JP4660354B2 - 導電性薄膜の加工方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、絶縁性基板の表面に形成された導電性薄膜の加工方法及び装置に関し、特に薄膜太陽電池の下部電極としてのモリブデン等の金属薄膜または上部電極としてのインジウム錫酸化物等の透明導電薄膜を加工する方法及び装置に関する。本発明の透明導電性薄膜は、太陽電池の受光面側電極としての利用の他、液晶表示パネル、プラズマ・ディスプレイ・パネル、有機EL素子など各種表示装置の透明性電極として、また、デフロスターの発熱体等として利用することができる。
薄膜太陽電池は代表的なタイプとして、裏面側のガラス基板/モリブデン薄膜等の下部電極/CIS(Cu-In-S、Cu-In-Se)等の半導体薄膜/ITO(インジウム錫酸化物)等の透明導電酸化物(TCO)薄膜の上部電極という基本構造を持つタイプや、入光側のガラス基板/ITO(インジウム錫酸化物)等の透明導電酸化物(TCO)薄膜の上部電極/アモルファスシリコン半導体薄膜/金属の下部電極という基本構造を持つタイプがある。どちらのタイプも、ガラス基板上に多数の単位セルを平面的に平行配列して隣接セル間を直列接続した構造が一般的に採用されている。
この配列構造を作製するには、ガラス基板上に連続膜として形成したモリブデン薄膜(下部電極)またはTCO薄膜(上部電極)を単位セルに対応して平行に分割するパターニングを行なう加工工程が必要である。同様の単位セル対応のパターニングはこれら電極薄膜上に形成する半導体薄膜以降についても行なうが、これら電極薄膜のパターニングには改良する余地があった。
従来の透明導電膜のパターニング方法としては、レーザ・パターニング法又はエッチング法が一般的であった。レーザ・パターニング法は図11に示すように、高出力のレーザ光を透明導電膜12に照射し局所加熱することにより、レーザ照射部の透明導電膜12を蒸発もしくは剥離・除去させ、目的とする形状に加工する。なお、図11において、符号10は基体、12は透明導電膜を示し、また、符号61は高出力レーザ発生器、62はアッテネータ、63はコントローラ、64はミラー、65はビーム成形光学系、66は集光レンズを示す。
このレーザ・パターニング方法は少ない工程で高速なパターニングが可能であるため、太陽電池のように大面積で高速で処理することが必要とされる対象物のパターニングに用いられている。しかし、レーザ光を照射する条件が適切でない場合にはガラスやプラスチックからなる基体10に損傷を与えてしまうことや、レーザ発振器61が高価であること、機器の性能維持のための維持管理に多大の労力を要すること、等の問題点があった。
エッチング法は図12に示すように、基体10上の透明導電膜12にフォトレジス71を塗布し、このフォトレジスト膜71をパターニングして透明導電膜12上に目的とする形状のマスク72を形成し、透明導電膜12のマスク72から露出した部位のみをウェットエッチングもしくはドライエッチングにより除去した後、レジスト71(72)を除去して、目的とする形状のパターン溝12aを有する透明導電膜12を得る。
このエッチング法においては、透明導電膜12自体の加工以外にマスクを加工する工程やマスクを除去する工程が必要であり、全体の工程数が増えるために生産コストが増大するという問題点があった。
従来の公知文献に示された例としては、次のようなものがある。特許文献1では、モリブデンやITOなどの電極薄膜のパターニングはレーザビーム加工により行なっている。これによると、上述のように、レーザ発振器が高価で、性能維持のための維持・管理に多大の労力を要するという問題があった。
本発明者は、上記レーザビーム加工によるパターニングの問題を解消すべく、予め基板上にフォトレジストでパターンを形成し、その上から電極薄膜を堆積し、その後フォトレジストパターンとその上の部分の電極薄膜を引き剥がす、いわゆるリフトオフ法も試みたが、工程数が増えるため生産コストが増大するという問題があった。
また、特許文献2の開示により電極薄膜をメカニカルスクライブ法によってパターニングすることも試みたが、電極薄膜を構成するモリブデン薄膜等の硬さが高いため、パターニングが困難であると言う問題があった。
その他の公知文献として、特許文献3では、透明導電膜としてZnOを使用し、それをレーザスクライブによるパターニング加工をして、その後に化学的なエッチングを行っている。また、特許文献4では、透明導電膜のパターニングをウェットエッチングで行う際のマスクとして用いるレジストパターンの縁部に、フォトリゾグラフィ時の露光量、現像量の調整でテーパを形成するか、或いは異なるマスクを用いての複数回のエッチングで階段状部を形成することによりパターン縁部にゆるやかな傾斜部を形成している。
特開2001−210851号公報 特開2001−119048号公報 特開2000−114555号公報 特開平7−130701号公報
本発明は、上記従来技術の問題を解消し、絶縁性基板上の導電性薄膜に容易にパターン溝を形成できる導電性薄膜の加工方法及び装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、絶縁性基板の表面に形成された導電性薄膜の加工方法であって、上記導電性薄膜に接触させた第1電極で上記絶縁性基板を架台上に締付けて固定し、上記第1電極との間に電圧を印加した第2電極の先端と上記導電性薄膜の表面とを通電状態に維持しつつ、該第2電極の先端で該導電性薄膜上を走査することにより、該導電性薄膜の厚さを貫通し上記絶縁性基板の表面が底面として露出している溝を該導電性薄膜に形成すると共に、形成した前記パターン溝により分離された隣接する導電性薄膜間に、前記第1電圧に比較して大幅に高い第2電圧を印加すると共に、該第2電圧の電源の制限電流値をパターニングに用いる電源の制限電流値に比較して大幅に低い値に設定することを特徴とする導電性薄膜の加工方法が提供される。
また、本発明によれば、絶縁性基板の表面に形成された導電性薄膜の一部に十分な面積をもって接触する第1電極と、形成すべきパターン溝幅と同程度の寸法に先端を加工した第2電極との間に所定の電圧を印加した状態で、該第2電極の先端で前記導電性薄膜上を走査することにより、該導電性薄膜の厚さを貫通し上記絶縁性基板の表面が底面として露出しているパターン溝を該導電性薄膜に形成すると共に、形成した前記パターン溝により分離された隣接する導電性薄膜間に、前記第1電圧に比較して大幅に高い第2電圧を印加すると共に、該第2電圧の電源の制限電流値をパターニングに用いる電源の制限電流値に比較して大幅に低い値に設定することを特徴とする導電性薄膜の加工方法が提供される。
更にまた、本発明によれば、絶縁性基板の表面に形成された導電性薄膜にパターン溝を形成する加工装置であって、上記導電性薄膜に接触させた第1電極で上記絶縁性基板を架台上に締付けて固定する手段と、先端の走査部が、形成すべきパターンの溝幅に対応する幅を有する第2電極と、上記第1電極と第2電極の先端との間に電圧を印加する手段と、上記導電性薄膜の表面と上記第2電極の先端とを通電状態に維持しつつ、前記第2電極又は前記架台を動作させることにより、前記導電性薄膜の厚さを貫通し上記絶縁性基板の表面が底面として露出しているパターン溝を形成するパターン溝形成手段と形成した前記パターン溝により分離された隣接する導電性薄膜間に、前記第1電圧に比較して大幅に高い第2電圧を印加する、電流制限抵抗器を有する高電圧電源回路が組み込まれた、パターン溝の溝幅維持手段と、を具備することを特徴とする導電性薄膜の加工装置が提供される。
本発明の導電性薄膜の加工方法及び装置によれば、第2電極の先端と導電性薄膜の表面とを通電状態に維持すると、導電性薄膜の通電部分では微小面積に集中した電流によりジュール熱が発生し、通電部分の導電性薄膜が蒸発もしくは酸化によりエッチング除去される。その際、導電性薄膜の下にある絶縁性基板は通電されず、エッチングストッパーとして機能するので、通電部分では導電性薄膜の全厚が除去されて絶縁性基板の表面が露出し、絶縁性基板の表面を底面とする窪みが形成される。
通電状態を維持しつつ、第2電極の先端で導電性薄膜上を走査すると、この走査軌跡に沿ってエッチングによる窪みが連続して溝が形成される。この溝は、導電性薄膜の全厚を貫通し、溝内に露出した絶縁性基板の表面が溝底面を形成している。
その結果、この溝をスクライブラインとして導電性薄膜が分断されるので、所定パターンに従って走査を実行することにより導電性薄膜のパターニングが実現される。
本発明の方法は、前記従来の方法に対して下記の点で有利である。
(1)通常の電源と電極を用いれば実行できるので、レーザビーム加工のように高価な設備を必要とせず、かつメンテナンスも容易である。
(2)第2電極先端で導電性薄膜表面を走査するだけでパターニングできるので、リフトオフ法のように煩雑な工程を必要とせず、それによる生産コスト増も生じない。
(3)導電性薄膜を蒸発または酸化によりエッチング除去するので、メカニカルスクライブ法のように導電性薄膜の硬さによらず容易にパターニングできる。
(4)第2電極およびその電源を複数配列すれば、一回の操作で複数のパターンを同時に形成できるので、パターニング処理速度を容易に向上できる。
図1および図2を参照して、本発明による導電性薄膜の加工方法の基本的な実施形態を説明する。
図1および図2(1)に示すように、ガラス基板から成る絶縁性基板10の表面に導電性薄膜(透明導電膜)12が形成されている。導電性薄膜12に接触させた第1電極14で、絶縁性基板10を架台16上に締付けて固定してある。ただし、第1電極14とは別に固定治具を設け、第1電極14は給電のみに用いるようにしてもよい。電源18によりリード線20を介して、第1電極14との間に電圧を印加した第2電極22の先端22Tと導電性薄膜12の表面12Sとを通電状態に維持しつつ、第2電極22の先端22Tで導電性薄膜12上を走査する。この走査は、第2電極22および架台16の少なくとも一方を相対的に移動させることにより行なう。
これにより、図2(2)に示すように、導電性薄膜12の厚さdを貫通し絶縁性基板10の表面10Sが底面として露出している溝24を導電性薄膜12に形成する。
第2電極22の材質としては、銅(Cu)、真鍮(黄銅、Cu−Zn合金)、AlまたはAl合金、タングステン(W)を用いることができる。銅は導電性の観点で最も優れている。真鍮は加工性が良いので種々の形状の第2電極を作製するのに適している。加工対象である導電性薄膜12が軟質である場合には、AlまたはAl合金を用いても良い。加工対象である導電性薄膜12が硬質である場合には、硬質材料であるタングステンを用いると第2電極の損耗が低減できる。
電源18としては、直流(DC)、交流(AC)、パルス電流等、種々の形態を用いることができる。
第2電極22の形状は、図1に示したように先端22Tが尖頭形状でもよいが、図3に示す形態が望ましい。
すなわち、図3に示す第2電極22は、一対の電極押え具22Aで電極本体22Bを挟持した形態であり、電極本体22Bは一定の幅Wおよび厚さDを持つ短冊形状としてある。なお、Dは溝24の幅と同程度の寸法である。これにより電極本体22Bが使用に伴う損耗により先端22Tの位置が後退しても、先端22Tは常に一定の面積を維持する。その結果、加工プロセス全期間を通じて、導電性薄膜12の通電部分の面積が一定に維持され、高い安定性の加工プロセスが実現できる。
図1(2)は第2電極22を複数並べた加工方法(加工装置)を斜視図で示したものである。例えば並列に並べた5個の第2電極22を、板ばね41又はスプリングを介して絶縁材から成る第2電極支持台42に支持する。そして、各々の第2電極22は、電源端子43を用いて電源に接続される。
このように、第2電極22をn個(例えば5個)並べれば、処理速度はn倍(例えば5倍)になる。したがって、n本のパターンを1回の走査で作製することができる。
図4は第2電極22の望ましい別実施形態を示す。第2電極の電極本体部分22Cは、形成すべきパターン溝の幅と同程度の寸法の厚さD(例えばD=100μm)を有する銅等の金属板からなる電極板として構成されている。そして、電極板22Cの先端22Dは、長手方向(走査時における第2電極と導電性薄膜12の相対的な進行方向ないし掃引方向)に先端ほど幅が短くなるように、テーパ状に形成されており、導電性薄膜12との接触面22Eの幅は短く(例えば、W=1mm)されている。したがって、走査時には、図5に示すように、第2電極22は厚さD×幅Wの接触面でもって導電性薄膜12を矢印Pで示す掃引方向に走査され、第2電極22の先端の接触面22Eの厚さDに対応する溝幅をもった溝(パターン)24が導電性薄膜12に形成されることとなる。
〔実施例1〕
本発明の方法により、絶縁性基板10としてのガラス基板の表面に形成された導電性薄膜12としてのMo薄膜を加工した。このMo薄膜は、薄膜太陽電池用下部電極を構成するための導電性薄膜であり、スパッタリング、蒸着等により形成される。加工条件は下記のとおりであった。なお第2電極22としては、図3に示すものを使用した。
<加工条件>
第2電極(電極本体):厚さD=0.1mm、幅W=5mmの銅板
電源装置 :メトロニクス社製Model 526型
電圧と制限電流値 :5V、0.2A
第2電極の掃引速度 :2cm/sec
図6に示すように、この加工によりMo薄膜12に幅100μmの溝24が形成された。溝24の底面は露出した絶縁性基板10の表面10Sであった。
〔実施例2〕
本発明の方法により、絶縁性基板10としてのガラス基板の表面に形成された、導電性薄膜12としての薄膜太陽電池用下部電極を構成するMo薄膜を加工した。加工条件は、第2電極の厚さD=0.2mmとした以外は実施例1と同様であった。
この加工によりMo薄膜12に幅200μmの溝24が形成された。溝24の底面は露出した絶縁性基板10の表面10Sであった。
上記の実施例においては、第2電極22を1個用いたが、複数個を用いて複数個の溝を同時に形成すれば、パターニング処理の効率を大幅に向上することができる。
[実施例3]
第2電極22としては、図4に示すような電極板(電極本体部分)22Cで構成されているものを用い、図5に示すように、この第2電極22をガラス基板(絶縁性基板)10に対して矢印P方向に掃引することにより加工した。ガラス基板10の表面に形成された導電性薄膜12としては、一般的なフッ素ドープ酸化錫(FTO)の薄膜を用いた。この導電性薄膜12を含む透明導電膜基板の諸元(仕様)並びにパターニング条件は次のとおりである。
<透明導電膜基板の仕様>
品名 SnO導電基板(旭硝子社製)
基板サイズ 50mm×50mm×1.1mm
基体の材質 ガラス
透明導電膜の材料 フッ素ドープ酸化錫(FTO)
透明導電膜の膜厚 1.0μm
透明導電膜のシート抵抗 8.8Ω/□
<パターニング条件>
電源(直流安定化電源) MODEL526(メテロニクス社製)
設定電圧(制限電流値) 20V(2A)
第2電極の掃引速度 2cm/sec
ここで、適切な印加電圧は主に被加工物である透明導電膜12のシート抵抗値に応じて選択されるべきである。シート抵抗値が高い場合にはより高い印加電圧を必要とする傾向がある。透明導電膜12に接触する第2電極22先端の接触面22Eに大きなジュール熱が発生し、接触部における透明導電膜12が蒸発もしくは剥離する。その結果、第2電極22の掃引軌跡に沿ってパターン溝24が形成される。
図7(a)は、実施例3において上記した適切な条件で加工した場合の透明導電膜12の加工パターン溝を形成した状態を示す。この場合、第2電極22の厚さD(100μm)にほぼ等しい線幅のパターン溝が加工されたことがわかる。これに対し、図7(b)は他の条件は実施例3と同じであるが、印加する電圧を過大な電圧(80V)として加工した場合の例であり、第2電極22の厚さD(100μm)に対しパターン溝の幅が極端に広がっていることがわかる。
次に、この第3実施例の条件下において、50mm角基板に10mm間隔で4本の直線パターン溝を作成して透明導電膜22を5分割した。5分割された透明導電膜を順次1〜5(測定個所)とし、隣接する透明導電膜間の電気抵抗値(パターン間電気抵抗値)を測定した結果、次のようになった。
<パターン間電気抵抗値>
測定箇所 抵抗値
1−2 38kΩ
2−3 40kΩ
3−4 44kΩ
4−5 50kΩ
(平均)43kΩ
このように分割された透明導電膜を用いてデバイスを構成する際、透明導電膜間の抵抗を通してリーク電流が流れることになるが、太陽電池のように1セルあたりの出力電圧が約0.5V〜0.8Vと低く且つ電流が大きい(〜20mA/cm)デバイスにおいては、隣接する透明導電膜間の電気抵抗値が上記のように、数10kΩと十分高く、リーク電流は高々、数10μAであるので、太陽電池としての特性を低下させることはない。しかし、表示デバイスのように、高電圧、低電流で動作させる場合には分割された透明導電膜間の絶縁性をさらに改善する必要がある。
[実施例4]
分割された透明導電膜を用いてデバイスを構成する場合において、分割された透明導電膜間の絶縁性を改善することを目的として、実施例3と同様の方法により、透明導電膜を分割した後に、隣接する透明導電膜間に高電圧を印加する工程を加えた。このような高電圧電源回路の例を図8に示す。したがって、図1の符号18で示す電源に、図8に示す高電圧電源回路を組み込むことにより、300Vの電圧を発生せることができるが、電流制限抵抗器R1により、出力電流値は最大3mAに抑制される。これにより、高電圧を印加した隣接する透明導電膜間にアーク放電が生じ過大電流が流れることによる膜の損傷を防止することができる。
図9(a)、(b)に電流制限抵抗器の有無による加工パターンの違いを示す。電流制限抵抗器R1が無い場合には図9(b)に示すように過大電流のために透明導電膜が広範囲にわたり損傷していることがわかる。これに対し、電流制限抵抗器R1を用いた場合には図9(a)に示すように透明導電膜が損傷されることはなくほぼ所定の溝幅(100μm)に維持されていることがわかる。
図8に示す電源装置を用いて分割された各透明導電膜間に高電圧を印加した。この後、各透明導電膜間の抵抗値を測定したところ、1−2間、2−3間、3−4間、4−5間のすべてにおいて、1MΩ以上の抵抗値であった。このことは、高電圧の印加により、透明導電膜間に存在する数10KΩの抵抗体が焼き切られ、透明導電膜間の絶縁性が大幅に改善されたことを示すものである。
[実施例5]
分割された透明導電膜間の絶縁性を改善することを目的として、制限電流値が印加電圧の大きさに対応して異なることを特徴とする電源を用いて透明導電膜のパターニングを行った。このような電源装置の一例を図10に示す。電源装置をこのような構成とするとにより、第2電極を透明導電膜に接触させながら掃引すると低電圧電源(20V電源)が作用しても実施例3の場合と同様に透明導電膜に溝パターンが形成される。このとき溝パターン領域に高抵抗の抵抗体が存在しても、高電圧電源(300V)が引き続き作用することで高抵抗の抵抗体が焼き切られ、溝パターンで分離された透明導電膜で絶縁性が向上する。しかも、電流制限抵抗器(300kΩ)により最大電流が1mA以下に抑えられているので透明導電膜のほかの領域に損傷が及ぶことはない。
この実施例5において、50mm角基板上の透明電極膜に10mm間隔で幅100μmの4本の直線パターンを作製し透明導電膜を5分割した。隣接する透明導電膜間の電気抵抗値を測定した結果、1−2間、2−3間、3−4間、4−5間のすべてにおいて、1MΩ以上の抵抗値であり、良好な絶縁性が得られた。
このように第2電極を1回掃引するだけで、隣接する透明導電膜間に良好な絶縁性を確保することができた。この実施例における電源装置を用いれば、高電圧を印加する後工程を用いることなく、短い手順で、絶縁性の高いパターニングが可能となる。
以上説明したように、高電源電圧(第2電圧)の電圧は、パターニングに用いる電圧に対し、5倍〜50倍程度である。また、高電源電圧(第2電圧)の電源の制限電流値は、パターニングに用いる電圧の制限電流値に対し、1/1000倍〜1/10000倍程度である。
本発明によれば、絶縁性基板上の導電性薄膜に容易に溝形成できる薄膜の加工方法及び装置が提供される。
本発明の方法は、(1)通常の電源と電極を用いれば実行できるので、レーザビーム加工のように高価な設備を必要とせず、かつメンテナンスも容易であり、(2)第2電極先端で導電性薄膜表面を走査するだけでパターニングできるので、リフトオフ法のように煩雑な工程を必要とせず、それによる生産コスト増も生じることがなく、(3)導電性薄膜を蒸発または酸化によりエッチング除去するので、メカニカルスクライブ法のように導電性薄膜の硬さによらず容易にパターニングできる。また、(4)第2電極22およびその電源を複数配列すれば、一回の操作で複数のパターンを同時に形成できるので、パターニング処理速度を容易に向上できる。
本発明の方法を実施するための装置構成を示す断面図である。 本発明による加工対象および加工後の状態を示す斜視図である。 本発明の方法に用いる第2電極の望ましい一実施形態を示す斜視図である。 本発明で用いる第2電極の他の実施形態を示す斜視図である。 図4で示した第2電極を用いて基体上の透明導電膜を掃引する状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1により溝形成したサンプル表面を示す写真である。 実施例3におけるパターン溝の状態を、過大な電圧を印加した場合と比較して示す。 実施例4で用いる電源装置の回路図である。 実施例4におけるパターン溝の状態を、電流制限をした場合と電流制限をしない場合とを比較して示す。 実施例5で用いる電源装置の回路図である。 従来の透明導電膜のレーザ・パターニング法を示す。 従来の透明導電膜のエッチングによるパターニング法を示す。
符号の説明
10 絶縁性基板
12 導電性薄膜(透明導電膜)
d 導電性薄膜12の厚さ
12S 導電性薄膜12の表面
14 第1電極
16 架台
18 電源
20 リード線
22 第2電極
24 溝

Claims (9)

  1. 絶縁性基板の表面に形成された導電性薄膜の加工方法であって、
    第1電極を上記導電性薄膜に接触させ、上記第1電極との間に第1電圧を印加した第2電極の先端と上記導電性薄膜の表面とを通電状態に維持しつつ、該第2電極の先端で該導電性薄膜上を走査することにより、該導電性薄膜の厚さを貫通し上記絶縁性基板の表面が底面として露出している溝を該導電性薄膜に形成すると共に、形成した前記パターン溝により分離された隣接する導電性薄膜間に、前記第1電圧に比較して大幅に高い第2電圧を印加すると共に、該第2電圧の電源の制限電流値をパターニングに用いる電源の制限電流値に比較して大幅に低い値に設定することを特徴とする導電性薄膜の加工方法。
  2. 請求項1において、上記絶縁性基板としてのガラス基板の表面に、上記導電性薄膜として、薄膜太陽電池用下部電極を構成するための金属薄膜が形成されていることを特徴とする導電性薄膜の加工方法。
  3. 請求項2において、上記金属薄膜がモリブデン薄膜であることを特徴とする導電性薄膜の加工方法。
  4. 請求項1において、上記絶縁性基板としてのガラス基板の表面に、上記導電性薄膜として、薄膜太陽電池上部電極を構成するための透明導電薄膜が形成されていることを特徴とする導電性薄膜の加工方法。
  5. 請求項4において、上記透明導電薄膜がインジウム錫酸化物薄膜であることを特徴とする導電性薄膜の加工方法。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項において、複数本の上記第2電極を同時に走査することにより、複数本の上記溝を同時に形成することを特徴とする導電性薄膜の加工方法。
  7. 絶縁性基板の表面に形成された導電性薄膜の一部に接触する第1電極と、形成すべきパターン溝幅と同程度の寸法に先端を加工した第2電極との間に所定の第1電圧を印加した状態で、該第2電極の先端で前記導電性薄膜上を走査することにより、該導電性薄膜の厚さを貫通し上記絶縁性基板の表面が底面として露出しているパターン溝を該導電性薄膜に形成すると共に、形成した前記パターン溝により分離された隣接する導電性薄膜間に、前記第1電圧に比較して大幅に高い第2電圧を印加すると共に、該第2電圧の電源の制限電流値をパターニングに用いる電源の制限電流値に比較して大幅に低い値に設定することを特徴とする導電性薄膜の加工方法。
  8. パターニングに用いる電源の制限電流値が、印加電圧の大きさに対応して異なることを特徴とする請求項に記載の導電性薄膜の加工方法。
  9. 絶縁性基板の表面に形成された導電性薄膜にパターン溝を形成する加工装置であって、
    上記導電性薄膜に接触させた第1電極で上記絶縁性基板を架台上に締付けて固定する手段と、
    先端の走査部が、形成すべきパターンの溝幅に対応する幅を有する第2電極と、
    上記第1電極と第2電極の先端との間に第1電圧を印加する手段と、
    上記導電性薄膜の表面と上記第2電極の先端とを通電状態に維持しつつ、前記第2電極又は前記架台を動作させることにより、前記導電性薄膜の厚さを貫通し上記絶縁性基板の表面が底面として露出しているパターン溝を形成するパターン溝形成手段と
    形成した前記パターン溝により分離された隣接する導電性薄膜間に、前記第1電圧に比較して大幅に高い第2電圧を印加する、電流制限抵抗器を有する高電圧電源回路が組み込まれた、パターン溝の溝幅維持手段と、を具備することを特徴とする導電性薄膜の加工装置。
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