JP4655377B2 - 変速機の潤滑構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速機の潤滑構造に係り、特に、入力軸と出力軸との間に設けられたベアリングに潤滑油を供給するための潤滑構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
まず、図6を用いて、車両の変速機の概略を説明する。
【0003】
図に示す変速機は、所謂、常時かみ合い式の手動変速機であり、入力軸10と、入力軸10に対して相対回転可能に連結された出力軸20と、入力軸10及び出力軸20と平行に配置された副軸45とがハウジング46内に収容されている。
【0004】
入力軸10には5速メインギヤを兼ねる入力ギヤ47が設けられており、入力ギヤ47の右側にはスプライン形状のドグ49が固設されている。
【0005】
副軸45には、入力軸10の入力ギヤ47と噛合する入力カウンタギヤ50と、4速カウンタギヤ51と、3速カウンタギヤ52と、2速カウンタギヤ53と、1速カウンタギヤ54と、リバースカウンタギヤ55とが固設されている。更に、副軸45には、6速カウンタギヤ56が副軸45に対して相対回転可能に設けられており、6速カウンタギヤ56の右側にはスプライン形状のドグ57が固設されている。副軸45の端部にはスプライン形状のハブ59が固設されており、ハブ59の外周部には、軸方向に移動して6速カウンタギヤ56のドグ57とハブ59とを噛合接続できるスリーブ60が設けられている。
【0006】
出力軸20には、副軸45の各カウンタギヤ51〜54とそれぞれ噛合する4速メインギヤ61、3速メインギヤ62、2速メインギヤ63及び1速メインギヤ64と、リバースカウンタギヤ55とアイドルギヤ65を介して噛合するリバースメインギヤ66とが、それぞれ相対回転可能に設けられている。各メインギヤ61〜66の側部にはスプライン形状のドグ71〜75が固設されている。また、出力軸20には、入力軸10に設けられた入力ギヤ47のドグ49と4速メインギヤ61に固設されたドグ71との間、3速メインギヤ62のドグ72と2速メインギヤ63のドグ73との間、および1速メインギヤ64のドグ74とリバースメインギヤ66のドグ75との間に位置してハブ76〜78が固設されている。ハブ76〜78の外周部には軸方向に移動して、隣接するドグとハブとを噛合接続できるスリーブ81〜83が設けられている。
【0007】
更に、出力軸20には、副軸45の6速カウンタギヤ56と噛合する6速メインギヤ79が固設されている。
【0008】
なお、各ハブとドグとの間には、通常の同期機構(図示せず)が設けられている。
【0009】
そして、スリーブ81がドグ71とハブ76とを噛合接続すると、出力軸20は1速メインギヤ61と一体化されて前進1速相当で回転する。同様に、スリーブ82がドグ72とハブ77とを噛合接続すると2速、スリーブ82がドグ73とハブ77とを噛合接続すると3速、スリーブ83がドグ74とハブ78とを噛合接続すると4速、スリーブ81がドグ49とハブ76とを噛合接続すると5速、スリーブ60がドグ57とハブ59とを噛合接続すると6速となる。また、スリーブ83がドグ75とハブ78とを噛合接続すると出力軸20は逆方向に回転する。
【0010】
次に、図7〜図9を用いて、このような変速機において、入力軸10と出力軸20との連結部に設けられたベアリングに潤滑油を供給するための、従来の潤滑構造について説明する。
【0011】
図7は、図6における連結部Aの拡大断面図、図8(a)は図7における通路の拡大断面図、図8(b)は図8(a)におけるD−D線断面図、図9は入力軸の斜視図である。
【0012】
図7に示すように、入力軸10は、ハウジング46にメインベアリング43を介して回転自在に支持されており、その端部には軸方向に窪んだ凹部11が形成されている。一方、出力軸20の端部には、凹部11内に挿入される凸部21が形成されている。そして、凹部11と凸部21との間にベアリング30が設けられている。
【0013】
ハウジング46には、ハウジング46を伝わって落下する潤滑油(以下、油とする)を、入力軸10の外周部に形成された油貯留スペース31に案内するハウジング油通路48が形成されている。
【0014】
そして、入力軸10には、油貯留スペース31に充填された油を凹部11内へ供給するための通路44が形成されている。この通路44は、油貯留スペース31と凹部11とを連通するように入力軸10を貫通して形成されている。
【0015】
ハウジング46を伝わって落下する油は、図7に点線で示すように、ハウジング油通路48を通って油貯留スペース31内に充填された後、通路44から凹部11内に移動してベアリング30を潤滑する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の潤滑構造は、通路44が、図8(b)に示すように、入力軸10の中心軸Cに対して平行に形成されており、入力軸10の回転方向Rに対して直交するため、油が通路44内に流入するためには、流れの向きを90°変える必要があり、油が通路44内に入りにくい問題があった。また、通路44内の油を凹部11側へ移動させる力は、油の流入圧力のみに頼っているため、高速回転時には、流入圧力が流路抵抗に打ち勝てず、通路44内に流入する油量が減少してベアリング30が焼き付くおそれがあった。
【0017】
また、通路44を形成するために、穴あけ加工が必要となり、作業工程の増加及び製造コストの増加につながっていた。
【0018】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、入力軸と出力軸との連結部に設けられたベアリングに効率良く、十分な量の潤滑油を供給できると共に、後加工を必要としない変速機の潤滑構造を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、変速機の入力軸の端部に形成された凹部と、出力軸の端部に形成され、上記凹部内に挿入される凸部との間に設けられたベアリングを有する変速機の潤滑構造において、上記入力軸に、軸方向に沿って延びて入力軸の外部と上記凹部とを連通する油通路を形成すると共に、その油通路を、軸方向において上記入力軸の端部に形成された凹部に向かうにつれて入力軸の回転方向に対して後方に傾斜させ、かつ、上記油通路の回転方向に対して後方に位置する側の後方側壁のうち、上記外部に臨む入口側の後方側壁を、入口から上記凹部に向かうにつれて回転方向後方に湾曲させた曲面形状に形成すると共に、上記凹部側の後方側壁を、上記入口側の後方側壁から上記凹部に向かうにつれて回転方向前方に湾曲させた曲面形状に形成して上記後方側壁を波形の曲面形状に形成し、上記油通路の軸方向における断面積を、上記入口側の後方側壁の曲面形状に応じて大きくすると共に、上記凹部側の後方側壁の曲面形状に応じて小さくするように変化させ、上記油通路の入口部に、入力軸の回転方向に対して後方に突出する湾曲形状に形成された油導入部を設けたものである。
【0020】
これによれば、入力軸の回転によって潤滑油が油通路内に吸引されて凹部内に移動するため、潤滑油を効率良く、十分な量供給でき、ベアリングの焼き付きを防止できる。また、入力軸の回転速度が上がるほど、潤滑油の供給量が増えるため、高速回転時に焼き付くことがない。
【0023】
また、上記油通路が、上記入力軸に形成され、入力軸の外部と凹部とを連通する油溝と、その油溝が形成された部分の入力軸の外周に嵌入されたメインベアリングの内周面とによって囲まれて形成されるようにしてもよい。これによれば、入力軸の素材を鍛造成形する時に溝を形成することができるため、穴あけ加工等の後加工を行う必要がない。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0025】
図1は本発明の一実施形態に係る変速機の潤滑構造を示す側面断面図、図2(a)は図1における油通路を示す拡大断面図、図2(b)は図2(a)におけるA−A線断面図、図3は図2(a)におけるB−B線断面図、図4は入力軸の斜視図である。
【0026】
図1は、変速機における入力軸と出力軸との連結部を示したものである。連結部の基本的な構造は、図7に示したものと同様であるので、同一の部品には同一の符号を付す。
【0027】
図に示すように、入力軸10は、ハウジング46にメインベアリング43を介して回転自在に支持されており、その端部には軸方向に窪んだ凹部11が形成されている。凹部11は、後述する凸部21が挿入される大径部11aとその大径部11aを加工するために形成された下穴部11bとからなる。
【0028】
一方、出力軸20の端部には、凹部11の大径部11a内に挿入される凸部21が形成されている。
【0029】
そして、入力軸10の凹部11と出力軸20の凸部21との間に、互いに相対回転可能とすべく、ベアリング30が設けられている。
【0030】
ハウジング46には、ハウジング46を伝わって落下する潤滑油(以下、油とする)を、入力軸10の外周部に形成された油貯留スペース31に案内するハウジング油通路48が形成されている。
【0031】
ハウジング油通路48は、メインベアリング43の上側から前方(図において左側を前方とする)に延びており、油貯留スペース31は、入力軸10と、メインベアリング43と、ハウジング46と、ハウジング46と入力軸10との間に設けられたオイルシール42とで区画されたスペースに形成される。
【0032】
そして、入力軸10には、油貯留スペース31に充填された油を凹部11内へ供給するための油通路1が形成される。本実施形態では、油通路1は、入力軸10に形成され入力軸10の外部と凹部11とを連通する油溝2と、その油溝2が形成された部分の入力軸10の外周に嵌入されたメインベアリング43の内周面43aとによって囲まれて形成される。
【0033】
油溝2は、外周部に油貯留スペース31が形成される位置から凹部11の下穴部11bが形成されている部分まで延びており、その深さは、凹部11の下穴部11bが形成されている部分の肉厚よりも深い。従って、油溝2と下穴部11bとが交差する部分は、貫通した状態となる。
【0034】
メインベアリング43の内周面43aの径は、入力軸10の外径と等しく、メインベアリング43の内周面43aと入力軸10とは、油溝2以外の部分で接触している。このため、油溝2は、メインベアリング43aの内周面によって蓋された状態となる。
【0035】
図2〜図4を用いて、油溝2の形状を説明する。
【0036】
図に示すように、油溝2は、入力軸10の中心軸Cに対して所定角度θだけ傾斜している。即ち、油貯留スペース31側から凹部11側に向かうにつれて、入力軸10の回転方向Rに対して後方に位置するように傾斜している。
【0037】
また、油溝2の入口部(油貯留スペース31側端部)には、油貯留スペース31に充填された油を導入するための油導入部3が設けられており、この油導入部3は、回転方向に対して後方に突出するような湾曲形状に形成されている。これによって、油の流れ方向に対する油導入部3の角度が小さくなり、油は油導入部3に流入しやすくなる。
【0038】
更に、油溝2の側壁、特に、回転方向に対して後方に位置する側の側壁2aは、緩やかに湾曲した曲面形状に形成されている。
【0039】
このような油溝2は、入力軸10の素材を鍛造成形する時に、同時に形成される。従って、穴あけ加工等の後加工は必要ない。
【0040】
次に本実施形態の作用を述べる。
【0041】
ハウジング46を伝わって落下する油は、ハウジング油通路48を通って、油貯留スペース31内に充填された後、油導入部3から油通路1内に流入する。このとき、油の流れ方向と、油導入部3とのなす角度が小さいため、流入時の抵抗は小さく、油は効率よく油導入部3に流入できる(油の流れの向きの変更角度は若干でよい)。
【0042】
そして、油通路1に流入した油は、油の流入圧力と、入力軸10の回転によって与えられた運動エネルギによって凹部11側へと移動する。即ち、入力軸10が回転することによって側壁2aにぶつかった油は図2(b)において右側、即ち凹部11側へと移動される。
【0043】
このように、油通路1内の油が、凹部11側へと移動されることによって、油導入部3に吸引力が働き、油が油導入部3により流入しやすくなる。
【0044】
また、油通路1の側壁2aが湾曲形状であるため、流路抵抗が小さく、油は効率よく油通路1内を移動できる。
【0045】
そして、油通路1から排出された油は、凹部11の大径部11b内に移動してベアリング30を潤滑する。
【0046】
このような潤滑構造によれば、油貯留スペース31内の油が効率よく油通路1内に流入して凹部11側に移動するため、ベアリング30に十分な油を供給できる。
【0047】
また、入力軸10が高速回転するほど油に付加されるエネルギ量が多くなり、供給される油の量が多くなるので、高速回転時に焼き付くおそれがない。
【0048】
次に、本発明の他の実施形態を、図5を用いて説明する。
【0049】
この実施形態の基本的な構造は、図1に示したものと同様であるので、同様な部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0050】
図に示すように、この形態の油溝5は、その底面が傾斜して形成されている。即ち、油貯留スペース31側から凹部11側に向かうにつれて油溝5の深さが深くなるように形成されている。
【0051】
このように、本発明は、油溝の形状に制約はなく、連結部の条件を考慮して最適な形状に設定されるものである。
【0052】
更に、本実施形態では、入力軸10の下側のハウジング46に、油流路穴6が穴加工によって形成されている。油流路穴6は、副軸45の入力カウンタギヤ50による油の掻上げ方向に略沿って形成されている。これによって、入力カウンタギヤ50で掻上げられた油が、油流路穴6に導入されて油貯留スペース31に導かれる。これによれば、ハウジング油通路48から油貯留スペース31内に導入される油の量が不十分であっても、油貯留スペース31内に十分な油量を確保できる。なお、図は、副軸45の中心部を通る断面図であるため、油流路穴6がメインベアリング43に重なって図示されているが、実際は手前に位置しており重なってはいない。
【0053】
これまで、油通路1は、入力軸10に一つ形成されるとして図示してきたが、本発明はこの点において限定されず、周方向に沿って複数個形成しても良い。
【0054】
また、油通路1は、油溝2,6とベアリング43の内周面43aとで形成するとして説明してきたが、入力軸10に穴あけ加工によって形成するようにしても良い。
【0055】
また、油溝2の断面形状は、図3において湾曲形状に示されているが、V形等他の形状としても良い。
【0056】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、以下に示す如く優れた効果を発揮するものである。
1)潤滑油を効率良く、十分な量供給でき、ベアリングの焼き付きを防止できる。
2)穴あけ加工等の後加工を行う必要がなく、作業工程の削減、製造コスト低減につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る変速機の潤滑構造を示す側面断面図である。
【図2】(a)は図1における油通路を示す拡大断面図である。
(b)は図2(a)におけるA−A線断面図である。
【図3】図2(a)におけるB−B線断面図である。
【図4】図1における入力軸の斜視図である。
【図5】他の実施形態に係る変速機の潤滑構造を示す側面断面図である。
【図6】車両の変速機の概略図である。
【図7】従来の変速機の潤滑構造を示す断面図である。
【図8】(a)は図7における通路の拡大断面図である。
(b)は図8(a)におけるD−D線断面図である。
【図9】図7における入力軸の斜視図である。
【符号の説明】
1 油通路
2 油溝
3 油導入部
10 入力軸
11 凹部
20 出力軸
21 凸部
30 ベアリング
43 メインベアリング

Claims (2)

  1. 変速機の入力軸の端部に形成された凹部と、出力軸の端部に形成され、上記凹部内に挿入される凸部との間に設けられたベアリングを有する変速機の潤滑構造において、上記入力軸に、軸方向に沿って延びて入力軸の外部と上記凹部とを連通する油通路を形成すると共に、その油通路を、軸方向において上記入力軸の端部に形成された凹部に向かうにつれて入力軸の回転方向に対して後方に傾斜させ、かつ、上記油通路の回転方向に対して後方に位置する側の後方側壁のうち、上記外部に臨む入口側の後方側壁を、入口から上記凹部に向かうにつれて回転方向後方に湾曲させた曲面形状に形成すると共に、上記凹部側の後方側壁を、上記入口側の後方側壁から上記凹部に向かうにつれて回転方向前方に湾曲させた曲面形状に形成して上記後方側壁を波形の曲面形状に形成し、上記油通路の軸方向における断面積を、上記入口側の後方側壁の曲面形状に応じて大きくすると共に、上記凹部側の後方側壁の曲面形状に応じて小さくするように変化させ、上記油通路の入口部に、入力軸の回転方向に対して後方に突出する湾曲形状に形成された油導入部を設けたことを特徴とする変速機の潤滑構造。
  2. 上記油通路が、上記入力軸に形成され、入力軸の外部と凹部とを連通する油溝と、その油溝が形成された部分の入力軸の外周に嵌入されたメインベアリングの内周面とによって囲まれて形成される請求項1記載の変速機の潤滑構造。
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