JP4667918B2 - 信号の位相を検出する装置および方法 - Google Patents

信号の位相を検出する装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、おそらくはノイズを含んでいる信号の位相、または、おそらくはノイズを含んでいる変調された信号の位相基準を抽出する方法および装置に関する。
それは、特に、RFID(無線周波数識別)システムの領域への応用に用いられる。RFIDシステムは、通常、記憶されたデータが入っている第1の装置から形成され、これは、通常、ラベルと呼ばれ、これらのデータを、通常、2、3kHzから2、3MHzの範囲内の周波数の電波の形で送信することができる。第2の読み取り装置は、前記記憶されたデータの獲得のために設けられる。この獲得を成し遂げるために、第2の装置は、搬送波から形成された信号Sを発することができる。この信号Sに応答して、第1の装置は、前記データを含んでいる別の信号S’を発する。この別の信号S’は、通常、前記搬送波の周波数に比例する周波数の副搬送波によって形成される。別の信号S’は、例えば位相変調を用いて変調されていてもよい。
読み取り装置は、好ましくは、この別の信号S’の位相基準を検出可能であるべきであり、これにより、読み取り装置は、別の信号S’を復調可能となる。具体的に、これを成し遂げるためには、多くのサイクルが、別の信号S’の始めに挿入されるので、読み取り装置は、この位相基準を検出するのに時間がかかる。“相関法”と呼ばれる1つの既知の方法が、現在、この検出のタイプを実行するために用いられている。この方法は、位相基準が検索される1つまたはいくつかのサイクルの前記別の信号S’に、前記副搬送波の周波数と同一の周波数を有する1つまたはいくつかのサイクルの基準信号Sを掛けることから成る。
これらの掛け算から得られるアナログまたはデジタルの結果は、1つまたはいくつかの周期にわたって積分される。これらの動作は、規則正しく遅れずに繰り返され、別の信号S’と基準信号Sとが同相になる時点で最大となる。この最大値が生じる瞬間は、別の信号S’のための位相基準として用いられる時点に相当する。
この方法は、特に別の信号S’がノイズを含んでいるときに、精度を欠くという欠点を有している。また、読み取り装置内で、たくさんの資源を使用することが必要になる。
本発明は、周期Tsを有する基準信号Sに対する、周期Tsにほぼ等しい周期を有する信号Sの位相シフトを推定または測定する方法において、信号Sを受信して、取り込み処理を開始することから成るステップを有していて、
a)周期Tsに等しい第1の時間間隔内に規則正しく分布された時点に、信号Sの状態の連続するn回の検出(ここでnは1より大きい整数である)を実行して、これらの検出の各々に対して、前記状態に従って、連続するn個のカウント変数の中の所定のカウント変数を増加させるか、または、それを不変のままにしておくステップと、
b)各々が前記第1の時間間隔に等しい、1つまたはいくつかの他の時間間隔にわたって、ステップa)を繰り返すステップと、
c)取り込み終了時点tendで取り込み処理を停止するステップと、
d)前記連続するカウント変数の中の対になった隣接するカウント手段のためのカウント変数の対応する値を比較するステップと、
e)2つの隣接する変数間の差の中で、最大の差を有する2つの隣接するカウント変数xおよびxj+1(ここでjは整数である)を割り出すステップと
を有していることを特徴とする方法を提案する。
基準信号Sと信号Sとの間の位相シフトは、ステップe)の後に、(j/n)*2Пと((j+1)/n)*2Пとの間の位相シフト値、例えば(j/n)*2Пによって推定することができる。
処理された信号Sは、1つまたはいくつかのビットにデジタル化されたデジタル信号であってもよい。さらに、この信号は、アナログ信号のデジタル化またはアナログ信号の処理によって得られるデジタル信号であってもよい。
信号Sは、おそらく、アナログ信号であってもよい。この場合、例えば1つまたはいくつかの比較器を用いた、またはアナログ/デジタル変換器を用いた信号Sの処理ステップを、取り込み処理を開始する前に設けることができる。
ステップa)において、カウント変数の増加は、固定された増分値ずつの、または前記検出された状態の関数として変化可能な増分値ずつの前記カウント変数のインクリメントに相当していてもよい。
例えば、信号Sがいくつかのビットにデジタル化されて、かつ符号が付けられたロジックを用いる場合に、増分値に符号が付けられて、この増分値の符号が検出された信号Sの状態の関数として変化することが可能である。前記増分値は、また、検出された信号Sの状態、および検出時点での信号Sの平均値または平均状態の関数として変化することが可能である。
また、カウント変数の増加は、このカウント変数のインクリメント以外の動作に相当していてもよい。例えば、それは、この変数に、検出された信号Sの状態に依存する値を掛けることから成っていてもよい。
本発明による取り込み処理は、継続時間Tsを有する整数個の周期の間、繰り返されてもよい。一変形例によれば、ステップb)およびステップc)で行われる取り込み処理は、前記カウント変数のうちの1つが値Xthreshold_1に達するまで、繰り返されてもよい。この閾値Xthreshold_1は、あらかじめ決められて、固定されていてもよいし、あるいは一変形例によれば、あらかじめ決められた値に等しくなるように初期化されて、取り込み処理の間、例えば信号Sに関する信号対雑音比かつ/または信号Sに関する情報スループットの関数として変化してもよい。
第2の変形例によれば、取り込み処理は、2つの隣接するカウント手段からの出力でのカウント変数の差が閾値Xthreshold_2に達するまで、繰り返されてもよい。
この閾値Xthreshold_2は、あらかじめ決められて、固定されていてもよいし、あるいは一変形例によれば、あらかじめ決められた値に等しくなるように初期化されて、前記取り込み処理の間、例えば信号Sに関する信号対雑音比または信号Sによって運ばれる情報スループットの関数として変化してもよい。
本発明は、また、トランスポンダまたはラベルを読み取る方法に関し、以下のステップを有している。
- あらかじめ決められた周波数を有する信号を、読み取り装置から発信するステップ
- トランスポンダまたはラベルから発信される別の信号Sを、読み取り装置によって受信するステップ
- 前述した処理のうちの1つを実行するステップ
信号Sは、あらかじめ決められた周波数を有する前記信号からスタートして、例えば、あらかじめ決められた周波数を有する前記信号の周波数分周によって、または読み取り装置内に組み込まれた局部発振器を用いて、読み取り装置によって生成することができる。
本発明は、また、周期Tsを有する基準信号Sに対する、Tsにほぼ等しい周期を有する信号Sの位相シフトを推定する装置に関し、以下の手段を備えている。
- n個のカウント手段であって、各々のカウント手段は、作動時に、信号Sの瞬間の状態を検出して、前記検出された瞬間の状態の関数として、n個のカウント変数の中の関連するカウント変数を増加させるか、または、それを不変のままにしておくことができるカウント手段
- 信号Sの周期Tsに等しい継続時間を有する時間間隔内に規則正しく分布された時点に、あらかじめ決められた順序で、周期的かつ連続的に、前記n個のカウント手段を作動させることができる制御手段
- n個のカウント手段のn個のカウント変数の中の対になった各々の隣接するカウント手段内のカウント変数の値を比較することができて、比較がなされたときに、最大の差を求める比較器手段
本発明による位相シフト推定装置は、また、以下の手段を備えていてもよい。
- 前記求められた最大の差の関数として、SとSとの間の位相シフトを推定する手段
この装置の1つの個別の実施形態によれば、作動時に、各々のカウント手段は、信号Sの瞬間の状態を検出して、前記検出された瞬間の状態の関数として、n個のカウント変数の中の関連するカウント変数をインクリメントするか、または、それを不変のままにしておくことができてもよい。
この装置は、また、信号Sの平均値または平均状態Mを求める手段を備えていてもよい。各々のカウント手段は、作動時に、信号Sの瞬間の状態を検出して、前記検出された瞬間の状態および信号Sの前記平均値Mの関数として、N個のカウント変数の中の関連するカウント変数をインクリメントするか、または、それを不変のままにしておくように設計することができる。
周期Tを有する信号Sを生成する手段は、また、本発明による装置内に組み込まれていてもよい。これらの手段は、クロックおよび/または周波数分周手段のような発振器を有していてもよい。
本発明は、決して限定のためではなく、全く情報のために与えられる、例としての実施形態の記載を、添付の図を参照して読んだ後に、よりよく理解されるであろう。
1つの図と次の図との比較を容易にするために、別々の図の同一、同様または等価な部品には、同じ参照番号が付されている。
これらの図をより容易に理解できるようにするために、図に示されている別々の部品は、必ずしも同じスケールで示されていない。
本発明によって実現される例としての実施形態を、図1を参照して以下で説明する。特に、この装置は、位相基準時点のちょうどよい特定を可能にする。または、それは、周期Tsを有する基準信号Sに対する信号Sの位相を検出する。または、それは、Sに対するSの位相シフトを検出する。
信号Sは、例えば、おそらくはノイズを含んでいる、基準信号Sの周期Tsと同一またはほぼ同じ周期を有するデジタル信号であってもよい。
信号Sは、また、例えば、2つの変調状態を有するデジタル信号、例えば基準信号Sの周期Tsに等しい周期を有する搬送波によって位相変調されたデジタル信号であってもよい。
本発明によって実現される装置は、第一に、入力基準信号Sを受信して、信号Sの周期Tsに等しい継続時間を有する時間間隔内に規則正しく分布された時点に、周期的かつ連続的に、n個の個別のカウント手段100,…,100n‐1を作動させる制御手段110を備えている。
1つの個別の実施形態によれば、例えば圧電性物質ベースのクロックのようなクロックの形の115と表記された手段は、前記装置内に組み込むことができて、周期Tsを有する基準信号Sを生成して、特に制御手段110の入力に送る。
信号Sが前記装置への入力で受信された後、この装置が信号Sの位相シフト測定処理を実行し始める瞬間からスタートして、n個のカウント手段100,…,100n‐1の中の所定のカウント手段100は、例えば制御手段110によって、t=t+i*(Ts/n)+k*Ts(1)の時点に、作動させられてもよい。
参照式(1)の中で、‘t’は、信号Sの位相検出のための処理が始まる瞬間または時点である。‘i’は、所定のカウント手段100の位(rank)に相当し、最初のカウント手段100がTsに等しい時間間隔内で最初に検出を行った後に、i(番目)のカウント手段が、Tsに等しい時間間隔内で検出を行う。‘n’は、カウント手段100,…,100n‐1の合計の個数であり、‘k’は、所定のカウント手段100によってなされた検出の合計の回数に相当する整数である。
カウント手段の個数nは、例えば要求される検出精度の関数として変化することができる。1つの個別の実施形態によれば、カウント手段の個数nは、2の累乗に等しくてもよい。
個別のカウント手段100,…,100n‐1の各々は、変更可能なカウント変数と関連していて、出力値を生成する。個別のカウント手段100,…,100n‐1は、それぞれ、出力で、カウント変数x,…,xn‐1を生成する。それらの各々の動作手段は同一である。
所定のカウント手段100(i∈[0;n‐1])が制御手段110によって所定の時間t(i∈[0;n‐1])に作動させられるときに、この所定のカウント手段100は、信号Sの状態または値を検出する。そして、所定のカウント手段100は、関連する所定のカウント変数x(i∈[0;n‐1])を変更するか、またはしないことができる。そして、それは、検出された信号Sの状態に従って、出力値を生成する。
所定のカウント変数xの変更は、いずれも、例えば増分値Qずつ、それをインクリメントすることによってカウント変数を増加させることから成る。
信号Sは2状態信号なので、第1の変形例によれば、例えば、所定のカウント手段100が、“ハイ”状態または‘1’に等しい信号Sの論理レベルを検出したときに、関連する所定のカウント変数xを増分値Qずつインクリメントすることが可能である。この第1の変形例によれば、所定のカウント手段100は、“ロー”状態または‘0’に等しい信号Sの論理レベルを検出したときは、関連する所定のカウント変数xを不変のままにする。
第2の変形例によれば、例えば、所定のカウント手段100が、“ロー”状態または‘0’に等しい信号Sの論理レベルを検出したときに、関連する所定のカウント変数xを増分値Qずつインクリメントすることが可能である。この第2の変形例によれば、所定のカウント手段100は、“ハイ”状態または‘1’に等しい信号Sの論理レベルを検出したときは、関連する所定のカウント変数xを不変のままにする。
この信号Sは2状態信号なので、カウント手段100,…,100n‐1は、例えば論理ゲートの所定の配列で形成されるカウンタから作られることができる。
個別のカウント手段100,…,100n‐1からの全ての出力に接続可能な、130と表記された比較器手段は、各々のカウント変数の値を、各々の“隣接する”または“隣の”カウント変数の値と比較するために用いられる。
所定のカウント手段が、全てのカウント手段100,…,100n‐1の中の他のカウント手段100の直前または直後に検出を行うカウント手段であるとき、所定のカウント手段100は、他のカウント手段100に対して“隣の”または“隣接する”と呼ばれる。
我々は、以下に、上述したタイプの装置によって実行される、本発明による例としての位相検出方法を示すが、この場合、図2を参照すれば明白だが、n=8個のカウント手段100,…,100が設けられている。
目的は、(図示していないが、周期はTsに等しい)基準信号Sを用いて、信号S(Cと表記された階段曲線)の位相を検出することである。
時間軸上での個別のカウント手段100,…,100の動作を、それぞれCpt、Cpt、Cpt、Cpt、Cpt、Cpt、Cpt、Cptと表記されたタイミングチャート(time diagram)によって図2に示す。
信号Sが本発明によって実現される前記装置に対する入力で受信された後の、tと表記された所定の開始時間に、Sに対するSの位相シフトを取り込む処理が始まる。
そして、この開始の瞬間または時点tからスタートして、好ましくは基準信号Sの周期Tsに等しい第1の時間間隔ΔT内に、前記制御手段110は、連続的に、個別のカウント手段100,…,100の各々を、第1のカウント手段100から第8のカウント手段100まで、一度だけ、前記第1の時間間隔ΔTの間に一様に分布された、t、t、t、t、t、t、t、tと表記された瞬間または時点に、作動させる。
カウント手段100,…,100は、各々、信号Sの1回の検出を実行して、それらの対応するカウント変数の値を、一度だけ、前記第1の時間間隔ΔT内で、変更するか、またはしない。
このように、カウント手段100,…,100は、信号Sの状態の連続的なイメージを保存するために用いられる。カウント手段100,…,100のうちのいくつかは、第1の時間間隔ΔTの間に、信号Sの所定の状態を検出する。他のカウント手段100,…,100は、信号Sのもう1つの状態を検出する。
例えば、時間間隔ΔT内のtと表記された時点または瞬間(タイミングチャートCpt上の参照番号200)に、タイミングチャートCptに対応するカウント手段100は、信号Sの<<ロー>>状態を検出したので、関連するカウント変数xの値は、不変のままで、値は0である。時間間隔ΔT内のtと表記された別の時点または瞬間(タイミングチャートCpt上の参照番号210)に、タイミングチャートCptと関連するカウント手段100は、信号Sの<<ハイ>>状態を検出したので、関連するカウント変数xの値は、インクリメントされて、値は1にセットされる。
第1の時間間隔ΔTは信号Sの周期Tsに等しいので、信号Sの位相基準または位相原点は、2つの時点または瞬間tおよびtj+1(ここでj∈[0;6])の間にあり、このとき、信号Sが、2つの隣接するカウント手段100および100j+1によって、それぞれ検出される。時間間隔ΔTの終わりに、前記2つの隣接するカウント手段100および100j+1は、異なる値の対応するカウント変数xおよびxj+1をもっていて、前記2つの隣接するカウント手段のうちの1つは、信号のある論理状態、例えば<<ロー>>状態を検出していて、もう1つは、信号のもう1つの論理状態、例えば<<ハイ>>状態を検出していたのである。
信号Sはノイズを含んでいるか、または、おそらくはノイズを含んでいる変調された信号であるかもしれないので、ひとたび第1の時間間隔ΔTが経過したならば、好ましくは上述した動作が繰り返される。
次に、Tsに等しい第2の時間間隔ΔT内で、制御手段110は、もう一度、個別のカウント手段100,…,100を、第1のカウント手段100から第8のカウント手段100まで、この第2の時間間隔ΔT内に一様に分布された時点に、前と同じ順序で作動させる。
この第2の時間間隔ΔT内で、前記2つの隣接するカウント手段100および100j+1の検出時点または瞬間は、それぞれ時間t+Tsおよびtj+1+Tsで起こり、もう一度、ちょうどよく信号Sの位相基準を囲む。
例えば、t+Tsと表記された時点(タイミングチャートCpt上の参照番号220)で、タイミングチャートCptに対応するカウント手段100は、時間間隔ΔT内での信号Sの<<ロー>>状態を検出し、関連するカウント変数xの値は、不変のままで、値は0である。タイミングチャートCptに対応するカウント手段100は、時間間隔ΔT内のt+Tsと表記された別の時点(タイミングチャートCpt上の参照番号230)で、信号Sの<<ハイ>>状態を検出するので、関連するカウント変数xの値は、インクリメントされて、値は2にセットされる。
第1の時間間隔ΔTおよび第2の時間間隔ΔTの間に実行された動作は、周期Tsに等しい、いくつかの時間間隔にわたって、取り込み終了時間と呼ばれる時間tendまで同様に繰り返される。取り込み終了時間に、上述した制御手段110は、カウント手段100,…,100の動作を停止させ、これらのカウント手段は、それらの対応するカウント変数の変更を停止する。検出処理の全検出継続時間ΔTは、例えば、
ΔT=m*Ts(ここで‘m’は、好ましくは1を超える整数である)
であってもよい。
上述した取り込み終了処理をスタートするために、いくつかの変形実施形態を提供することができる。
第1の変形例によれば、取り込み処理は、例えば、開始時点tの後の固定された、あらかじめ決められた継続時間の後に、または、例えば、信号Sによって運ばれる情報スループット、信号Sに対する信号対雑音比のような、いくつかの要因の関数として変化可能な時間の後に、終了することができる。
図3に示した第2の変形例によれば、135と表記された特定の手段が、取り込み終了処理を起動させるために設けられていてもよい。
例えば論理ゲートの配列によって形成される、これらの手段135は、例えば、個別のカウント手段100,…,100からの出力での各々のカウント変数の対応する値を、閾値Xthreshold_1と比較するために用いることができる。所定のカウント手段100からの出力での所定のカウント変数xが、閾値Xthreshold_1の値に達したとき、取り込み終了検出手段130は、出力から、例えば制御手段110に、取り込み終了信号Sendを発して、カウント手段100,…,100の動作を停止させ、かつ、おそらくは比較器手段130に対して、全サイクル終了時に、終了信号を発する。
閾値Xthreshold_1は、あらかじめ決められた固定された値であってもよい。閾値Xthreshold_1は、また、あらかじめ決められた値に初期化される変数であってもよく、これは、カウント処理の間、例えば信号Sによって運ばれる情報スループット、信号Sに関する信号対雑音比のような、1つまたはいくつかの要因の関数として変更される。スループットは、ビット/秒の数(位相を変調する、換言すれば情報を運ぶビット)として定義される。
取り込み終了時点tendになると、制御手段110は、カウント手段100,…,100の動作を停止させる。それから、上述したような比較器手段130が、各々のカウント変数100,…,100の出力値を、各々の“隣接する”または“隣の”カウント変数の出力値と比較して、カウント変数の最大の差を有する、隣接するカウント手段の対を割り出すために用いられる。
時点または瞬間t+k*Tsおよびtj+1+k*Ts(ここでjおよびkは整数である)前記カウント手段の対における各々のカウント手段は、検出を行って、ちょうどよく、位相基準の瞬間または時点を囲む。前述した参照式(1)によれば、時点t+k*Tsおよびtj+1+k*Tsは、それぞれ時点t+j*(Ts/n)+k*Tsおよびt+(j+1)*(Ts/n)+k*Tsと一致する。
そして、信号Sと信号Sとの間の位相シフトは、(j*2П)/nと((j+1)*2П)/n)との間の値、例えば(j*2П)/nに等しいものと推定することができる。
図2は、例としてのカウント手段100を示していて、その動作は、タイミングチャートCptによって示されていて、かつ、カウント手段100を示していて、その動作は、タイミングチャートCptによって示されている。カウント手段100およびカウント手段100は、それぞれ時点t+k*Tsおよびt+k*Tsで検出を行い、位相基準時間を囲む。
第3の変形例によれば、全てのカウント手段100,…,100の中の、2つの隣接するカウント手段からの出力でのカウント変数の差が、あるあらかじめ決められた閾値Xthreshold_2に達したとき、上述した取り込み処理を終了することができる。
この第3の変形例において、取り込み終了は、例えば比較器手段130またはこの目的のために設けられた別の手段によって起動されてもよい。閾値Xthreshold_2は、固定されたあらかじめ決められた値であってもよい。閾値Xthreshold_2は、また、あらかじめ決められた値に初期化される変数と関連付けられていてもよく、それは、カウント処理の間、例えば、信号Sによって運ばれる情報スループット、信号Sに関する信号対雑音比のような、1つまたはいくつかの要因の関数として変更される。
本発明は、デジタル信号の位相の検出に限定されず、アナログ信号に適用することができる。例えば比較器またはアナログ/デジタル変換器の形の手段を、本発明によって用いられる装置内に設けることにより、前記アナログ信号を変換するか、または上記のような2つ以上の状態を有する信号上で処理を行うことができる。
本発明は、また、2つを超える論理状態を有する信号の位相検出に適用することができる。いくつかのビットにデジタル化される信号Sの位相を検出するために用いてもよい。
検出原理は、上述したものと同様であってもよい。
所定のカウント手段100(i∈[0;n‐1])が、制御手段110によって、所定の時点または瞬間tに作動させられるとき、この所定のカウント手段100は、信号Sの状態または論理値を検出する。そして、前記所定のカウント手段100は、検出された信号Sの状態に従って、関連する所定のカウント変数xを変更するか、またはしないことができ、そして出力値を生成する。
所定のカウント変数xが変更される場合には、それは、このカウント変数を、検出された信号Sの状態の関数として変化可能な増分値Qずつインクリメントすることから成る。信号Sの状態とは、信号Sを形成している各々のビットの状態を意味する。
この変形例は、例えば多くの入力を有する装置を用いて達成することができる。そして、各々のカウント手段は、信号Sを形成している各ビットの状態を検出することができる。
例えば、カウント手段が、符号が付けられたロジックに従って動作することは可能である。
例えば、信号Sが、aと表記された、3ビットにデジタル化された信号である場合について考える。ここでaが上位ビットである。第1の変形例によれば、所定のカウント手段100は、関連する所定のカウント変数xを、信号Sの状態または論理レベルが‘0a’に等しいことを検出したとき、−(a*2+a*2)に等しい値ずつインクリメントし、信号Sの状態または論理レベルが‘1a’に等しいことを検出したとき、+(a*2+a*2)に等しい値ずつインクリメントすることが可能である。このように、増分値Qの符号は、信号Sの状態に依存していてもよい。
上述した例の中では、本発明による装置のカウント手段が用いられているので、所定のカウント手段が信号を検出した時はいつでも、前記カウント手段が、関連するカウント変数を、固定されていてもよいし、または前記信号の状態に依存する変数であってもよい増分値ずつインクリメントするか、または、それを不変のままにしておく。
本発明は、これらの動作例に限定されない。カウント手段は、各検出の間、単純なインクリメントまたは加算より複雑な動作を実行するように設計することができる。これは、個別のカウント変数間の差を、より素早く増幅することができて、検出処理の時間を減らすことができることを意味する。
一般に、本発明による装置内のカウント手段は、例えば、所定のカウント手段が信号を検出した時はいつでも、関連するカウント変数を増加させるか、または、それを不変のままにしておくように設計することができる。増加は、例えば、変数に、検出の間の前記信号の状態の値に比例するか、または等しい数を掛けることによって、または、おそらくは検出の時点または瞬間での信号の状態に依存する別の数学的関数によって行うことができる。
本発明の1つの特有の応用は、RFID(無線周波数識別)システムの領域にある。本発明によって用いられる位相検出装置は、例えば、RFID読み取り装置内に組み込むことができる。これは、例えばラベルまたはトランスポンダの形での別の装置内のデータを、無線周波数信号の交換によって獲得するためのものである。
本発明によって用いられるRFID読み取り装置は、ラベルまたはトランスポンダ内のデータを、以下の手順を用いて獲得することができる。
本発明による読み取り装置は、所定の周波数を有する搬送波から始まる、信号Sを発することができる。
この搬送波に応答して、トランスポンダまたはラベルは、別の位相変調された信号Sを発する。この別の信号Sは、通常、あらかじめ決められたプロトコルに従って、読み取りデバイスから発される前記搬送波の周波数の約数である周波数を有する副搬送波から形成される。
別の信号Sは、おそらくはノイズ(位相スキップ、寄生パルス)を含んでいる。
本発明による前記読み取り装置は、前記副搬送波の周期に等しい周期Tsを有する信号Sを生成することができ、これから、ラベルまたはトランスポンダから発される信号Sが形成されるので、読み取り装置は、ラベルまたはトランスポンダから発される別の信号Sの変化を読み取ることができる。例えば、信号Sは、上述したような1つまたはいくつかの圧電性物質ベースのクロックから、または、周波数分周手段を用いた搬送波の周波数分周によって、生成することができる。このように、別の信号Sが形成される副搬送波開始周波数は、読み取り装置にとって既知である。別の信号Sの位相原点または位相基準は、別の信号を復調可能とするために、求められるべき状態のままである。
この位相原点を求めるために、基準信号Sと信号Sとの間の位相シフトの推定を、上述したような方法を用いて行うことができる。この位相シフトの推定は、副搬送波の周期Tsに等しい周期を有し、かつSと同期した信号S’を生成するために用いることができ、これにより、情報を運ぶSの位相変調が特定される。
読み取り装置が信号Sを受信するとすぐに、この処理を始めることができる。
本発明によって実現される例としての装置を示す。 本発明によって用いられる装置の動作のためのタイミングチャートを示す。 本発明によって用いられる装置の変形例を示す。
符号の説明
100,…,100n‐1 カウント手段
110 制御手段
130 比較器手段

Claims (21)

  1. 周期Tsを有する基準信号Sに対する、周期Tsにほぼ等しい周期を有する信号Sの位相シフトを推定する方法において、信号Sを受信して、取り込み処理を開始することから成るステップを有していて、
    a)周期Tsに等しい第1の時間間隔内に規則正しく分布された時点に、信号Sの状態の連続するn回の検出(ここでnは1より大きい整数である)を実行して、これらの検出の各々に対して、前記状態に従って、連続するn個のカウント変数x,…,xn‐1の中の所定のカウント変数を増加させるか、または、それを不変のままにしておくステップと、
    b)各々が前記第1の時間間隔に等しい、1つまたはいくつかの他の時間間隔にわたって、ステップa)を繰り返すステップと、
    c)取り込み終了時点tendで取り込み処理を停止するステップと、
    d)前記連続するカウント変数x,…,xn‐1の中の対になった隣接するカウント手段のためのカウント変数の対応する値を比較するステップと、
    e)2つの隣接する変数間の差の中で、最大の差を有する2つの隣接するカウント変数xおよびxj+1(ここでjは整数である)を割り出すステップと、
    f)SとSとの間の位相シフトを計算するステップと
    を有していることを特徴とする方法。
  2. ステップa)の中で前記カウント変数をインクリメントする動作は、固定された増分値ずつ、または前記検出された状態の関数として変化可能な増分値ずつの前記カウント変数のインクリメントに相当することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ステップa)は、整数個の継続時間Tsを有する周期の間、繰り返されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記取り込み処理は、カウント変数のうちの1つが値Xthreshold_1に達するまで、繰り返され、Xthreshold_1は、あらかじめ決められている、または/かつ、前記取り込み処理の間、変化することができることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記取り込み処理は、2つの隣接するカウント手段からの出力でのカウント変数の差が、閾値Xthreshold_2に達するまで、繰り返され、Xthreshold_2は、あらかじめ決められている、または/かつ、前記取り込み処理の間、変化することができることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記信号Sはデジタル信号であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記デジタル信号は、アナログ信号をデジタル化することによって得られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記信号Sはアナログ信号であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記信号Sは、いくつかのビットにデジタル化された信号であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記カウント手段は、検出されたデジタル化された信号の状態の関数として変化可能な増分値Qずつ、カウント変数をインクリメントすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記位相シフトは、(j/n)*2Пと((j+1)/n)*2Пとの間の間隔の中で選ばれた値によって推定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 周期Tsを有する信号Sは、読み取り装置によって生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 周期Tsを有する基準信号Sに対する、周期Tsにほぼ等しい周期を有する信号Sの位相シフトを推定する方法において、信号Sを受信して、取り込み処理を開始することから成るステップを有していて、
    a)周期Tsに等しい第1の時間間隔内に規則正しく分布された時点に、信号Sの状態の連続するn回の検出(ここでnは1より大きい整数である)を実行して、これらの検出の各々に対して、前記状態に従って、連続するn個のカウント変数の中の所定のカウント変数を、固定された増分値ずつ、または前記検出された状態の関数として変化可能な増分値ずつ増加させるか、または、このカウント値を不変のままにしておくステップと、
    b)カウント変数のうちの1つが、あらかじめ決められている、または/かつ前記取り込み処理の間、変化することができる値Xthreshold_1に達するまで、または/かつ、2つの隣接するカウント手段からの出力でのカウント変数の差が、あらかじめ決められている、または/かつ前記取り込み処理の間、変化することができる閾値Xthreshold_2に達するまで、各々が前記第1の時間間隔に等しい、1つまたはいくつかの他の時間間隔にわたって、ステップa)を繰り返すステップと、
    c)取り込み終了時間tendで取り込み処理を停止するステップと、
    d)前記連続するカウント変数x,…,xn‐1の中の対になった隣接するカウント手段のためのカウント変数の対応する値を比較するステップと、
    e)2つの隣接する変数間の差の中で、最大の差を有する2つの隣接するカウント変数xおよびxj+1(ここでjは整数である)を割り出すステップと、
    f)SとSとの間の位相シフトを計算するステップと
    を有していることを特徴とする方法。
  14. トランスポンダまたはラベルを読み取る方法において、
    - あらかじめ決められた周波数を有する信号を、読み取り装置から発信するステップと、
    - トランスポンダまたはラベルから発信される別の信号Sを、読み取り装置によって受信するステップと、
    - 請求項1または13に記載の方法を実行するステップと
    を有していることを特徴とする方法。
  15. 周期Tsを有する基準信号Sに対する、Tsにほぼ等しい周期を有する信号Sの位相シフトを推定する装置において、
    - n個のカウント手段であって、各々のカウント手段は、作動時に、信号Sの瞬間の状態を検出して、前記検出された瞬間の状態の関数として、n個のカウント変数の中の関連するカウント変数を増加させるか、または、それを不変のままにしておくことができるカウント手段と、
    - 信号Sの周期Tsに等しい継続時間を有する時間間隔内に規則正しく分布された時間に、あらかじめ決められた順序で、周期的かつ連続的に、前記n個のカウント手段を作動させることができる制御手段と、
    - n個のカウント手段のn個のカウント変数の中の対になった各々の隣接するカウント手段内のカウント変数の値を比較することができて、比較がなされたときに、最大の差を求める比較器手段と、
    - 前記求められた最大の差の関数として、SとSとの間の位相シフトを推定することができる手段と
    を備えていることを特徴とする装置。
  16. 各々のカウント手段は、作動時に、信号Sの瞬間の状態を検出して、前記検出された瞬間の状態の関数として、n個のカウント変数の中の関連するカウント変数をインクリメントするか、または、それを不変のままにしておくことができることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 信号Sの平均値を求める手段をさらに備えていて、各々のカウント手段は、作動時に、信号Sの瞬間の状態を検出して、前記検出された瞬間の状態および信号Sの前記平均値の関数として、n個のカウント変数の中の関連するカウント変数をインクリメントするか、または、それを不変のままにしておくことができることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 周期Tを有する信号Sを生成することができる手段をさらに備えていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  19. クロックまたは/および周波数分周手段を有している、周期Tを有する信号Sを生成することができる手段を備えていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  20. 周期Tsを有する基準信号Sに対する、Tsにほぼ等しい周期を有する信号Sの位相シフトを推定する装置において、
    - 周期Tを有する信号Sを生成することができる手段と、
    - n個のカウント手段であって、各々のカウント手段は、作動時に、信号Sの瞬間の状態を検出して、前記検出された瞬間の状態の関数として、n個のカウント変数の中の関連するカウント変数をインクリメントするか、または、このカウント変数を不変のままにしておくことができるカウント手段と、
    - 信号Sの周期Tsに等しい継続時間を有する時間間隔内に規則正しく分布された時点に、あらかじめ決められた順序で、周期的かつ連続的に、前記n個のカウント手段を作動させることができる制御手段と、
    - n個のカウント手段のn個のカウント変数の中の対になった各々の隣接するカウント手段内のカウント変数の値を比較することができて、比較がなされたときに、最大の差を求める比較器手段と、
    - 前記求められた最大の差の関数として、SとSとの間の位相シフトを推定することができる手段と
    を備えていることを特徴とする装置。
  21. トランスポンダまたはラベルのためのRFID(無線周波数識別)読み取り装置において、
    - ラベルまたはトランスポンダに送信されるべき信号を発信することができる手段と、
    - ラベルまたはトランスポンダから生じる信号Sを受信することができる手段と、
    - 請求項15または20に記載の装置と
    を備えていることを特徴とする装置。
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