JP4668385B2 - 打刻装置および打刻方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属や合成樹脂材の部品の表面に製造番号や品名などを打刻する打刻装置および打刻方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の打刻装置としては、例えば、特公平03−27397号広報に開示されているように、圧力レギュレータにより加圧棒に一定の空気圧を加えることにより、加工面の傾斜や曲面によらず、打刻深さが均一になる加圧力調整機構付き彫刻器が知られている。
【0003】
また、打刻する線がつながっていない場合や、打刻する文字と文字との間を移動する場合などには、打刻部を往復機構部により加工面から遠ざけ、次の打刻位置へ二次元方向に移動させた後、往復機構部により打刻部を加工面側に移動させ、次の文字を打刻する打刻装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特公平03−27397号広報に開示されている打刻装置では、加圧棒に加える圧力を一定にするため、圧力レギュレータの圧力設定を手作業で変更したり、供給管の圧縮空気の入口や出口に速度調節弁を設置するなどして、加圧棒の先端に取り付けられたペンの移動速度や押付け力を調整する必要があった。このため、被打刻物の材質、形状、硬さ等の特性に応じて加圧棒に加える圧力を調整する必要があり、手間や時間がかかっていた。
【0005】
また、加圧調整を自動調整するためには、ペンの押付け力を検出する圧力センサを設け、供給管の圧縮空気の出入口の速度調節弁と圧力レギュレータを自動制御する必要があるが、装置構成の複雑化、大型化に伴って高価になる。さらに、空気は圧縮性流体であるため、空気圧制御は応答性の低さから自動制御の実現を困難としていた。
【0006】
加えて、複数の文字等を打刻する際には、打刻する線がつながっていない場合や、打刻する文字と文字との間の移動する場合において、打刻部が加工面から遠ざけたり、また加工面へ接触するために近づける動作は、打刻時間全体に占める割合が大きいという問題があった。
【0007】
本発明の課題は、被打刻物に対する加圧力の自動制御を安価かつ容易な構成により実現でき、また、打刻する線がつながっていない場合や、打刻する文字と文字との間を移動する場合にかかる時間を短縮し、打刻時間全体を短縮することができる打刻装置および打刻方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
打刻部(例えば、図1のスタイラス1g)を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻手段(例えば、図1の往復機構部1)と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動手段(例えば、図1の二次元位置決め機構部3)と、
前記打刻部が前記加工面に対して一定の圧力を維持する加圧調整手段(例えば、図1の圧力制御回路)とをもつ打刻装置(例えば、図1の打刻装置10)であって、
前記打刻手段は、駆動手段(例えば、図1のモータ1a)で回転するカムに従動することにより前記打刻部を直線往復運動させるカム装置と、
前記加工面への前記打刻部の接触を前記駆動手段に流れる電流値の変化により検知する接触検知手段(例えば、図4の電流量検出抵抗28)と、を備え、
前記加圧調整手段(例えば、図1の圧力制御回路2)は、前記接触検知手段により前記打刻部の前記加工面への接触が検知された際に、この検知結果に基づいて前記加工面への圧力を調整することを特徴としている。
【0009】
この請求項1記載の発明によれば、打刻手段は打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻し、打刻部移動手段は前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させ、加圧調整手段は前記加工面に対して一定の圧力を維持するように加圧調整し、前記打刻手段は、打刻手段内部のカムが駆動手段により回転し、カムに従動することになり、前記打刻部を直線往復運動させるカム装置を備える。
【0010】
したがって、打刻部からの反力を利用して被打刻物にかかっている押付け力を直接検出し、この押付け力を一定に保つことができるため、加圧調整が可能な打刻装置を容易かつ小型な構成で実現できる。
【0012】
また、請求項1記載の発明によれば、接触検知手段は前記加工面への前記打刻部の接触を前記駆動手段に流れる電流の変化値により検出し、前記加圧調整手段は、前記接触検知手段により前記打刻部の前記加工面への接触が検知された際に、この検知結果に基づいて前記加工面に対する加圧力を調整する。
【0013】
請求項5記載の発明の打刻方法は、
前記駆動手段により回転するカムに従動して打刻部を直線往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻工程と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動工程と、前記加工面への前記打刻部の接触を前記駆動手段に流れる電流値の変化により検知する接触検知工程と、
前記接触検知工程にて前記打刻部の前記加工面への接触が検知された際に、この検知結果に基づいて、前記打刻部が前記加工面に対して一定の加圧力を維持する加圧調整工程と、
を含むことを特徴としている。
【0014】
この請求項5記載の発明によれば、打刻工程にて駆動手段にカムを回転させることにより従動する打刻部を直線往復運動させ、打刻部移動工程にて前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させ、接触検知工程にて前記加工面への前記打刻部の接触を前記駆動手段に流れる電流値の変化により検知し、加圧調整工程にて前記接触検知工程にて前記打刻部の前記加工面への接触が検知された際に、この検知結果に基づいて、前記打刻部が前記加工面に対して一定の加圧力を維持するように圧力を調整する。
【0015】
したがって、打刻手段の重量の違いや加工面への接触位置に応じた最適な速度と押付け力とで被打刻物を打刻できる。
【0016】
請求項2記載の発明は、
打刻部(例えば、図1のスタイラス1g)を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻手段(例えば、図1の往復機構部1)と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動手段(例えば、図1の二次元位置決め機構部3)と、
前記打刻部が前記加工面に対して一定の圧力を維持する加圧調整手段(例えば、図1の圧力制御回路)とをもつ打刻装置(例えば、図1の打刻装置10)であって、
前記打刻手段は、駆動手段(例えば、図1のモータ1a)で回転するカムに従動することにより前記打刻部を直線往復運動させるカム装置と、
前記打刻手段(例えば、図1の往復機構部1)による前記打刻部の往復運動の際に接触検知手段により前記打刻部が前記加工面に接触しなかったことが検知された場合、警告を出力する警告出力手段(例えば、図4の増幅器29)と、を備えることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の打刻装置において、
前記打刻手段(例えば、図1の往復機構部1)による前記打刻部の往復運動の際に接触検知手段により前記打刻部が前記加工面に接触しなかったことが検知された場合、警告を出力する警告出力手段(例えば、図4の増幅器29)をさらに備えることを特徴としている。
【0017】
この請求項2、3記載の発明によれば、警告出力手段は前記打刻手段による前記打刻部の往復運動の際に接触検知手段により前記打刻部が前記加工面に接触しなかったことが検知された場合、警告を出力する。
また、請求項2記載の発明によれば、打刻手段は打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻し、打刻部移動手段は前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させ、加圧調整手段は前記加工面に対して一定の圧力を維持するように加圧調整し、前記打刻手段は、打刻手段内部のカムが駆動手段により回転し、カムに従動することになり、前記打刻部を直線往復運動させるカム装置を備える。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の打刻方法において、
前記打刻工程における前記打刻部の往復運動の際に前記接触検知工程にて前記打刻部が前記加工面に接触しなかったことが検知された場合、警告を出力する警告出力工程をさらに含むことを特徴としている。
【0019】
この請求項6記載の発明によれば、警告出力工程にて前記打刻工程における前記打刻部の往復運動の際に前記接触検知工程にて前記打刻部が前記加工面に接触しなかったことが検知された場合、警告を出力する。
【0020】
したがって、請求項2記載の発明によれば、打刻部からの反力を利用して被打刻物にかかっている押付け力を直接検出し、この押付け力を一定に保つことができるため、加圧調整が可能な打刻装置を容易かつ小型な構成で実現できる。さらに、使用者は打刻手段が被打刻物への打刻が不可能な位置にあることを素早く認識でき、時間や電力を節約できる。
また、請求項3または6記載の発明によれば、請求項1または5記載の発明の効果に加えて、使用者は打刻手段が被打刻物への打刻が不可能な位置にあることを素早く認識でき、時間や電力を節約できる。
【0021】
請求項4記載の発明は、
打刻部(例えば、図1のスタイラス1g)を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻手段(例えば、図1の往復機構部1)と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動手段(例えば、図1の二次元位置決め機構部3)と、
前記打刻部が前記加工面に対して一定の圧力を維持する加圧調整手段(例えば、図1の圧力制御回路)とをもつ打刻装置(例えば、図1の打刻装置10)であって、
前記打刻手段は、駆動手段(例えば、図1のモータ1a)で回転するカムに従動することにより前記打刻部を直線往復運動させるカム装置を備え、
前記打刻手段(例えば、図1の往復機構部1)は、前記打刻部の前記加工面への接触によって前記駆動手段にかかるトルクが前記加工面の接触位置によらず一定となるカム曲線を有するカムを備えることを特徴としている。
【0022】
この請求項4記載の発明によれば、打刻手段は、前記打刻部の前記加工面への接触によって前記駆動手段にかかるトルクが前記加工面の接触位置によらず一定となるカム曲線を有するカムを備える。
また、請求項4記載の発明によれば、打刻手段は打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻し、打刻部移動手段は前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させ、加圧調整手段は前記加工面に対して一定の圧力を維持するように加圧調整し、前記打刻手段は、打刻手段内部のカムが駆動手段により回転し、カムに従動することになり、前記打刻部を直線往復運動させるカム装置を備える。
【0023】
したがって、請求項4記載の発明によれば、打刻部からの反力を利用して被打刻物にかかっている押付け力を直接検出し、この押付け力を一定に保つことができるため、加圧調整が可能な打刻装置を容易かつ小型な構成で実現できる。さらに、駆動手段にかかるトルクを一定に保つことにより、打刻部の加工面への接触位置によらず均一な深さで打刻できる。
【0024】
請求項7記載の発明は、
先端が振動する打刻部(例えば、図1のスタイラス1g)を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻手段(例えば、図1の往復機構部1)と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動手段(例えば、図1の二次元位置決め機構部3)と、
前記打刻部が前記加工面に対して一定の圧力を維持する加圧力調整手段(例えば、図1の圧力制御回路2)とをもつ打刻装置(例えば、図1の打刻装置10)であって、
前記加圧力調整手段は、打刻する線がつながっていない場合や打刻する文字と文字との間を移動する場合に、前記加工面に対しての加圧力を低下させるとともに前記打刻部先端の振動を停止させ、
前記打刻部移動手段は、当該打刻部を次の打刻位置まで二次元方向に移動させることを特徴としている。
【0025】
この請求項7記載の発明によれば、打刻手段は先端が振動する打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻し、前記加圧力調整手段は、打刻する線がつながっていない場合や打刻する文字と文字との間を移動する場合に、前記加工面に対しての加圧力を低下させて一定の圧力を維持するように加圧力調整するとともに前記打刻部先端の振動を停止させ、前記打刻部移動手段は、当該打刻部を次の打刻位置まで二次元方向に移動させる。
【0026】
請求項8記載の発明の打刻方法は、
先端が振動する打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻工程と、
打刻する線がつながっていない場合や打刻する文字と文字との間を移動する場合に、前記加工面に対しての加圧力を低下させて一定の圧力を維持する加圧力調整工程と、前記打刻部先端の振動を停止させる振動停止工程と、
当該打刻部を次の打刻位置まで二次元方向に移動させる打刻部移動工程と、
を含むことを特徴とする。
【0027】
この請求項8記載の発明によれば、打刻工程にて、先端が振動する打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻させ、加圧力調整工程にて、打刻する線がつながっていない場合や打刻する文字と文字との間を移動する場合に、前記加工面に対しての加圧力を低下させて一定の圧力を維持するとともに前記打刻部先端の振動を停止させ、打刻部移動工程にて、当該打刻部を次の打刻位置まで二次元方向に移動させる。
【0028】
したがって、打刻する線がつながっていない場合や、打刻する文字と文字との間を移動する場合において、打刻部の往復運動がほとんどなくなったため、打刻にかかる時間を大幅に短縮できる。また、往復機構部の動きが大幅に少なくなったことから、往復機構部の耐久性を向上させ、故障率を改善できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、図1〜図4を参照して、本発明を適用した第1の実施の形態における打刻装置について説明する。
【0030】
まず構成を説明する。
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態における打刻装置10の概略構成を示す図である。
【0031】
図1において、打刻装置10は往復機構部1、圧力制御回路2、二次元位置決め機構部3、位置決め制御回路4、打刻振動発生回路5により概略構成されている。また、往復機構部1は、図2に示すようにモータ1a、カム1b、カムフォロア1c、ドグ1d、保持部1e、ペン1f、スタイラス1g、上昇端検出部1h、下降端検出部1i、シャフト1j、コイルばね1k、固定板1l、ストッパ1m、ベアリング1n等から構成されている。
【0032】
モータ1aは、固定板1lに取り付けられ、モータ1aが駆動してカム1bが回転すると、カムフォロア1cを介して保持部1eが直線運動する。保持部1eは、2本のシャフト1jに固定されており、コイルばね1kにより常にカム1b側に押し付けられている。このため、カム1bの回転に伴って保持部1eが被打刻物6側に押し下げられる場合でも、保持部1eが被打刻物6側から遠ざけられる場合でも、保持部1eはカム1bに追従して可動する。
【0033】
また、カム1bは可動範囲内において、その回転位置によらずモータ1aからの一定のトルクによりペン1fの先端部に取り付けられたスタイラス1gを被打刻物6に一定の圧力で押し付けることが可能な形状をしている。スタイラス1gは、被打刻物6より硬度の高い物質より成り、高速で上下方向に振動することにより被打刻物6に点打刻を繰り返す。
【0034】
固定板1lにはベアリング1nが内蔵されており、シャフト1jはベアリング1nに案内されることにより直線運動する。また、保持部1eにはカムフォロア1cとペン1fが装着されており、上昇端検出器1hは、保持部1eの底面に取り付けられたペン1fの先端が上昇端の位置であるときドグ1dを検出し、下降端検出器1iは、下降端の位置でドグ1dを検出する。
【0035】
圧力制御回路2は、後述するようにモータ1aの回転速度を制御することによりペン1fの往復運動の速度を制御する。また、ペン1fの往復運動中に被打刻物6に接触した際に被打刻物6への到達を検出し、ペン1fの被打刻物6への接触後、スタイラス1gが被打刻物6に加える圧力が一定値になるように制御する。また、スタイラス1gが被打刻物6に接触せずに下降端に達した際には、モータ1aを逆回転させ、上昇端に達した際には、モータ1aを停止させ警告を出力する。
【0036】
二次元位置決め機構部3は、位置決め制御回路から出力される位置決め信号に基づいて、打刻軸と直交方向に文字や数字等の二次元パターンを位置決めする。これにより、往復機構部1はペン1fを振動させた状態で被打刻物6に圧接させ、被打刻物6に文字や数字を打刻する。打刻振動発生回路5は、ペン1fに振動を発生させる。
【0037】
次に動作を説明する。
【0038】
まず、図3を参照してカム装置の力学的関係について説明する。図3において、支点はモータ1aの回転軸となるカム1bの支点を表し、接点はカム1bとカムフォロア1cとの接点を表す。また、「R」は支点と接点間の距離を表し、「F」は被打刻物6からの反力、「T」は「F」が支点に発生させるトルクを表す。さらに、「α」は反力「F」の方向とカムフォロア1cのカム1bに対する反力方向とのなす角度、「β」は「F」と「R」の方向のなす角度、「γ」は「F」と「F/cosα」の方向のなす角度をそれぞれ表す。
【0039】
この時、被打刻物6からの反力「F」が支点に発生させるトルク「T」は、カムフォロア1cの中心軸を直線運動に規制する機構部からの反力「F」との合力「F/cosα」と支点から前記直線までの垂直距離「Rcosγ」により決定し、これらの間には次式の関係がある。
T=(F/cosα)*Rsinγ ……(1)
γ=α+β ……(2)
【0040】
これらの式において、「F」、「T」を所与としてペン1fの可動範囲内の適当な位置で部品配置等を勘案した「R」、「α」、「β」の初期値が定まる。この時、この時、可動範囲内程度の位置変化では「α」はほとんど変化しないため、式(1)により「R」と「β」の関係が求められる。これにより、「F」、「T」が一定となるようなカム曲線が得られる。
【0041】
したがって、カム1bを上記式を満たす曲線形状とし、カム1bの回転に伴って支点と接点間の距離を適宜変化させることにより、モータ1aから一定のトルクを加えた時の被打刻物6に加わる圧力を一定に保つことができる。なお、厳密にはコイルばね1kの長さの変化に伴って「F」が変化するが、「F」の変化は被打刻物6に加わる圧力に比べて極めて小さいため、これを無視できる。
【0042】
次に、図4を参照して圧力制御回路2の動作について説明する。まず、ペン1fの速度制御方法について説明する。
【0043】
まず、モータ1aにタコメータ1a’を取り付けることにより、モータ1aの回転速度を検出し、減算器22aおよび加算器23aにより、検出結果とパルス・デューティ設定部21aに記憶されたパルス・デューティ設定値との差をその設定値に加えた信号を生成する。
【0044】
次に、スイッチ25は、この信号をPWMパルス発生回路26において三角波発生回路26‘から出力される三角波との比較信号とするため、コンパレータ24bに入力する。これにより、タコメータ1a’の出力信号がパルス・デューティ設定部21aにあらかじめ設定された値を維持するようにモータ1aの回転速度が制御される。上述の動作により、圧力制御回路2はペン1fの往復運動を任意の速度に制御することができる。
【0045】
次に、ペン1fの到達検知方法について説明する。
モータ1aとしてDCサーボモータを利用すれば、その電流値はトルクに比例するが、スタイラス1gが被打刻物6に接触したときに運動が制止されるためにモータ1aのトルクは一時的に過大となる。そこで、電流量検出抵抗28の両端の電圧を増幅器29に入力することによって電圧を検出し、コンパレータ24aによりあらかじめ記憶されたトルク設定部21cのトルク設定値と比較して、被打刻物6への到達を検出する。そして、被打刻物6への到達が検出されなかった場合、増幅器29はモータ1aを停止させ警告を出力する。上述の動作により、圧力制御回路2はペン1fの往復運動の移動中における被打刻物6への接触を検知することができる。
【0046】
次に、ペン1fの加圧制御方法について説明する。
最初に、減算器22bおよび加算器23bは、上記「T」に比例する信号となる増幅器29の出力値とパルス・デューティ設定部21bに記憶されたパルス・デューティ設定値とを比較し、その差をパルス・デューティ設定値に加えた信号を生成する。
【0047】
次に、スイッチ25は、この信号をPWMパルス発生回路26において三角波発生回路26’から出力される三角波との比較信号とするため、コンパレータ24bに入力する。このため、増幅器29の出力信号がパルス・デューティ設定部21bのパルス・デューティ設定値にあらかじめ設定された値になるようにモータ1aのトルクは制御される。上述の動作により、圧力制御回路2はペン1fが被打刻物6に加える圧力を一定値に制御することができる。
【0048】
以上のように、圧力制御回路2は、被打刻物6への到達を検知する信号に基づいてスイッチ25を制御することにより、ペン1fの重量の差異が被打刻物6への衝突の強さに影響を与えないため、多様な種類のペンを使用できる。また、スタイラス1gの押付け力が最適な値になるようにペン1fを速度制御、および加圧制御することが可能となり、被打刻物6の材質や形状を問わず加工面に対して均質な打刻を行う打刻装置を安価かつ容易に構成できる。
【0049】
(第2の実施の形態)
以下、図を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態における打刻装置について説明する。
【0050】
まず構成を説明する。
本発明を適用した第2の実施の形態における打刻装置の概略構成は、第1の実施の形態における打刻装置10(図1参照)と同様の概略構成であるため、その図示および説明は省略する。
【0051】
なお、圧力制御回路2は、図2に示す圧力制御回路2に、パルス・デューティ設定部30、減算器31a、加算器31b、加圧力切換信号32、およびスイッチ33を追加して、図5に示すように構成される。
【0052】
この図5を参照して、圧力制御回路2の動作について、第1の実施の形態における動作と異なる部分について説明する。
【0053】
同図において、減算器31aおよび加算器23bは、増幅器29の出力値とパルス・デューティ設定部30にあらかじめ設定されたパルス・デューティ値とを比較し、その差をパルス・デューティ設定値に加えた信号を生成する。
【0054】
そして、スイッチ33は、この信号をPWMパルス発生回路26において三角波発生回路26’から出力される三角波との比較信号とするため、コンパレータ24bに入力する。これにより、出力信号は、パルス・デューティ設定部30にあらかじめ設定された値を維持するように制御される。
【0055】
なお、パルス・デューティ設定部30には、ペン1fが被打刻物6にほとんど力を加えないトルクに相当するパルス・デューティ値があらかじめ設定されている。
【0056】
このため、圧力制御回路2は、加圧力切換信号32に基づいてスイッチ33を制御することにより、ペン1fが被打刻物6にほとんど力を加えないトルクになるようにモータ1aのトルクを制御する。そのため、打刻する線がつながっていない場合や、打刻する文字と文字の間を移動する場合に、ペンを加工面に力をかけずに次の打刻位置に移動させることができ、その移動にかかる時間を短縮することができる。
【0057】
図6に、本第2の実施の形態における打刻装置10による、1〜5の文字の打刻例を示す。同図において、文字の書き終わりから次の文字の書き始めまでの細い線が、加圧力を低下させ、打刻部先端の振動を停止させて二次元方向に移動させた線を示している。
【0058】
なお、この時、被打刻物表面に対して、打刻先端部は力をかけないが引きずることになるため、その表面には若干の薄い線が残る。この表面が鏡面のようなきれいな被打刻物でなければ、この薄い線は識別は困難であるため、文字品質を低下させることにはならない。
【0059】
【発明の効果】
請求項1、5記載の発明によれば、打刻部からの反力を利用して被打刻物にかかっている押付け力を直接検出し、この押付け力を一定に保つことができるため、加圧調整が可能な打刻装置を容易かつ小型な構成で実現できる。
【0060】
また、請求項1または5記載の発明によれば、打刻手段の重量の違いや加工面への接触位置に応じた最適な速度と加圧力で被打刻物を打刻できる。
【0061】
請求項2記載の発明によれば、打刻部からの反力を利用して被打刻物にかかっている押付け力を直接検出し、この押付け力を一定に保つことができるため、加圧調整が可能な打刻装置を容易かつ小型な構成で実現できる。さらに、使用者は打刻手段が被打刻物への打刻が不可能な位置にあることを素早く認識でき、時間や電力を節約できる。
請求項3または6記載の発明によれば、請求項1または5記載の発明の効果に加えて、使用者は打刻手段が被打刻物への打刻が不可能な位置にあることを素早く認識でき、時間や電力を節約できる。
【0062】
請求項4記載の発明によれば、打刻部からの反力を利用して被打刻物にかかっている押付け力を直接検出し、この押付け力を一定に保つことができるため、加圧調整が可能な打刻装置を容易かつ小型な構成で実現できる。さらに、駆動手段にかかるトルクを一定に保つことにより、打刻部の加工面への接触位置によらず均一な深さで打刻できる。
【0063】
請求項7または8記載の発明によれば、打刻する線がつながっていない場合や、打刻する文字と文字との間を移動する場合において、打刻部の往復運動がほとんどなくなったため、打刻にかかる時間を大幅に短縮できる。また、往復機構部の動きが大幅に少なくなったことから、往復機構部の耐久性を向上させ、故障率を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における打刻装置10の概略構成を示す図である。
【図2】図1の往復機構部1の概観斜視図である。
【図3】図1のカム1b、カムフォロア1cの力学的関係を示す図である。
【図4】第1の実施の形態における図1の圧力制御回路2の回路構成図である。
【図5】第2の実施の形態における図1の圧力制御回路2の回路構成図である。
【図6】第2の実施例における打刻装置10の打刻実施例である。
【符号の説明】
10 打刻装置
1 往復機構部
1a モータ
1a’タコメータ
1b カム
1c カムフォロア
1d ドグ
1e 保持部
1f ペン
1g スタイラス
1h 上昇端検出部
1i 下降端検出部
1j シャフト
1k コイルばね
1l 固定板
1m ストッパ
1n ベアリング
2 圧力制御回路
21a、21b、30 パルス・デューティ設定部
21c トルク設定部
22a、22b、31a 減算器
23a、23b、31b 加算器
24a、24b 比較器
25、33 スイッチ
26 PWMパルス発生回路
26’三角波発生回路
27 モータドライバ
28 電流量検出抵抗
29 増幅器
32 加圧力切換信号
3 二次元位置決め機構部
4 位置決め制御回路
5 打刻振動発生回路
6 被打刻物
Claims (8)
- 打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻手段と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動手段と、
前記打刻部が前記加工面に対して一定の圧力を維持する加圧調整手段とをもつ打刻装置であって、
前記打刻手段は、駆動手段で回転するカムに従動することにより前記打刻部を直線往復運動させるカム装置と、
前記加工面への前記打刻部の接触を前記駆動手段に流れる電流値の変化により検知する接触検知手段と、を備え、
前記加圧調整手段は、前記接触検知手段により前記打刻部の前記加工面への接触が検知された際に、この検知結果に基づいて前記加工面への圧力を調整することを特徴とする打刻装置。 - 打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻手段と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動手段と、
前記打刻部が前記加工面に対して一定の圧力を維持する加圧調整手段とをもつ打刻装置であって、
前記打刻手段は、駆動手段で回転するカムに従動することにより前記打刻部を直線往復運動させるカム装置と、
前記打刻手段による前記打刻部の往復運動の際に接触検知手段により前記打刻部が前記加工面に接触しなかったことが検知された場合、警告を出力する警告出力手段と、を備えることを特徴とする打刻装置。 - 前記打刻手段による前記打刻部の往復運動の際に接触検知手段により前記打刻部が前記加工面に接触しなかったことが検知された場合、警告を出力する警告出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の打刻装置。
- 打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻手段と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動手段と、
前記打刻部が前記加工面に対して一定の圧力を維持する加圧調整手段とをもつ打刻装置であって、
前記打刻手段は、駆動手段で回転するカムに従動することにより前記打刻部を直線往復運動させるカム装置を備え、
前記打刻手段は、前記打刻部の前記加工面への接触によって前記駆動手段にかかるトルクが前記加工面の接触位置によらず一定となるカム曲線を有するカムを備えることを特徴とする打刻装置。 - 前記駆動手段により回転するカムに従動して打刻部を直線往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻工程と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動工程と、
前記加工面への前記打刻部の接触を前記駆動手段に流れる電流値の変化により検知する接触検知工程と、
前記接触検知工程にて前記打刻部の前記加工面への接触が検知された際に、この検知結果に基づいて、前記打刻部が前記加工面に対して一定の加圧力を維持する加圧調整工程と、
を含むことを特徴とする打刻方法。 - 前記打刻工程における前記打刻部の往復運動の際に前記接触検知工程にて前記打刻部が前記加工面に接触しなかったことが検知された場合、警告を出力する警告出力工程をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の打刻方法。
- 先端が振動する打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻手段と、
前記打刻部を前記加工面に対して二次元方向に移動させる打刻部移動手段と、
前記打刻部が前記加工面に対して一定の圧力を維持する加圧力調整手段とをもつ打刻装置であって、
前記加圧力調整手段は、打刻する線がつながっていない場合や打刻する文字と文字との間を移動する場合に、前記加工面に対しての加圧力を低下させるとともに前記打刻部先端の振動を停止させ、
前記打刻部移動手段は、当該打刻部を次の打刻位置まで二次元方向に移動させることを特徴とする打刻装置。 - 先端が振動する打刻部を往復運動させることにより被打刻物の加工面を打刻する打刻工程と、
打刻する線がつながっていない場合や打刻する文字と文字との間を移動する場合に、前記加工面に対しての加圧力を低下させて一定の圧力を維持する加圧力調整工程と、前記打刻部先端の振動を停止させる振動停止工程と、
当該打刻部を次の打刻位置まで二次元方向に移動させる打刻部移動工程と、
を含むことを特徴とする打刻方法。
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