JP4670769B2 - 多相モータの駆動システム - Google Patents

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Description

本発明は、位相のずれた複数の交流電圧によって駆動する多相モータの駆動システムに関する。
例えば三相モータを制御する制御装置のU,V,W端子と、対応する三相モータのU,V,W端子とは、互いに3本のモータ駆動用の電力線によって電気的に接続されている。各電力線は、互いに仕様が同じであり、制御装置のU,V,W端子と、三相モータのU,V,W端子とに正しく電気的に接続される必要がある。制御装置側の各端子と三相モータ側の各端子とが間違えて電気的に接続されることは、モータが動作不能や誤作動する原因となるので、好ましくない。
これら各電力線の誤配線を検出する電源誤配線検知装置が提案されている。この種の電源誤配線検知装置は、入力される3相交流電源の2相間の位相差を示すパルス幅の第1のパルスと上記の2相間とは異なる他の2相間の位相差を示すパルス幅の第2のパルスとの位相差が、定められた範囲内に属するか否かによって、配線誤りを判定している(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に開示されている電源誤配線検知装置は、配線誤りを検出するものであって、配線誤りを未然に防ぐものではない。これに対し配線誤りを未然に防ぐ技術が提案されている。
各電力線は、各々電力線に設けられたコネクタや丸端子を介して三相モータと制御装置とに、一本ずつ接続されている。各電力線を一本ずつ接続する場合、各電力線の長さを互いに変えたりまたは各電力線に互いに異なる色を付すことによって、制御装置のU,V,W端子と三相モータのU,V,W端子とを間違わないように電気的に接続することが行われている。
しかしながら、上記のように長さを変えたりまたは色を付したりした場合、各電力線を管理する必要が生じ部品の種類が増えるためコスト的に不利であるとともに、制御装置のU,V,W端子と三相モータのU,V,W端子とが間違えて電気的に接続される虞がある。
一方、3本の電力線を三相モータと制御装置とに接続する構造としては、各電力線を互いに正しい並びに並んだ状態で3極のコネクタに接続するとともに、当該コネクタを三相モータと制御装置とに接続する構造がある。
上記のようにコネクタを用いることによって、制御装置側の端子と三相モータ側の端子とを正確に電気的に接続することができる。
特開平8−289466号公報
しかしながら、三相モータが電気自動車の駆動用モータとして用いられる場合など三相モータが大きなものになると、用いられる電力線が太くなるためにコネクタも大きくなる。自動車のように部品の搭載スペースに制限があるものに大きなコネクタを用いることは、好ましくない。
したがって、本発明の目的は、大きな部品を用いることなく多相モータが誤作動することを抑制できる多相モータの駆動システムを提供することである。
本発明の多相モータの駆動システムは、位相のずれた複数の交流電圧によって駆動するとともに前記交流電圧が印加される複数の端子を備える多相モータと、前記多相モータに前記交流電圧を供給して前記多相モータの駆動を制御するとともに、前記多相モータの端子に電気的に接続される複数の端子を備える制御装置と、前記多相モータの端子と前記制御装置の端子とに電気的に接続されて前記多相モータの端子と前記制御装置の端子とを互いに電気的に連結する複数の電力線と、を備える。多相モータの駆動システムは、さらに、前記電力線に設けられて当該電力線を示す情報を保持する情報保持部と、前記多相モータに設けられて前記情報保持部に保持された前記情報を読み取るモータ側情報読み取り部と、前記制御装置に設けられて前記情報保持部に保持された前記情報を読み取る制御装置側情報読み取り部と、前記制御装置に設けられて、前記多相モータの各端子に接続された電力線の情報と前記制御装置の各端子に接続された電力線の情報とに基づいて前記多相モータの端子の各々に前記電力線を介して電気的に接続された前記制御装置の端子を認識する端子認識部と、前記制御装置に設けられて、前記端子認識部の認識結果に基づいて前記多相モータの各端子に印加される交流電圧の位相のずれが正規なずれになるように前記制御装置の各端子に印加される交流電圧のずれの順番を設定する端子設定部とを備える。
本発明によれば、各電力線を接続した後に多相モータの各端子に印加される交流電圧の位相のずれが正規なずれになるように制御装置の各端子に印加される交流電圧のずれの順番を設定するため、大きな部品を用いることなく多相モータが動作不能や誤作動する虞がない多相モータの駆動システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る多相モータの駆動システムを、三相モータ10を一例に図1,2を用いて説明する。なお、多相モータとは、位相の異なる複数の交流電圧が印加されて駆動するモータを示す概念である。三相モータ10は、例えば電気自動車のインホイールモータとして用いられる。図1は、三相モータ10の駆動システム20を示している。
図1に示すように、三相モータ10の駆動システム20は、三相モータ10と、制御装置30と、第1〜3の電力線51〜53と、を備えている。駆動システム20は、図示しないアクセルペダルなどの駆動力制御装置60と、駆動源としての例えばリチウムイオン電池61とに電気的に接続されている。
三相モータ10は、モータ側U端子11と、モータ側V端子12と、モータ側W端子13と、第1〜3のモータ側読み取り部14〜16とを備えている。
モータ側U端子11とモータ側V端子12とモータ側W端子13とには、三相モータ10を駆動する三相交流電圧が印加される。三相モータ10に作用する交流電圧が正規な場合では、交流電圧は、モータ側U端子11、モータ側V端子12、モータ側W端子13の順番で120度ずつ位相がずれる。
第1のモータ側読み取り部14は、モータ側U端子11の近傍に設けられる。第2のモータ側読み取り部15は、モータ側V端子12の近傍に設けられる。第3のモータ側読み取り部16は、モータ側W端子13の近傍に設けられる。第1〜3のモータ側読み取り部14〜16は、後述される第1〜3の電力線51〜53が有する当該電力線を示す情報を読み取る。この点については、後で詳細に説明される。
制御装置30は、三相モータ10(モータ側U端子11とモータ側V端子12とモータ側W端子13と)に三相交流電圧を供給するとともに、三相モータ10の駆動を制御する。
制御装置30は、駆動電源入力部31と、制御回路32と、電力変換制御出力部33と、第1〜3の制御装置側端子34〜36と、第1〜3の制御装置側読み取り部37〜39と、端子認識部40と、端子設定部41と、を備えている。
駆動電源入力部31は、リチウムイオン電池61に電気的に接続されており、リチウムイオン電池61の電力を安定して後述する電力変換制御出力部33に供給できるようにする。
制御回路32は、駆動力制御装置60と後述される電力変換制御出力部33とに電気的に接続されており、要求される駆動力例えばアクセルペダルの踏込む量に対応した交流電圧を三相モータに供給するよう、電力変換制御出力部33を制御する。また、制御回路32は、三相モータ10に電気的に接続されており、三相モータ10の運転状態例えば三相モータ10の温度や回転数などの情報を得る。制御回路32は、三相モータ10の温度が高い場合など三相モータ10の運転状態が異常である場合には、駆動力制御装置60の要求に対して三相モータ10に供給する交流電圧を小さくするなどの制御をする。
電力変換制御出力部33は、駆動電源入力部31に電気的に接続されている。電力変換制御出力部33は、駆動電源入力部31から供給される直流電流を交流電流に変換する。
第1の制御装置側端子34は、電力変換制御出力部33に電気的に接続されている。第1の制御装置側端子34には、電力変換制御出力部33によって制御された交流電圧が印加される。
第2の制御装置側端子35は、電力変換制御出力部33に電気的に接続されている。第2の制御装置側端子35には、電力変換制御出力部33によって制御された交流電圧が印加される。
第3の制御装置側端子36は、電力変換制御出力部33に電気的に接続されている。第3の制御装置側端子36には、電力変換制御出力部33によって制御された交流電圧が印加される。
第1の制御装置側情報読み取り部37は、第1の制御装置側端子34の近傍に配置される。第2の制御装置側読み取り部38は、第2の制御装置側端子35の近傍に配置される。第3の制御装置側読み取り部39は、第3の制御装置側端子36の近傍に配置される。
ここで、第1〜3の電力線51〜53について説明する。なお、第1〜3の電力線51〜53の基本構造は、互いに略同じであってよいので、共通する部分に関しては第1の電力線51を代表して説明する。
三相モータ10の端子(モータ側U端子11、モータ側V端子12、モータ側W端子13)に接続される前の第1の電力線51が図中2点鎖線で示されている。図に示すように、第1の電力線51の両端には、丸端子54が一つずつ取り付けられている。一方の丸端子54は、モータ側U端子11とモータ側V端子12とモータ側W端子13とのいずれ一つに電気的に接続される。他方の丸端子54は、第1〜3の制御装置側端子34〜36のいずれか一つに電気的に接続される。
第1の電力線51の丸端子54には、第1の電力線51であるということを示す情報が保持される例えば第1のチップ55が取り付けられている。第2,3の電力線52,53の各丸端子54には、第2,3の電力線52,53であるということを示す第2,3のチップ56,57が取り付けられている。第1〜3のチップ55〜57は、本発明で言う、情報保持部の一例である。
第1のモータ側読み取り部14は、モータ側U端子11に接続された電力線のチップ内の情報を読み取る。第2のモータ側読み取り部15は、モータ側V端子12に接続された電力線のチップ内の情報を読み取る。第3のモータ側読み取り部16は、モータ側W端子13に接続された電力線のチップ内の情報を読み取る。
第1の制御装置側読み取り部37は、第1の制御装置側端子34に接続された電力線のチップ内の情報を読み取る。第2の制御装置側読み取り部38は、第1の制御装置側端子34に接続された電力線のチップ内の情報を読み取る。第3の制御装置側読み取り部39は、第3の制御装置側端子36に接続された電力線のチップ内の情報を読み取る。
制御装置30の説明に戻る。端子認識部40は、第1〜3のモータ側読み取り部14〜16と第1〜3の制御装置側読み取り部37〜39とに電気的に接続されている。第1〜3のモータ側読み取り部14〜16で読み取られた第1〜3のチップ55〜57の情報と第1〜3の制御装置側読み取り部37〜39で読み取られた第1〜3のチップ55〜57の情報は、端子認識部40に送信される。
端子認識部40は、第1〜3のモータ側読み取り部14〜16で読み取られた第1〜3のチップ55〜57の情報に基づいて、第1〜3の制御装置側端子34〜36のうち、モータ側U端子11に電気的に接続されているもの、モータ側V端子12に電気的に接続されているもの、モータ側W端子13に電気的に接続されているものを認識する。
この点について具体的に説明すると、例えばモータ側U端子11と第1の制御装置側端子34が第1の電力線51を介して電気的に接続されている場合、第1のモータ側読み取り部14は、第1のチップ55の情報を読み取るとともに、読み取った情報を端子認識部40に送信する。第1の制御装置側読み取り部37は、第1のチップ55の情報を読み取るともに、読み取った情報を端子認識部40に送信する。
端子認識部40は、第1のモータ側読み取り部14が第1のチップ55の情報を送信してきたことによって、モータ側U端子11には第1の電力線51が電気的に接続されていると認識する。さらに、端子認識部40は、第1の制御装置側読み取り部37が第1のチップ55の情報を送信してきたことによって、第1の制御装置側端子34には第の電力線51が電気的に接続されていることを認識する。この結果、端子認識部40は、モータ側U端子11に電気的に接続されている端子が第1の制御装置側端子34であることを認識する。
このように、端子認識部40は、モータ側U端子11、モータ側V端子12、モータ側W端子13とに電気的に接続される第1〜3の電力線51〜53に電気的に接続される第1〜3の制御装置側端子34〜37を認識することによって、第1〜3の制御装置側端子34〜36のうちモータ側U端子11に電気的に接続されるもの、モータ側V端子12に電気的に接続されるもの、モータ側W端子13に電気的に接続されるものを認識する。
端子設定部41は、電力変換制御出力部33と端子認識部40とに電気的に接続されている。端子設定部41は、端子認識部40で認識された結果に基づいて、第1〜3の制御装置側端子34〜36のうちモータ側U端子11に電気的に接続されているものを制御装置側U端子に設定する。同様に、端子設定部41は、第1〜3の制御装置側端子34〜36のうちモータ側V端子12に電気的接続されているものを、制御装置側V端子に設定する。同様に、端子設定部41は、第1〜3の制御装置側端子34〜36のうちモータ側W端子13に接続されているものを、制御装置側W端子に設定する。
また、端子設定部41は、制御装置側U端子、制御装置側V端子、制御装置側W端子の順番で位相がずれるように第1〜3の制御装置側端子34〜36に交流電圧が印加されるように、電力変換制御出力部33に設定結果を送信する。電力変換制御出力部33は、設定結果に基づいて第1〜3の制御装置側端子34〜36に交流電流を印加する。
つぎに、このように構成される三相モータ10の駆動システム20の駆動時の動作を、第1〜3の電力線51〜53が取り付けられた後最初に三相モータ10を駆動する場合を一例に説明する。
なお、モータ側U端子11と第1の制御装置側端子34とは、第1の電力線51を介して電気的に接続されている。モータ側V端子12と第2の制御装置側端子35とは、第2の電力線52を介して電気的に接続されている。モータ側W端子13と第3の制御装置側端子36とは、第3の電力線53を介して電気的に接続されている。
図2は、駆動システム20の駆動時の動作を示すフローチャートである。図2に示すように、ステップST1で乗員が例えばイグニッションキーを回すなどして自動車の始動操作がなされる。
つぎに、ステップST2に進む。ステップST2では、第1〜3の制御装置側端子34〜36に設定されている制御装置側U端子、制御装置側V端子、制御装置側W端子といった設定が初期化される。例えば、一旦、三相モータ10の駆動を停止して再び三相モータ10を駆動する場合では、三相モータ10を停止する前の設定が初期化される。
つぎに、ステップST3に進む。ステップST3では、端子認識部40は、第1〜3のモータ側読み取り部14〜16に対して、モータ側U端子11とモータ側V端子12とモータ側W端子13とに接続された電力線の情報の送信を要求する。
これに対し、第1のモータ側読み取り部14は、第1の電力線51の情報つまり第1のチップ55の情報を端子認識部40に送信する。第2のモータ側読み取り部15は、第2の電力線52の情報つまり第2のチップ56の情報を端子認識部40に送信する。第3のモータ側読み取り部16は、第3の電力線53の情報つまり第3のチップ57の情報を端子認識部40に送信する。
同様に、端子認識部40は、第1〜3の制御装置側読み取り部37〜39に対して、第1〜3の制御装置側端子34〜36に電気的に接続された電力線の情報の送信を要求する。
第1の制御装置側読み取り部37は、第1の電力線51つまり第1のチップ55の情報を端子認識部40に送信する。第2の制御装置読み取り部38は、第2の電力線52つまり第2のチップ56の情報を端子認識部40に送信する。第3の制御装置読み取り部39は、第3の電力線53つまり第3のチップ57の情報を端子認識部40に送信する。
上記の送信要求は、予め設定された時間内行われる。端子認識部40が全ての情報を受信すると、ステップST4を経てステップST5に進む。なお、予め目設定された時間内に全ての情報が受信されない場合は、ステップST4からステップST6に進み、駆動システム20の動作は終了する。この場合は、三相モータ10は、駆動されないので、乗員は始動操作からやり直す。
ステップST5では、端子認識部40は、受信した情報に基づいて、モータ側U端子11には、第1の制御装置側端子34が接続されていることを認識する。同様に、モータ側V端子12には、第2の制御装置側端子35が接続されていることを認識する。同様に、モータ側W端子13には、第3の制御装置側端子36が接続されていることを認識する。予め設定された所定時間内に端子が認識されない場合は、ステップST11を経て駆動システム20の動作は終了する。
ついで、ステップST7に進む。ステップST7では、端子認識部40で得られた認識結果が端子設定部41に送信される。端子設定部41は、第1の制御装置側端子34がモータ側U端子11に電気的に接続されているという情報から、第1の制御装置側端子34を制御装置側U端子に設定する。端子設定部41は、第2の制御装置側端子35がモータ側V端子12に電気的に接続されているという情報から、第2の制御装置側端子35を制御装置側V端子に設定する。端子設定部41は、第3の制御装置側端子36がモータ側W端子13に電気的に接続されているという情報から、第3の制御装置側端子36を制御装置側W端子に設定する。
制御装置側U端子と制御装置側V端子と制御装置側W端子の設定が終了するとステップST8を経てステップST9に進む。ステップST9では、第1〜3の制御装置側端子34〜36の設定が電力変換制御出力部33に送信される。電力変換制御出力部33は、制御装置側U端子、制御装置側V端子、制御装置側W端子の順番に位相が120度ずれるように第1〜3の制御装置側端子34〜36に交流電圧を印加する。
第1〜3の制御装置側端子34〜36に印加された交流電圧は、第1〜3の電力線51〜53を介してモータ側U端子11とモータ側V端子12とモータ側W端子13に、モータ側U端子11、モータ側V端子12、モータ側W端子13の順番で位相が120度ずれて印加される。
なお、ステップ8において予め設定された時間内に第1〜3の制御装置側端子34〜36の設定が終了しない場合は、ステップST10に進み、駆動システム20の動作は終了する。
このように構成される三相モータ10の駆動システム20では、三相モータ10が駆動する前に、第1〜3の制御装置側端子34〜36のうちモータ側U端子11に接続されている端子とモータ側V端子12に接続されている端子とモータ側W端子13に接続されている端子とが、端子認識部40よって認識される。そして、端子認識部40の認識結果に基づいて、端子設定部41が第1〜3の制御装置側端子34〜36の設定を行う。
このことによって、モータ側U端子11とモータ側V端子12とモータ側W端子13とには、モータ側U端子11、モータ側V端子12、モータ側W端子13の順番で交流電流が印加されるようになるので、大きなコネクタなどの部品を用いることなく三相モータ10が誤作動することが抑制される。
さらに、三相モータ10の駆動時に駆動システム20が動作するので、例えば第1〜3の電力線51〜53を付け直した場合に、万が一第1〜3の電力線51〜53の接続先が変化しても、モータ側U端子11とモータ側V端子12とモータ側W端子13とには、モータ側U端子11、モータ側V端子12、モータ側W端子13の順番で位相がずれた交流電圧が印加されるようになる。
なお、本実施形態では、端子認識部40と端子設定部41と制御回路32とは、互いに別途に用いられているが、これに限定されない。例えば、端子認識部40と端子設定部41とは、制御回路32内に一体に組み込まれてもよい。
また、本実施形態では、多相モータの一例として三相モータ10が用いられたが、これに限定されない。例えば5相モータであっても同様の効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る三相モータの駆動システムを示すブロック図。 図1に示された三相モータの駆動システムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
10…三相モータ(多相モータ)、11…モータ側U端子(多相モータの端子)、12…モータ側V端子(多相モータの端子)、13…モータ側W端子(多相モータの端子)、14…第1のモータ側読み取り部、15…第2のモータ側読み取り部、16…第3のモータ側読み取り部、20…駆動システム、30…制御装置、34…第1の制御装置側端子、35…第2の制御装置側端子、36…第3の制御装置側端子、37…第1の制御装置側読み取り部、38…第2の制御装置側読み取り部、39…第3の制御装置側読み取り部、40…端子認識部、41…端子設定部、51…第1の電力線、52…第2の電力線、53…第3の電力線、55…第1のチップ(情報保持部)、56…第2のチップ(情報保持部)、57…第3のチップ(情報保持部)。

Claims (1)

  1. 位相のずれた複数の交流電圧によって駆動するとともに前記交流電圧が印加される複数の端子を備える多相モータと、
    前記多相モータに前記交流電圧を供給して前記多相モータの駆動を制御するとともに、前記多相モータの端子に電気的に接続される複数の端子を備える制御装置と、
    前記多相モータの端子と前記制御装置の端子とに電気的に接続されて前記多相モータの端子と前記制御装置の端子とを互いに電気的に連結する複数の電力線と、
    を備える多相モータの駆動システムであって、
    前記電力線に設けられて当該電力線を示す情報を保持する情報保持部と、
    前記多相モータに設けられて前記情報保持部に保持された前記情報を読み取るモータ側情報読み取り部と、
    前記制御装置に設けられて前記情報保持部に保持された前記情報を読み取る制御装置側情報読み取り部と、
    前記制御装置に設けられて、前記多相モータの各端子に接続された電力線の情報と前記制御装置の各端子に接続された電力線の情報とに基づいて前記多相モータの端子の各々に前記電力線を介して電気的に接続された前記制御装置の端子を認識する端子認識部と、
    前記制御装置に設けられて、前記端子認識部の認識結果に基づいて前記多相モータの各端子に印加される交流電圧の位相のずれが正規なずれになるように前記制御装置の各端子に印加される交流電圧のずれの順番を設定する端子設定部と
    を具備する多相モータの駆動システム。
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