、この状態をスルーという)を示すフラグ「4」(第4フラグ)に書き換え、次の組立装置7へワーク10を搬出する(ステップS3が第3書き換え手段を構成する)。
ステップS4では、組立装置7が故障しているかどうか判定する。そして、組立装置7が故障していると判定した場合には、ステップS5へ進み、組立装置7が故障していないと判定した場合には、ステップS6へ進む。
ステップS5では、IDタグ11の初期フラグを、組立装置7が故障していることを示すフラグ「9」(第5フラグ)に書き換え、ワーク10を通過させる(ステップS5が第4書き換え手段を構成する)。
ステップS6では、組立装置7によって、ワーク10に部品を組み付けて、ボルトにより締め付ける作業を行う。ここでは、ボルトの締め付けトルクが予め設定されたトルクとなるように締め付けを行う(ステップ6が組立作業手段を構成する)。
ステップS7では、ワーク10への部品の締め付けが正確に行われたかどうか判定する。ここでは、締め付けトルクが予め設定されたトルクとなっているかどうか、検査を行う。そして、部品の締め付けが正確に行われている場合にはステップS8へ進み、部品の圧入が正確に行われていない場合にはステップS9へ進む(ステップS7が判定手段を構成する)。
ステップS8では、IDタグ11の初期フラグを、この組立装置7におけるボルトの締め付けが正確に行われ、ワーク10の品質がOKであることを示すフラグ「2」(第2フラグ)に書き換え、次の組立装置7へワーク10を搬出する(ステップS8が第1書き換え手段を構成する)。
ステップS9では、IDタグ11の初期フラグを、この組立装置7における作業が正確に行われず、ワーク10の品質がNGであることを示すフラグ「1」(第1フラグ)に書き換える。そして、警告灯などにより、作業が正確に行われなかったことを知らせる(ステップS9が第1書き換え手段を構成する)。
ステップS10では、組立装置7によって、作業が正確に行われなかった後に作業者によってワーク10がリペアされたかどうか判定し、リペアされた場合には、ステップS11へ進み、リペアされなかった場合には、組立装置7における作業を終了し、次の組立装置7へワーク10を搬出する。
ステップS11では、作業者がワーク10をリペアし、作業者によってリペア終了ボタンが押され、IDタグ11のフラグを変更する指令を受けると、IDタグ11のフラグを「1」から「3」(第3フラグ)に書き換え、次の組立装置7へワーク10を搬出する。フラグ「3」は、作業者によってリペアが行われたことを示すフラグである(ステップS11が第2書き換え手段を構成する)。
以上で説明した組立装置7によって作業を行った後は、中間ゲート8によってIDタグ11のフラグを検査する。この検査では、初期フラグ「0」が含まれていると、そのワーク10(自動変速機)についてはIDタグ11の故障が生じている、または組立装置7においてフラグ書き込み時にエラーが生じていると判定される。
本実施形態では、ステップS3において、組立装置7をスルーさせた場合には、初期フラグ「0」からフラグ「4」に書き換えるので、複数の機種を同じラインで製造する場合でも、組立装置7をスルーさせたワークが中間ゲート8でNG判定されることがなく、ワーク10が中間ゲート8を通過することができる。
また、ステップ5において、組立装置7が故障している場合には、初期フラグ「0」からフラグ「9」に書き換える。組立装置7が故障している場合には、組立装置7を修理する必要がある。この場合に、ベルトコンベア9を停止し、組立装置7を修理すると、その間のライン全体を停止させる必要があり、生産性が低下する。本実施形態では、組立装置7が故障している場合には、フラグ「9」に書き換え、中間ゲート8において、そのようなワーク10をベルトコンベア9からはじくようにする。これによって、NG品が次工程に流れることを防止することができる。また、ベルトコンベア9を停止する必要がなく、故障が生じた組立装置7で作業を行わないワーク10に対して他の組立装置7を用いて作業を継続して行うことができる。
なお、フラグ「9」となったワーク10は、例えば手直しをしてベルトコンベア9に戻され、また組立装置7を修理し、ベルトコンベア9に戻される。
また、ステップ11において、作業者によってリペアが終了すると、そのワーク10が作業者によってリペアが行われたフラグである「3」をIDタグ11に書き込むことで、その後に自動変速機に不具合が生じ、それがこの組立装置7における作業に起因するものであった場合に、不具合が生じた箇所の作業を、組立装置7によって行ったのか、または作業者によって行ったのかどうかを容易に調べることができる。
以上のように、本実施形態ではフラグをベルトコンベア9によって、ワーク10とともに運ばれるIDタグ11に書き込むことで、その後のトレーサビリティを向上することができる。
また、組立装置7が故障している場合に、作業者が故障している組立装置7における作業を行った場合には、フラグ「9」をフラグ「3」に書き換えることができる。
本発明の実施形態の効果について説明する。
本実施形態では、組立装置7によってワーク10に対して行う組立作業が正常に行われた場合には、IDタグ11のフラグを初期フラグ「0」から、ワーク10の品質がOKであることを示すフラグである「2」に書き換える。また、組立装置7によってワーク10に対して行う組立作業が正常に行われていない場合には、IDタグ11のフラグを初期フラグ「0」から、ワーク10の品質がNGであることを示すフラグである「1」へ書き換える。そして、IDタグ11のフラグを「1」へ変更した後に、ワーク10に対してリペアが行われると、IDタグ11のフラグを「1」から「3」に書き換える。これにより、自動変速機に不具合が生じ、その不具合が組立装置7での組立作業に起因する場合に、その原因が組立装置7にあったのか、それとも作業者によるリペアにあったのか、正確に判定することができ、トレーサビリティを向上させることができる。
中間ゲート8でIDタグ11のフラグを検査した場合に、IDタグ11のフラグが初期フラグ「0」であるとIDタグ11が故障している、または組立装置7において書き込みエラーが発生していると判定される。本実施形態では、組立装置7をスルーさせる機種であるワーク10においては、IDタグ11の初期フラグ「0」をフラグ「4」へ書き換える。これによって、中間ゲート8によってIDタグ11を検査した場合に、組立装置7をスルーさせたにもかかわらず、IDタグ11が故障している、または組立装置7において書き込みエラーが発生していると判定される誤判定を防止することができる。
また、組立装置7が故障している場合には、IDタグ11の初期フラグ「0」をフラグ「9」に書き換え、中間ゲート8によって、フラグ「9」となったワーク10をベルトコンベア9からはじくようにする。これによって、ベルトコンベア9を停止させずに、故障が生じた組立装置7を用いないワーク10に対しては、他の組立装置7によって作業を継続することができ、生産性の低下を抑制することができる。また、中間ゲート8によって、フラグ「9」となったワーク10をはじくことで、NG品が次工程へ流れることを防止することができ、生産性の低下を抑制することができる。
加工装置4において、刃具を交換した場合に、刃具を交換した後に、最初に切削するワーク10のIDタグ11に刃具交換情報を書き込み、その情報を、記憶装置3に記憶させる。これによって、自動変速機に不具合が生じ、その原因が加工装置4の刃具に起因するものである場合に、その刃具で加工した自動変速機を容易に調べることができ、ワーク10のトレーサビリティを向上させることができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態の生産管理システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態の組立装置における作業を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第1製造部(加工ライン)
2 第2製造部(組立ライン)
3 記憶装置(保存手段)
4 加工装置
6、9 ベルトコンベア(ワーク搬送部)
10 ワーク
11 IDタグ
12 パレット

Claims (2)

  1. ワークに対して部品を組み付けて、組立作業を行う複数の組立装置と、
    前記ワークが載せられ、組立ラインのワーク搬送部を移動するパレットに取り付けられ、前記ワークの組立情報を記憶するIDタグと、
    前記組立装置による前記組立作業の情報を保存する保存手段と、を備え、
    前記組立装置は、
    前記IDタグの情報を読み取る読み取り手段と、
    前記IDタグの情報に基づいて前記ワークに対する前記組立作業を行う組立作業手段と、
    前記組立作業が正常に行われたかどうか判定する判定手段と、
    前記組立作業が正常に行われていない場合には、前記IDタグの初期フラグを、第1フラグに書き換え、前記組立作業が正常に行われた場合には、前記初期フラグを、第2フラグに書き換える第1書き換え手段と、
    前記第1書き換え手段によって前記第1フラグが前記IDタグに書き込まれた後に、前記ワークが手動によりリペアされた場合には、前記第1フラグを、第3フラグに書き換える第2書き換え手段と
    前記組立装置が故障している場合に、前記初期フラグを、第5フラグに書き換える第4書き換え手段と、を備えることを特徴とする品質管理システム。
  2. 前記IDタグの情報に基づいて、前記ワークが前記組立作業手段によって組立作業を行わないワークであると判定した場合には、前記初期フラグを、第4フラグに書き換える第3書き換え手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の品質管理システム。
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