JP4651679B2 - 乱気流を遠隔的に測定するシステム - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は、一般的には気象センサに、より具体的には晴天乱気流を遠隔的に感知するセンサに関する。
発明の背景
晴天乱気流は商業航空機の乗客の快適さに大きく影響し、乗客の中には乱気流にともなう自身の恐怖のため飛行を差し控えることさえある。晴天乱気流は前兆をほとんどともなわないか、まったくともなわずに発生するから、乗客は自身のシートベルトを締めて自身の座席にとどまる傾向がある。しかし、どの乗客もときには快適さや生理的理由から立ち上がらなければならない。したがって、航空機が乱気流の中を進まなければならない場合に、航空機搭乗員が混乱について、航空機がこれに直面する前に、乗客に注意を呼びかけることができれば有益だろう。
好ましくは、航空機は乱気流を全面的に回避するだろうが、その予防的措置ですら、乱気流を、これが発生する前に、検知するか、または予測することを要求する。多くの乱気流(例えば雷雨にともなう乱気流)は予測または検知できるが、晴天乱気流は現在利用できる技術では検知または予測できない。晴天乱気流を検知できない理由は、これが大気中にて様々な速度と方向で移動する、若干異なる温度と圧力と密度とを有する空気の塊からなるからである。これらの気団における僅かな差異は、ある1つの気団からのレーダー反射を別の気団からのレーダー反射から区別できるほど十分に示差的にレーダーを反射しない。
気象地図は乱気流が見込まれる場所を航空機搭乗員にある程度は指摘するが、これらの地図は完璧ではない。第1に、それらは得てして数時間以内に使い物にならなくなり、同じく完璧には程遠い基礎気象学モデルに基づいている。加えて、乱気流は幅広い幾何学的スケールにわたって発生する。一部の乱気流の範囲は何キロメートルに及び、数百キロメートルに及ぶことすらある(例えば、ジェット気流を取り巻く乱気流域)。かなりの速度の短時間の突風に晒される山の下流側に関連する乱気流等、数キロメートルかまたは1キロメートルの何分の1のスケールで乱気流域が発生することもある。これらのより少量の乱気流は、そのスケールのため、気象地図上に現れない。
航空業界はより良いアプローチの不在下で、各航空機のパイロットが自身のルートまたは「航空路」沿いに遭遇する晴天乱気流を報告の中で無線連絡するシステムを作った。同じ航空路を飛行する後続の航空機はこれらの報告に応じて操縦できるが、迂回路沿いに乱気流に遭遇するおそれがある。当然、所定の航空路に沿って、これが暫時空いた後に、飛行する第1の航空機搭乗員は、回避行動の基礎となる報告を得ない。同様に、空港があまりにも混雑していて到着することができないか、さもなくば(例えば悪天候により)閉鎖されるとき等に、予定外の迂回路にある航空機は、ルート沿いの乱気流を予測しようがない。
発明の要旨
乱気流を遠隔的に感知する装置及び方法は、特に晴天乱気流計器は、受信器と衛星との
間の視線方向にある(along a line of sight)大気乱流を測定するシステムを提供する。同システムは、乱気流測定を行うため衛星から受信器へ送信される信号の変化(強度、位相、及び周波数の変化を含み、ただし前記に限定されない)を使用する。ある実施形態において、受信器は、GPS L1及びL2帯域を使用することにより信号変化に対する電離圏シンチレーションの寄与を推定するGPS受信器である。好ましくは、信号に対する対流圏乱気流の影響を単離するため、これらの電離圏効果は変化から取り除かれる。
他の好適な実施形態は陸上及び海上輸送手段上での使用に適し、受信器が輸送手段の動きを計上するため乱気流測定を調整することを可能にする慣性測定装置等の速度センサを含む。代案において、システムは輸送手段から速度情報を受け取るための入力を含むことができる。これらの輸送手段適合システムは、輸送手段の速度から速度誘発位相シフトとドップラー効果とを判断でき、測定される信号の変動からこれらの効果を取り除くことができる。システムはまた、現在視野内にある各GPS衛星に対する方向を判定できるようにするため、輸送手段の機首方位を受信する入力を含むことができる。その方向は、航空機機首方位と相対的に、または地面(または地球)と相対的に、判定できる。さらにシステムは、横風効果のため測定された乱気流推定値を調整できる(乱気流の空気の塊に対する受信器の動きのため測定に導入される見掛け乱気流)。さらに、測定を行うため受信器は複数の衛星コンステレーション(例えばGPS、GLONASS、及びGalileo)からの信号を使用できる。複数のコンステレーションの使用は、送信信号の入手可能性を高め、大気適用範囲を向上させ、乱気流測定の精度を高める。乱気流測定値は、航空機搭乗員、航空交通管制官またはコンピュータ、または他の航空機等、末端利用者へ伝達することができる。乱気流測定値を伝達できる形式は、可聴警報、航空機搭乗員ステーションディスプレイ上での乱気流強度オーバーレイ、または地図上での乱気流強度オーバーレイを含む。よって本発明の原理に従い操業する航空会社は、乱気流が見込まれるため座席へ戻る忠告を乗客が受ける機会がより少ない、より円滑なフライトを提供する。しかも、忠告が不正確な予報(例えば「誤警報」)に依拠する回数は減るであろう。同様に、乱気流周辺の航空機迂回路は回避され、これにより燃料消費は抑えられるであろう。
第2の好適な実施形態において、本発明は(乱気流を被る経路沿いに進む)電磁エネルギーの受信器を提供する。この受信器は、入力と、出力と、同入力及び出力と通信する回路とを含む。入力は第1の信号を受信し、同信号はこれの受信時現状の電磁エネルギーを現す。回路は、第1の信号と、移動プラットフォームの速度を表す第2の信号とを受け付ける。回路はまた、乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定することにより移動プラットフォームの速度によって生じる変化を取り除くため、第2の信号を用いて第1の信号を調整する。好適な実施形態において、回路は、対流圏乱気流によって専ら生じる変化を判定する。出力は、乱気流を表す第3の信号を生成する。
受信器は好ましくは、GPS(全地球測位システム)か、または同様の回路を含み、移動プラットフォームの機首方位を表す第4の信号を受け付ける。受信器は、電磁エネルギーの供給源に対する方向を第4の信号から判定する。さらに回路は、第2の受信位置からの電磁エネルギーを表すもうひとつの信号を受け付けることができる。これらの実施形態において、回路は、乱気流によって生じるエネルギーの第2の変化をその信号から判定する。別の好適な実施形態において、回路は乱気流によって生じる変化の2つの測定値を相関する。より具体的に、受信器は第2の位置にあるアンテナが第1の位置へ移動するのにかかった時間に関し2つの測定値を相関する。
第3の好適な実施形態において、本発明は、アンテナと、速度センサと、電磁エネルギー受信器とを含む移動プラットフォームを提供する。アンテナは(乱気流を被る経路沿いに進んだ)電磁エネルギーを受信し、センサは、移動プラットフォームの速度を感知する。受信器は、乱気流によって生じたエネルギーの変化を判定するため、感知された速度を
用いて受信時現状の電磁エネルギーを選別する。移動プラットフォームはまた、受信器がエネルギーの供給源に対する方向を判定できるようにするため、プラットフォームの機首方位を表す信号を受信器へ提供できる。移動プラットフォーム(例えば航空機、陸上車輸送手段、または海上輸送手段)はまた、電磁エネルギーを受信するための第2のアンテナを含むことができ、これにより回路が第2の乱気流測定を行うことを可能にする。加えて回路は、第1のアンテナがエネルギーを受信した位置へ第2のアンテナが移動するのにかかった時間の量に関し2つの測定値を相関できる。好ましくは、アンテナは移動プラットフォームの側壁上に位置づけられる。
もうひとつの好適な実施形態において、本発明は乱気流を検知するためのシステムを提供する。この実施形態において、システムは少なくとも1つの移動プラットフォームと、少なくとも1つの移動プラットフォームの速度を判定するセンサと、少なくとも1つの電磁エネルギー送信器と、少なくとも1つの受信器とを含む。送信器は、乱気流を被る経路にわたり電磁エネルギーを送信し、受信器は(たとえ受信器から見て送信器が水平線に近くとも)エネルギーを受信する。送信器または受信器の内の少なくとも一方は移動プラットフォーム上にある。ここでも受信器は、乱気流によって生じるエネルギーの変化を判定する。変化を判定した受信器は、時間と、位置と、方向とを判定した変化に関連づけることもできる。システムは好ましくは、受信器によって行われた測定から乱気流の3次元モデル(コンピュータ支援断層撮影モデル)を作成する処理部を含む。そしてまた、そのモデルを発行‐閲覧アーキテクチャにて閲覧者へ配布するためネットワークを使用できる。別の好適な実施形態において、そのモデルは統計信頼区間を含む。さらに、エアデータセンサ、移動プラットフォーム上の慣性センサ、気象センサ、及び気象予報等、他の情報源からのデータでモデルを補うことができる。システムは好ましくは、空港の進入路または発進路等、あらかじめ選択された地理的領域上で乱気流を感知するべく構成される。
乱気流を測定する方法は、さらに別の好適な実施形態によって提供される。この実施形態の方法は、乱気流を被る経路沿いに進んだ電磁エネルギーを受信することを含む。この方法はまた、送信器または受信器の速度を表す信号により(受信時現状の)電磁エネルギーを選別することによって、乱気流によって生じるエネルギーの変化を判定することを含む。電離圏によって生じる変化もまた、電磁エネルギーの変化から選別できる。方法は好ましくは、受信器と送信器との間の方向を判定することを含む。第2の位置で測定される乱気流によって生じる変化もまた判定できる。さらに、乱気流の3次元モデルを作成でき、モデルの閲覧者へ配布できる。
これより添付の図面を参照しながら、本発明のさらなる特徴及び利点、ならびに本発明の各種実施形態の構造及び動作を詳しく説明する。
明細書に編入されこれの一部をなす添付の図面は、本発明の典型的実施形態を図解するものであり、この説明とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。
好適な実施形態の詳細な説明
現代の航空機の多くは、航行のため衛星(例えばGPSまたはGLONASS)から放送される無線測位信号を利用する。大気乱流が原因し信号が壊れることにより、または変化することにより、GPS受信器は信号との同期を失い、受信器は一時的に作動不能になることがある。この問題は、送信衛星が受信器から見て水平線に近いときにはより顕著となる。大気中を横断する信号の経路が大幅に長くなるばかりでなく、大気の上位部分より乱気流が格段に顕著となる対流圏の奥深くに信号経路が入り込む可能性がある。また、信号経路が地面に近づくにつれ多経路化が起こり、これが信号品質をさらに低下させる。乱気流はこれまで回避すべき問題とみなされてきたから、受信器アンテナは普通、水平線に
対する仰角が低い信号を拒絶するよう構成される。
しかし本発明の原理によると、変化した信号はこれが通過した乱気流の量の指摘を携える。1つの信号が運ぶ情報はこれの経路沿いの乱気流に関する情報だけだが、現在使用されている多数のGPS受信器及び衛星は、これらの装置の間で多数の経路に沿って有り余るほどの乱気流測定値を提供する。断層撮影法に似た処理により(例えばコンピュータ断層撮影法またはCAT)、これらの乱気流測定値は大気中の乱気流の3次元モデルの作成に役立てることができる。
本発明のより詳しい説明に入る前に、乱気流に関係する大気の構造を論じると有益である。大気の最下位部分は対流圏であり、ほとんどの商業・軍事航空が行われる空気の塊である。対流圏は地球の表面から始まり、日中は表面境界層と、混合層と、エントレインメント層と、「自由」大気の最下位到達範囲とからなる。表面境界層と、混合層と、エントレインメント層は通常、約1乃至3キロメートルにまで及ぶ。これらの層では地球の表面との摩擦抵抗効果が観察されるため、これらの層は大気境界層と総称されることがある。これらの下位レベル大気とは対照的に、「自由」大気における地面の効果は取るに足らないか、または存在しない。
表面境界層(大気境界層の約10%)は地球と直に接する大気の層だから、空気と地面との間の機械的剪断と空気の動きに対する明白な障害物(例えば山または建物)によって支配される。これらの相互作用はミリメートルから数百キロメートルに及ぶ様々な規模で局所的渦を生じさせる。空気と地面の太陽加熱と放射冷却とは対流エリアを発達させ、これにより上昇・下降気流が生じる。よって表面境界層における風(すなわち乱気流)は全3次元に成分を有し、高さに関係しない。また、この層の空気の属性(例えば温度、圧力、及び湿度)には強度の垂直勾配がある。
表面境界層の上にある混合層は、表面境界層ほどには地面の影響を受けない。混合層における風は、一般的には数キロメートル以上の規模の、大規模な渦によって特徴づけられる。加えて、表面境界層から上昇する加熱された空気のプルームとエントレインメント層から沈下するより冷たい空気の塊もまた(すなわちタービュレ(tubule))、混合層の全体を通じて、通常ならばランダムな分布にて、存在する。よって、表面境界の小規模カオス流の多くは高度とともに放散する。
エントレインメント層は混合層のすぐ上にある。エントレインメント層では、上昇する加熱された空気のプルームがその周囲とともに熱力学的平衡に達し、上昇を止める。したがって、これらの熱プルームの最上部では積雲が形成され、これは極端な場合(例えば激しい雷雨)、対流圏の最上部にまで達することがある。温かい上昇空気プルームの近傍では、より冷たくより稠密な空気の塊が転置され、混合層の中へ沈下する。
夜には太陽放射からの加熱が止まり、地面と空気の放射冷却が支配し始める。よって昼間の乱気流を後押しするエネルギーは衰え、表面との摩擦によって地面近くの空気の層は安定する。この「安定層」の上にあるもうひとつの空気層は、昼間の大気から取り残された残留乱気流を含む。この「残留」層は通常、混合層とエントレインメント層とに相当する。
よって乱気流は普通、混合層にてタービュレ(turbule)と呼ばれる空気のセルが、タービュレと周囲の空気との密度の違いにより異なる速度で大気中を上下するときに発生する。乱気流はときとして、乱気流に取り込まれる(または乱気流からの)降水のため、見える、またはレーダーで検知できる。ただし多くの場合、検知可能な乱気流の兆候は発生せず、このため航空機が乱気流に遭遇するときには、これが「晴天」から到来するように
見える。
タービュレと周辺空気との密度差は主に温度、圧力、及び湿度とに関係するが、タービュレ中の空気の他の属性もまた周辺空気のそれと異なる。属性の相違のため、タービュレ中の空気の屈折率は混合層において近傍空気の屈折率と異なる。Aoは、屈折率「n」が空気の属性に次のとおりに関係すると説明した。

(n−1)x10=aP/T+a/T

ここでTは気温、Pは気圧、Pは水蒸気圧(すなわち湿度の尺度)、aは77.6K
mbar−1、aは3.73x10 mbar−1である。[Ao, C.O. et al., Lower‐Troposphere Refractivity Bias in GPS Occultation Retrievals(GPS掩蔽回復における低対流圏屈折率バイアス), Journal of Geophysical Research, 108(D18), Pages 1‐12.]その結果、タービュレはこれを通過する電磁波を屈折させる。したがって、電磁波の(または信号の)経路沿いに起こる屈折の量は乱気流が信号経路を出入りする際に変化する。屈折量の変化は数通りの測定可能な変化を信号に引き起こす。より具体的には、これらの変化は、信号が進む経路に対する変化によって生じる電磁波の位相、強度、及び周波数の変化を含む。
また、信号経路は絶えず変化するから、信号は異なる経路から到着するように見える。経路は異なる長さを有するから、電磁波のあるひとつの瞬間的部分が電磁波信号の他の瞬間的部分を部分的に追い越すことがある。よって、電磁波の部分は建設的にかまたは破壊的に干渉することがある。その結果、受信器における信号強度はそれぞれ高くなるかまたは低くなる。よって、強度の急激な変化は信号経路沿いの乱気流の指摘になる。
信号経路の変化は信号の周波数シフトも生じさせる。変化する経路の長さの効果は、まるで衛星が経路の長さが変化する速度で実際に後退しているかのように、同じであるから、これらの周波数シフトが発生する。この現象は、互いに相対的に移動する送信器と受信器とによって生じるドップラー効果に類似する。よって、周波数の急激な変化もまた信号経路沿いの乱気流を指摘する。従来の利用可能なGPS受信器は普通、周波数を測定し、検知されたドップラー効果をもとに受信器の機首方位と速度とを計算する。ただしこれらの従来のGPS受信器は、正確な平均受信器速度を提供するために、意図的に短期変動を平滑化する。よって、従来の利用可能なGPS受信器は変動を問題として扱うが、本実施形態の受信器は、平均化機能に先駆け信号を拾得し別の乱気流指摘を提供する周波数検知部を含む。
今度はタービュレによって生じる位相シフトについて、信号はある瞬時にあるひとつの経路から到着し、次の瞬時には若干異なる経路から到着するから、これらのシフトもまた生じる。異なる経路は大抵は異なる長さを有するから、ある瞬時に到着する信号は、別の瞬時に到着する信号とは異なる距離を進んだことになる。経路の長さの相違によって、信号はある時点にて、別の時点に対し、位相シフトを被る。よって、位相の変化もまた信号経路沿いの乱気流のもうひとつの指標になる。
対流圏乱気流は、宇宙へ送信される、または宇宙から送信される、信号の変化の(すなわちシンチレーションの)ただひとつの原因ではない。地球の電離圏もまた、周波数に強く左右される形で信号を変化させる。よって本発明の受信器は、信号に対する電離圏効果を測定するため異なる周波数を有する信号を使用する。その結果、受信器は信号から電離圏変化を取り除くことができ、これにより対流圏効果(すなわち対流圏乱気流)に起因す
る変化だけを残す。
好適な実施形態において、本発明は、信号品質を測定する航空機に搭載された高品質GPS受信器の使用に、航空機と人工衛星との相対的位置を計算するコンピュータ航行システムを組み合わせる。受信器はGPS信号品質をもとに航空機と人工衛星との間の乱気流を推定する。航空機の経路にて強い乱気流が検知される場合には、航空機搭乗員に向けて警告を発することができる。さもなくば、乱気流の測定値を回収し、乱気流が発生している場所とこれが発生している度合いとを示す大気の3次元モデルの構築に役立てることができる。
同様の参照番号が同様の要素を指示する添付の図面を参照し、図1は、本発明の原理に従い構築された全地球乱気流測定システム10を図解する。
図1に示す典型的システム10は、衛星12、14、16、18、及び20からなるコンステレーションと、複数の移動プラットフォーム22、24、及び26と、大気中に発生するかもしれない乱気流30の塊を検知するよう配置された地上局28とを含む。乱気流30は積乱雲(すなわち雷雨)として示されているが、本発明の原理は、存在の視覚的兆候をおびない乱気流に、そしてレーダーによって検知できない乱気流に等しく十分に摘要される。また、図1は対流圏32(約11マイルの高度まで延在)と電離圏34(約400マイルの高度まで延在)とを示している。
衛星12、14、16、18、及び20は、一般的には地球に、または大気を有する他の何らかの天体に向けて信号を電磁エネルギー(例えば無線周波エネルギー)の形で送信する任意の衛星であってよい。衛星は好ましくは、全地球測位サービスを提供するシステム(例えば全地球測位システム、GLONASS、またはGalileoシステム)、遠隔通信を提供するシステム(例えばIridium、Globalstar、Intermediate Circular Orbit、Orbcomm、またはTeledesicシステム)、または無関係の衛星の集まり等、衛星コンステレーションの構成要素である。同様に、使用される具体的な移動プラットフォーム22、24、及び26は重大でない。ただし典型的移動プラットフォームは、航空機22及び24と船26、ならびに他の航空、宇宙、海上、及び陸上輸送手段を含む。各衛星は好ましくは、システム10の地球部分22、24、26、及び28にて受信器によって受信される信号を放送するための送信器を所持するが、受信器と送信器との位置は、本発明の範囲から逸脱することなく逆転または交替できる。
図1では、送信器と受信器との間の信号伝送が様々な信号経路によって図解されている。例えば、航空機22によって受信される2つの信号と、船26によって受信される1つの信号とを、それぞれ経路36、38と経路40とを介し送信する衛星12が示されている。経路42を介し航空機22へ送信する衛星14も示されている。同様に、衛星16は経路44を介し航空機24へ送信し、衛星18は経路46を介し船26へ送信している。図1から明らかなように、システム10の受信部分の各々は1つまたは複数の信号を受信できる。
これらの経路36、38、40、42、44、及び46の大多数は電離圏34と対流圏32の両方を通過し、これらの大気部分の各々の状態によって変化を受ける。これらの変化は通常、瞬間的な位相シフトと、周波数シフトと、信号がシステム10の地球部分22、24、26、及び28にて受信されるときの信号の強度変化とを含む。システム10の多くの部分は移動する。よって経路36、38、40、42、44、及び46は3次元曲面を形成しながら大気中を掃引し、これに沿って信号は、送信器と受信器とからなる任意の対が互いに可視である間進む。システム10の可動構成要素が動くにつれ、経路は様々
な度合いの乱気流30に遭遇する。例えば、経路36、38、40、及び24は比較的安定した大気部分を横断する様子が示されており、他方経路42及び46はいずれも、位置と角度は異なれど、乱気流30の塊を貫通する様子が示されている。よって乱気流30が経路42及び46上を進む信号を変化させる程度は、大気が他の経路36、38、40、及び44上を進む信号を変化させるより大きい。
今度は図2を参照し、本実施形態の好適な実施形態に従い構成された受信器110がブロック図形式で図解されている。展望を得るため、簡略化されたシステム100もまた示されており、これは典型的受信器110へ信号108を放送する衛星または送信器106を含む。受信器110は、次のようないくつかの入力と出力と構成要素とを含む:送信信号入力112、信号拒絶部114、信号迂回路116、信号調整/復調部118、位相検知部120、周波数検知部122、振幅または強度検知部124、及び信号処理部126。受信器110はまた、電離圏乱気流検知部132と、関係反転部134と、信号方向発見部136とを含む。受信器110はまた、移動プラットフォームに搭載されたシステムと接続するため、移動プラットフォームシステム入力127と、位相シフト推定部128と、周波数シフト推定部130と、1対の関係反転部129及び131とを含む。受信器110の構成要素(及びその同等物)は図示されたとおり互いに相互接続され、あるいはまたソフトウェアにて実施できる。受信器110はさらに、衛星106から信号を受信するため入力112を介して1つまたは複数のアンテナ138と通信する。受信器110はまた、入力127を介して移動プラットフォームのINS(慣性航法システム)及びFCS(航空管制システム)140と通信する。後ほど説明するとおり、受信器110は出力142にて乱気流ベクトルを生成する。
作動時に送信器106は、乱気流を被る経路に沿って進む電子信号108を送信する。乱気流は信号108を変化させ、その結果、位相シフトを、周波数シフトを、または信号がアンテナ138にて受信されるときの信号強度の変化(すなわちフェージングと強調)を引き起こす。アンテナ138は信号入力112へ信号を誘導する。測位用途のため適切に設計されたアンテナなら普通、送信器106が水平線に極端に近い場合に、ノイズによって着信信号が壊れるおそれがあるため、信号108を拒絶する。この特徴は拒絶部114のところに図示されているが、アンテナ138から独立した構成要素は通常ならば必要とされない。本発明は特に、低仰角でノイズの多い信号108を、それらが大気中の信号108の経路沿いの乱気流30(図1参照)の有益な指摘を担うから、追求する。よって迂回路116は、たとえ信号108が水平線に近くても、全ての信号108を信号調整部118へ伝達するアンテナ138を図示している。ノイズの多い信号のための迂回路機能116もまた通常なら、アンテナ138から独立した構成要素ではなく、アンテナ138の1つの特徴である。
図2の信号調整部118は2つの部分に分割できる:一方の部分は比較的ノイズが少ない信号を調整し位置データを生成するもので、他方の部分は全ての信号を調整し乱気流データの生成を支援するものである。信号は信号調整部118のしかるべきノードで拾得され、検知部120、122、及び124へ伝達される。検知部120、122、及び124は信号108を調べることにより、位相シフトと、周波数シフトと、信号108のフェージングまたは強調とをそれぞれ検知する。これらの変化の規模とそれらが検知される割合は信号処理部126(または同等のアナログ回路)へ供給され、同信号処理部は、信号108がアンテナ138へ至る際に採った経路沿いの乱気流の量の示度にそのデータを変換する。乱気流は一般的に、乱気流によって生じる信号108への変化の組み合わせに比例する。
移動プラットフォーム(すなわちアンテナ138)の動きと、信号108に及ぶ電離圏効果とを計上するため、受信器110によって行われる乱気流測定には調整を施すことも
できる。アンテナ138の動きは、移動プラットフォームの速度の組み合わせと(x、y、及びz次元の任意の組み合わせ)、移動プラットフォームの、これのロール軸と、ピッチ軸と、ヨー軸の周りの回転とによって生じる。よって、受信信号はアンテナ138の動きによって生じる変化(特に位相と強度の変動)を含むことがある。相応に、INS/FCSシステム140は、移動プラットフォームの6自由度(6DOF)運動を入力127を介して受信器110へ伝える信号を受信器110に提供する。位相シフト推定部128と周波数シフト推定部130は、移動プラットフォームの動きによって受信信号へ導入される位相と周波数の変化を判定するため、速度データに働きかける。より具体的には、航空機122の定常線速度と関連するドップラー効果とは周波数推定部130によって容易く判定できる。定常速度は比較的一定であるから、定常速度によって導入される位相差は一般的に、この方法で測定される乱気流にほとんど寄与しない。ただし、移動プラットフォーム速度が位相シフトを引き起こす限りにおいて、位相シフト推定部128は速度から位相シフトを判定する。同様に、位相シフト推定部128は移動プラットフォームの加速によって生じる位相シフトを判定する。重ねて、ある瞬時に到着する信号は次の瞬時に到着する信号とはわずかに異なる距離を進むから位相差が生じ、その距離は加速に従い変化する。よって、信号の位相は、異なる時点の信号到着間の移動プラットフォームの移動によって決まる量によりシフトするように見える。
航空機の直線速度とは対照的に、回転速度はより急速な変化を被る。これらの角加速は制御入力、航空機が直接経験する局所乱気流、そして航空機に作用する空気力を含むいくつかの原因から発生する。よって位相及び周波数シフト推定部128及び130は、航空機上のアンテナの位置と方向の情報を、感知された回転移動と併せて用いることにより、瞬間的な線速度と回転から発生する加速とによって生じるドップラー及び位相シフトを判定する。反転部129及び131は得られた信号を反転させ、その結果を処理部126へ伝達する。そして処理部126は、アンテナ138の動きによって生じる変化を取り除くため、位相、周波数、及び強度検知部120、122、及び124によって生成された変化の規模と割合とを伝える信号を調整する。信号調整の手段は、例えばフィルタアルゴリズムであってよい。調整された規模及び割合信号はその後、処理部126によって、大気中を通じる信号108経路沿いの乱気流の測定値に変換される。相応に、図2の処理部126は、アンテナ138の動きのため補正された乱気流の測定値を生成する。
対流圏乱気流によって信号に生じる変化に加え、電離圏もまた、信号と電離圏の荷電粒子との相互作用を通じて信号に変化をもたらす。電離圏シンチレーションは周波数に強く依存するから、電離圏シンチレーション検知部132は、L1及びL2 GPS信号108(GPSシステムが約1575MHzのL1周波数にてひとつの信号を、そして約1228MHzのL2周波数にてもうひとつの信号を使用することを思い出されたい)を比較することにより、電離圏によって信号108に導入されるシンチレーションの量を検知できる。反転部134は電離圏シンチレーション検知部132からの出力を反転させ、反転した信号を処理部126へ伝達する。処理部126は、反転した電離圏シンチレーション信号を用いて乱気流推定値から電離圏シンチレーションの効果を取り除く。よって処理部126は、アンテナの動きと電離圏の効果を排除した、信号108が遭遇した対流圏乱気流を指摘する信号を生成する。
電離圏シンチレーションは仰角(すなわち、水平線より上の衛星の見かけの高さ)に対し比較的一定であり、他方対流圏シンチレーションは仰角とともに大きく変化する。この仰角と対流圏シンチレーションとの関係は逆相関である。それゆえ高い仰角では電離圏シンチレーションが優勢であり、低い仰角では対流圏(乱気流誘発)シンチレーションが優勢である。よって好適な実施形態において、アンテナ138と受信器110とは低仰角(約5度のGPSシステムデフォルトマスク角度に満たない)信号を受け付けることに適している。
受信器110の次の段階では(図2で図解するように)、追加の情報が乱気流測定値に関連づけられる。特に、方向発見部136は、移動プラットフォームINS/FCSシステム140から入力127を介し機首方位及び方向情報を受け取る。加えて方向発見部136は、どちらのアンテナ138Aまたは138Bが信号108を受信したか、そしてどの衛星106が信号を生成したかについて、信号調整部118から情報を受け取る。これらのアンテナ138A及び138Bは、図1の航空機22上の2つのアンテナ23及び25に相当する。航空機22上の各アンテナの位置と航空機に対するアンテナの方向とを把握する方向発見部136は、アンテナ138Aまたは138Bによって受信された信号108を送信した衛星106に対する方向を判定する。本実施形態の方向発見部136は、信号108が受信された方向と時間とを、これが処理部126から受け取る乱気流測定値に関連づける。したがって、方向発見部136によって生成される出力は、(処理部126からの)乱気流測定値の振幅と発見部136によって発見される(3次元)方向とによって規定される時間変動ベクトルである。この乱気流ベクトルは、信号108の受信時における信号108経路沿いの対流圏乱気流の総量を反映する。
図1はまた、3つのアンテナ23、25、及び27を有する航空機22を含むもうひとつの好適な実施形態を示している。アンテナの各々は、乱気流の測定のため、図2の受信器110等、受信器と通信する。図示されたとおり、航空機22は右向きに飛行しており、一般的には航空機の速度の方向に一定の距離を置いて相隔たるアンテナ23及び25を有する。アンテナ23及び25は好ましくは航空機22の側壁上にあり、航空機22から真横に向く。アンテナ27は航空機22の機首に位置し、進行方向に沿って前を向く。航空機22が動くにつれ、アンテナ23及び25と衛星12との間の経路36及び38もまた動き、受信器110は乱気流測定を続ける。経路36及び38が動くにつれ、経路は、大気中の様々な乱気流30の領域に入り、これらの中を通り、これらから出る。対照的に、アンテナ27は前を向くから、ほとんどの衛星からアンテナ27へ至る経路は航空機の動きの結果としてごく僅かしか動かない(ただしそれらは航空機が衛星に向かって動くにつれ短縮する)。それゆえ横向きのアンテナ23及び25が受け取る信号は、前向きのアンテナ27が受け取る信号より著しい乱気流誘発変動を有する。
ある期間Δtにわたり、航空機22は、先行アンテナ25が経路38沿いに信号を受信した場所から、経路38がかつて位置していたところに位置する経路36沿いに後続アンテナ23が信号を受信する場所にかけて、一定の距離を移動する。毎秒200メートルの典型的な航空機巡航速度で約10メートルのアンテナ離隔の場合、Δtは約50ミリ秒である。GPS信号に測定可能な変化を引き起こすのに十分に大きいタービュレは普通、格段に遅い時間的尺度で変化する。よってタービュレそのものの変化は別として、後続アンテナ23は期間Δtの終わりに、先行アンテナ25が(以前に)期間Δtの始めに受信したタービュレによる変化とほぼ同じ変化を受けた信号を受信する。つまり、経路38沿いにアンテナ25によってなされる乱気流測定は、経路36沿いにアンテナ23によってなされる乱気流測定とほぼ同じになる。
現実には、様々なエラー源が2つのアンテナ23及び25によって行われる測定に不整合を引き起こすことが見込まれる。ただしエラー源のほとんどは、真にランダムであるか(例えば受信器110における熱ノイズ)、または両アンテナにとって共通である(例えばGPS衛星上でのタイミング変動)。後者の場合のエラーは同時に起こるが、異なる場所で起こる。つまり、両アンテナ23及び25にとって共通の同時エラーは、経路36沿いにアンテナ23によってなされる測定に影響し、且つ経路38沿いにアンテナ25によってなされる測定に影響する。以前の測定サイクルと以降の測定サイクルの両方で、両経路36及び38沿いの測定は影響を受けないと見込まれる。
ランダム及び共通モードエラーを解消するため、受信器110は、2つのアンテナ23及び25によって行われる測定から得たデータの2つの時間系列を相関する。2つの時間系列の内一方は、先行アンテナ25からの乱気流関係データのサンプルを含む(例えば、振幅変化、位相シフト、または周波数シフト)。乱気流データの他方の時間系列は後続アンテナ23から回収され、Δtにより、同じ場所で取られた第1の系列のサンプルに対し遅延される。したがって、これら2つの時間系列で、相関係数r(Δt)の規模は、2つのアンテナ23及び25間の間隔の規模でタービュレによって生じるパラメータ変化のため極大化される。Δt≠0を持つ相関係数はまた、2組のデータにてランダムエラーの影響を極小化する。
好適な実施形態において、図2の受信器110は連続的に相関係数r(Δt)を判定し、r(Δt)に比例する出力信号を提供する。この出力は、衛星に向けた視線沿いの乱気流の指標として使用でき、単一のアンテナ(例えばアンテナ23のみ)に基づく指標よりエラーに対し堅牢である。別の実施形態において、本発明は大型航空機の全長に沿って3つ以上のGPSアンテナを提供する。多くの航空機はすでに予備アンテナを有するから、これらの航空機へ加えるべき設備はごく僅かか皆無である。これらの実施形態において、受信器110は全アンテナによって得られる測定データ集合のための相関係数を計算する。各アンテナの時間系列は、全データ集合が同じ信号経路をカバーするよう適切なインターバルで遅延される。
もうひとつの代替実施形態において、本発明は、精密な航行信号を提供するよう設計された衛星とは別の衛星からの信号を使用する。例として、通信衛星と気象衛星を挙げる。通信衛星の候補として、Iridium、GlobalStar、ICO、及び同様のコンステレーションの衛星を挙げる。これらの衛星を使用する利点のひとつとして、それらは測位衛星より数が多く、それ故ある特定の視線沿いに、またはある特定の領域の上方で、乱気流を測定するより頻繁な機会を提供する。通信衛星を使用する実施形態の場合には、受信器が2つ以上のアンテナからの信号を相関することにより、衛星のクロックにおけるタイミングエラーによって生じる送信信号の位相と周波数の変動を拒絶すると好ましい。
今度は図3を参照し、本発明の原理に従い構成された別のシステム200が図解されている。図3は、受信器210によって生成される乱気流ベクトルをシステム200がいかに配布し使用するかを概括的に示している点が図2と異なり、一方図2は、受信器110が乱気流ベクトルをいかに生成するかを概括的に図解する。簡潔に、送信器206はアンテナ238へ信号を送信する。移動プラットフォーム上のシステム240は、移動プラットフォームの速度と機首方位と方向に関する情報を受信器210に提供する。受信器210はこれらの信号から乱気流ベクトルを生成し、好ましくはその間に、受信器210が配置された移動プラットフォームの速度のための受信現状信号を調整する。図はまた、電離圏シンチレーションと、対流圏乱気流と、異なる対流圏乱気流尺度間の相関と、各々の乱気流測定が行われた方向とにそれぞれ関する情報を携える別個の信号254、256、258、及び260を提供する受信器210を図解する。
図3はまた、ネットワーク262と、コンピュータまたは処理部264と、気象予報モデル265と、1組のエアデータセンサ266と、1組の気象センサ268と、1組の慣性センサ270と、航空交通管制システム274を含む閲覧者集団272とを含む、本実施形態のさらなる態様をいくつか示している。処理部264は、BoeingSMシステムによるConnexion等、航空機搭載ネットワークを含むネットワーク262を介し、多数の乱気流ベクトルと関連情報とを受信する。処理部264は乱気流情報から、多数の受信器210によって測定された乱気流の3次元モデルを作成する。処理部264は好ましくは、3次元モデルを作るため、乱気流ベクトルの一群に対し断層撮影アルゴリズ
ムを実行する。
断層撮影法は、物体または塊を通過する経路に沿って取られた量の1組の測定値から量の2次元または3次元分布を判断する一連の処理である。断層撮影処理の典型的産物として3次元物体の断面描写がある。医用CATスキャンの基礎にあたるコンピュータ軸断層撮影(CAT)は断層撮影の1例である。CATスキャンのときに測定される量は、組織密度の代わりになるx線吸収率である。CATスキャンは患者の体の多数の点と点を結ぶ各々の線に沿って総合のx線吸収を測定する。断層撮影アルゴリズムは、体内の多数の地点にてx線吸収率を推定するため、これらの1次元x線吸収測定値群を使用する。そしてCATスキャン装置は、2次元描写で、またはX線を吸収した構造の3次元電子モデルで、それらの測定値を表示する。
再び図1を参照し、経路36、38、40、42、44、及び46の各々は、大気中の乱気流30の単一の1次元測定値を表す。電離圏シンチレーションと送信器または受信器の移動との影響を取り除くため、これらの測定値は調整できる。また、図示された送信衛星12、14、16、18、及び20と移動プラットフォーム22、24、及び26とは動き、これにより信号経路が大気中を掃引する。経路36、38、40、42、44、及び46の移動は、1つの送信器と1つの受信器とからなる任意の対での多数の乱気流30測定を可能にする。また、地上局28との間の経路(図示せず)は動くが、ただし地上局28にて固定された1つの末端の周りを旋回する特別な場合を表すことに注意されたい。乱気流30は、高速で移動する衛星12、14、16、18、及び20と移動プラットフォーム22、24、及び26より遅い速度で動き、発達するから、測定値は、それらが測定された後暫くの間有効であり続ける。さらに、米国だけでも典型的なピーク飛行時間帯に凡そ5,000の航空機が飛んでおり、どの場所からでも少なくとも4つのGPS衛星は見えるから、図1のシステムは、乱気流30の検知に最も関心が集まる時間帯に米国上で20,000の倍数の乱気流30の測定を可能にする。この概算には、様々な種類の見込まれる受信器(例えば、手持ち型受信器、海上輸送手段、陸上輸送手段、局、及びそれらの同等物)と様々な種類の見込まれる送信器(例えば、他の測位システム衛星、通信衛星、及びそれらの同等物)とが含まれていないから、実際の見込まれる測定数は20,000を大きく上回る。これらの受信器(すなわちサンプリングノード)はどれも、ネットワークを介して処理部264と通信する。処理部264はネットワーク262を介して通信するから、その位置は重大でなく、移動プラットフォームまたはサンプリングノードのいずれかに搭載することさえできるであろう。
作動時に、各サンプリングノードは、ノード22、24、26、または28から送信衛星12、14、16、18、及び20の内1つまたは複数へ至る視線に沿って対流圏乱気流30を絶えず測定する。サンプリングノード22、24、26、または28は、各測定に関連する位置、方向、及び時間を含むその1次元乱気流測定値を処理部264へ送信する。処理部264はモデルを作成するため1組の測定値を調べ、乱気流30が存在するところの地点、または塊を識別する。図1は、この処理がいかに比較的少量の測定値サンプルに作用するかを示している。図解のとおり、経路36、38、40、及び44の多くは大気中で所与のタービュレ30を逸する。ただし他の経路42及び46はタービュレ30と交差し、高度のシンチレーションによって特徴づけられる対応する測定値に帰結する。経路36、38、40、42、44、及び46からなる多数の対の各々を調べてそれらが交差(または凡そ交差)するか否かを、そして両経路が高乱気流を呈するか否かを、判断することにより、処理部264は経路(ここでは経路42及び46)の対の交差のところで、または「凡その」交差のところで、乱気流30の塊を識別する。凡その交差は、経路が必ずしも交差するのではなく、注目する乱気流30の規模でお互いから一定の距離内を通過することを意味する。経路の両方で乱気流の高い指摘をともなう経路交差を識別したら、乱気流30の識別と測定とを向上させるため、第1の交差に接近する別の経路を調べ
ることができる。交差する経路42及び46からなる第1の対のいずれか一方に交差する別の経路を調べることにより、交差する経路42及び46の一方の経路沿いのどこかではなく、乱気流30の中の交差点で、測定された乱気流が実際に発生していることを確認できる。換言すると、(例えば)経路44が経路46と交差し、ただし乱気流を指摘しないという事実をもとに、経路46の経路42との交差点付近で乱気流30が見つかることを確認できる。好適な実施形態において、モデルを作成するためのプログラムはコンピュータ読み取り可能媒体に格納される。その媒体は、ROM、RAM、ハードドライブ、CD、フロッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、EPROM、大容量記憶装置、プログラムが転送されるところのネットワーク、またはそれらの同等物のいずれであってもよい。
図1に示す経路36、38、40、42、44、及び46のサンプルは比較的少量ではあるが、好ましくは使用されるであろうはるかに多数の経路を代表する。ただし、送信衛星12、14、16、18、及び20の移動性とサンプリングノード22、24、26、及び28により、経路42及び46が動く間に多数の測定が行われるため、2つの経路42及び46の交差点の近くで多数の測定を行うことが可能となる。さらに、経路42及び46は各経路42及び46沿いの多数の測定のため乱気流の塊30と交差し続けるから、処理部は、経路42及び46を、それらが互いに(且つまたタービュレ30に)近づく期間中に、比較することによって、タービュレ30の位置を識別できる。よって、高乱気流を各々持つ経路の交差を検知した処理部は、交差する経路42及び46に関連する測定値の時間系列に沿って後ろ向きに(及び前向きに)調べることにより、タービュレ30の存在とその位置を確認できる。その結果、本発明はタービュレ30の迅速な初期位置特定と、これの後に続くより入念且つ正確な初期推定確認チェックを可能にする。さらに、いくらかの期間に及ぶ所与の経路36、38、40、42、44、及び46の測定値の各時間系列は統計的に処理できるから、そのモデルは各タービュレ30の位置に関連する統計信頼区間を含むことができる。また、所与の領域にわたり交差する経路36、38、40、42、及び46だけを比較することにより、そして対流圏32の上方で、または表面境界層の中で、生じる経路交差を処理しないことによって、処理効率を達成できる。
処理部264がモデルを作成(または修正)したらネットワーク262を用いてモデルを配布できる。ネットワーク262は好ましくは、ネットワーク262上の実体がモデルを閲覧でき、処理部264が発行者として働く、発行者‐閲覧者アーキテクチャを含む。こうすると、閲覧者272へ提供される情報の量または質を損なうことなく乱気流モデルを配布するための帯域幅要求を制限できる。加えて、乱気流30が発生するあらかじめ選択された地理的区域に従ってモデルを分割でき、その結果閲覧者272はモデルに含まれる全情報の地理的部分集合を閲覧できる。閲覧者(例えば、測定ノードにもなりうる航空機)の多くにあらかじめ搭載されたGPS設備の存在により、ネットワーク262上での位置本位閲覧サービス実施の成就は容易くなる。加えて、システムの構成要素間で乱気流関連情報を中継するため、従来の空中‐地上間双方向通信システム(例えば無線機)を使用できる。よって、乱気流を測定した航空機を除く、乱気流の付近にある航空機に向けて、地上から乱気流警告を送信できる。乱気流を測定した航空機が乱気流の影響を受けるおそれがある場合には、搭載システムが航空機搭乗員、またはオートパイロットへ乱気流情報を伝達できるから、しかるべき回避措置に着手できる。
とりわけ興味深いある種の閲覧者272は米国の航空交通管制(ATC)システム274と他国におけるこれの対等物である。乱気流モデルはATCシステム274へ配布でき、そこからさらにこれを航空交通管制に役立てるため管制センターと航空交通管制塔(ATCT)とへ配布できる。もうひとつの典型的閲覧者272は、悪天候の予報にモデルを役立てることができる国立測候所である。他の好適な実施形態において、閲覧者272は、断層撮影乱気流情報を航行表示の上に重ねることができるディスプレイ装置を含むこと
ができる。
他の好適な実施形態において、処理部は他の情報源からのデータでモデルを増強できる。例えば気象モデル264は、送信器と受信器との間の信号経路が暫くの間掃引しなかったところの大気の塊で乱気流の推定を提供できる。また、システム200と通信する各航空機(または移動プラットフォーム)には普通、エアデータセンサ266が装備される。エアデータセンサは同時性、限局性の乱気流測定を提供するから、エアデータセンサ266は乱気流モデルの中の情報を確認できる、または増強できる。もうひとつの典型的情報源は移動プラットフォームに搭載された慣性センサ270である。これらのセンサ270もまた、システムが別に遠隔的に感知する乱気流を直接的に同時に測定する。同様にシステム200は、信号掃引が稀なエリアにおいて気象測器268(例えば気象観測所)で乱気流モデルを増強できる。よって、モデルを通じて配布される情報をただ増強することに加え、モデルを較正し調整するため、センサ266、268、及び270からなる一群を使用できる。
今度は図4を参照し、本発明の原理に従う方法310が図解されている。一般的に、方法310は乱気流によって変化した電磁エネルギーを受信することと、乱気流によって生じた変化を検知することと、乱気流の3次元モデルを作成することとを含む。より具体的には、図4は、送信器から放射するエネルギーが動作312で送信され、動作314で乱気流に遭遇する様子を示している。動作316における変化が示すとおり、乱気流のためエネルギーの位相または周波数がシフトするか、あるいはエネルギーに対するフェージングまたは強調が起こる。動作318では変化したエネルギーが受信される。動作320及び322は、それぞれ移動する受信器と向きを変える受信器とを示しており、その機首方位と位置は動作324で判定される。動作326には、電磁エネルギーの変化が検知される様子が示されている。動作328は、信号から選別される電離圏シンチレーションを示している。同様に、動作330は受信器の動きの影響を乱気流測定値から取り除く。動作332では、エネルギーが受信されたときの方向と位置と時間とが乱気流の測定値に関連
づけられる。乱気流が複数の場所で、または複数の時間に、測定された場合には、動作334におけるように測定値を相関できる。統計的に有意義なモデルを可能にする程度に十分な乱気流測定値が集まったら(動作336により指摘されるように)、動作338にて乱気流の3次元モデルを作成する。加えて動作340では、気象データや気象予報等、他の関連情報でモデルを増強できる。さらに乱気流モデルは、動作342で示すとおり、末端利用者へ配布できる。
本発明の原理とその実用化を最もよく説明することにより、他の当業者が企図された特定の用途に適した様々な修正とともに様々な実施形態において本発明を最もよく利用できるようにするため、実施形態を選び、説明した。
説明され図解された構成及び方法には、本発明の範囲から逸脱することなく様々な修正を施すことができるため、説明に記載された、または添付の図面に表示された、内容はどれも、制限するものではなく例証的と解釈されることを意図する。例えば、ただ乱気流を回避する代わりに、検知された乱気流を有利に使用できる。ある典型的実施形態においては、移動プラットフォームをレーザーから保護するため、移動プラットフォームはレーザー装置から乱気流をはさんだ反対側に配置される。同様に、移動プラットフォームは、乱気流が存在していても移動プラットフォームに搭載されたレーザーが標的に当たるよう操縦できる。よって、本発明の幅と範囲とは、典型的実施形態のいずれによっても制限されるべきものでなく、請求項とその同等物に従い規定されるべきものである。
本発明の原理に従い晴天乱気流を検知する全地球システムを示す。 本発明の好適な実施形態の無線受信器を概略的に示す。 図1のシステムのシステムアーキテクチャを示す。 本発明の原理に従う方法を示す。

Claims (74)

  1. 経路に沿って進みアンテナに入射する電磁エネルギーの受信器であって、アンテナは入射電磁エネルギーに反応して受信信号を生成し、経路は乱気流に晒され、受信器は、
    受信信号を受け付けるための入力と、
    入力と通信する回路と、回路は受信信号を受け付け且つ移動プラットフォームの速度を表す信号を受け付け、受信器と電磁エネルギーの供給源との内の少なくとも一方は移動プラットフォーム上にあり、回路は供給源と受信器との相対的な動きに起因する受信信号に関連するシフトを取り除くため速度信号を用いて受信信号を処理し、これにより回路は、乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定し、
    乱気流を表す信号を出力するため回路と通信する出力とを備え
    乱気流は電離圏乱気流と対流圏乱気流とを含み、受信器は電離圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定し、電離圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を用いて受信信号を処理するための回路をさらに備え、出力は対流圏乱気流を表す、受信器。
  2. 移動プラットフォームの機首方位を表す信号を受け付け、機首方位信号を用いて電磁エネルギーの供給源に対する方向を判定するための回路をさらに備える、請求項1に記載の受信器。
  3. 速度は、直線速度または角速度の内少なくも一方を含む、請求項1に記載の受信器。
  4. 受信器は全地球測位システム受信器をさらに備える、請求項1に記載の受信器。
  5. 受信器を移動プラットフォームへ結合するための結合器をさらに備える、請求項1に記載の受信器。
  6. 受信信号は第1の位置における入射電磁エネルギーを表し且つ第1の受信信号であり、変化は第1の変化であり、回路はさらに第2のアンテナから第2の受信信号を受け付けるのに適し、第2のアンテナは第2の位置にあり、回路は供給源と受信器との相対的な動きに起因する第2の受信信号に関連するシフトを取り除くため速度信号を用いて第2の受信信号を処理し、これにより回路は乱気流によって生じる電磁エネルギーの第2の変化を判定する、請求項1に記載の受信器。
  7. 電磁エネルギーの第1の変化と電磁エネルギーの第2の変化とを相関するための回路をさらに備える、請求項に記載の受信器。
  8. 電磁エネルギーの第1の変化と電磁エネルギーの第2の変化との相関をさらに表す出力信号をさらに備える、請求項に記載の受信器。
  9. 供給源は衛星である、請求項1に記載の受信器。
  10. 電磁エネルギーの変化を判定するにあたって位相差、強度差、または周波数差の内の少なくとも1つを判定するための回路をさらに備える、請求項1に記載の受信器。
  11. 移動プラットフォームであって、
    入射電磁エネルギーに反応して受信信号を生成する少なくとも1つのアンテナと、電磁エネルギーは乱気流を被る経路に沿って進み、
    移動プラットフォームの速度を判定するためのセンサと、
    アンテナ及びセンサと通信する受信器とを備え、受信器は、
    受信信号を受け付け、速度を表す信号をセンサから受け付けるための入力と、
    入力と通信する回路と、回路は電磁エネルギーの供給源と受信器との相対的な動きに起因する受信信号に関連するシフトを取り除くため速度信号を用いて受信信号を処理し、これにより回路は乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定し、
    乱気流を表す信号を出力するため回路と通信する出力とを含み、
    乱気流は電離圏乱気流と対流圏乱気流とを含み、受信器は電離圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定し、電離圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を用いて受信信号を処理するための回路をさらに備え、出力は対流圏乱気流を表す、移動プラットフォーム。
  12. 移動プラットフォームの機首方位を判定するためのセンサと、機首方位を表す信号を機首方位センサから受け付けるための入力と、機首方位信号を用いて電磁エネルギーの供給源に対する方向を判定するための回路とをさらに備える、請求項11に記載の移動プラットフォーム。
  13. 変化は第1の変化であり、アンテナは移動プラットフォーム上の第1の位置にある第1のアンテナであり、受信信号は第1の受信信号であり、移動プラットフォームは入射電磁エネルギーに反射性して第2の受信信号を生成する第2のアンテナをさらに備え、第2のアンテナは移動プラットフォーム上の第2の位置にあり、回路は第2の受信信号を受け付け、且つ供給源と受信器との相対的な動きに起因する受信信号に関連するシフトを取り除くため速度信号を用いて第2の受信信号を処理し、これにより回路は乱気流によって生じる電磁エネルギーの第2の変化を判定する、請求項11に記載の移動プラットフォーム。
  14. 電磁エネルギーの第1の変化と電磁エネルギーの第2の変化とを関連付けるための回路をさらに備える、請求項13に記載の移動プラットフォーム。
  15. 第1の位置と第2の位置との間の距離と速度信号とによって定められる期間を用いて電磁エネルギーの第1の変化と電磁エネルギーの第2の変化とをさらに関連付けるための回路をさらに備える、請求項14に記載の移動プラットフォーム。
  16. 受信電磁エネルギーの第1の変化と電磁エネルギーの第2の変化との相関をさらに表す出力信号をさらに備える、請求項15に記載の移動プラットフォーム。
  17. 供給源は衛星である、請求項11に記載の移動プラットフォーム。
  18. 移動プラットフォームは航空機である、請求項11に記載の移動プラットフォーム。
  19. 乱気流を検知するシステムであって、
    少なくとも1つの移動プラットフォームと、
    少なくとも1つの移動プラットフォームの速度を判定するためのセンサと、
    乱気流を被る経路に沿って電磁エネルギーを送信するための少なくとも1つの送信器と、
    電磁エネルギーを受信するための少なくとも1つの受信器とを備え、
    送信器と受信器の内の少なくとも一方は移動プラットフォーム上にあり、受信器は受信信号を生成するため入射電磁エネルギーに反応するアンテナを含み、受信器は速度を表す信号をセンサから受け付け、受信器は電磁エネルギーの供給源と受信器との相対的な動きに起因する受信信号に関連するシフトを取り除くため速度信号を用いて受信信号を処理し、これにより受信器は乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定し、受信器は乱気流を表す信号を出力し、
    乱気流は電離圏乱気流と対流圏乱気流とを含み、受信器は電離圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定し、電離圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を用いて受信信号を処理するための回路をさらに備え、出力は対流圏乱気流を表す、システム。
  20. 移動プラットフォームの内の第1の移動プラットフォームは、航空機と、衛星と、陸上輸送手段と、海上輸送手段とからなるグループから選ばれる、請求項19に記載のシステム。
  21. 出力信号を受信し、出力信号を用いて乱気流の3次元モデルを作成するための処理部をさらに備える、請求項19に記載のシステム。
  22. 3次元モデルは断層撮影モデルである、請求項21に記載のシステム。
  23. 処理部と通信するネットワークをさらに備え、処理部はネットワークを介して乱気流の3次元モデルを配布する、請求項21に記載のシステム。
  24. ネットワークは閲覧‐発行者アーキテクチャをさらに備える、請求項23に記載のシステム。
  25. ネットワークと通信する航空交通管制システムをさらに備える、請求項23に記載のシステム。
  26. 処理部は3次元モデルに関連する統計信頼区間を判定する、請求項21に記載のシステム。
  27. 処理部と通信する少なくとも1つの気象センサをさらに備え、処理部はセンサによって感知される状態に基づき気象予報を判定し、且つ気象予報により乱気流の3次元モデルを増強する、請求項21に記載のシステム。
  28. 処理部によってアクセスできる少なくとも1つの気象モデルをさらに備え、処理部はモデルに基づき気象予報を判定し、且つ気象予報により乱気流の3次元モデルを増強する、請求項21に記載のシステム。
  29. 少なくとも1つの移動プラットフォームはエアデータセンサまたは慣性センサの内の少なくとも一方を含む移動プラットフォームをさらに備え、少なくとも1つのセンサは処理部と通信し且つ第4の信号を生成し、処理部は乱気流の3次元モデルを増強するため第4の信号を使用する、請求項21に記載のシステム。
  30. 少なくとも1つの移動プラットフォームは陸上輸送手段または海上輸送手段の内の少なくとも一方を含む、請求項19に記載のシステム。
  31. 受信器は移動プラットフォーム上にある、請求項19に記載のシステム。
  32. 出力信号は、受信器の位置と、電磁エネルギーに関連する方向と、電磁エネルギーの受信に関連する時間とを含む、請求項19に記載のシステム。
  33. 送信器は受信器から見て水平線に近い、請求項19に記載のシステム。
  34. 少なくとも1つの移動プラットフォームはあらかじめ選択された地理的領域内にある、請求項19に記載のシステム。
  35. 地理的領域は、空港への進入路または空港からの発進路の内の少なくとも一方を含む、請求項34に記載のシステム。
  36. 第1のアンテナであるアンテナをさらに備えたシステムであって、受信信号は第1の受信信号であり、受信器は第2のアンテナを含み、受信器と第1のアンテナと第2のアンテナとは移動プラットフォーム上にあり、経路は送信器と第1のアンテナとの間にあり且つ第1の経路であり、第2の経路は第2のアンテナと送信器との間にあり、第1のアンテナと第2のアンテナとは少なくとも1つの受信器と通信し、第2のアンテナは入射電磁エネルギーに反応して第2の受信信号を生成し、受信器は電磁エネルギーの供給源と受信器との相対的速度に起因する第2の受信信号に関連するシフトを取り除くため速度信号を用いて第2の受信信号を処理し、これにより受信器は乱気流によって生じる電磁エネルギーの第2の変化を判定する、請求項19に記載のシステム。
  37. 電磁エネルギーの第1の変化と電磁エネルギーの第2の変化とを関連付けるための回路をさらに備える、請求項36に記載のシステム。
  38. ある距離を置いて相隔たる第1のアンテナと第2のアンテナとをさらに備え、回路は距離と移動プラットフォームの速度とによって定められる期間を用いて電磁エネルギーの第1の変化と電磁エネルギーの第2の変化とをさらに関連付ける、請求項37に記載のシステム。
  39. 乱気流を予報する方法であって、
    乱気流を被る経路に沿って進んだ電磁エネルギーを受信するステップと、乱気流は電磁エネルギーを変化させ、
    電磁エネルギーの送信器または電磁エネルギーを受信した受信器の内の一方の速度により受信時現状の電磁エネルギーを選別することによって乱気流によって生じる変化を判定するステップとを含み、
    乱気流は電離圏乱気流と対流圏乱気流とを含み、前記方法は、対流圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化部分を判定するステップをさらに含む方法。
  40. 受信器と送信器との間の方向を判定するステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  41. 速度は線速度または角速度の内の少なくとも一方を含む、請求項39に記載の方法。
  42. 受信器と送信器の内の少なくとも一方を移動プラットフォームへ結合するステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  43. 電磁エネルギーを受信するステップは第1の位置で行われ、電磁エネルギーの変化は電磁エネルギーの第1の変化であり、方法は第2の位置で電磁エネルギーを受信するステップと、そして第2の位置における受信時現状の電磁エネルギーを速度により選別することによって乱気流によって生じる電磁エネルギーの第2の変化を判定するステップとをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  44. 電磁エネルギーの第1の変化と電磁エネルギーの第2の変化とを関連付けるステップをさらに含む、請求項43に記載の方法。
  45. 第1の位置での電磁エネルギーの受信と第2の位置での電磁エネルギーの受信との間の時間差を計上することを含む関連付けるステップをさらに含み、時間差は速度と第1の位置と第2の位置との間の距離とによって決定する、請求項44に記載の方法。
  46. 電磁エネルギーを受信するステップは衛星から受信するステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  47. 電磁エネルギーの変化を判定するステップは、位相差、強度差、または周波数差の内の少なくとも1つを検知するステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  48. 乱気流の3次元モデルを作成するステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  49. 3次元モデルは断層撮影モデルである、請求項48に記載の方法。
  50. ネットワークを介して3次元モデルを配布するステップをさらに含む、請求項48に記載の方法。
  51. 3次元モデルを閲覧するステップ、またはこれを発行するステップの内の少なくとも一方をさらに含む、請求項48に記載の方法。
  52. 3次元モデルに関連する統計信頼区間を判定するステップをさらに含む、請求項48に記載の方法。
  53. 気象予報により3次元モデルを増強するステップをさらに含む、請求項48に記載の方法。
  54. 乱気流にてセンサにより乱気流データを回収するステップと、そしてデータにより3次元モデルを増強するステップとをさらに含む、請求項48に記載の方法。
  55. 乱気流は空港に関連する、請求項39に記載の方法。
  56. 電磁エネルギーの受信を低仰角にて受け付けるステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  57. 電磁エネルギーに変化を引き起こした乱気流を回避するステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  58. 電磁エネルギーに変化を引き起こした乱気流に基づき警告を発するステップをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  59. コンピュータに、
    複数の1次元乱気流測定値を受け付けさせ、複数の測定値の各々は経路に沿って取られ、複数の測定値の内の少なくとも1つの測定値は少なくとも1つの測定を行ったシステムに関連する速度のため調整される、
    経路の内の少なくとも2つの凡その交差を判定させ、
    凡その交差における乱気流の量を判定させ、
    凡その交差における乱気流の量を指摘させ、
    電離圏シンチレーションの影響を取り除くため複数の測定値を調整させる、実行可能命令を格納する、コンピュータ読み取り可能媒体。
  60. 位置は測定値の各々に関連づけられる、請求項59に記載の媒体。
  61. システムに関連する機首方位は測定値の各々に関連づけられる、請求項59に記載の媒体。
  62. 複数の測定値は複数のGPS信号から導き出される、請求項59に記載の媒体。
  63. 複数の1次元測定値は第1の複数であり、媒体はコンピュータに第2の複数の1次元乱気流測定値を受け付けさせる実行可能命令を格納する、請求項59に記載の媒体。
  64. コンピュータに第1の複数の測定値と第2の複数の測定値とを関連付けさせる実行可能命令を格納する、請求項63に記載の媒体。
  65. 第1の複数の測定値と第2の複数の測定値とはシステムの速度に関連する期間によって分離される、請求項63に記載の媒体。
  66. 複数の測定値は位相差、強度差、または周波数差の内の少なくとも1つから導き出される、請求項59に記載の媒体。
  67. 仰角は測定値の各々に関連づけられ、少なくとも1つの仰角は低い、請求項59に記載の媒体。
  68. モデルは断層撮影モデルである、請求項59に記載の媒体。
  69. コンピュータにモデルをあらかじめ選択された地理的限界に制限させる実行可能命令を格納する、請求項59に記載の媒体。
  70. コンピュータにモデルの外部の供給源から乱気流情報を受け付けさせ、且つ情報によりモデルを増強させる実行可能命令を格納する、請求項59に記載の媒体。
  71. 供給源は気象センサ、気象予報、エアデータセンサ、または慣性センサの内の少なくとも1つである、請求項70に記載の媒体。
  72. コンピュータに乱気流の量の指摘を表示するオーバーレイを作成させる実行可能命令を格納する、請求項59に記載の媒体。
  73. コンピュータに乱気流の量に関連する統計信頼区間を判定させる実行可能命令を格納する、請求項59に記載の媒体。
  74. コンピュータに、
    受信信号を受け付けさせ、ここで受信信号は入射電磁エネルギーに反応するアンテナによって生成され、電磁エネルギーは乱気流を被る経路に沿って進み、
    移動プラットフォームの速度を表す信号を受け付けさせ、アンテナと電磁エネルギーの供給源の内の少なくとも一方は移動プラットフォーム上にあり、
    供給源とアンテナとの相対的な動きに起因する受信信号に関連するシフトを取り除くことにより乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定するため、速度信号を用いて受信信号を処理させ、
    乱気流は電離圏乱気流と対流圏乱気流とを含み、電離圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を判定し、電離圏乱気流によって生じる電磁エネルギーの変化を用いて受信信号を処理させ、
    乱気流を表す信号を出力させる、実行可能命令を格納する、コンピュータ読み取り可能媒体。
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